JPH10250720A - 衣類運搬用包装箱 - Google Patents

衣類運搬用包装箱

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Publication number
JPH10250720A
JPH10250720A JP7446597A JP7446597A JPH10250720A JP H10250720 A JPH10250720 A JP H10250720A JP 7446597 A JP7446597 A JP 7446597A JP 7446597 A JP7446597 A JP 7446597A JP H10250720 A JPH10250720 A JP H10250720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
plate
lid
locking
continuously provided
Prior art date
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Pending
Application number
JP7446597A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Nagai
忠夫 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakatsugawa Packaging Industrial Co Ltd
Original Assignee
Nakatsugawa Packaging Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakatsugawa Packaging Industrial Co Ltd filed Critical Nakatsugawa Packaging Industrial Co Ltd
Priority to JP7446597A priority Critical patent/JPH10250720A/ja
Publication of JPH10250720A publication Critical patent/JPH10250720A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吊下孔を透設したハンガー吊下片を箱体と一
体の蓋板に連設して組み立て易く、ハンガー吊下片を確
実に保持できる衣類運搬用包装箱を提供する。 【解決手段】 吊下孔92を有するハンガー吊下片9
1を背面板8に連設した蓋片9に連設し、正面上半分板
1に連設した蓋片5に折込片51を連設し、正面下半分
板2を開放側の側板3に連設した小幅な縦枠片35に接
着し、ハンガー吊下片91の両側端部に係止溝部93を
開放側に向けて欠設し、両側板3,3の夫々上端中央部
に上下方向の係合孔61を透設した係止片6を連設し、
箱内側に折り返した係止片6の該係合孔端に、箱内側に
折曲したハンガー吊下片91の両側端の係止溝部93を
係着させることでハンガー吊下片91を係止片6で支持
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンガーに掛けた
状態で衣装を運搬できる衣類運搬用包装箱に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種段ボール製の衣類運搬用包
装箱は、中央上部にハンガー吊下用の棒体を取り付けて
ハンガー部としていたがその取り付けが面倒であると共
に、廃棄処分に問題があるため、最近、蓋板にハンガー
吊下孔を設けて箱体と一体に折曲形成できるものが使用
されている。しかしながら、この場合ハンガー吊下片は
単に蓋板の係止で保持された垂下状態のため、比較的軽
い衣類の運搬に適用でき、重い場合は破損し易くて耐久
性が劣るものである。この点、実公平5−9308号の
ように、ハンガー吊下片を補強支持するものもあるが、
その補強片の係合突起が外に突出することから外れ易く
て補強片のロックの確実性が疑問視されるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、ハン
ガー吊下孔を透設したハンガー吊下片を箱体と一体の蓋
板に連設して組み立て易く、ハンガー吊下片を確実に保
持できて耐久性に富む衣類運搬用包装箱を提供するもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、対向
する側板、正面板及び背面板で胴部を形成し、それらの
下に連設した底板で底部を形成すると共に、正面板及び
背面板の上端に夫々蓋部の半分の幅で連設した蓋片で蓋
部を形成し、吊下孔を透設したハンガー吊下片を背面板
に連設した蓋片に連設し、正面板の略上半分板を横開き
又は縦開き可能に切り込み形成すると共に、正面板に連
設した蓋片に折込片を連設した箱体とするものにおい
て、ハンガー吊下片の両側端部に係止溝部を開放側に向
けて欠設すると共に、両側板の夫々上端中央部に上下方
向の係合孔を透設した係止片を連設し、箱内側に折り返
した係止片の該係合孔端に、箱内側に折曲したハンガー
吊下片の両側端の係止溝部を係着させることで垂下状態
のハンガー吊下片を係止片で支持する構成の衣類運搬用
包装箱である。なお、正面板の略下半分を開放側の側板
に連設した小幅な正面縦枠片に接着したものにおいて、
正面上半分板を横開き可能に切り込み形成すると共に、
正面上半分板の開放側の下端に、正面下半分板への切り
込みで形成されるストッパ片を下向きに突設し、正面下
半分板の該ストッパ抜き空部を閉塞した正面縦枠片の裏
にストッパ片を屈曲配置して正面上半分板を閉塞係止さ
せる構成としてもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図示した形
態例で説明する。図1は図2で示す段ボール製衣類運搬
用包装箱の展開状態図であり、正面板を切り込みにより
上下二分して正面上半分板1と正面下半分板2とし、正
面板の横に側板3を折り目30を介して連設し、正面下
半分板2、側板3の下端に折り目21,31を介して底
片41、底フラップ42を連設している。
【0006】また、正面上半分板1の上端には折り目1
0を介して蓋板5を連設し、蓋板5には折り目50を介
して折込片51を連設している。さらに、側板3の上端
にはその中央部に係止片6を折り目60を介して上向き
に突設し、上下方向の係合孔61を係止片6に透設して
いる。また、係止片6を連設していない側板3の上端に
は折り目32を介して一対の分離した蓋フラップ7,7
が連設してあり、該蓋フラップ7の開放端には噛合片7
1が突設してある。
【0007】なお、正面上半分板1の開放側の下端に、
正面下半分板2への切り込み22で形成されるストッパ
片11を下向きに突設し、その少し上の正面上半分板1
の部位にストッパ片11を屈曲できる切り込み110及
び折り目111を施している。また、側板3の開放端部
には接合片33が連設してある。
【0008】8は背面板であり、その横に側板3を折り
目30を介して連設し、背面板8、側板3の下端に折り
目81,31を介して底片41、底フラップ42を連設
している。また、背面板8の上端には折り目80を介し
て蓋板9を連設し、蓋板9には折り目90を介してハン
ガー吊下片91を連設している。ハンガー吊下片91に
は多数のハンガー吊下孔92を透設している。ハンガー
吊下片91の両側端に係合溝部93を欠設して開放側に
開口させている。なお、別に補強用としてハンガー吊下
片91と同一構成の段ボール製のハンガー吊下板95を
設けている。
【0009】また、側板3の上端にはその中央部に係止
片6を折り目60を介して上向きに突設し、上下方向の
係合孔61を係止片6に透設している。さらに、係止片
6を連設していない側板3の上端には折り目32を介し
て一対の分離した蓋フラップ7,7が連設してあり、該
蓋フラップ7の開放端には噛合片71と噛み合う噛合孔
72が突設してある。
【0010】なお、側板3の開放側には折り目34を介
して小幅な正面縦枠片35が連設され、その上下の下半
分を上半分より少し大きな幅として切り込み22で形成
されるストッパ片11の抜き空部を閉塞できるようにし
ている。
【0011】なお、夫々の蓋板5,9の幅は蓋部の開口
部の半分の幅であり、一対の蓋フラップ7,7の分離間
隔はハンガー吊下片91とハンガー吊下板95及び折込
片51の三枚の段ボール板厚が挿通できる間隔である。
【0012】次にその組み立てを説明すると、まず、接
合片33と背面板8とをワイヤー止めし、図3のよう
に、各折り目で折曲し、正面縦枠片35の下半分に正面
下半分板2を接着して四角胴部を形成し、底片41及び
底フラップ42で底部を形成する。
【0013】ついで、対向する背面板側の蓋フラップ7
を折り曲げて噛合孔72に噛合片71を噛み合わせ、対
向する係止片6を内側に折り返し、蓋板9を折曲して蓋
フラップ7上に接合させる。さらに、図4及び図5のよ
うに、ハンガー吊下片91を折曲してその両側係合溝部
93を係合孔61の下端に係着させる。これにより、垂
下状態となっているハンガー吊下片91が係止片6で支
持されるのである。なお、必要があればハンガー吊下片
91を補強するためにハンガー吊下板95を接着しても
よい。
【0014】そして、正面板側の対向する蓋フラップ7
を折り曲げて噛合孔72に噛合片71を噛み合わせ、正
面上半分板1の蓋板9を折曲して蓋フラップ7上に接合
させると共に、折込片51を折曲して図6のように、ハ
ンガー吊下片91に接合させて蓋部を閉塞形成するので
ある。この際、折込片51の両側端が係止片6の係止孔
61に係合されてその閉塞状態が安定するが、必ずしも
折込片51の両側端が係止片6の係止孔61に係合され
ない構成としてもよい。
【0015】また、正面上半分板1はその開放側下端に
設けたストッパ片11を図2のように、正面に折曲した
縦枠片35の裏に折曲して押し込むことで正面上半分板
1が閉塞されるのである。
【0016】したがって、折込片51を上に抜き外すと
共に、指を縦枠片35の裏に入れてストッパ片11を引
き出すことで正面上半分板1が横開きし、この状態で、
図7のように、衣類を掛けたハンガーをハンガー吊下片
91の吊下孔92に係止し、再び折込片51を蓋フラッ
プ7の間に折曲すると共に、ストッパ片11を正面縦枠
片35の裏に押し込み係止して正面上半分板1を閉塞
し、この状態で運搬するのである。
【0017】本例によると、ハンガー吊下片91が胴板
と一体の蓋板9に連設されているため折曲だけで組み立
てることができ、しかも折曲した係止片6の係止孔61
でハンガー吊下片91の両端の係止溝93がロック状に
係着されるためハンガー吊下片91が確実に保持される
のである。特に、係止片6が弾性により上に回動復位し
ようとすると共に、ハンガー吊下片91も弾性により上
に回動復位しようとすることから両者の係着が強くなっ
て外れることがない。
【0018】また、正面上半分板1の開閉も簡単でその
閉塞状態をストッパ片11でロックできることから運搬
時に開いたりすることがないのである。
【0019】本例は上記の構成としたが、本発明におい
てはこれに限定されない。例えば、胴部及び底部の構成
は問わず、図8のように、一枚の展開状態に連設しても
よく、底部はアメリカンロック方式としてもよい。ま
た、ハンガー吊下片の形状及び吊下孔も適宜である。さ
らに係止片の形状も任意であり、その係止孔もハンガー
吊下片の両側端部に形成する係合溝部を係着できればよ
い。なお、正面板の略下半分を開放側の側板の端部に接
着してもよい。また、素材は問わず、段ボールの他、プ
ラスチック段ボール等でもよく、焼失できるものが最適
である。
【0020】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、ハンガー吊
下片が胴板と一体の蓋板に連設されているため折曲だけ
で組み立てることができ、しかも折曲した係止片の係止
孔でハンガー吊下片の両端の係止溝部がロック状に係着
されるためハンガー吊下片が確実に保持され、強度に耐
え得て耐久性が向上するのである。また、請求項2では
衣類の出し入れが簡単にでき、開閉する正面上半分板の
係脱が簡単にできるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の形態例の展開状態図である。
【図2】その組み立て状態の一部切欠した斜視図であ
る。
【図3】その箱体と底部を組み立てた状態の斜視図であ
る。
【図4】そのハンガー吊下片を折曲した要部の一部切欠
した斜視図である。
【図5】そのハンガー吊下片の係着を示す要部の拡大斜
視図である。
【図6】そのハンガー吊下片の係着を示す要部の拡大縦
断側面図である。
【図7】そのハンガー吊下片の係着を示す要部の拡大縦
断正面図である。
【図8】別例の展開状態図である。
【符号の説明】
1 正面上半分板 11 ストッパ片 2 正面下半分板 22 切り込み 3 側板 35 正面縦枠片 8 背面板 5,9 蓋片 6 係止片 61 係止孔 7 蓋フラップ 91 ハンガー吊下片 92 吊下孔 93 係合溝部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する側板、正面板及び背面板で胴部
    を形成し、それらの下に連設した底板で底部を形成する
    と共に、正面板及び背面板の上端に夫々蓋開口部の半分
    の幅で連設した蓋片9,5で蓋部を形成し、吊下孔92
    を透設したハンガー吊下片91を背面板8に連設した蓋
    片9に連設し、正面板の略上半分板1を横開き又は縦開
    き可能に切り込み形成すると共に、正面上半分板1に連
    設した蓋片5に折込片51を連設した箱体とするものに
    おいて、ハンガー吊下片91の両側端部に係止溝部93
    を開放側に向けて欠設すると共に、両側板3,3の夫々
    上端中央部に上下方向の係合孔61を透設した係止片6
    を連設し、箱内側に折り返した係止片6の該係合孔端
    に、箱内側に折曲したハンガー吊下片91の両側端の係
    止溝部93を係着させることで垂下状態のハンガー吊下
    片91を係止片6で支持することを特徴とする衣類運搬
    用包装箱。
  2. 【請求項2】 正面下半分板2を開放側の側板3に連設
    した小幅な正面縦枠片35に接着するものにおいて、正
    面上半分板1を横開き可能に切り込み形成すると共に、
    正面上半分板1の開放側の下端に、正面下半分板2への
    切り込み22で形成されるストッパ片11を下向きに突
    設し、正面下半分板2の該ストッパ抜き空部を閉塞した
    正面縦枠片35の裏にストッパ片11を屈曲配置して正
    面上半分板1を閉塞係止させる請求項1の衣類運搬用包
    装箱。
JP7446597A 1997-03-10 1997-03-10 衣類運搬用包装箱 Pending JPH10250720A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008064553A1 (fr) * 2006-12-01 2008-06-05 Gang Tan Boîte d'emballage dure à verrouillage réciproque et son procédé de fabrication

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008064553A1 (fr) * 2006-12-01 2008-06-05 Gang Tan Boîte d'emballage dure à verrouillage réciproque et son procédé de fabrication

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