JP3732901B2 - ビデオ表示装置の水平走査回路 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、能動端子および接地された端子を有する主半導体切替素子を具え、前記主切替素子を前記主切替素子の順方向と逆向きにカスケード接続された2つのダイオードと並列に配置し、前記主切替素子の能動端子とグランドとの間に偏向コイル、第1Sキャパシタンスおよびインダクタンスから成る第1枝路を設け、追加のSキャパシタンスおよびこの追加のSキャパシタンスを活性化または不活性化するサイリスタのカスケード配置から成る第2枝路を設けた、ビデオ表示装置において使用するダイオード変調器と呼ばれる水平走査回路に関するものである。
【0002】
本発明は、特に、16/9フォーマットスクリーンに表示される4/3フォーマットのテレビジョン映像の側部を補正する目的のために、追加のSキャパシタンスを活性化または不活性化すると同時に、ダイオード変調器の援助によって走査振幅における同時の動作を行う目的に使用可能である。
【0003】
【従来の技術】
上述したような水平走査テレビジョン回路は、独国特許出願公開明細書第2655946号から既知である。この文献に記載されている回路において、追加のSキャパシタンスを、前記回路がライン周波数を変更するのに好適な場合(マルチスタンダード装置)に適合する電子スイッチによって接続することができる。前記Sキャパシタの2つの端子における高いDCおよびAC電圧の存在によって問題が生じ、少なくとも電子スイッチにおいて接地電位に近い電圧を使用することが一般に望ましい。この文献によれば、この問題は、前記追加のキャパシタンスを変圧器によって接続することによって解決される。
【0004】
本発明の目的は、高価な変圧器をなしで済ませることによって、前記先行技術において提出されたのと同一な問題を解決することである。
【0005】
この目的のために、
− 前記第1枝路において、前記偏向コイルを前記主切替素子の能動端子と第1Sキャパシタンスとの間に配置し、
− 前記第2枝路において、前記追加のSキャパシタンスを前記偏向コイルと第1Sキャパシタンスとの間の共通接続点に接続し、前記サイリスタのカソードを前記変調器の2つのダイオードの中間共通接続点に直列ダイオードを経て接続し、前記直列ダイオードを前記サイリスタのカソードにこのサイリスタとカスケードに同じ経路方向によって接続し、
− 第1抵抗を前記中間接続点と前記サイリスタのゲートとの間に接続し、
− 第2抵抗を前記サイリスタのゲートと前記サイリスタのカソードとの間に接続し、
− 第3抵抗を前記サイリスタのゲートとグランドとの間に接続する。
【0006】
したがって本発明は特に、前記サイリスタのカソードが、前記中間接続点における存在する高電圧に関して直列ダイオードによって絶縁され、これにより、簡単な抵抗分圧器によって帰線に関係してそのゲートにパルスを印加することによって前記サイリスタをトリガすることができる。
【0007】
前記サイリスタを制御するために、本回路は、前記サイリスタのゲートをグランドに接続する主電流経路を有する制御トランジスタを有利に具える。
【0008】
したがって、前記サイリスタを経済的な方法において制御することができる。
【0009】
本回路は好適には、前記サイリスタおよび直列ダイオードを具えるアセンブリに並列に配置された並列ダイオードを具え、この並列ダイオードは、前記アセンブリと逆の経路方向を有する。
【0010】
したがって、前記追加のSキャパシタンスを掃引期間を通して活性化することができる。
【0011】
前記並列ダイオードに、抵抗によって有利に分路を造ることができる。
【0012】
これにより、本装置の始動時の前記サイリスタにおける電流ピークが取り除かれる。
【0013】
本発明は、本発明による回路を設けたビデオ表示装置にも関係する。
【0014】
本発明のこれらのおよび他の態様は、以下に記述する実施例の参照によって明らかになるであろう。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1に示すダイオード変調器と呼ばれる水平走査テレビジョン回路は、入力部DRに印加された信号によってライン周波数において既知の方法において制御され、そのコレクタによって構成される能動端子と、接地された端子、すなわちそのエミッタとを有する、ここではNPN形式のトランジスタTRである、主切替素子を具える。このトランジスタのコレクタを、正電圧電源Sに、″ライン変圧器″と呼ばれる既知の変圧器の一次コイルLTによって接続する。この変圧器の他方のコイルは、図示しない。共通接続点PMEDと共にトランジスタTRの順方向と逆方向においてカスケード接続された2つのダイオードD1およびD2を、トランジスタTRに並列に分岐させる。すなわち、D1のカソードをTRのコレクタに接続し、D2のアノードを接地する。
【0016】
″帰線″キャパシタと呼ばれるキャパシタンスC1およびキャパシタンスC2を、D1およびD2に並列に各々接続する。キャパシタC2を代わりに、TRのコレクタとグランドとの間に配置してもよいことが知られている。
【0017】
トランジスタTRのコレクタとグランドとの間に接続された第1枝路BR1は、偏向コイルと、接続点2において変圧器Tの一方のコイルによって構成されるインダクタンスに接続された第1SキャパシタンスCS1とのカスケード配置を具える。偏向コイルLDを、トランジスタTRのコレクタと、キャパシタンスCS1との間に配置する。この場合において、変圧器Tの2次コイルと呼ばれる他方のコイルを、接続点2において、一次コイルに直列に接続する。前記1次コイルの最も高い電圧が発生される端を、キャパシタンスC3によって接続点PMEDに接続する。代わりに、前記2次コイルを、前記1次コイルに直列に接続せずに接地してもよい(このとき巻回数は異なる)。キャパシタンスC3を、前記2次コイルの一方の側または他方の側において配置してもよい。他の変形例において、時には前記変圧器の代わりに簡単なインダクタンスを使用し、このときキャパシタC3を接続点2に接続する。すべてのこれらの変形例は、本発明と両立する。
【0018】
入力部E/Wは、ブロッキングインダクタンスを経て接続点PMEDにおける、ライン振幅制御電圧と、″東西補償″と呼ばれる放物線の形状において変調された電圧との使用を可能にし、これによって、LDにおける電流の振幅を、LTにおけるパルスの高さを変調することなく、すなわち、ライン変圧器によって発生される電圧を変調することなく変調することができる。
【0019】
ここまでに記述した素子を、既知の″ダイオード変調器″装置の慣例的な構成要素とし、したがって以下に説明しない。
【0020】
第2枝路BR2は、追加のSキャパシタンスCS2と、この追加のSキャパシタンスCS2を活性化または不活性化する機能を有するサイリスタTHと、直列ダイオードと呼ばれるダイオードD4とのカスケード配置を具える。キャパシタンスCS2の一方の端を偏向コイルLDとキャパシタンスCS1との間の共通接続点1に接続し、他方の端をサイリスタTHのアノードに接続する。ダイオードD4のアノードをサイリスタTHのカソードに接続し、ダイオードD4のカソードを接続点PMEDに接続する。
【0021】
第1抵抗R1を中間接続点PMEDとサイリスタのゲートとの間に接続し、第2抵抗R2を前記サイリスタのゲートとカソードとの間に接続し、第3抵抗R3を前記サイリスタのカソードとグランドとの間に接続する。
【0022】
抵抗R1を、接続点を有する2つの部分によって構成する。キャパシタCS2が活性でない場合、サイリスタをブロックするために、制御トランジスタTCの主電流経路を、抵抗R1の接続接続点とグランドとの間に接続する。このトランジスタを、入力部CTに印加される信号によってターンオンまたはターンオフする。代わりに、トランジスタTCの主電流経路を前記サイリスタのゲートに直接接続してもよい。
【0023】
並列ダイオードと呼ばれるダイオードD3を、サイリスタTHおよび直列ダイオードD4を具えるアセンブリに並列に接続し、この並列ダイオードは、このアセンブリの経路方向と逆の経路方向を有する。すなわち、この並列ダイオードのカソードを前記サイリスタのアノードに接続し、前記並列ダイオードのアノードをD4のカソードに接続する。並列ダイオードD3に、抵抗R4によって分路を造る。
【0024】
本装置は以下のように動作する。
− トランジスタTCが電圧CTの制御の下でターンオンした場合、トランジスタTCは接地電圧をR1の中央に印加し、THのカソードもR3によって接地され、結果として、前記サイリスタはブロックされる(接続点PMEDは、常に正電圧に保持され、したがって、ダイオードD4は、THのカソードがさらに正の場合のみ導通することができ、この場合はそうではない)。
− トランジスタTCがターンオフした場合、R1にはいかなる電圧も印加されない。帰線のためにPMEDにおいてパルスが発生する場合、このパルスは、分圧器を構成する直列に配置された抵抗R1、R2およびR3のアセンブリに印加される。ダイオードD4は、ブロックされたままである。TCのゲートとTHのカソードとの間の電圧が、前記帰線パルスの期間の中心において電圧Vg=Vr(R2/R1+R2+R3)に達し、ここでVrはPMEDにおけるパルスの最高電圧である。前記抵抗の抵抗値を、この瞬間において前記サイリスタがオンにトリガされるように決定する。前記アセンブリ(サイリスタTH+ダイオードD4)の端子における電圧がこの瞬間においてロウであるため、この瞬間が好適である。したがって、前記サイリスタおよびダイオードは、帰線期間の後半の間に導通し、次に掃引期間の前半の間に導通し、LDにおける電流は、矢印Fによって示す方向を有する。結果として、ダイオードD3は、前記電流が方向を変えた場合、前記掃引期間の後半の間に前記電流を流す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による水平走査回路の回路図である。
【符号の説明】
1、2 接続点
BR1 第1枝路
BR2 第2枝路
C1、C2、C3 キャパシタンス
CS1 第1Sキャパシタンス
CS2 第2Sキャパシタンス
CT、DR、E/W 入力部
D1、D2、D3、D4 ダイオード
LD 偏向コイル
LT 一次コイル
PMED 共通接続点
T 変圧器
TC 制御トランジスタ
TH サイリスタ
TR トランジスタ
【発明の属する技術分野】
本発明は、能動端子および接地された端子を有する主半導体切替素子を具え、前記主切替素子を前記主切替素子の順方向と逆向きにカスケード接続された2つのダイオードと並列に配置し、前記主切替素子の能動端子とグランドとの間に偏向コイル、第1Sキャパシタンスおよびインダクタンスから成る第1枝路を設け、追加のSキャパシタンスおよびこの追加のSキャパシタンスを活性化または不活性化するサイリスタのカスケード配置から成る第2枝路を設けた、ビデオ表示装置において使用するダイオード変調器と呼ばれる水平走査回路に関するものである。
【0002】
本発明は、特に、16/9フォーマットスクリーンに表示される4/3フォーマットのテレビジョン映像の側部を補正する目的のために、追加のSキャパシタンスを活性化または不活性化すると同時に、ダイオード変調器の援助によって走査振幅における同時の動作を行う目的に使用可能である。
【0003】
【従来の技術】
上述したような水平走査テレビジョン回路は、独国特許出願公開明細書第2655946号から既知である。この文献に記載されている回路において、追加のSキャパシタンスを、前記回路がライン周波数を変更するのに好適な場合(マルチスタンダード装置)に適合する電子スイッチによって接続することができる。前記Sキャパシタの2つの端子における高いDCおよびAC電圧の存在によって問題が生じ、少なくとも電子スイッチにおいて接地電位に近い電圧を使用することが一般に望ましい。この文献によれば、この問題は、前記追加のキャパシタンスを変圧器によって接続することによって解決される。
【0004】
本発明の目的は、高価な変圧器をなしで済ませることによって、前記先行技術において提出されたのと同一な問題を解決することである。
【0005】
この目的のために、
− 前記第1枝路において、前記偏向コイルを前記主切替素子の能動端子と第1Sキャパシタンスとの間に配置し、
− 前記第2枝路において、前記追加のSキャパシタンスを前記偏向コイルと第1Sキャパシタンスとの間の共通接続点に接続し、前記サイリスタのカソードを前記変調器の2つのダイオードの中間共通接続点に直列ダイオードを経て接続し、前記直列ダイオードを前記サイリスタのカソードにこのサイリスタとカスケードに同じ経路方向によって接続し、
− 第1抵抗を前記中間接続点と前記サイリスタのゲートとの間に接続し、
− 第2抵抗を前記サイリスタのゲートと前記サイリスタのカソードとの間に接続し、
− 第3抵抗を前記サイリスタのゲートとグランドとの間に接続する。
【0006】
したがって本発明は特に、前記サイリスタのカソードが、前記中間接続点における存在する高電圧に関して直列ダイオードによって絶縁され、これにより、簡単な抵抗分圧器によって帰線に関係してそのゲートにパルスを印加することによって前記サイリスタをトリガすることができる。
【0007】
前記サイリスタを制御するために、本回路は、前記サイリスタのゲートをグランドに接続する主電流経路を有する制御トランジスタを有利に具える。
【0008】
したがって、前記サイリスタを経済的な方法において制御することができる。
【0009】
本回路は好適には、前記サイリスタおよび直列ダイオードを具えるアセンブリに並列に配置された並列ダイオードを具え、この並列ダイオードは、前記アセンブリと逆の経路方向を有する。
【0010】
したがって、前記追加のSキャパシタンスを掃引期間を通して活性化することができる。
【0011】
前記並列ダイオードに、抵抗によって有利に分路を造ることができる。
【0012】
これにより、本装置の始動時の前記サイリスタにおける電流ピークが取り除かれる。
【0013】
本発明は、本発明による回路を設けたビデオ表示装置にも関係する。
【0014】
本発明のこれらのおよび他の態様は、以下に記述する実施例の参照によって明らかになるであろう。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1に示すダイオード変調器と呼ばれる水平走査テレビジョン回路は、入力部DRに印加された信号によってライン周波数において既知の方法において制御され、そのコレクタによって構成される能動端子と、接地された端子、すなわちそのエミッタとを有する、ここではNPN形式のトランジスタTRである、主切替素子を具える。このトランジスタのコレクタを、正電圧電源Sに、″ライン変圧器″と呼ばれる既知の変圧器の一次コイルLTによって接続する。この変圧器の他方のコイルは、図示しない。共通接続点PMEDと共にトランジスタTRの順方向と逆方向においてカスケード接続された2つのダイオードD1およびD2を、トランジスタTRに並列に分岐させる。すなわち、D1のカソードをTRのコレクタに接続し、D2のアノードを接地する。
【0016】
″帰線″キャパシタと呼ばれるキャパシタンスC1およびキャパシタンスC2を、D1およびD2に並列に各々接続する。キャパシタC2を代わりに、TRのコレクタとグランドとの間に配置してもよいことが知られている。
【0017】
トランジスタTRのコレクタとグランドとの間に接続された第1枝路BR1は、偏向コイルと、接続点2において変圧器Tの一方のコイルによって構成されるインダクタンスに接続された第1SキャパシタンスCS1とのカスケード配置を具える。偏向コイルLDを、トランジスタTRのコレクタと、キャパシタンスCS1との間に配置する。この場合において、変圧器Tの2次コイルと呼ばれる他方のコイルを、接続点2において、一次コイルに直列に接続する。前記1次コイルの最も高い電圧が発生される端を、キャパシタンスC3によって接続点PMEDに接続する。代わりに、前記2次コイルを、前記1次コイルに直列に接続せずに接地してもよい(このとき巻回数は異なる)。キャパシタンスC3を、前記2次コイルの一方の側または他方の側において配置してもよい。他の変形例において、時には前記変圧器の代わりに簡単なインダクタンスを使用し、このときキャパシタC3を接続点2に接続する。すべてのこれらの変形例は、本発明と両立する。
【0018】
入力部E/Wは、ブロッキングインダクタンスを経て接続点PMEDにおける、ライン振幅制御電圧と、″東西補償″と呼ばれる放物線の形状において変調された電圧との使用を可能にし、これによって、LDにおける電流の振幅を、LTにおけるパルスの高さを変調することなく、すなわち、ライン変圧器によって発生される電圧を変調することなく変調することができる。
【0019】
ここまでに記述した素子を、既知の″ダイオード変調器″装置の慣例的な構成要素とし、したがって以下に説明しない。
【0020】
第2枝路BR2は、追加のSキャパシタンスCS2と、この追加のSキャパシタンスCS2を活性化または不活性化する機能を有するサイリスタTHと、直列ダイオードと呼ばれるダイオードD4とのカスケード配置を具える。キャパシタンスCS2の一方の端を偏向コイルLDとキャパシタンスCS1との間の共通接続点1に接続し、他方の端をサイリスタTHのアノードに接続する。ダイオードD4のアノードをサイリスタTHのカソードに接続し、ダイオードD4のカソードを接続点PMEDに接続する。
【0021】
第1抵抗R1を中間接続点PMEDとサイリスタのゲートとの間に接続し、第2抵抗R2を前記サイリスタのゲートとカソードとの間に接続し、第3抵抗R3を前記サイリスタのカソードとグランドとの間に接続する。
【0022】
抵抗R1を、接続点を有する2つの部分によって構成する。キャパシタCS2が活性でない場合、サイリスタをブロックするために、制御トランジスタTCの主電流経路を、抵抗R1の接続接続点とグランドとの間に接続する。このトランジスタを、入力部CTに印加される信号によってターンオンまたはターンオフする。代わりに、トランジスタTCの主電流経路を前記サイリスタのゲートに直接接続してもよい。
【0023】
並列ダイオードと呼ばれるダイオードD3を、サイリスタTHおよび直列ダイオードD4を具えるアセンブリに並列に接続し、この並列ダイオードは、このアセンブリの経路方向と逆の経路方向を有する。すなわち、この並列ダイオードのカソードを前記サイリスタのアノードに接続し、前記並列ダイオードのアノードをD4のカソードに接続する。並列ダイオードD3に、抵抗R4によって分路を造る。
【0024】
本装置は以下のように動作する。
− トランジスタTCが電圧CTの制御の下でターンオンした場合、トランジスタTCは接地電圧をR1の中央に印加し、THのカソードもR3によって接地され、結果として、前記サイリスタはブロックされる(接続点PMEDは、常に正電圧に保持され、したがって、ダイオードD4は、THのカソードがさらに正の場合のみ導通することができ、この場合はそうではない)。
− トランジスタTCがターンオフした場合、R1にはいかなる電圧も印加されない。帰線のためにPMEDにおいてパルスが発生する場合、このパルスは、分圧器を構成する直列に配置された抵抗R1、R2およびR3のアセンブリに印加される。ダイオードD4は、ブロックされたままである。TCのゲートとTHのカソードとの間の電圧が、前記帰線パルスの期間の中心において電圧Vg=Vr(R2/R1+R2+R3)に達し、ここでVrはPMEDにおけるパルスの最高電圧である。前記抵抗の抵抗値を、この瞬間において前記サイリスタがオンにトリガされるように決定する。前記アセンブリ(サイリスタTH+ダイオードD4)の端子における電圧がこの瞬間においてロウであるため、この瞬間が好適である。したがって、前記サイリスタおよびダイオードは、帰線期間の後半の間に導通し、次に掃引期間の前半の間に導通し、LDにおける電流は、矢印Fによって示す方向を有する。結果として、ダイオードD3は、前記電流が方向を変えた場合、前記掃引期間の後半の間に前記電流を流す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による水平走査回路の回路図である。
【符号の説明】
1、2 接続点
BR1 第1枝路
BR2 第2枝路
C1、C2、C3 キャパシタンス
CS1 第1Sキャパシタンス
CS2 第2Sキャパシタンス
CT、DR、E/W 入力部
D1、D2、D3、D4 ダイオード
LD 偏向コイル
LT 一次コイル
PMED 共通接続点
T 変圧器
TC 制御トランジスタ
TH サイリスタ
TR トランジスタ
Claims (5)
- 能動端子および接地された端子を有する主半導体切替素子を具え、前記主切替素子を前記主切替素子の順方向と逆向きにカスケード接続された2つのダイオードと並列に配置し、前記主切替素子の能動端子とグランドとの間に偏向コイル、第1Sキャパシタンスおよびインダクタンスから成る第1枝路を設け、追加のSキャパシタンスおよびこの追加のSキャパシタンスを活性化または不活性化するサイリスタのカスケード配置から成る第2枝路を設けた、ビデオ表示装置において使用するダイオード変調器と呼ばれる水平走査回路において、
− 前記第1枝路において、前記偏向コイルを前記主切替素子の能動端子と前記第1Sキャパシタンスとの間に配置し、
− 前記第2枝路において、
− 前記追加のSキャパシタンスを前記偏向コイルと第1Sキャパシタンスとの間の共通接続点に接続し、
− 前記サイリスタのカソードを前記変調器の2つのダイオードの中間共通接続点に、前記サイリスタのカソードに前記サイリスタとカスケードに接続され前記サイリスタと同じ経路方向を有する直列ダイオードを経て接続し、
− 第1抵抗を前記中間接続点と前記サイリスタのゲートとの間に接続し、
− 第2抵抗を前記サイリスタのゲートと前記サイリスタのカソードとの間に接続し、
− 第3抵抗を前記サイリスタのゲートとグランドとの間に接続したことを特徴とする水平走査回路。 - 請求項1に記載の水平走査回路において、前記サイリスタを制御するために、当該回路が、前記サイリスタのゲートをグランドに接続する主電流経路を有する制御トランジスタを具えることを特徴とする水平走査回路。
- 請求項1に記載の水平走査回路において、当該回路が、前記サイリスタおよび直列ダイオードを具えるアセンブリに並列に設けられた並列ダイオードを具え、前記並列ダイオードが、前記アセンブリと逆の経路方向を有することを特徴とする水平走査回路。
- 請求項3に記載の水平走査回路において、前記並列ダイオードに抵抗によって分路を造ることを特徴とする水平走査回路。
- 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の水平走査回路を設けたことを特徴とするビデオ表示装置。
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