JPH10246243A - トルクリミッタ - Google Patents
トルクリミッタInfo
- Publication number
- JPH10246243A JPH10246243A JP6920697A JP6920697A JPH10246243A JP H10246243 A JPH10246243 A JP H10246243A JP 6920697 A JP6920697 A JP 6920697A JP 6920697 A JP6920697 A JP 6920697A JP H10246243 A JPH10246243 A JP H10246243A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft body
- permanent magnet
- rotating member
- shaft
- peripheral surface
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- Pending
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- Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 永久磁石を内側回転部材に接着する工程があ
ると、トルクリミッタの生産性が悪い。 【解決手段】 内側回転部材3を合成樹脂の第1軸体7
と合成樹脂の第2軸体8とに分割して、各軸体7・8に
形成された突当て部7c・8bを、永久磁石5の端面に
突き当てた。また、第1軸体7の挿入部7dに形成した
凹溝7eに、永久磁石5の突起部5bを嵌合した。第1
軸体7と第2軸体8とは、第1軸体7の挿入部7d内に
第2軸体8の圧入部8cを圧入嵌合することにより、一
体に結合した。
ると、トルクリミッタの生産性が悪い。 【解決手段】 内側回転部材3を合成樹脂の第1軸体7
と合成樹脂の第2軸体8とに分割して、各軸体7・8に
形成された突当て部7c・8bを、永久磁石5の端面に
突き当てた。また、第1軸体7の挿入部7dに形成した
凹溝7eに、永久磁石5の突起部5bを嵌合した。第1
軸体7と第2軸体8とは、第1軸体7の挿入部7d内に
第2軸体8の圧入部8cを圧入嵌合することにより、一
体に結合した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機の給紙分
離装置などに使用されるトルクリミッタに関するもので
ある。
離装置などに使用されるトルクリミッタに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】複写機の給紙分離装置には、内側回転部
材と外側回転部材とが直接に接触することなしに一方か
ら他方にトルクを伝達するトルクリミッタが使用されて
いる(特開平3−124638号公報参照)。トルクリ
ミッタは、ステンレスで形成された内側回転部材に、円
周方向の極性を交互に代えた円筒状の磁極面が形成され
た、例えば希土類からなる円筒状の永久磁石を嵌合して
接着剤で固着するとともに、合成樹脂で形成された外側
回転部材には、円筒状のヒステリシス部材を圧入して保
持している(特開平8−308209号公報参照)。
材と外側回転部材とが直接に接触することなしに一方か
ら他方にトルクを伝達するトルクリミッタが使用されて
いる(特開平3−124638号公報参照)。トルクリ
ミッタは、ステンレスで形成された内側回転部材に、円
周方向の極性を交互に代えた円筒状の磁極面が形成され
た、例えば希土類からなる円筒状の永久磁石を嵌合して
接着剤で固着するとともに、合成樹脂で形成された外側
回転部材には、円筒状のヒステリシス部材を圧入して保
持している(特開平8−308209号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のトルクリミッタ
は、ステンレスで形成された内側回転部材に、円筒状の
永久磁石を嵌合して接着剤で固着していたので、生産性
が悪い。また、内側回転部材の外径寸法に寸法公差以上
のバラツキが生じると、これに圧入嵌合される永久磁石
が破損するため、機械加工における寸法公差の管理が厳
しい。この発明は、生産性を向上して安価なトルクリミ
ッタを提供することを目的とする。
は、ステンレスで形成された内側回転部材に、円筒状の
永久磁石を嵌合して接着剤で固着していたので、生産性
が悪い。また、内側回転部材の外径寸法に寸法公差以上
のバラツキが生じると、これに圧入嵌合される永久磁石
が破損するため、機械加工における寸法公差の管理が厳
しい。この発明は、生産性を向上して安価なトルクリミ
ッタを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のトルクリミッタは、合成樹脂で形成され
回転軸に装着された内側回転部材と、合成樹脂で形成さ
れ前記内側回転部材に回転自在に支持された外側回転部
材と、円周方向の極性を交互に代えた円筒状の磁極面が
形成され前記内側回転部材の外周面に嵌合された円筒状
の永久磁石と、前記内側回転部材と前記永久磁石の噛み
合いによる回り止め手段と、前記外側回転部材の内周面
に固定された円筒状のヒステリシス部材とを備え、前記
内側回転部材は、前記永久磁石の一方の端面に当接した
突当て部と、前記永久磁石の内周面に挿入された挿入部
と、前記外側回転部材が支持される支持部とが形成され
た第1軸体と、前記永久磁石の他方の端面に当接した突
当て部と、前記第1軸体の挿入部の内周面に圧入された
圧入部と、前記外側回転部材が支持される支持部とが形
成された第2軸体とからなり、前記第1軸体の挿入部と
前記第2軸体の圧入部との圧入嵌合により、前記第1軸
体と前記第2軸体とが一体に結合されているとともに、
前記第2軸体の圧入部の内周面は、前記支持部の内周面
より大きな内径寸法からなる内周面に形成されているこ
とを特徴とする。
に、この発明のトルクリミッタは、合成樹脂で形成され
回転軸に装着された内側回転部材と、合成樹脂で形成さ
れ前記内側回転部材に回転自在に支持された外側回転部
材と、円周方向の極性を交互に代えた円筒状の磁極面が
形成され前記内側回転部材の外周面に嵌合された円筒状
の永久磁石と、前記内側回転部材と前記永久磁石の噛み
合いによる回り止め手段と、前記外側回転部材の内周面
に固定された円筒状のヒステリシス部材とを備え、前記
内側回転部材は、前記永久磁石の一方の端面に当接した
突当て部と、前記永久磁石の内周面に挿入された挿入部
と、前記外側回転部材が支持される支持部とが形成され
た第1軸体と、前記永久磁石の他方の端面に当接した突
当て部と、前記第1軸体の挿入部の内周面に圧入された
圧入部と、前記外側回転部材が支持される支持部とが形
成された第2軸体とからなり、前記第1軸体の挿入部と
前記第2軸体の圧入部との圧入嵌合により、前記第1軸
体と前記第2軸体とが一体に結合されているとともに、
前記第2軸体の圧入部の内周面は、前記支持部の内周面
より大きな内径寸法からなる内周面に形成されているこ
とを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係るトルクリ
ミッタの断面図である。全体を符号1で示したトルクリ
ミッタは、複写機の給紙分離装置の回転軸2に装着され
た内側回転部材3と、この内側回転部材3に回転自在に
支持された外側回転部材4とが、同芯上に配置されてい
る。合成樹脂で形成された内側回転部材3の外周面に
は、円周方向の極性を交互に代えた円筒状の磁極面が形
成された円筒状の永久磁石(希土類樹脂磁石)5が固定
され、合成樹脂で形成された外側回転部材4の内周面に
は、円筒状のヒステリシス部材6が固定されている。永
久磁石5とヒステリシス部材6とは接触することはな
く、これら部材の間に、環状の隙間が形成されている。
ミッタの断面図である。全体を符号1で示したトルクリ
ミッタは、複写機の給紙分離装置の回転軸2に装着され
た内側回転部材3と、この内側回転部材3に回転自在に
支持された外側回転部材4とが、同芯上に配置されてい
る。合成樹脂で形成された内側回転部材3の外周面に
は、円周方向の極性を交互に代えた円筒状の磁極面が形
成された円筒状の永久磁石(希土類樹脂磁石)5が固定
され、合成樹脂で形成された外側回転部材4の内周面に
は、円筒状のヒステリシス部材6が固定されている。永
久磁石5とヒステリシス部材6とは接触することはな
く、これら部材の間に、環状の隙間が形成されている。
【0006】内側回転部材3は、第1軸体7と第2軸体
8とからなり、回転軸2に打ち込まれたピン9と係合さ
れ回転軸2と一体に回転する。第1軸体7は、ピン9が
係合する一対の係合溝7aが形成された円筒状の支持部
7bと、永久磁石5の端面に当接した円板状の突当て部
7cと、永久磁石5の内周面5aに挿入された円筒状の
挿入部7dとが設けられている。挿入部7dには凹溝7
eが形成され、この凹溝7eに永久磁石5の内周面5a
に形成された突起部5bが噛み合っている。なお、凹溝
7eと突起部5bの噛み合い部分は、円周方向に1個所
設ければよいが、複数個所設けてもよい。
8とからなり、回転軸2に打ち込まれたピン9と係合さ
れ回転軸2と一体に回転する。第1軸体7は、ピン9が
係合する一対の係合溝7aが形成された円筒状の支持部
7bと、永久磁石5の端面に当接した円板状の突当て部
7cと、永久磁石5の内周面5aに挿入された円筒状の
挿入部7dとが設けられている。挿入部7dには凹溝7
eが形成され、この凹溝7eに永久磁石5の内周面5a
に形成された突起部5bが噛み合っている。なお、凹溝
7eと突起部5bの噛み合い部分は、円周方向に1個所
設ければよいが、複数個所設けてもよい。
【0007】第2軸体8は、円筒状の支持部8aと、永
久磁石5の端面に当接した円板状の突当て部8bと、第
1軸体7の挿入部7dの内側に圧入嵌合された円筒状の
圧入部8cとが設けられ、第1軸体7と第2軸体8とが
結合されている。圧入部8cの内周面は、支持部7b・
8aの内周面より大きな内径寸法からなる内周面に形成
され、回転軸2との間に環状な逃げ溝10が設けられて
いる。この逃げ溝10は、第1軸体7の挿入部7dに第
2軸体8の圧入部8cを圧入嵌合したときに、各部位の
寸法公差のバラツキにより、圧入部8cの内周面が各支
持部7b・8aの内周面より縮径されないように設けら
れている。即ち、内側回転部材3と回転軸2との嵌合い
公差のバラツキを防止している。
久磁石5の端面に当接した円板状の突当て部8bと、第
1軸体7の挿入部7dの内側に圧入嵌合された円筒状の
圧入部8cとが設けられ、第1軸体7と第2軸体8とが
結合されている。圧入部8cの内周面は、支持部7b・
8aの内周面より大きな内径寸法からなる内周面に形成
され、回転軸2との間に環状な逃げ溝10が設けられて
いる。この逃げ溝10は、第1軸体7の挿入部7dに第
2軸体8の圧入部8cを圧入嵌合したときに、各部位の
寸法公差のバラツキにより、圧入部8cの内周面が各支
持部7b・8aの内周面より縮径されないように設けら
れている。即ち、内側回転部材3と回転軸2との嵌合い
公差のバラツキを防止している。
【0008】外側回転部材4は、回転軸2に回転自在に
装着される歯車などの回転部材11に連結されたケース
部材12と、このケース部材12の開口部分に嵌合され
た蓋部材13とからなり、内側回転部材3の支持部7b
・8aに回転自在に支持されている。ケース部材12の
円板部の内側には、ヒステリシス部材6の端部が挿入さ
れた環状溝12aと、第2軸体8の支持部8aの外周面
に嵌合された円筒部12bとが形成され、円板部の外側
には、回転部材11の凹部11aに嵌合された一対の突
起部12cが形成されている。また、ケース部材12の
円筒部の開口側には、環状の内周溝12dが形成されて
いる。
装着される歯車などの回転部材11に連結されたケース
部材12と、このケース部材12の開口部分に嵌合され
た蓋部材13とからなり、内側回転部材3の支持部7b
・8aに回転自在に支持されている。ケース部材12の
円板部の内側には、ヒステリシス部材6の端部が挿入さ
れた環状溝12aと、第2軸体8の支持部8aの外周面
に嵌合された円筒部12bとが形成され、円板部の外側
には、回転部材11の凹部11aに嵌合された一対の突
起部12cが形成されている。また、ケース部材12の
円筒部の開口側には、環状の内周溝12dが形成されて
いる。
【0009】ヒステリシス部材6は、永久磁石5とのオ
ーバーラップ量を調整しながらケース部材12の円筒部
の内周面に圧入嵌合され、ケース部材12に保持されて
いる。また、ケース部材12の内周溝12dとヒステリ
シス部材6との間に形成された隙間には、蓋部材13の
円筒部13aが嵌合されている。なお、ケース部材12
の内周溝12dと蓋部材13の円筒部13aとが圧入嵌
合されることにより、ケース部材12と蓋部材13とは
結合されている。
ーバーラップ量を調整しながらケース部材12の円筒部
の内周面に圧入嵌合され、ケース部材12に保持されて
いる。また、ケース部材12の内周溝12dとヒステリ
シス部材6との間に形成された隙間には、蓋部材13の
円筒部13aが嵌合されている。なお、ケース部材12
の内周溝12dと蓋部材13の円筒部13aとが圧入嵌
合されることにより、ケース部材12と蓋部材13とは
結合されている。
【0010】このような構造からなるトルクリミッタ1
は、永久磁石5により着磁されたヒステリシス部材6の
極性変化の遅れにより、回転部材11の回転がトルクリ
ミッタ1を介して回転軸2に伝達される。回転軸2側に
過負荷が発生すると、外側回転部材4は内側回転部材3
上で空転する。
は、永久磁石5により着磁されたヒステリシス部材6の
極性変化の遅れにより、回転部材11の回転がトルクリ
ミッタ1を介して回転軸2に伝達される。回転軸2側に
過負荷が発生すると、外側回転部材4は内側回転部材3
上で空転する。
【0011】次に、この発明に係るトルクリミッタとし
て、他の実施の形態を説明する。図2は、トルクリミッ
タの断面図である。なお、図1のトルクリミッタ1と同
一な構成部材には同一の符号を使うことにより、重複し
た説明を省略する。図示されたトルクリミッタ14は、
円筒状の永久磁石15の内周面に形成された複数の突起
部15bに、第1軸体7の突当て部7cと第2軸体8の
突当て部8bとが突き当てられている。即ち、各突当て
部7c・8bの外周面が、永久磁石15の内周面15a
に嵌合されている。このように、各軸体7・8の突当て
部7c・8bを永久磁石15の内側に構成すると、トル
クリミッタ14の軸線方向の寸法を短縮することができ
る。
て、他の実施の形態を説明する。図2は、トルクリミッ
タの断面図である。なお、図1のトルクリミッタ1と同
一な構成部材には同一の符号を使うことにより、重複し
た説明を省略する。図示されたトルクリミッタ14は、
円筒状の永久磁石15の内周面に形成された複数の突起
部15bに、第1軸体7の突当て部7cと第2軸体8の
突当て部8bとが突き当てられている。即ち、各突当て
部7c・8bの外周面が、永久磁石15の内周面15a
に嵌合されている。このように、各軸体7・8の突当て
部7c・8bを永久磁石15の内側に構成すると、トル
クリミッタ14の軸線方向の寸法を短縮することができ
る。
【0012】このような構造からなるトルクリミッタ1
4は、先に説明したトルクリミッタ1と同様な作用が得
られる。
4は、先に説明したトルクリミッタ1と同様な作用が得
られる。
【0013】以上の説明において、トルクリミッタ1・
14は、永久磁石5・15の突起部5b・15bと第1
軸体7の凹溝7eとを噛み合わせた回り止め手段とする
ことにより、内側回転部材3に対する永久磁石5・15
の回転方向の固定を実施したが、永久磁石5・15の内
周面に形成された凹溝と、第1軸体7の挿入部7dに形
成した突起部とを噛み合わせてもよい。また、第1軸体
7の突当て部7cや第2軸体8の突当て部8bの各側面
に形成された突起部と、永久磁石5・15の端面に形成
した凹溝とを噛み合わせてもよい。
14は、永久磁石5・15の突起部5b・15bと第1
軸体7の凹溝7eとを噛み合わせた回り止め手段とする
ことにより、内側回転部材3に対する永久磁石5・15
の回転方向の固定を実施したが、永久磁石5・15の内
周面に形成された凹溝と、第1軸体7の挿入部7dに形
成した突起部とを噛み合わせてもよい。また、第1軸体
7の突当て部7cや第2軸体8の突当て部8bの各側面
に形成された突起部と、永久磁石5・15の端面に形成
した凹溝とを噛み合わせてもよい。
【0014】
【発明の効果】この発明のトルクリミッタは、合成樹脂
で形成された第1軸体の挿入部と、同様に合成樹脂で形
成された第2軸体の圧入部との圧入嵌合により、これら
第1軸体と第2軸体を一体に結合するとともに、永久磁
石の軸線方向と回転方向の固定をするようにしたので、
接着剤を使った永久磁石の固着作業がなく生産性が向上
される。したがって、安価なトルクリミッタを提供でき
る。また、第1軸体の挿入部に第2軸体の圧入部を圧入
嵌合したとき、第2軸体の圧入部が半径方向内側に弾性
変形するため、永久磁石が破損するようなことはない。
また更には、第2軸体の圧入部は、第1軸体と第2軸体
の支持部の内周面より大きな内径寸法の内周面に形成さ
れているので、上記弾性変形による内側回転部材と回転
軸との嵌合い公差のバラツキが生じることはなく、トル
クリミッタの回転軸への装着が常に容易にできる。
で形成された第1軸体の挿入部と、同様に合成樹脂で形
成された第2軸体の圧入部との圧入嵌合により、これら
第1軸体と第2軸体を一体に結合するとともに、永久磁
石の軸線方向と回転方向の固定をするようにしたので、
接着剤を使った永久磁石の固着作業がなく生産性が向上
される。したがって、安価なトルクリミッタを提供でき
る。また、第1軸体の挿入部に第2軸体の圧入部を圧入
嵌合したとき、第2軸体の圧入部が半径方向内側に弾性
変形するため、永久磁石が破損するようなことはない。
また更には、第2軸体の圧入部は、第1軸体と第2軸体
の支持部の内周面より大きな内径寸法の内周面に形成さ
れているので、上記弾性変形による内側回転部材と回転
軸との嵌合い公差のバラツキが生じることはなく、トル
クリミッタの回転軸への装着が常に容易にできる。
【図1】この発明の一実施例のトルクリミッタを示した
断面図である。
断面図である。
【図2】この発明の他の実施例のトルクリミッタを示し
た断面図である。
た断面図である。
3 …内側回転部材 4 …外側回転部材 5 …永久磁石 6 …ヒステリシス部材 7 …第1軸体 7c…突当て部 7d…挿入部 8 …第2軸体 8b…突当て部 8c…圧入部
Claims (1)
- 【請求項1】 合成樹脂で形成され回転軸に装着された
内側回転部材と、合成樹脂で形成され前記内側回転部材
に回転自在に支持された外側回転部材と、円周方向の極
性を交互に代えた円筒状の磁極面が形成され前記内側回
転部材の外周面に嵌合された円筒状の永久磁石と、前記
内側回転部材と前記永久磁石の噛み合いによる回り止め
手段と、前記外側回転部材の内周面に固定された円筒状
のヒステリシス部材とを備え、前記内側回転部材は、前
記永久磁石の一方の端面に当接した突当て部と、前記永
久磁石の内周面に挿入された挿入部と、前記外側回転部
材が支持される支持部とが形成された第1軸体と、前記
永久磁石の他方の端面に当接した突当て部と、前記第1
軸体の挿入部の内周面に圧入された圧入部と、前記外側
回転部材が支持される支持部とが形成された第2軸体と
からなり、前記第1軸体の挿入部と前記第2軸体の圧入
部との圧入嵌合により、前記第1軸体と前記第2軸体と
が一体に結合されているとともに、前記第2軸体の圧入
部の内周面は、前記支持部の内周面より大きな内径寸法
からなる内周面に形成されていることを特徴とするトル
クリミッタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6920697A JPH10246243A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | トルクリミッタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6920697A JPH10246243A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | トルクリミッタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10246243A true JPH10246243A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=13396028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6920697A Pending JPH10246243A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | トルクリミッタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10246243A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008008429A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Yamauchi Corp | トルクリミッタ |
CN109600016A (zh) * | 2018-11-19 | 2019-04-09 | 江苏磁谷科技股份有限公司 | 一种带锥面定位结构的磁力联轴器 |
-
1997
- 1997-03-06 JP JP6920697A patent/JPH10246243A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008008429A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Yamauchi Corp | トルクリミッタ |
CN109600016A (zh) * | 2018-11-19 | 2019-04-09 | 江苏磁谷科技股份有限公司 | 一种带锥面定位结构的磁力联轴器 |
CN109600016B (zh) * | 2018-11-19 | 2020-09-15 | 江苏磁谷科技股份有限公司 | 一种带锥面定位结构的磁力联轴器 |
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