JPH10242678A - 熱交換フィンの構造 - Google Patents

熱交換フィンの構造

Info

Publication number
JPH10242678A
JPH10242678A JP5389897A JP5389897A JPH10242678A JP H10242678 A JPH10242678 A JP H10242678A JP 5389897 A JP5389897 A JP 5389897A JP 5389897 A JP5389897 A JP 5389897A JP H10242678 A JPH10242678 A JP H10242678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fin
vibration
fin members
air
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5389897A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Goto
和彦 後藤
Masataka Mochizuki
正孝 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP5389897A priority Critical patent/JPH10242678A/ja
Publication of JPH10242678A publication Critical patent/JPH10242678A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィン部材の熱交換面積を拡大することな
く、フィン部材の熱交換機能を向上させることの可能な
熱交換フィンの構造を提供する。 【解決手段】 演算処理装置1に接触されるベース部材
3と、ベース部材3に立設された多数のフィン部材4と
を有する熱交換フィンの構造において、フィン部材4を
振動させる電動機5、回転軸6、錘7、接続部材8を備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、温度の異なる2
つの流体を直接または間接に接触させて熱交換を行わせ
る熱交換フィンの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子装置、例えばコンピュータ
は、入力装置、演算処理装置、出力装置などを備えてお
り、コンピュータの稼働中は各装置の間でデータの送信
や制御が行われる。一方、近年はコンピュータの高機能
化、高速処理化の要求により演算処理装置の容量が増大
されている。このため、コンピュータの稼働により演算
処理装置の発熱が促進され、各種の機能が損なわれる可
能性がある。
【0003】ところで、小型化、軽量化が要求される携
帯型パソコンなどに適用される熱交換フィンの構造の一
例として、ベース部材の表面に多数のフィン部材を一体
的に立設したものがあげられる。このベース部材および
フィン部材には、熱伝導性に優れたアルミニウムや銅な
どの金属材料が用いられている。そして、熱交換フィン
の構造は演算処理装置の表面にベース部材を面接触させ
た状態で使用される。すると、演算処理装置の熱がベー
ス部材に伝達されるとともに、この熱がフィン部材から
空気中に放散され、演算処理装置の過熱が抑制される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の熱交
換フィンの構造は演算処理装置に対して固定された状態
で取り付けられているため、空気とフィン部材の放熱面
との間に境界層が形成される。つまり、境界層において
は、フィン部材の放熱面に付着した空気とその周辺の空
気とがよどんだ状態になり、境界層における空気の流速
が、境界層以外の領域における空気の流速に比べて遅く
なる。その結果、フィン部材の放熱面から空気中に伝達
される熱の熱伝達特性が低下する可能性があった。
【0005】つまり、ファンなどの空気機械を用いてフ
ィン部材の周囲の空気を強制的に流れさせた場合でも、
境界層領域においては空気によどみが生じて流速が低下
して熱交換が不十分になる。そこで、フィン部材の放熱
効率を向上させるためにフィン部材の放熱面積を拡大さ
せることも考えられるが、携帯型パソコンなどにおいて
は、小型化、軽量化が要求されるため、フィン部材を大
型化させることが困難である。したがって、放熱効率が
不十分になり、演算処理装置が過熱してしまう可能性が
あった。
【0006】この発明は、上記事情を背景としてなされ
たもので、フィン部材の放熱面積を拡大することなく、
フィン部材の熱交換機能を向上させることの可能な熱交
換フィンの構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の目
的を達成するため、この発明は、ベース部材と、このベ
ース部材に立設されたフィン部材とを有する熱交換フィ
ンの構造において、前記フィン部材を振動させる振動装
置を備えたことを特徴とする。
【0008】この発明によれば、振動装置によりフィン
部材が振動されるため、フィン部材と周囲の流体との境
界層が乱流状態になり、かつ、フィン部材と流体との単
位時間当たりの接触量が可及的に増大される。したがっ
て、フィン部材の熱交換面積を拡大することなく、フィ
ン部材の熱交換機能が可及的に促進される。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の熱交換フィン
の構造を添付図面に基づいて説明する。この発明の熱交
換フィンの構造は、電子装置、例えばデスクトップ型パ
ソコン、ノートブック型パソコン、ワークステーション
などの内部に配置されている発熱源を冷却する場合に適
用される。
【0010】(実施例1)図1は、この発明の熱交換フ
ィンの構造をパソコンの演算処理装置(CPU,MP
U)の冷却(放熱)に適用した場合を示す概略的な斜視
図である。パソコン本体(図示せず)の内部に演算処理
装置1が配置されており、この演算処理装置1は入力装
置(図示せず)や出力装置(図示せず)にデータ通信可
能に接続されている。そして、演算処理装置1によりパ
ソコン全体の機能の制御、情報の一時的な記憶、計算や
判断などが行われる。
【0011】演算処理装置1の外形はほぼ直方体に成形
されており、演算処理装置1の一表面に振動型フィン2
が配置されている。この振動型フィン2は、ほぼ方形の
平面形状を備えた板状のベース部材3と、ベース部材3
に対してほぼ垂直に多数立設された板状のフィン部材4
とを備えている。ベース部材3とフィン部材4とは同一
の金属材料、例えば熱伝導性に優れたアルミニウム、銅
などにより構成されている。
【0012】また、多数のフィン部材4はそれぞれ板状
に成形され、ほぼ方形の側面形状を備えている。多数の
フィン部材4は互いに並行に、かつ、一定のピッチで配
列されている。そして、ベース部材3の多数のフィン部
材4とは反対側の表面が演算処理装置1の表面に密着さ
れた状態で、ベース部材3が演算処理装置1に対して面
方向に振動可能に構成されている。
【0013】一方、振動型フィン2の側方には電動機5
が配置されており、電動機5の回転軸6には錘7が取り
付けられている。この錘7は、回転軸6の軸線(図示せ
ず)に直交する方向の平面形状がほぼ円形に構成されて
おり、錘7の中心から偏心した位置に回転軸6が接続さ
れている。なお、電動機5とパソコン本体との間にはゴ
ム状弾性体などが介在され、電動機5がベース部材3の
面方向に振動可能に保持されている。
【0014】上記構成の振動型フィン2と電動機5とが
接続部材8により接続されている。接続部材8は所定の
圧縮荷重、引っ張り荷重に耐えられる程度の強度(剛
性)を備えた材料、例えば金属や樹脂などにより構成さ
れている。また、接続部材8は熱伝導性の低い材料を選
択することが好ましい。
【0015】この接続部材8はこの実施例では板状に成
形されており、接続部材8の長手方向の一端が振動型フ
ィン2のベース部材3に固定され、接続部材8の長手方
向の他端が電動機5に固定されている。つまり、接続部
材8は回転軸6の軸線に対してほぼ直交し、かつ、フィ
ン部材3の放熱面に対してほぼ直交して配置されてい
る。ここで、実施例1の構成と請求項1の構成との対応
関係を説明すれば、電動機5、回転軸6、錘7、接続部
材8が請求項1の振動装置に相当する。
【0016】上記構成において、パソコンの稼働により
演算処理装置1が発熱すると、この熱がベース部材3を
介して多数のフィン部材4に伝達され、フィン部材4の
放熱面から熱放散されて演算処理装置1の過熱が抑制さ
れる。ここで、電動機5の回転軸6が回転されると、錘
7の中心から偏心された位置に回転軸6が接続されてい
るため、遠心力によって電動機5が振動する。
【0017】すると、電動機5の振動が接続部材8を介
してベース部材3に伝達され、振動型フィン2がベース
部材3の面方向に振動、言い換えれば多数のフィン部材
4の厚さ方向に振動される。その結果、フィン部材4の
移動方向の前方に位置する放熱面と空気との境界層の圧
力が増大され、境界層と周囲の空気とに圧力差が生じ
る。そして、境界層付近の空気が乱流状態になり、か
つ、フィン部材4の放熱面と空気との単位時間当たりの
接触量が可及的に増大される。したがって、多数のフィ
ン部材4の放熱面積を拡大することなく、多数のフィン
部材4と空気との熱交換が可及的に促進されて放熱機能
が向上する。
【0018】ここで、振動型フィン2に与える振動数が
20HZ以上に設定された場合に、多数のフィン部材4
の放熱効率が向上することが確認されている。また、振
動型フィン2に与える振動の振幅は、振動型フィン2の
耐久性を考慮して5μmないし1mm程度が好ましい。
【0019】なお、振動型フィン2を多数のフィン部材
3に直交する方向以外の方向に振動させることも可能で
ある。また、電動機5とパソコン本体との間にはゴム状
弾性体が介在されているため、電動機5の振動がゴム状
弾性体により吸収されてパソコン本体の振動が抑制され
る。さらに、接続部材8が熱伝導性の低い材料により構
成されているため、電動機5の熱が振動型フィン2に伝
達されることが抑制される。
【0020】(実施例2)図2は振動装置の他の構成例
を示す概略的な斜視図である。図2に示された電動機5
の回転軸9は、同心状に配置された複数の軸部10と、
複数の軸部10の端部に軸部10にほぼ直交して接続さ
れたクランク腕11と、クランク腕11同士の端部を接
続するクランクピン12とを備えている。つまり、回転
軸9がクランク軸形状に構成されている。その他の構成
は実施例1と同様である。ここで、実施例2の構成と請
求項1の構成との対応関係を説明すれば、電動機5、接
続部材8、回転軸9が請求項1の振動装置に相当する。
【0021】実施例2においては、電動機5の回転軸9
が回転されると、遠心力によって電動機5が振動する。
そして、電動機5の振動が振動型フィン2に伝達されて
実施例1と同様の効果を得られる。
【0022】(実施例3)図3は振動装置の更に他の構
成例を示す概略的な斜視図である。図3において、電動
機5の回転軸6にはカム13が取り付けられている。こ
のカム13は、回転軸6の軸線にほぼ直交する方向の平
面形状がほぼ円形に構成されており、カム13の中心か
ら偏心された位置に回転軸6が接続されている。
【0023】一方、回転軸6と振動型フィン2との間に
は接続部材14が配置されている。接続部材14の一端
がベース部材3に固定され、接続部材14の他端には引
っ張りばね15が取り付けられている。引っ張りばね1
5の他端がパソコン本体の一部に接続され、引っ張りば
ね15の弾性力により接続部材14がフィン部材4にほ
ぼ直交する方向に引っ張られている。
【0024】また、接続部材14は、フィン部材4にほ
ぼ直交する方向移動可能な状態で保持部材(図示せず)
により保持されている。このため、接続部材14の一端
が常時カム13の外周面に当接された状態に維持され
る。その他の構成は実施例1と同様である。ここで、実
施例3の構成と請求項1の構成との対応関係を説明すれ
ば、電動機5、接続部材14、回転軸6、カム13、引
っ張りばね15が請求項1の振動装置に相当する。
【0025】実施例3においては、電動機5の回転軸6
が回転されると、カム13の外周面形状に沿って接続部
材14が振動され、接続部材14の振動が振動型フィン
2に伝達されて実施例1と同様の効果を得られる。
【0026】(実施例4)図4は振動装置の更に他の構
成例を示す概略的な斜視図である。振動型フィン2の側
方には油圧または空気圧が作用するシリンダ16が配置
されており、シリンダ16の内部に収納されたピストン
(図示せず)にはピストンロッド17が連結されてい
る。ピストンロッド17はベース部材3の平面方向に配
置されており、ピストンロッド17の先端がベース部材
3の一側縁に固定されている。その他の構成は実施例1
と同様である。ここで、実施例4の構成と請求項1の構
成との対応関係を説明すれば、シリンダ16、ピスト
ン、ピストンロッド17が請求項1の振動装置に相当す
る。
【0027】そして、シリンダ16に供給される油圧ま
たは空気圧を制御してピストンロッド17を往復運動さ
せると、この往復運動により振動型フィン2が振動され
て実施例1と同様の効果を得られる。
【0028】(実施例5)図5は振動装置の更に他の構
成例を示す概略的な斜視図である。図5においては、す
べてのフィン部材4の内部に面方向に圧電素子(例えば
ピエゾ圧電素子)18が埋めこまれている。この圧電素
子18は電極(図示せず)を両側から挟んでバイモルフ
形に積層された構成を備えており、電極には電源19の
陽極が接続され、圧電素子18には電源19の陰極が接
続されている。その他の構成は実施例と同様である。こ
こで、実施例5の構成と請求項1との対応関係を説明す
れば、圧電素子18、電源19、電極が請求項1の振動
装置に相当する。
【0029】そして、電源19により圧電素子18に電
圧が印加されると、圧電素子18が厚さ方向に変形さ
れ、電流の遮断により元の形状に復帰する。したがっ
て、圧電素子18に対する電流の供給・遮断を繰り返す
ことにより、圧電素子18が厚さ方向に振動して多数の
フィン部材4が別個に厚さ方向に振動され、実施例1と
同様の効果を得られる。
【0030】(実施例6)図6は振動装置の更に他の構
成例を示す概略的な斜視図である。図6においては、多
数のフィン部材4が接続部20により相互に接続されて
おり、一つのフィン部材4の内部に面方向に圧電素子1
8が埋めこまれている。その他の構成は実施例5と同様
である。
【0031】そして、実施例5と同様にして圧電素子1
8を変形させると、この変形により圧電素子18が埋め
込まれているフィン部材4が振動し、かつ、このフィン
部材4の振動が接続部20を介して他のフィン部材4に
伝達され、結果的に全てのフィン部材4が厚さ方向に振
動され、実施例1と同様の効果を得られる。
【0032】(実施例7)図7は振動装置のほかの構成
例を示す概略的な側面断面図である。図7においては、
多数のフィン部材4の側方に棒状の磁石21が配置され
ており、磁石21の一端がフィン部材4の一つの表面に
接続されている。
【0033】一方、磁石21の外周にはコイル23が配
置されており、このコイル23と交流電源24とにより
構成される回路にはスイッチ25が配置されている。そ
の他の構成は実施例1と同様である。ここで、実施例7
の構成と請求項1との対応関係を説明すれば磁石21、
コイル23、交流電源24、スイッチ25が請求項1の
振動装置に相当する。
【0034】そして、スイッチ25がオンされてコイル
23に交流電流が印加されると、コイル23により形成
される磁界の方向が交互に変化して磁石21がフィン部
材4にほぼ直交する方向に往復移動し、一つのフィン部
材4が振動される。このフィン部材4の振動は空気を介
して隣のフィン部材4に伝播され、以下同様にして他の
フィン部材4が厚さ方向に振動されて実施例1と同様の
効果を得られる。
【0035】(実施例8)図8は振動装置のほかの構成
例を示す概略的な斜視図である。図8においては、振動
型フィン2の側方にスピーカー26が配置されている。
このスピーカー26は電源、コイル、磁石、振動板など
を備えた公知の構造のものである。ここで、実施例8の
構成と請求項1との対応関係を説明すればスピーカー2
6が請求項1の振動装置に相当する。そして、スピーカ
ー26から出力される所定周波数の振動により多数のフ
ィン部材4が振動し、実施例1と同様の効果を得られ
る。
【0036】(実施例9)図9は振動装置のほかの構成
例を示す概略的な斜視図である。図9においては、ベー
ス部材3には側方に突出する支持軸27が固定されてお
り、支持軸27の先端にはプロペラ28が取り付けられ
ている。そのほかの構成は実施例1と同様である。ここ
で、実施例9の構成と請求項1との対応関係を説明すれ
ば支持軸27、プロペラ28が請求項1の振動装置に相
当する。実施例9では、冷媒としての空気の流れにより
プロペラ28が回転し、プロペラ28の回転によって支
持軸27が振動される。この支持軸27の振動が振動型
フィン2に伝達されて実施例1と同様の効果を得られ
る。
【0037】(実施例10)図10は、振動装置のほか
の構成例を示す概略的な斜視図である。実施例10にお
いては、振動型フィン2が共鳴箱29の内部に収納され
ている。共鳴箱29は振動型フィン2の上方に配置され
たほぼ方形の天板30と、天板30の両側縁に多数のフ
ィン部材4と平行に接続された一対の側板31とを備え
ている。
【0038】共鳴箱29には多数のフィン部材4の平面
方向の両側に開口部32が形成されており、共鳴箱29
の外部と内部が連通されている。そして、多数のフィン
部材4と共鳴箱29の共振周波数(固有振動数)がほぼ
同一に設定されている。そのほかの構成は実施例1と同
様である。ここで、実施例10の構成と請求項1の構成
との対応関係を説明すれば、共鳴箱29が請求項1の振
動装置に相当する。
【0039】実施例10においては、冷媒としての空気
が開口部32を介して共鳴箱29の内部に進入すると、
多数のフィン部材4の共振周波数と共鳴箱29の共振周
波数とがほぼ同一であるため、共鳴によって多数のフィ
ン部材4が振動されて実施例1と同様の効果を得られ
る。
【0040】なお、この発明においては、フィン部材の
形状を円柱状に設定したり、角柱形状にすることも可能
である。また、ベース部の形状をパイプ状に設定し、こ
のパイプ形状のベース部の内周にフィンを形成すること
も可能である。
【0041】また、この発明は、ベース部材にヒートパ
イプを接触させておき、発熱源により温度が上昇された
空気の熱をフィン部材を介してヒートパイプ側に熱伝達
させることにより、発熱源を冷却する構成を採用するこ
とも可能である。更にこの発明は、フィン部材から放散
される熱により対象物を加熱する加熱装置に適用した
り、フィン部材からベース部材に伝達される熱により対
象物を加熱する加熱装置に適用することも可能である。
そして、この発明が加熱装置に適用された場合は、対象
物に対する加熱機能が向上する。
【0042】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、振動装
置によりフィン部材が振動されるため、フィン部材と周
囲の流体との境界層が乱流状態になり、かつ、フィン部
材と流体との単位時間当たりの接触量が可及的に増大さ
れる。したがって、フィン部材の熱交換面積を拡大する
ことなく、フィン部材の熱交換機能が可及的に促進さ
れ。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の振動型フィンの実施例1を示す概略
的な斜視図である。
【図2】この発明の振動型フィンの実施例2を示す概略
的な斜視図である。
【図3】この発明の振動型フィンの実施例3を示す概略
的な斜視図である。
【図4】この発明の振動型フィンの実施例4を示す概略
的な斜視図である。
【図5】この発明の振動型フィンの実施例5を示す概略
的な斜視図である。
【図6】この発明の振動型フィンの実施例6を示す概略
的な斜視図である。
【図7】この発明の振動型フィンの実施例7を示す概略
的な側面断面である。
【図8】この発明の振動型フィンの実施例8を示す概略
的な側面図である。
【図9】この発明の振動型フィンの実施例9を示す概略
的な側面図である。
【図10】この発明の振動型フィンの実施例10を示す
概略的な斜視図である。
【符号の説明】
1…演算処理装置、 2…振動型フィン、 3…ベース
部材、 4…フィン部材、 5…電動機、 6…回転
軸、 7…錘、 8…接続部材、 9…回転軸、10…
軸部、 11…クランク腕、 12…クランクピン、
13…カム、14…接続部材、 15…引っ張りばね、
16…シリンダ、 17…ピストンロッド、 18…
圧電素子、 19,24…電源、 21…磁石、 23
…コイル、 25…スイッチ、 26…スピーカー、
27…支持軸、 28…プロペラ、 29…共鳴箱。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部材と、このベース部材に立設さ
    れたフィン部材とを有する熱交換フィンの構造におい
    て、 前記フィン部材を振動させる振動装置を備えたことを特
    徴とする熱交換フィンの構造。
JP5389897A 1997-02-21 1997-02-21 熱交換フィンの構造 Pending JPH10242678A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5389897A JPH10242678A (ja) 1997-02-21 1997-02-21 熱交換フィンの構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5389897A JPH10242678A (ja) 1997-02-21 1997-02-21 熱交換フィンの構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10242678A true JPH10242678A (ja) 1998-09-11

Family

ID=12955552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5389897A Pending JPH10242678A (ja) 1997-02-21 1997-02-21 熱交換フィンの構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10242678A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005136250A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Sony Corp 放熱装置、電子機器及び放熱方法
JP2006216806A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Kyocera Corp 熱電素子を用いた伝熱ユニット及び伝熱装置
JP2008514897A (ja) * 2004-09-30 2008-05-08 ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー 熱伝達体および過給空気を冷却する方法
JP2008210876A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Furukawa Electric Co Ltd:The ヒートシンク
JP2011163620A (ja) * 2010-02-08 2011-08-25 Denso Corp 伝熱部材及びそれを用いた熱交換器
JP2014016145A (ja) * 2012-07-05 2014-01-30 Yang Tai He 熱伝達装置
JP2014081168A (ja) * 2012-10-18 2014-05-08 Hitachi Ltd 熱交換器及びその対流熱伝達促進方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005136250A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Sony Corp 放熱装置、電子機器及び放熱方法
JP4501409B2 (ja) * 2003-10-31 2010-07-14 ソニー株式会社 放熱装置及び電子機器
JP2008514897A (ja) * 2004-09-30 2008-05-08 ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー 熱伝達体および過給空気を冷却する方法
JP2006216806A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Kyocera Corp 熱電素子を用いた伝熱ユニット及び伝熱装置
JP4542443B2 (ja) * 2005-02-04 2010-09-15 京セラ株式会社 伝熱装置
JP2008210876A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Furukawa Electric Co Ltd:The ヒートシンク
JP2011163620A (ja) * 2010-02-08 2011-08-25 Denso Corp 伝熱部材及びそれを用いた熱交換器
JP2014016145A (ja) * 2012-07-05 2014-01-30 Yang Tai He 熱伝達装置
JP2014081168A (ja) * 2012-10-18 2014-05-08 Hitachi Ltd 熱交換器及びその対流熱伝達促進方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7031155B2 (en) Electronic thermal management
JP5136641B2 (ja) 圧電ファン及び圧電ファンを用いた空冷装置
US4923000A (en) Heat exchanger having piezoelectric fan means
EP1020911B1 (en) Cooling apparatus for electronic device
JP5083322B2 (ja) 冷却装置
US7891410B1 (en) Devices for heat exchange
US9163624B2 (en) Vibration fan with movable magnetic component
JP5051255B2 (ja) 圧電ファン及び冷却装置
JPH10242678A (ja) 熱交換フィンの構造
JP2011144743A (ja) 冷却装置
CN112351634B (zh) 散热装置和电子设备
JP2005024229A (ja) 熱交換器モジュール、空気調和機用室外機および空気調和機用室内機
JP2000323882A (ja) ファン装置及びその駆動方法
CN114584856B (zh) 散热装置、基站设备
JP2009081270A (ja) 圧電ファン付冷却装置
JPH0635515Y2 (ja) 電気部品の冷却装置
CN214481933U (zh) 摆动式散热片
JP2009174420A (ja) 圧電ファン装置
CN219865369U (zh) 一种压电风扇、散热器及电子设备
CN112953029A (zh) 一种电磁耦合传输装置
JPS58139482A (ja) 圧電送風装置
CN112714596A (zh) 摆动式散热片
JP2010067909A (ja) ピエゾファンおよび放熱モジュール
CN108112214B (zh) 气冷散热装置
JPH0310701Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060627

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20061024

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02