JP2001111373A - Lcフィルタ - Google Patents

Lcフィルタ

Info

Publication number
JP2001111373A
JP2001111373A JP28555799A JP28555799A JP2001111373A JP 2001111373 A JP2001111373 A JP 2001111373A JP 28555799 A JP28555799 A JP 28555799A JP 28555799 A JP28555799 A JP 28555799A JP 2001111373 A JP2001111373 A JP 2001111373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inductor
switch
unit
filter
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28555799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3454202B2 (ja
Inventor
Kenji Ueno
兼司 植野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP28555799A priority Critical patent/JP3454202B2/ja
Publication of JP2001111373A publication Critical patent/JP2001111373A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3454202B2 publication Critical patent/JP3454202B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周波数特性の可変幅が広く、使用が制限され
にくい、使い勝手の良いLCフィルタを提供することを
目的としている。 【解決手段】 第1のインダクタ部22には、ON−O
FF切替スイッチ29を有したスイッチ付インダクタ部
30を一つ設け、スイッチ付インダクタ部30と第2の
インダクタ部23とを磁気結合(M結合)させるととも
に、互いの磁束の発生方向を同方向になるようにした構
成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種民生機器等に用
いるLCフィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のLCフィルタについて図面
を参照しながら説明する。
【0003】図13は従来のLCフィルタの斜視図、図
14は同LCフィルタの等価回路図、図15は同LCフ
ィルタの周波数特性図である。
【0004】図13、図14において、従来のLCフィ
ルタは、入力端子1と、この入力端子1に接続した第1
のインダクタ部2と、この第1のインダクタ部2に接続
した第2のインダクタ部3と、この第2のインダクタ部
3に接続した出力端子4と、第1のインダクタ部2およ
び第2のインダクタ部3との間の中間点5に接続したコ
ンデンサ部6と、このコンデンサ部6に接続したアース
端子7とを備えている。
【0005】また、第1のインダクタ部2には、ON−
OFF切替スイッチ8を有したスイッチ付インダクタ部
9を一つ設け、さらに第1のインダクタ部2と並列にコ
ンデンサ部10を設けている。
【0006】このとき、従来のLCフィルタは、実装基
板11に、入力端子1、出力端子4、第1のインダクタ
部2、第2のインダクタ部3、コンデンサ部6、10な
どの各単品部品を実装して構成している。
【0007】そして、スイッチ付インダクタ部9のスイ
ッチ8をON−OFFすることにより、図15に示すよ
うに、周波数特性を可変させるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般に、LCフィルタ
を使用する製品において、その製品の使用状況に応じ
て、特定周波数のLCフィルタを使い分けるのではな
く、LCフィルタの周波数特性を可変させ対応させるこ
とがある。
【0009】上記従来の構成では、スイッチ付インダク
タ部9のスイッチ8をON−OFFすることにより、周
波数特性を可変させることができるものの、可変幅を広
くすると減衰量が不十分となるので、周波数特性の可変
幅を広くできず、使用が制限されやすいという問題点を
有していた。
【0010】本発明は上記問題点を解決するもので、周
波数特性の可変幅が広く、使用が制限されにくい、使い
勝手の良いLCフィルタを提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、入力端子と、前記入力端子に接続した第1
のインダクタ部と、前記第1のインダクタ部に接続した
第2のインダクタ部と、前記第2のインダクタ部に接続
した出力端子と、前記第1のインダクタ部および前記第
2のインダクタ部との間の中間点に接続したコンデンサ
部と、前記コンデンサ部に接続したアース端子とを備
え、前記第1のインダクタ部には、ON−OFF切替ス
イッチを有したスイッチ付インダクタ部を少なくとも一
つ設け、前記スイッチ付インダクタ部と前記第2のイン
ダクタ部とを磁気結合させるとともに、互いの磁束の発
生方向を同方向になるようにした構成である。
【0012】上記構成により、スイッチ付インダクタ部
と第2のインダクタ部とを磁気結合させるとともに、互
いの磁束の発生方向を同方向になるようにしているの
で、周波数特性の可変幅を広くすることができ、使用が
制限されにくく、使い勝手を向上することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
入力端子と、前記入力端子に接続した第1のインダクタ
部と、前記第1のインダクタ部に接続した第2のインダ
クタ部と、前記第2のインダクタ部に接続した出力端子
と、前記第1のインダクタ部および前記第2のインダク
タ部との間の中間点に接続した第1のコンデンサ部と、
前記第1のコンデンサ部に接続したアース端子と、前記
第1のインダクタ部に並列に接続した第2のコンデンサ
部とを備え、前記第1のインダクタ部には、ON−OF
F切替スイッチを有したスイッチ付インダクタ部を少な
くとも一つ設け、前記スイッチ付インダクタ部と前記第
2のインダクタ部とを磁気結合させるとともに、互いの
磁束の発生方向を同方向になるようにした構成である。
【0014】上記構成により、スイッチ付インダクタ部
と第2のインダクタ部とを磁気結合させるとともに、互
いの磁束の発生方向を同方向になるようにしているの
で、周波数特性の可変幅を大きくすることができ、使用
が制限されにくく、使い勝手を向上することができる。
【0015】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
記載の発明において、中間点と第1のコンデンサ部との
間に、ON−OFF切替スイッチを有したスイッチ付コ
ンデンサ部の一端を接続するとともに、アース端子に前
記スイッチ付コンデンサ部の他端を接続した構成であ
る。
【0016】上記構成により、スイッチのON−OFF
切替の時に、切替後の周波数特性が、切替前の周波数特
性に比べて、乱れやすくなる現象を防止し、フィルタと
しての整合性が取れ、通過帯域を平坦化して、信頼性を
向上することができる。
【0017】本発明の請求項6記載の発明は、入力端子
と、前記入力端子に接続した第1のインダクタ部と、前
記第1のインダクタ部に接続した第2のインダクタ部
と、前記第2のインダクタ部に接続した出力端子と、前
記第1のインダクタ部および前記第2のインダクタ部と
の間の中間点に接続した第1のコンデンサ部と、前記第
1のコンデンサ部に接続した第3のインダクタ部と、前
記第3のインダクタ部に接続したアース端子とを備え、
前記第3のインダクタ部には、ON−OFF切替スイッ
チを有したスイッチ付インダクタ部を少なくとも一つ設
け、前記スイッチ付インダクタ部と前記第2のインダク
タ部とを磁気結合させるとともに、互いの磁束の発生方
向を同方向になるようにした構成である。
【0018】上記構成により、スイッチ付インダクタ部
と第2のインダクタ部とを磁気結合させるとともに、互
いの磁束の発生方向を同方向になるようにしているの
で、周波数特性の可変幅を大きくすることができ、使用
が制限されにくく、使い勝手を向上することができる。
【0019】本発明の請求項7記載の発明は、請求項6
記載の発明において、中間点と第1のコンデンサ部との
間に、ON−OFF切替スイッチを有したスイッチ付コ
ンデンサ部の一端を接続するとともに、前記第1のコン
デンサ部と第3のインダクタ部との間の中間点に、前記
スイッチ付コンデンサ部の他端を接続した構成である。
【0020】上記構成により、スイッチのON−OFF
切替の時に、切替後の周波数特性が、切替前の周波数特
性に比べて、乱れやすくなる現象を防止し、フィルタと
しての整合性が取れ、通過帯域を平坦化して、信頼性を
向上することができる。
【0021】本発明の請求項3と8記載の発明は、請求
項1または請求項6に記載の発明において、スイッチ付
インダクタ部のスイッチは、インダクタ値を可変する可
変スイッチとした構成である。
【0022】上記構成により、スイッチ付インダクタ部
のインダクタ値を可変することができるので、このイン
ダクタ値にあわせて、周波数特性の可変幅も自由に変え
ることができ、より使い勝手を向上することができる。
【0023】本発明の請求項4と9記載の発明は、請求
項1または請求項6に記載の発明において、スイッチ付
インダクタ部と第1のインダクタ部もしくは第2のイン
ダクタ部は、同一ボビンの同一巻線溝に、互いの巻線を
少なくとも1ターン巻回して、互いを磁気結合させた構
成である。
【0024】上記構成により、スイッチ付インダクタ部
と第1のインダクタ部もしくは第2のインダクタ部との
磁気結合を容易にすることができる。
【0025】本発明の請求項5と10記載の発明は、請
求項4または請求項9記載の発明において、ボビンは、
複数の巻線溝を有した多連同軸ボビンとした構成であ
る。
【0026】上記構成により、スイッチ付インダクタ部
と第2のインダクタ部との磁気結合を容易にすることが
できるとともに、複数のインダクタ部を多連同軸ボビン
に配置できるので、小型化を図ることもできる。
【0027】(実施の形態1)以下、本発明の第1の実
施の形態におけるLCフィルタについて、図面を参照し
ながら説明する。
【0028】図1(a)は本発明の第1の実施の形態に
おけるLCフィルタの斜視図、図1(b)は同LCフィ
ルタの断面図、図2は同LCフィルタの等価回路図、図
3は同LCフィルタの周波数特性図である。
【0029】図1、図2において、本発明の第1の実施
の形態におけるLCフィルタは、入力端子21と、この
入力端子21に接続した第1のインダクタ部22と、こ
の第1のインダクタ部22に接続した第2のインダクタ
部23と、この第2のインダクタ部23に接続した出力
端子24と、第1のインダクタ部22および第2のイン
ダクタ部23との間の中間点25に接続した第1のコン
デンサ部26と、この第1のコンデンサ部26に接続し
たアース端子27と、第1のインダクタ部22に並列に
接続した第2のコンデンサ部28とを備えている。
【0030】また、第1のインダクタ部22には、ON
−OFF切替スイッチ29を有したスイッチ付インダク
タ部30を一つ設け、スイッチ付インダクタ部30と第
2のインダクタ部23とを磁気結合(M結合)させると
ともに、互いの磁束の発生方向を同方向になるようにし
ている。
【0031】このとき、スイッチ付インダクタ部30の
スイッチ29は、インダクタ値を可変する可変スイッチ
としている。
【0032】そして、複数の巻線溝31を有した多連同
軸ボビン32を用い、この巻線溝31内に巻線33を巻
回して、第1のインダクタ部22および第2のインダク
タ部23を形成するとともに、コンデンサを配置して、
第1のコンデンサ部26を形成し、さらに、入力端子2
1、出力端子24、アース端子27を形成している。
【0033】さらに、スイッチ付インダクタ部30およ
び第2のインダクタ部23の一部を形成する巻線33を
多連同軸ボビン32の同一巻線溝31内に巻回して、互
いのインダクタ部を磁気結合させるとともに、この磁気
結合の結合度合いは隣接する巻線溝31内に巻回する巻
線33を分散させることにより調整している。
【0034】そして、スイッチ付インダクタ部30のス
イッチ29をON−OFFすることにより、図3に示す
ように、周波数特性を可変させるものである。
【0035】上記構成のLCフィルタについて、以下そ
の動作を説明する。
【0036】上記構成により、スイッチ付インダクタ部
30と第2のインダクタ部23とを磁気結合させるとと
もに、互いの磁束の発生方向を同方向になるようにして
いるので、インダクタの可変幅が広くなって、周波数特
性の可変幅を広くすることができ、使用が制限されにく
く、使い勝手を向上することができるとともに、スイッ
チ付インダクタ部30のインダクタ値を可変することが
できるので、このインダクタ値にあわせて、周波数特性
の可変幅も自由に設定することができ、より使い勝手を
向上することもできる。
【0037】また、スイッチ付インダクタ部30および
第2のインダクタ部23は、同一ボビンの同一巻線溝3
1に、互いの巻線33を少なくとも1ターン巻回すれ
ば、磁気結合を容易にすることができる。
【0038】さらに、ボビンは、複数の巻線溝31を有
した多連同軸ボビン32にしているので、複数のインダ
クタ部を多連同軸ボビン32に配置でき、小型化も図る
こともできる。
【0039】このように本発明の第1の実施の形態によ
れば、周波数特性の可変幅を広くできるとともに、可変
幅も自由に設定でき、使い勝手を向上することができ
る。
【0040】また、スイッチ付インダクタ部30および
第2のインダクタ部23の磁気結合を容易にすることが
できるとともに、多連同軸ボビン32に互いのインダク
タ部を形成する巻線を配置すれば、小型化を図ることも
できる。
【0041】(実施の形態2)以下、本発明の第2の実
施の形態におけるLCフィルタについて、図面を参照し
ながら説明する。
【0042】図4(a)は本発明の第2の実施の形態に
おけるLCフィルタの斜視図、図4(b)は同LCフィ
ルタの断面図、図5は同LCフィルタの等価回路図、図
6は同LCフィルタの周波数特性図である。
【0043】本発明の第2の実施の形態におけるLCフ
ィルタは、第1の実施の形態におけるLCフィルタを改
良したもので、同一構成部分の説明は省略する。
【0044】図4、図5において、本発明の第2の実施
の形態におけるLCフィルタは、第1の実施の形態にお
けるLCフィルタにおいて、中間点25と第1のコンデ
ンサ部26との間に、ON−OFF切替スイッチ34を
有したスイッチ付コンデンサ部35の一端を接続すると
ともに、アース端子36にスイッチ付コンデンサ部35
の他端を接続した構成である。
【0045】上記構成により、スイッチ34をONにす
れば、スイッチ29のON−OFF切替時に、通過帯域
が乱れて減衰帯域における減衰量が低下するという現象
を防止でき、フィルタとしての整合性が取れ、信頼性を
向上することができる。
【0046】このように本発明の第2の実施の形態によ
れば、スイッチ29のON−OFF切替後の周波数特性
の乱れを減少し、フィルタとしての整合性が取れ、通過
帯域を平坦化して、減衰帯域における減衰量の低下を防
止できるので、信頼性を向上することができる。
【0047】(実施の形態3)以下、本発明の第3の実
施の形態におけるLCフィルタについて、図面を参照し
ながら説明する。
【0048】図7(a)は本発明の第3の実施の形態に
おけるLCフィルタの斜視図、図7(b)は同LCフィ
ルタの断面図、図8は同LCフィルタの等価回路図、図
9は同LCフィルタの周波数特性図である。
【0049】本発明の第3の実施の形態におけるLCフ
ィルタは、第1の実施の形態におけるLCフィルタを改
良したもので、同一構成部分の説明は省略する。
【0050】図7、図8において、本発明の第3の実施
の形態におけるLCフィルタは、入力端子41と、この
入力端子41に接続した第1のインダクタ部42と、こ
の第1のインダクタ部42に接続した第2のインダクタ
部43と、この第2のインダクタ部43に接続した出力
端子44と、第1のインダクタ部42および第2のイン
ダクタ部43との間の中間点45に接続した第1のコン
デンサ部46と、この第1のコンデンサ部46に接続し
た第3のインダクタ部47と、この第3のインダクタ部
47に接続したアース端子48とを備えている。
【0051】また、第3のインダクタ部47には、ON
−OFF切替スイッチ49およびON−OFF切替スイ
ッチ50を有したスイッチ付インダクタ部51を一つ設
け、このスイッチ付インダクタ部51と第2のインダク
タ部43とを磁気結合(M結合)させるとともに、互い
の磁束の発生方向を同方向になるようにしている。
【0052】このとき、スイッチ付インダクタ部51の
スイッチ49、50は、インダクタ値を可変する可変ス
イッチとしている。
【0053】上記構成により、スイッチ付インダクタ部
51と第2のインダクタ部43とを磁気結合させるとと
もに、互いの磁束の発生方向を同方向になるようにして
いるので、周波数特性の可変幅を広くすることができ、
使用が制限されにくく、使い勝手を向上することができ
る。
【0054】このように本発明の第3の実施の形態によ
れば、周波数特性の可変幅を広くすることができ、使用
が制限されにくく、使い勝手を向上することができる。
【0055】(実施の形態4)以下、本発明の第4の実
施の形態におけるLCフィルタについて、図面を参照し
ながら説明する。
【0056】図10(a)は本発明の第4の実施の形態
におけるLCフィルタの斜視図、図10(b)は同LC
フィルタの断面図、図11は同LCフィルタの等価回路
図、図12は同LCフィルタの周波数特性図である。
【0057】本発明の第4の実施の形態におけるLCフ
ィルタは、第3の実施の形態におけるLCフィルタを改
良したもので、同一構成部分の説明は省略する。
【0058】図10、図11において、本発明の第4の
実施の形態におけるLCフィルタは、第3の実施の形態
におけるLCフィルタにおいて、中間点45と第1のコ
ンデンサ部46との間に、ON−OFF切替スイッチ5
2を有したスイッチ付コンデンサ部53の一端を接続す
るとともに、第1のコンデンサ部46と第3のインダク
タ部47との間の中間点54に、スイッチ付コンデンサ
部53の他端を接続した構成である。
【0059】上記構成により、スイッチ52をONにす
れば、スイッチ55のON−OFF切替の時に、切替後
の周波数特性が、切替前の周波数特性に比べて、乱れや
すくなる現象を防止し、フィルタとしての整合性が取
れ、通過帯域を平坦化して、信頼性を向上することがで
きる。
【0060】このように本発明の第4の実施の形態によ
れば、スイッチ55のON−OFF切替後の周波数特性
の乱れを現象し、フィルタとしての整合性が取れ、通過
帯域を平坦化して、信頼性を向上することができる。
【0061】なお、本発明の実施の形態では、スイッチ
29、34、49、50、52、55を多連同軸ボビン
32内に形成したが、スイッチ用端子のみを形成して、
スイッチ29、34、49、50、52、55を実装用
のプリント基板に形成してもよい。
【0062】また、スイッチとしては、機構的に接点を
接触させて導通させる機械式スイッチやダイオード、ト
ランジスタ等を利用した電気的スイッチ等がある。
【0063】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スイッチ
付インダクタ部のスイッチをON−OFFすることによ
り、周波数特性を可変させた際、周波数特性の可変幅が
広く、使用が制限されにくい、使い勝手の良いLCフィ
ルタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1の実施の形態におけるLC
フィルタの斜視図 (b)同LCフィルタの断面図
【図2】同LCフィルタの等価回路図
【図3】同LCフィルタの周波数特性図
【図4】(a)本発明の第2の実施の形態におけるLC
フィルタの斜視図 (b)同LCフィルタの断面図
【図5】同LCフィルタの等価回路図
【図6】同LCフィルタの周波数特性図
【図7】(a)本発明の第3の実施の形態におけるLC
フィルタの斜視図 (b)同LCフィルタの断面図
【図8】同LCフィルタの等価回路図
【図9】同LCフィルタの周波数特性図
【図10】(a)本発明の第4の実施の形態におけるL
Cフィルタの斜視図 (b)同LCフィルタの断面図
【図11】同LCフィルタの等価回路図
【図12】同LCフィルタの周波数特性図
【図13】従来のLCフィルタの斜視図
【図14】同LCフィルタの等価回路図
【図15】同LCフィルタの周波数特性図
【符号の説明】
21 入力端子 22 第1のインダクタ部 23 第2のインダクタ部 24 出力端子 25 中間点 26 第1のコンデンサ部 27 アース端子 28 第2のコンデンサ部 29 スイッチ 30 スイッチ付インダクタ部 31 巻線溝 32 多連同軸ボビン 33 巻線 34 スイッチ 35 スイッチ付コンデンサ部 36 アース端子 41 入力端子 42 第1のインダクタ部 43 第2のインダクタ部 44 出力端子 45 中間点 46 第1のコンデンサ部 47 第3のインダクタ部 48 アース端子 49 スイッチ 50 スイッチ 51 スイッチ付インダクタ部 52 スイッチ 53 スイッチ付コンデンサ部 54 中間点 55 スイッチ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子と、前記入力端子に接続した第
    1のインダクタ部と、前記第1のインダクタ部に接続し
    た第2のインダクタ部と、前記第2のインダクタ部に接
    続した出力端子と、前記第1のインダクタ部および前記
    第2のインダクタ部との間の中間点に接続した第1のコ
    ンデンサ部と、前記第1のコンデンサ部に接続したアー
    ス端子と、前記第1のインダクタ部に並列に接続した第
    2のコンデンサ部とを備え、前記第1のインダクタ部に
    は、ON−OFF切替スイッチを有したスイッチ付イン
    ダクタ部を少なくとも一つ設け、前記スイッチ付インダ
    クタ部と前記第2のインダクタ部とを磁気結合させると
    ともに、互いの磁束の発生方向を同方向になるようにし
    たLCフィルタ。
  2. 【請求項2】 中間点と第1のコンデンサ部との間に、
    ON−OFF切替スイッチを有したスイッチ付コンデン
    サ部の一端を接続するとともに、アース端子に前記スイ
    ッチ付コンデンサ部の他端を接続した請求項1記載のL
    Cフィルタ。
  3. 【請求項3】 スイッチ付インダクタ部のスイッチは、
    インダクタ値を可変する可変スイッチとした請求項1に
    記載のLCフィルタ。
  4. 【請求項4】 スイッチ付インダクタ部と第1のインダ
    クタもしくは第2のインダクタ部は、同一ボビンの同一
    巻線溝に、互いの巻線を少なくとも1ターン以上巻回し
    て、互いを磁気結合させた請求項1または請求項3に記
    載のLCフィルタ。
  5. 【請求項5】 ボビンは、複数の巻線溝を有した多連同
    軸ボビンとした請求項4記載のLCフィルタ。
  6. 【請求項6】 入力端子と、前記入力端子に接続した第
    1のインダクタ部と、前記第1のインダクタ部に接続し
    た第2のインダクタ部と、前記第2のインダクタ部に接
    続した出力端子と、前記第1のインダクタ部および前記
    第2のインダクタ部との間の中間点に接続した第1のコ
    ンデンサ部と、前記第1のコンデンサ部に接続した第3
    のインダクタ部と、前記第3のインダクタ部に接続した
    アース端子とを備え、前記第3のインダクタ部には、O
    N−OFF切替スイッチを有したスイッチ付インダクタ
    部を少なくとも一つ設け、前記スイッチ付インダクタ部
    と前記第1のインダクタ部または前記第2のインダクタ
    部とを磁気結合させるとともに、互いの磁束の発生方向
    を同方向になるようにしたLCフィルタ。
  7. 【請求項7】 中間点と第1のコンデンサ部との間に、
    ON−OFF切替スイッチを有したスイッチ付コンデン
    サ部の一端を接続するとともに、前記第1のコンデンサ
    部と第3のインダクタ部との間の中間点に、前記スイッ
    チ付コンデンサ部の他端を接続した請求項6記載のLC
    フィルタ。
  8. 【請求項8】 スイッチ付インダクタ部のスイッチは、
    インダクタ値を可変する可変スイッチとした請求項6ま
    たは請求項7に記載のLCフィルタ。
  9. 【請求項9】 スイッチ付インダクタ部と第1のインダ
    クタ部もしくは第2のインダクタ部は、同一ボビンの同
    一巻線溝に、互いの巻線を少なくとも1ターン以上巻回
    して、互いを磁気結合させた請求項6に記載のLCフィ
    ルタ。
  10. 【請求項10】 ボビンは、複数の巻線溝を有した多連
    同軸ボビンとした請求項9記載のLCフィルタ。
JP28555799A 1999-10-06 1999-10-06 Lcフィルタ Expired - Fee Related JP3454202B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28555799A JP3454202B2 (ja) 1999-10-06 1999-10-06 Lcフィルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28555799A JP3454202B2 (ja) 1999-10-06 1999-10-06 Lcフィルタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001111373A true JP2001111373A (ja) 2001-04-20
JP3454202B2 JP3454202B2 (ja) 2003-10-06

Family

ID=17693099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28555799A Expired - Fee Related JP3454202B2 (ja) 1999-10-06 1999-10-06 Lcフィルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3454202B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1519483A2 (en) * 2003-09-24 2005-03-30 Seiko Epson Corporation Impedance circuit, and filter circuit, amplifier circuit, semiconductor integrated circuit, electronic component, and wireless communications device using the same
US9806512B2 (en) 2012-08-29 2017-10-31 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Protective device for LC filter
WO2022024680A1 (ja) * 2020-07-28 2022-02-03 株式会社村田製作所 高周波回路および通信装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1519483A2 (en) * 2003-09-24 2005-03-30 Seiko Epson Corporation Impedance circuit, and filter circuit, amplifier circuit, semiconductor integrated circuit, electronic component, and wireless communications device using the same
EP1519483A3 (en) * 2003-09-24 2006-04-26 Seiko Epson Corporation Impedance circuit, and filter circuit, amplifier circuit, semiconductor integrated circuit, electronic component, and wireless communications device using the same
US7218185B2 (en) 2003-09-24 2007-05-15 Seiko Epson Corporation Impedance circuit, and filter circuit, amplifier circuit, semiconductor integrated circuit, electronic component, and wireless communications device using the same
US9806512B2 (en) 2012-08-29 2017-10-31 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Protective device for LC filter
WO2022024680A1 (ja) * 2020-07-28 2022-02-03 株式会社村田製作所 高周波回路および通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3454202B2 (ja) 2003-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100413746B1 (ko) 표면 실장형 안테나 및 표면 실장형 안테나를 구비한 통신장치
JPH09232809A (ja) 高周波フィルタ
JPH01220415A (ja) Acラインフィルタ
EP0198526A2 (en) Thin film power coupler
JPH1093308A (ja) 非可逆回路素子
US6850127B2 (en) Laminated electronic component
KR100445243B1 (ko) 비가역 회로 소자 및 통신 장치
JPH1140426A (ja) インダクタンス素子
JP2001111373A (ja) Lcフィルタ
JP2003087074A (ja) 積層型フィルタ
US6542047B2 (en) Ninety degree splitter with at least three windings on a single core
JP3254020B2 (ja) ダイオード・ミクサー
JPH0878254A (ja) コモンモードチョークコイル
JP3291846B2 (ja) アンテナスイッチ共用器
JP2000013106A (ja) 誘電体フィルタ、送受共用器および通信装置
JP2006186620A (ja) ラインフィルタ
JPWO2020235046A1 (ja) ノイズフィルタ
JP2003069359A (ja) Lcフィルタ
JPH04254307A (ja) ノイズフィルタ用インダクタ
JPH05121255A (ja) ノイズフイルタ
JP2689133B2 (ja) 混合分波器
JPH04254308A (ja) ノイズフィルタ用インダクタ
JPH0818306A (ja) 誘電体フィルタ
JPS6338304A (ja) 高周波フイルタ
JP4162061B2 (ja) コイル装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070725

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080725

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090725

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees