JPH10243200A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

Info

Publication number
JPH10243200A
JPH10243200A JP9055623A JP5562397A JPH10243200A JP H10243200 A JPH10243200 A JP H10243200A JP 9055623 A JP9055623 A JP 9055623A JP 5562397 A JP5562397 A JP 5562397A JP H10243200 A JPH10243200 A JP H10243200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
reception
memory box
designated
virtual memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9055623A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9055623A priority Critical patent/JPH10243200A/ja
Publication of JPH10243200A publication Critical patent/JPH10243200A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 仮想的なメモリボックスの概念を導入するこ
とにより、サブアドレス信号やセレクティブポーリング
信号を有効に活用して、通信装置における各種機能の拡
充を図る。 【解決手段】 サブアドレス信号およびセレクティブポ
ーリング信号によって仮想的なメモリボックスを指定す
ることにより、所定の機能を実行する処理を行う。すな
わち、サブアドレス信号およびセレクティブポーリング
信号によって機能のみを指定した仮想的なメモリボック
スを指定することにより、例えば、メモリ受信情報の記
録と消去、以後の受信をダイレクト記録とする指定、以
後の受信をメモリ受信とする指定、または通信結果一覧
表のポーリング受信する指定等を行えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にメモリボック
スを有するファクシミリ装置等の通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のメモリボックスを有するファクシ
ミリ装置では、画像情報の受信時に、サブアドレス信号
により指定されたメモリボックスへの受信を行うように
なっている。そして、このメモリボックスに親展属性が
ある場合には、この受信を親展受信として扱うようにし
ていた。この親展情報は、ユーザがパスワードを入力す
ることにより、プリントアウトできる。
【0003】一方、セレクティブポーリング信号により
指定されたメモリボックスに格納されている画像情報を
ポーリング受信を行うようになっている。
【0004】すなわち、従来のファクシミリ装置におい
て、メモリボックスを指定しての通信、具体的にはサブ
アドレス信号やセレクティブポーリング信号によってメ
モリボックスを指定して行う通信は、画像情報をメモリ
ボックスで受信したり、あるいは、メモリボックスの中
に格納されている画像情報をポーリング受信するという
使用方法に限定されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため上記従来例で
は、メモリボックスを指定した通信は、画像情報の送受
に関する使用方法に限定されており、もっぱらメモリボ
ックスに対して画像情報を入出力するものであった。
【0006】したがって、このような限定された用途に
より、サブアドレス信号、セレクティブポーリング信
号、パスワード信号を有効に利用できていないという問
題がある。特にサブアドレス信号、セレクティブポーリ
ング信号、パスワード信号は、異なるメーカのファクシ
ミリ装置間において普遍的に活用することができる機能
であり、このような機能を用いて通信装置における各種
サービスを拡充することが望まれる。
【0007】そこで本発明は、仮想的なメモリボックス
の概念を導入することにより、サブアドレス信号やセレ
クティブポーリング信号を有効に活用して、各種機能の
拡充を図ることができる通信装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
複数のメモリボックスを有する通信装置において、サブ
アドレス信号により指定されたメモリボックスへの受信
を行うメモリ受信制御手段と、セレクティブポーリング
信号により指定されたメモリボックスの格納情報をポー
リング送信するポーリング送信制御手段と、仮想的なメ
モリボックスを設け、この仮想メモリボックスの指定に
より、所定の機能を指定する機能拡張手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0009】本出願の第2の発明は、サブアドレス信号
により前記仮想メモリボックスを指定し、メモリボック
ス受信情報の記録と、この記録終了後にメモリボックス
に格納されている情報の消去とを指定することを特徴と
する。本出願の第3の発明は、サブアドレス信号により
前記仮想メモリボックスを指定し、以後の受信はダイレ
クト記録する指定を行うことを特徴とする。
【0010】本出願の第4の発明は、サブアドレス信号
により前記仮想メモリボックスを指定し、以後の受信は
メモリ受信とする指定を行うことを特徴とする。本出願
の第5の発明は、セレクティブポーリング信号により前
記仮想メモリボックスを指定し、通信結果一覧表のポー
リング受信を指定することを特徴とする。
【0011】本出願の第6の発明は、セレクティブポー
リング信号により前記仮想メモリボックスを指定し、特
定宛先の通信結果一覧表のポーリング受信を指定するこ
とを特徴とする。
【0012】本出願の第7の発明は、複数のメモリボッ
クスを有する通信装置の制御方法において、仮想的なメ
モリボックスを設け、この仮想メモリボックスをサブア
ドレス信号またはセレクティブポーリング信号により指
定させることにより、所定の機能を実行することを特徴
とする。
【0013】前記第1、第7の発明では、送信時にはサ
ブアドレス信号によって仮想メモリボックスを指定し、
ポーリング受信時にはセレクティブポーリング信号によ
って仮想メモリボックスを指定し、これらメモリボック
スに格納されている情報の送受信でなく、別の特定動作
を指定することが可能になり、ユーザのSUB、SE
P、PWD信号の使用用途を拡大することができる。
【0014】また、前記第2の発明では、他社機も含め
た通信において、外部携帯ファクシミリ装置等からメモ
リ受信情報の記録、ならびに記録終了後の情報の消去を
指定することが可能なる。したがって、例えばメモリオ
ーバーフローを未然に防ぎ、受信記録を確実に行うこと
が可能になり、利便性を向上できる。
【0015】また、前記第3の発明では、他社機の通信
も含めて、外部のファクシミリ装置等から本通信装置を
メモリ受信からダイレクト受信へ切替えることが可能に
なり、例えば、出張が長引いて受信情報が多くなり、メ
モリオーバーフローすることが予想されるような場合
に、あらゆるメーカのファクシミリ装置等に対し、以後
の受信をダイレクト記録するように切替えることが可能
になり、利便性を向上できる。
【0016】また、前記第4の発明では、例えば仕事場
の通信装置に重要な受信が今後あることを外出先で聞い
た場合に、外出先からあらゆるメーカのファクシミリ装
置等(仕事場にある)に対して、以後の受信をメモリ受
信するように切替えることが可能になり、その受信情報
を仕事場の他人に見られることがなくなり、極めて便利
な装置を提供できる。
【0017】また、前記第5の発明では、外出先から、
あらゆるメーカのファクシミリ装置等による通信結果一
覧表の情報を、メモリボックスに格納することなくポー
リング受信して、その中から必要なポーリング受信が可
能になり、便利な装置を提供できる。
【0018】また、前記第6の発明では、外出先から、
あらゆるメーカのファクシミリ装置等による特定宛先の
通信結果一覧表の情報をメモリボックスに格納すること
なくポーリング受信し、そして、その中から必要なポー
リング受信が可能になり、便利な装置を提供できる。
【0019】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例によるファクシミリ装置の構成を示すブロック図
である。
【0020】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路20からの信号レベル
(信号線20a)が「0」であれば、電話回線2aを電
話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは、電話機4側に接
続されている。
【0021】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号を
NCU2経由で、電話回線2aに送出し、相手側からの
信号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由で、変復
調器8に送るものである。
【0022】変復調器8は、ITU−T勧告V.8、
V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.
34に基づいた変調、および復調を行なうものであり、
信号線20cにより、各伝送モードが指定される。この
変復調器8は、信号線20bに出力されている信号を入
力し、変調データを信号線8aに出力し、信号線6aに
出力されている受信信号を入力し、復調データを信号線
8bに出力する。
【0023】ANSam送出回路10は、ANSam信
号を送出する回路であり、信号線20dに信号レベル
「1」の信号が出力されている時には、信号線10aに
ANSam信号を送出し、信号線20dに信号レベル
「0」の信号が出力されている時には、信号線10aに
何も信号を出力しない。
【0024】加算回路12は、信号線8aの情報と信号
線10aの情報とを入力し、加算した結果を信号線12
aに出力するものである。読取回路14は、原稿の画像
を読取り、この読取り画像データを信号線14aに出力
するものである。記録回路16は、信号線20eに出力
されている情報を順次1ライン毎に記録するものであ
る。
【0025】メモリ回路18は、読取りデータの生情
報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受
信情報、あるいは、復号化した情報等を格納するために
使用する。
【0026】操作部22は、ワンタッチダイヤル、短縮
ダイヤル、登録回路24への登録キー、スタートキー、
セットキー、サブアドレス入力キー、セレクティブポー
リング入力キー、テンキー、*・#キー、その他ファン
クションキー等を有し、押下されたキー情報を信号線2
2aに出力する。
【0027】登録回路24は、仮想的なメモリボックス
に対応して機能を信号線24aを介して登録する回路で
ある。
【0028】受信モード切替えボタン26は、受信時に
すぐに記録するか、あるいは、メモリ受信をするかを選
択するために使用するものであり、このボタン26が押
下されると、信号線26aに押下パルスを発生する。
【0029】受信モード表示回路28は、受信モードを
表示するものであり、受信時に信号線20fに信号レベ
ル「0」の信号が出力されていれば「すぐに記録する」
と表示し、信号線20fに「1」の信号が出力されてい
れば「メモリ受信する」と表示する。
【0030】通信結果情報記憶回路30は、通信結果情
報を記憶する回路であり、信号線30aを介して入力し
たり、登録したりする。
【0031】制御回路20は、特に本発明の第1実施例
において、サブアドレス信号およびセレクティブポーリ
ング信号によって仮想メモリボックスを指定することに
より、所定の機能を実行する処理を行うものである。
【0032】例えば、サブアドレス信号として「999
99999999999990001」が指定される
と、仮想的なメモリボックスを指定し、メモリ受信情報
の記録と記録終了後に、メモリに格納されている情報の
消去を指定できる。ここで、上位16桁の連続した9の
数字は、仮想的なメモリボックス、すなわち機能のみを
指定したメモリボックスであることを示し、ユーザが登
録する場合には、機能指定メモリボックスの下位4桁
「0000」から「9999」を指定するようにする。
これにより、実際にサブアドレス信号として送信される
情報は、「9999999999999999000
0」から「9999999999999999999
9」となる。
【0033】一方、例えば、従来からのメモリボックス
を指定した通信としては、上位16桁は0として、「0
0000000000000000000」から「00
000000000000009999」が実際にサブ
アドレス信号として送信され、ユーザは下位4桁の「0
000」から「9999」を通常のメモリボックスとし
て使用する。
【0034】次に、他の機能指定としては、上述したメ
モリ受信情報の記録および消去の場合と同様に、サブア
ドレス信号として「9999999999999999
0002」が指定されると、これも前述のように、仮想
的なメモリボックスを指定し、以後の受信はダイレクト
記録とするようを指定できる。
【0035】また、同様に、サブアドレス信号として
「99999999999999990003」が指定
されると、これも前述の如く、仮想的なメモリボックス
を指定し、以後の受信はメモリ受信とすることを指定で
きる。
【0036】図2〜図7は、以上のような本発明の第1
実施例における制御回路20の制御の流れを示すフロー
チャートである。また、図8は、制御回路20の5ms
毎にかかるインタラプト処理を示すフローチャートであ
る。
【0037】図2において、S0で動作を開始し、S2
では、受信時にすぐに記録するか、メモリに受信するか
を表わすフラグとして、受信モードに0をセットし、受
信時にすぐに記録する設定とする。S4では、信号線2
0fに信号レベル「0」の信号を出力し、受信モード表
示回路28に「すぐに記録する」と表示する。
【0038】また、S6では、信号線20aに信号レベ
ル「0」の信号を出力してCMLをオフする。S8で
は、信号線20dに信号レベル「0」の信号を出力して
ANSam信号を送出しない状態とする。
【0039】S10では、信号線22aの情報を入力
し、仮想的なメモリボックスに対応する機能の登録が選
択されたか否かを判断し、選択されるとS12に進み、
選択されていないとS14に進む。
【0040】S12は、信号線24aを介して理想的な
メモリボックスに対応する機能を登録回路24に登録す
る。例えば、仮想的なメモリボックスの値が「000
1」なら、指定されている機能が、メモリ受信情報の記
録と記録終了後にメモリに格納されている情報を消去す
る処理であると登録し、仮想的なメモリボックスの値が
「0002」なら、指定されている機能が、以後の受信
はダイレクト記録とする処理であると登録し、仮想的な
メモリボックスの値が「0003」なら、指定されてい
る機能が、以後の受信はメモリ受信とする処理であると
登録する。
【0041】次に、S14では、受信が選択されたか否
かを判断し、受信が選択されるとS16に進み、受信が
選択されていないとS66に進む。
【0042】S16では、信号線20aに信号レベル
「1」の信号を出力してCMLをオンする。S18では
前手順を行い、S20では、SUB信号を受信したか否
かを判断し、SUB信号を受信しているとS22に進
み、SUB信号を受信していないとS56に進む。
【0043】S22では、SUB信号の上位16桁が全
て0であるか否かを判断し、YESの場合はS24に進
み、NOの場合はS36に進む。
【0044】S24では、受信モードのフラグより判断
し、受信モード表示回路28の表示回路28の表示を判
定し、「すぐに記録する」表示の場合はS30に進み、
「メモリ受信する」表示の場合はS26に進む。
【0045】S26では、SUB信号の下4桁で指定さ
れたメモリボックスへのメモリ受信を行う。そして、S
28で後手順を行い、S78に進む。
【0046】また、S30では、親展受信であるか否か
を判断し、親展受信であるとS26に進み、親展受信で
ないとS32に進み、SUB信号のメモリボックス番号
を記録情報に付加し、受信情報を記録して、S28に進
む。
【0047】S34では、SUB信号の上位16桁が全
て9であるか否かを判断し、全て9であると、仮想的な
メモリボックスの指定であるのでS38に進み、1つで
も9でないときにはS36に進み、その他の処理をし
て、S6に進む。
【0048】S38では、仮想的なメモリボックスに対
応した機能を実行するSUB信号の下位4桁でを記憶す
る。そして、S42では、信号線20aに信号レベル
「0」の信号を出力してCMLをオフする。
【0049】S44では、S38で記憶したSUB信号
の下4桁の内容をチェックし、「0001」ならS46
に進み、親展受信を除くメモリ受信情報の記録と、記録
終了後にメモリに格納されている情報の消去を行う。ま
た、「0002」ならS48に進み、受信モードに0を
セットし、信号線20fに信号レベル「0」の信号を出
力して、「すぐに記録する」と表示モード表示回路28
に表示する(S50)。また、「0003」ならS52
に進み、受信モードに1をセットし、信号線20fに信
号レベル「1」の信号を出力して、「メモリ受信する」
と表示モード表示回路28に表示する(S54)。この
後、S6に進む。
【0050】また、S56では、受信モードのフラグよ
り受信モード表示回路28の表示を判定し、「すぐに記
録する」表示の場合はS62に進み、「メモリ受信す
る」表示の場合はS58に進む。
【0051】S58では、メモリボックスの指定のない
メモリ空間へのメモリ受信を行う。そして、S60では
後手順を行い、S78に進む。
【0052】また、S62では、親展受信であるか否か
を判断し、親展受信であるとS58に進み、親展受信で
ないとS64に進み、受信情報をすぐに記録する。そし
て、S60では後手順を行い、S78に進む。
【0053】S66では、信号線22aの情報を入力
し、送信が選択されたか否かを判断し、選択されるとS
70に進み、選択されていないとS68に進み、その他
の処理をして、S6に進む。
【0054】S70では、信号線22aの情報を入力
し、仮想的なメモリボックス指定に基づく機能の指定が
あるか否かを判断し、YESの場合はS74に進み、N
Oの場合はS72に進む。S72では、受信するメモリ
ボックス番号の指定があるか否かを判断し、あるとS8
0に進み、ないとS88に進む。
【0055】S74では、信号線20aに信号レベル
「1」の信号を出力してCMLをオンする。そして、S
76では前手順を行い、この前手順において、上位16
桁が全て9のサブアドレス信号を送信し、選択された機
能が「メモリ受信情報の記録とメモリからの消去」な
ら、下4桁を「0001」とし、また選択された機能が
「以後の受信はダイレクト記録とする」なら下4桁を
「0002」とし、また選択された機能が「以後の受信
はメモリ受信とする」なら下4桁を「0003」とす
る。この後、S77でDCN信号を受信し、S6に進
む。
【0056】また、S78では、信号線20aに信号レ
ベル「0」の信号を出力してCMLをオフする。S79
では、信号線30aを介して通信結果の情報を記憶回路
30に記憶する。
【0057】また、S80では、信号線20aに信号レ
ベル「1」の信号を出力し、CMLをオンする。S82
では前手順を行い、この前手順において、上位16桁は
全て0で、下4桁で受信側のメモリボックス番号を指定
したサブアドレス信号を送信する。次にS84では、画
信号の送信を行い、S86で後手順を実行して、S78
に進む。
【0058】また、S88では、信号線20aに信号レ
ベル「1」の信号を出力してCMLをオンし、S90で
は前手順を行う。ここではサブアドレス信号を送信しな
い。そして、S92では、画信号の送信を行い、S94
で後手順を実行した後、S78に進む。
【0059】次に、図8では、5msに1回のインタラ
プト処理(S96)を行う。このインタラプト処理にお
いて、S98では、信号線26aの情報を入力し、受信
モード切替えボタン26がオンされたか否かを判断し、
オンされるとS100に進み、オンされていないとS1
10に進み、インタラプト処理から戻る。
【0060】S100では、受信モードフラグが0であ
るか否かを判断し、0であるとS102に進み、受信モ
ードを1にセットし、信号線20fに信号レベル「1」
の信号を出力し、「メモリ受信をする」と受信モード表
示回路28に表示する(S104)。そして、S110
に進み、インタラプト処理から戻る。
【0061】また、受信モードフラグが1であるとS1
06に進み、受信モードを0にセットして、信号線20
fに信号レベル「0」の信号を出力し、「すぐに記録す
る」と受信モード表示回路28に表示する(S10
8)。そして、S110に進み、インタラプト処理から
戻る。
【0062】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0063】この第2実施例では、上述の第1実施例に
おいて、さらにセレクティブポーリング(SEP)信号
により仮想的なメモリボックスを指定し、例えば通信結
果一覧表のポーリング受信を指定する場合について説明
する。例えばSEP信号として「9999999999
9999995001」が指定されると、仮想的なメモ
リボックスを指定し、通信結果一覧表のポーリング受信
を指定するものとする。
【0064】ここで、上位16桁の連続した9の数字
は、仮想的なメモリボックスを指定した通信としては、
上位16桁は0として、「0000000000000
0000000」から「00000000000000
009999」が実際にセレクティブポーリング信号と
して送信され、ユーザは下4桁の「0000」から「9
999」を通常のメモリボックスとして使用する。
【0065】また、同様にセレクティブポーリング信号
として「99999999999999999xxx」
(xxxは000から999のメモリボックス番号)を
指定し、メモリボックスxxxの通信結果一覧表のポー
リング受信を指定する。
【0066】図9〜図13は、この第2実施例における
制御回路20の動作のうち、上記第1実施例(図2〜図
8)と異なる部分を示すフローチャートである。
【0067】図9において、S120はS10のNOを
表し、S122はS12を表わしている。そして、S1
24では、着信があるか否かを判断し、着信があるとS
126に進み、着信がないとS164に進む。S126
では、受信が選択されたか否かを判断し、受信が選択さ
れるとS128(S16)に進み、受信が選択されてい
るとS130に進む。
【0068】S130では、ポーリング送信が選択され
たか否かを判断し、ポーリング送信が選択されていると
S136に進み、ポーリング送信が選択されていないと
S132に進み、その他の処理を行って、S134によ
りS6に進む。
【0069】S136では、信号線20aに信号レベル
「1」の信号を出力してCMLをオンし、S138では
前手順を行う。そして、S140では、SEP信号を受
信したか否かを判断し、受信していないとS141に進
み、メモリボックスに格納されていない情報をポーリン
グ送信する。この後、S146に進み、後手順を行い、
S148でS78に進む。
【0070】また、受信しているとS142に進み、上
位16桁は全て0であるか否かを判断し、YESである
とS144に進み、NOであるとS150に進む。
【0071】S144では、下4桁で指定されたメモリ
ボックスに格納されている情報をポーリング送信する。
この後、S146に進む。
【0072】また、S150では、上位16桁は全て9
であるか否かを判断し、YESであるとS154に進
み、NOであるとS152に進み、その他の処理を行っ
てS153でS6に進む。
【0073】S154では、SEP信号の下4桁の内容
を判定して、5001であればS156に進み、信号線
30aを介して記憶回路30に格納されている最近の2
0通信の通信結果情報をポーリング送信し、9xxx
(xは任意の数字(0〜9))であればS158に進
み、メモリボックスxxxの通信結果一覧を信号線30
aを介して記憶回路30より入力し、ポーリング送信す
る。この後、S160では、後手順を行い、S162で
S6に進む。
【0074】S164では、信号線22aを介してポー
リング信号が選択されたか否かを判断し、ポーリング受
信が選択されるとS168に進み、ポーリング受信が選
択されていないとS166(S66)に進む。
【0075】S168では、仮想的なメモリボックス指
定に基づく機能指定があるか否かを判断し、YESであ
ればS190に進み、NOであればS170に進む。
【0076】S170ではポーリング受信するメモリボ
ックス番号の指定があるか否かを判断し、指定があると
S182に進み、指定がないとS172に進む。
【0077】S172では、信号線20aに信号レベル
「1」の信号を出力してCMLをオンし、S174で前
手順を行う。ここでSEP信号は送信しない。S176
では、画信号のポーリング受信を行い、S178では後
手順を行う。そして、S180でS78に進む。
【0078】S182では、信号線20aに信号レベル
「1」の信号を出力してCMLをオンし、S184で前
手順を行う。ここで、上位16桁が全て0で、下4桁で
ポーリング受信するメモリボックスを指定したSEP信
号を送信する。S186では、画信号のポーリング受信
を行い、S188で後手順を行う。そして、S180で
S78に進む。
【0079】S190では、信号線20aに信号レベル
「1」の信号を出力してCMLをオンする。S192で
前手順を行う。ここで上位16桁が全て9のSEP信号
を送信し、選択機能が全宛先の過去20通の通信結果レ
ポートをポーリング受信するなら、下4桁を「500
1」とし、選択機能がメモリボックスxxx(3桁の整
数)の通信結果レポートをポーリング受信するなら、下
4桁を「9xxx」とする。
【0080】この後、S194では、指定した機能に基
づいたポーリング受信を行い、S196では、後手順を
行う。そして、S198ではS6に進む。
【0081】また、S200では、上述したS12にお
いて登録回路24に仮想的なメモリボックスに対応する
機能を登録する際に、その登録内容に加えて、以下のよ
うな具体例を付加することを表している。
【0082】すなわち、仮想的なメモリボックスが50
01であれば、機能は最近の20通信の通信結果情報を
ポーリング送信する。また、仮想的なメモリボックスが
9xxxであれば、機能はメモリボックスxxxの通信
結果一覧をポーリング送信すると信号線24aを介して
回路24に登録するようにする。
【0083】以上のようにして、SUB信号やSEP信
号による指定機能を拡張でき、便利な装置を提供でき
る。
【0084】なお、以上の実施例では、パスワード(P
WD)信号については言及していないが、一定の機密を
要する機能について、上述した実施例の動作に加え、P
WD信号の伝送を行い、パスワードの一致を条件に仮想
メモリボックスによる拡張機能を指定できるようにする
ことも可能である。
【0085】また、以上の実施例では、スタンドアロー
ンタイプのファクシミリ装置を例に説明したが、本発明
はこれに限らず、例えばコピー機能や電子ファイル機
能、さらにはデータ処理機能を通信機能と複合させた総
合的なデータ処理システムにおけるデータ通信制御に適
用し得ることは勿論である。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の第1、第
7の発明によれば、送信時にはサブアドレス信号によっ
て仮想メモリボックスを指定し、ポーリング受信時には
セレクティブポーリング信号によって仮想メモリボック
スを指定し、これらメモリボックスに格納されている情
報の送受信でなく、別の特定動作を指定することが可能
になり、ユーザのSUB、SEP、PWD信号の使用用
途を拡大することができる。
【0087】また、本出願の第2の発明によれば、他社
機も含めた通信において、外部携帯ファクシミリ装置等
からメモリ受信情報の記録、ならびに記録終了後の情報
の消去を指定することが可能なる。したがって、例えば
メモリオーバーフローを未然に防ぎ、受信記録を確実に
行うことが可能になり、利便性を向上できる。
【0088】また、本出願の第3の発明によれば、他社
機の通信も含めて、外部のファクシミリ装置等から本通
信装置をメモリ受信からダイレクト受信へ切替えること
が可能になり、例えば、出張が長引いて受信情報が多く
なり、メモリオーバーフローすることが予想されるよう
な場合に、あらゆるメーカのファクシミリ装置等に対
し、以後の受信をダイレクト記録するように切替えるこ
とが可能になり、利便性を向上できる。
【0089】また、本出願の第4の発明によれば、例え
ば仕事場の通信装置に重要な受信が今後あることを外出
先で聞いた場合に、外出先からあらゆるメーカのファク
シミリ装置等(仕事場にある)に対して、以後の受信を
メモリ受信するように切替えることが可能になり、その
受信情報を仕事場の他人に見られることがなくなり、極
めて便利な装置を提供できる。
【0090】また、本出願の第5の発明によれば、外出
先から、あらゆるメーカのファクシミリ装置等による通
信結果一覧表の情報を、メモリボックスに格納すること
なくポーリング受信して、その中から必要なポーリング
受信が可能になり、便利な装置を提供できる。
【0091】また、本出願の第6の発明によれば、外出
先から、あらゆるメーカのファクシミリ装置等による特
定宛先の通信結果一覧表の情報をメモリボックスに格納
することなくポーリング受信し、そして、その中から必
要なポーリング受信が可能になり、便利な装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】本発明の第2実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図10】上記第2実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図11】上記第2実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図12】上記第2実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図13】上記第2実施例の動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8…変復調器、 10…ANSam送出回路、 12…加算回路、 14…読取回路、 16…記録回路、 18…メモリ回路、 20…制御回路、 22…操作部、 24…登録回路、 26…受信モード切替えボタン、 28…受信モード表示回路、 30…通信結果情報記憶回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリボックスを有する通信装置
    において、 サブアドレス信号により指定されたメモリボックスへの
    受信を行うメモリ受信制御手段と、 セレクティブポーリング信号により指定されたメモリボ
    ックスの格納情報をポーリング送信するポーリング送信
    制御手段と、 仮想的なメモリボックスを設け、この仮想メモリボック
    スの指定により、所定の機能を指定する機能拡張手段
    と、 を有することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 サブアドレス信号により前記仮想メモリボックスを指定
    し、メモリボックス受信情報の記録と、この記録終了後
    にメモリボックスに格納されている情報の消去とを指定
    することを特徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 サブアドレス信号により前記仮想メモリボックスを指定
    し、以後の受信はダイレクト記録する指定を行うことを
    特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 サブアドレス信号により前記仮想メモリボックスを指定
    し、以後の受信はメモリ受信とする指定を行うことを特
    徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 セレクティブポーリング信号により前記仮想メモリボッ
    クスを指定し、通信結果一覧表のポーリング受信を指定
    することを特徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 セレクティブポーリング信号により前記仮想メモリボッ
    クスを指定し、特定宛先の通信結果一覧表のポーリング
    受信を指定することを特徴とする通信装置。
  7. 【請求項7】 複数のメモリボックスを有する通信装置
    の制御方法において、 仮想的なメモリボックスを設け、この仮想メモリボック
    スをサブアドレス信号またはセレクティブポーリング信
    号により指定させることにより、所定の機能を実行する
    ことを特徴とする通信装置の制御方法。
JP9055623A 1997-02-24 1997-02-24 通信装置 Pending JPH10243200A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9055623A JPH10243200A (ja) 1997-02-24 1997-02-24 通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9055623A JPH10243200A (ja) 1997-02-24 1997-02-24 通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10243200A true JPH10243200A (ja) 1998-09-11

Family

ID=13003918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9055623A Pending JPH10243200A (ja) 1997-02-24 1997-02-24 通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10243200A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10243200A (ja) 通信装置
JP2623323B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3170159B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH09307737A (ja) ファクシミリ装置
JPH06233034A (ja) データ通信装置
JPH11187240A (ja) 通信装置
JPH11234445A (ja) 通信装置、通信方法、および記憶媒体
JP3412917B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2583845B2 (ja) 画像送信装置
JPH10243134A (ja) ファクシミリ装置
JP2001217979A (ja) 画像通信装置
JPH10257293A (ja) 通信装置
JPH10243206A (ja) 通信装置
JP2002314823A (ja) 画像通信装置および画像通信方法
JP2000151981A (ja) ファクシミリ装置
JP2002112045A (ja) 画像通信装置およびその制御方法
JP2000151945A (ja) データ通信装置
JPH11215259A (ja) 通信装置およびファクシミリ通信方法および記憶媒体
JPH11234447A (ja) ファクシミリ装置
JP2002027259A (ja) ファクシミリ装置及び該ファクシミリ装置の制御方法
JP2002204362A (ja) 画像通信装置、画像通信方法および記憶媒体
JP2002314773A (ja) 通信装置
JPH08167993A (ja) ファクシミリ装置
JP2003037723A (ja) 画像通信装置
JP2003046741A (ja) 画像通信装置