JPH1024863A - 自動車用フードロック装置 - Google Patents

自動車用フードロック装置

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Publication number
JPH1024863A
JPH1024863A JP18343596A JP18343596A JPH1024863A JP H1024863 A JPH1024863 A JP H1024863A JP 18343596 A JP18343596 A JP 18343596A JP 18343596 A JP18343596 A JP 18343596A JP H1024863 A JPH1024863 A JP H1024863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
operation lever
lock device
unlocked
locked
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18343596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Watanabe
保明 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
Priority to JP18343596A priority Critical patent/JPH1024863A/ja
Publication of JPH1024863A publication Critical patent/JPH1024863A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性を向上すると共に部品の設計自由度を
高める自動車用フードロック装置を提供する。 【解決手段】 アンロックされて第2拘束状態にあるフ
ードを操作レバー12によって拘束解除するように構成
される。フードのロック及びアンロック時、これらの状
態に対応して操作レバー12が最適位置に配置される。
操作レバー12を可倒式に分割構成し、フードのロック
及びアンロック状態に対応して、操作レバー12が傾倒
し又は復元する。操作レバー12をフードに対するラッ
チ手段20と連動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用車等の車両に
おいてフードを開閉するためのフードロック装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の車両のフード(フロントフー
ド)はロック装置によってロックされ、また、車室内に
設けたレバーもしくはハンドルの操作によってロック解
除(アンロック)されるようになっている。アンロック
されたフードは、所謂セカンダリキャッチの状態(第2
拘束状態)となり、この第2拘束状態ではアンロックさ
れているものの、そのままでは開放しないようになって
いる。フードのアンロック後、ロック装置の操作レバー
(オグジリアリレバー)によって第2拘束状態から拘束
解除し、これによりフードを開くことができる。
【0003】図5は、従来のロック装置まわりを示して
いる。図において、ロックされたフード100はボディ
(グリル200)側に閉合しており、このときフード1
00の係合部101がロック装置1と噛み合っている。
このロック時、車室内側の操作でフード100をアンロ
ックすると、フード100は2点鎖線で示すようにセカ
ンダリキャッチの状態になる。セカンダリキャッチ時に
はフード100が僅かに開いて、斜線で示すような操作
スペースSが設定される。この操作スペースSに手指を
進入させてロック装置1の操作レバー2を操作すること
により、フード100を第2拘束状態から拘束解除する
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ロック装置1において、特にフード100のロック時及
びセカンダリキャッチ時とも操作レバー2は所定位置に
固定されている。ところが操作レバー2の不使用時(ロ
ック時)には、図5の図示のように張り出して配置して
おく必要はない。つまりセカンダリキャッチ時のみ、操
作スペースSから進入させた手指が届くようにしておけ
ばよい。
【0005】これにもかかわらず操作レバー2が上記の
ように固定されているため、特にロック時に他部品(フ
ードインナ100a等)との干渉を避けるべくフードイ
ンナ100a等を小さく絞って成形する等、部品の設計
の自由度が制約されざるを得なかった。また、このよう
な操作レバー2の配置関係にあっては、必ずしも十分な
操作スペースSを確保することができず、このことが操
作レバー2の操作性に影響を与えていた。
【0006】本発明は上記の点に鑑み、操作性を向上す
ると共に部品の設計自由度を有効に高める自動車用フー
ドロック装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用フード
ロック装置は、アンロックされて第2拘束状態にあるフ
ードを操作レバーによって拘束解除するように構成され
た自動車用フードロック装置であって、前記フードのロ
ック及びアンロック時、これらの状態に対応して前記操
作レバーが最適位置に配置されるようにしたものであ
る。
【0008】また、本発明の自動車用フードロック装置
において、前記操作レバーを可倒式に分割構成し、前記
フードのロック及びアンロック状態に対応して、前記操
作レバーが傾倒し又は復元するようにし得る。また、本
発明の自動車用フードロック装置において、前記操作レ
バーを前記フードに対するラッチ手段と連動させるよう
に構成し得る。
【0009】本発明によれば、フードのロック及びアン
ロック時、これらの状態に対応して操作レバーが最適位
置に配置されるようにしたものである。具体的には、操
作レバーを可倒式に分割構成することで、フードのロッ
ク及びアンロック状態に対応して操作レバーが傾倒し又
は復元するようになっている。フードのロック時には操
作レバーを傾倒させることによりコンパクトに配置構成
し、またアンロック時には操作し易くするように元の形
態に復元する。このようにフードのロック状態に応じて
操作レバーを最適位置に配置するというものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4に基づき、従来
例と実質的に同一又は対応する部材には同一符号を用い
て、本発明による自動車用フードロック装置の好適な実
施の形態を説明する。
【0011】図1は、この実施形態に係るロック装置1
0を示している。ロック装置10はフード100前部の
所定部位に対応して配置されるもので(図4参照)、フ
ード100を閉じたときにその係合部101と噛み合う
係合凹部11を有している。なお、図1は、図4におい
て矢印B方向から見たものである。係合部101及び係
合凹部11が係合してロックされているフード100
は、車室内側の操作でアンロックされ、これにより第2
拘束状態(セカンダリキャッチ)になる。
【0012】図1において、操作レバー(オグジリアリ
レバー)12は、セカンダリキャッチの状態にあるフー
ド100を拘束解除するようになっている。この実施形
態では、操作レバー12を可倒式に分割構成している。
即ち、図2に示すようにロック装置10側の基部13と
操作部14とが蝶番15を介して連結される。セカンダ
リキャッチを解除する際に手指を掛ける操作部14は、
基部13のまわりに矢印Aのように回動可能になってい
る。
【0013】操作レバー12において、基部13及び操
作部14の一部を切り起こして成るガイド16及び17
をそれぞれ設け、これらのガイド16,17にワイヤ1
8が挿通される。ワイヤ18の一端には係止手段として
の例えば鉛玉19が固着している。ワイヤ18の他端
は、ロック装置10側のラッチ20の適所に結合する。
このラッチ20は、フード100のロック及びアンロッ
ク時には、図1において符号20a及び20bで示され
る位置に移動する。位置20aではラッチ20が閉じ、
また位置20bではラッチ20が開いて、このときスプ
リング21の弾力によって引っ張られるようになってい
る。
【0014】操作レバー12の操作部14の適所には、
図3に示されるように比較的弾力の小さいスプリング2
2が張架されている。このスプリング22は、ラッチ2
0が閉じた際ワイヤ18が緩むことで、図3(A)のよ
うに操作部14を倒し込ませるようになっている。つま
り操作レバー12は、ラッチ20の開閉動作と連動する
ように構成されている。
【0015】本発明によるフードロック装置10におい
て、フード100のロック時には、ラッチ20は閉じて
位置20aに移動しており、ワイヤ18が緩むことで、
図3(A)のように操作部14がスプリング22の弾力
によって倒し込まれる。このように操作レバー12が傾
倒することにより、ロック装置10まわりはコンパクト
な配置構成となる。従って、特にこのロック時において
は他部品(フードインナ100a等)との間の配置スペ
ースを大きく確保することができるから、部品相互の配
置構成上の制約を緩和し、フードインナ100a等を始
めとする部品の設計の自由度を大幅に拡大することがで
きる。
【0016】次に、フード100をアンロックすると、
フード100は2点鎖線で示すようにセカンダリキャッ
チの状態になる。セカンダリキャッチ時にはフード10
0が僅かに開いて、斜線で示すような操作スペースS′
が設定される。この操作スペースS′に手指を進入させ
て操作レバー2を操作することにより、フード100を
セカンダリキャッチの状態から拘束解除することができ
る。
【0017】この場合、ラッチ20はスプリング21の
弾力により引っ張られ、位置20bに移動する(図
1)。そして、ワイヤ18の張力によって、傾倒してい
た操作部14が図2或いは図3(B)のようにスプリン
グ22の弾力に抗して元の形態に復元する。このとき操
作レバー12は、図4に示されている従来の操作レバー
2の配置例と比較しても明からなように、フード100
の前部に向かってかなり伸長している。このようにフー
ド100のアンロック時、即ちセカンダリキャッチ時で
は操作スペースS′にて操作レバー12に対して手指を
簡単に掛けることができ、極めて操作し易い形態をと
る。従って操作スペースS′に手指を進入させてロック
装置1の操作レバー12を操作することにより、フード
100をセカンダリキャッチ拘束状態から簡単に拘束解
除することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、こ
の種のフードロック装置において、操作レバーを可倒式
に分割構成することで、フードのロック及びアンロック
状態に対応して操作レバーを最適位置に配置することに
より、操作性に優れた使い易い装置を実現することがで
きる。特に、フードのロック時にあっては操作レバーを
傾倒させることによりコンパクトな配置構成とし、隣接
構成部品の設計の自由度を大幅に拡大することができ
る。例えば、操作レバーとの干渉防止のためのフードイ
ンナ等の絞り量を減少させ、或いはグリルの切欠等を小
さくすることができるなどの利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車用フードロック装置の実施
形態における正面図である。
【図2】本発明による自動車用フードロック装置に係る
操作レバーの斜視図である。
【図3】本発明による自動車用フードロック装置に係る
操作レバーの作用を示すそれぞれ側面図である。
【図4】本発明による自動車用フードロック装置まわり
の構成を示す図である。
【図5】従来のロック装置まわりを示す図である。
【符号の説明】
10 ロック装置 11 係合凹部 12 操作レバー(オグジリアリレバー) 13 基部 14 操作部 15 蝶番 16,17 ガイド 18 ワイヤ 19 鉛玉 20 ラッチ 21 スプリング 100 フード 101 係合部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンロックされて第2拘束状態にあるフ
    ードを操作レバーによって拘束解除するように構成され
    た自動車用フードロック装置であって、 前記フードのロック及びアンロック時、これらの状態に
    対応して前記操作レバーが最適位置に配置されるように
    したことを特徴とする自動車用フードロック装置。
  2. 【請求項2】 前記操作レバーを可倒式に分割構成し、
    前記フードのロック及びアンロック状態に対応して、前
    記操作レバーが傾倒し又は復元するようにしたことを特
    徴とする、請求項1に記載の自動車用フードロック装
    置。
  3. 【請求項3】 前記操作レバーを前記フードに対するラ
    ッチ手段と連動させるように構成したことを特徴とす
    る、請求項2に記載の自動車用フードロック装置。
JP18343596A 1996-07-12 1996-07-12 自動車用フードロック装置 Pending JPH1024863A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18343596A JPH1024863A (ja) 1996-07-12 1996-07-12 自動車用フードロック装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP18343596A JPH1024863A (ja) 1996-07-12 1996-07-12 自動車用フードロック装置

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Publication Number Publication Date
JPH1024863A true JPH1024863A (ja) 1998-01-27

Family

ID=16135728

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18343596A Pending JPH1024863A (ja) 1996-07-12 1996-07-12 自動車用フードロック装置

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JP (1) JPH1024863A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100747235B1 (ko) * 2005-09-26 2007-08-07 현대자동차주식회사 자동차의 후드래치구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100747235B1 (ko) * 2005-09-26 2007-08-07 현대자동차주식회사 자동차의 후드래치구조

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