JPH1024782A - 車両の配線構造 - Google Patents

車両の配線構造

Info

Publication number
JPH1024782A
JPH1024782A JP18229396A JP18229396A JPH1024782A JP H1024782 A JPH1024782 A JP H1024782A JP 18229396 A JP18229396 A JP 18229396A JP 18229396 A JP18229396 A JP 18229396A JP H1024782 A JPH1024782 A JP H1024782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire harness
connector
vehicle
door
harness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP18229396A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Hirai
宏樹 平井
Hiroshi Sudo
博 須藤
Yoriyuki Miyazaki
順之 宮▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd, Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP18229396A priority Critical patent/JPH1024782A/ja
Publication of JPH1024782A publication Critical patent/JPH1024782A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤーハーネスの組付け性を向上させるこ
とにより車両の組立て効率を高める。 【解決手段】 バックドア10Aにおいて、デフォッガ
30等の電装部品に対するワイヤーハーネス18を後部
ガラス12を保持するウェザストリップ16に埋設し、
各電装部品に接続するコネクタ24等やメインハーネス
38に接続するためのコネクタ22を外部に露出させた
状態でウェザストリップ16に固定的に設けた。一方、
メインハーネス38をドアトリム36に一体に設けると
ともに、ワイヤーハーネス18に接続するためのコネク
タ40をドアトリム36に固定的に設けた。また、ドア
トリム36をドアパネル14に組付けると、これに伴い
メインハーネス38のコネクタ40とワイヤーハーネス
18のコネクタ22とが嵌合するように各コネクタ2
2,40の取付け位置等を設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電装部品に接続す
るワイヤーハーネスや、ワイヤーハーネス同士を接続す
る中継用のワイヤーハーネス等の車両の配線構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両の電装部品のワイヤーハ
ーネスは、車両のボディパネルに形成される中空部分に
挿通されたり、あるいはボディパネルとこれに装着され
るトリムとの間に介装される等されるようになってい
る。
【0003】例えば、車両のバックドアに、後部ガラス
のデフォッガ、ハイマウントストップランプ、電動開閉
式カーテン等の電装部品が搭載される場合には、これら
の電装部品のワイヤーハーネスが、バックドアのドアパ
ネルに形成される中空部分に挿通され、各接続端子、あ
るいはコネクタ等だけがドアパネルに形成された開口部
から導出されて各電装部品に接続されるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にワイヤーハーネスをボディパネルの中空部分に挿通す
る場合には、作業が煩雑で組付け性が悪く、また、開口
部から導出したコネクタ等が作業中に不意に中空部内に
引き戻されたり、あるいはコネクタがワイヤーハーネス
の束内に埋もれてしまう等、コネクタ等の接続作業にお
ける作業性が悪い。
【0005】また、ドアパネルとトリムとの間にワイヤ
ーハーネスを配設する場合には、ワイヤーハーネスを挾
み込んで断線してしまう場合もある。そのためワイヤー
ハーネスの慎重な配索作業が要求されることになり、や
はり作業性が悪いといった問題がある。
【0006】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、ワイヤーハーネスの組付け性を向上さ
せることにより車両の組立て効率を高めることができる
ワイヤーハーネスの配線構造を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両における
電装部品のワイヤーハーネスの配線構造であって、車両
に装着される装備材に前記ワイヤーハーネスが一体的に
設けられるとともにワイヤーハーネスの接続部材が前記
装備材に固定的に設けられる一方、前記装備材の装着部
に相手側の接続部材が固定的に設けられ、装備材が一定
位置関係で前記装着部に組付けられたときに、それに伴
ってワイヤーハーネスの接続部材が相手側の接続部材に
接続されるように各接続部材が配されてなるものである
(請求項1)。
【0008】この構造によれば、従来のワイヤーハーネ
スの配索作業及びコネクタ等の接続部材の接続作業を装
備材の取付け作業と一体に行うことができる。そのた
め、ワイヤーハーネスの組付け性が著しく向上する。し
かも、ワイヤーハーネスが装備材に一体的に設けられる
ためスペース的に有利であり、また、クランプ等、ワイ
ヤーハーネスを固定する配索補助のための部材を設ける
ことなくワイヤーハーネスを配索することが可能とな
る。さらに、ワイヤーハーネスと装備材を一体に管理す
ることができるので、部品の管理面でも有利となる。
【0009】また、本発明は、車両における電装部品の
ワイヤーハーネスの配線構造であって、車両に装着され
る装備材に前記ワイヤーハーネスが一体的に設けられる
とともにワイヤーハーネスの接続部材が前記装備材に固
定的に設けられ、装備材の装着部への組付け状態で前記
接続部材が接続可能な状態に保持され、電装部品が一定
位置関係で組付けられたときに、それに伴って電装部品
に設けられた接続部材が前記装備材の接続部材に接続さ
れるように前記各接続部材が配されてなるものである
(請求項2)。
【0010】この構造によれば、従来のワイヤーハーネ
スの配索作業を装備材の取付け作業と一体に行うことが
でき、また、電装部品の取付けと同時に電装部品の接続
部材とワイヤーハーネスの接続部材との接続を行うこと
ができる。そのため、この構造においてもワイヤーハー
ネスの組付け性が向上する。また、ワイヤーハーネスが
装備材に一体的に設けられるためスペース的に有利であ
る等、上記請求項1の構造と同様の作用効果が得られ
る。
【0011】また、請求項1の構造において、装備材の
装着部に多数の相手側接続部材が設けられる場合には、
これらの相手側接続部材を装着部の2箇所に分けて集結
配置する一方、ワイヤーハーネスの接続部材を相手側接
続部材に対応するように集結配置するようにすれば(請
求項3)、装備材を装着する際の各接続部材同士の位置
合わせが容易になるとともに、装着部側における相手側
接続部材の電線処理を効率良く行うことが可能となる。
特に、電装部品の配線を構成するワイヤーハーネスを装
備材に設ける一方、相手側接続部材として電装部品のコ
ネクタを装備材の装着部に設けるようにすれば(請求項
4)、装備材の装着作業と一体に電装部品の配線作業が
行われる。そのため、複数の電装部品を搭載する場合に
はこれら複数の電装部品に対する配線作業が同時に行わ
れることになり、これによって配線作業の効率が著しく
向上する。
【0012】また、近年では、固定ガラス及びその周辺
にデフォッガ、ハイマウントストップランプ、電動開閉
式カーテン等の数多くの電装部品が搭載される傾向があ
り、そのため上記装備材として、車両の固定ガラスを保
持するウェザストリップにワイヤーハーネスを設けるよ
うにすれば(請求項5)、固定ガラス周辺におけるワイ
ヤーハーネスの組付け性が向上する。
【0013】また、ウェザストリップ以外に、ドアトリ
ム、アスファルトシート等の車両の内装材にワイヤーハ
ーネスを設けるようにしても(請求項6)、ワイヤーハ
ーネスの組付け性を向上させることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0015】図1は、本発明に係る車両の配線構造が適
用される車両のバックドアを概略的に示している。同図
に示すバックドア10Aは、ワゴンタイプの車両のバッ
クドアで、ヒンジを介して車両本体のフレームに開閉可
能に支持されている。
【0016】同図に示すように、バックドア10Aの上
部には後部ガラス12が装着されている。この後部ガラ
ス12は、バックドア10Aのドアパネル14(図6参
照)に形成された開口部にウェザストリップ16を介し
て嵌め込まれることによって固定的、つまり開閉不能な
状態で保持されている。また、バックドア10Aの車室
側において後部ガラス12の周囲には、図示を省略して
いるが、ハイマウントストップランプ(以下、ストップ
ランプと略す)及び電動開閉式カーテンといった電装部
品が取付けられるとともに、ドアトリム36が後部ガラ
ス12の下側においてドアパネル14に取付けられるよ
うになっている。
【0017】上記後部ガラス12は、一枚のガラスから
構成されており、その車室側には図2に示すようにデフ
ォッガ30が装着されている。デフォッガ30には、後
記ワイヤーハーネス18への電気的接続のためのコネク
タ32A,32Bが設けられており、これらのコネクタ
32A,32Bが、それぞれ後部ガラス12の左右両端
部に固定されている。
【0018】上記ウェザストリップ16は、図3及び図
4に示すように、後部ガラス12の形状に応じた環状に
形成されており、その内外(図4では上下)には、ウェ
ザストリップ16の全周に亘って、ガラス保持溝16a
及び車両への装着溝16bがそれぞれ形成されている。
そして、ガラス保持溝16aに上記後部ガラス12の外
縁部が嵌め込まれることによりウェザストリップ16が
後部ガラス12に装着される一方で、上記装着溝16b
にドアパネル14のフランジ部15が嵌め込まれること
によりウェザストリップ16がドアパネル14に装着さ
れ、これにより後部ガラス12がウェザストリップ14
を介してドアパネル14に装着(図6参照)されてい
る。
【0019】また、ウェザストリップ16には、上記デ
フォッガ30、ストップランプ等、後部ガラス12及び
その周辺に取付けらる電装部品のワイヤーハーネス18
が一体成形により埋設されている。そして、ワイヤーハ
ーネス18の各電装部品への接続用の電線及び後記メイ
ンハーネス38への接続用の電線が、それぞれ各電装部
品の組付け箇所に応じてウェザストリップ16から外部
に導出されており、この導出部分にコネクタが装着され
ている。
【0020】具体的には、図3に示すように、ウェザス
トリップ16の上下、左右の各箇所からそれぞれ電線が
導出され、上部中央やや左寄りの位置にストップランプ
に接続されるコネクタ24が、左右両側にデフォッガに
接続されるコネクタ26A,26Bが、上下略中央に電
動開閉式カーテンに接続されるコネクタ28A,28B
が、下部右側寄りの位置にメインハーネス38に接続さ
れるコネクタ22がそれぞれ設けられている。各コネク
タ22,24,26A,26B,28A,28B(以
下、各コネクタ22等という)は、例えば、ウェザスト
リップ16に一体に設けられた樹脂等からなる台座20
に取付けられることによってウェザストリップ16に固
定的に保持されている。
【0021】上記ドアトリム36は、上記バックドア1
0Aのドアパネル14に樹脂クリップ等によって固定さ
れるようになっている。ドアトリム36には、図1に示
すようにメインハーネス38が一体的に設けられてい
る。具体的には、ドアトリム36を構成するパット部材
の間にメインハーネス38が介装されることにより、メ
インハーネス38がドアトリム36に一体化されてい
る。
【0022】同図に示すように、メインハーネス38に
は上記ワイヤーハーネス18に対する接続用のコネクタ
40と、ルーフ側ワイヤーハーネス(図示せず)に対す
る接続用のコネクタ42とがその両端に設けられてお
り、これらのコネクタ40,41がドアトリム36に固
定的に保持されている。具体的には、コネクタ40がド
アトリム36の右上部分においてドアパネル14への取
付側に、コネクタ42がドアトリム36の左側縁部に、
それぞれドアトリム36の外部に露出した状態で取付け
られている。そして、コネクタ40がワイヤーハーネス
18のコネクタ22に接続されるとともに、コネクタ4
1がルーフ側ワイヤーハーネスのコネクタに接続される
ことにより、上記ワイヤーハーネス18がメインハーネ
ス38及びルーフ側ワイヤーハーネスを介して車両本体
に搭載されたコントロールボックス等に接続されるよう
になっている。
【0023】ところで、上記後部ガラス12、ウェザス
トリップ16およびドアトリム36においては、これら
の各部材が組付けられると、これに伴いワイヤーハーネ
ス18のコネクタ26A,26Bと上記デフォッガ30
のコネクタ32A,32Bとがそれぞれが嵌合し、ま
た、ワイヤーハーネス18のコネクタ22とドアトリム
36のコネクタ40とが嵌合するように各コネクタの取
付け位置等が設定されている。
【0024】具体的に説明すると、後部ガラス12にお
いて、デフォッガ30のコネクタ32A,32Bがそれ
ぞれガラス面に沿って左右外側に向かって、すなわちコ
ネクタ嵌合がガラス面に沿って左右外側から行われるよ
うに後部ガラス12に取付け固定される一方、ワイヤー
ハーネス18の各コネクタ26A,26Bがそれぞれ互
いに左右に対向するようにウェザストリップ16に固定
され、さらに上記デフォッガ30のコネクタ32A,3
2Bとワイヤーハーネス18のコネクタ26A,26B
とがそれぞれ左右に対応するように各コネクタ26A,
26B,32A,32Bの固定位置が設定されている。
これにより後部ガラス12にウェザストリップ16が装
着されると、図5に示すようにワイヤーハーネス18の
コネクタ26A,26Bがデフォッガ30の各コネクタ
26A,26Bに左右両外側から嵌合するようになって
いる。
【0025】また、図6に示すように、ドアトリム36
においては、メインハーネス38のコネクタ40が車両
後方に向かって、すなわちコネクタ嵌合が車両後方側か
ら行われるようにコネクタ40がドアトリム36に取付
け固定される一方、ウェザストリップ16がドアパネル
14に装着された状態下で、ワイヤーハーネス18のコ
ネクタ22が車両前方に向かってウェザストリップ16
に取付け固定され、さらにワイヤーハーネス18のコネ
クタ22とメインハーネス38のコネクタ40とがそれ
ぞれ車両の前後方向に対応するように各コネクタ22,
40の固定位置が設定されている。これによりドアトリ
ム36がドアパネル14に装着されると、メインハーネ
ス38のコネクタ40がワイヤーハーネス18のコネク
タ22に嵌合するようになっている。
【0026】次に、以上のようなバックドア10Aの組
立て作業について説明する。
【0027】先ず、ウェザストリップ16を後部ガラス
12に装着し、後部ガラス12をドアパネル14に取付
ける準備をする。この際、ウェザストリップ16の装着
は、上記ガラス保持溝16aに後部ガラス12の外周縁
部を嵌め込みながら行うが、ウェザストリップ16を後
部ガラス12の全周にわたって完全に装着すると、上述
のように、後部ガラス12に取付けられたデフォッガ3
0のコネクタ32A,32Bにワイヤーハーネス18の
コネクタ26A,26Bが嵌合する。そのため、後部ガ
ラス12へのウェザストリップ16の装着と同時にデフ
ォッガ30の各コネクタ32A,32Bとワイヤーハー
ネス18の各コネクタ26A,26Bとを嵌合させるこ
とができる。
【0028】次いで、ウェザストリップ16の装着溝1
6bにドアパネル14のフランジ部15を嵌め込みなが
ら、後部ガラス12をドアパネル14に装着する。この
際、ウェザストリップ16にはワイヤーハーネス18が
一体に設けられているため、後部ガラス12をドアパネ
ル14へ装着することにより、これと同時にワイヤーハ
ーネス18をドアパネル14に組付けることができる。
【0029】後部ガラス12の装着が完了すると、次
に、ドアトリム36をドアパネル14に取付ける。この
際、ドアトリム36にはメインハーネス38が一体に組
込まれているため、ドアトリム36をドアパネル14に
取付けることにより、これと同時にメインハーネス38
をドアパネル14に組付けることができる。また、ドア
トリム36の取付けに伴い、上述のようにメインハーネ
ス38のコネクタ40がワイヤーハーネス18のコネク
タ22に嵌合させられるため、ドアトリム36の取付け
と同時にメインハーネス38のコネクタ40とワイヤー
ハーネス18のコネクタ22とを嵌合させることができ
る。
【0030】以上説明したように、上記バックドア10
Aによれば、後部ガラス12の周辺に配される電装部品
のワイヤーハーネス18がウェザストリップ16に、メ
インハーネス38がドアトリム36にそれぞれ一体に設
けられているため、ウェザストリップ16及びドアトリ
ム36のドアパネル14への取付けと一体にワイヤーハ
ーネス18及びメインハーネス38をバックドア10A
に組付けることができる。そのため、従来のようにバッ
クドアに形成された中空部分にワイヤーハーネスを挿通
したり、あるいは、挾み込みに注意しながらドアパネル
とトリムとの間にワイヤーハーネスを配索するといった
煩雑な作業が不要となる。
【0031】そればかりか、後部ガラス12へのウェザ
ストリップ16の装着の際には、ウェザストリップ16
の装着に伴いデフォッガ30の各コネクタ32A,32
Bとワイヤーハーネス18の各コネクタ26A,26B
とが嵌合し、また、ドアパネル14へのドアトリム36
の取付けの際には、ドアトリム36の取付けに伴いメイ
ンハーネス38のコネクタ40とワイヤーハーネス18
のコネクタ22とが嵌合するため、ウェザストリップ1
6の装着、あるいはドアトリム36の取付け作業と一体
に上記各コネクタの嵌合作業をも行うことができる。
【0032】そのため、上記バックドア10Aによれ
ば、ワイヤーハーネス18及びメインハーネス38の組
付け性を大幅に向上させることができ、バックドアの組
立て時間を大幅に短縮することが可能となる。
【0033】また、従来のワイヤーハーネスでは、収束
性を確保したり、あるいはワイヤーハーネスをボディパ
ネル等に固定するために全体、あるいは部分的にワイヤ
ーハーネスをチューブ内に挿通したり、あるいはクラン
プや結束バンド等によりワイヤーハーネスを固定するこ
とが行われているが、バックドア10Aでは、上記のよ
うにワイヤーハーネス18をウェザストリップ16に一
体成形したり、メインハーネス38をパット部材の間に
介装してドアトリム36に一体化するので、このような
チューブや結束バンド等の配索補助のための部材が不要
となり、これにより製造コストを低減することが可能と
なるという利点もある。
【0034】ところで、上記バックドア10Aの説明中
では特に記載していないが、ストップランプや電動開閉
式カーテンについて、これらの電装部品をドアパネル1
4に組付けると、これに伴いストップランプ等のコネク
タがワイヤーハーネス18のコネクタ24及び28A,
28Bに嵌合するにように構成してもよい。
【0035】すなわち、ワイヤーハーネス18のコネク
タ24を車両前方に向けてウェザストリップ16に取付
け固定する一方、ストップランプのコネクタを車両後方
に向けて取付け固定し、さらにワイヤーハーネス18の
コネクタ24とストップランプのコネクタとがそれぞれ
車両の前後方向に対応するように各コネクタの固定位置
を設定し、ストップランプをドアパネル14に組付ける
と、これに伴いストップランプのコネクタがワイヤーハ
ーネス18のコネクタ24に嵌合するように構成しても
よい。なお、説明を省略するが電動開閉式カーテンにつ
いても同様の構成を採用することができる。
【0036】このような構成によれば、ストップランプ
や電動開閉式カーテンについても、その組付け作業と一
体にストップランプ等のコネクタとワイヤーハーネス1
8のコネクタ24等とを嵌合させることができるため、
バックドア10Aの組立て時間をさらに短縮することが
可能となる。
【0037】なお、上記バックドア10Aでは、メイン
ハーネス38のコネクタ40をドアトリム36に固定的
に取付け、また、これに対応するワイヤーハーネス18
のコネクタ22をウェザストリップ16に固定的に保持
するようにしているが、固定的とは厳密に不動である必
要はなく、例えば、一方のコネクタ40をコネクタ接続
方向と直交する方向に適度に変位可能に設け、コネクタ
22とコネクタ40との相対的な取付け位置の誤差等を
吸収できるようにすることはいっこうに差し支えない。
【0038】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を用いて説明する。
【0039】図7は、本願発明の第2実施形態に係る車
両の配線構造が適用される車両のバックドアを概略的に
示している。同図に示すバックドア10Bも、第1実施
形態のバックドア10Aと同様にワゴンタイプの車両の
バックドアで、そのドアパネル42にも各種電装部品や
ドアトリム80が組付けられるようになっている。
【0040】電装部品としては、具体的に図示していな
いが、例えばドアロック装置52、キースイッチ58、
ワイパーユニット66及びストップランプ72が取付け
られるようになっている(図8参照)。これらドアロッ
ク装置52等の各電装部品からはそれぞれ電線50,5
6,64及び70が導出されてその先端にコネクタ5
4,60,68及び74がそれぞれ装着されるととも
に、これらの各コネクタ54,60,68及び74がそ
れぞれドアパネル42に取付けられている。
【0041】具体的には、図7に示すようにドアパネル
42における上記ドアトリム80の取付け箇所におい
て、その右側端部近傍(以下、単に右側部という)にド
アロック装置52及びキースイッチ58の各コネクタ5
4,60がそれぞれ上下一列に並べて取付けられる一
方、左側端部近傍(以下、単に左側部という)にワイパ
ーユニット66及びストップランプ72の各コネクタ6
8,72がそれぞれ上下一列に並べて取付けられてい
る。
【0042】また、ドアパネル42にはメインハーネス
44が配索されている。メインハーネス44は、その一
端側に後記ワイヤーハーネス82への接続用のコネクタ
40を、他端側にルーフ側ワイヤーハーネス(図示せ
ず)への接続用のコネクタ46をそれぞれ装着した構成
となっており、例えばドアパネル42に形成された中空
部内に挿通されている。そして、ルーフ側ワイヤーハー
ネスへの接続用のコネクタ46がドアパネル42の上端
近傍に形成された開口部から導出される一方、ワイヤー
ハーネス82へのコネクタ48がドアパネル42の右側
部において、上記ドアロック装置52のコネクタ54の
上側に取付けられている。
【0043】ドアパネル42に取付けられる各コネクタ
48等はそれぞれ車両前方に向かって、すなわちコネク
タ嵌合が車両前方側から行われるように配置されてい
る。また、詳しく図示していないが、ドアパネル42の
右側部の各コネクタ48,54,60は可動ホルダー6
2に、左側部の各コネクタ68,74は可動ホルダー6
2にそれぞれ装着されており、このように各コネクタ4
8等が可動ホルダー62,74を介してドアパネル42
に取付けられることによって、ドアパネル42に対する
各コネクタ48等のコネクタ接続方向と直交する方向の
適度の変位が許容されるようになっている。
【0044】一方、上記ドアトリム80には、上記ドア
ロック装置52等の電装部品に対するワイヤーハーネス
82が一体に設けられている。ワイヤーハーネス82
は、ECUを搭載したジョイントボックス86を一端側
に、上記ドアパネル42の左側部の各コネクタ68,7
4に対するコネクタ88を他端側にそれぞれ備えるとと
もに、上記ジョイントボックス86に、ドアパネル42
の右側部の各コネクタ48,54,60に対するコネク
タ84を一体に備えた構成となっている。なお、各コネ
クタ84,88はそれぞれ単一のコネクタ構造を有する
が、それぞれコネクタ48,54,60及びコネクタ6
8,74と一体に嵌合するように構成されている。
【0045】ワイヤーハーネス82は、例えば、ドアト
リム80のパット部材の間に介装されることによりドア
トリム80に一体化され、上記各コネクタ84,88の
みがドアパネル42への取付側に露出させられた状態で
ドアトリム80に取付け固定されている。
【0046】ドアトリム80の各コネクタ84,88
は、ドアパネル42の右側部の各コネクタ48,54,
60及び左側部の各コネクタ68,74に対応するよう
に車両後方に向かって固定されており、これによりドア
トリム80がドアパネル42に組付けられると、これに
応じてドアトリム80のコネクタ84とドアパネル42
の右側部の各コネクタ48,54,60とが嵌合すると
ともに、ドアトリム80のコネクタ88とドアパネル4
2の左側部の各コネクタ68,74とが嵌合するように
なっている。
【0047】以上のように構成された第2実施形態のバ
ックドア10Bによれば、ドアトリム80がドアパネル
42に取付けられると、これに伴いドアパネル42に取
付けられた各電装部品等のコネクタ48等とワイヤーハ
ーネス82のコネクタ84,88とが嵌合して、バック
ドア10Bに搭載されるドアロック装置52等の各電装
部品がワイヤーハーネス82のジョイントボックス86
及びメインハーネス44を介して車両本体側のコントロ
ーラ等と電気的に接続される。つまり、ドアトリム80
をドアパネル42に取付けることによって、バックドア
10Bに搭載される全ての電装部品の配線が完了するこ
とになる。そのため、例えば、電装部品の組付け、ワイ
ヤーハーネスの配索、コネクタ同士の嵌合及びドアパネ
ルの組付けといった作業を順次、個別に行っていた従来
のこの種のバックドアの構造と比較すると、電装部品の
配線を極めて容易に行うことができ、そのためバックド
ア10Bの組立て時間を大幅に短縮することができる。
【0048】また、上記バックドア10Bのようにジョ
イントボックスを具備したワイヤーハーネスを配索する
場合、従来の一般的な構造では、防水性のカバー等をド
アパネルに装着してドアパネルとドアトリムとの間に専
用の防水領域を形成し、ワイヤーハーネスのジョイント
ボックスをこの防水領域に配置することによって湿気に
弱いECU等の電子部品を保護するようにしているが、
上記バックドア10Bの配線構造によれば、ワイヤーハ
ーネス82がドアトリム80内に一体に設けられること
でジョイントボックス86に対する防水機能が発揮され
るため、従来のように専用の防水領域を設ける必要がな
い。そのためドア構造の簡略化を図ることができ、ま
た、このようなドア構造の簡略化が達成されることによ
りバックドア10Bの組立て時間をより短縮することが
できるという利点もある。
【0049】ところで、上記バックドア10Bでは、ド
アロック装置52等の電装部品のコネクタ54等をドア
パネル42の左右2箇所に集結配置し、これに対応する
2つのコネクタ84,88をワイヤーハーネス82に設
けて各コネクタを嵌合させる、すなわちコネクタ嵌合を
2箇所で行わせるようにしているが、コネクタの嵌合箇
所の数は、必ずしも2箇所に限られるものではなく、例
えば、1箇所、あるいは3箇所以上であっても構わな
い。但し、コネクタ嵌合を1箇所で行う場合、ドアパネ
ル42における各電装部品とコネクタ取付け位置とが離
間していると、電装部品とコネクタとを結ぶ電線が長く
なってその配線が煩雑になる等の問題があり、一方、コ
ネクタ嵌合を3箇所以上で行う場合には、ドアトリム8
0をドアパネル42に取付ける際のコネクタ同士の位置
合わせが難しくなるといった煩雑さがある。そのため、
バックドア10Bのようにコネクタ嵌合を2箇所で行う
ようにするのが電装部品とそのコネクタとを結ぶ電線の
配索やドアトリム80の組付け性の上で最も都合が良
い。
【0050】なお、本願の第2実施形態の構造はバック
ドア以外に、フロントドアにも適用することができる。
図9は、そのようなフロントドアの一例を示しており、
以下、この例について簡単に説明する。
【0051】同図に示すように、このフロントドア10
0のドアパネル102には、電動ドアミラー104、ウ
インドレギュレータ106、ドアロック装置108及び
スピーカ110といった電装部品が組付けられ、これら
各電装部品のコネクタ112,114,116,118
が可動ホルダー(図示せず)を介してドアパネル102
の略中央部分に横一列に並べて取付けられている。ま
た、ドアパネル102にはメインハーネス120が配索
され、その一端側のコネクタ、つまり後記ワイヤーハー
ネス126に接続されるコネクタ122がドアパネル1
02の前方側(同図では左側)に取付けられている。
【0052】一方、ドアパネル124には、ワイヤーハ
ーネス126が一体に設けられている。ワイヤーハーネ
ス126は、ジョイントボックス128を一端側に、メ
インハーネス120のコネクタ122に嵌合可能なコネ
クタ130を他端側にそれぞれ備えるとともに、ジョイ
ントボックス128に、上記各電装部品のコネクタ11
2〜118に嵌合可能なコネクタ132を一体に備えた
構成となっている。
【0053】そして、ドアパネル102にドアトリム1
26が組付けられると、これに伴いドアトリム126の
コネクタ132と電装部品の各コネクタ112〜130
とが嵌合するとともに、ドアトリム124のコネクタ1
30とワイヤーハーネス120のコネクタ122とが嵌
合し、これによりフロントドア100に搭載される電動
ドアミラー104等の電装部品がジョイントボックス1
28、メインハーネス120を介して車両本体側のコン
トローラ等に電気的に接続されるようになっている。
【0054】つまり、このフロントドア100の構成に
おいても、ドアトリム126をドアパネル102に取付
けるだけでフロントドア100に搭載される全ての電装
部品の配線が完了することになる。そのため、上記バッ
クドア10Bと同様に、電装部品の配線を容易に行うこ
とができ、従って、フロントドア100の組立て時間を
短縮することができる。
【0055】ところで、以上説明したバックドア10
A、バックドア10B、あるいはフロントドア100
は、本願発明に係る車両の配線構造が適用されるドア構
造の代表的な例であって、その具体的な構造は本願発明
の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0056】例えば、上記第1実施形態では、装備材と
してウェザストリップ16やドアトリム36にワイヤー
ハーネス18及びメインハーネス38をそれぞれ一体的
に設けた例について説明したが、これ以外にも、図10
に示すような車両本体フレーム140の床面に付設され
るアスファルトシート142や、図示を省略するが車両
フレームの車室側面部分に組付けられるセンターピラー
ガーニッシュ等の各種ガーニッシュ部材、あるいは車両
フレームの天井部分に組付けられるヘッドライニング等
の内装部材にワイヤーハーネス等の配線を一体に設ける
ようにしてもよい。つまり、車両に搭載される各種電装
部品の組付け位置や、その組付け位置近傍の樹脂やゴム
材料等から構成される装備材を有効に利用してそれらの
装備材にワイヤーハーネスを一体に設けるようにすれば
よい。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、車両に
装着される装備材にワイヤーハーネスを一体的に設ける
とともにワイヤーハーネスの接続部材を装備材に固定的
に設ける一方、装備材の装着部に相手側の接続部材を固
定的に設け、装備材を一定位置関係で装着部に組付けた
ときに、それに伴ってワイヤーハーネスの接続部材が相
手側の接続部材に接続されるように各接続部材を配設し
たので、ワイヤーハーネスの配索作業及び接続部材同士
の接続作業を装備材の取付け作業と一体に行うことがで
きる。そのため、ワイヤーハーネスの組付け性を著しく
向上させることができ、これにより車両の組立て効率を
高めることができる。しかも、ワイヤーハーネスを装備
材に一体的に設けているためスペース的に有利であり、
また、保護部材やクランプ等の配索補助のための部材を
設けることなくワイヤーハーネスを配索することができ
る。さらに、ワイヤーハーネスと装備材を一体に管理す
ることができるので、部品の管理面でも有利となる。
【0058】また、本発明は、車両に装着される装備材
にワイヤーハーネスを一体的に設けるとともにワイヤー
ハーネスの接続部材を装備材に固定的に設け、装備材の
装着部への組付け状態で接続部材を接続可能な状態に保
持し、電装部品を一定位置関係で組付けたときに、それ
に伴って電装部品に設けられた接続部材が装備材の接続
部材に接続されるように各接続部材を配設したので、ワ
イヤーハーネスの配索作業を装備材の取付け作業と一体
に行うことができ、また、電装部品の取付けと同時に電
装部品の接続部材とワイヤーハーネスの接続部材との接
続を行うことができる。そのため、この構造においても
ワイヤーハーネスの組付け性を向上させることができ
る。また、その他、ワイヤーハーネスが装備材に一体的
に設けられるためスペース的に有利である等、上記請求
項1の構造と同様の作用効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両の配線構造(第1実施形態)
が適用される車両のバックドアを示す平面図である。
【図2】上記バックドアに組付けられる後部ガラスを示
す平面図である。
【図3】上記バックドアに組付けられるウェザストリッ
プを示す平面図である。
【図4】図3におけるA−A断面図である。
【図5】後部ガラスへのウェザストリップの装着要領を
説明する平面図である。
【図6】ドアパネルへのドアトリムの組付け要領を説明
する断面図である。
【図7】本発明に係る車両の配線構造(第2実施形態)
が適用される車両のバックドアを示す斜視図である。
【図8】上記バックドアの配線構造を示す配線図であ
る。
【図9】図7に示す車両の配線構造をフロントドアに適
用した例を示す斜視図である。
【図10】車両本体フレームとその床面に付設されるア
スファルトシートを示す斜視概略図である。
【符号の説明】
10A,10B バックドア 12 後部ガラス 14 ドアパネル 16 ウェザストリップ 18 ワイヤーハーネス 20 台座 22,24,26A,26B,28A,28B コネク
タ 30 デフォッガ 32A,32B コネクタ 36 ドアトリム 38 メインハーネス 40,41 コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 博 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 宮▲崎▼ 順之 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両における電装部品のワイヤーハーネ
    スの配線構造であって、車両に装着される装備材に前記
    ワイヤーハーネスが一体的に設けられるとともにワイヤ
    ーハーネスの接続部材が前記装備材に固定的に設けられ
    る一方、前記装備材の装着部に相手側の接続部材が固定
    的に設けられ、装備材が一定位置関係で前記装着部に組
    付けられたときに、それに伴ってワイヤーハーネスの接
    続部材が相手側の接続部材に接続されるように各接続部
    材が配されてなることを特徴とする車両の配線構造。
  2. 【請求項2】 車両における電装部品のワイヤーハーネ
    スの配線構造であって、車両に装着される装備材に前記
    ワイヤーハーネスが一体的に設けられるとともにワイヤ
    ーハーネスの接続部材が前記装備材に固定的に設けら
    れ、装備材の装着部への組付け状態で前記接続部材が接
    続可能な状態に保持され、電装部品が一定位置関係で組
    付けられたときに、それに伴って電装部品に設けられた
    接続部材が前記装備材の接続部材に接続されるように前
    記各接続部材が配されてなることを特徴とする車両の配
    線構造。
  3. 【請求項3】 上記装備材の装着部に多数の相手側接続
    部材が設けられるものであって、これらの相手側接続部
    材が前記装着部の2箇所に分けられて集結配置される一
    方、ワイヤーハーネスの接続部材が上記相手側接続部材
    に対応するように集結配置されてなることを特徴とする
    請求項1記載の車両の配線構造。
  4. 【請求項4】 上記ワイヤーハーネスは電装部品の配線
    を構成するものであって、上記装備材の装着部には相手
    側接続部材として電装部品のコネクタが設けられてなる
    ことを特徴とする請求項1又は3記載の車両の配線構
    造。
  5. 【請求項5】 上記装備材として、車両の固定ガラスを
    保持するウェザストリップにワイヤーハーネスが埋設さ
    れてなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに
    記載の車両の配線構造。
  6. 【請求項6】 上記装備材として、車両の内装材にワイ
    ヤーハーネスが埋設されてなることを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれかに記載の車両の配線構造。
JP18229396A 1996-07-11 1996-07-11 車両の配線構造 Withdrawn JPH1024782A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18229396A JPH1024782A (ja) 1996-07-11 1996-07-11 車両の配線構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18229396A JPH1024782A (ja) 1996-07-11 1996-07-11 車両の配線構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1024782A true JPH1024782A (ja) 1998-01-27

Family

ID=16115759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18229396A Withdrawn JPH1024782A (ja) 1996-07-11 1996-07-11 車両の配線構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1024782A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6598931B2 (en) 2001-07-03 2003-07-29 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Conductive wires protection case construction on rear glass in convertible top
EP2060424A2 (en) 2007-11-19 2009-05-20 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Electrical contact mechanism

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6598931B2 (en) 2001-07-03 2003-07-29 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Conductive wires protection case construction on rear glass in convertible top
EP2060424A2 (en) 2007-11-19 2009-05-20 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Electrical contact mechanism
US7661960B2 (en) 2007-11-19 2010-02-16 Aisin Seiki Kabuhsiki Kaisha Electrical contact mechanism

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4653799A (en) Apparatus for housing electrical wiring extending between a vehicle door and a vehicle body
JP4322528B2 (ja) 自動車ドアワイヤハーネス配列、ワイヤハーネスおよびプロテクタ
US20200180525A1 (en) Electrical component-attached wire harness and assembly structure of electrical component-attached wire harness
US20230115337A1 (en) Wiring module
JPH1024782A (ja) 車両の配線構造
US20030098614A1 (en) Conductive interior liner for a vehicle
JP3293744B2 (ja) ドア用回路体の組付構造
US20230356676A1 (en) Door wiring module and assembling structure of door wiring module
CN101821132A (zh) 车门上的电缆引导装置或扁平电缆连接
JP2008195254A (ja) ドア用ワイヤハーネスの配索構造
JP4119798B2 (ja) 車両の電気配線構造およびその補修方法
JP3119187B2 (ja) 自動車のハッチバックドアガラスへのワイヤハーネス配索構造
JP3662452B2 (ja) 自動車天井の組付構造、同組付構造に用いるユニット部材、同組付構造に用いるフレーム部材および同組付方法
JPH1081181A (ja) 車両用ドアの配線構造
JPH082348A (ja) 車両用ドアハーネス配索構造
CN208867979U (zh) 汽车顶棚线束结构
JP3660729B2 (ja) ドア開閉部のケーブル配設構造
JP2594357Y2 (ja) 自動車用天井
US20230382201A1 (en) Service hole cover and door wiring module
JP2646544B2 (ja) 自動車の車体構造
JP2535953Y2 (ja) 自動車の後部車体構造
US20230365078A1 (en) Door wiring module and composite service hole cover
JP2002274288A (ja) 自動車ドアのワイヤハーネス配索構造
JPH09207685A (ja) 自動車のワイヤハーネスの配索構造
KR100350882B1 (ko) 자동차용 퓨즈박스

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20031007