JPH1024630A - 印刷制御方法 - Google Patents

印刷制御方法

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JPH1024630A
JPH1024630A JP8182478A JP18247896A JPH1024630A JP H1024630 A JPH1024630 A JP H1024630A JP 8182478 A JP8182478 A JP 8182478A JP 18247896 A JP18247896 A JP 18247896A JP H1024630 A JPH1024630 A JP H1024630A
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unit
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Application number
JP8182478A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Ito
正利 伊藤
Yuji Sonoyama
祐司 園山
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ファイルデータに対応させて印刷
属性情報を設定し、印刷を行なう際に、印刷指定された
ファイルデータに対応する前記印刷属性情報に基づいて
印刷部の印刷制御を行なう印刷制御方法を提供すること
である。 【解決手段】 コンピュータシステム1では、印字圧デ
ータ、印刷モードデータ、用紙排出方向データ等により
構成される印刷属性情報を帳票ファイルデータ毎に設定
されるファイル名と対応付けてRAM12の印刷制御情
報メモリ12cに格納される印刷制御情報テーブルに設
定し、印刷部15により帳票ファイルデータを印刷する
際に、印刷指定された帳票ファイルデータのファイル名
に対応する印刷属性情報を前記印刷制御情報テーブルか
ら読み出し、当該印刷属性情報に基づいて前記印刷部1
5の印刷制御を行なって、前記帳票ファイルデータを当
該印刷部15により所定用紙に印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷制御方法に係
り、詳細には、印字圧データ、印刷モードデータ、用紙
排出方向データ等により構成される印刷属性情報、或い
は印刷位置補正データ等により構成される印刷補正情報
に基づいて印刷部の印刷制御を行なう印刷制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ワードプロセッサ(Word
Processor)やパーソナルコンピュータ(Personal Com
puter )、あるいはエンジニアリングワークステーショ
ン(Engineering Work Station)等のデータ処理装置に
おいては、作成したファイルデータを印刷装置(Printe
r )を用いて所定用紙に印刷する印刷機能を備えてい
る。
【0003】この印刷機能においては、印字圧データ、
印刷モードデータ(例えば、高速印刷、高品位印刷な
ど)、用紙排出方向データ等により構成される印刷属性
情報を印刷装置に出力して当該印刷装置の印刷制御を行
なって、印刷指定されたファイルデータを当該印刷装置
により所定用紙に印刷していた。
【0004】また、この印刷機能においては、LAN
(Local Area Network)等のネットワークシステムによ
り複数の印刷装置が使用可能な場合に、例えば、各印刷
装置の個体差による印刷位置のズレなどを解消するため
に、印刷を行なう印刷装置に対して、印刷位置補正デー
タ等により構成される印刷補正情報を出力して当該印刷
装置の印刷補正制御を行なって、印刷指定されたファイ
ルデータを当該印刷装置により所定用紙に印刷してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の印刷機能においては以下に述べるような問題
点があった。すなわち、例えば帳票印刷に際して、請求
書(複写紙)、送り状(タックシール)など異なる種類
の用紙に対する印刷毎に、或いは元帳印刷(高品位印
刷)、チェックリスト印刷(高速印刷)など異なる印刷
モード毎に、前記印刷属性情報の設定内容を変更し直さ
なければならないなど、異なる印刷処理毎に印刷属性情
報の設定内容を変更し直さなければならず、煩わしく使
い勝手が悪いという問題があった。
【0006】また、LAN等のネットワークシステムに
より複数の印刷装置が使用可能な場合に、印刷を行なう
印刷装置が異なる毎に前記印刷補正情報の設定内容を変
更し直さなければならず、煩わしく使い勝手が悪いとい
う問題があった。
【0007】本発明の課題は、ファイルデータに対応さ
せて印刷属性情報を、或いは印刷部に対応させて印刷補
正情報を設定し、印刷を行なう際に、印刷指定されたフ
ァイルデータに対応する前記印刷属性情報、或いは印刷
を行なう印刷部に対応する前記印刷補正情報に基づいて
印刷部の印刷制御を行なう印刷制御方法を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、ファイルデータを所定用紙
に印刷する印刷部の印刷制御を行なう印刷制御方法にお
いて、印字圧データ、印刷モードデータ、用紙排出方向
データ等により構成される印刷属性情報を前記ファイル
データ毎に設定されるファイル名と対応付けて印刷制御
情報テーブルに設定し、前記印刷部によりファイルデー
タを印刷する際に、印刷指定されたファイルデータのフ
ァイル名に対応する印刷属性情報を前記印刷制御情報テ
ーブルから読み出し、当該印刷属性情報を前記印刷部に
設定して当該印刷部の印刷制御を行なって、前記ファイ
ルデータを当該印刷部により所定用紙に印刷することを
特徴としている。
【0009】よって、請求項1記載の発明によれば、フ
ァイルデータを所定用紙に印刷する印刷部の印刷制御を
行なう印刷制御方法において、印字圧データ、印刷モー
ドデータ、用紙排出方向データ等により構成される印刷
属性情報を前記ファイルデータ毎に設定されるファイル
名と対応付けて印刷制御情報テーブルに設定し、前記印
刷部によりファイルデータを印刷する際に、印刷指定さ
れたファイルデータのファイル名に対応する印刷属性情
報を前記印刷制御情報テーブルから読み出し、当該印刷
属性情報を前記印刷部に設定して当該印刷部の印刷制御
を行なって、前記ファイルデータを当該印刷部により所
定用紙に印刷する。
【0010】したがって、印刷指定されたファイルデー
タに対応させて設定した印刷属性情報に基づいて印刷部
の印刷制御を行ない、前記ファイルデータを当該印刷部
により所定用紙に印刷するので、従来のように異なる印
刷処理毎に印刷属性情報の設定内容を変更し直す必要が
なく、設定変更に要するユーザーの手間と時間を省くこ
とが可能となり、使い勝手を向上することができる。
【0011】また、請求項2に記載するように、請求項
1記載の発明において、前記印刷部によりファイルデー
タを印刷する際に、印刷指定されたファイルデータのフ
ァイル名が前記印刷制御情報テーブルに登録されていな
い場合は、当該ファイルデータに対する前記印刷属性情
報を設定させて、当該印刷属性情報を前記印刷部に設定
して当該印刷部の印刷制御を行なって、前記ファイルデ
ータを当該印刷部により所定用紙に印刷するとともに、
当該ファイルデータのファイル名と前記設定された印刷
属性情報とを対応付けて前記印刷制御情報テーブルに登
録することが有効である。
【0012】この請求項2記載の発明によれば、印刷部
によりファイルデータを印刷する際に、印刷指定された
ファイルデータのファイル名が印刷制御情報テーブルに
登録されていない場合は、当該ファイルデータに対する
印刷属性情報を設定させて、当該印刷属性情報を前記印
刷部に設定して当該印刷部の印刷制御を行なって、前記
ファイルデータを当該印刷部により所定用紙に印刷する
とともに、当該ファイルデータのファイル名と前記設定
された印刷属性情報とを対応付けて前記印刷制御情報テ
ーブルに登録する。
【0013】したがって、印刷するファイルデータに対
して印刷属性情報を一度設定すると、そのファイルデー
タのファイル名と前記設定した印刷属性情報とが対応付
けられて登録され、次回以降に同ファイルデータを印刷
する際には、前記登録された印刷属性情報に基づいて印
刷部の印刷制御が行なわれることとなって、印刷属性情
報の設定に要するユーザーの手間と時間を省くことが可
能となり、使い勝手を向上することができる。
【0014】請求項3記載の発明は、ファイルデータを
所定用紙に印刷する印刷部を複数備え、この各印刷部の
印刷制御を行なう印刷制御方法において、印刷位置補正
データ等により構成される印刷補正情報を前記各印刷部
と対応付けて補正制御情報テーブルに設定し、指定され
た前記ファイルデータを印刷する際に、前記複数の印刷
部の中から印刷を行なう印刷部が指定されると、当該指
定印刷部に対応する印刷補正情報を前記補正制御情報テ
ーブルから読み出し、当該印刷補正情報を前記指定印刷
部に設定して当該指定印刷部の印刷補正制御を行なっ
て、前記ファイルデータを当該指定印刷部により所定用
紙に印刷することを特徴としている。
【0015】よって、請求項3記載の発明によれば、フ
ァイルデータを所定用紙に印刷する印刷部を複数備え、
この各印刷部の印刷制御を行なう印刷制御方法におい
て、印刷位置補正データ等により構成される印刷補正情
報を前記各印刷部と対応付けて補正制御情報テーブルに
設定し、指定された前記ファイルデータを印刷する際
に、前記複数の印刷部の中から印刷を行なう印刷部が指
定されると、当該指定印刷部に対応する印刷補正情報を
前記補正制御情報テーブルから読み出し、当該印刷補正
情報を前記指定印刷部に設定して当該指定印刷部の印刷
補正制御を行なって、前記ファイルデータを当該指定印
刷部により所定用紙に印刷する。
【0016】したがって、指定された印刷部に対応させ
て設定した印刷補正情報に基づいて前記指定印刷部の印
刷補正制御を行ない、印刷指定されたファイルデータを
当該指定印刷部により所定用紙に印刷するので、従来の
ように印刷を行なう印刷部が異なる毎に印刷補正情報の
設定内容を変更し直す必要がなく、設定変更に要するユ
ーザーの手間と時間を省くことが可能となり、使い勝手
を向上することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明に好適
な実施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)図1〜図3は、本発明の印刷方法
を適用した第1の実施の形態のコンピュータシステムに
ついて示す図である。
【0018】まず、構成を説明する。図1は、本発明を
適用したコンピュータシステム1のブロック構成図であ
り、同図において、コンピュータシステム1は、入力部
11、RAM12、CPU13、表示部14、印刷部1
5、記憶装置16、及び記憶媒体制御部17により構成
されており、各部はバス19によって接続されている。
【0019】入力部11は、キー入力部11a及びマウ
ス11bにより構成されており、キー入力部11aは、
ファンクションキー、数値キー、文字キー、及び他キー
を有し、ユーザーによる各キー入力操作に応じた各種操
作信号をCPU13に出力する。また、マウス11b
は、表示部14に表示されるアイコンや操作メニューの
選択等を行なうポインティングデバイスであり、相対位
置座標データ及びクリック信号をCPU13に出力す
る。
【0020】RAM(Random Access Memory)12は、
ワークメモリ12a、帳票データメモリ12b、及び印
刷制御情報メモリ12cにより構成されている。ワーク
メモリ12aは、CPU13により各種制御処理が実行
される際に、処理される各種データを一時的に格納する
メモリエリアを形成する。帳票データメモリ12bは、
処理される帳票ファイルデータを一時的に格納するメモ
リエリアを形成する。
【0021】印刷制御情報メモリ12cは、印刷制御情
報テーブルを一時的に格納するメモリエリアを形成す
る。この印刷制御情報テーブルは、各帳票ファイルデー
タのファイル名に対応させて、印字圧データ、印刷モー
ドデータ、用紙排出方向データ等により構成される印刷
属性情報を格納しているテーブルである。
【0022】図2は、RAM12の印刷制御情報メモリ
12cに格納される印刷制御情報テーブルの一例を示す
図である。同図に示す印刷制御情報テーブルは、「ファ
イル名」、「印字圧」、「印刷モード」、及び「用紙排
出方向」などの各項目により構成されている。
【0023】「ファイル名」項目には、各帳票ファイル
データのファイル名データが格納される。また、「印字
圧」、「印刷モード」、及び「用紙排出方向」の各項目
には、対応する「ファイル名」項目に格納されるファイ
ル名の帳票ファイルデータを印刷部15により所定用紙
に印刷する際の、印字圧データ、印刷モードデータ、用
紙排出方向データがそれぞれ格納される。
【0024】具体的には図2に示すように、「印字圧」
項目には、印字圧レベルに応じた数値データが印字圧デ
ータとして格納され、この数値データの値が高い程、印
字圧を強くして印刷を行なうことを示している。
【0025】また、「印刷モード」項目には、高品位の
印刷を行なう「高品位」モードや、当該「高品位」モー
ドに比べ印刷品質は劣るが印刷時間が大幅に短縮される
「高速」モードなど、各種印刷モードデータが格納され
る。
【0026】「用紙排出方向」項目には、帳票ファイル
データを連続紙に対して印刷し、この印刷された連続紙
をスタッカー(箱)に収納する場合などに用紙排出方向
データとして「後」が、また帳票ファイルデータを所定
サイズの不連続用紙に対して印刷する場合などに用紙排
出方向データとして「前」が格納される。
【0027】なお、この印刷制御情報テーブルに、印刷
属性情報として「印字圧」、「印刷モード」、及び「用
紙排出方向」以外の項目を設けてもよいことは勿論であ
る。例えば印刷制御情報テーブルに、印字濃度データを
格納する「印字濃度」項目などを設けてもよい。また、
この印刷制御情報テーブルに格納される各項目データ
は、ユーザーによって任意に設定変更することができ
る。
【0028】CPU(Central Processing Unit )13
は、記憶装置16、記憶媒体18等に格納される各種制
御プログラムやアプリケーションプログラムなどに従っ
てコンピュータシステム1の各部を制御する中央演算装
置である。具体的には、CPU13は、入力部11から
帳票印刷モードに移行する旨が指示されると後述する帳
票印刷処理(図3参照)を実行する。
【0029】表示部14は、CRT(Cathode Ray Tub
e)や液晶ディスプレイ等により構成されており、CP
U13から入力される表示データを表示する。印刷部1
5は、CPU13から入力される印刷属性情報によって
印刷制御され、CPU13から入力される印刷データ
(例えば、帳票ファイルデータなど)を所定用紙に印刷
する。
【0030】記憶装置16は、制御プログラムやアプリ
ケーションプログラム、或いは、印刷制御情報テーブル
や帳票ファイルデータ等が記憶される記憶媒体を有して
おり、この記憶媒体は磁気的、光学的記録媒体、若しく
は半導体メモリで構成されている。
【0031】なお、上記記憶媒体は記憶装置16に固定
的に設けられたものであってもよいし、或いは、記憶装
置16に着脱自在に装着するものであってもよい。
【0032】また、上記記憶媒体に記憶されるプログラ
ム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機
器から受信して記憶する構成としてもよく、更に、通信
回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体を
備えた記憶装置16を設け、この記憶媒体に記憶されて
いるプログラム、データ等を通信回線を介して使用する
構成としてもよい。
【0033】記憶媒体制御部17は、CPU13によっ
て制御され、図中に示す記憶媒体18(例えば、フロッ
ピーディスクなど)を駆動制御する。この記憶媒体制御
部17では、CPU13から書き込み指示が入力された
場合に、指定されたデータを記憶媒体18の指定された
記憶領域に書き込み、また、読み出し指示が入力された
場合に、指定されたデータを記憶媒体18から読み出し
て、RAM12のワークメモリ12aや記憶装置16内
の指定された記憶領域に転送する。以上が、本実施の形
態におけるコンピュータシステム1の構成である。
【0034】次に、動作を説明する。本実施の形態のC
PU13において実行される帳票印刷処理について、図
3に示すフローチャートに基づいて説明する。CPU1
3では、入力部11から帳票作成モードに移行する旨が
指示されると、記憶装置16に格納される帳票印刷処理
に関するプログラムを読み出して、その処理を開始す
る。
【0035】まず、CPU13は、印刷する帳票ファイ
ルデータが指定されたか否かを判別し(ステップS
1)、帳票ファイルデータが指定されていない場合は、
引き続いて印刷する帳票ファイルデータが指定されたか
否かの監視を行う。また、CPU13は、印刷する帳票
ファイルデータが指定されたと判別した場合は、この帳
票ファイルデータを記憶装置16、或いは記憶媒体制御
部17を介して記憶媒体18から読み出してRAM12
の帳票データメモリ12bに格納するとともに、そのフ
ァイル名データを検出する(ステップS2)。
【0036】次いで、CPU13は、検出したファイル
名データに基づいてRAM12の印刷制御情報メモリ1
2cに格納される印刷制御情報テーブルの「ファイル
名」項目を検索し(ステップS3)、この印刷制御情報
テーブルに前記ファイル名データが登録されているか否
かを判別する(ステップS4)。
【0037】そして、CPU13は、印刷制御情報テー
ブルに前記ファイル名データが登録されていると判別し
た場合は、当該ファイル名データに対応させて格納して
いる印刷属性情報(印字圧データ、印刷モードデータ、
及び用紙排出方向データ)を印刷制御情報テーブルから
読み出して(ステップS5)、ステップS8に移行す
る。
【0038】また、CPU13は、上記ステップS4に
おいて印刷制御情報テーブルに前記ファイル名データが
登録されていないと判別した場合は、この印刷指定され
た帳票ファイルデータに対する印刷属性情報をユーザー
に設定させて(ステップS6)、設定された印刷属性情
報と前記帳票ファイルデータのファイル名データと対応
付けて前記印刷制御情報テーブルに登録し(ステップS
7)、ステップS8に移行する。
【0039】ステップS8においてCPU13は、上記
ステップS5において読み出された印刷属性情報、或い
は上記ステップS6においてユーザーにより設定された
印刷属性情報を印刷部15に出力し、この印刷属性情報
に基づいて当該印刷部15の印刷制御を行なう(ステッ
プS8)。そして、CPU13は、上記ステップS2に
おいて帳票データメモリ12bに格納した帳票ファイル
データを読み出して印刷部15に出力し、当該印刷部1
5により前記帳票ファイルデータを所定用紙に印刷した
後(ステップS9)、当該帳票印刷処理を終了する。以
上が、本実施の形態のCPU13において実行される帳
票印刷処理の動作手順である。
【0040】以上のようなことから、本実施の形態にお
けるコンピュータシステム1によれば、印字圧データ、
印刷モードデータ、用紙排出方向データ等により構成さ
れる印刷属性情報を帳票ファイルデータ毎に設定される
ファイル名と対応付けてRAM12の印刷制御情報メモ
リ12cに格納される印刷制御情報テーブルに設定し、
印刷部15により帳票ファイルデータを印刷する際に、
印刷指定された帳票ファイルデータのファイル名に対応
する印刷属性情報を前記印刷制御情報テーブルから読み
出し、当該印刷属性情報に基づいて前記印刷部15の印
刷制御を行なって、前記帳票ファイルデータを当該印刷
部15により所定用紙に印刷する。
【0041】したがって、印刷指定された帳票ファイル
データに対応させて設定した印刷属性情報に基づいて印
刷部15の印刷制御を行ない、前記帳票ファイルデータ
を当該印刷部15により所定用紙に印刷するので、従来
のように異なる印刷処理毎に印刷属性情報の設定内容を
変更し直す必要がなく、設定変更に要するユーザーの手
間と時間を省くことが可能となる。
【0042】また、本実施の形態におけるコンピュータ
システム1によれば、印刷部15により帳票ファイルデ
ータを印刷する際に、印刷指定された帳票ファイルデー
タのファイル名がRAM12の印刷制御情報メモリ12
cに格納される印刷制御情報テーブルに登録されていな
い場合は、当該帳票ファイルデータに対する印刷属性情
報をユーザーにより設定させて、この印刷属性情報に基
づいて前記印刷部15の印刷制御を行なって、前記帳票
ファイルデータを当該印刷部15により所定用紙に印刷
するとともに、当該帳票ファイルデータのファイル名と
前記設定された印刷属性情報とを対応付けて前記印刷制
御情報テーブルに登録する。
【0043】したがって、印刷する帳票ファイルデータ
に対して印刷属性情報を一度設定すると、その帳票ファ
イルデータのファイル名と前記設定した印刷属性情報と
が対応付けられて登録され、次回以降に同帳票ファイル
データを印刷する際には、前記登録された印刷属性情報
に基づいて印刷部15の印刷制御が行なわれることとな
って、印刷属性情報の設定に要するユーザーの手間と時
間を省くことが可能となる。以上が、第1の実施の形態
についての説明である。
【0044】(第2の実施の形態)次に、図4〜図6
は、本発明の印刷制御方法を適用した第2の実施の形態
のコンピュータシステムについて示す図である。まず、
構成を説明する。図4は、第2の実施の形態におけるコ
ンピュータシステム2のブロック構成図である。
【0045】なお、この図4において、上記第1の実施
の形態におけるコンピュータシステム1のブロック構成
(図1参照)と同一の構成要素には、同一番号を付し、
説明を省略するものとする。
【0046】この図4において、コンピュータシステム
2は、前記図1に示した入力部11、CPU13、表示
部14、記憶装置16、及び記憶媒体制御部17と、R
AM21、及び印刷部22により構成されており、各部
はバス19によって接続されている。また、このコンピ
ュータシステム2は、LAN等のネットワークシステム
により印刷部23及び印刷部24と接続されており、両
印刷部23,24を用いて印刷データを所定用紙に印刷
することができる。
【0047】RAM21は、ワークメモリ21a、帳票
データメモリ21b、及び補正制御情報メモリ21cに
より構成されている。補正制御情報メモリ21cは、補
正制御情報テーブルを一時的に格納するメモリエリアを
形成する。この補正制御情報テーブルは、各印刷部22
〜24の名称データ(プリンタ名データ)に対応させて
印刷位置補正データ等により構成される印刷補正情報を
格納しているテーブルである。
【0048】図5は、RAM21の補正制御情報メモリ
21cに格納される補正制御情報テーブルの一例を示す
図である。同図に示す補正制御情報テーブルは、「プリ
ンタ名」及び「印刷位置補正値」などの各項目により構
成されている。また、上記「印刷位置補正値」項目は、
「X方向」及び「Y方向」の両項目により構成されてい
る。
【0049】「プリンタ名」項目には、各印刷部22〜
24の名称データが格納される。また、「印刷位置補正
値」項目の「X方向」及び「Y方向」の両項目には、対
応する「プリンタ名」項目に格納される名称の印刷部に
より帳票ファイルデータを所定用紙に印刷する際の、X
方向及びY方向の印刷位置補正データがそれぞれ格納さ
れる。
【0050】具体的には図5に示すように、「印刷位置
補正値」項目の「X方向」及び「Y方向」の両項目に
は、所定の長さ(例えば、0.5[mm])を1とした
数値データが印刷位置補正データとしてそれぞれ格納さ
れる。
【0051】なお、この補正制御情報テーブルに、印刷
補正情報として「印刷位置補正値」以外の項目を設けて
もよいことは勿論である。例えば補正制御情報テーブル
に、各印刷部22〜24の印字圧を補正する「印字圧補
正値」項目や印字濃度を補正する「印字濃度補正値」項
目などを設けてもよい。また、この補正制御情報テーブ
ルに格納される各項目データは、ユーザーによって任意
に設定変更することができる。
【0052】印刷部22〜24は、CPU13から入力
される印刷補正情報によって補正制御され、CPU13
から入力される印刷データ(例えば、帳票ファイルデー
タなど)を所定用紙に印刷する。以上が、本実施の形態
におけるコンピュータシステム2の構成である。
【0053】次に、動作を説明する。本実施の形態のC
PU13において実行される帳票印刷処理について、図
6に示すフローチャートに基づいて説明する。CPU1
3では、入力部11から帳票作成モードに移行する旨が
指示されると、記憶装置16に格納される帳票印刷処理
に関するプログラムを読み出して、その処理を開始す
る。
【0054】まず、CPU13は、使用可能な印刷部2
2〜24の名称(プリンタ名)を表示部14の表示画面
に表示して(ステップS11)、表示したものの中から
印刷を行なう印刷部が指定されたか否かを判別し(ステ
ップS12)、印刷部が指定されていない場合は、引き
続いて印刷を行なう印刷部が指定されたか否かの監視を
行う。
【0055】また、CPU13は、印刷を行なう印刷部
が指定されたと判別した場合は、そのプリンタ名データ
に基づいてRAM21の補正制御情報メモリ21cに格
納される補正制御情報テーブルの「プリンタ名」項目を
検索し(ステップS13)、この補正制御情報テーブル
に前記プリンタ名データが登録されているか否かを判別
する(ステップS14)。
【0056】そして、CPU13は、補正制御情報テー
ブルに前記プリンタ名データが登録されていると判別し
た場合は、当該プリンタ名データに対応させて格納して
いる印刷補正情報(印刷位置補正データ)を補正制御情
報テーブルから読み出して(ステップS15)、ステッ
プS18に移行する。
【0057】また、CPU13は、上記ステップS14
において補正制御情報テーブルに前記プリンタ名データ
が登録されていないと判別した場合は、指定された印刷
部に対する印刷補正情報をユーザーに設定させて(ステ
ップS16)、設定された印刷補正情報と前記指定印刷
部のプリンタ名データと対応付けて前記補正制御情報テ
ーブルに登録し(ステップS17)、ステップS18に
移行する。
【0058】ステップS18においてCPU13は、上
記ステップS15において読み出された印刷補正情報、
或いは上記ステップS16においてユーザーにより設定
された印刷補正情報を指定印刷部に出力し、この印刷補
正情報に基づいて当該指定印刷部の補正制御を行なう
(ステップS18)。そして、CPU13は、ユーザー
により印刷指定された帳票ファイルデータを記憶装置1
6、或いは記憶媒体制御部17を介して記憶媒体18か
ら読み出して指定印刷部に出力し、当該指定印刷部によ
り前記帳票ファイルデータを所定用紙に印刷した後(ス
テップS19)、当該帳票印刷処理を終了する。以上
が、本実施の形態のCPU13において実行される帳票
印刷処理の動作手順である。
【0059】以上のようなことから、本実施の形態にお
けるコンピュータシステム2によれば、印刷位置補正デ
ータ等により構成される印刷補正情報を前記各印刷部2
2〜24のプリンタ名と対応付けてRAM21の補正制
御情報メモリ12cに格納される補正制御情報テーブル
に設定し、指定された帳票ファイルデータを印刷する際
に、複数の印刷部22〜24の中から印刷を行なう印刷
部が指定されると、当該指定印刷部のプリンタ名に対応
する印刷補正情報を前記補正制御情報テーブルから読み
出し、当該印刷補正情報に基づいて前記指定印刷部の印
刷補正制御を行なって、前記ファイルデータを当該指定
印刷部により所定用紙に印刷する。
【0060】したがって、指定された印刷部に対応させ
て設定した印刷補正情報に基づいて前記指定印刷部の印
刷補正制御を行ない、印刷指定されたファイルデータを
当該指定印刷部により所定用紙に印刷するので、従来の
ように印刷を行なう印刷部が異なる毎に印刷補正情報の
設定内容を変更し直す必要がなく、設定変更に要するユ
ーザーの手間と時間を省くことが可能となる。
【0061】以上、本発明を実施の形態の第1例及び第
2例に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施
の形態例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で適宜に変更可能であることは勿論である。
【0062】例えば、上記実施の形態の第1例及び第2
例においては、帳票に関するファイルデータを印刷する
場合について述べたが、本発明は前記内容に限定される
ものではなく、その他の文書データや図形データに関す
るファイルデータを印刷する場合についても同様に適用
可能であることは勿論である。
【0063】また、上記実施の形態の第1例において
は、ファイル名データに対応させて印刷属性情報を設定
し、印刷を行なう際に、印刷指定された帳票ファイルデ
ータのファイル名に対応させて設定した印刷属性情報に
基づいて印刷部15の印刷制御を行なう構成としている
が、これは例えば、ファイル名データの上位5桁、或い
は下位5桁の部分に対応させて印刷属性情報を設定し、
印刷を行なう際に、印刷指定された帳票ファイルデータ
のファイル名データについて、上位5桁、或いは下位5
桁の部分のデータを検出し、この検出したデータに対応
させて設定した印刷属性情報に基づいて印刷部15の印
刷制御を行なう構成としてもよい。また、ファイル名デ
ータについて、拡張子以下の部分のデータに基づいて同
様の印刷制御処理を行なう構成としてもよいことは勿論
である。
【0064】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、印刷指定
されたファイルデータに対応させて設定した印刷属性情
報に基づいて印刷部の印刷制御を行ない、前記ファイル
データを当該印刷部により所定用紙に印刷するので、従
来のように異なる印刷処理毎に印刷属性情報の設定内容
を変更し直す必要がなく、設定変更に要するユーザーの
手間と時間を省くことが可能となり、使い勝手を向上す
ることができる。
【0065】請求項2記載の発明によれば、印刷するフ
ァイルデータに対して印刷属性情報を一度設定すると、
そのファイルデータのファイル名と前記設定した印刷属
性情報とが対応付けられて登録され、次回以降に同ファ
イルデータを印刷する際には、前記登録された印刷属性
情報に基づいて印刷部の印刷制御が行なわれることとな
って、印刷属性情報の設定に要するユーザーの手間と時
間を省くことが可能となり、使い勝手を向上することが
できる。
【0066】請求項3記載の発明によれば、指定された
印刷部に対応させて設定した印刷補正情報に基づいて前
記指定印刷部の印刷補正制御を行ない、印刷指定された
ファイルデータを当該指定印刷部により所定用紙に印刷
するので、従来のように印刷を行なう印刷部が異なる毎
に印刷補正情報の設定内容を変更し直す必要がなく、設
定変更に要するユーザーの手間と時間を省くことが可能
となり、使い勝手を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したコンピュータシステムのブロ
ック構成図。
【図2】図1のRAMの印刷制御情報メモリに格納され
る印刷制御情報テーブルの一例を示す図。
【図3】図1のCPUにおいて実行される帳票印刷処理
のフローチャート。
【図4】第2の実施の形態におけるコンピュータシステ
ムのブロック構成図。
【図5】図4のRAMの補正制御情報メモリに格納され
る補正制御情報テーブルの一例を示す図。
【図6】図4のCPUにおいて実行される帳票印刷処理
のフローチャート。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム 2 コンピュータシステム 11 入力部 11a キー入力部 11b マウス 12 RAM 12a ワークメモリ 12b 帳票データメモリ 12c 印刷制御情報メモリ 13 CPU 14 表示部 15 印刷部 16 記憶装置 17 記憶媒体制御部 18 記憶媒体 19 バス 21 RAM 21c 補正制御情報メモリ 22 印刷部 23 印刷部 24 印刷部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファイルデータを所定用紙に印刷する印刷
    部の印刷制御を行なう印刷制御方法において、 印字圧データ、印刷モードデータ、用紙排出方向データ
    等により構成される印刷属性情報を前記ファイルデータ
    毎に設定されるファイル名と対応付けて印刷制御情報テ
    ーブルに設定し、 前記印刷部によりファイルデータを印刷する際に、印刷
    指定されたファイルデータのファイル名に対応する印刷
    属性情報を前記印刷制御情報テーブルから読み出し、当
    該印刷属性情報を前記印刷部に設定して当該印刷部の印
    刷制御を行なって、前記ファイルデータを当該印刷部に
    より所定用紙に印刷することを特徴とする印刷制御方
    法。
  2. 【請求項2】前記印刷部によりファイルデータを印刷す
    る際に、印刷指定されたファイルデータのファイル名が
    前記印刷制御情報テーブルに登録されていない場合は、
    当該ファイルデータに対する前記印刷属性情報を設定さ
    せて、当該印刷属性情報を前記印刷部に設定して当該印
    刷部の印刷制御を行なって、前記ファイルデータを当該
    印刷部により所定用紙に印刷するとともに、当該ファイ
    ルデータのファイル名と前記設定された印刷属性情報と
    を対応付けて前記印刷制御情報テーブルに登録すること
    を特徴とする請求項1記載の印刷制御方法。
  3. 【請求項3】ファイルデータを所定用紙に印刷する印刷
    部を複数備え、この各印刷部の印刷制御を行なう印刷制
    御方法において、 印刷位置補正データ等により構成される印刷補正情報を
    前記各印刷部と対応付けて補正制御情報テーブルに設定
    し、 指定された前記ファイルデータを印刷する際に、前記複
    数の印刷部の中から印刷を行なう印刷部が指定される
    と、当該指定印刷部に対応する印刷補正情報を前記補正
    制御情報テーブルから読み出し、当該印刷補正情報を前
    記指定印刷部に設定して当該指定印刷部の印刷補正制御
    を行なって、前記ファイルデータを当該指定印刷部によ
    り所定用紙に印刷することを特徴とする印刷制御方法。
JP8182478A 1996-07-11 1996-07-11 印刷制御方法 Pending JPH1024630A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100631191B1 (ko) 2004-10-08 2006-10-04 삼성전자주식회사 전자문서 인쇄를 위한 인쇄 시스템 및 화상형성장치그리고 그들의 인쇄방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100631191B1 (ko) 2004-10-08 2006-10-04 삼성전자주식회사 전자문서 인쇄를 위한 인쇄 시스템 및 화상형성장치그리고 그들의 인쇄방법

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