JPH10245483A - 艶消し軟質シート用組成物およびその用途 - Google Patents
艶消し軟質シート用組成物およびその用途Info
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- JPH10245483A JPH10245483A JP9062228A JP6222897A JPH10245483A JP H10245483 A JPH10245483 A JP H10245483A JP 9062228 A JP9062228 A JP 9062228A JP 6222897 A JP6222897 A JP 6222897A JP H10245483 A JPH10245483 A JP H10245483A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 艶消し性および各種シート特性に優れる、各
種工業部品用表皮材として好適に使用できる艶消し軟質
シート用組成物の提供。 【解決手段】 硬度(ショアーA)が95未満である熱
可塑性ポリウレタン(A)50〜90重量部およびゴム
強化スチレン系樹脂(B)50〜10重量部からなる組
成物100重量部当たり平均粒子径1〜90μmの艶消
し剤(C)を1〜20重量部含有してなる艶消し軟質シ
ート用組成物およびそれからなる各種工業部品用表皮
材。
種工業部品用表皮材として好適に使用できる艶消し軟質
シート用組成物の提供。 【解決手段】 硬度(ショアーA)が95未満である熱
可塑性ポリウレタン(A)50〜90重量部およびゴム
強化スチレン系樹脂(B)50〜10重量部からなる組
成物100重量部当たり平均粒子径1〜90μmの艶消
し剤(C)を1〜20重量部含有してなる艶消し軟質シ
ート用組成物およびそれからなる各種工業部品用表皮
材。
Description
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は艶消し軟質シート
用組成物に関する。詳しくは、各種用途における工業部
品の表皮材として有用な艶消し性に優れた軟質シート用
組成物に関するものである。
用組成物に関する。詳しくは、各種用途における工業部
品の表皮材として有用な艶消し性に優れた軟質シート用
組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インパネ、ピラー、コンソールボ
ックス等の車両部品やその他各種工業部品に使用される
表皮材としては、塩化ビニルが加工性やコストといった
点から主流となっている。しかし、このような塩化ビニ
ルは、廃棄処理の際に焼却すると有害物質を発生する恐
れがあり、また再生利用するとしても熱安定性に劣るた
め異物混入や材料に焼けが発生する等の不具合が発生し
やすい。これらの不具合を解決するために塩化ビニルに
替わるシート材料としてオレフィン系熱可塑性エラスト
マー等が検討されているが、オレフィン系熱可塑性エラ
ストマーでは、表面硬度が低いために傷が付き易いとい
う問題を有している。またインパネ等の骨格として使用
されているABS樹脂との相溶性に劣るため再生利用の
際に相分離を起こし、物性低下を引き起こす欠点があ
る。さらに、特にこのようなシート材料を車両用の内装
部品として使用する場合には、安全性といった観点か
ら、またその他の用途においても意匠性といった観点か
ら、表面の艶消し性が要望されている。
ックス等の車両部品やその他各種工業部品に使用される
表皮材としては、塩化ビニルが加工性やコストといった
点から主流となっている。しかし、このような塩化ビニ
ルは、廃棄処理の際に焼却すると有害物質を発生する恐
れがあり、また再生利用するとしても熱安定性に劣るた
め異物混入や材料に焼けが発生する等の不具合が発生し
やすい。これらの不具合を解決するために塩化ビニルに
替わるシート材料としてオレフィン系熱可塑性エラスト
マー等が検討されているが、オレフィン系熱可塑性エラ
ストマーでは、表面硬度が低いために傷が付き易いとい
う問題を有している。またインパネ等の骨格として使用
されているABS樹脂との相溶性に劣るため再生利用の
際に相分離を起こし、物性低下を引き起こす欠点があ
る。さらに、特にこのようなシート材料を車両用の内装
部品として使用する場合には、安全性といった観点か
ら、またその他の用途においても意匠性といった観点か
ら、表面の艶消し性が要望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
課題を解決し、各種工業部品用の表皮材として適した特
性を有し、かつ艶消し性に優れた軟質シート用組成物を
提供することを目的とする。
課題を解決し、各種工業部品用の表皮材として適した特
性を有し、かつ艶消し性に優れた軟質シート用組成物を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる問
題点につき鋭意検討を重ねた結果、特定の熱可塑性ポリ
ウレタンとスチレン系樹脂からなる組成物に特定の艶消
し剤を添加することにより、軟質性に優れかつ非常に良
好な艶消し性が得られるシート用組成物が得られること
を見出だし、本発明に至ったものである。
題点につき鋭意検討を重ねた結果、特定の熱可塑性ポリ
ウレタンとスチレン系樹脂からなる組成物に特定の艶消
し剤を添加することにより、軟質性に優れかつ非常に良
好な艶消し性が得られるシート用組成物が得られること
を見出だし、本発明に至ったものである。
【0005】すなわち本発明は、硬度(ショアーA)が
95未満である熱可塑性ポリウレタン(A)50〜90
重量部およびゴム強化スチレン系樹脂(B)50〜10
重量部からなる組成物100重量部当たり平均粒子径1
〜90μmの艶消し剤(C)を1〜20重量部含有して
なる艶消し軟質シート用組成物を提供するものである。
95未満である熱可塑性ポリウレタン(A)50〜90
重量部およびゴム強化スチレン系樹脂(B)50〜10
重量部からなる組成物100重量部当たり平均粒子径1
〜90μmの艶消し剤(C)を1〜20重量部含有して
なる艶消し軟質シート用組成物を提供するものである。
【0006】本発明において用いられる熱可塑性ポリウ
レタン(A)とは,ポリイソシアネート化合物(イソシ
アネート成分)とポリヒドロキシル化合物(高分子ポリ
オールおよび/または低分子量ポリオール)とを反応し
てなるポリウレタン樹脂である。
レタン(A)とは,ポリイソシアネート化合物(イソシ
アネート成分)とポリヒドロキシル化合物(高分子ポリ
オールおよび/または低分子量ポリオール)とを反応し
てなるポリウレタン樹脂である。
【0007】かかるポリウレタンの製造において用いら
れるポリイソシアネートとしては、芳香族ジイソシアネ
ート、脂環式ジイソシアネートおよびこれらのジイソシ
アネートの変性物が挙げられる。このようなジイソシア
ネートの具体例としては、例えばヘキサメチレンジイソ
シアネート、イソホロンジイソシアネート、キシレンジ
イソシアネート、シクロヘキサンジイソシアネート、ピ
リジンジイソシアネート、トルイジンジイソシアネー
ト、2、4ートリレンジイソシアネート、2、6ートリ
レンジイソシアネート、4、4ージフェニルメタンジイ
ソシアネート、pーフェニレンジイソシアネート、mー
フェニレンジイソシアネート、1、5ーナフチレンジイ
ソシアネートおよびこれらの混合物が挙げられる。
れるポリイソシアネートとしては、芳香族ジイソシアネ
ート、脂環式ジイソシアネートおよびこれらのジイソシ
アネートの変性物が挙げられる。このようなジイソシア
ネートの具体例としては、例えばヘキサメチレンジイソ
シアネート、イソホロンジイソシアネート、キシレンジ
イソシアネート、シクロヘキサンジイソシアネート、ピ
リジンジイソシアネート、トルイジンジイソシアネー
ト、2、4ートリレンジイソシアネート、2、6ートリ
レンジイソシアネート、4、4ージフェニルメタンジイ
ソシアネート、pーフェニレンジイソシアネート、mー
フェニレンジイソシアネート、1、5ーナフチレンジイ
ソシアネートおよびこれらの混合物が挙げられる。
【0008】ポリウレタンの製造に用いられるポリヒド
ロキシル化合物としての高分子ポリオールは、ポリエス
テルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリブタジ
エンジオール、ポリカーボネートジオール、ポリエステ
ルポリエーテルポリオールおよびこれらの混合物が好ま
しい。
ロキシル化合物としての高分子ポリオールは、ポリエス
テルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリブタジ
エンジオール、ポリカーボネートジオール、ポリエステ
ルポリエーテルポリオールおよびこれらの混合物が好ま
しい。
【0009】ポリエステルポリオールとは、多価アルコ
ールと多塩基性カルボン酸の縮合物、ヒドロキシカルボ
ン酸と多価アルコールとの縮合物等が挙げられ、多価ア
ルコールとしては例えば、エチレングリコール、1、2
ープロピレングリコール、2、3ーブチレングリコー
ル、1、4ーブチレングリコール、2、2ージメチルー
1、3ープロパンジオール、ジエチレングリコール、
1、5ーペンタメチレングリコール、1、6ーヘキサメ
チレングリコール、シクロヘキサンー1、4ージオー
ル、シクロヘキサンー1、4ージメタノール等のグリコ
ールの単独あるいは混合物が挙げられる。多塩基性カル
ボン酸としては、コハク酸、マレイン酸、アジピン酸、
グルタン酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライン酸、
セバシン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、
ヘキサヒドロイソフタル酸等の2塩基酸が例示される。
ヒドロキシカルボン酸と多価アルコールの縮合物として
は、ひまし油、ひまし油とエチレングリコール、プロピ
レングリコール等の反応物も使用できる。
ールと多塩基性カルボン酸の縮合物、ヒドロキシカルボ
ン酸と多価アルコールとの縮合物等が挙げられ、多価ア
ルコールとしては例えば、エチレングリコール、1、2
ープロピレングリコール、2、3ーブチレングリコー
ル、1、4ーブチレングリコール、2、2ージメチルー
1、3ープロパンジオール、ジエチレングリコール、
1、5ーペンタメチレングリコール、1、6ーヘキサメ
チレングリコール、シクロヘキサンー1、4ージオー
ル、シクロヘキサンー1、4ージメタノール等のグリコ
ールの単独あるいは混合物が挙げられる。多塩基性カル
ボン酸としては、コハク酸、マレイン酸、アジピン酸、
グルタン酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライン酸、
セバシン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、
ヘキサヒドロイソフタル酸等の2塩基酸が例示される。
ヒドロキシカルボン酸と多価アルコールの縮合物として
は、ひまし油、ひまし油とエチレングリコール、プロピ
レングリコール等の反応物も使用できる。
【0010】低分子ポリオールとしては、前記ジオール
が使用できる。
が使用できる。
【0011】さらに、ポリエステルポリオールとして
は、εーカプロラクトンをグリコール等の存在下で開環
付加重合したポリカプロラクトンジオール類も用いるこ
とができる。このカプロラクトンジオール類としては、
先に述べた多価アルコール類にεーカプロラクトン、σ
ーバレロラクトン、βーメチルーσーバレロラクトン等
の1種または2種以上を付加重合させたものを使用する
ことができる。
は、εーカプロラクトンをグリコール等の存在下で開環
付加重合したポリカプロラクトンジオール類も用いるこ
とができる。このカプロラクトンジオール類としては、
先に述べた多価アルコール類にεーカプロラクトン、σ
ーバレロラクトン、βーメチルーσーバレロラクトン等
の1種または2種以上を付加重合させたものを使用する
ことができる。
【0012】ポリエーテルポリオールとしては、エチレ
ンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサ
イド、テトラヒドロフラン等のアルキレンオキサイドの
1種または2種以上を、2個以上の活性水素を有する化
合物に付加重合させた生成物であり、例えばポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラ
メチレングリコール等が例示される。ここで2個以上の
活性水素を有する化合物としては例えば先に述べた多価
アルコール、多塩基性カルボン酸の他、エチレンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン等のアミン類、レゾルシ
ン、ビスフェノール等の多価フェノール類、ひまし油等
が挙げられる。
ンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサ
イド、テトラヒドロフラン等のアルキレンオキサイドの
1種または2種以上を、2個以上の活性水素を有する化
合物に付加重合させた生成物であり、例えばポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラ
メチレングリコール等が例示される。ここで2個以上の
活性水素を有する化合物としては例えば先に述べた多価
アルコール、多塩基性カルボン酸の他、エチレンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン等のアミン類、レゾルシ
ン、ビスフェノール等の多価フェノール類、ひまし油等
が挙げられる。
【0013】ポリブタジエンジオールとは数平均分子量
500〜25000の炭素数4〜12のジエン系重合
体、共重合体で、更にはこれらのジエンモノマーと炭素
数2〜22のオレフィン性付加重合体モノマーとの共重
合体があり、例えばポリブタジエンホモポリマー、ポリ
イソプレンホモポリマー、ブタジエンースチレンコポリ
マー、ブタジエンーアクリロニトリルコポリマー等が挙
げられる。
500〜25000の炭素数4〜12のジエン系重合
体、共重合体で、更にはこれらのジエンモノマーと炭素
数2〜22のオレフィン性付加重合体モノマーとの共重
合体があり、例えばポリブタジエンホモポリマー、ポリ
イソプレンホモポリマー、ブタジエンースチレンコポリ
マー、ブタジエンーアクリロニトリルコポリマー等が挙
げられる。
【0014】ポリカーボネートポリオールとしては、多
価アルコール例えば、1、6ーヘキサンジオール、1、
4ーブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1、5
ーペンタンジオール、1、5ーペンタンジオールとホス
ゲン、クロル酢酸エステル、ジアルキルカーボネートま
たはジアリルカーボネートとの縮合により得られる数平
均分子量300〜15000程度のものである。
価アルコール例えば、1、6ーヘキサンジオール、1、
4ーブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1、5
ーペンタンジオール、1、5ーペンタンジオールとホス
ゲン、クロル酢酸エステル、ジアルキルカーボネートま
たはジアリルカーボネートとの縮合により得られる数平
均分子量300〜15000程度のものである。
【0015】本発明における熱可塑性ポリウレタン
(A)とは、上記の原料を用いて製造されるものである
が、本発明の特徴である柔軟性を得るためには熱可塑性
ポリウレタンの硬度(ショアーA)は95未満であるこ
とが必要であり、これ以上の硬度ではシートの柔軟性に
劣るため好ましくない。また下限値には特に制限はない
が、通常は65、好ましくは70である。
(A)とは、上記の原料を用いて製造されるものである
が、本発明の特徴である柔軟性を得るためには熱可塑性
ポリウレタンの硬度(ショアーA)は95未満であるこ
とが必要であり、これ以上の硬度ではシートの柔軟性に
劣るため好ましくない。また下限値には特に制限はない
が、通常は65、好ましくは70である。
【0016】本発明にて用いられるゴム強化スチレン系
樹脂(B)とは、ゴム状重合体40〜80重量%に、ス
チレン系単量体、シアン化ビニル系単量体および/また
は共重合可能な他のビニル系単量体からなる単量体混合
物60〜20重量%をグラフト重合して得られるもので
ある。
樹脂(B)とは、ゴム状重合体40〜80重量%に、ス
チレン系単量体、シアン化ビニル系単量体および/また
は共重合可能な他のビニル系単量体からなる単量体混合
物60〜20重量%をグラフト重合して得られるもので
ある。
【0017】ゴム強化スチレン系樹脂(B)を構成する
ゴム状重合体としては、ガラス転移点が−20℃以下の
ものが好ましく、具体的にはポリブタジエンゴム、スチ
レンーブタジエン共重合体ゴム、アクリロニトリル−ブ
タジエン共重合体ゴム等のジエン系ゴム、エチレン−プ
ロピレン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン−ジエン
共重合体ゴム等のエチレン−プロピレン系ゴム、ポリブ
チルアクリレート等のアクリル系ゴム、スチレン−エチ
レン−ブチレン−スチレンブロック共重合体ゴム、スチ
レン−ブタジエンブロック共重合体ゴム、スチレン−イ
ソプレンブロック共重合体ゴム等のブロック共重合体ゴ
ムおよびその水素添加物等が例示される。
ゴム状重合体としては、ガラス転移点が−20℃以下の
ものが好ましく、具体的にはポリブタジエンゴム、スチ
レンーブタジエン共重合体ゴム、アクリロニトリル−ブ
タジエン共重合体ゴム等のジエン系ゴム、エチレン−プ
ロピレン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン−ジエン
共重合体ゴム等のエチレン−プロピレン系ゴム、ポリブ
チルアクリレート等のアクリル系ゴム、スチレン−エチ
レン−ブチレン−スチレンブロック共重合体ゴム、スチ
レン−ブタジエンブロック共重合体ゴム、スチレン−イ
ソプレンブロック共重合体ゴム等のブロック共重合体ゴ
ムおよびその水素添加物等が例示される。
【0018】スチレン系単量体としては、スチレン、α
−メチルスチレン、パラメチルスチレン、クロルスチレ
ン、ブロムスチレン等が挙げられ、1種または2種以上
用いることができる。中でもスチレン、α−メチルスチ
レンが好ましい。
−メチルスチレン、パラメチルスチレン、クロルスチレ
ン、ブロムスチレン等が挙げられ、1種または2種以上
用いることができる。中でもスチレン、α−メチルスチ
レンが好ましい。
【0019】シアン化ビニル系単量体としては、アクリ
ロニトリル、メタクリロニトリル等が挙げられ、1種ま
たは2種以上用いることができる。中でもアクリロニト
リルが好ましい。
ロニトリル、メタクリロニトリル等が挙げられ、1種ま
たは2種以上用いることができる。中でもアクリロニト
リルが好ましい。
【0020】共重合可能な他のビニル系単量体として
は、アクリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸、マレイ
ン酸無水物、シトラコン酸無水物などの不飽和カルボン
酸または不飽和ジカルボン酸、マレイミド、メチルマレ
イミド、エチルマレイミド、N−フェニルマレイミド、
O−クロル−N−フェニルマレイミド等のマレイミド化
合物、メチルアクリレート、エチルアクリレート、メチ
ルメタアクリレート、エチルメタアクリレート等の不飽
和カルボン酸エステル等が挙げられ、1種または2種以
上用いることができる。中でも特にマレイン酸無水物、
メチルメタアクリレート、N−フェニルマレイミドが好
ましい。
は、アクリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸、マレイ
ン酸無水物、シトラコン酸無水物などの不飽和カルボン
酸または不飽和ジカルボン酸、マレイミド、メチルマレ
イミド、エチルマレイミド、N−フェニルマレイミド、
O−クロル−N−フェニルマレイミド等のマレイミド化
合物、メチルアクリレート、エチルアクリレート、メチ
ルメタアクリレート、エチルメタアクリレート等の不飽
和カルボン酸エステル等が挙げられ、1種または2種以
上用いることができる。中でも特にマレイン酸無水物、
メチルメタアクリレート、N−フェニルマレイミドが好
ましい。
【0021】ゴム強化スチレン系樹脂(B)を構成する
ゴム状重合体と単量体混合物(スチレン系単量体、シア
ン化ビニル系単量体、共重合可能な他の単量体)との組
成比率には特に制限は無いが、最終組成物の物性バラン
ス面から、ゴム状重合体40〜80重量%、単量体合計
20〜60重量%であることが好ましい。
ゴム状重合体と単量体混合物(スチレン系単量体、シア
ン化ビニル系単量体、共重合可能な他の単量体)との組
成比率には特に制限は無いが、最終組成物の物性バラン
ス面から、ゴム状重合体40〜80重量%、単量体合計
20〜60重量%であることが好ましい。
【0022】また、スチレン系単量体(i)、シアン化
ビニル系単量体および/または共重合可能な他のビニル
系単量体(ii)からなる混合物の組成比率にも特に制限
は無いが、(i)50〜90重量%、(ii)10〜50
重量%であることが好ましく、(i)60〜80重量
%、(ii)20〜40重量%であることが特に好まし
い。
ビニル系単量体および/または共重合可能な他のビニル
系単量体(ii)からなる混合物の組成比率にも特に制限
は無いが、(i)50〜90重量%、(ii)10〜50
重量%であることが好ましく、(i)60〜80重量
%、(ii)20〜40重量%であることが特に好まし
い。
【0023】上記ゴム強化スチレン系樹脂(B)は公知
の重合方法、例えば乳化重合法、塊状重合法、溶液重合
法、懸濁重合法ならびにこれらの組み合わせによって製
造することができる。
の重合方法、例えば乳化重合法、塊状重合法、溶液重合
法、懸濁重合法ならびにこれらの組み合わせによって製
造することができる。
【0024】本発明における熱可塑性ポリウレタン
(A)とゴム強化スチレン系樹脂(B)の混合は、製品
に十分な柔軟性を得るために熱可塑性ポリウレタン
(A)50〜90重量部とゴム強化スチレン系樹脂
(B)50〜10重量部((A)と(B)の合計で10
0重量部)の割合で混合するこが必要であり、好ましく
は熱可塑性ポリウレタン(A)60〜90重量部(ゴム
強化スチレン系樹脂(B)40〜10重量部)である。
ゴム強化スチレン系樹脂(B)が10重量部未満では本
発明の特徴である十分な艶消し性が得られず、また50
重量部を超えると引張特性に劣り、シート用組成物とし
て適さないため好ましくない。
(A)とゴム強化スチレン系樹脂(B)の混合は、製品
に十分な柔軟性を得るために熱可塑性ポリウレタン
(A)50〜90重量部とゴム強化スチレン系樹脂
(B)50〜10重量部((A)と(B)の合計で10
0重量部)の割合で混合するこが必要であり、好ましく
は熱可塑性ポリウレタン(A)60〜90重量部(ゴム
強化スチレン系樹脂(B)40〜10重量部)である。
ゴム強化スチレン系樹脂(B)が10重量部未満では本
発明の特徴である十分な艶消し性が得られず、また50
重量部を超えると引張特性に劣り、シート用組成物とし
て適さないため好ましくない。
【0025】本発明に用いられる艶消し剤(C)は、そ
の平均粒子径が1〜90μmであることが必要であり、
1μm未満の粒子径では艶消し剤としての効果に劣り、
また90μmを超える大きさでは成形品の外観が荒れて
しまい商品価値に劣るものしか得られないため好ましく
ない。
の平均粒子径が1〜90μmであることが必要であり、
1μm未満の粒子径では艶消し剤としての効果に劣り、
また90μmを超える大きさでは成形品の外観が荒れて
しまい商品価値に劣るものしか得られないため好ましく
ない。
【0026】かかる艶消し剤の具体例としては、炭酸カ
ルシウム、マイカ、タルク、シリカ、クレー、(中空)
ガラスビーズ、ガラスフレーク等の球状または板状の無
機フィラーおよび/またはポリスチレン、ポリウレタ
ン、ポリ(メタ)アクリル酸エステル等の高分子を架橋
させて得られた高分子架橋粒子から選ばれた少なくとも
1種の化合物である。
ルシウム、マイカ、タルク、シリカ、クレー、(中空)
ガラスビーズ、ガラスフレーク等の球状または板状の無
機フィラーおよび/またはポリスチレン、ポリウレタ
ン、ポリ(メタ)アクリル酸エステル等の高分子を架橋
させて得られた高分子架橋粒子から選ばれた少なくとも
1種の化合物である。
【0027】上記艶消し剤(C)は、熱可塑性ポリウレ
タン(A)およびゴム強化スチレン系樹脂(B)からな
る組成物100重量部当たり1〜20重量部を添加する
必要が有り、その添加量が1重量部未満では十分な艶消
し性が得られず、また20重量部を超えると著しく物性
を損なうとともに、成形品外観に劣るため好ましくな
い。
タン(A)およびゴム強化スチレン系樹脂(B)からな
る組成物100重量部当たり1〜20重量部を添加する
必要が有り、その添加量が1重量部未満では十分な艶消
し性が得られず、また20重量部を超えると著しく物性
を損なうとともに、成形品外観に劣るため好ましくな
い。
【0028】本発明において用いられる熱可塑性ポリウ
レタン(A)、ゴム強化スチレン系樹脂(B)および艶
消し剤(C)からなる組成物の混合方法は特に制限はな
く通常使用されるロール、ニーダー、バンバリミキサ
ー、プラストミル、押出し機等を使用することができ
る。
レタン(A)、ゴム強化スチレン系樹脂(B)および艶
消し剤(C)からなる組成物の混合方法は特に制限はな
く通常使用されるロール、ニーダー、バンバリミキサ
ー、プラストミル、押出し機等を使用することができ
る。
【0029】また、本発明の組成物には目的に応じて滑
剤、染顔料、帯電防止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、
ヒンダードアミン等の光安定剤、難燃剤等の添加剤を加
えてもよい。
剤、染顔料、帯電防止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、
ヒンダードアミン等の光安定剤、難燃剤等の添加剤を加
えてもよい。
【0030】本発明の組成物は、Tダイシート加工、イ
ンフレーション成形、射出成形、パウダースラッシュ成
形などの方法にて各種工業部品に成形することが可能で
ある。
ンフレーション成形、射出成形、パウダースラッシュ成
形などの方法にて各種工業部品に成形することが可能で
ある。
【0031】本発明における工業部品用表皮材の用途し
て、車両用部品としては、インパネ、ピラー、コンソー
ルボックス、ドアパネル、リアパネル、天井、セイフテ
ィパット、ヘッドレスト、オープンカーのソフトトッ
プ、二輪車のサドルシート;家電・OA機器用部品とし
ては、テレビ、ビデオ、クーラー、エアコン、洗濯機、
乾燥機、掃除機、電子レンジ、トースター、コーヒーメ
ーカー、ポット、ジャー、食器洗い機、電気剃刀、ヘア
ドライヤー、マイク、ヘッドホーン、リモコンケース、
CD、カセット収納箱、パソコン、タイプライター、電
話機、複写機、ファクシミリ等のハウジング;建築・住
宅用部品としては、家具、椅子、机などの表皮材、門、
扉、塀などの表皮材、壁装飾材料、天井装飾材料、カー
テンウォールの表皮材、台所、洗面所、ベランダ、テラ
スなどの床材、玄関マット、テーブルクロス、コースタ
ー、灰皿敷などの敷物:事務用部品としては、ボールペ
ン、万年筆などの筆記具のグリップ用材料、手帳、財
布、アルバム、鞄などの表皮材;遊具・運動用部品とし
ては、バット、ラケットなど各種球技、スポーツ用品の
グリップ、スポーツシューズ装飾部品、ザック、テン
ト、マットなど各種アウトドア用品、人形やその他玩具
の表皮材に適している。
て、車両用部品としては、インパネ、ピラー、コンソー
ルボックス、ドアパネル、リアパネル、天井、セイフテ
ィパット、ヘッドレスト、オープンカーのソフトトッ
プ、二輪車のサドルシート;家電・OA機器用部品とし
ては、テレビ、ビデオ、クーラー、エアコン、洗濯機、
乾燥機、掃除機、電子レンジ、トースター、コーヒーメ
ーカー、ポット、ジャー、食器洗い機、電気剃刀、ヘア
ドライヤー、マイク、ヘッドホーン、リモコンケース、
CD、カセット収納箱、パソコン、タイプライター、電
話機、複写機、ファクシミリ等のハウジング;建築・住
宅用部品としては、家具、椅子、机などの表皮材、門、
扉、塀などの表皮材、壁装飾材料、天井装飾材料、カー
テンウォールの表皮材、台所、洗面所、ベランダ、テラ
スなどの床材、玄関マット、テーブルクロス、コースタ
ー、灰皿敷などの敷物:事務用部品としては、ボールペ
ン、万年筆などの筆記具のグリップ用材料、手帳、財
布、アルバム、鞄などの表皮材;遊具・運動用部品とし
ては、バット、ラケットなど各種球技、スポーツ用品の
グリップ、スポーツシューズ装飾部品、ザック、テン
ト、マットなど各種アウトドア用品、人形やその他玩具
の表皮材に適している。
【0032】〔実施例〕以下、本発明につき実施例にて
詳細に説明する。尚、本発明はこれにより何ら制限を受
けるものでは無い。
詳細に説明する。尚、本発明はこれにより何ら制限を受
けるものでは無い。
【0033】 熱可塑性ポリウレタン(A)A−1 :熱可塑性ポリウレタン 硬度(ショアーA)90(大日本インキ化学工 業株式会社製、パンデックスT−1190N)A−2 : 〃 硬度(ショアーA)90(大日本インキ化学工 業株式会社製、パンデックスT−7890N)A−3 : 〃 硬度(ショアーA)70(株式会社クラレ製、 クラミロンU8170)A−4 : 〃 硬度(ショアーA)80(日本ミラクトラン株 式会社製、ミラクトランE−380)A−i : 〃 硬度(ショアーA)98(日本ミラクトラン株 式会社製、ミラクトランE−398)
【0034】ゴム強化スチレン系樹脂(B)B−1 :エチレン−プロピレン−エチリデンノルボルネ
ン共重合体60重量部にスチレン32重量部およびアク
リロニトリル8重量部を公知の溶液重合法により重合
し、ゴム強化スチレン系樹脂B−1を得た。
ン共重合体60重量部にスチレン32重量部およびアク
リロニトリル8重量部を公知の溶液重合法により重合
し、ゴム強化スチレン系樹脂B−1を得た。
【0035】B−2:水素添加スチレン−ブタジエンブ
ロック共重合体50重量部にスチレン40重量部および
アクリロニトリル10重量部を公知の溶液重合法により
重合し、ゴム強化スチレン系樹脂B−2を得た。
ロック共重合体50重量部にスチレン40重量部および
アクリロニトリル10重量部を公知の溶液重合法により
重合し、ゴム強化スチレン系樹脂B−2を得た。
【0036】B−3:ポリブチルアクリレート60重量
部にスチレン28重量部、アクリロニトリル12重量部
およびエチレングリコールメタアクリレート1重量部を
公知の乳化重合法により重合し、ゴム強化スチレン系樹
脂B−3を得た。
部にスチレン28重量部、アクリロニトリル12重量部
およびエチレングリコールメタアクリレート1重量部を
公知の乳化重合法により重合し、ゴム強化スチレン系樹
脂B−3を得た。
【0037】B−4:スチレン−ブタジエン共重合体6
0重量部にスチレン30重量部およびアクリロニトリル
10重量部を公知の乳化重合法により重合し、ゴム強化
スチレン系樹脂B−4を得た。
0重量部にスチレン30重量部およびアクリロニトリル
10重量部を公知の乳化重合法により重合し、ゴム強化
スチレン系樹脂B−4を得た。
【0038】艶消し剤(C)C−1 :炭酸カルシウム〔平均粒子径 1.0μm〕、
(白石工業株式会社製白艶華A)C−2 :タルク〔平均粒子径 7〜11μm〕、(浅田
製粉株式会社製 タルクJET−46R)C−3 :中空ガラスビーズ〔平均粒子径 8〜12μ
m〕、(東芝バロティーニ株式会社製 東芝中空ガラス
ビーズHSC−110)C−4 :架橋ポリスチレン粒子〔平均粒子径 8μ
m〕、(積水化成品工業株式会社製 テクポリマーSB
X−8)C−5 :架橋ポリアクリル酸エステル粒子〔平均粒子径
20μm〕、(積水化成品工業株式会社製 テクポリ
マーEAX−15)C−6 :架橋ポリメタクリル酸メチル粒子〔平均粒子径
50μm〕、(積水化成品工業株式会社製 テクポリ
マーMB−50)C−i :炭酸カルシウム〔平均粒子径 0.04μ
m〕、(白石工業株式会社製白艶華CC)C−ii :架橋ポリメタクリル酸メチル粒子〔平均粒子径
100μm〕、(積水化成品工業株式会社製 テクポ
リマーMB−100)
(白石工業株式会社製白艶華A)C−2 :タルク〔平均粒子径 7〜11μm〕、(浅田
製粉株式会社製 タルクJET−46R)C−3 :中空ガラスビーズ〔平均粒子径 8〜12μ
m〕、(東芝バロティーニ株式会社製 東芝中空ガラス
ビーズHSC−110)C−4 :架橋ポリスチレン粒子〔平均粒子径 8μ
m〕、(積水化成品工業株式会社製 テクポリマーSB
X−8)C−5 :架橋ポリアクリル酸エステル粒子〔平均粒子径
20μm〕、(積水化成品工業株式会社製 テクポリ
マーEAX−15)C−6 :架橋ポリメタクリル酸メチル粒子〔平均粒子径
50μm〕、(積水化成品工業株式会社製 テクポリ
マーMB−50)C−i :炭酸カルシウム〔平均粒子径 0.04μ
m〕、(白石工業株式会社製白艶華CC)C−ii :架橋ポリメタクリル酸メチル粒子〔平均粒子径
100μm〕、(積水化成品工業株式会社製 テクポ
リマーMB−100)
【0039】実施例1〜17及び比較例1〜7 表1〜3に示す割合で樹脂組成物を配合し、40mmφ
押出機にて180℃の温度で溶融・混練させ混合ペレッ
トを作成した。このペレットをロールミル(関西ロール
社製)を使ってロール温度180℃の条件で5分間シー
ティングを行い厚み約0.7mm、幅約30cmのシー
トを得た。得られたシートにつき、以下の方法にて各種
特性を測定した。結果を表1〜3に示す。
押出機にて180℃の温度で溶融・混練させ混合ペレッ
トを作成した。このペレットをロールミル(関西ロール
社製)を使ってロール温度180℃の条件で5分間シー
ティングを行い厚み約0.7mm、幅約30cmのシー
トを得た。得られたシートにつき、以下の方法にて各種
特性を測定した。結果を表1〜3に示す。
【0040】 硬度(ショアーA):JIS K−7311法に準拠。 引張特性(伸び) :JIS K−7311法に準拠。 表面光沢:シートにおけるロールとの密着面の表面光沢
(%)をデジタル変角光沢計(スガ試験機株式会社)を
用いて測定した。 表面外観:作成したシートにつき肌荒れの状態を目視に
て観察し、表面外観を判定した。○;肌荒れなし、×;
肌荒れ発生。
(%)をデジタル変角光沢計(スガ試験機株式会社)を
用いて測定した。 表面外観:作成したシートにつき肌荒れの状態を目視に
て観察し、表面外観を判定した。○;肌荒れなし、×;
肌荒れ発生。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】
【表3】
【0044】
【発明の効果】本発明における艶消し軟質シート用組成
物は、艶消し性および各種シート特性に優れることよ
り、車両用部品、家電・OA機器用部品、建築・住宅用
部品、事務用部品、遊具・運動用部品等、各種工業部品
用表皮材として好適に使用することができる。
物は、艶消し性および各種シート特性に優れることよ
り、車両用部品、家電・OA機器用部品、建築・住宅用
部品、事務用部品、遊具・運動用部品等、各種工業部品
用表皮材として好適に使用することができる。
Claims (9)
- 【請求項1】 硬度(ショアーA)が95未満である熱
可塑性ポリウレタン(A)50〜90重量部およびゴム
強化スチレン系樹脂(B)50〜10重量部からなる組
成物100重量部当たり平均粒子径1〜90μmの艶消
し剤(C)を1〜20重量部含有してなる艶消し軟質シ
ート用組成物。 - 【請求項2】 ゴム強化スチレン系樹脂(B)が、ゴム
状重合体40〜80重量%に、スチレン系単量体、シア
ン化ビニル系単量体および/または共重合可能な他のビ
ニル系単量体からなる単量体混合物60〜20重量%を
グラフト重合して得られたゴム強化スチレン系樹脂であ
る請求項1記載の艶消し軟質シート用組成物。 - 【請求項3】 艶消し剤(C)が、無機フィラーおよび
/または高分子を架橋させて得られた高分子架橋粒子か
ら選ばれた少なくとも1種である請求項1〜2記載の艶
消し軟質シート用組成物。 - 【請求項4】 請求項1〜3に記載の艶消し軟質シート
用組成物からなる工業部品用表皮材。 - 【請求項5】 工業部品が車両用部品である請求項4記
載の工業部品用表皮材。 - 【請求項6】 工業部品が家電・OA機器用部品である
請求項4記載の工業部品用表皮材。 - 【請求項7】 工業部品が建築・住宅用部品である請求
項4記載の工業部品用表皮材。 - 【請求項8】 工業部品が事務用部品である請求項4記
載の工業部品用表皮材。 - 【請求項9】 工業部品が遊具・運動用部品である請求
項4記載の工業部品用表皮材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9062228A JPH10245483A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 艶消し軟質シート用組成物およびその用途 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9062228A JPH10245483A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 艶消し軟質シート用組成物およびその用途 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10245483A true JPH10245483A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=13194102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9062228A Pending JPH10245483A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 艶消し軟質シート用組成物およびその用途 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10245483A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001261772A (ja) * | 2000-03-21 | 2001-09-26 | Asahi Kasei Corp | パウダースラッシュ成形用ポリウレタン |
JP2001288359A (ja) * | 2000-04-07 | 2001-10-16 | Kuraray Co Ltd | 熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物 |
JP2007277485A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Riken Technos Corp | 自動車用樹脂シート |
JP2014184726A (ja) * | 2014-05-28 | 2014-10-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 加飾シート、射出成形同時加飾方法、及び加飾成形品 |
JP2016150972A (ja) * | 2015-02-17 | 2016-08-22 | ユニチカトレーディング株式会社 | 耐湿熱性フィルム及びこれを用いてなる血液・ウイルスバリア性積層布帛 |
WO2024034397A1 (ja) * | 2022-08-08 | 2024-02-15 | テクノUmg株式会社 | 熱可塑性樹脂組成物及びその成形品 |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP9062228A patent/JPH10245483A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001261772A (ja) * | 2000-03-21 | 2001-09-26 | Asahi Kasei Corp | パウダースラッシュ成形用ポリウレタン |
JP2001288359A (ja) * | 2000-04-07 | 2001-10-16 | Kuraray Co Ltd | 熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物 |
JP2007277485A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Riken Technos Corp | 自動車用樹脂シート |
JP2014184726A (ja) * | 2014-05-28 | 2014-10-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 加飾シート、射出成形同時加飾方法、及び加飾成形品 |
JP2016150972A (ja) * | 2015-02-17 | 2016-08-22 | ユニチカトレーディング株式会社 | 耐湿熱性フィルム及びこれを用いてなる血液・ウイルスバリア性積層布帛 |
WO2024034397A1 (ja) * | 2022-08-08 | 2024-02-15 | テクノUmg株式会社 | 熱可塑性樹脂組成物及びその成形品 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060411 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060420 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060818 |