JPH10250358A - 風向調整装置 - Google Patents

風向調整装置

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Publication number
JPH10250358A
JPH10250358A JP6891897A JP6891897A JPH10250358A JP H10250358 A JPH10250358 A JP H10250358A JP 6891897 A JP6891897 A JP 6891897A JP 6891897 A JP6891897 A JP 6891897A JP H10250358 A JPH10250358 A JP H10250358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
stopper
louver
adjusting device
movable louver
Prior art date
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Pending
Application number
JP6891897A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Akiyama
貴弘 秋山
Hidehiko Osada
秀彦 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP6891897A priority Critical patent/JPH10250358A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調装置の吹出し口に取り付けて空調装置か
ら吹き出される風の向きを調整する風向調整装置に関
し、簡易な金型構造および簡易な組み立て加工が可能な
風向調整装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ハウジング1内に複数の連動回動する可
動ルーバー4を並設した風向調整装置において、ハウジ
ングの後端縁に切欠部11を形成し、可動ルーバーの下
端部後縁に最大回動位置で切欠部の後端縁または側縁1
1a,11bと当接するストッパ9を形成したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調装置の吹出し
口に取り付けて空調装置から吹き出される風の向きを調
整する風向調整装置に関し、特に自動車などの空調用ベ
ンチレータにおける風向調整装置に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車のダッシュボードに嵌
め込んだ空調ケース体内に、上下方向に揺動自在にハウ
ジングを取り付け、さらにハウジング内に左右方向に回
動自在に複数の羽板からなるルーバーを取り付け、空調
装置から吹き出される風を上下左右の所望方向に吹き出
させるようにした風向調整装置が知られている(例えば
実開平4−18245号)。
【0003】図12は、このような従来の風向調整装置
の正面図で、図13は、そのC−C線上の横断面図であ
る。この風向調整装置は、前面および後面を開口した長
方形枠体状のハウジング11の前部に、横方向に取り付
けた複数の羽板状のルーバー12が固定して並設されて
いる。
【0004】また、ルーバー12の後方には、縦方向に
複数の羽板状のルーバー13がハウジング11の下壁部
11aおよび上壁部11bに設けた支軸14によって回
動自在に並設されている。各ルーバー13の後端縁の下
部には、リンク15が軸着連結されており、中央のルー
バー13aの前部には操作用ノブ16が設けられてい
る。また、ハウジング11の側壁部11c,11dに
は、それぞれ軸部17が外方に向って突設され、図示せ
ぬ空調ケース体内に揺動自在に軸架されるようになって
いる。
【0005】また、ハウジング11の下壁部11a上に
は、中央のルーバー13aの下部の支軸14の両側に位
置し、かつ軸芯に対称に一対の扇形状または台形状のス
トッパ19が設けられている。そして、このストッパ1
9の前端面19aおよび後端面19bの傾斜面がルーバ
ー13aのストッパ面となっている。
【0006】操作用ノブ16を左方向または右方向に操
作して中央のルーバー13aを回動すると、リンク15
を介して他の後方のルーバー13が連動して回動する。
中央のルーバー13aの下部が支軸14の両側において
両ストッパ19の前端面19aおよび後端面19bに同
時に当接すると、ルーバー13aは最大傾斜角度に設定
される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の風向調
整装置では、ハウジング11の下壁部11a上に扇形状
または台形状のストッパ19を設ける必要があるため、
このストッパ19を別体として成形する場合は、ハウジ
ング11への組み立て加工が必要であり、ハウジング1
1の金型のほかにストッパ19の金型が必要になるた
め、製造コストが上昇するという不都合がある。
【0008】また、一体成形する場合は、ストッパ19
がハウジング11に対して内側のアンダーカットになる
ため、金型構造が複雑になり全自動成形も難しくなるの
で、この場合も製造コストが上昇するという不都合があ
る。
【0009】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、簡易な金型構造および簡易な
組み立て加工が可能な風向調整装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
風向調整装置は、ハウジング内に複数の連動回動する可
動ルーバーを並設した風向調整装置において、可動ルー
バーの下端部後縁に最大回動位置でハウジングの後端縁
と当接するストッパを形成したものである。
【0011】また、本発明の請求項2記載の風向調整装
置は、ハウジング内に複数の連動回動する可動ルーバー
を並設した風向調整装置において、ハウジングの後端縁
に切欠部を形成し、可動ルーバーの下端部後縁に最大回
動位置で切欠部の後端縁または側縁と当接するストッパ
を形成したものである。
【0012】また、本発明の請求項3記載の風向調整装
置は、請求項2に記載の発明において、ハウジングの後
端縁に形成する切欠部は、可動ルーバーを軸支する支軸
部を中心として扇形状に形成し、可動ルーバーのストッ
パは最大回動位置で扇形状の切欠部の側縁と当接するよ
うに形成したものである。
【0013】また、本発明の請求項4記載の風向調整装
置は、請求項1または2記載の発明において、可動ルー
バーの下端部に鍔状のフランジを形成し、このフランジ
にストッパおよび回動軸を形成したものである。
【0014】本発明によれば、可動ルーバーの下端部後
縁にストッパを一体的に形成したので、ハウジング内に
ストッパを設ける必要がなく、可動ルーバーをハウジン
グ内に取り付けるだけでよい。そして、可動ルーバーは
ストッパがハウジングの後端縁に直接当接する範囲内
で、あるいはハウジングの後端縁に設けた切欠部の後端
縁または側縁と当接する範囲内で、あるいはハウジング
の後端縁に設けた扇形の切欠部の側縁と当接する範囲内
で、それぞれ回動することになる。
【0015】また、本発明によれば、可動ルーバーの下
端縁に鍔状にフランジを形成し、このフランジに回動軸
およびストッパを形成するようにしたので、回動軸およ
びストッパの取り付け強度を強化することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1および図2は、本発明による
風向調整装置の一実施の形態を示す外観斜視図で、図1
は前方から、図2は後方から見た図である。また、図3
は図2のA−A線上の縦断面図である。
【0017】これらの図において、ハウジング1は前面
および後面を開口した長方形状の枠体からなり、前部に
は横方向に複数の羽板状の固定ルーバー2が取り付けら
れている。また、ハウジング1の側壁1a,1bには、
それぞれ軸部3が外方に向って突設されており、図示せ
ぬ空調ケース体内に揺動自在に軸架されるようになって
いる。
【0018】また、固定ルーバー2の後方には縦方向に
複数(この例では3枚)の羽板状の可動ルーバー4がハ
ウジング1の上壁部1cおよび下壁部1dに設けた回転
軸を中心に左右方向に回動自在に並設されている。すな
わち、ハウジング1の上壁部1cおよび下壁部1dに設
けた支軸部としての軸孔5aおよび5bに、可動ルーバ
ー4の上端部および下端部に設けた回動軸6aおよび6
bを嵌合し、各可動ルーバー4を回動自在に取り付けて
いる。
【0019】また、各可動ルーバー4の後端央部には、
リンク7が軸着連結されており、中央の可動ルーバー4
aの前部には操作用ノブ8が設けられている。また、各
可動ルーバー4はその後端縁がハウジング1の後端縁よ
り後方に延長して取り付けられており、中央の可動ルー
バー4aの下端部後縁にはストッパ9が下方に突設され
ている。
【0020】また、ハウジング1の下壁部1dの後端縁
には、扇形状の切欠部11が設けられている。この切欠
部11は、中央の可動ルーバー4aの軸孔5bの中心を
扇の要とする一対の側縁11a,11bを有している。
【0021】図4は、中央の可動ルーバー4aの下端部
を下方から見た斜視図で、鍔状に形成したフランジ10
に回動軸6bおよびストッパ9が取り付けられた様子を
示している。フランジ10を設けることによって回動軸
6bおよびストッパ9の取り付け強度を補強するように
している。
【0022】図5は、ハウジング1のみを示す後方斜視
図で、下壁部1dの後端縁に扇形状の切欠部11が設け
られた様子を示している。この切欠部11は中央の可動
ルーバー4aの軸孔5bの中心を扇の要として開いた一
対の側縁11a,11bを有している。可動ルーバー4
aはこの切欠部11内をストッパ9が回動するように取
り付けられる。
【0023】この構成において、操作用ノブ8を左方向
または右方向に操作すると、中央の可動ルーバー4aが
回動軸6a,6bを中心として回動し、リンク7を介し
て他の可動ルーバー4が連動して回動する。中央の可動
ルーバー4aのストッパ9が切欠部11の側縁11aま
たは11bに当接すると、可動ルーバー4aはそれ以上
の回動が規制されるので、最大回動位置に設定される。
【0024】図6は、図1のB−B線上の横断面図で、
(a)は操作用ノブ8が中央に位置する状態を示し、
(b)は操作用ノブ8が右側に操作されて可動ルーバー
4aのストッパ9が切欠部11の側縁11aに当接して
停止した状態を示し、(c)は操作用ノブ8が左側に操
作されて中央の可動ルーバー4aのストッパ9が切欠部
11の側縁11bに当接して停止した状態を示す。
【0025】図7は本発明による風向調整装置の他の実
施の形態を示す外観斜視図であり、図8はハウジング1
の後方斜視図である。本実施の形態では、ハウジング1
の下壁部1dの後端縁に切り欠きを設けずに可動ルーバ
ー4aのストッパ9が下壁部1dの後端縁に直接当接す
ることによって回動範囲を規制するようにしている。従
って、可動ルーバー4aのストッパ9は、ハウジング1
の後端縁から後方に離れた位置関係となるように形成さ
れている。
【0026】図9は本発明による風向調整装置のさらに
他の実施の形態を示す外観斜視図であり、図10はハウ
ジング1の後方斜視図である。本実施の形態では、ハウ
ジング1の下壁部1dの後端縁に凹状の切欠部21を設
け、可動ルーバー4aのストッパ9が切欠部21の後端
縁21aまたは側縁21b,21cに当接することによ
って回動範囲を規制するようにしている。従って、可動
ルーバー4aのストッパ9は、ハウジング1の後端縁近
傍に形成される。
【0027】図11は、前述した他の実施の形態におけ
る動作説明図で、(a)は図7に示す実施の形態におい
て操作用ノブ8が中央に位置する状態を示し、(b)は
図9に示す実施の形態において操作用ノブ8が中央に位
置する状態を示す。
【0028】図11(a)に示す状態において、操作用
ノブ8が左右方向に回動すると、可動ルーバー4aのス
トッパ9が破線で示すように下壁部1dの後端縁に当接
することによって回動範囲が規制される。また、図11
(b)に示す状態において、操作用ノブ8が左右方向に
回動すると、可動ルーバー4aのストッパ9が下壁部1
dに設けた凹状の切欠部21の後端縁21aまたは側縁
21b,21cに当接することによって回動範囲が規制
される。この場合、ストッパ9の位置は、切欠部21の
後端縁21aに当接するときは(図で破線で示す)、側
縁21b,21cに当接するとき(図で鎖線で示す)の
位置よりやや前方に配置する必要がある。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、可動ルーバーの回動範
囲を規制するストッパを、可動ルーバーの下端部後縁に
一体的に形成したので、ハウジング内にストッパを設け
る必要がなく、金型構造の簡素化が図れる。また、可動
ルーバーをハウジング内に取り付けるだけでよく、別途
ストッパを取り付ける必要がないため組み立て加工が簡
略化され、低コストの風向調整装置を提供することがで
きる。
【0030】また、本発明によれば、ストッパと当接す
るハウジングの下壁部後端縁に、可動ルーバーの軸孔を
中心とする扇形状の切欠部を設けたので、可動ルーバー
が回動してストッパが切欠部の側縁に面当りすることで
ストッパおよびハウジングの摩耗を防止することができ
る。
【0031】また、本発明によれば、可動ルーバーの下
端部に鍔状にフランジを形成し、このフランジに回動軸
およびストッパを形成するようにしたので、回動軸およ
びストッパの取り付け強度を強化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による風向調整装置の一実施の形態を示
す外観斜視図である。
【図2】本発明による風向調整装置の一実施の形態を示
す外観斜視図である。
【図3】図2のA−A線上の縦断面図である。
【図4】中央の可動ルーバーの下端部を示す下方斜視図
である。
【図5】図2に示すハウジングの外観斜視図である。
【図6】(a)〜(c)は図1のB−B線上の横断面図
であり、本発明の動作説明図である。
【図7】本発明の他の実施の形態を示す外観斜視図であ
る。
【図8】図7に示すハウジングの外観斜視図である。
【図9】本発明のさらに他の実施の形態を示す外観斜視
図である。
【図10】図9に示すハウジングの外観斜視図である。
【図11】(a)〜(b)は他の実施の形態の動作説明
図である。
【図12】従来の風向調整装置の正面図である。
【図13】図12のC−C線上の横断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 固定ルーバー 4 可動ルーバー 5a,5b 軸孔 6a,6b 回動軸 7 リンク 8 操作用ノブ 9 ストッパ 10 フランジ 11,21 切欠部 11a,11b,21b,21c 側縁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に複数の連動回動する可動
    ルーバーを並設した風向調整装置において、 前記可動ルーバーの下端部後縁に最大回動位置で前記ハ
    ウジングの後端縁と当接するストッパを形成したことを
    特徴とする風向調整装置。
  2. 【請求項2】 ハウジング内に複数の連動回動する可動
    ルーバーを並設した風向調整装置において、 前記ハウジングの後端縁に切欠部を形成し、前記可動ル
    ーバーの下端部後縁に最大回動位置で前記切欠部の後端
    縁または側縁と当接するストッパを形成したこと特徴と
    する風向調整装置。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングの後端縁に形成する切欠
    部は、前記可動ルーバーを軸支する支軸部を中心として
    扇形状に形成し、前記可動ルーバーのストッパは前記最
    大回動位置で前記扇形状の切欠部の側縁と当接すること
    特徴とする請求項2記載の風向調整装置。
  4. 【請求項4】 前記可動ルーバーの下端部に鍔状のフラ
    ンジを形成し、このフランジに前記ストッパおよび回動
    軸を形成したことを特徴とする請求項1または2記載の
    風向調整装置。
JP6891897A 1997-03-07 1997-03-07 風向調整装置 Pending JPH10250358A (ja)

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