JPH10250386A - 産業車両の給油口 - Google Patents

産業車両の給油口

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JPH10250386A
JPH10250386A JP5943897A JP5943897A JPH10250386A JP H10250386 A JPH10250386 A JP H10250386A JP 5943897 A JP5943897 A JP 5943897A JP 5943897 A JP5943897 A JP 5943897A JP H10250386 A JPH10250386 A JP H10250386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
industrial vehicle
supply port
filler
oil supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP5943897A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumasa Sano
泰將 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication of JPH10250386A publication Critical patent/JPH10250386A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンフード内に給油口を設けても、給油
操作等で垂れた燃料がエンジンルーム内に流れ込むこと
がない。 【解決手段】 給油口3を中央に突出形成したタンクカ
バー1に、給油口3の機台外側を向く一方向を残して3
方向から囲むようにコ字状のスピルガード2を立設し、
スピルガード2の底部をタンクカバー1に固着する。そ
して、タンクカバー1は、エンジンフード14内の燃料
タンク9の水平上面の所定位置にネジ止めされる。ま
た、エンジンフード14の前面を覆うスカート6に設け
られた給油操作するための給油窓7の内側には、窓枠に
沿ってスカート6とスピルガード2との隙間を塞ぐL字
状のガイド板8が突設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンを有する
産業車両に於て、給油口周囲に垂れた燃料がエンジンル
ームへ流れ込まないようにする技術に関するもので、特
にフォークリフト等のエンジンフード内に給油口を設け
た場合に、エンジンルームへの燃料の流れ込みを防止し
た産業車両の給油口に属する。
【0002】
【従来の技術】エンジンにより駆動するフォークリフト
の場合、エンジンを収納したエンジンルームの左右両側
にサイドフレームが配置され、燃料タンクは前記サイド
フレーム内に設けられ、その上面に給油口が取り付けら
れている。そして、エンジンルームはサイドフレームの
上面部分と共にエンジンフードで覆われている。図5,
図6は、この従来の燃料タンクの給油口を示す図であ
り、図5はエンジンフードの前方に給油口を配置した場
合を示し、(a)は給油口付近の斜視図であり、(b)
は給油口の位置を示すフォークリフトの側面図である。
この図に於いて、給油口3はのエンジンフード14の前
方となるサイドフレーム15の上面コーナ部に窪み部9
aを形成し、その中に給油口3を取り付けている。ま
た、9は燃料タンクである。このエンジンフード14の
前方は、運転者が乗降する場所でもあるため、この位置
に給油口3を設ける場合は、運転者の乗降の妨げになら
ないように突起部等が無いように設けなければならず、
窪み部9aを形成して、その中に給油口3を設けてい
る。
【0003】図6は燃料タンク9の上面でもあり、エン
ジンフード14内となる位置に給油口3を突出形成した
場合を示し、エンジンフード14の前面開口を閉塞する
ための遮蔽板であるスカート16に、給油口3に給油操
作するための給油窓18が設けられている。そして、ス
カート16の裏側には、エンジン部が給油窓18から見
えないように断面L字状の金属板からなるスピルガード
17が給油口3を囲むように溶接により取り付けられて
いる。尚、エンジンフード14の後ろ側は、図5の
(b)に示すようにカウンタウエイト13で閉塞されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5に示すよ
うな窪み部9aを設け、その中に給油口3を形成したも
のは、燃料垂れが発生しても、エンジンルーム側に流れ
込むことはないが、給油口が燃料タンク上面より低い位
置となるため、燃料タンクの容量を十分満たすことがで
きず、燃料タンクの上部空間は無駄なスペースとなって
いた。また、図6に示すように給油口3を燃料タンク上
面に突出形成したものは、燃料タンクの容量を最大限に
利用することはできるものの、給油口がエンジンフード
14内に設けられ、前記スピルガード17は、エンジン
ルームが給油窓18から直接見えないようにするカーテ
ンのような役目しかないために、燃料タンク9とスピル
ガード17との間に隙間を有しており、給油の際に垂れ
た燃料がエンジンルーム内に流れ込むことが考えられ、
その場合は引火する虞があり問題であった。
【0005】そこで、本発明はエンジンフード内に給油
口を設けた際に、給油時等に周囲に垂れた燃料がエンジ
ンルームに流れ込むことの無い産業車両の給油口を提供
することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明による産業車両の給油口は、機台に
形成されたエンジンルームの上部を、そのエンジンルー
ムに隣接された燃料タンクの水平上面部分と共にフード
で覆い、そのフードの前側開口を基台に立設した遮蔽板
により閉塞した産業車両にあって、前記燃料タンクのエ
ンジンフード内にあたる水平上面に給油口を設け、その
給油口の周りにおける燃料タンクの水平上面に、少なく
ともエンジンルーム側を囲んだ境界壁を立設する一方、
前記遮蔽板に給油窓を形成して構成される。
【0007】請求項2の発明による産業車両の給油口
は、前記境界壁が、給油口を3方向から囲み、機台外側
を向く1方向だけが開放されるようコ字状に形成された
構成である。
【0008】請求項3の発明による産業車両の給油口
は、前記給油窓の内周に、境界壁と遮蔽板との間の隙間
を塞ぐ帯状のガイド片を突出形成しして構成される。
【0009】請求項4の発明による産業車両の給油口
は、前記境界壁と給油口とが燃料タンクから分離可能な
板体上に形成され、その板体の少なくとも機台奥側とな
る1辺に機台外側に向けて下り傾斜を有した傾斜部を設
けて構成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態の1例を図面を基に詳細に説明する。図1の斜視図
に示すように、エンジンフード14内に設けられた給油
口3はタンクカバー1上に境界壁であるスピルガード2
と共に形成され、スカート6の給油窓7の内側にはガイ
ド板8が突設されている。図2は主要部を詳細に示す図
で、(a)は平面図、(b)は側面図である。タンクカ
バー1は金属製の板体であり、中央に給油口3が突出形
成され、燃料タンク9を内蔵するサイドフレーム15の
水平上面のエンジンフード14内の所定の位置にネジ止
め固着されている。また、境界壁であるスピルガード2
は給油口3を3方向から囲むように下部がコ字状に形成
されて底部がタンクカバー1に固着され立設されてい
る。従って、タンクカバー1は給油口3の機台外側とな
る車両の横方向を向く一方向のみ開放された形となって
いる。尚、4は燃料パイプ、5はリターンパイプであ
る。また、矢印Aは後方でもあるエンジンルーム側、B
は前方を示している。
【0011】この給油口3への給油操作はスカート6側
から行うようになっており、給油口3はスカート6側に
傾斜を有し、スカート6には給油窓7が穿設されてい
る。そのため、スピルガード2のスカート6側の1辺2
aは、給油を可能とするために、給油窓7の下辺より僅
かに低い高さで形成され、他の2辺2b,2cはエンジ
ンルームと給油口3とを完全に分離するように、高さが
給油窓7の上方に至るまで伸びている。このように構成
することで、給油時等に給油口3周辺のエンジンフード
内に垂れた燃料は、エンジンルームの方へ流れ出すこと
がないし、開放された機台外側のみに流れ出る事ができ
る。
【0012】図3はスカートを示し、(a)は平面図、
(b)は裏面図、そして(c)は側面図である。図示す
るように、給油窓7は給油口3の位置に合わせて穿設さ
れ、その内側には帯状のガイド板8がL字状に設けられ
ている。このガイド板8は、スピルガード2とスカート
6との間に生ずる隙間を塞ぎ、給油の際に垂れた燃料が
隙間からエンジンルームの方へ流れ込まないようにして
いるもので、給油窓7のエンジンルーム側の側辺と下辺
とに連続して設けてある。こうすることで、給油窓7付
近で垂れた燃料もスピルガード2で囲まれた給油口3側
に確実に流れ込むため、エンジンルームに流れ込むこと
が無い。
【0013】図4は本発明の他の実施の形態を示すもの
で、タンクカバー11の機台奥側となる1辺に基台外側
に向けて下り傾斜を有する傾斜部12を設けてある。こ
うすることで、垂れてスピルガードの内側に流れ込んだ
燃料がタンクカバー上に留まる事無くスムーズに機台外
側に流れ出て行くことができる。ただし、この図ではス
ピルガードは省略してある。尚、この傾斜部は、図4で
はタンクカバー11の一部のみに設けているが、タンク
カバー全体が車両外側に向けて下り傾斜を有するように
しても良い。また、上記実施の形態においては、境界壁
であるスピルガードを燃料タンクに直接形成してはいな
いが、燃料タンクに直接形成しても良く、本発明の趣旨
を逸脱しない範囲で各部の形状並びに構成を適宜変更し
て実施することも可能である。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、エンジンフード内に給油口を設けても、給油時
等に給油口周囲に垂れた燃料がエンジンルームに流れ込
むことが無い。
【0015】請求項2の発明によれば、給油口周囲の燃
料垂れは機台外側にのみ流れ出ることができる。
【0016】請求項3の発明によれば、給油窓近辺で燃
料垂れがあってもエンジンルームへ流れ込むことがな
い。
【0017】請求項4の発明によれば、垂れた燃料が留
まることなく速やかに機台外側に流れ出る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の産業車両の給油口の実施の形態の1例
を示す斜視図である。
【図2】図1の産業車両の給油口の主要部を具体的に示
す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図3】図1のエンジンフード前面のスカートを示す図
であり、(a)は平面図、(b)は裏面図、(c)は側
面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す正面説明図であ
る。
【図5】従来の産業車両の給油口を示し、(a)は給油
口をエンジンフード前方に設けた斜視説明図であり、
(b)は(a)の給油口の位置を示すフォークリフトの
側面説明図である。
【図6】従来の産業車両の給油口を示し、給油口をエン
ジンフード内に設けた斜視説明図である。
【符号の説明】
1・・タンクカバー、2・・スピルガード、3・・給油
口、6・・スカート、7・・給油窓、8・・ガイド板、
9・・燃料タンク、11・・タンクカバー、12・・傾
斜部、14・・エンジンフード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機台に形成されたエンジンルームの上部
    を、そのエンジンルームに隣接された燃料タンクの水平
    上面部分と共にフードで覆い、そのフードの前側開口を
    基台に立設した遮蔽板により閉塞した産業車両にあっ
    て、前記燃料タンクのエンジンフード内にあたる水平上
    面に給油口を設け、その給油口の周りにおける燃料タン
    クの水平上面に、少なくともエンジンルーム側を囲んだ
    境界壁を立設する一方、前記遮蔽板に給油窓を形成した
    産業車両の給油口。
  2. 【請求項2】 前記境界壁が、給油口を3方向から囲
    み、機台外側を向く1方向だけが開放されるようコ字状
    に形成された請求項1に記載の産業車両の給油口。
  3. 【請求項3】 前記給油窓の内周に、境界壁と遮蔽板と
    の間の隙間を塞ぐ帯状のガイド片を突出形成した請求項
    1,2に記載の産業車両の給油口。
  4. 【請求項4】 前記境界壁と給油口とが燃料タンクから
    分離可能な板体上に形成され、その板体の少なくとも機
    台奥側となる1辺に機台外側に向けて下り傾斜を有した
    傾斜部を設けた請求項1,2又は3に記載の産業車両の
    給油口。
JP5943897A 1997-03-13 1997-03-13 産業車両の給油口 Pending JPH10250386A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005289119A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 作業車両におけるタンクのカバー構造
US7243949B2 (en) * 2002-12-30 2007-07-17 Dana Corporation Structural member for vehicle body and frame assembly including internal air tank

Cited By (3)

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JP4653410B2 (ja) * 2004-03-31 2011-03-16 三菱農機株式会社 作業車両におけるタンクのカバー構造

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