JPH10249516A - 触媒装置用メタル担体の製造方法 - Google Patents
触媒装置用メタル担体の製造方法Info
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Abstract
体の中心部の温度が上昇しても、ハニカム体のろう付部
やろう付部付近の母材が溶融したり、母材の耐酸化寿命
が低下することが少なく、かつ板材の熱応力による損傷
も防止しうる、ロール状のメタル担体を提供する。 【解決手段】 Alを含むフェライト系ステンレスの波
板材1と平板材2とを重ねて形成したハニカム体4の一
方の端面4aの上に、Niを主成分とするアモルファス
ろう材3を載せて加熱し、ろう材を溶融させ板材の端部
を接合してメタル担体10を形成する。ろう材は毛細管
現象により端面4aから約5mmの間まで流動して両板
材の接触部分を接合する。
Description
ス浄化装置に用いられるハニカム体をなす触媒装置用メ
タル担体に関し、特にロール状ハニカム体の触媒装置用
メタル担体に関する。
媒装置用メタル担体は、図5(A)に示すように、薄い
金属板の平板材32と波板材31の間に帯状のろう材3
3を介在させて、平板材32と波板材31を重ねて、図
5(B)に示すように、軸の周りにロール状に巻き込ん
でハニカム体34を形成し、真空炉を使用してろう材3
3を溶融させ、板材の接触部分において接合を行ってい
た。ろう材にはNi基ろう材を用い、かつ平板材と波板
材にはフェライト系ステンレス材料が使用されていた。
そのようにして形成されたハニカム体34の軸を含む断
面の形状は、図5(C)の部分断面略図に示す通りであ
る。このようにして形成されたハニカム体34は、さら
に図5(D)に示すように、外筒35の中に収容されて
いる。
全長に亘ってアルミナ等からなる触媒用担持層が形成さ
れてメタル担体を形成する。その触媒担持層に貴金属触
媒が担持されて排気ガス浄化触媒の役目をなす。そして
内燃機関の排気通路に配設されて排気ガス中のHC、C
O、NOx 等を浄化する。なお限られた容積中にできる
だけ多くのハニカム通路面積を確保する必要から、平板
材32及び波板材31の厚さは強度を維持できる範囲内
でできるだけ薄くなっている。
メタル担体は、1000℃前後の高温環境下で加熱冷却
が繰り返されるという厳しい条件で使用される。そのた
め構成材料である箔状の板材には、800℃以上の高温
域での耐酸化性をもたせるために、アルミニウム(A
l)を含有するフェライト系ステンレス、例えばFe−
20Cr−5Al、Fe−18Cr−3Al等が用いら
れ、ろう材には耐酸化性および高温強度に優れたニッケ
ル(Ni)を主成分とするろう材、例えばNi−Cr−
Si、Ni−Cr−BまたはNi−Cr−Si−Bなど
が使用されている。
の形状の他に粉末状またはペースト状のものも用いられ
るが、高温時および加熱冷却によって担体に発生する熱
応力を吸収するため、ろう材を板材の全面に施さずに軸
方向に部分的に施すのが通常である。
ような、軸方向に対し部分的に帯状のろう材を複数本介
装してハニカム体を形成した担体においては、担体の中
心部に近い程ハニカム体の温度が高くなるために、中心
部ほど板材の軸方向伸びが大きくなり、このため外筒に
近い板材ほど大きい撓みを受けることとなって、図6
(B)に示すように、ろう付部が破断することになる。
〜30%のCrが含有されており、800℃以下の温度
域で使用する場合にCrはステンレスの表面にCr2 O
3 の酸化被膜を形成して(Cr+O2 →Cr2 O3 )、
内部の酸化を防止している。ところがこのCr2 O3 の
酸化被膜は800℃以上の温度域では安定性がなく逆に
還元されるため、ステンレス自体が銹びるという欠点が
ある。
フェライト系ステンレスは、上述のようにAlを含有さ
せることによって、表面にAlが拡散してAl2 O3 の
酸化被膜が形成される(Al+O2 →Al2 O3 )。こ
のAl2 O3 の酸化被膜は800℃以上の温度域でも安
定性があるために、還元されることはなくステンレス自
体の酸化を防止できる。
に差があるので、板材が加熱や冷却を繰り返すことによ
り、ステンレスの表面のAl2 O3 の酸化被膜に亀裂が
生じるが、ステンレスの中に固溶しているAlが次々に
表面に拡散して、被膜に生じた亀裂の部分においてO2
と結合して新しくAl2 O3 の酸化被膜を形成し、ステ
ンレス表面の耐酸化性を保つことができるため、固溶し
ているAlを消費し尽くすまでステンレスの耐酸化寿命
が保たれる。
イト系ステンレス板材を使用して、Niを主成分とする
ろう材でろう付を行ない、触媒装置用メタル担体を製作
する場合には、図7(A)、(B)に示すように、ろう
材の主成分であるNiがステンレスの中へ拡散して母材
中のAlと反応してNi3 Alを形成する(Ni+Al
→Ni3 Al)。このNi3 Alは非常に安定な金属間
化合物であるため、高温でも分解されない。すなわち一
度Niと反応したAlは母材表面でAl2 O3の酸化被
膜を形成できないことになる。したがってろう付部の近
傍の母材は、ろう付時にAlが消費されてAlの含有量
が少なくなっており、他の場所に比べて酸化され易く耐
酸化寿命が短くなる。
r−Si−B、Ni−Cr−SiまたはNi−Cr−B
などが使用されるが、これらにさらにCu、Mnなどを
単独または複合添加したろう材も使用されている。ろう
材中のCrは、母材の場合と同様にろう材に耐酸化性を
もたせるために用いられ、共晶系の元素であるSi、B
はろう材の溶融温度を下げるために添加されている。
は、耐酸化性を重視するため、通常10%以上のCrを
含有させることが必要である。Si、Bは拡散の速度が
速く、ろう付時にはろう付部以外の母材中にも広く拡散
するため、ろう付後のろう材部分にはSi、Bが少なく
なり、従ってろう付部の再溶融温度は高くなるが、母材
にはSi、Bが拡散して入り込むため母材の溶融温度は
低下する。
の量が多い程、多くのSi、Bが母材中へ拡散するため
母材の再溶融温度は低下し、反対にろう材の量が少ない
程母材へのSi、Bの拡散量が少なくなるので、母材の
再溶融温度の低下が少なくてすむことになる。
して4輪の自動車等に用いられたが、近年排気ガス規制
が強化されるのに伴なって2輪の自動車にも使用される
ようになった。しかしながら2輪の自動車はコスト、重
量および寸法上の問題から4輪車で使用されるような電
子制御式の燃料供給装置は使用されず、構造の簡単なキ
ャブレター方式が採用されている。したがって電子制御
式のようなきめ細かな燃料制御が行なわれないために、
燃料がシリンダー内で燃焼せずにそのまま排気されてし
まう、いわゆる失火が発生することがある。
シリンダから排出されて、排気中に存在する空気ととも
に触媒担体に達すると、触媒反応で高温になっている担
体によって着火・燃焼が起きて担体の温度は上昇し、失
火の程度によっては1100〜1500℃にまで上昇す
ることがある。
の触媒装置用メタル担体、特に2輪の自動車用エンジン
に使用する触媒装置用メタル担体においては、失火が発
生したときに担体の温度が1100〜1500℃にも達
する場合があるので、ろう付が1200℃前後の温度で
行なわれる担体は、失火によりろう付温度以上の温度に
再加熱されて、ろう付部が再溶融することがある。
レスに含まれるAlは、1100℃以下の温度域ではA
l2 O3 の酸化被膜を母材表面に形成して、母材の酸化
を防止し母材を健全な状態に保つことができ、さらにま
た母材中のAlは、上述したように、ろう付時に母材中
へ拡散したろう材のNiと反応して母材中でNi3 Al
を析出している(図8(A)参照)。
1100℃以上の温度域になると、AlはO2 と反応し
てAl2 O3 を生成するよりも、空中の窒素N2 と反応
し易くなってAlNを生成する(Al+N2 →AlN)
(図8(B)参照)。AlNが析出することにより、母
材中のAlは消費されるが、特に母材のろう付部分にお
いては、図8(A)、(B)に示すように、AlがNi
3 Alを形成して消費されているほか、更にAlNの析
出によって消費されるために、母材中のAlは急激に消
費され、遂にはAlが母材中に枯渇するために母材自体
が図8(C)に示すように、異状酸化を起こす。
軸方向に対し部分的に帯状のろう材を複数本介装してハ
ニカム体を形成した担体においては、さらに中心部の板
材の軸方向伸びが大となって、前述の図6(B)に示す
ろう付部の破断が起き易くなる。この対策としてろう材
の軸方向配置のピッチをなるべく狭くし、かつ軸方向中
央部に集めるようにしていた。しかしながら、失火が生
じた場合、ろう付部の再溶融及びろう付部の母材に図8
(C)に示すような異常酸化が発生するために、ろう付
部を中心にして担体の劣化が進行するという欠点があ
る。
と、ガスの流速のために、ガスが担体入口側端部より少
し内部に流入した場所において着火・燃焼を起こす。し
たがって担体のガス入口側の温度が担体中で最も低くな
るため、担体のろう付を温度の低いガス入口側端部のみ
で行なって、上述の失火時のろう付部の再溶融及び母材
の異常酸化を防止することが有効である。
9(A)に示す工程において、ガス入口側の板材間の側
端部にのみ1条の帯状のろう材33を挿入して巻き上げ
る際に、ろう材が端部より外方にズレて飛び出るという
問題があるため、ろう材の挿入位置は、図9(B)に示
すように、板材の端縁から5mm程度入り込んだ位置と
なる。このようにして板材の間に挿入されたろう材は、
接合される両板材の接触箇所以外に、接合と無関係の平
板材上の部分Aにも配置されるため、Aの部分のろう材
の密度は、ろう付箇所の板材上のろう材密度より大とな
る。したがってAの部分が集中的に異常酸化を受けやす
くなるという欠点がある。
場合には、上述の帯状のろう材と同様に、ろう付は担体
の入口側端部に施される。ろう材の施工方法には、
(1)図10に示すように、板材を巻き回してロール状
のハニカム体を形成した後、外筒の中に装入し、ろう付
を行なうガス入口側端部をバインダーの中に浸し(図1
0(A)、(B))、バインダーの付着した部分に粉末
状ろう材を散布してバインダー上にろう材を付着させ
(図10(C))、加熱溶融させてろう付を行なうか、
(2)粉末ろう材とバインダーとを混合したペーストの
中に、ろう付を行なうハニカム体のガス入口側端部を浸
した後ろう付を行なうか、(3)図11に示すように、
板材を重ね合わせてロール状のハニカム体に巻き上げる
際に、波板もしくは平板にバインダーを塗布しながら巻
き回してハニカム体を形成し(図11(A))、粉末の
ろう材を散布してバインダーに付着させるか(図11
(B))、(4)粉末のろう材とバインダーとを混合し
たペーストを、波板もしくは平板に塗布しながら板材を
巻き回してロール状のハニカム体を形成する、などの方
法がある。
インダー上に粉末ろう材を散布する方法は、散布された
ろう材の粉末がハニカム体の端部以外の場所にも飛散し
付着するという欠点があり、(2)、(4)のペースト
を用いる方法においても、ペーストがハニカム体の端部
以外の他の箇所にまで移動して付着するという欠点があ
る。したがって上述の(1)〜(4)のいずれの方法に
依っても、ハニカム体入口側端部のみに所望のろう付け
を行なうことはできない。
流が担体内で着火、燃焼した場合であっても、ハニカム
体を構成する母材のろう付部が再溶融せず、また母材の
異常酸化が防止でき、かつ熱応力の発生も少なく、した
がって失火によってハニカム体が損傷したり脱落するお
それのない触媒装置用メタル担体を提供することにあ
る。
ル担体の製造方法は、アルミニウムを含有するフェライ
ト系耐熱合金の帯状をなす薄い金属板から、所定の連続
的な波形の凹凸を有する波板材と、所定の形状の平板材
とを形成して互いに重ね合わせ、軸の周りにロール状に
巻き回して多数の網目状通気路を備えたハニカム体を形
成し、ハニカム体の外周と嵌合可能な内径を有する外筒
の中にハニカム体を装入して円筒状のメタル担体を形成
し、外筒の内径とほぼ等しい外径を有する、ニッケルを
主成分とする箔状のろう材を、ハニカム体の一方の端面
上に載置した後、メタル担体を加熱してろう付を行なう
ものである。
は、加熱によって溶融し、両板材の接触部分における毛
細管現象によって端縁から軸方向に向かって接合が行な
われるが、板材表面のAl2 O3 被膜のろう材に対する
濡れ性が悪いために、端縁から数mmの間のみのろう付
が可能となる。
材の使用量が少なくかつ担体の最も温度の上昇の少ない
ガス入口側端部においてのみ板材間が接合されるため、
失火によるガスが担体内で再燃焼した場合においても、
ろう付部が再溶融せず、また母材中のAlの消費が少な
いために母材の耐酸化性の低下が少ない。
図面を参照して説明する。図1は本発明の触媒装置用メ
タル担体の製造方法を説明する略図であって、図1
(A)はメタル担体の一方の端面の上にろう材を置く工
程を示す断面略図、図1(B)はろう材が端面の上に置
かれた状態を示す模式的断面図、図1(C)はろう付後
のろう材の溶融・付着状態を示す模式的断面図、図2
(A)、(B)は、使用されるろう材(置きろうと云
う)の形状を示す平面略図である。
10は、ハニカム体4と、ハニカム体4の外周に嵌合可
能な外筒5とから形成されている。ハニカム体4は、ア
ルミニウムを含有するフェライト系ステンレスの帯状を
なす薄い金属板(例えばFe−20Cr−5Al、Fe
−18Cr−3Alなど)から、連続的な所定の波形の
凹凸に加工した波板材と、所定の形状の平坦な平板材と
を交互に重ね合わせて、軸の周りにロール状に巻き回し
て形成される。置きろう3は、図2に示す形状のアモル
ファスろう材である。
図2(A)に示すように、例えば厚さが10〜40μ
m、望ましくは30μm以下で、所要の幅を有する帯状
のアモルファスろう材から円形に切り取って形成され
る。置きろう3の直径は、ろう付を行なうハニカム体4
のほぼ外径に等しく、すなわち外筒5の内径より僅かに
小である。ろう材の材質には、通常Ni−Cr−Si−
B、Ni−Cr−SiまたはNi−Cr−BなどNiを
主成分とするアモルファスろう材が使用される。置きろ
う3の外形は必ずしも上述の円板状に限るものでなく、
例えば図2(B)に示すような変形のものを用いても良
い。
(A)、(B)に示すようにハニカム体4の上端面4a
に載せた後、通常のろう付の方法により真空炉中で担体
10を加熱してろう付を行なう。置きろう3は端面4a
上で溶融して、図1(C)に示すように、波板材1と平
板材2とが接触する部分においては、毛細管現象によっ
て端縁から最大約5mmの深さまでろう付範囲aが拡が
る。接触部分以外の波板材1及び平板材2の端部におい
ては、端縁からbの深さ(b<a)までろう材が板材表
面に溶着する。図1(C)においては波板材1と平板材
2との接触している部分の隙間は誇張して描かれている
が、実際には殆んど隙間はなく毛細管現象が有効に働
く。
接合したとき、ろう付の条件により異なるが、ハニカム
体の端縁から軸方向に最大a=5mmの範囲しか接合深
さは及ばない。その理由は板材の表面を覆っているAl
2 O3 の被膜がろう材の濡れ性を悪くするためである。
ろう付が行われる板材の接触部の範囲aの他に、毛細管
現象が作用しない端縁からbの範囲の板材表面にもろう
材が溶着するが、ろう材は各板材の端縁の全長に均等に
分散して溶着するために、板材単位面積当りのろう材の
量は、帯状ろう材を使用する場合(図9(B)A部参
照)よりも少なくなる。したがって帯状ろう材で生じた
様なろう材の局部的集中は発生しない。例えば幅1mm
の帯状のろう材を用いた担体と、同じ厚さを有する本発
明による置きろうを用いた担体との使用ろう材量を比較
したところ、置きろうタイプは帯状タイプの1/4〜1
/3のろう材の使用量であった。このように本発明のメ
タル担体の製造方法によれば、ろう材の使用量が少ない
ためにろう材中のSi、Bの母材への拡散量は少なくな
って、母材の溶融温度の低下が抑えられるとともに、ろ
う材中のNiが母材のAlと反応することによる母材中
のAlの消費が少なくなるために、母材の耐酸化寿命の
低下も抑えることができる。さらに本発明によるろう付
方法では、図3(A)に示すように、担体のガス入口側
端縁においてのみろう付が行われるため、図3(B)に
示すように、ハニカム体の熱による軸方向への伸びが妨
げられず、したがって図6(B)に示すような軸方向の
撓みによるろう付部の破損は生じない。
して、ハニカム体の最外周において平板材2を少なくと
も2重に巻き回す方法が行われる。すなわち図4の部分
断面図に示すように、平板材21 と平板材22 の間、平
板材22 と外筒5の間、及び最外周の波板材1aと平板
材21との間は、従来の方法による帯状のろう材3aを
用いて接合することができるが、最外周の波板材1aよ
り内側の板材の間は置きろうによる端縁のみの接合を行
なうことが好適である。
体のガス入口側端面に置きろうを載置して溶融し、毛細
管現象により板材の端縁から約5mm間のみを接合する
ようにしたため、エンジンの失火によりハニカム体中心
部の温度が異状に上昇しても、ガス入口部の温度上昇は
少ないためにろう付部分の再溶融を防止でき、またろう
材の使用量が少ないために、ろう付による母材のAlの
消費が抑えられるので母材の耐酸化寿命の低下も少な
く、かつろう材中のSi、Bの母材への拡散による母材
の溶融温度の低下も抑えられ、さらにハニカム体の板材
の接合が軸方向で1箇所のため、板材が軸方向に自由に
伸張できて熱応力の発生も抑えられるので、失火を生じ
易い2輪の自動車の触媒装置用メタル担体に使用してそ
の寿命が向上するという効果を奏する。
明する略図であって、図1(A)は工程を示す断面略
図、図1(B)はろう材を載置した模式的断面図、図1
(C)はろう付後の状態の模式的断面図である。
図である。
ある。
分断面図である。
する略図であって、図5(A)は板材の構成を示す模式
的断面図、図5(B)は斜視図、図5(C)は担体の軸
方向部分断面図、図5(D)は担体の斜視図である。
態を示す軸方向部分断面図である。
断面略図である。
過程を示す、軸に直角な部分断面略図である。
斜視略図である。
の説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 アルミニウムを含有するフェライト系耐
熱合金の帯状をなす薄い金属板から、所定の連続的な波
形の凹凸を有する波板材と、所定の形状の平板材とを形
成して互いに重ね合わせ、 軸の周りにロール状に巻き回して多数の網目状通気路を
備えたハニカム体を形成し、 該ハニカム体の外周と嵌合可能な内径を有する外筒の中
に、該ハニカム体を装入して円筒状のメタル担体を形成
し、 前記外筒の内径とほぼ等しい外径を有する、ニッケルを
主成分とする箔状のろう材を、前記ハニカム体の一方の
端面上に載置した後、前記メタル担体を加熱してろう付
を行なう、触媒装置用メタル担体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9050485A JPH10249516A (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | 触媒装置用メタル担体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9050485A JPH10249516A (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | 触媒装置用メタル担体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10249516A true JPH10249516A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=12860228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9050485A Pending JPH10249516A (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | 触媒装置用メタル担体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10249516A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2009508681A (ja) * | 2005-09-23 | 2009-03-05 | エミテック ゲゼルシヤフト フユア エミツシオンス テクノロギー ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 端面側の硬ろう付け区域を備えるハニカム体 |
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CN106624610A (zh) * | 2016-02-04 | 2017-05-10 | 太原科技大学 | 一种易焊接敷边不锈钢复合板的制造方法 |
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-
1997
- 1997-03-05 JP JP9050485A patent/JPH10249516A/ja active Pending
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