JPH10250372A - ウエザーストリップ - Google Patents

ウエザーストリップ

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Publication number
JPH10250372A
JPH10250372A JP9082144A JP8214497A JPH10250372A JP H10250372 A JPH10250372 A JP H10250372A JP 9082144 A JP9082144 A JP 9082144A JP 8214497 A JP8214497 A JP 8214497A JP H10250372 A JPH10250372 A JP H10250372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening edge
body opening
seal lip
sponge material
sound isolation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9082144A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Baba
英一 馬場
Yoshihiro Obara
義弘 小原
Hiroyuki Iishi
博之 伊石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority to JP9082144A priority Critical patent/JPH10250372A/ja
Publication of JPH10250372A publication Critical patent/JPH10250372A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮音効果を有し、且つ外観のよいウエザース
トリップを提供する。 【解決手段】 自動車のドアサッシュ2に取付け、中空
シール部6b及びシールリップ6cをそれぞれボディ開
口縁部1と弾接させる如く構成したウエザーストリップ
であって、スポンジ材よりなるシールリップ6cの内に
硬質材または高比重スポンジ材よりなる遮音片6dを埋
設したものであって、それによって遮音性が向上し、し
かも遮音片6dは外から見えず、しかもボディ開口縁部
1と長期間接触したり、摩擦し合うこともなく、優れた
外観が常に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、自動車のドアサ
ッシュに取付け、ボディ開口縁部との間をシールするウ
エザーストリップの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、自動車のドアサッシュに取付
け、ボディ開口縁部との間をシールするウエザーストリ
ップとして、図1及び図2に示すように、ドアサッシュ
2のリテーナー2aに嵌着する基底部3aに、ボディ開
口縁部1と弾接させる中空シール部3b及びシールリッ
プ3cをそれぞれ一体に形成したものが使用されてい
る。しかしながら、自動車を構成する種々の部品を通し
て、車外Pで発生する騒音が室内Q側に透過し、乗って
いてうるさく感じると言う問題がある。
【0003】騒音が透過する部品の一つがウエザースト
リップ3であって、その原因は図2の矢印Nに示すよう
にスポンジ材よりなるシールリップ3c及び中空シール
部3bを通って騒音が室内Qに入ることにある。その防
音策として、図1、図3及び図4に示すように、シール
リップ4cの内面又はシールリップ5cの外面に硬質材
または高密度スポンジ材よりなる遮音層4d,5dを形
成し、騒音の透過量を低減したものもあるが、図3の内
面に形成した遮音層4dは、ボディ開口縁部1と長期間
接触したり、繰返し摩擦し合う間に、ボディ開口縁部1
を汚染し、また図4の外面に形成した遮音層4dは外部
から見えるため、特に型成形部において色差を生じ、そ
れによって外観が損われるという問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 解決しようとする課
題は、従来のウエザーストリップは、そのままではそれ
ぞれスポンジ材よりなる中空シール部3b及びシールリ
ップ3cを通って騒音が室内に入ること、防音策とし
て、シールリップ4c,5cの内面又は外面に高密度の
遮音層4d,5dを形成したものは、遮断層4dがボデ
ィ開口縁部1を汚染したり、遮音層5dが外から見え、
それによって外観が損われたりすることであって、本発
明は、遮音効果を有し、且つ外観もよいウエザーストリ
ップを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明のウエザースト
リップは、図1及び図5に示す如く、自動車のドアサッ
シュ2に取付け、中空シール部6b及びシールリップ6
cをそれぞれボディ開口縁部1と弾接させる如く構成し
たウエザーストリップであって、スポンジ材よりなるシ
ールリップ6c内に硬質材または高比重スポンジ材より
なる遮音片6dを埋設したものである。
【0006】本発明によれば、車外で発生する騒音は先
ずスポンジ材よりなる本体で吸音され、次いで硬質材ま
たは高比重スポンジ材よりなる遮音片6dで遮断される
ため、車外Pで発生する騒音のシールリップ6cを通じ
て透過する量がかなり低減される。しかも遮音片6dを
埋設してあるため、遮音片6dは外から見えず、また、
ボディ開口縁部1と長期間接触したり、摩擦し合うこと
もなく、従ってそれによって外観が損われることもな
い。
【0007】
【発明の実施の形態】 本発明の実施の形態例につい
て、図1及び図5により説明すると、1は車両のボディ
開口縁部、2はドアサッシュ、6はそのドアサッシュ2
に取付けたウエザーストリップであって、次のように構
成される。
【0008】6aはドアサッシュ2のリテーナー2aに
嵌着されるスポンジ材よりなる基底部、6bはその基底
部6aの室内Q側に一体に形成した中空シール部であっ
て、スポンジ材よりなり、ボディ開口縁部1の室内Q側
の面と弾接し、ボディ開口縁部1とドアサッシュ2との
間を一次的にシールするものである。
【0009】6cは前記基底部6aの車外P側に一体に
形成したシールリップであって、本体はスポンジ材より
なり、内部に硬質材または高比重スポンジ材よりなる遮
音片6dを埋設してあり、ボディ開口縁部1の車外P側
の面と弾接し、ボディ開口縁部1とドアサッシュ2との
間を二次的にシールするものである。
【0010】ここで、硬質材とはJIS A高度が55度〜80
度のソリッドゴムが、高比重スポンジ材とは、比重0.9
〜1.0のスポンジゴムが好ましい。
【0011】作用について説明すると、ドアを閉じた状
態では、中空シール部6bがボディ開口縁部1の室内Q
側の面と弾接し、シールリップ6cがボディ開口縁部1
の車外P側の面と弾接し、両者によってボディ開口縁部
1とドアサッシュ2との間をシールされる。その際、車
外Pで発生する騒音は、先ずスポンジ材よりなるシール
リップ6c本体で吸音され、次いで硬質材または高比重
スポンジ材よりなる遮音片6dで遮断されるため、図6
及び図7に示すように、車外Pで発生する騒音のシール
リップ6cを通じて室内Qに透過する量はかなり低減さ
れる。
【0012】また、ここで実際に透過音を測定した時に
使用した遮音材は、EPDMゴムを主材とするJIS A硬
度75度のソリッドゴムである。
【0013】しかも遮音片6dはスポンジ材よりなるシ
ールリップ6cに埋設してあるため、遮音片6dは外か
ら見えず、またボディ開口縁部1と長期間接触したり、
摩擦し合うこともない。従って型成形部において色差に
よる違和感を生じたり、ボディ開口縁部1が汚染された
りすることもなく、優れた外観が常に保持される。
【0014】
【発明の効果】 本発明は以上のように構成されるた
め、車外Pで発生する騒音のシールリップ6cを通じて
室内Qに透過する量はかなり低減され、乗っていてうる
ささを感じる度合が従来例に比べてかなり低減される。
しかも、型成形部において色差による違和感を生じた
り、ボディ開口縁部1が汚染されたりすることもなく、
優れた外観が常に保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動車の側面図である。
【図2】 従来例を示す図1のX−X線断面図である。
【図3】 2番目の従来例を示す図1のX−X線断面図
である。
【図4】 3番目の従来例を示す図1のX−X線断面図
である。
【図5】 本発明の実施の形態例を示す図1のX−X線
断面図である。
【図6】 本発明の遮音効果を示す騒音透過損失量の周
波数特性を示すグラフである。
【図7】 図6の透過損失量の総括値を示す柱状グラフ
である。
【符号の説明】
1 ボディ開口縁部 2 ドアサッシュ 2a リテーナー 3 ウエザーストリップ 3a 基底部 3b 中空シール部 3c シールリップ 4c シールリップ 4d 遮音層 5c シールリップ 5d 遮音層 6 ウエザーストリップ 6a 基底部 6b 中空シール部 6c シールリップ 6d 遮音片 N 音の進入方向 P 車外 Q 室内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドアサッシュ(2)に取付け、
    中空シール部(6b)及びシールリップ(6c)をそれ
    ぞれボディ開口縁部(1)と弾接させる如く構成したウ
    エザーストリップであって、スポンジ材よりなるシール
    リップ(6c)の内に硬質材または高比重スポンジ材よ
    りなる遮音片(6d)を埋設したことを特徴とするウエ
    ザーストリップ。
JP9082144A 1997-03-13 1997-03-13 ウエザーストリップ Pending JPH10250372A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9082144A JPH10250372A (ja) 1997-03-13 1997-03-13 ウエザーストリップ

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JP9082144A JPH10250372A (ja) 1997-03-13 1997-03-13 ウエザーストリップ

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Publication Number Publication Date
JPH10250372A true JPH10250372A (ja) 1998-09-22

Family

ID=13766245

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JP9082144A Pending JPH10250372A (ja) 1997-03-13 1997-03-13 ウエザーストリップ

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JP (1) JPH10250372A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001301469A (ja) * 2000-04-26 2001-10-31 Hayashi Gijutsu Kenkyusho:Kk 自動車用ウェザーストリップ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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