JPH11260646A - インダクタンス制御構造 - Google Patents

インダクタンス制御構造

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Publication number
JPH11260646A
JPH11260646A JP5844398A JP5844398A JPH11260646A JP H11260646 A JPH11260646 A JP H11260646A JP 5844398 A JP5844398 A JP 5844398A JP 5844398 A JP5844398 A JP 5844398A JP H11260646 A JPH11260646 A JP H11260646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lsi
coil
output terminal
inductance
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP5844398A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Anasako
健一 穴迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP5844398A priority Critical patent/JPH11260646A/ja
Publication of JPH11260646A publication Critical patent/JPH11260646A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルのインダクタンスを物理的な変更なく
変えることを課題とする。 【解決手段】 巻線で構成されるコイル1を備える。
又、LSI入力端子4a〜4dとLSI出力端子4e
と、LSI入力端子4a〜4dとLSI出力端子4eが
接続されるスイッチかセレクタいずれか一方を内部に有
するLSI3を備える。巻線の任意の接続点1aa〜1c
cをLSI入力端子4a〜4dのいずれか一方に接続
し、出力を前記LSI出力端子4eから取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コイルのインダ
クタンス制御構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コイルのインダクタンスの制御は、コイ
ルの長さ、ピッチ、巻数、線の太さを変えるといった物
理的な変更が必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、部品が
微細化するにつれて物理的な加工により安定したコイル
のインダクタンスを制御することが困難になってきた。
更に、調整が必要な場合においても手間がかかる。この
結果、コイルのインダクタンスの制御及び調整に多くの
時間がかかりコストアップとなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】巻線で構成されるコイル
を備える。又、LSI入力端子とLSI出力端子と、L
SI入力端子とLSI出力端子が接続されるスイッチか
セレクタいずれか一方を内部に有する大規模集積回路
(以下、LSIという。)とを備える。巻線の任意の接続
点をLSI入力端子のいずれか一方に接続し、出力をL
SI出力端子から取り出す。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の第1の実施の形態について説明する。図1は、本発明
の第1の実施の形態を示す図である。1はコイル、1a
は信号が入力されるコイル入力端子、1bはコイル出力
端子である。2a〜2eは信号線、3はLSIである。4a〜
4dはコイル1の巻線の任意の接続点1aa〜11cc
からの信号やコイル出力端子1bからの信号を信号線2a
〜2dを介して入力するLSI入力端子である。4eはLSI出
力端子、5は信号線2eを通して信号を出力する出力端
子である。
【0006】以下、図1を参照しながら動作の説明を行
う。信号がコイル入力端子1aに入力される。コイル1
の巻線の任意の接続点1aa〜1ccからの信号は信号
線2a〜2cを通りそれぞれLSI入力端子4a〜4cに入力
される。又、コイル出力端子1bからの信号は信号線2d
を通りLSI3入力端子4dに入力される。
【0007】LSI3はLSI入力端子4a〜4dとLSI出力端
子4e間に図示しない制御信号により制御されるスイッ
チ又はセレクターを設けている。このため、LSI3は、L
SI入力端子4a〜4dの信号を前記図示しない制御信号に
より選択しその結果をLSI出力端子4eに出力する。従っ
て、LSI3は、コイル入力端子1aへの信号からコイルの
巻線の任意の接続点1aa〜1ccから出力信号を出力
できる。すなわち、コイル入力端子1aから出力端子5
までのインダクタンスを変えることができる。
【0008】以上のように、コイルのインダクタンスを
物理的に変えず微細にインダクタンスを変えることがで
きる。
【0009】以下、図面を参照しながら本発明の第2の
実施の形態について説明する。図2は、本発明の第2の
実施の形態を示す図である。6は信号が入力される入力
端子、7はコイル、7aはコイル入力端子、7bはコイル
出力端子、8a〜8eは信号線、9はLSI、10aはLSI入
力端子である。10b〜10eはコイル入力端子7aやコ
イル7の巻線の任意の接続点1dd〜1ffへ信号線8
b〜8eを介してLSI入力端子10aに入力される信号を出
力するLSI出力端子である。
【0010】以下、図2を参照しながら動作の説明を行
う。信号が入力端子6と信号線8aを通りLSI入力端子1
0aに入力される。LSI9はLSI入力端子10aとLSI出力
端子10b〜10e間に図示しない制御信号により制御さ
れるスイッチ又はセレクターを設けている。このため、
LSI9は、LSI入力端子10aへの信号を前述した図示し
ない制御信号により選択し、LSI出力端子10b〜10e
の何れかに出力する。LSI9出力端子10bからの信号は
信号線8bを通りコイル入力端子7aに入力される。LSI
出力端子10c〜10eからの信号はそれぞれ信号線8c
〜8eを通りコイル7の巻線の任意の接続点1dd〜1
ffへ入力される。LSI9内部に設けたセレクタは選
択されないLSI出力端子10b〜10eは、ハイ・イ
ンピーダンス状態とする。
【0011】従って、LSI9は、入力端子6への信号を
コイル7の巻線の任意の接続点1dd〜1ffへ出力で
きる。すなわち、入力端子6からコイル7出力端子7b
までのインダクタンスを変えることができる。
【0012】以上のように、コイルのインダクタンスを
物理的に変えず微細にインダクタンスを変えることがで
きる。
【0013】以下、図面を参照しながら本発明の第3の
実施の形態について説明する。図3は、本発明の第3の
実施の形態を示す図である。1cはコイル、1dはコイル
入力端子、1eはコイル出力端子、2d〜2fはコイル1c
の巻線の内側に形成された空間に設けた電極、3aはLS
I、4e〜4gはLSI出力端子である。LSI出力端子4e〜4
gはそれぞれ電極2d〜2fに接続される。
【0014】以下、図3を参照しながら動作の説明を行
う。信号がコイル入力端子1dに入力される。電極2d〜
2fにもLSI出力端子4e〜4gよりこの信号とは別の信号
が入力される。コイル入力端子1dに入力された信号に
よるコイル1c内の電磁界に電極2d〜2fに加えられた
信号による電磁界が重ね合わされる。この結果、コイル
1cのインダクタンスが変化した信号がコイル出力端子
1eから出力される。従って、電極2d〜2fに入力する
LSI3aからの信号を制御することによりコイル1cのイ
ンダクタンスを変化させることができる。
【0015】以上のように、コイルのインダクタンスを
物理的に変えず電気的に変えられる。
【0016】以下、図面を参照しながら本発明の第4の
実施の形態について説明する。図4は、本発明の第4の
実施の形態を示す図である。1fはコイル、1gはコイル
入力端子、1hはコイル出力端子、2g〜2iはコイル1
fの巻線の内側に形成された空間の任意の箇所に設けた
電極、3bはLSI、4h〜4jはLSI出力端子である。LSI出
力端子4h〜4jはそれぞれ電極2g〜2iに接続され
る。
【0017】以下、図4を参照しながら動作の説明を行
う。信号がコイル入力端子1gに入力される。電極2g〜
2iにもLSI出力端子4h〜4jよりこの信号とは別の信
号が入力される。コイル入力端子1gに入力された信号
によるコイル1f内の電磁界に電極2g〜2iに加えられ
た信号による電磁界が重ね合わされる。この結果、コイ
ル1fのインダクタンスが変化した信号がコイル出力端
子1hから出力される。従って、電極2g〜2iに入力
するLSI3bからの信号を制御することによりコイル1f
のインダクタンスを変化させることができる。
【0018】以上のように、コイルのインダクタンスを
物理的に変えず電気的に変えられる。
【0019】ここで、第1の実施の形態に第3又は第4
の実施の形態を適用することも可能である。すなわち、
第1の実施の形態ではコイル1の任意の箇所、コイル出
力端子4eに信号線2eを設け、インダクタンスを制御
するようにした。更に、コイル1の巻線の内側に形成さ
れた空間に電極を設け、この電極をLSI出力端子4eと
は別の出力端子に接続して電気的にインダクタンスを変
えるようにしてもよい。この形態は第2の実施の形態に
も適用可能である。
【0020】又、第3、第4の実施の形態において、電
極はコイル入力端子側からコイル出力端子側に設けた
が、コイル出力端子側からコイル入力端子側に設けても
よい。
【0021】
【発明の効果】以上のように、コイルのインダクタンス
の制御は物理的な変更が不要である。又、微細なコイル
に適用可能であり、安定したインダクタンスの制御が可
能である。更にインダクタンスを電気的に制御可能とな
る。この結果、調整が容易になりコストダウンに結び付
く。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
1…コイル 1a…コイル入力端子 1b…コイル出力端子 2a〜2e…信号線 3…LSI 4a〜4d…LSI入力端子 4e…LSI出力端子 5…出力端子 1aa〜1cc…接続点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルのインダクタンスの制御構造にお
    いて、 巻線で構成される前記コイルと、 LSI入力端子とLSI出力端子と、前記LSI入力端
    子と前記LSI出力端子が接続されるスイッチかセレク
    タいずれか一方を内部に有するLSIとを備え、 前記巻線の任意の接続点を前記LSI入力端子か前記L
    SI出力端子のいずれか一方に接続し、 前記LSI入力端子を前記巻線の任意の接続点に接続し
    た場合、出力を前記LSI出力端子から取り出し、 前記LSI出力端子を前記巻線の任意の接続点に接続し
    た場合、入力を前記LSI入力端子へ行うことを特徴と
    するインダクタンス制御構造。
  2. 【請求項2】 前記LSIの第2の出力端子が接続される
    電極を設け、 前記第2の出力端子を前記巻線の内側に形成された空間
    に差し込むことを特徴とする請求項1記載のインダクタ
    ンス制御回路。
JP5844398A 1998-03-10 1998-03-10 インダクタンス制御構造 Pending JPH11260646A (ja)

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JP5844398A JPH11260646A (ja) 1998-03-10 1998-03-10 インダクタンス制御構造

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JP (1) JPH11260646A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007142418A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Seiko Epson Corp 可変インダクタを備えた多層回路、及びその製造方法
JP2010205938A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 可変インダクタ及び電圧制御発振器

Cited By (2)

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