JP3847415B2 - 水平リニアリティ補正回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、CRTの水平偏向コイルに流れるのこぎり波状の偏向電流の波形を補正することで、CRTの画面に生成される画像の直線性を補正するようにした水平リニアリティ補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年におけるCRTモニターは、NTSC方式のビデオ信号以外に、例えばパソコンやその他の情報機器により生成される画像信号を再生するために、各種の水平走査周波数に対応できるように構成されている。
【0003】
このために、水平リニアリティ補正回路においても、水平同期信号の周波数に対応した適切なリニアリティ補正を行う必要に迫られている。
【0004】
この要求に応えるために、例えば図7に示すような水平リニアリティ補正回路が提供されている。
【0005】
この水平リニアリティ補正回路は、水平同期信号に同期してオンオフ制御されるスイッチングトランジスタQ1と、ダンパーダイオードD1と、共振コンデンサC1から成る周知の水平偏向回路に対して、CRTの水平偏向コイルLhが接続されている。
【0006】
前記水平偏向コイルLhには、それぞれ複数個のリニアリティ補正コイルL1,L2,L3,…Lnが接続され、各補正コイルL1,L2,L3,…Lnと直列にそれぞれリレー接点S1,S2,S3,…Snが接続された構成とされている。そして、前記リレー接点S1,S2,S3,…Snのいずれかをオン制御することで、水平偏向コイルLhに対し、いずれかの補正コイルL1,L2,L3,…Lnが択一的に接続されて、各種の水平走査周波数に対応してそれぞれ水平リニアリティ補正が行えるように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図7に示した従来の水平リニアリティ補正回路においては、入力ビデオ信号の水平同期周波数に応じて各リレーの接点が切り替えられる。
【0008】
このような制御回路を具備させることは、実装面積を増大させるだけでなく、コストを上昇させることとなり、したがって商品の競争力を失うこととなる。
【0009】
また、前記したように各補正コイルL1,L2,L3,…Lnを用意することは、同じくコストを上昇させるさせるだけでなく、回路基板において相応の部品占有面積を必要とし、また各補正コイルが広いスペースに分散して配置せざるを得ないため、不要な磁束をCRTディスプレイ内の広い範囲に発生させることとなり、他の回路に悪影響を及ぼすといった技術的課題を有していた。
【0010】
本発明は、このような従来のものの技術的課題を解決するために成されたものであり、前記したようなリレーまたはこれに代わる機能のものを用いる必要性をなくし、また各補正コイルを用意する必要のない水平リニアリティ補正回路を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために成された本発明にかかる水平リニアリティ補正回路は、水平偏向コイルに流れるのこぎり波状の偏向電流の波形を補正するために、前記水平偏向コイルに対して直列に接続された水平リニアリティ補正回路であって、前記水平リニアリティ補正回路は、前記水平偏向コイルと直列に接続された補正コイルと、前記補正コイルに対して並列に接続され、前記水平偏向コイルに流れる偏向電流を変化させることが可能な抵抗回路網とにより構成され、前記抵抗回路網は、その一端が前記補正コイルの一端に接続された抵抗器と、前記抵抗器の他端にその一端が接続され、その他端が前記補正コイルの他端に接続され、入力水平同期信号の周波数に基づいて切り替えられるように構成したスイッチ回路とにより構成される。
【0013】
また、他の好ましい実施の形態においては、水平偏向コイルに流れるのこぎり波状の偏向電流の波形を補正するために、前記水平偏向コイルに対して直列に接続された水平リニアリティ補正回路であって、前記水平リニアリティ補正回路は、前記水平偏向コイルと直列に接続された補正コイルと、前記補正コイルに対して並列に接続され、前記水平偏向コイルに流れる偏向電流を変化させることが可能な抵抗回路網とにより構成され、前記抵抗回路網は、それぞれ異なった抵抗値を有し、それぞれの一端が結合されて前記補正コイルの一端に接続された複数の抵抗器と、前記各抵抗器の他端にそれぞれ被選択接点が接続され、入力水平同期信号の周波数に基づいて切り替えられるように構成した単極多倒型スイッチ回路とで構成され、前記単極多倒型スイッチ回路の選択接点が前記補正コイルの他端に接続されて構成される。
【0014】
また、他の好ましい実施の形態においては、水平偏向コイルに流れるのこぎり波状の偏向電流の波形を補正するために、前記水平偏向コイルに対して直列に接続された水平リニアリティ補正回路であって、前記水平リニアリティ補正回路は、前記水平偏向コイルと直列に接続された補正コイルと、前記補正コイルに対して並列に接続され、前記水平偏向コイルに流れる偏向電流を変化させることが可能な抵抗回路網とにより構成され、前記抵抗回路網は、それぞれの一端が結合されて前記補正コイルの一端に接続された複数の抵抗器と、前記各抵抗器の他端にそれぞれその一端が接続され、それぞれの他端が結合され、入力水平同期信号の周波数に基づいて切り替えられるように構成した前記補正コイルの他端に接続された複数個の単極単倒型スイッチ回路とにより構成される。
【0017】
そして、前記したスイッチ回路は、入力水平同期信号の周波数に基づいて切り替えられるように構成されていることが望ましい。
【0018】
また、他の好ましい実施の形態においては、水平偏向コイルに流れるのこぎり波状の偏向電流の波形を補正するために、前記水平偏向コイルに対して直列に接続された水平リニアリティ補正回路であって、前記水平リニアリティ補正回路は、前記水平偏向コイルと直列に接続された補正コイルと、前記補正コイルに対して並列に接続され、前記水平偏向コイルに流れる偏向電流を変化させることが可能な抵抗回路網とにより構成され、前記抵抗回路網は、その一端が前記補正コイルの一端に接続され、その他端が前記補正コイルの他端に接続された能動素子により構成され、前記能動素子は、入力水平同期信号の周波数に基づいて、異なった制御電圧が制御極端子に供給されるように構成される。
【0019】
以上のように構成された水平リニアリティ補正回路によると、水平偏向コイルに直列に補正コイルを結合し、この補正コイルと並列に、補正コイルに流れる偏向電流を変化させることが可能な抵抗回路網を接続した構成とされるので、抵抗回路網における抵抗値の変更時において、たとえ抵抗回路網が瞬時に解放状態とされても、前記補正コイルの存在により、水平偏向コイルに対する電流を瞬断させることはない。
【0020】
このような抵抗回路網は、具体的には抵抗とスイッチ回路との直列回路により実現させることができる。
【0021】
また、他の具体的な手段としてそれぞれ異なった複数の抵抗器と単極多倒型スイッチ回路との組み合わせにより前記抵抗回路網を実現させることができる。
【0022】
また、他の具体的な手段として複数の抵抗器と複数の単極単倒型スイッチ回路との組み合わせによる抵抗回路網を採用することもできる。
【0023】
さらに、他の具体的な手段として抵抗回路網に能動素子を利用することも可能であり、この場合、バイポーラ型トランジスタまたは電界効果型トランジスタにより抵抗回路網を構成させることができる。
【0024】
そして、前記スイッチ回路に対して、入力水平同期信号の周波数に基づいて、これを切り替えるように構成することで、全ての入力ビデオ信号に対して自動的に、水平リニアリティ補正を行うことが可能となる。
【0025】
また、前記能動素子の制御極端子に、入力水平同期信号の周波数に基づく制御電圧を供給する回路構成とすることで、全ての入力ビデオ信号に対して自動的に、水平リニアリティ補正を行うことが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる水平リニアリティ補正回路について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。なお以下に説明する図1において、前記した図7に示した従来の回路に相当する部分は、同一符号で示している。
【0027】
図1は、第1の実施の形態を示したものであり、図7と同様に水平偏向回路は水平同期信号に同期してオンオフ制御されるスイッチングトランジスタQ1と、ダンパーダイオードD1と、共振コンデンサC1より構成されている。
【0028】
そして、前記水平偏向回路に一端が接続された水平偏向コイルLhの他端には、補正コイルLxの一端aが接続されており、この補正コイルLxの他端bには、一端が基準電位点(アース)に接続されたコンデンサC2の他端が接続されている。
【0029】
そして、前記補正コイルLxの両端a,bに対して並列に接続され、前記補正コイルLxと、水平偏向コイルLhに流れる偏向電流を変化させることが可能な抵抗回路網Rxとにより水平リニアリティ補正回路HLが形成されている。
【0030】
すなわち、図1に示す抵抗回路網Rxは、その一端が前記補正コイルLxの一端aに接続された抵抗器R1と、この抵抗器R1の他端にその一端が接続され、その他端が前記補正コイルLxの他端bに接続されたスイッチ回路S1とにより構成されている。
【0031】
なお、このスイッチ回路S1は、制御電流によりオンオフされるリレー接点により構成されており、このリレー接点S1は入力水平同期信号の周波数に基づいて指令出力を発生するマイクロプロセッサユニット11によりオンオフ制御されるように構成されている。
【0032】
この様に構成された図1に示す水平リニアリティ補正回路HLにおいては、そのスイッチ回路S1がリレーの否駆動時においてはオフとされ、この場合には、前記補正コイルLxが水平偏向コイルLhに対する水平リニアリティ補正回路として作用する。またリレーの駆動時においてはスイッチ回路S1がオンとされ、この場合には、水平偏向コイルLhに流れる電流を分流する抵抗器R1として作用し、前記補正コイルLxと共に水平リニアリティ補正回路を構成する。
【0033】
したがって、図1に示した実施の形態によれば、水平偏向コイルLhに対する2種類の水平リニアリティ補正回路を形成させることができる。
【0034】
次に図2は、本発明の他の実施の形態を示したものであり、これは3種類以上の多種類の水平リニアリティ補正回路を形成させる場合を示している。なお図2においては、補正コイルLxの両端a,bに並列に接続される抵抗回路網Rx部分のみの構成を示している。
【0035】
この抵抗回路網Rxは、それぞれ異なった抵抗値を有し、それぞれの一端が結合されて前記補正コイルの一端aに接続された複数の抵抗器R1,R2,R3,…Rnと、前記各抵抗器R1,R2,R3,…Rnの他端にそれぞれ被選択接点S1a,S2a,S3a,…Snaが接続された単極多倒型スイッチ回路SWとで構成されており、前記単極多倒型スイッチ回路の選択接点Sbが前記補正コイルの他端bに接続された構成とされている。
【0036】
そして、この図2に示す単極多倒型スイッチ回路SWは、制御電流により選択接点Sbがいずれかの被選択接点S1a,S2a,S3a,…Snaにオンされるリレー接点により構成されており、この様に構成された図2に示す抵抗回路網Rxは、前記補正コイルLxと共に水平リニアリティ補正回路HLを構成している。
【0037】
この図2に示す抵抗回路網Rxにおいては、図1の場合と同様に入力水平同期信号の周波数に基づいて指令出力を発生するマイクロプロセッサユニット11により、スイッチ回路としてのリレー接点S1a,S2a,S3a,…Snaが択一的にオンされるように構成されている。
【0038】
この様に図2に示す構成においては、前記補正コイルLxと、水平偏向コイルLhに流れる電流を分流する択一的に選択されたいずれかの抵抗器R1,R2,R3,…Rnとにより水平リニアリティ補正回路を構成する。
【0039】
したがって、図2に示した実施の形態によれば、水平偏向コイルLhに対するn種類(抵抗器の数)の水平リニアリティ補正回路を形成させることができる。
【0040】
次に図3は、本発明のさらに他の実施の形態を示したものであり、これは図2の形態と同様に3種類以上の多種類の水平リニアリティ補正回路を形成させる場合を示している。なお図3においては、前記と同様に補正コイルLxの両端a,bに並列に接続される抵抗回路網Rx部分のみの構成を示している。
【0041】
この抵抗回路網Rxは、それぞれの一端が結合されて前記補正コイルの一端aに接続された複数の抵抗器R1,R2,R3,…Rnと、各抵抗器R1,R2,R3,…Rnの他端に、それぞれその一端が接続され、それぞれの他端が結合されて前記補正コイルLxの他端bに接続された複数個の単極単倒型スイッチ回路としてのリレー接点S1,S2,S3,…Snとにより構成されている。
【0042】
そして、この図3に示す単極単倒型スイッチ回路S1,S2,S3,…Snは、制御電流により、そのいずれかまたは複数がオンされるリレー接点により構成されており、この様に構成された図3に示す抵抗回路網Rxは、前記補正コイルLxと共に水平リニアリティ補正回路HLを構成している。
【0043】
この図3に示す抵抗回路網Rxにおいては、図1の場合と同様に入力水平同期信号の周波数に基づいて指令出力を発生するマイクロプロセッサユニット11により、スイッチ回路としてのリレー接点S1,S2,S3,…Snのいずれかまたは複数がオンされるように構成されている。
【0044】
この様に図3に示す構成においては、前記補正コイルLxと、水平偏向コイルLhに流れる電流を分流する1つまたは複数の抵抗器R1,R2,R3,…Rnとにより水平リニアリティ補正回路が構成される。
【0045】
すなわち、この図3に示す例においては、複数のリレー接点を同時にオン状態とすることができるため、オン状態の組み合わせにより多種類の抵抗値を作り出すことが可能となる。
【0046】
換言すれば、この図3に示す例によると、図2に示す例に比較して少ない数の抵抗器およびリレー接点の構成により、同等の種類のリニアリティ補正値を得ることができる。
【0047】
次に図4は本発明のさらに他の実施の形態を示したものであり、これは図2または図3の形態に比較して、より多種類(無段階)の水平リニアリティ補正回路を形成させる場合を示している。
【0048】
この図4に示す抵抗回路網Rxは、その一端が前記補正コイルLxの一端aに接続され、その他端が前記補正コイルLxの他端bに接続された能動素子Axにより構成されている。
【0049】
そして、この能動素子Axに対して、能動素子Axの抵抗値を変化させるための指令出力がマイクロプロセッサユニット11より与えられるように構成されている。
【0050】
図5および図6は、前記能動素子Axの構成を示したものであり、図5は能動素子AxとしてNPN型バイポーラトランジスタを用いた例を示している。また図6は能動素子Axとして電界効果型トランジスタを用いた例を示している。
【0051】
図5において、バイポーラトランジスタQ2のコレクタ電極は、補正コイルLxの一端aに接続され、またバイポーラトランジスタQ2のエミッタ電極は補正コイルLxの他端bに接続された構成とされている。
【0052】
そして、バイポーラトランジスタQ2のベース電極には、制御電圧発生回路12が接続されている。この制御電圧発生回路12は、マイクロプロセッサユニット11からの指令出力を制御電圧に変換して前記バイポーラトランジスタQ2のベース電極に供給するものである。
【0053】
また、図6において、電界効果型トランジスタQ3のドレイン電極は、補正コイルLxの一端aに接続され、また電界効果型トランジスタQ3のソース電極は補正コイルLxの他端bに接続された構成とされている。
【0054】
そして、同様に電界効果型トランジスタQ3のソース電極には、制御電圧発生回路12が接続されている。この制御電圧発生回路12は、マイクロプロセッサユニット11からの指令出力を制御電圧に変換して前記電界効果型トランジスタQ3のゲート電極に供給される。
【0055】
図5および図6に示した構成によると、バイポーラトランジスタQ2および電界効果型トランジスタQ3のそれぞれの被制御端子間における抵抗値は、マイクロプロセッサユニット11からの指令出力に依存して制御電圧発生回路12から供給される直流電圧によって制御される。
【0056】
したがって、この図5および図6に示した構成によると、無段階に被制御端子間における抵抗値を変化させることが可能である。
【0057】
そして、バイポーラトランジスタQ2または電界効果型トランジスタQ3により設定された抵抗値に応じて水平偏向コイルLhに流れる偏向電流を変化させることができ、補正コイルLxとの作用により無段階に水平リニアリティ補正を行うことができる。
【0058】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなとおり、本発明にかかる水平リニアリティ補正回路は、水平偏向コイルと直列に接続された補正コイルと、この補正コイルに対して並列に接続された抵抗回路網とにより構成したので、抵抗回路網の抵抗値の切り替えに際し、たとえ抵抗回路網内に電流の解放状態が発生したとしても、前記補正コイルの存在により水平偏向コイルに過渡現象を発生させることはない。
【0059】
したがって、水平偏向コイル等の過渡現象により回路素子を損傷させるといった不都合を防止でき、回路の安定性を保証することができる。
【0060】
また、従来のようにリレーまたはこれに代わる機能の制御回路を特別に備える必要もないため、コストを低減させることが可能である。さらに従来のように各種の同期信号に対応させるための複数の補正コイルを用意する必要もなくなるため、回路基板の部品占有面積を極端に低減させることが可能であり、また各補正コイルから発生する不要な磁束によりCRTディスプレイへ与える悪影響を防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる水平リニアリティ補正回路の第1の実施の形態を示した結線図である。
【図2】同じく他の実施の形態を示した結線図である。
【図3】同じくさらに他の実施の形態を示した結線図である。
【図4】同じくさらに他の実施の形態を示した結線図である。
【図5】図4に示す構成における具体例を示した結線図である。
【図6】図4に示す構成における他の具体例を示した結線図である。
【図7】従来の水平リニアリティ補正回路の一例を示した結線図である。
【符号の説明】
Q1 スイッチングトランジスタ
Q2 バイポーラトランジスタ(能動素子)
Q3 電界効果型トランジスタ(能動素子)
D1 タンパーダイオード
C1 共振コンデンサ
Lh 水平偏向コイル
Lx 補正コイル
HL 水平リニアリティ補正回路
Rx 抵抗回路網
Ax 能動素子
SW スイッチ回路
S1〜Sn リレー接点
11 マイクロプロセッサユニット
12 制御電圧発生回路
Claims (4)
- 水平偏向コイルに流れるのこぎり波状の偏向電流の波形を補正するために、前記水平偏向コイルに対して直列に接続された水平リニアリティ補正回路であって、
前記水平リニアリティ補正回路は、前記水平偏向コイルと直列に接続された補正コイルと、前記補正コイルに対して並列に接続され、前記水平偏向コイルに流れる偏向電流を変化させることが可能な抵抗回路網とにより構成され、
前記抵抗回路網は、その一端が前記補正コイルの一端に接続された抵抗器と、前記抵抗器の他端にその一端が接続され、その他端が前記補正コイルの他端に接続され、入力水平同期信号の周波数に基づいて切り替えられるように構成したスイッチ回路とにより構成したことを特徴とする水平リニアリティ回路。 - 水平偏向コイルに流れるのこぎり波状の偏向電流の波形を補正するために、前記水平偏向コイルに対して直列に接続された水平リニアリティ補正回路であって、前記水平リニアリティ補正回路は、前記水平偏向コイルと直列に接続された補正コイルと、前記補正コイルに対して並列に接続され、前記水平偏向コイルに流れる偏向電流を変化させることが可能な抵抗回路網とにより構成され、
前記抵抗回路網は、それぞれ異なった抵抗値を有し、それぞれの一端が結合されて前記補正コイルの一端に接続された複数の抵抗器と、前記各抵抗器の他端にそれぞれ被選択接点が接続され、入力水平同期信号の周波数に基づいて切り替えられるように構成した単極多倒型スイッチ回路とで構成され、前記単極多倒型スイッチ回路の選択接点が前記補正コイルの他端に接続されて構成したことを特徴とする水平リニアリティ回路。 - 水平偏向コイルに流れるのこぎり波状の偏向電流の波形を補正するために、前記水平偏向コイルに対して直列に接続された水平リニアリティ補正回路であって、前記水平リニアリティ補正回路は、前記水平偏向コイルと直列に接続された補正コイルと、前記補正コイルに対して並列に接続され、前記水平偏向コイルに流れる偏向電流を変化させることが可能な抵抗回路網とにより構成され、
前記抵抗回路網は、それぞれの一端が結合されて前記補正コイルの一端に接続された複数の抵抗器と、前記各抵抗器の他端にそれぞれその一端が接続され、それぞれの他端が結合されて前記補正コイルの他端に接続され、入力水平同期信号の周波数に基づいて切り替えられるように構成した複数個の単極単倒型スイッチ回路とにより構成したことを特徴とする水平リニアリティ回路。 - 水平偏向コイルに流れるのこぎり波状の偏向電流の波形を補正するために、前記水平偏向コイルに対して直列に接続された水平リニアリティ補正回路であって、前記水平リニアリティ補正回路は、前記水平偏向コイルと直列に接続された補正コイルと、前記補正コイルに対して並列に接続され、前記水平偏向コイルに流れる偏向電流を変化させることが可能な抵抗回路網とにより構成され、
前記抵抗回路網は、その一端が前記補正コイルの一端に接続され、その他端が前記補正コイルの他端に接続された能動素子により構成され、前記能動素子は、入力水平同期信号の周波数に基づいて、異なった制御電圧が制御極端子に供給されるように構成したことを特徴とする水平リニアリティ回路。
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