JP3877633B2 - ドアウェザストリップ - Google Patents

ドアウェザストリップ Download PDF

Info

Publication number
JP3877633B2
JP3877633B2 JP2002112220A JP2002112220A JP3877633B2 JP 3877633 B2 JP3877633 B2 JP 3877633B2 JP 2002112220 A JP2002112220 A JP 2002112220A JP 2002112220 A JP2002112220 A JP 2002112220A JP 3877633 B2 JP3877633 B2 JP 3877633B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weather strip
door
door weather
seal lip
contact member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002112220A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003306042A (ja
Inventor
裕 橋本
茂明 黒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority to JP2002112220A priority Critical patent/JP3877633B2/ja
Publication of JP2003306042A publication Critical patent/JP2003306042A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3877633B2 publication Critical patent/JP3877633B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車のドアフレームの外周端面に沿って固定されるドアウェザストリップの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5に示したように、自動車の各ドアフレームDFの外周端面に沿って固定される従来のドアウェザストリップ1は、例えばエチレンプロピレンゴム等のような合成ゴムから成る比較的低発泡(0.5〜0.8g/cm3)のスポンジゴム材を押出成形して成り、その代表的な構造は、前記ドアフレームDFの外周端面にリテーナRを介して固定される基底部2と、車内寄りの前記基底部2からボディパネルBPに向けて突設された中空状シール部3と、車外寄りの前記基底部2のから前記ボディパネルBPに向けて突設されたシールリップ部4と、必要に応じて更に、前記シールリップ部4の車外寄り側面に突設されたサブシールリップ部5とを一体的に押出成形して成っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のドアウェザストリップ1は、前記ドアの閉止時に前記ボディパネルBPによって圧縮され、弾性変形する前記中空状シール部3と前記シールリップ部4は、図5の丸印で示した各対向面の接触個所6で前述したように比較的低発泡のスポンジゴム材のために比較的硬い材料同士が接触して、可成り耳障りな接触音を発生させ易い欠点があった。
【0004】
本発明は、前述した従来技術の問題点を解消し、比較的コンパクトな構造を以って前記中空状シール部と前記シールリップ部の各対向面接触個所における耳障りな接触音の発生を抑制するドアウェザストリップを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のかかる目的は、各ドアフレームの外周端面に沿って固定される基底部と、車内寄りの前記基底部からボディパネルに向けて突設された中空状シール部と、車外寄りの前記基底部のから前記ボディパネルに向けて突設されたシールリップ部とを一体的に押出成形して成り、自動車の各ドア周辺に装着されるドアウェザストリップであって、前記ドアの閉止時に当接する前記中空状シール部と前記シールリップ部との対向面に密度0.05〜0.4g/cm 3 の高発泡スポンジから成る高発泡スポンジ当接部材を配設してドア閉止時に前記中空状シール部と前記シールリップ部が当接して成ることを特徴とするドアウェザストリップによって達成される。
【0006】
前記高発泡スポンジ当接部材が前記中空状シール部に一体成形されて成ることを特徴とするドアウェザストリップによって達成される。
【0007】
前記高発泡スポンジ当接部材が前記シールリップ部に一体成形されて成ることを特徴とするドアウェザストリップによって達成される。
【0008】
前記高発泡スポンジ当接部材が前記中空状シール部と前記シールリップ部との間を架橋するように一体成形されて成ることを特徴とするドアウェザストリップによって達成される。
【0009】
【作用】
本発明のドアウェザストリップは、前記各ドアフレームの外周端面に沿って固定される前記基底部と、車内寄りの前記基底部から前記ボディパネルに向けて突設された前記中空状シール部と、車外寄りの前記基底部のから前記ボディパネルに向けて突設された前記シールリップ部とを一体的に押出成形して成り、前記自動車の前記各ドア周辺に装着される前記ドアウェザストリップであって、前記ドアの閉止時に当接する前記中空状シール部と前記シールリップ部との対向面に前記密度0.05〜0.4g/cm 3 の高発泡スポンジから成る高発泡スポンジ当接部材を、何れか一方の対向面あるいは両対向面に架橋させて配設して成るので、硬い材料同士の接触が避けられ、その結果、耳障りな接触音の発生が抑制される
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明のドアウェザストリップの一実施態様について、添付した図面に基づき以下に詳述する。図1は本発明に基づくドアウェザストリップ10の装着状態にある要部を示す横断面図であり、図2〜図4は本発明に基づくドアウェザストリップ10の各実施態様の要部を示す横断面図である
【0011】
図1及び図2から明らかなように、本発明に基づくドアウェザストリップ10において後述する高発泡スポンジ当接部材11,12,13を除く他の部材は、従来のドアウェザストリップ1と実質的に同等の構成と作用効果を有するので、同一の符号を引用して説明する
【0012】
即ち、自動車の各ドアフレームDFの外周端面に沿って固定される本発明に基づくドアウェザストリップ10は、例えばエチレンプロピレンゴム等のような合成ゴムから成る比較的低発泡(0.5〜0.8g/cm3)のスポンジゴム材を押出成形して成り、その代表的な構造は、前記ドアフレームDFの外周端面にリテーナRを介して固定される基底部2と、車内寄りの前記基底部2からボディパネルBPに向けて突設された中空状シール部3と、車外寄りの前記基底部2のから前記ボディパネルBPに向けて突設されたシールリップ部4と、必要に応じて更に、前記シールリップ部4の車外寄り側面に突設されたサブシールリップ部5とを一体的に押出成形して成っている。
【0013】
更に、本発明に基づくドアウェザストリップ10は、前記ドアの閉止時に当接する前記中空状シール部3が前記シールリップ部4との対向面に前記高発泡スポンジ当接部材11を共押出成形で一体的に突設して成り、硬い材料同士の接触が避けられ、その結果、耳障りな接触音の発生が抑制される。
【0014】
また、本発明に基づくドアウェザストリップ10は、図3に示したように、前記シールリップ部4が前記中空状シール部3との対向面に高発泡スポンジ当接部材12を共押出成形で一体的に成形して、硬い材料同士の接触を避けるように変更することも可能である。
【0015】
更に、本発明に基づくドアウェザストリップ10は、図4に示したように、前記中空状シール部と前記シールリップ部との間を架橋するように高発泡スポンジ当接部材13を共押出成形で一体的に成形して、硬い材料同士の接触を避けるように変更することも可能である。又、基底部、中空状シール部、シールリップ部、サブシールリップ部の比較的低発泡スポンジとして適用可能な材質としては、ゴムの他では樹脂をあげる事ができる。
【0016】
更に、前記高発泡スポンジ当接部材11,12,13は、密度0.05〜0.4g/cm3の高発泡スポンジゴムから成ることが好ましい。高発泡スポンジとして適用可能な材質としては、ゴムと樹脂をあげる事ができる。また本発明の実施の形態例では、サッシュドア車に装着するウェザストリップについても同様に適用可能である。
【0017】
【発明の効果】
以上、記述した本発明のドアウェザストリップは、次に記すような新規な効果を奏するものである。即ち、本発明のドアウェザストリップは、前記各ドアフレームの外周端面に沿って固定される前記基底部と、車内寄りの前記基底部から前記ボディパネルに向けて突設された前記中空状シール部と、車外寄りの前記基底部のから前記ボディパネルに向けて突設された前記シールリップ部とを一体的に押出成形して成り、前記自動車の前記各ドア周辺に装着される前記ドアウェザストリップであって、前記ドアの閉止時に当接する前記中空状シール部と前記シールリップ部との対向面に前記高発泡スポンジ当接部材を、何れか一方の対向面あるいは両対向面に架橋させて配設して成るので、硬い材料同士の接触が避けられ、その結果、耳障りな接触音の発生を抑制することが可能になった。
高発泡スポンジの密度は、0.05g/cm3未満では共押出成形製造する際に安定して製造する事が困難である。又、高発泡スポンジの密度は、0.4g/cm3を越えると、ドア閉時に、中空状シール部とシールリップ部が当接した際、接触音の発生を防止できない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくドアウェザストリップの装着状態にある要部を示す横断面図である。
【図2】本発明に基づくドアウェザストリップの一実施態様の要部を示す横断面図である。
【図3】本発明に基づくドアウェザストリップの他の実施態様の要部を示す横断面図である。
【図4】本発明に基づくドアウェザストリップの別の実施態様の要部を示す横断面図である。
【図5】従来のドアウェザストリップの装着状態にある要部を示す横断面図である。正常状態の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 従来のドアウェザストリップ
2 基底部
3 中空状シール部
4 シールリップ部
5 サブシールリップ部
10 本発明に基づくドアウェザストリップ
11 高発泡スポンジ当接部材
12 高発泡スポンジ当接部材
13 高発泡スポンジ当接部材
DF ドアフレーム
BP ボディパネル
R リテーナ

Claims (4)

  1. 各ドアフレーム(DF)の外周端面に沿って固定される基底部(2)と、車内寄りの前記基底部(2)からボディパネル(BP)に向けて突設された中空状シール部(3)と、車外寄りの前記基底部(2)のから前記ボディパネル(BP)に向けて突設されたシールリップ部(4)とを一体的に押出成形して成り、自動車の各ドア周辺に装着されるドアウェザストリップ(10)であって、前記ドアの閉止時に当接する前記中空状シール部(3)と前記シールリップ部(4)との対向面に密度0.05〜0.4g/cm 3 の高発泡スポンジから成る高発泡スポンジ当接部材(11,12,13)を配設してドア閉止時に前記中空状シール部(3)と前記シールリップ部(4)が当接して成ることを特徴とするドアウェザストリップ。
  2. 前記高発泡スポンジ当接部材(11)が前記中空状シール部(3)に一体成形されて成ることを特徴とする請求項1に記載のドアウェザストリップ。
  3. 前記高発泡スポンジ当接部材(11)が前記シールリップ部(4)に一体成形されて成ることを特徴とする請求項1に記載のドアウェザストリップ。
  4. 前記高発泡スポンジ当接部材(13)が前記中空状シール部(3)と前記シールリップ部(4)との間を架橋するように一体成形されて成ることを特徴とする請求項1に記載のドアウェザストリップ。
JP2002112220A 2002-04-15 2002-04-15 ドアウェザストリップ Expired - Fee Related JP3877633B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002112220A JP3877633B2 (ja) 2002-04-15 2002-04-15 ドアウェザストリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002112220A JP3877633B2 (ja) 2002-04-15 2002-04-15 ドアウェザストリップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003306042A JP2003306042A (ja) 2003-10-28
JP3877633B2 true JP3877633B2 (ja) 2007-02-07

Family

ID=29394789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002112220A Expired - Fee Related JP3877633B2 (ja) 2002-04-15 2002-04-15 ドアウェザストリップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3877633B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003306042A (ja) 2003-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4344809B2 (ja) ドアウエザストリップ
JP2006182251A (ja) 自動車用ウエザストリップ
JP2007076441A (ja) ガラスラン
JP2005271677A (ja) ガラスラン
JP3877633B2 (ja) ドアウェザストリップ
JP3864335B2 (ja) 自動車用ドアウエザーストリップ
JP2002103985A (ja) シールリップ付ドアウエザーストリップ
JP4434077B2 (ja) ウエザストリップ及びその製造方法
JP4224764B2 (ja) オープニングトリムウエザストリップ
JP2001130265A (ja) 自動車用グラスラン
JP4401732B2 (ja) バンパー付ウエザーストリップ
JP3674816B2 (ja) ウェザストリップ
JPH1016561A (ja) 自動車用ウエザストリップ
JP3917762B2 (ja) サッシュ付ドア車のシール構造
JP2001206166A (ja) 遮音性ウエザーストリップ
JP3934003B2 (ja) ウエザーストリップ
JP2004106670A (ja) ドアウエザーストリップ
JP2002307940A (ja) ウインドモール及びその製造方法
JP2003182374A (ja) 自動車のドアウェザーストリップ
JP2006335110A (ja) ガラスラン
JP3311225B2 (ja) ウインドモール
JP2003200737A (ja) 自動車用ウェザーストリップ
JPH0228972Y2 (ja)
JP3765027B2 (ja) 遮音機能付きウェザーストリップ
JP3600410B2 (ja) ウェザストリップ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040617

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040803

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040803

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060901

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061031

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091110

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101110

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111110

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees