JPH10242889A - 二重化装置の相互監視方法 - Google Patents

二重化装置の相互監視方法

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JPH10242889A
JPH10242889A JP9040295A JP4029597A JPH10242889A JP H10242889 A JPH10242889 A JP H10242889A JP 9040295 A JP9040295 A JP 9040295A JP 4029597 A JP4029597 A JP 4029597A JP H10242889 A JPH10242889 A JP H10242889A
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JP9040295A
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Kazuma Hara
一真 原
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】主系装置と従系装置との位置付けを相互に監視
するための、二重化装置の相互監視方法に関し、両装置
が主系になる異常状態の発生を防止する。 【解決手段】#0装置と#1装置が相互に主系と従系の
関係になるように二重化された第1の装置(A装置)1
と、A装置と通信する第2の装置(B装置)とから構成
され、A装置の両装置間においてマスタチェックデータ
の送受信によって、相手装置側の状態を診断し、A装置
の各装置とB装置との間においてヘルスチェックデータ
の送受信によって、A装置の両装置がB装置を介して相
互に相手装置の状態を知ることができるようにした二重
化システムにおいて、ヘルスチェックデータにA装置の
各装置が主系となった時刻の情報を表示することによっ
て、主系となっているA装置の一方の装置が、A装置の
他装置も主系でありかつ自装置が他装置より主系獲得時
刻が古いとき、従系に切り替わるように系切替えを行な
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二重化装置におけ
る主系装置と従系装置との位置付けを相互に監視するた
めの、二重化装置の相互監視方法に関するものである。
【0002】二重化装置の相互監視方法における、主系
(MASTER系)と従系(SLAVE系)の切替えの
判定の方法としては、マスタチェックとヘルスチェック
を併用することによって、系切替えの異常を防止する方
法が知られている。
【0003】このようなマスタチェックとヘルスチェッ
クとを併用する系切替え判定方法においては、両装置が
主系または従系になる異常状態が発生しないようにする
ことが要求されている。
【0004】
【従来の技術】従来、二重化装置における主系と従系の
切替え判定は、主系となっている装置と従系となってい
る装置との間における系間通信を用いたマスタチェック
によって、相手装置の異常や、系間通信の切断を検出し
た場合に、従系装置が主系装置に遷移するための切替え
を行なうようにしていた。
【0005】図11は、マスタチェックのみを行なう二
重化装置の相互監視方法を示したものであって、(a) は
主系装置に異常が発生した場合、(b) は系間通信の切断
が発生した場合、(c) は切替え発生状態をそれぞれ示し
ている。
【0006】11は第1の装置であって、#0装置と#
1装置とからなっている。12は第2の装置であって、
#0装置と#1装置とからなっている。装置11,12
において、#0装置と#1装置とは、相互に主系装置と
従系装置になることができるものとする。また図中、細
実線は、診断情報の流れを示している。
【0007】図11において(a) の場合は、装置11に
おいて、主系装置になっている#0装置に異常が発生し
たため、従系装置になっている#1装置に対するマスタ
チェックが行なわれない。従系装置(#1)では、例え
は1分ごとのマスタチェック3回分の時間の監視(3分
監視)を行なって、マスタチェックによる正常なシステ
ム監視情報を受信しなかったとき、主系装置(#0)の
異常を判定する。
【0008】(b) の場合は、装置11において、主系装
置(#0)と従系装置(#1)との間の系間通信の切断
が発生したため、従系装置(#1)に対するマスタチェ
ックが行なわれない。従系装置(#1)では、(a) の場
合と同様に3分監視によって、系間通信の異常を判定す
る。
【0009】これらの場合、装置11において、#1装
置は系切替えを行なって、(c) に示すように主系装置に
遷移する。
【0010】図12は、マスタチェックのみを行なう二
重化切替えの処理フローを示したものであって、図示の
ように、主系装置の状態が正常でないか、または主系装
置の状態が正常であっても系間通信が異常の場合に、従
系装置への切替え処理を行なう。
【0011】このようにして、相手装置の異常、または
系間通信の切断を検出した場合に、従系装置は主系装置
への切替えを行なうことができる。しかしながら、マス
タチェックのみを行なう系切替え判定方式では、系間通
信に物理的な異常(ハードウェア的な異常)が発生した
場合、従系装置が主系装置の異常とみなして、主系装置
に切り替わることによって、図11(c) に示すように、
両装置とも主系装置になる可能性がある。
【0012】このように、両装置とも主系装置になった
状態では、次のような各種の弊害が発生し、システムに
悪影響を及ぼす恐れがある。 (1) 他の装置を含めて、システム全体として、主系装置
と従系装置との構成上のバランスが崩れる。 (2) 他の装置が二つの主系装置からの通信を受信するこ
とになるので、通信データの正常性が保証されない。 (3) 二つの主系装置が他の装置と通信するので、システ
ムの負荷が増大する。
【0013】これに対して、マスタチェックとヘルスチ
ェックとを併用することによって、両装置が主系装置に
なる事態の発生を防止するようにした、系切替え判定方
式が知られている。
【0014】すなわち、従来はマスタチェックを用いて
系間通信の判定と、相手装置の状態の判定を行なってい
た。しかしながら、前述のようにマスタチェックのみで
は、両装置が主系装置となる事態を回避することができ
ない。そこで、二重化監視装置という概念によって、ヘ
ルスチェックデータを用いて二重化の判定を行なうこと
によって、両装置が主系装置となる事態の発生を防止す
るようにしていた。
【0015】図13は、マスタチェックとヘルスチェッ
クとを併用した系切替え判定方式のシステム構成を示し
たものであって、本発明と従来技術とに適用されるもの
である。図中、211,212,213 は中継装置、22は
切替え装置、23は情報交換制御装置、24は結合処理
装置、25は切替え装置、26はモニタ装置である。
【0016】情報交換制御装置23と結合処理装置24
とは、それぞれ#0装置と#1装置とからなっている。
各装置において、#0装置と#1装置は、相互に主系装
置と従系装置に切り替わるものとする。情報交換制御装
置は、マスタチェックおよびヘルスチェックの対象装置
となるものであって、以下これをA装置と呼ぶ。結合処
理装置は、情報交換制御装置とデータ交換を行なう装置
であって、その主系装置がA装置に対する二重化監視装
置となるものであり、以下これをB装置と呼ぶ。図中、
点線は未接続回線、細実線は診断情報の流れ、太実線は
データの流れをそれぞれ示している。なお、図13にお
いては、B装置は二重化されているが、シングル装置で
あってもよい。
【0017】図13においては、A装置23,B装置2
4において、#0装置が主系装置となり、#1装置が従
系装置となった場合が示されている。各中継装置211,
21 2,213 からのデータは、切替え装置22を経て切
り替えられて、A装置23の主系装置となっている#0
装置に接続され、さらにB装置24の主系装置となって
いる#0装置から切替え装置25を経て、モニタ装置2
6に接続される。この場合、切替え装置22とA装置2
3の従系装置となっている#1装置間、およびB装置2
4の従系装置となっている#1装置と切替え装置25間
は、未接続となる。
【0018】A装置23の主系装置(#0)と従系装置
(#1)間、およびB装置24の主系装置(#0)と従
系装置(#1)間では、マスタチェックによる診断情報
がやりとりされ、A装置23の主系装置(#0)および
従系装置(#1)と、B装置24の主系装置(#0)お
よび従系装置(#1)間では、相手装置のシステム診断
のためのヘルスチェックデータがやりとりされる。
【0019】ヘルスチェックデータは、A装置とB装置
との間で相手装置の状態を診断するためのデータであっ
て、B装置からA装置に対してヘルスチェックを送信
し、A装置はこれに対するヘルスチェック応答をB装置
に対して送信する。A装置およびB装置は、相手装置か
らのヘルスチェックまたはヘルスチェック応答を、一定
周期で監視することによって、相互に相手装置のシステ
ム診断を行なう。
【0020】図14は、二重化監視装置の意味付けを説
明するものであって、図13の場合と同じものを同じ番
号で示している。A装置23は、二重化監視の対象とな
る装置であり、B装置24はA装置23と通信している
装置であって、A装置の二重化状態を監視する二重化監
視装置となる。B装置も二重化されている場合は、B装
置の主系装置が二重化監視装置となる。図14において
は、両装置の主系装置(#0)間における通信が正常で
あって、A装置の主系装置(#0)と従系装置(#1)
間の系間通信が切断している場合に、B装置の主系装置
(#0)が二重化監視装置となって、太実線で示すよう
に、ヘルスチェックによってA装置の従系装置(#1)
に対する二重化監視を行なうことが示されている。
【0021】図15は、従来技術のマスタチェックとヘ
ルスチェックの併用方式における、ヘルスチェックデー
タのフォーマットの例を示したものであって、(a) はフ
ォーマットを示し、(b) は各モードの意味を説明するも
のである。
【0022】(a) に示すフォーマットにおいて、上位の
コードはMASTERモード(主系装置のモード)を示
し、下位のコードはSLAVEモード(従系装置のモー
ド)を示している。(b) に示すように、MASTERモ
ードは主業務を行なっている装置である状態を意味し、
モードの確定を行なう装置、すなわち判定装置はA装置
である。また、SLAVEモードは、主系装置が主業務
を続行できなくなった場合に備えて待機している装置で
ある状態を意味し、判定装置はA装置である。
【0023】図16は、従来技術のマスタチェックとヘ
ルスチェックの併用方式における、二重化切替えの処理
フローを示したものである。図示のように、マスタチェ
ックによる主系装置の状態監視結果が正常でなく、ヘル
スチェックによる主系装置の状態監視結果が正常でない
とき、主系から従系への切替え処理を行なう。
【0024】従来の、マスタチェックとヘルスチェック
の併用による二重化監視は、次のようにして行なわれ
た。いま、図14に示すように、A装置と通信している
B装置を二重化監視装置としたとき、ヘルスチェックの
送信元装置(B装置)は、A装置の#0装置と#1装置
のそれぞれから受信したヘルスチェック応答のモード情
報を管理して、その情報をそのままヘルスチェックデー
タとして、図15に示すフォーマットによって、A装置
の#0装置と#1装置のそれぞれに対して、一定周期で
送信する。なお、ここで管理とは、該当する装置モード
を、図15に示すフォーマットの形態で、装置内のメモ
リ上に保持しておくことをいう。
【0025】このようにすることによって、A装置の系
間通信が切断してマスタチェックが行なわれなくなった
ような場合でも、二重化監視装置からのヘルスチェック
によって、図16に示すように、主系への切替えを抑制
することができる。従って、このようなチェックを相互
に行なうことによって、A装置およびB装置は、二重化
状態を相互監視することができる。
【0026】このような、マスタチェックとヘルスチェ
ックとの併用による二重化監視方法は、例えば、特開平
5−250195号公報,特開平8−181738号公
報,特開平3−291746号公報,特開平6−435
3号公報等に記載されている(なお、特開平3−291
746号公報,特開平6−4353号公報は参考程
度)。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】従来の、マスタチェッ
クとヘルスチェックとの併用による二重化監視方法は、
次のような問題点を有しているものであった。
【0028】(1) 例えばシステムIPL(Initial Prog
ram Loading )時等のように、A装置の#0装置と#1
装置のうち、どちらが主系装置になり、どちらが従系装
置になるかが確定していない場合、A装置の各装置で
は、自系のモードや、B装置から送られてくるヘルスチ
ェックデータ内のA装置の他系のモードは、主系でも従
系でもないため、図16に示す処理フローによっては、
主系モードまたは従系モードに系切替えを行なうことが
できない。
【0029】(2) ヘルスチェックによるシステム診断デ
ータのリトライオーバ(3分監視の徒過)等によって、
二重化監視装置がA装置のモードを認識できなくなった
場合、A装置の各装置では、B装置から送られてくるヘ
ルスチェックデータ内のA装置の他系のモードは、主系
でも従系でもないため、図16に示す処理フローによっ
ては、主系モードまたは従系モードに系切替えを行なう
ことができない。
【0030】(3) なんらかの要因によって、A装置の両
系のモードが同一モード(両系とも主系または両系とも
従系)になった場合には、A装置の各装置では、自系の
モードと、B装置から送られてくるヘルスチェックデー
タ内のA装置の他系のモードとが同一のモードになるた
め、図16に示す処理フローによっては、主系モードま
たは従系モードに系切替えを行なうことができない。
【0031】(4) B装置が二重化されているとき、その
両系とも正常な場合には、両系から定期的にヘルスチェ
ックデータが送信されるが、B装置の立ち上げ時等であ
って、B装置の両系からのヘルスチェックデータの内容
(A装置の各装置のモード)が異なる場合には、どちら
の系からのデータを採用すればよいのか不明なため、図
16に示す処理フローによっては、主系モードまたは従
系モードに系切替えを行なうことができない。
【0032】(5) B装置は二重化されているが、片方の
系に障害が発生した等の理由によって、B装置のそれぞ
れの系からA装置に定期的に送信されるヘルスチェック
データの内容(A装置の各系のモード)が異なる場合
も、同様に、どちらの系からのデータを採用すればよい
のか不明なため、図16に示す処理フローによっては、
主系モードまたは従系モードに系切替えを行なうことが
できない。
【0033】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、マスタチェックとヘルス
チェックとを併用する二重化監視方法において、両装置
がともに主系装置となる状態の発生を回避することがで
きるとともに、上述のような各種の問題を発生すること
がない、二重化装置の相互監視方法を提供することを目
的としている。
【0034】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明における
ヘルスチェックデータのフォーマットの例を示したもの
である。
【0035】図1において、[1] はA装置のモードを示
したものであって、上位のコードは主系装置のモードを
示し、下位のコードは従系装置のモードを示している。
[2]はB装置のモードを示したものであって、上位のコ
ードは主系装置のモードを示し、下位のコードは従系装
置のモードを示している。また[3] はA#0装置の主系
獲得時刻、[4] はA#1装置の主系獲得時刻、[5] はB
#0装置の主系獲得時刻、[6] はB#1装置の主系獲得
時刻である。なお、主系獲得時刻は、主系装置となった
時刻を通算秒によって設定し、従系装置は主系獲得時刻
の設定は行なわない。
【0036】図2は、本発明のヘルスチェックデータの
フォーマットにおける、各モードの意味を説明するもの
である。
【0037】モードとは、ソフトウェア上の呼称であっ
て、図2に示すような意味を持っている。すなわち、M
ASTERモードは主業務を行なっている装置である状
態を意味し、モードの確定を行なうべき装置、すなわち
判定装置はA装置である。また、SLAVEモードは、
主系装置が主業務を続行できなくなった場合に備えて待
機している装置である状態を意味し、判定装置はA装置
である。未決定モードは、主系または従系に確定してい
ない装置を意味し、例えばIPL時等のモード確定前の
モードをいい、判定装置はB装置である。不明モード
は、システム診断データ(ヘルスチェック)のリトライ
オーバ等によって、二重化監視装置がA装置のモードを
認識できなくなった状態を意味し、判定装置はA装置で
ある。
【0038】図3は、本発明におけるB装置からのヘル
スチェックによるA装置の状態の判定基準を示したもの
である。図中、「自系」は、A装置における自系の状態
を動作モードによって示している。このとき、B装置か
らのヘルスチェックによる、A装置の他系の状態が、主
系(MASTER)モード,従系(SLAVE)モー
ド,不明モード,未決定モードのいずれであるかによっ
て、自系が主系(MASTER)モードのときは、
「時刻判定」,「現状維持」,「現状維持」,
「現状維持」となり、自系が従系(SLAVE)モード
のときは、「現状維持」,「時刻判定」,「主系
へ遷移」,「主系へ遷移」となり、自系が不明モード
のときは、「従系へ遷移」,「主系へ遷移」,「主系へ
遷移」,「主系へ遷移」となり、自系が未決定モードの
ときは、「従系へ遷移」,「主系へ遷移」,「主系へ遷
移」,「主系へ遷移」となる。
【0039】図4は、本発明におけるマスタチェックデ
ータのフォーマットの例を示したものである。図中、
[1] はA装置のモードを示したものであって、上位のコ
ードは主系装置のモードを示し、下位のコードは従系装
置のモードを示している。[2]はB装置のモードを示し
たものであって、上位のコードは主系装置のモードを示
し、下位のコードは従系装置のモードを示している。
[1],[2] は、送信元に応じていずれか一方が表示され
る。また[3] は各装置の主系獲得時刻を示す。
【0040】図5は、本発明におけるA装置の他系から
のマスタチェックによるA装置の状態の判定基準を示し
たものである。図中、「自系」は、A装置における自系
の状態を動作モードによって示している。このとき、A
装置からのマスタチェックによる、A装置の他系の状態
が、主系(MASTER)モード,従系(SLAVE)
モード,未決定モードのいずれであるかによって、自系
が主系(MASTER)モードのときは、「時刻判
定」,「現状維持」,「現状維持」となり、自系が従系
(SLAVE)モードのときは、「現状維持」,「時刻
判定」,「主系へ遷移」となり、自系が未決定モードの
ときは、「従系へ遷移」,「主系へ遷移」,「時刻判
定」となる。
【0041】図6は、本発明における二重化監視装置の
規定を示したものであって、1は第1の装置(A装置)
を示し、2は第2の装置(B装置)を示している。A装
置1は、二重化監視の対象となる装置であって、例えば
図13に示された情報交換制御装置からなっている。B
装置2はA装置と通信する装置であって、例えば図13
に示された結合処理装置からなリ、A装置の二重化状態
を監視する二重化監視装置となる。B装置が二重化され
ている場合は、B装置の主系装置が二重化監視装置とな
る。
【0042】図6においては、A装置1,B装置2にお
いて、#0装置が主系装置となり、#1装置が従系装置
となった場合が示されている。また、A装置1,B装置
2の主系装置(#0)間における通信が正常であって、
A装置1の主系装置(#0)と従系装置(#1)間の系
間通信が切断している場合に、B装置2の主系装置(#
0)が二重化監視装置となって、太実線で示すように、
ヘルスチェックによってA装置1の従系装置(#1)に
対する二重化監視を行なうことが示されている。
【0043】(A) 本発明の二重化装置の相互監視方法に
おいては、ヘルスチェックデータまたはマスタチェック
データに表示されている主系獲得時刻を二重化切替え情
報として使用する。A装置では、B装置からのヘルスチ
ェックによって、A装置の他系のモードを認識すること
ができる。
【0044】このとき、自系が主系モードであり、他系
も主系モードであったときは、A装置の自系は、ヘルス
チェックデータにおけるA装置他系の主系獲得時刻と自
系の主系獲得時刻との比較を行なって、時刻の新しい方
を真の主系装置とし、時刻の古い方を従系装置とするよ
うに時刻判定を行なう。この際、時刻の新しい方を真の
主系装置とするのは、後で主系装置となった装置の信頼
性が高いとみなせるからである。
【0045】時刻判定によって、自系の主系獲得時刻が
古い場合には、自系を従系装置にモード変更することが
必要となる。これによって、両装置が主系となる状態の
発生を回避することができ、前述の従来技術の問題点
(3) を解決することができる。
【0046】時刻判定は、次の(1),(2) の比較によって
行なわれる。 (1) 二重化監視装置(B装置)からのヘルスチェックデ
ータ中の、A装置の他系の主系獲得時刻 (2) 自系が管理する自系の主系獲得時刻
【0047】そして比較結果に応じて、次のように状態
遷移を行なう。 (1) >(2) : 自系が主系の場合は従系に遷移する。従系
ならば現状維持。 (1) <(2) : 自系が主系の場合は現状維持。従系ならば
主系に遷移する。 (1) =(2) : 0系ならば主系に遷移する。1系ならば従
系に遷移する。
【0048】(B) 二重化監視装置(B装置)が異常の場
合は、図4に従って、マスタチェックによって判定を行
なう。図4に示すフォーマット中の主系獲得時刻を用い
ることによって、他系モードの認識を行なうことがで
き、これによって、前述の従来技術の問題点(5) を解決
することができる。この場合の時刻判定については、上
述のヘルスチェックの場合と同様に行なうが、判定基準
(1) を以下の条件とする。 (1) 他系からのマスタチェックデータ中の主系獲得時刻
【0049】(C) また本発明の二重化装置の相互監視方
法においては、二重化監視装置が二重化構成の場合、B
装置に優先度を設ける。監視装置が二重化構成の場合、
二つの装置のどちらからのヘルスチェックデータを二重
化情報として使用するかという問題が生じるが、以下の
規定を設けることによって、解決を図る。
【0050】(D) すなわち、B装置の主系装置を真の監
視装置とするように規定し、図6に示すように、従系装
置の二重化管理情報は採用しない。これによって、前述
の従来技術の問題点(4) を解決することができる。
【0051】(E) さらに、本発明の二重化装置の相互監
視方法においては、A装置の各系のモードの種類に、新
たに不明モードと未決定モードを追加する。これによっ
て、A装置の自系モードや、B装置主系から送られてく
るヘルスチェックデータ内の、A装置の他系モード種別
が、主系でも従系でもない場合でも、A装置の各系は、
図3に示す判定基準によって、自系の系切替えを行なう
ことができ、前述の従来技術の問題点(1) および(2) を
解決することができる。
【0052】以下、本発明の課題を解決するための具体
的手段とその作用とを記述する。
【0053】(1) 本発明の二重化装置の相互監視方法に
おいては、#0装置と#1装置とを有し該両装置が相互
に主系と従系の関係になることで二重化された第1の装
置(以下A装置という)1と、A装置と通信する第2の
装置(以下B装置という)2とから構成され、A装置の
両装置間においてマスタチェックデータを送受信するこ
とによって、相手装置側の状態を診断するとともに、A
装置の各装置とB装置との間においてヘルスチェックデ
ータを送受信することによって、A装置の両装置がB装
置を介して相互に相手装置の状態を知ることができるよ
うにした二重化システムにおいて、ヘルスチェックデー
タにA装置の各装置が主系となった時刻の情報を表示す
ることによって、主系となっているA装置の一方の装置
が、A装置の他装置も主系でありかつ自装置が他装置よ
り主系獲得時刻が古いとき、従系に切り替わるように系
切替えを行なう。
【0054】このようにすることによって、A装置にお
いて両装置が主系になったときは、主系獲得時刻の古い
方が従系になるようにすることができる。
【0055】(2) (1) の場合に、A装置の従系となって
いる装置が、マスタチェックデータおよびヘルスチェッ
クデータの内容から、A装置の他装置も従系でありかつ
自装置が他装置より主系獲得時刻が新しいとき、主系に
切り替わるように系切替えを行なう。
【0056】このようにすることによって、A装置にお
いて両装置が従系になったときは、主系獲得時刻の新し
い方が主系になるようにすることができる。
【0057】(3) (1) の場合に、A装置の各装置が、前
記マスタチェックデータおよびヘルスチェックデータの
内容から、A装置の他装置が自装置と同一の系であり、
かつ両装置の主系獲得時刻が同一のとき、#0装置が主
系となり#1装置が従系となるように系切替えを行な
う。
【0058】このようにすることによって、A装置にお
いて両装置が同一の系になったときは、優先的に#0装
置を主系にし、#1装置を従系にすることができる。
【0059】(4) (1) の場合に、ヘルスチェックデータ
にA装置の各装置における主系または従系の状態が不明
または未決定を示す情報を表示することによって、A装
置の従系となっている装置が、マスタチェックデータお
よびヘルスチェックデータの内容から、A装置の他装置
における主系または従系の状態が不明または未決定のと
き、自装置が主系に切り替わるように系切替えを行な
う。
【0060】このようにすることによって、A装置の従
系になっている装置は、他装置の状態が不明または未決
定のときは、自装置が主系になるようにすることができ
る。
【0061】(5) (1) の場合に、B装置が#0装置と#
1装置とを有しこの両装置が相互に主系と従系の関係に
なることで二重化されているとき、B装置の両系間にお
いてマスタチェックデータを送受信することによって、
相手装置の異常または系間通信の切断を検出したとき従
系から主系への切替えを行なうとともに、A装置はB装
置の主系となっている装置からのヘルスチェックデータ
の内容から系切替えを行なう。
【0062】B装置が二重化されている場合には、A装
置が系切替えを行なうためのB装置からのヘルスチェッ
クデータに対して、B装置の主系装置に優先度を設ける
ようにすることができる。
【0063】(6) (1) または(5) の場合に、B装置また
はB装置の主系となっている装置が異常であり、かつマ
スタチェックデータの内容からA装置の他装置も自装置
の同一の系であるとき、自装置が他装置より主系獲得時
刻が古いとき従系に切り替わり、自装置が他装置より主
系獲得時刻が新しいとき主系に切り替わり、両装置の主
系獲得時刻が同一のとき#0装置が主系となり#1装置
が従系となるように系切替えを行なう。
【0064】B装置側が異常で、かつA装置で両装置が
同一の系になったと判定されたときは、A装置の両装置
は、主系獲得時刻の新旧に応じて主系または従系にな
り、主系獲得時刻が同一のとき#0装置が主系となり#
1装置が従系となるようにすることができる。
【0065】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を説明
する。図7,図8は、本発明におけるA装置が従系の場
合の処理フローを示す図(1),(2) である。
【0066】A装置が従系の場合の処理は、次の手順に
よって行なわれる。まず、受信したヘルスチェックデー
タが、B装置から送信されたものか否かをチェックする
(S−01)ことによって監視装置の判定を行ない、次
にヘルスチェックデータがB装置主系から送信されたも
のか否かをチェックする(S−02)ことによって、ヘ
ルスチェックの優先度の判定を行なう。いずれにも該当
しない場合は、後述のS−10以降の処理を行なう。
【0067】次に自装置が従系であるか否かをチェック
して(S−03)、主系への切替えを行なう必要がある
か否かを判定して、従系でない場合は、S−10以降の
処理を行ない、従系の場合は、受信したヘルスチェック
データにおけるA装置他系が主系か否をチェックする
(S−04)ことによって、B装置からのヘルスチェッ
クによってA装置の他系のモードを判定し、主系の場合
は、図3の判定基準に従って自系のモード種別を現状
維持して、S−10以降の処理を行なう。
【0068】S−04の処理において、受信したヘルス
チェックデータにおけるA装置他系が主系以外の場合
は、従系であるか否かをチェックする(S−05)こと
によって、B装置からのヘルスチェックによってA装置
他系のモードを判定し、従系の場合は、両系とも従系で
あるため、図3の判定基準に従って前述の方法によっ
て時刻判定を行なう(S−06)。
【0069】時刻判定の結果、他系よりも主系獲得時刻
が新しい場合または主系獲得時刻が同一で自系が0系の
場合(S−07)は、主系に遷移するため、S−08以
降の処理を行なう。なお時刻判定の結果、主系に遷移し
ない場合は、図3の判定基準に従って自系のモード種
別を現状維持して、S−10以降の処理を行なう。
【0070】また、S−04,S−05の判定結果、主
系でも従系でもない場合は、受信したヘルスチェックデ
ータにおけるA装置他系は不明モードまたは未決定モー
ドであるため、図3の判定基準,に従って主系に遷
移するため、S−08以降の処理を行なう。
【0071】S−05またはS−07の判定結果、主系
に遷移する場合は、主系確定となってMASTER権を
獲得し(S−08)、主系獲得時刻を装置内管理領域に
設定する。そして図13に示されたシステムにおいて、
全データ収集処理(中継装置からのデータ収集の処理)
や中継装置との回線接続処理等の、主系装置としての処
理を開始する(S−09)。
【0072】その後、ヘルスチェックデータの設定情報
を装置内管理領域から獲得し(S−10)、B装置にヘ
ルスチェック応答を送信して(S−11)、処理を終了
する。
【0073】図9,図10は、本発明におけるA装置が
主系の場合の処理フローを示す図(1),(2) である。
【0074】A装置が主系の場合の処理は、次の手順に
よって行なわれる。まず、受信したヘルスチェックデー
タが、B装置から送信されたものか否かをチェックする
(S−21)ことによって監視装置の判定を行ない、次
に受信したヘルスチェックデータがB装置主系から送信
されたものか否かをチェックする(S−22)ことによ
って、ヘルスチェックの優先度の判定を行なう。いずれ
にも該当しない場合は、後述のS−31以降の処理を行
なう。
【0075】次に自装置が主系であるか否かをチェック
して(S−23)、両系が主系となることを防止するた
め、従系への切替えを行なう必要があるか否かを判定
し、主系でない場合は、S−31以降の処理を行なう。
自装置が主系の場合は、受信したヘルスチェックデータ
におけるA装置他系が従系であるか否をチェックする
(S−24)ことによって、B装置からのヘルスチェッ
クによってA装置の他系のモードを判定し、従系の場合
は、図3の判定基準に従って自系のモード種別を現状
維持して、S−31以降の処理を行なう。
【0076】S−24の処理において、受信したヘルス
チェックデータにおけるA装置他系が従系以外の場合
は、不明モードであるか否かをチェックして(S−2
5)、不明モードの場合は図3の判定基準に従って、
自系のモード種別を現状維持して、S−31以降の処理
を行なう。
【0077】S−25の処理において、受信したヘルス
チェックデータにおけるA装置他系が不明モード以外の
場合は、未決定モードであるか否かをチェックして(S
−26)、未決定モードの場合は図3の判定基準に従
って、自系のモード種別を現状維持して、S−31以降
の処理を行なう。
【0078】S−26の処理において、受信したヘルス
チェックデータにおけるA装置他系が未決定モード以外
の場合は、両系とも主系であるため、図3の判定基準
に従って前述の方法によって時刻判定を行なう(S−2
7)。
【0079】時刻判定の結果、他系よりも主系獲得時刻
が古い場合または主系獲得時刻が同一で自系が1系の場
合(S−28)は、従系に遷移するため、S−29以降
の処理を行なう。なお時刻判定の結果、上記以外の場合
は、自系のモード種別を現状維持して、S−31以降の
処理を行なう。
【0080】S−28の判定によって従系に遷移する場
合は、従系確定となってMASTER権を放棄して(S
−29)、中継装置との回線切断処理等の従系装置とし
ての処理を開始する(S−30)。
【0081】その後、ヘルスチェックデータの設定情報
を装置内管理領域から獲得し(S−31)、B装置にヘ
ルスチェック応答を送信して(S−32)、処理を終了
する。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、二
重化装置における主系装置と従系装置との位置付けを相
互に監視するための、二重化装置の相互監視方法におい
て、次のような効果が得られる。
【0083】(1) 主系獲得時刻の情報を使用することに
よって、両装置とも主系になる状態を回避できるように
なる。 (2) マスタチェックによる判定を行なうことによって、
二重化監視装置(B装置)が異常の場合でも、正常に系
切替えを行なうことができる。
【0084】(3) 二重化されたB装置から異なる内容の
ヘルスチェックデータを受信した場合でも、片系(主
系)のデータのみを採用するので、正常に系切替えを行
なうことができる。 (4) A装置の自系や他系のモードが、主系または従系の
いずれでもない場合でも、正常に系切替えを行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるヘルスチェックデータのフォー
マットの例を示す図である。
【図2】本発明のヘルスチェックデータのフォーマット
における、各モードの意味を説明する図である。
【図3】本発明におけるB装置からのヘルスチェックに
よるA装置の状態の判定基準を示す図である。
【図4】本発明におけるマスタチェックデータのフォー
マットの例を示す図である。
【図5】本発明におけるA装置の他系からのマスタチェ
ックによるA装置の状態の判定基準を示す図である。
【図6】本発明における二重化監視装置の規定を示す図
である。
【図7】本発明におけるA装置が従系の場合の処理フロ
ーを示す図(1) である。
【図8】本発明におけるA装置が従系の場合の処理フロ
ーを示す図(2) である。
【図9】本発明におけるA装置が主系の場合の処理フロ
ーを示す図(1) である。
【図10】本発明におけるA装置が主系の場合の処理フ
ローを示す図(2) である。
【図11】マスタチェックのみを行なう二重化装置の相
互監視方法を示す図であって、(a) は主系装置に異常が
発生した場合、(b) は系間通信の切断が発生した場合、
(c) は切替え発生状態をそれぞれ示す。
【図12】マスタチェックのみを行なう二重化切替えの
処理フローを示す図である。
【図13】マスタチェックとヘルスチェックとを併用し
た系切替え判定方式のシステム構成を示す図である。
【図14】二重化監視装置の意味付けを説明する図であ
る。
【図15】従来技術のマスタチェックとヘルスチェック
の併用方式における、ヘルスチェックデータのフォーマ
ットの例を示す図であって、(a) はフォーマットを示
し、(b) は各モードの意味を説明する図である。
【図16】従来技術のマスタチェックとヘルスチェック
の併用方式における、二重化切替えの処理フローを示す
図である。
【符号の説明】
1 第1の装置(A装置) 2 第2の装置(B装置)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 #0装置と#1装置とを有し該両装置が
    相互に主系と従系の関係になることで二重化された第1
    の装置(以下A装置という)と、該A装置と通信する第
    2の装置(以下B装置という)とから構成され、該A装
    置の両装置間においてマスタチェックデータを送受信す
    ることによって、相手装置側の状態を診断するととも
    に、該A装置の各装置とB装置との間においてヘルスチ
    ェックデータを送受信することによって、A装置の両装
    置がB装置を介して相互に相手装置の状態を知ることが
    できるようにした二重化システムにおいて、 前記ヘルスチェックデータにA装置の各装置が主系とな
    った時刻の情報を表示することによって、主系となって
    いるA装置の一方の装置が、A装置の他装置も主系であ
    りかつ自装置が他装置より主系獲得時刻が古いとき、従
    系に切り替わるように系切替えを行なうことを特徴とす
    る二重化装置の相互監視方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の二重化装置の相互監視
    方法において、A装置の従系となっている装置が、前記
    マスタチェックデータおよびヘルスチェックデータの内
    容から、A装置の他装置も従系でありかつ自装置が他装
    置より主系獲得時刻が新しいとき、主系に切り替わるよ
    うに系切替えを行なうことを特徴とする二重化装置の相
    互監視方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の二重化装置の相互監視
    方法において、A装置の各装置が、前記マスタチェック
    データおよびヘルスチェックデータの内容から、A装置
    の他装置が自装置と同一の系であり、かつ両装置の主系
    獲得時刻が同一のとき、#0装置が主系となり#1装置
    が従系となるように系切替えを行なうことを特徴とする
    二重化装置の相互監視方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の二重化装置の相互監視
    方法において、前記ヘルスチェックデータにA装置の各
    装置における主系または従系の状態が不明または未決定
    を示す情報を表示することによって、A装置の従系とな
    っている装置が、前記マスタチェックデータおよび該ヘ
    ルスチェックデータの内容から、A装置の他装置におけ
    る主系または従系の状態が不明または未決定のとき、自
    装置が主系に切り替わるように系切替えを行なうことを
    特徴とする二重化装置の相互監視方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の二重化装置の相互監視
    方法において、B装置が#0装置と#1装置とを有し該
    両装置が相互に主系と従系の関係になることで二重化さ
    れているとき、該B装置の両系間においてマスタチェッ
    クデータを送受信することによって、相手装置の異常ま
    たは系間通信の切断を検出したとき従系から主系への切
    替えを行なうとともに、A装置はB装置の主系となって
    いる装置からのヘルスチェックデータの内容から前記系
    切替えを行なうことを特徴とする二重化装置の相互監視
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項1または5に記載の二重化装置の
    相互監視方法において、B装置またはB装置の主系とな
    っている装置が異常であり、かつ前記マスタチェックデ
    ータの内容からA装置の他装置も自装置の同一の系であ
    るとき、自装置が他装置より主系獲得時刻が古いとき従
    系に切り替わり、自装置が他装置より主系獲得時刻が新
    しいとき主系に切り替わり、両装置の主系獲得時刻が同
    一のとき#0装置が主系となり#1装置が従系となるよ
    うに系切替えを行なうことを特徴とする二重化装置の相
    互監視方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010060484A (ko) * 1999-12-27 2001-07-07 박종섭 이동통신 교환기에서의 메인 프로세서 이중화 메모리 시험방법
JP2014044690A (ja) * 2012-08-29 2014-03-13 Hitachi Ltd 計算機制御装置、方法およびプログラム
CN116595085A (zh) * 2023-07-17 2023-08-15 上海爱可生信息技术股份有限公司 数据库主从切换方法和分布式数据库

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