JPH10243253A - 水平リニアリティ−コイル及び水平リニアリティ−コイル切替回路 - Google Patents
水平リニアリティ−コイル及び水平リニアリティ−コイル切替回路Info
- Publication number
- JPH10243253A JPH10243253A JP5988297A JP5988297A JPH10243253A JP H10243253 A JPH10243253 A JP H10243253A JP 5988297 A JP5988297 A JP 5988297A JP 5988297 A JP5988297 A JP 5988297A JP H10243253 A JPH10243253 A JP H10243253A
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- Japan
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- linearity coil
- horizontal linearity
- coil
- inductance
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の水平リニアリティーコイルを用いるこ
となく、簡単な回路構成により水平リニアリティーコイ
ルを切替えられる回路及び水平リニアリティーコイルを
提供しようとするものである。 【解決手段】 ドラム型磁心に巻線が施されてなる水平
リニアリティーコイルにおいて、水平偏向サイズの変化
に応じて水平リニアリティーコイルのインダクタンスを
変化させられるように、水平リニアリティーコイルに中
間タップを設け、該中間タップと巻線を接続する。上記
水平リニアリティーコイルのインダクタンスを変化させ
るスイッチング素子にＦＥＴを使用し、水平リニアリテ
ィーコイルのインダクタンス調整を行う回路構成にす
る。
となく、簡単な回路構成により水平リニアリティーコイ
ルを切替えられる回路及び水平リニアリティーコイルを
提供しようとするものである。 【解決手段】 ドラム型磁心に巻線が施されてなる水平
リニアリティーコイルにおいて、水平偏向サイズの変化
に応じて水平リニアリティーコイルのインダクタンスを
変化させられるように、水平リニアリティーコイルに中
間タップを設け、該中間タップと巻線を接続する。上記
水平リニアリティーコイルのインダクタンスを変化させ
るスイッチング素子にＦＥＴを使用し、水平リニアリテ
ィーコイルのインダクタンス調整を行う回路構成にす
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、様々な水平偏向サ
イズに対応するディスプレイ装置についての水平リニア
リティーコイル及び水平リニアリティーコイル切替回路
に関するものである。
イズに対応するディスプレイ装置についての水平リニア
リティーコイル及び水平リニアリティーコイル切替回路
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１は従来の水平リニアリティーコイル
切替回路である。１は水平出力回路である。該水平出力
回路１は、水平出力ＦＥＴ２、ダンパダイオード３、共
振コンデンサ４及び水平偏向コイル５により構成されて
いる。
切替回路である。１は水平出力回路である。該水平出力
回路１は、水平出力ＦＥＴ２、ダンパダイオード３、共
振コンデンサ４及び水平偏向コイル５により構成されて
いる。
【０００３】６は水平リニアリティーコイル切替回路で
ある。７は水平リニアリティーコイルＬ1、８は水平リ
ニアリティーコイルＬ2、９はＦＥＴ1、１０はＦＥＴ2
であり、１１はＦＥＴ1とＦＥＴ2をＯＮ・ＯＦＦさせる
ための水平偏向サイズ制御回路である。水平リニアリテ
ィーコイル切替回路６は水平リニアリティーコイルＬ
1、Ｌ2とＬ1、Ｌ2それぞれのスイッチング素子であるＦ
ＥＴ1、ＦＥＴ2と水平偏向サイズ制御回路１１によって
構成されており、水平出力回路１の水平偏向コイル５に
接続されている。１２はＳ字補正コンデンサである。
ある。７は水平リニアリティーコイルＬ1、８は水平リ
ニアリティーコイルＬ2、９はＦＥＴ1、１０はＦＥＴ2
であり、１１はＦＥＴ1とＦＥＴ2をＯＮ・ＯＦＦさせる
ための水平偏向サイズ制御回路である。水平リニアリテ
ィーコイル切替回路６は水平リニアリティーコイルＬ
1、Ｌ2とＬ1、Ｌ2それぞれのスイッチング素子であるＦ
ＥＴ1、ＦＥＴ2と水平偏向サイズ制御回路１１によって
構成されており、水平出力回路１の水平偏向コイル５に
接続されている。１２はＳ字補正コンデンサである。
【０００４】水平偏向サイズを変える場合、水平偏向リ
ニアリティーコイルのインダクタンスを増減させること
により行うが、従来の回路では、図１に示すようにイン
ダクタンスの異なる水平リニアリティーコイルを２つ以
上用い、それぞれの水平リニアリティーコイルに接続さ
れた各ＦＥＴをＯＮ・ＯＦＦさせることで、水平リニア
リティーコイルの切替を行い、どちらか一方を必要に応
じて利用するようにしてインダクタンス調整を行い、水
平偏向サイズを変えていた。図１において水平リニアリ
ティーコイルＬ1と水平リニアリティーコイルＬ2のイン
ダクタンスの強さは、Ｌ1＜Ｌ2の関係で構成されてい
る。よって、水平偏向サイズを大きくする場合は水平偏
向サイズ制御回路よりＦＥＴ1に対してＨｉｇｈ信号を
出力してＯＮにし、ＦＥＴ2に対してはＬｏｗ信号を出
力してＯＦＦにし、インダクタンスの低いＬ1のみをＯ
Ｎ状態にすることで水平偏向サイズを大きくしていた。
逆に、水平偏向サイズを小さくする場合はＦＥＴ1をＯ
ＦＦにし、ＦＥＴ2をＯＮにし、インダクタンスの高い
Ｌ2をＯＮ状態にすることで水平偏向サイズを小さくし
ていた。
ニアリティーコイルのインダクタンスを増減させること
により行うが、従来の回路では、図１に示すようにイン
ダクタンスの異なる水平リニアリティーコイルを２つ以
上用い、それぞれの水平リニアリティーコイルに接続さ
れた各ＦＥＴをＯＮ・ＯＦＦさせることで、水平リニア
リティーコイルの切替を行い、どちらか一方を必要に応
じて利用するようにしてインダクタンス調整を行い、水
平偏向サイズを変えていた。図１において水平リニアリ
ティーコイルＬ1と水平リニアリティーコイルＬ2のイン
ダクタンスの強さは、Ｌ1＜Ｌ2の関係で構成されてい
る。よって、水平偏向サイズを大きくする場合は水平偏
向サイズ制御回路よりＦＥＴ1に対してＨｉｇｈ信号を
出力してＯＮにし、ＦＥＴ2に対してはＬｏｗ信号を出
力してＯＦＦにし、インダクタンスの低いＬ1のみをＯ
Ｎ状態にすることで水平偏向サイズを大きくしていた。
逆に、水平偏向サイズを小さくする場合はＦＥＴ1をＯ
ＦＦにし、ＦＥＴ2をＯＮにし、インダクタンスの高い
Ｌ2をＯＮ状態にすることで水平偏向サイズを小さくし
ていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、水平リニアリティー歪みを調整し、水平偏向サイズ
を変える場合、インダクタンスの異なる２つ以上の水平
リニアリティーコイルを用い、水平偏向サイズに応じて
それぞれの水平リニアリティーコイルを切替えて用いる
必要があった。このため基板や部品点数が増加し、コス
ト高、工数増という問題点があった。
は、水平リニアリティー歪みを調整し、水平偏向サイズ
を変える場合、インダクタンスの異なる２つ以上の水平
リニアリティーコイルを用い、水平偏向サイズに応じて
それぞれの水平リニアリティーコイルを切替えて用いる
必要があった。このため基板や部品点数が増加し、コス
ト高、工数増という問題点があった。
【０００６】本発明は、簡単な回路構成により水平リニ
アリティーコイルを切替えられる回路及び水平リニアリ
ティーコイルを提供しようとするものである。
アリティーコイルを切替えられる回路及び水平リニアリ
ティーコイルを提供しようとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、水平偏向サイズの変化に応じて、水平リニアリティ
ーコイルのインダクタンスを変化させられるように、水
平リニアリティーコイルに中間タップを設け、巻線の中
間に接続する。該中間タップを設けることにより、１つ
の水平リニアリティーコイルでインダクタンスの調整を
行うことができ、回路を簡略化できる。
に、水平偏向サイズの変化に応じて、水平リニアリティ
ーコイルのインダクタンスを変化させられるように、水
平リニアリティーコイルに中間タップを設け、巻線の中
間に接続する。該中間タップを設けることにより、１つ
の水平リニアリティーコイルでインダクタンスの調整を
行うことができ、回路を簡略化できる。
【０００８】また、水平リニアリティーコイルのインダ
クタンスを変化させるスイッチング素子にＦＥＴを使用
した回路構成とする。
クタンスを変化させるスイッチング素子にＦＥＴを使用
した回路構成とする。
【０００９】
【本発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図
２及び図３に基づき説明する。１は、水平出力回路であ
り、従来技術に示した水平出力回路と同様の構成であ
る。
２及び図３に基づき説明する。１は、水平出力回路であ
り、従来技術に示した水平出力回路と同様の構成であ
る。
【００１０】１３は、水平リニアリティーコイル切替回
路であり、巻線１４ａ、１４ｂから成る水平リニアリテ
ィーコイル１４とＦＥＴ１５、該ＦＥＴ１５をＯＮ・Ｏ
ＦＦさせる水平偏向サイズ制御回路１６より構成されて
いる。１７は中間タップであり、ＦＥＴ１５に接続され
ている。１８はＳ字補正コンデンサである。
路であり、巻線１４ａ、１４ｂから成る水平リニアリテ
ィーコイル１４とＦＥＴ１５、該ＦＥＴ１５をＯＮ・Ｏ
ＦＦさせる水平偏向サイズ制御回路１６より構成されて
いる。１７は中間タップであり、ＦＥＴ１５に接続され
ている。１８はＳ字補正コンデンサである。
【００１１】図３は本発明の水平リニアリティーコイル
の斜視図である。水平リニアリティーコイル１４は、ド
ラム型磁心１９に巻線２０を施したコイルに適当な電流
対インダクタンス特性を得るためにバイアス磁界を与え
る永久磁石２１を装着して構成されている。巻線２０は
その一端をリードピン２２に、他端をリードピン２３に
接続されている。１７はピン形状の中間タップであり、
巻線の中間部分と接続されている。リードピン２２は水
平偏向コイルに接続され、リードピン２３と中間タップ
１７はＦＥＴ１５に接続され、該ＦＥＴ１５により、Ｏ
Ｎ・ＯＦＦの切替動作が行われる。
の斜視図である。水平リニアリティーコイル１４は、ド
ラム型磁心１９に巻線２０を施したコイルに適当な電流
対インダクタンス特性を得るためにバイアス磁界を与え
る永久磁石２１を装着して構成されている。巻線２０は
その一端をリードピン２２に、他端をリードピン２３に
接続されている。１７はピン形状の中間タップであり、
巻線の中間部分と接続されている。リードピン２２は水
平偏向コイルに接続され、リードピン２３と中間タップ
１７はＦＥＴ１５に接続され、該ＦＥＴ１５により、Ｏ
Ｎ・ＯＦＦの切替動作が行われる。
【００１２】水平偏向サイズを大きくする場合、水平偏
向サイズ制御回路１６より、Ｈｉｇｈ信号を出力する。
Ｈｉｇｈ信号を出力することによって、ＦＥＴ１５がＯ
Ｎし、水平リニアリティーコイル１４の巻線１４ｂはシ
ョートし、巻線１４ａのみがＯｎ状態になる。これによ
り水平偏向リニアリティーコイルのインダクタンスは低
下するので水平偏向サイズを大きくできる。また、水平
偏向サイズを小さくする場合は、水平偏向サイズ制御回
路１６よりＬｏｗ信号を出力することにより、水平リニ
アリティーコイル１４は巻線１４ａと巻線１４ｂの和と
なり、インダクタンスが上昇するので水平偏向サイズを
小さくできる。このように、ＦＥＴ１５をＯＮ・ＯＦＦ
するだけで水平リニアリティーコイルのインダクタンス
を増減でき、水平偏向サイズを変化させることができ
る。
向サイズ制御回路１６より、Ｈｉｇｈ信号を出力する。
Ｈｉｇｈ信号を出力することによって、ＦＥＴ１５がＯ
Ｎし、水平リニアリティーコイル１４の巻線１４ｂはシ
ョートし、巻線１４ａのみがＯｎ状態になる。これによ
り水平偏向リニアリティーコイルのインダクタンスは低
下するので水平偏向サイズを大きくできる。また、水平
偏向サイズを小さくする場合は、水平偏向サイズ制御回
路１６よりＬｏｗ信号を出力することにより、水平リニ
アリティーコイル１４は巻線１４ａと巻線１４ｂの和と
なり、インダクタンスが上昇するので水平偏向サイズを
小さくできる。このように、ＦＥＴ１５をＯＮ・ＯＦＦ
するだけで水平リニアリティーコイルのインダクタンス
を増減でき、水平偏向サイズを変化させることができ
る。
【００１３】上記した一実施形態では大、小の単に２段
切替の例を用いて説明したが、本発明は２段切替に限定
されるものではなく、中間タップを複数個設けることに
よって３段以上（例えばノーマル、ワイド、シネマ）の
切替も可能である。
切替の例を用いて説明したが、本発明は２段切替に限定
されるものではなく、中間タップを複数個設けることに
よって３段以上（例えばノーマル、ワイド、シネマ）の
切替も可能である。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、中間タップを設けた水
平リニアリティーコイルを使用することで、水平リニア
リティコイルのインダクタンスをＦＥＴで制御できるた
め、複数の水平リニアリティコイルを使用する必要がな
く、ＦＥＴ等の部品を削除できる。また、回路を簡略化
でき、工数も削減できる。
平リニアリティーコイルを使用することで、水平リニア
リティコイルのインダクタンスをＦＥＴで制御できるた
め、複数の水平リニアリティコイルを使用する必要がな
く、ＦＥＴ等の部品を削除できる。また、回路を簡略化
でき、工数も削減できる。
【図１】 従来の水平リニアリティーコイル切替回路。
【図２】 本発明による水平リニアリティーコイル切替
回路。
回路。
【図３】 本発明の水平リニアリティーコイル。
１ 水平出力回路 ２ ＦＥＴ ３ ダンパダイオード ４ 共振コンデンサ ５ 水平偏向コイル ６ 水平リニアリティーコイル切替回路 ７ 水平リニアリティーコイルＬ1 ８ 水平リニアリティーコイルＬ2 ９ ＦＥＴ1 １０ ＦＥＴ2 １１ 水平偏向サイズ制御回路 １２ Ｓ字補正コンデンサ １３ 水平リニアリティーコイル切替回路 １４ 水平リニアリティーコイル １４ａ巻線 １４ｂ巻線 １５ ＦＥＴ １６ 水平偏向サイズ制御回路 １７ 中間タップ １８ Ｓ字補正コンデンサ １９ ドラム型磁心 ２０ 巻線 ２１ 永久磁石 ２２ リードピン ２３ リードピン
Claims (2)
- 【請求項１】 ドラム型磁心に巻線が施されてなる水平
リニアリティーコイルにおいて、水平偏向サイズの変化
に応じて水平リニアリティーコイルのインダクタンスを
変化させられるように、水平リニアリティーコイルに中
間タップを設け、該中間タップと巻線を接続したことを
特徴とする水平リニアリティーコイル。 - 【請求項２】 上記水平リニアリティーコイルのインダ
クタンスを変化させるスイッチング素子にＦＥＴ（電界
効果トランジスタ）を使用することを特徴とする水平リ
ニアリティーコイル切替回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5988297A JPH10243253A (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | 水平リニアリティ−コイル及び水平リニアリティ−コイル切替回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5988297A JPH10243253A (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | 水平リニアリティ−コイル及び水平リニアリティ−コイル切替回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10243253A true JPH10243253A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=13125965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5988297A Pending JPH10243253A (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | 水平リニアリティ−コイル及び水平リニアリティ−コイル切替回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10243253A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100793149B1 (ko) | 2006-03-22 | 2008-01-10 | 한국과학기술원 | 가변 임피던스 변환비 전송선 변압기 |
| WO2011109392A2 (en) * | 2010-03-02 | 2011-09-09 | Baker Hughes Incorporated | Use of autotransformer-like antennas for downhole applications |
-
1997
- 1997-02-26 JP JP5988297A patent/JPH10243253A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100793149B1 (ko) | 2006-03-22 | 2008-01-10 | 한국과학기술원 | 가변 임피던스 변환비 전송선 변압기 |
| WO2011109392A2 (en) * | 2010-03-02 | 2011-09-09 | Baker Hughes Incorporated | Use of autotransformer-like antennas for downhole applications |
| WO2011109392A3 (en) * | 2010-03-02 | 2011-12-22 | Baker Hughes Incorporated | Use of autotransformer-like antennas for downhole applications |
| GB2491996A (en) * | 2010-03-02 | 2012-12-19 | Baker Hughes Inc | Use of autotransformer-like antennas for downhole applications |
| US8847600B2 (en) | 2010-03-02 | 2014-09-30 | Baker Hughes Incorporated | Use of autotransformer-like antennas for downhole applications |
| GB2491996B (en) * | 2010-03-02 | 2015-05-20 | Baker Hughes Inc | Use of autotransformer-like antennas for downhole applications |
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