JPH10242095A - 基板処理装置、基板搬送装置および基板搬送方法 - Google Patents

基板処理装置、基板搬送装置および基板搬送方法

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JPH10242095A
JPH10242095A JP6221097A JP6221097A JPH10242095A JP H10242095 A JPH10242095 A JP H10242095A JP 6221097 A JP6221097 A JP 6221097A JP 6221097 A JP6221097 A JP 6221097A JP H10242095 A JPH10242095 A JP H10242095A
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板受け渡し部から基板収納容器を基板収納容
器載置部に戻す際に、基板の破損が生じない基板処理装
置、基板搬送装置および基板搬送方法を提供すること。 【解決手段】基板Wに対して所定の処理を行う処理部2
と、処理部2に対して基板を搬入出する搬送部1とを具備
し、搬送部1は、多数の基板を垂直方向に沿って配置す
る基板収納容器Cを載置する載置部14と、その下方に設
けられ、処理部2との間で基板Wを受け渡す基板受け渡し
部15と、基板収納容器Cを載置部14と基板受け渡し部15
との間で移動させる移動装置30と、受け渡し部15から載
置部14に基板収納容器Cが移動する際に、基板のはみ出
しを検出する検出装置36a,36bと、検出装置36a,36bによ
りはみ出しが検出された基板を押し込む押し込み部材35
とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウエ
ハやLCD基板等の基板に所定の処理を施す基板処理装
置、このような基板を搬送する基板搬送装置、および基
板搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造工程においては、
シリコンウエハに代表される半導体ウエハ上に例えば回
路や電極パターン等を形成するために、フォトリソグラ
フィ技術を用いて回路パターン等を縮小してフォトレジ
スト膜に転写し、これを現像処理する一連の処理が施さ
れる。
【0003】このような処理においては、半導体ウエハ
上にレジスト液を塗布し、その後露光工程、現像工程が
行われるが、このような一連の所定の処理を行う前に、
回路パターンの欠陥発生や配線のショートなどを防止す
るためにレジスト液が塗布される半導体ウエハの表面を
洗浄するとともに、露光時の焦点のずれやパーティクル
の発生を防止するためにその裏面をも洗浄する必要があ
る。
【0004】そこで、従来、半導体ウエハに洗浄液を供
給しながら、その表裏面をブラシ洗浄する洗浄装置が用
いられている。通常このような洗浄装置は、搬送路の両
側に表面洗浄ユニット、裏面洗浄ユニット、ウエハ反転
ユニット、加熱・冷却ユニットが配列され、搬送路を移
動する搬送機構を有している。
【0005】このような洗浄装置においては、半導体ウ
エハに対するパーティクルの付着を極力防止するため
に、装置内を密閉状態にし、装置内への半導体ウエハの
搬入出ポートであるカセットステーションにおいても、
半導体ウエハを収納したカセットを密閉容器に入れた状
態で載置し、密閉状態を保ったまま、カセットをその下
方のウエハ受け渡し部に移動させる、いわゆるSMIF
システムが用いられる。そして、このウエハ受け渡し部
から洗浄処理部にカセット内の未洗浄ウエハが一枚ずつ
搬入され、所定の洗浄処理が行われ、洗浄後のウエハは
ウエハ受け渡し部においてカセットに収納される。この
操作が完了した後、ウエハが収納されたカセットはエレ
ベータによりカセットステーションにある密閉容器内に
戻される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ウエハ
が収納されたカセットが密閉容器に戻される際に、ウエ
ハがはみ出している場合には、そのウエハが受け渡し部
の上壁に引っかり、ウエハが破損してしまう。
【0007】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであって、基板受け渡し部から基板収納容器を基板収
納容器載置部に戻す際に、基板の破損が生じない基板処
理装置、基板搬送装置および基板搬送方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、以下の(1)〜(6)を提供する。 (1)基板に対して所定の処理を行う処理部と、処理部
に対して基板を搬入出する搬送部とを具備する基板処理
装置であって、前記搬送部は、多数の基板を垂直方向に
沿って配置する基板収納容器を載置する載置部と、その
下方に設けられ、前記処理部との間で基板を受け渡す基
板受け渡し部と、前記基板収納容器を前記載置部と前記
基板受け渡し部との間で移動させる移動手段と、前記受
け渡し部から前記載置部に前記基板収納容器が移動する
際に、基板のはみ出しを検出する検出手段と、前記検出
手段によりはみ出しが検出された基板を押し込む押し込
み手段とを具備することを特徴とする基板処理装置。
【0009】(2)基板に対して密閉状態で所定の処理
を行う処理部と、処理部に対して密閉状態で基板を搬入
出する搬送部とを具備する基板処理装置であって、前記
搬送部は、多数の基板を垂直方向に沿って配置する基板
収納容器を密閉容器に入れた状態で載置する載置部と、
その下方の前記処理部に連続する密閉空間に設けられ、
前記処理部との間で基板を受け渡す基板受け渡し部と、
前記基板収納容器を前記載置部と前記基板受け渡し部と
の間で移動させる移動手段と、前記受け渡し部から前記
載置部に前記基板収納容器が移動する際に、基板のはみ
出しを検出する検出手段と、前記検出手段によりはみ出
しが検出された基板を押し込む押し込み手段とを具備す
ることを特徴とする基板処理装置。
【0010】(3)基板を搬送する基板搬送装置であっ
て、多数の基板を垂直方向に沿って配置する基板収納容
器を載置する載置部と、その下方に設けられ、他の装置
との間で基板を受け渡す基板受け渡し部と、前記基板収
納容器を前記載置部と前記基板受け渡し部との間で移動
させる移動手段と、前記受け渡し部から前記載置部に前
記基板収納容器が移動する際に、基板のはみ出しを検出
する検出手段と、前記検出手段によりはみ出しが検出さ
れた基板を押し込む押し込み手段とを具備することを特
徴とする基板搬送装置。
【0011】(4)基板を密閉状態で搬送する基板搬送
装置であって、前記搬送部は、多数の基板を垂直方向に
沿って配置する基板収納容器を密閉容器に入れた状態で
載置する載置部と、その下方の密閉空間に設けられ、連
続する密閉空間に設けられた他の装置との間で基板を受
け渡す基板受け渡し部と、前記基板収納容器を前記載置
部と前記基板受け渡し部との間で移動させる移動手段
と、前記受け渡し部から前記載置部に前記基板収納容器
が移動する際に、基板のはみ出しを検出する検出手段
と、前記検出手段によりはみ出しが検出された基板を押
し込む押し込み手段とを具備することを特徴とする基板
搬送装置。
【0012】(5)基板を搬送する基板搬送方法であっ
て、多数の基板を垂直方向に沿って配置する基板収納容
器を載置部に載置する工程と、その下方の基板受け渡し
部に基板収納容器を移動させる工程と、前記基板受け渡
し部において前記基板収納容器内の基板を他の装置に渡
す工程と、前記他の装置から前記基板受け渡し部にある
前記基板収納容器内へ基板を受け取る工程と、基板を受
け取った基板収納容器を前記載置部に移動させる工程
と、前記基板収納容器を前記載置部に移動させる際に、
基板のはみ出しを検出する工程と、はみ出しが検出され
た基板を押し込む工程とを具備することを特徴とする基
板搬送方法。
【0013】(6)基板を密閉状態で搬送する基板搬送
方法であって、多数の基板を垂直方向に沿って配置する
基板収納容器を密閉容器に入れた状態で載置部に載置す
る工程と、その下方の密閉空間に設けられた基板受け渡
し部に基板収納容器を移動させる工程と、前記基板受け
渡し部において前記基板収納容器内の基板を連続する密
閉空間に設けられた他の装置に渡す工程と、前記他の装
置から前記基板受け渡し部にある前記基板収納容器内へ
基板を受け取る工程と、基板を受け取った基板収納容器
を前記載置部に移動させる工程と、前記基板収納容器を
前記載置部に移動させる際に、基板のはみ出しを検出す
る工程と、はみ出しが検出された基板を押し込む工程と
を具備することを特徴とする基板搬送方法。
【0014】本発明においては、受け渡し部から載置部
に基板収納容器が移動する際に、検出手段により基板の
はみ出しを検出し、はみ出しが検出された基板を押し込
み手段により押し込むので、基板収納容器を基板受け渡
し部から基板収納容器載置部に戻す際に、基板の破損が
生じることが回避される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基いて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形
態に係る半導体ウエハの洗浄装置を示す斜視図である。
【0016】この洗浄装置は、複数の半導体ウエハWを
収容するカセットが収納された密閉容器13を載置する
カセットステーション1と、複数のユニットを有する洗
浄処理ステーション2とを具備している。
【0017】上記カセットステーション1は、被処理体
としての半導体ウエハWを他の装置から搬入したり、他
の装置へ搬出したり、洗浄処理ステーション2との間で
ウエハWの受け渡しを行うためのものである。このカセ
ットステーション1は、載置部14を有し、この載置部
14の上に複数の半導体ウエハWを収容するカセットが
収納された密閉容器13が載置可能となっている。載置
台14には3つの載置ポートが設けられており、各ポー
トにはカセットが載置される載置台12が存在してい
る。載置部14の下方の密閉空間には、後述するように
ウエハ受け渡し部が設けられている。カセットステーシ
ョン1の洗浄処理ステーション2側には、載置台12の
配列方向に沿って通路10が設けられている。そして、
この通路10に沿って移動するカセットステーションア
ーム11が設けられており、このカセットステーション
アーム11によりウエハ受け渡し部にあるカセットと洗
浄処理ステーション2との間で半導体ウエハWの受け渡
しが行われる。なお、通路10は図示しないカバーによ
り密閉されている。
【0018】洗浄処理ステーション2は、中央に通路2
0を有しており、この通路20は上述の通路10とT字
型に交わっている。また、洗浄処理ステージ2は、通路
20の両側に配置された複数のユニットを有している。
すなわち、通路20の一方の側には、2つの表面洗浄ユ
ニット21および熱系ユニット群22が並置されてお
り、他方の側には、2つの裏面洗浄ユニット23および
反転ユニット群24が並置されている。熱系ユニット群
22は、4つのユニットが重ねられており、上3段が加
熱ユニット25であり、最下段が冷却ユニット26であ
る。また、反転ユニット群24は、2つのユニットが重
ねられており、上段の反転ユニット27は半導体ウエハ
の反転機構のみを有しており、下段の反転ユニット28
は半導体ウエハの反転機構の他、半導体ウエハのアライ
メント機構を有している。
【0019】また、洗浄処理ステーション2は、通路2
0に沿って移動可能な半導体ウエハ搬送用の搬送機構3
を有している。この搬送機構3は前後移動、回転移動お
よび垂直移動が可能な搬送メインアーム3aを有してお
り、このメインアーム3aにより、カセットステーショ
ンアーム11との間の半導体ウエハの受け渡し、各ユニ
ットへの半導体ウエハの搬送および各ユニットに対する
半導体ウエハの搬入出が実施される。なお、装置全体は
図示しないカバーにより密閉されている。
【0020】次に、図2および図3を参照しながら、カ
セットステーション1について詳細に説明する。上述し
たように、カセットステーション1は、カセットが収納
された密閉容器を載置可能な載置部14と、その下方の
密閉空間16に位置する基板受け渡し部15とを有して
いる。載置部14には、密閉容器13の載置ポートを有
し、そこには、密閉容器13内のカセットCを載置する
載置台12が設けられている。この密閉容器13には、
ロック機構(図示せず)が設けられており、これにより
カセットCがその中に密閉状態で保持されている。カセ
ットCにおいて、半導体ウエハWはその面を水平にした
状態で垂直方向に沿って配置されている。
【0021】密閉容器13を載置部14に載置した後、
ロック機構は解除され、カセットCが載置台12ととも
に、ウエハ受け渡し部15へ移動可能な状態となる。こ
の場合に、密閉容器13と密閉空間16を形成する筐体
との間は気密に保持されている。
【0022】載置台12は昇降装置30により昇降可能
となっており、この昇降装置30によりカセットCを載
置部14と密閉空間16内のウエハ受け渡し部15との
間で移動可能となっている。この昇降装置30は、載置
台12を支持する支持部材31と、支持部材31が螺合
されるボールねじ32と、ボールねじ32を回転させる
ステップモータ34と、ガイド部材33とを備えてい
る。
【0023】図3に示すように、昇降装置30により載
置台12が下降されて、カセットCがウエハ受け渡し部
15に位置した状態で、カセットステーションアーム1
1により処理部2との間で半導体ウエハWの受け渡しが
行われる。なお、通路10はカバー10aで覆われ、密
閉空間16に連続する密閉空間となっており、さらに、
上述したように密閉空間である通路20に連続してい
て、半導体ウエハWは外気に接触することなく一連の洗
浄処理が施されるようになっている。
【0024】密閉空間16の上部には、カセットCのウ
エハ搬送面側にウエハを押し込むための押し込み部材が
設けられている。そして、この押し込み部材35の近傍
には、図4に示すように、カセットCのウエハ搬送面を
水平にまたぐように第1の検出装置として発光部36a
と受光部36bが設けられており、カセットCからはみ
出したウエハWがある場合に、発光部36aから受光部
36bに至る光がそれによって遮られることにより、ウ
エハのはみ出しを検出することができる。また、密閉空
間16におけるカセットCの搬送面側には、第2の検出
装置として発光部37aと受光部37bとが上下に設け
られており、発光部37aから受光部37bに至る光が
遮られることを検出した時点でその後の動作が停止され
る。
【0025】密閉空間16上部のカセットCの背面側に
は、ガス供給ノズル38が設けられており、密閉容器1
3内にカセットCが存在しない時に、このノズル38か
ら密閉容器13内に窒素ガス等の不活性ガスを供給し
て、その中をパージすることにより、パーティクル等を
極力排除することが可能となっている。このノズル38
は、図5に示すように、カセットCの幅方向に沿って多
数のガス吐出孔40が形成されたノズルヘッド39と、
支持部41とを有している。
【0026】次に、このように構成された洗浄装置の動
作について説明する。まず、カセットCを収納した密閉
容器13をカセットステーション1の載置部14に載置
し、その中のカセットCを載置台12に載置する。この
状態で昇降装置30により載置台12を下降させて、カ
セットCを密閉空間16内のウエハ受け渡し部15に位
置させる。カセットCがウエハ受け渡し部15にある時
に、カセットステーションアーム11により半導体ウエ
ハWが受け取られ、搬送機構3のメインアーム3aに渡
される。
【0027】メインアーム3a上の半導体ウエハWは予
め設定されたレシピに従って、一連の洗浄処理が施され
る。例えば、まず半導体ウエハWを表面洗浄ユニット2
1に搬入してウエハ表面をブラシ洗浄し、その後、反転
ユニット27または28に搬入して反転し、さらに裏面
洗浄ユニット23に搬入してウエハ裏面をブラシ洗浄
し、再び反転ユニット27または28にて反転する。ま
た、必要に応じて、洗浄後の半導体ウエハWを加熱ユニ
ット25にて加熱乾燥後、冷却ユニット26に手冷却す
る。
【0028】このようにして一連の処理が終了した半導
体ウエハWは、メインアーム3aからカセットステーシ
ョンアーム11に渡され、アーム11によりウエハ受け
渡し部15にあるカセットCに収納される。このような
処理を所定枚数の半導体ウエハについて行い、カセット
C内に所定枚数の半導体ウエハWが収納されると、カセ
ットCは載置部14に戻される。
【0029】それに先だって、ウエハ受け渡し部15に
あるカセットCについて、第2の検出装置としての発光
部37aおよび受光部37bがはみ出しウエハの存在を
検出した場合には、押し込み部材35によるはみ出しウ
エハの押し込みができない程度にウエハがはみ出してい
ると判断してその後の動作が停止され、例えば警報が発
せられる。ここではみ出しウエハが検出されなければ、
カセットCは昇降装置30により上昇される。
【0030】この上昇の過程で、第1の検出装置として
の発光部36aおよび受光部36bにより、はみ出しウ
エハの存在を検出した場合には、上昇を停止し、押し込
み部材35をカセットCに向けて移動させ、はみ出した
ウエハをカセットC内に押し込む。この上昇の過程でウ
エハ1枚ずつこのような検出を行い、はみ出したウエハ
についてはすべて押し込み部材35によりカセットC内
に押し込む。したがって、カセットCが密閉容器13内
に上昇する過程においてウエハが密閉空間16の上壁に
引っかかることがなくなり、半導体ウエハWの破損を防
止することができ、極めて歩留まりの高い処理が可能と
なる。また、カセットを密閉容器13内に収納する前
に、ノズル38により密閉容器13内を不活性ガスでパ
ージすることができるので、パーティクルの付着等を極
力排除することができる。
【0031】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ることなく種々変形が可能である。例えば、上記実施の
形態では、本発明を洗浄装置に適用した例について示し
たが、洗浄処理に限らず、レジスト塗布・現像処理等、
他の処理を行う装置にも同様に適用可能である。また、
密閉系における処理装置に限らず、カセットの移動中に
基板が引っかかるおそれがある場合に有効である。さら
に、処理装置に限らず、種々の搬送装置に適用すること
も可能である。さらにまた、対象となる基板も半導体ウ
エハに限らず、LCD基板、ガラス基板、CD基板、フ
ォトマスク、プリント基板等種々のものに適用可能であ
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受け渡し部から載置部に基板収納容器が移動する際に、
検出手段により基板のはみ出しを検出し、はみ出しが検
出された基板を押し込み手段により押し込むので、基板
収納容器を基板受け渡し部から基板収納容器載置部に戻
す際に、基板の破損が生じることが回避され、歩留まり
を極めて高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る処理装置である半導
体ウエハの洗浄装置を示す斜視図。
【図2】図1の洗浄装置において、カセットが載置部に
ある場合におけるカセットステーションを示す断面図。
【図3】図1の洗浄装置において、カセットがウエハ受
け渡し部にある場合におけるカセットステーションを示
す断面図。
【図4】ウエハのはみ出しの検出および押し込み部材に
よるウエハの押し込み動作を説明するための模式図。
【図5】カセットステーションの載置部に載置された密
閉容器内に不活性ガスを供給するガス供給ノズルを示す
平面図。
【符号の説明】
1……カセットステーション 2……処理ステーション 3……搬送機構 10,20……通路 11……カセットステーションアーム 12……載置台 13……密閉容器 14……載置部 15……ウエハ受け渡し部 16……密閉空間 21……表面洗浄ユニット 22……熱系ユニット群 23……裏面洗浄ユニット 24……反転ユニット群 25……加熱ユニット 26……冷却ユニット 27,28……反転ユニット 30……搬送装置 35……押し込み部材 36a……発光部 36b……受光部 38……ガス供給ノズル W……半導体ウエハ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に対して所定の処理を行う処理部
    と、処理部に対して基板を搬入出する搬送部とを具備す
    る基板処理装置であって、 前記搬送部は、 多数の基板を垂直方向に沿って配置する基板収納容器を
    載置する載置部と、 その下方に設けられ、前記処理部との間で基板を受け渡
    す基板受け渡し部と、 前記基板収納容器を前記載置部と前記基板受け渡し部と
    の間で移動させる移動手段と、 前記受け渡し部から前記載置部に前記基板収納容器が移
    動する際に、基板のはみ出しを検出する検出手段と、 前記検出手段によりはみ出しが検出された基板を押し込
    む押し込み手段とを具備することを特徴とする基板処理
    装置。
  2. 【請求項2】 基板に対して密閉状態で所定の処理を行
    う処理部と、処理部に対して密閉状態で基板を搬入出す
    る搬送部とを具備する基板処理装置であって、 前記搬送部は、 多数の基板を垂直方向に沿って配置する基板収納容器を
    密閉容器に入れた状態で載置する載置部と、 その下方の前記処理部に連続する密閉空間に設けられ、
    前記処理部との間で基板を受け渡す基板受け渡し部と、 前記基板収納容器を前記載置部と前記基板受け渡し部と
    の間で移動させる移動手段と、 前記受け渡し部から前記載置部に前記基板収納容器が移
    動する際に、基板のはみ出しを検出する検出手段と、 前記検出手段によりはみ出しが検出された基板を押し込
    む押し込み手段とを具備することを特徴とする基板処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記載置部に載置された前記密閉容器に
    不活性ガスを供給するガス供給手段を有し、前記基板収
    納容器が前記密閉容器内に存在しない時に前記密閉容器
    内に不活性ガスを供給することを特徴とする請求項2に
    記載の基板処理装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、前記基板収納容器を上
    昇させながら基板のはみ出しを検出し、はみ出しを検出
    した時点で前記基板収納容器の上昇を停止することを特
    徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載
    の基板処理装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、発光部と受光部とを有
    することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれ
    か1項に記載の基板処理装置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記基板受け渡し部に基板収納
    容器が存在する状態で、はみ出し量が所定量以上の基板
    の有無を検出する第2の検出手段を有することを特徴と
    する請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の基
    板処理装置。
  7. 【請求項7】 基板を搬送する基板搬送装置であって、 多数の基板を垂直方向に沿って配置する基板収納容器を
    載置する載置部と、 その下方に設けられ、他の装置との間で基板を受け渡す
    基板受け渡し部と、 前記基板収納容器を前記載置部と前記基板受け渡し部と
    の間で移動させる移動手段と、 前記受け渡し部から前記載置部に前記基板収納容器が移
    動する際に、基板のはみ出しを検出する検出手段と、 前記検出手段によりはみ出しが検出された基板を押し込
    む押し込み手段とを具備することを特徴とする基板搬送
    装置。
  8. 【請求項8】 基板を密閉状態で搬送する基板搬送装置
    であって、 前記搬送部は、 多数の基板を垂直方向に沿って配置する基板収納容器を
    密閉容器に入れた状態で載置する載置部と、 その下方の密閉空間に設けられ、連続する密閉空間に設
    けられた他の装置との間で基板を受け渡す基板受け渡し
    部と、 前記基板収納容器を前記載置部と前記基板受け渡し部と
    の間で移動させる移動手段と、 前記受け渡し部から前記載置部に前記基板収納容器が移
    動する際に、基板のはみ出しを検出する検出手段と、 前記検出手段によりはみ出しが検出された基板を押し込
    む押し込み手段とを具備することを特徴とする基板搬送
    装置。
  9. 【請求項9】 前記載置部に載置された前記密閉容器に
    不活性ガスを供給するガス供給手段を有し、前記基板収
    納容器が前記密閉容器内に存在しない時に前記密閉容器
    内に不活性ガスを供給することを特徴とする請求項8に
    記載の基板搬送装置。
  10. 【請求項10】 前記検出手段は、前記基板収納容器を
    上昇させながら基板のはみ出しを検出し、はみ出しを検
    出した時点で前記基板収納容器の上昇を停止することを
    特徴とする請求項7ないし請求項9のいずれか1項に記
    載の基板搬送装置。
  11. 【請求項11】 前記検出手段は、発光部と受光部とを
    有することを特徴とする請求項7ないし請求項10のい
    ずれか1項に記載の基板搬送装置。
  12. 【請求項12】 さらに、前記基板受け渡し部に基板収
    納容器が存在する状態で、はみ出し量が所定量以上の基
    板の有無を検出する第2の検出手段を有することを特徴
    とする請求項7ないし請求項11のいずれか1項に記載
    の基板搬送装置。
  13. 【請求項13】 基板を搬送する基板搬送方法であっ
    て、 多数の基板を垂直方向に沿って配置する基板収納容器を
    載置部に載置する工程と、 その下方の基板受け渡し部に基板収納容器を移動させる
    工程と、 前記基板受け渡し部において前記基板収納容器内の基板
    を他の装置に渡す工程と、 前記他の装置から前記基板受け渡し部にある前記基板収
    納容器内へ基板を受け取る工程と、 基板を受け取った基板収納容器を前記載置部に移動させ
    る工程と、 前記基板収納容器を前記載置部に移動させる際に、基板
    のはみ出しを検出する工程と、 はみ出しが検出された基板を押し込む工程とを具備する
    ことを特徴とする基板搬送方法。
  14. 【請求項14】 基板を密閉状態で搬送する基板搬送方
    法であって、 多数の基板を垂直方向に沿って配置する基板収納容器を
    密閉容器に入れた状態で載置部に載置する工程と、 その下方の密閉空間に設けられた基板受け渡し部に基板
    収納容器を移動させる工程と、 前記基板受け渡し部において前記基板収納容器内の基板
    を連続する密閉空間に設けられた他の装置に渡す工程
    と、 前記他の装置から前記基板受け渡し部にある前記基板収
    納容器内へ基板を受け取る工程と、 基板を受け取った基板収納容器を前記載置部に移動させ
    る工程と、 前記基板収納容器を前記載置部に移動させる際に、基板
    のはみ出しを検出する工程と、 はみ出しが検出された基板を押し込む工程とを具備する
    ことを特徴とする基板搬送方法。
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