JPH10241462A - 薄肉絶縁電線 - Google Patents

薄肉絶縁電線

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JPH10241462A
JPH10241462A JP9041210A JP4121097A JPH10241462A JP H10241462 A JPH10241462 A JP H10241462A JP 9041210 A JP9041210 A JP 9041210A JP 4121097 A JP4121097 A JP 4121097A JP H10241462 A JPH10241462 A JP H10241462A
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JP
Japan
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insulator
hardness
thickness
shore
polyvinyl chloride
Prior art date
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Application number
JP9041210A
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English (en)
Inventor
Masakazu Ohashi
正和 大橋
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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  • Organic Insulating Materials (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁体の厚みが薄くて、耐摩耗性、可とう性
や低温特性に優れ、ハーネス径を小さくできる薄肉絶縁
電線を提供すること。 【解決手段】 ショアD硬度72以上のポリ塩化ビニル
を主成分とする絶縁体が0.08〜0.2mmの厚みに
押出成形により形成されてなる薄肉絶縁電線である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は絶縁体の厚みが薄い
薄肉絶縁電線に関する。
【0002】
【従来の技術】銅線などの導体上の絶縁体の厚みが約
0.3mmと薄い薄肉絶縁電線は、例えば1〜20ボル
ト用の自動車用低圧薄肉電線等として使用されている。
薄肉絶縁電線には可とう性(たわみ性)等が要求される
ため、ショアD硬度が45〜65の、ポリ塩化ビニル、
ポリプロピレン等のプラスチック材料を用いて絶縁体が
形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
薄肉絶縁電線は耐摩耗性が劣る、電線径が大きいので電
線を束ねた時のハーネス径が大きくなる等の問題があっ
た。
【0004】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、絶縁体の厚みが薄くて、耐摩耗性、可とう性や低温
特性に優れ、ハーネス径を小さくできる薄肉絶縁電線を
提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の薄肉絶縁電線
は、ショアD硬度72以上のポリ塩化ビニルを主成分と
する絶縁体が0.08〜0.2mmの厚みに押出成形に
より形成されてなることを特徴とする。
【0006】電線の絶縁体が硬い物に擦られたりする場
合があるので、絶縁体には耐摩耗性が必要である。実用
上の耐摩耗性を評価する試験法として往復摩耗試験法が
ある。 往復摩耗試験法の一例は、自動車用低圧薄肉電
線についての規格である、JASO D 611ー86
の中で定められている。この規格による耐摩耗性試験の
ブレード往復法の測定装置は図3に示す通りである。該
ブレード往復法によると、おもり10により一定の荷重
をかけられたブレード11は毎分50ないし60回の速
さで、往復駆動試験機14により往復させられ、試験台
13上にクランプされた試料12である電線の絶縁体の
摩耗により、ブレードが電線の導体に接触するまでの往
復回数(以下、この回数をスクレープ回数という)によ
り耐摩耗性が評価されている。
【0007】前記ブレード往復法において、ブレードと
絶縁体との接触部を拡大して示すと図4のようになる。
図4に示すように、銅線等の導体20上の絶縁体21
は、荷重のためブレード11との接触部でくぼむ。従っ
て、実際に削られる絶縁体の厚みは、図4に示すように
aでなくbの厚みということになる。現実的には圧縮に
よる効果や摩擦力の増大、さらに材料強度の違いなどの
影響はあるものの、硬度が低いプラスチックから構成さ
れた絶縁体ほど耐摩耗性が劣ると推論される。そこで、
直径1mmの導体上に、ショアD硬度が65の半硬質ポ
リ塩化ビニルを厚み0.15mmに押出成形により被覆
して製造した電線について、前記推論を実際に確認して
みた。前記ブレード往復法の測定装置で、荷重5Nの場
合について、前記電線のbの寸法を実際に測定したとこ
ろ、わずかに0.02mm程度しかなかった。このよう
な厚みでは、材料の摩擦係数にもよるが、数回の往復回
数でブレードが導体に接触すると予想した。実際に測定
したところ、スクレープ回数はわずかに7回であった。
現実には圧縮による効果や摩擦力の増大、さらに材料強
度の違いなどの影響はあるものの、一般的には硬度が低
いものは耐摩耗性が劣るという結論を得て本発明を完成
するに至ったものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の薄肉絶縁電線は、その絶
縁体がショアD硬度が72以上のポリ塩化ビニルを主成
分として構成され、しかも該絶縁体が0.08〜0.2
mmの厚みに押出成形により形成されたものである。絶
縁体は、ショアD硬度が72以上のポリ塩化ビニルを主
成分として含む樹脂により構成される。前記ポリ塩化ビ
ニルは、充填剤、可塑剤、難燃剤、熱安定剤、滑剤、酸
化防止剤、紫外線吸収剤、染料、顔料等の添加剤を配合
したものあっても良いが、72以上のショアD硬度を有
する配合物をポリ塩化ビニルとして用いる。ショアD硬
度はASTM Dー2240ー68の試験法によって測
定される。本発明の薄肉絶縁電線の絶縁体は、ショアD
硬度が72以上、好ましくは72〜90、最も好ましく
は72〜85のポリ塩化ビニルを用いることにより形成
される。ショアD硬度が、72未満のポリ塩化ビニルで
あると耐摩耗性が改良されにくい。90以上だと電線の
可とう性や低温特性が低下しし易い。
【0009】前記絶縁体の厚みは0.08〜0.2mm
とする。0.08mm未満だと絶縁体の厚みが薄くなり
過ぎて、耐引っかき性、耐摩耗性が低下する。また、
0.08mm未満だと、絶縁体の押出被覆厚みの制御が
困難となる。ショアD硬度が大きいポリ塩化ビニルは硬
質性のため、0.2mmより厚いと電線の可とう性や低
温特性が低下する。例えば、ショアD硬度が75のポリ
塩化ビニルを導体上に、0.4mm厚みに被覆した電線
について、JASO D 611−86で定めた低温性
試験を行ったところ、ー40℃で3時間冷却し屈曲する
と、屈曲部にクラックが発生した。また、0.2mmよ
り厚いと可とう性が低下するため、自動車内等での電線
の布線作業が極端に困難となる。
【0010】本発明の薄肉絶縁電線は、絶縁体厚みが
0.08〜0.2mmと小さく、耐摩耗性、可とう性、
低温特性に優れているので、例えば1Vから20V用の
低電圧用の薄肉電線として用いるに好適である。従っ
て、車両用、室内布線用、家庭電気機器用などの薄肉絶
縁電線として用いることができるが、耐摩耗性、可とう
性、低温特性等のいずれもが特に優れているので、自動
車用低圧薄肉電線として用いるに特に好適である。
【0011】本発明の薄肉絶縁電線は、銅線、アルミニ
ウム線等の導体の外周に、ショアD硬度が72以上のポ
リ塩化ビニルを厚みが0.08〜0.2mmとなるよう
に押出成形により被覆することによって製造できる。ま
た、ショアD硬度が72以上のポリ塩化ビニルで構成さ
れる、厚みが0.08〜0.2mmの絶縁体はシースと
しても利用できる。すなわち、導体の外周に被覆され
た、ショアD硬度が45〜65のプラスチックの上に、
更に、ショアD硬度が72以上のポリ塩化ビニルを厚み
0.08〜0.2mmに押出被覆することによって、シ
ョアD硬度が72以上のポリ塩化ビニルからなるシース
を形成できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を詳しく説明する。実施例及び
比較例のポリ塩化ビニル被覆電線を次のようにして製造
した。まず、ポリ塩化ビニル(重合度が1000のも
の)100重量部に、鉛系安定剤10重量部と、可塑剤
(n−TOTM)の量を15〜25重量部の範囲で変え
て、ポリ塩化ビニル材料を5種類準備した。この材料を
溶融混練した後、圧縮成形により板を作製し、ショアD
硬度を測定したところ、それぞれ65、70、75、7
8、83であった。なお、n−TOTMとは、n−トリ
メリット酸オクチルエステルである。ポリ塩化ビニル材
料のショアD硬度と可塑剤(n−TOTM )等の添加
量との関係は表1の通りであった。
【0013】
【表1】
【0014】次いで、直径1mmの銅線の導体上に、シ
ョアD硬度が65〜83の前記ポリ塩化ビニル材料(以
下、PVCと言うことがある)を厚みを変えて押出被覆
することによって、ショアD硬度が異なるPVCを絶縁
体とし、絶縁体の厚みが異なる、実施例1〜4及び比較
例1〜8のポリ塩化ビニル被覆電線を製造した。次い
で、実施例1〜4と比較例1〜8の電線についてスクレ
ープ回数を、前述のJASO D611−86のブレー
ド往復法によって測定した。なお、荷重は5N、ブレー
ド往復速度は毎分60回の一定条件とした。表2にその
測定結果を示す。表2には、ポリ塩化ビニル被覆電線に
ついて、用いたPVCのショアD硬度、電線の絶縁体の
厚み、スクレープ回数及び電線の主な欠点が示されてい
る。
【0015】
【表2】
【0016】表2に示す測定結果をグラフ化したのが、
図1と図2である。図1は、厚み0.1mmのポリ塩化
ビニルを絶縁体とする電線について、ショアD硬度とス
クレープ回数との関係を示している。図2は、ショアD
硬度65と75のポリ塩化ビニルを絶縁体とする電線に
ついて、絶縁体の厚みとスクレープ回数との関係を示し
ている。
【0017】表2に示す結果によると、ショアD硬度が
75〜83で、絶縁体の厚みが0.10〜0.15の、
実施例1〜4のポリ塩化ビニル被覆電線のスクレープ回
数はいずれも300回以上であった。また、図1による
と、ショアD硬度が72以上のPVCを用いて、厚み
0.10mmに被覆した電線は、300回以上のスクレ
ープ回数を示すことが分かる。300回というスクレー
プ回数は、一般に電線としての耐摩耗性の目標値であ
る。従って、ショアD硬度が72以上のPVCを用いて
厚み0.10mmに被覆すれば、この目標値を達成でき
ることが分かった。また、実施例1〜4の電線の耐摩耗
性及び可とう性は良好であった。
【0018】表2の結果によると、ショアD硬度が6
5、70で絶縁体の厚みが0.10〜0.20mmの、
比較例1、2、5の電線のスクレープ回数は100回以
下であった。則ち、ショアD硬度が72未満であると、
厚みが0.10〜0.20mmであっても、耐摩耗性に
劣ることが判る。また、ショアD硬度が75のPVCを
絶縁体として被覆し、その絶縁体の厚みが0.05mm
と薄い比較例6のポリ塩化ビニル被覆電線のスクレープ
回数は8回であった。則ち、絶縁体の厚みは約0.05
mm以上必要である。比較例7、8は、ショアD硬度7
5のPVCを0.30mm、0.35mmと厚く被覆し
た電線は耐摩耗性に優れるが、可とう性に劣ることを示
している。しかしながら、図2から判るように、ショア
D硬度が65のPVCを絶縁体として被覆する場合と比
較して、ショアD硬度が75のPVCを絶縁体として被
覆すれば、絶縁体の厚みを相対的に約0.15mm薄く
しても、同一のスクレープ回数が得られる利点がある。
【0019】表2に示す実施例1〜4のポリ塩化ビニル
被覆電線について、JASO D611−86に規定さ
れている耐電圧、耐摩耗性、低温性等の以下の性能を測
定した。その結果、 JASO D 611−86に規
定する自動車用低圧薄肉電線についての全ての性能規格
を、実施例1〜4の電線は以下の通り満足した。則ち、
本発明の薄肉絶縁電線は、耐電圧、低温性、耐摩耗性等
に優れ、自動車用低圧薄肉電線として使用するに好適で
あった。
【0020】 耐電圧(スパーク):5000Vに0.15秒間以上耐
えた。 耐電圧(水 中):1000Vに1分間耐えた。 絶縁体(引張強さ):15.7N/mm2以上であっ
た。 絶縁体(伸 び ):125%以上であった。 耐油性:50℃の油中に20時間浸し、屈曲後、100
0Vに1分間耐えた。 耐熱性:120℃で120時間加熱し、屈曲後、100
0Vに1分間耐えた。 低温性:ー40℃で3時間加熱し、屈曲後、1000V
に1分間耐えた。 難燃性:燃焼後15秒以内で炎が自然に消えた。 熱収縮性:150℃で15分間加熱し、収縮率は4%以
下であった。 耐摩耗性:所定(300回)の最小摩耗抵抗以上であっ
た。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の薄肉絶縁電
線には、ショアD硬度72以上のポリ塩化ビニルを主成
分とする絶縁体が0.08〜0.2mmの厚みに押出成
形により形成されているので、耐摩耗性、可とう性及び
低温特性に優れる。絶縁体の厚みが0.08〜0.2m
mと薄いので、電線の軽量化や製造コストの低減ができ
る。また、ハーネス径を小さくできるので、電気機器の
コンパクト化や軽量化が可能である。本発明の薄肉絶縁
電線は、耐摩耗性、可とう性、低温特性等に優れている
ので、自動車用低圧薄肉電線として用いるに特に好適で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 厚み0.1mmのポリ塩化ビニルを絶縁体と
するポリ塩化ビニル被覆電線について、ショアD硬度と
スクレープ回数との関係を示す図である。
【図2】 ショアD硬度65と75のポリ塩化ビニルを
絶縁体とするポリ塩化ビニル被覆電線について絶縁体厚
みとスクレープ回数との関係を示す図である。
【図3】 耐摩耗性試験であるブレード往復法の測定装
置の側面図である。
【図4】 ブレードと絶縁体との接触部を拡大して示す
側面図である。
【符号の説明】
10・・おもり、11・・ブレード、12・・試料、1
3・・試験台、14・・往復駆動試験機、20・・導
体、21・・絶縁体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ショアD硬度72以上のポリ塩化ビニル
    を主成分とする絶縁体が0.08〜0.2mmの厚みに
    押出成形により形成されてなることを特徴とする薄肉絶
    縁電線。
JP9041210A 1997-02-25 1997-02-25 薄肉絶縁電線 Pending JPH10241462A (ja)

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