JPH1140428A - うず電流を利用した可変コイル - Google Patents

うず電流を利用した可変コイル

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JPH1140428A
JPH1140428A JP19669697A JP19669697A JPH1140428A JP H1140428 A JPH1140428 A JP H1140428A JP 19669697 A JP19669697 A JP 19669697A JP 19669697 A JP19669697 A JP 19669697A JP H1140428 A JPH1140428 A JP H1140428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
auxiliary coil
inductance
auxiliary
ferrite core
Prior art date
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Pending
Application number
JP19669697A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Sato
一範 佐藤
Yasuhiro Saito
安弘 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOKKO DENSHI KK
Original Assignee
HOKKO DENSHI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インダクタンスを可変にすることができるコ
イルを、簡単な構成で、しかも、安価なコストで提供す
る。 【解決手段】 開閉器をOFFにし、補助コイル3を開
放させた場合、補助コイル3はフェライトコア1に何も
作用しないため、メインコイル2のインダクタンスは従
来のコイルと同じインダクタンスになる。開閉器をON
にし、補助コイル3を短絡させた場合、補助コイル3は
フェライトコア1の内部の磁束を鎖交するループとなる
ため、補助コイル3にうず電流が発生し、メインコイル
2のインダクタンスは補助コイル3の開放時のインダク
タンスより低下する。このように、補助コイル3の開放
と短絡とによって、メインコイル2のインダクタンスを
2水準に切り換えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インダクタンスを
可変にして使用するコイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスプレイにおいては、インダ
クタンスの異なる2つのリニアリティ補正コイルを、低
周波数用と高周波数用とに切り換えて使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】インダクタンスを2水
準に切り換えて使用する従来の技術は、2つのリニアリ
ティ補正コイルを必要とするため、構成が煩雑となり、
また、コストが高価になるという欠点を有する。
【0004】そこで、本発明は、前記従来の技術の欠点
を改良し、インダクタンスを可変にすることができるコ
イルを、簡単な構成で、しかも、安価なコストで提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0006】(1)フェライトコアにメインコイルと補
助コイルとを巻線し、前記補助コイルの開放か短絡かの
選択によって、インダクタンスを可変にするうず電流を
利用した可変コイル。
【0007】(2)前記フェライトコアの中心に対して
同軸に前記メインコイルと前記補助コイルとを配置した
前記(1)記載のうず電流を利用した可変コイル。
【0008】(3)前記フェライトコアの中心の周囲に
前記メインコイルと前記補助コイルとを一列に隣接して
配置した前記(1)記載のうず電流を利用した可変コイ
ル。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の2つの実施の形態例につ
いて図1〜図4を参照して説明する。
【0010】まず、本発明の第1実施の形態例について
図1〜図3を参照して説明する。図1において、フェラ
イトコア1の中心の周囲にメインコイル2を巻線し、ま
た、メインコイル2の外側に、かつ、フェライトコア1
の中心に対して同軸に補助コイル3を巻線する。図2に
おいて、リレーなどの開閉器4を補助コイル3に接続す
る。
【0011】開閉器4をOFFにし、補助コイル3を開
放させた場合、補助コイル3はフェライトコア1に何も
作用しないため、メインコイル2のインダクタンスは従
来のコイルと同じインダクタンスになる。
【0012】開閉器4をONにし、補助コイル3を短絡
させた場合、補助コイル3はフェライトコア1の内部の
磁束を鎖交するループとなるため、補助コイル3にうず
電流が発生し、メインコイル2のインダクタンスは補助
コイル3の開放時のインダクタンスより低下する。
【0013】このように、補助コイル3の開放と短絡と
によって、メインコイル2のインダクタンスを2水準に
切り換えることができる。
【0014】次に、本発明の第1実施の形態例を製品化
するための構造について図3を参照して説明する。フェ
ライトコアは、端子台5の上に載置される。端子台5に
設けられた4箇所の切欠部5Aには、それぞれ一対のメ
インコイル端子2Aと一対の補助コイル端子3Aとが係
合している続いて、本発明の第2実施の形態例について
図4を参照して説明する。ただし、第1実施の形態例と
同様の事項の説明を省略する。
【0015】本実施の形態例においては、フェライトコ
ア1の中心の周囲にメインコイル2と補助コイル3とを
一列に隣接して巻線する。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、補助コイルの開放か短絡かの選択により、イ
ンダクタンスを2水準に切り換えることができるので、
構成が簡単でしかも、コストが安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態例の模式的断面図であ
る。
【図2】本発明の第1実施の形態例の電気回路図であ
る。
【図3】本発明の第1実施の形態例の具体図であり、
(a)は断面図、(b)は底面図を、それぞれ示す。
【図4】本発明の第2実施の形態例の模式的断面図であ
る。
【符号の説明】
1 フェライトコア 2 メインコイル 2A メインコイル端子 3 補助コイル 3A 補助コイル端子 4 開閉器 5 端子台 5A 切欠部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェライトコアにメインコイルと補助コ
    イルとを巻線し、前記補助コイルの開放か短絡かの選択
    によって、インダクタンスを可変にすることを特徴とす
    るうず電流を利用した可変コイル。
  2. 【請求項2】 前記フェライトコアの中心に対して同軸
    に前記メインコイルと前記補助コイルとを配置したこと
    を特徴とする請求項1記載のうず電流を利用した可変コ
    イル。
  3. 【請求項3】 前記フェライトコアの中心の周囲に前記
    メインコイルと前記補助コイルとを一列に隣接して配置
    したことを特徴とする請求項1記載のうず電流を利用し
    た可変コイル。
JP19669697A 1997-07-23 1997-07-23 うず電流を利用した可変コイル Pending JPH1140428A (ja)

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JP19669697A JPH1140428A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 うず電流を利用した可変コイル

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JP19669697A JPH1140428A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 うず電流を利用した可変コイル

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JPH1140428A true JPH1140428A (ja) 1999-02-12

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ID=16362077

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014176139A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Toshiba Corp 共振子及び無線電力伝送装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014176139A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Toshiba Corp 共振子及び無線電力伝送装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010130