JPH1024383A - レーザ・パンチ複合加工機 - Google Patents

レーザ・パンチ複合加工機

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JPH1024383A
JPH1024383A JP8179541A JP17954196A JPH1024383A JP H1024383 A JPH1024383 A JP H1024383A JP 8179541 A JP8179541 A JP 8179541A JP 17954196 A JP17954196 A JP 17954196A JP H1024383 A JPH1024383 A JP H1024383A
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一郎 江頭
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政孝 鍛代
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークに高速でレーザ加工を行い得るように
する。 【解決手段】 パンチ加工位置K、またはこのパンチ加
工位置Kよりオフセットされレーザ加工ヘッド25を固
定するレーザ加工位置Lに対して、ワークWをクランプ
せしめるワーククランプ19を有するX軸方向へ移動自
在な第1キャレッジ17と、この第1キャレッジ17を
有するY軸方向へ移動自在な第1キャレッジベース15
と、前記レーザ加工位置Lをレーザ原点として前記レー
ザ加工ヘッド25をy軸方向へ移動せしめるべくレーザ
加工ヘッド25を有するy軸方向へ移動自在な第2キャ
レッジベース21と、を備え、さらに、前記第2キャレ
ッジベース21にレーザ加工ヘッド25を有するx軸方
向へ移動自在な第2キャレッジ23を備えてなることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワークにパンチ
加工およびレーザ加工を行う新規なレーザ・パンチ複合
加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザ・パンチ複合加工機におい
ては、ワークをクランプしたワーククランプを有したキ
ャレッジをX軸方向へ移動せしめると共にキャレッジを
有したキャレッジベースをY軸方向へ移動せしめて、ワ
ークの所望位置をレーザ加工位置に移動位置決めしてレ
ーザ加工位置の上方位置に固定して設けられているレー
ザ加工ヘッドからワークへレーザビームを照射せしめて
レーザ加工を行うのが一般的に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のレーザ・パンチ複合加工機においては、キャレッ
ジ,キャレッジベースがX軸,Y軸方向へそれぞれ移動
するため、特にキャレッジベースの重量が重くなり、レ
ーザ加工の高速化に対して障害となっていた。
【0004】この発明の目的は、ワークに高速でレーザ
加工を行い得るようにしたレーザ・パンチ複合加工機を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のレーザ・パンチ複合加工機
は、パンチ加工位置、またはこのパンチ加工位置よりオ
フセットされレーザ加工ヘッドを固定するレーザ加工位
置に対して、ワークをクランプせしめるワーククランプ
を有するX軸方向へ移動自在な第1キャレッジと、この
第1キャレッジを有するY軸方向へ移動自在な第1キャ
レッジベースと、前記レーザ加工位置をレーザ原点とし
て前記レーザ加工ヘッドをy軸方向へ移動せしめるべく
レーザ加工ヘッドを有するy軸方向へ移動自在な第2キ
ャレッジベースと、を備えてなることを特徴とするもの
である。
【0006】したがって、ワークにパンチ加工を行う際
には、第1キャレッジベースをY軸方向へ,ワークをク
ランプしたワーククランプを有する第1キャレッジをX
軸方向へ移動せしめてワークの所望位置をパンチ加工位
置に位置決めせしめた後、加工位置に割り出されたパン
チとダイとの協働でワークにパンチ加工が行われる。
【0007】ワークにレーザ加工を行う際には、ワーク
をクランプしたワーククランプを有する第1キャレッジ
をX軸方向へ,第2キャレッジベースをy軸方向へ移動
せしめることにより、ワークの所望位置がレーザ加工ヘ
ッドの直下の位置に位置決めされてレーザ加工ヘッドか
らワークへ向けてレーザビームを照射せしめることによ
りワークにレーザ加工が行われる。
【0008】また、レーザ加工ヘッドをレーザ加工位置
のレーザ原点に固定した状態で、第1キャレッジベース
をY軸方向へ,ワークをクランプしたワーククランプを
有する第1キャレッジをX軸方向へ移動せしめることに
より、ワークの所望位置をレーザ加工位置に移動位置決
めされる。この状態でレーザ加工ヘッドからレーザビー
ムをワークへ向けて照射せしめることにより、ワークに
レーザ加工が行われる。
【0009】而して、第2キャレッジベースをy軸方向
へ移動可能とすることにより、2通りのレーザ加工が行
われる。しかも、第2キャレッジベースをy軸方向へ移
動せしめてレーザ加工ヘッドをx軸方向へ移動せしめる
と、レーザ加工が高速で行われる。
【0010】請求項2によるこの発明のレーザ・パンチ
複合加工機は、請求項1のレーザ・パンチ複合加工機に
おいて、前記第2キャレッジベースにレーザ加工ヘッド
を有するx軸方向へ移動自在な第2キャレッジを備えて
なることを特徴とするものである。
【0011】したがって、第2キャレッジベースにx軸
方向へ移動自在な第2キャレッジを設けたことにより、
ワークにレーザ加工を行う場合には、第2キャレッジを
x軸方向へ,第2キャレッジベースをy軸方向へ移動せ
しめることにより、または、第2キャレッジをx軸方向
へ,第1キャレッジベースをY軸方向へ移動せしめるこ
とにより、ワークの所望位置にレーザ加工ヘッドが移動
位置決めされた後、ワークへ向けてレーザ加工ヘッドか
らレーザビームを照射せしめることによりワークにレー
ザ加工が行われる。
【0012】而して、第2キャレッジをx軸方向へ移動
可能とすることにより、2通りのレーザ加工が行われる
と共にレーザ加工が高速にて行われる。
【0013】請求項3によるこの発明のレーザ・パンチ
複合加工機は、請求項1,2のレーザ・パンチ複合加工
機において、前記第1キャレッジベースに一体化されパ
ンチ加工時にワークを支持せしめるパンチ加工用加工テ
ーブルを設け、このパンチ加工用加工テーブルの一部を
レーザ加工時にワークを支持せしめるレーザ加工用テー
ブルに入れ替え可能に設けてなることを特徴とするもの
である。
【0014】したがって、パンチ加工用テーブルの一部
をレーザ加工用テーブルに入れ替え可能に設けたので、
ワークにレーザ加工を行う際にレーザ加工用テーブルに
入れ替えて、このレーザ加工用テーブルにワークを支持
せしめてワークにレーザ加工を行うと、ワークの裏面に
傷が付くのが防止される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基いて詳細に説明する。
【0016】図1および図2を参照するに、レーザ・パ
ンチ複合加工機1は、立設された門型状のフレーム3を
備えており、このフレーム3には回転可能な上,下部タ
レット5,7が相対向して設けられている。この上,下
部タレット5,7の円周上には適宜な間隔で相対向した
複数のパンチP,ダイDが装着されている。前記上,下
部タレット5,7のK位置がパンチ加工位置となってい
る。
【0017】上記構成により、上,下部タレット5,7
を同期して回転せしめて複数のパンチP,ダイDから所
望のパンチP,ダイDをパンチ加工位置Kに割り出して
図示省略のストライカを上下動せしめることにより、パ
ンチ加工位置Kに位置決めされたワークWの所望位置に
パンチPとダイDとの協働でパンチング加工が行われる
ことになる。
【0018】前記上,下部タレット5,7の前方(図1
において下方)における前記フレーム3には固定したセ
ンタテーブル9が設けられている。このセンタテーブル
9の左右両側にはY軸方向(図1において上下方向)へ
移動自在なフロント,リヤサイドテーブル11,13が
設けられている。このフロント,リヤサイドテーブル1
1,13の前側(図1において下側)上には前記センタ
テーブル9を跨いでX軸方向へ延伸した第1キャレッジ
ベース15が一体化されている。この第1キャレッジベ
ース15は図示省略の駆動モータ,ボールねじによって
Y軸方向へ移動自在となっている。
【0019】上記構成により、第1キャレッジベース1
5をY軸方向へ移動せしめることにより、フロント,リ
ヤサイドテーブル11,13も同方向へ移動されること
になる。
【0020】前記第1キャレッジベース15上には図示
省略の駆動モータ,ボールねじによってX軸方向へ移動
自在な第1キャレッジ17が設けられている。この第1
キャレッジ17にはワークWをクランプせしめる複数の
ワーククランプ19が備えられている。
【0021】上記構成により、ワークWをクランプした
ワーククランプ19を備えた第1キャレッジ17をX軸
方向へ移動せしめると、ワークWがX軸方向へ移動され
ることになる。
【0022】したがって、第1キャレッジ17をX軸方
向へ,第1キャレッジベース15をY軸方向へ移動せし
めることにより、ワーククランプ19にクランプされた
ワークWがX軸,Y軸方向へ移動されるのでワークWの
所望位置がパンチ加工位置Kに移動位置決めされる。次
いで、パンチ加工位置Kに割り出されたパンチPとダイ
Dとの協働でワークWの所望位置にパンチング加工が行
われることになる。
【0023】前記フレーム3の図1,図2に左側には、
例えば図示省略の駆動モータ,ボールねじによってy軸
方向へ移動自在な第2キャレッジベース21が設けられ
ている。この第2キャレッジベース21には例えば図示
省略の駆動モータ,ボールねじによってx軸方向へ移動
自在な第2キャレッジ23が設けられている。この第2
キャレッジ23にはレーザ加工ヘッド25が備えられて
いる。このレーザ加工ヘッド25は前記パンチ加工位置
KよりX軸方向へ距離X0 だけオフセットされた位置を
レーザ加工位置Lとし、このレーザ加工位置Lを前記レ
ーザ加工ヘッド25の原点位置に予め設定されている。
【0024】上記構成により、第2キャレッジベース2
1をy軸方向へ,第2キャレッジ23をx軸方向へ移動
せしめると、レーザ加工ヘッド25がx軸,y軸方向へ
レーザ加工位置Lを原点位置として移動されることにな
る。
【0025】前記リヤサイドテーブル13の前方(図1
において下方)にはレーザ発振器27が配置されてい
る。また、前記フレーム3の図1において左側の前方に
は図示省略の駆動装置によってx軸方向へ移動自在なベ
ンドミラー29を備えたベンドミラー装置31が設けら
れている。さらに前記レーザ加工ヘッド25の上部には
ベンドミラー33が備えられている。
【0026】上記構成により、レーザ発振器27で出力
されたレーザビームLBはベンドミラー29,31を経
てレーザ加工ヘッド25内に備えられた集光レンズで集
光された後、ワークWへ向けて照射される。
【0027】したがって、ワークWをフロントサイドテ
ーブル11に出没自在に設けられているロケートピン3
5をパスラインより突出せしめてこのロケートピン35
とワーククランプ19とで加工すべきワークWを位置決
めせしめる。
【0028】ワークWを位置決めし固定した状態で、第
2キャレッジ23,第2キャレッジベース21をそれぞ
れx軸,y軸方向へ移動せしめ、レーザ加工ヘッド25
をワークWの所望位置の直上に位置決めし、レーザビー
ムLBを照射せしめることにより、ワークWにレーザ加
工が行われることになる。
【0029】第1キャレッジ17をX軸方向へ移動せし
めてワークWをX軸方向へ移動せしめると共に、第2キ
ャレッジベース21をy軸方向へ移動せしめてレーザ加
工ヘッド25をy軸方向へ移動せしめることにより、ワ
ークWの所望位置にレーザ加工が行われることになる。
【0030】第2キャレッジ23をx軸方向へ移動せし
めてレーザ加工ヘッド25をx軸方向へ移動せしめると
共に、第1キャレッジベース15をY軸方向へ移動せし
めてワークWをY軸方向へ移動せしめることにより、ワ
ークWの所望位置にレーザ加工が行われることになる。
【0031】また、レーザ加工ヘッド25をレーザ加工
位置L(レーザ加工原点)に固定せしめた状態で、第1
キャレッジ17,第1キャレッジベース15をそれぞれ
X軸,Y軸方向へ移動せしめてワーククランプ19にク
ランプされたワークWをX軸,Y軸方向へ移動せしめる
ことにより、ワークWの所望位置にレーザ加工が行われ
ることになる。
【0032】このように、第2キャレッジベース21を
y軸方向へ,第2キャレッジ23をx軸方向へ移動せし
めるようにして、レーザ加工ヘッド25をx軸,y軸方
向へ移動できるようにしたので、上述したごとく、4通
りのレーザ加工を行うことができる。しかも、第2キャ
レッジベース21,第2キャレッジ23を軽量で製作す
ることができるので、高速移動が可能となり、レーザ加
工を高速にて行うことができる。
【0033】前記フロントサイドテーブル11は主とし
てパンチ加工時の加工用テーブルとして用いられるが、
図3および図4に示されているように、フロントサイド
テーブル11をX軸方向へ2分割11A,11Bとし
て、ワークWにレーザ加工を行う際には図4に示されて
いるようにフロントサイドテーブル11A,11Bを左
側へ2段にして設け、レーザ加工時の加工テーブルとし
て先端を針山状とした複数のワーク支持部材37を備え
た支持プレート39が、その空間に設けられている。こ
の支持プレート39は複数のエアシリンダ41に装着さ
れたピストンロッド43の先端に取り付けられている。
しかも、前記エアシリンダ41は上方へ開放したスクラ
ップボックス45の下面に取付けられている。また、ス
クラップボックス45は集塵機47上に設けられてい
る。
【0034】上記構成により、エアシリンダ41を作動
せしめてピストンロッド43を上下動せしめることによ
り支持プレート39も同方向へ上下動するから、複数の
ワーク支持部材37がパスラインの位置と下方の待機位
置とに位置決めされる。
【0035】したがって、第2キャレッジ23をx軸方
向へ,第2キャレッジベース21をy軸方向へ移動せし
めてレーザ加工ヘッド25をx軸,y軸方向へ移動しワ
ークWにレーザ加工を行う際には、エアシリンダ41を
作動せしめてピストンロッド43を上昇させ、ワーク支
持部材37をパスラインに位置決めし、ワークWをワー
ク支持部材37上に載置し固定せしめてレーザ加工が行
われる。その結果、ワークWはワーク支持部材37上に
支持されるとともに移動せず固定した状態でレーザ加工
を行うので、ワークWの下面に傷が付くのを防止するこ
とができる。
【0036】ワークWにパンチ加工を行う際には、図5
に示されているように、エアシリンダ41を作動せしめ
てピストンロッド43を下降せしめると、ワーク支持部
材37が待機位置に位置決めされる。そして、フロント
サイドテーブル11A,11Bを図5に示すようにセッ
トし、このフロントサイドテーブル11A,11B上に
回転自在に支承された複数のフリーベア49上に載置さ
れて、上述した要領でワークWにパンチ加工が行われる
のである。
【0037】図6にはフロントサイドテーブル11の他
の実施の形態の例が示されている。図6において、パン
チ加工時のワークWを支持せしめるフリーベア49と、
レーザ加工時のワークWを支持せしめるワーク支持部材
37とを同一のシャフト51に取り付けると共に、この
シャフト51の軸心にピニオン53が設けられている。
このピニオン53には図6において左右方向へ延伸した
ラック55が噛合されている。このラック55の例えば
左側にはエアシリンダ57に装着されたピストンロッド
59の先端が取り付けられている。
【0038】上記構成により、図6に示したようにワー
ク支持部材37を直立した状態でワークWを支持せしめ
てレーザ加工が行われる。エアシリンダ57を作動せし
めてピストンロッド59を左方向へ移動させ縮めると、
ピニオン53が回転しフリーベア49が直立状態とな
る。この直立状態のフリーベア49上にワークWを支持
せしめてワークWにパンチ加工が行われる。このように
してワーク支持部材37とフリーベア49とを入れ替え
可能にして使い分けることもできる。
【0039】なお、この発明は、前述した実施の形態の
例に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。
【0040】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例から理解さ
れるように、請求項1の発明によれば、ワークにパンチ
加工を行う際には、第1キャレッジベースをY軸方向
へ,ワークをクランプしたワーククランプを有する第1
キャレッジをX軸方向へ移動せしめてワークの所望位置
をパンチ加工位置に位置決めせしめた後、加工位置に割
り出されたパンチとダイとの協働でワークにパンチ加工
が行われる。
【0041】ワークにレーザ加工を行う際には、ワーク
をクランプしたワーククランプを有する第1キャレッジ
をX軸方向へ,第2キャレッジベースをy軸方向へ移動
せしめることにより、ワークの所望位置がレーザ加工ヘ
ッドの直下の位置に位置決めされてレーザ加工ヘッドか
らワークへ向けてレーザビームを照射せしめることによ
りワークにレーザ加工が行われる。
【0042】また、レーザ加工ヘッドをレーザ加工位置
のレーザ原点に固定した状態で、第1キャレッジベース
をY軸方向へ,ワークをクランプしたワーククランプを
有する第1キャレッジをX軸方向へ移動せしめることに
より、ワークの所望位置をレーザ加工位置に移動位置決
めされる。この状態でレーザ加工ヘッドからレーザビー
ムをワークへ向けて照射せしめることにより、ワークに
レーザ加工が行われる。
【0043】而して、第2キャレッジベースをy軸方向
へ移動可能とすることにより、2通りのレーザ加工を行
うことができる。しかも、第2キャレッジベースを軽量
にして製作し、y軸方向へ移動せしめてレーザ加工ヘッ
ドをy軸方向へ移動せしめると、レーザ加工を高速で行
うことができる。
【0044】請求項2の発明によれば、第2キャレッジ
ベースにx軸方向へ移動自在な第2キャレッジを設けた
ことにより、ワークにレーザ加工を行う場合には、第2
キャレッジをx軸方向へ,第2キャレッジベースをy軸
方向へ移動せしめることにより、または、第2キャレッ
ジベースをx軸方向へ,第1キャレッジベースをY軸方
向へ移動せしめることにより、ワークの所望位置にレー
ザ加工ヘッドが移動位置決めされた後、ワークへ向けて
レーザ加工ヘッドからレーザビームを照射せしめること
によりワークにレーザ加工が行われる。
【0045】而して、第2キャレッジをx軸方向へ移動
可能とすることにより、2通りのレーザ加工を行うこと
ができると共に、第2キャレッジベース,第2キャレッ
ジを軽量に製作できるから、レーザ加工を高速にて行う
ことができる。
【0046】請求項3の発明によれば、パンチ加工用テ
ーブルの一部をレーザ加工用テーブルに入れ替え可能に
設けたので、ワークにレーザ加工を行う際にレーザ加工
用テーブルに入れ替えて、このレーザ加工用テーブルに
ワークを支持せしめてワークにレーザ加工を行うと、ワ
ークの裏面に傷が付くのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施するレーザ・パンチ複合加工機
の平面図である。
【図2】図1における平面図である。
【図3】図1におけるフロントサイドテーブルの他の実
施の形態の例を示す平面図である。
【図4】図3における正面図である。
【図5】図3のフロントサイドテーブルにおけるワーク
を支持せしめる動作の説明図である。
【図6】ワークを支持せしめるワーク支持部材とフリー
ベアを入れ替える他の実施の形態の例を示す図である。
【符号の説明】
1 レーザ・パンチ複合加工機 3 フレーム 11 フロントサイドテーブル 15 第1キャレッジベース 17 第1キャレッジ 19 ワーククランプ 21 第2キャレッジベース 23 第2キャレッジ 25 レーザ加工ヘッド 37 ワーク支持部材 49 フリーベア K パンチ加工位置 L レーザ加工位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチ加工位置、またはこのパンチ加工
    位置よりオフセットされレーザ加工ヘッドを固定するレ
    ーザ加工位置に対して、ワークをクランプせしめるワー
    ククランプを有するX軸方向へ移動自在な第1キャレッ
    ジと、この第1キャレッジを有するY軸方向へ移動自在
    な第1キャレッジベースと、前記レーザ加工位置をレー
    ザ原点として前記レーザ加工ヘッドをy軸方向へ移動せ
    しめるべくレーザ加工ヘッドを有するy軸方向へ移動自
    在な第2キャレッジベースと、を備えてなることを特徴
    とするレーザ・パンチ複合加工機。
  2. 【請求項2】 前記第2キャレッジベースにレーザ加工
    ヘッドを有するx軸方向へ移動自在な第2キャレッジを
    備えてなることを特徴とする請求項1記載のレーザ・パ
    ンチ複合加工機。
  3. 【請求項3】 前記第1キャレッジベースに一体化され
    パンチ加工時にワークを支持せしめるパンチ加工用加工
    テーブルを設け、このパンチ加工用加工テーブルの一部
    をレーザ加工時にワークを支持せしめるレーザ加工用テ
    ーブルに入れ替え可能に設けてなることを特徴とする請
    求項1,2記載のレーザ・パンチ複合加工機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000233329A (ja) * 1998-12-15 2000-08-29 Amada Eng Center Co Ltd 板材加工機
JP2018180616A (ja) * 2017-04-04 2018-11-15 株式会社アマダホールディングス レーザ加工システム及びレーザ加工方法

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JP2000233329A (ja) * 1998-12-15 2000-08-29 Amada Eng Center Co Ltd 板材加工機
JP2018180616A (ja) * 2017-04-04 2018-11-15 株式会社アマダホールディングス レーザ加工システム及びレーザ加工方法

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