JPH10241327A - テープガイド - Google Patents

テープガイド

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JPH10241327A
JPH10241327A JP4564197A JP4564197A JPH10241327A JP H10241327 A JPH10241327 A JP H10241327A JP 4564197 A JP4564197 A JP 4564197A JP 4564197 A JP4564197 A JP 4564197A JP H10241327 A JPH10241327 A JP H10241327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape guide
tape
punch pin
press
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4564197A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Kasuya
滋 粕谷
Tatsuya Wakui
達也 和久井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH10241327A publication Critical patent/JPH10241327A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープカートリッジのベースプレートに植立
して使用される従来のテープガイドは、植立の際の加圧
によって、テープ走行面に圧縮歪が発生したので、これ
を防止する。 【解決手段】 テープガイド1は、ガイド本体部2と、
該テープガイド本体部2の下端に設けられた圧入部3と
を備えていて、上記テープガイド本体部の被加圧面4を
プレス装置のパンチピン201で加圧して、上記圧入部
をベースプレートに圧入することにより、ベースプレー
ト上に植立されるようになっている。上記テープガイド
本体部2には、上記パンチピン201を挿入するパンチ
ピン挿入穴7を設け、該パンチピン挿入穴7の底面を上
記被加圧面4にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープカートリッ
ジ等において、磁気テープ等の走行をガイドするテープ
ガイドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】テープカートリッジにおいて磁気テープ
の走行をガイドするテープガイドとして図5に示したも
のが知られている。上記テープガイド101は、テープ
ガイド本体部102と、該テープガイド本体部102の
下端に設けられた圧入部103とを備えていて、上記テ
ープガイド本体部102の被加圧面102aをプレス装
置のパンチピン201で加圧して、上記圧入部103を
ベースプレート301に圧入して、該ベースプレート3
01上に植立するようになっている。なお、上記テープ
ガイド本体部102の上,下端部には、上,下フランジ
部102b,102cが設けられている。
【0003】上記テープガイド101は、上記テープガ
イド本体部102、圧入部103および上,下フランジ
部102b,102cが鉄やアルミニュウム合金等の金
属により一体かつ中実に作られていて、上記テープガイ
ド本体部102の上フランジ部102bの上面が被加圧
面102aになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
テープガイド101には、次に述べるような問題点があ
った。
【0005】(1)テープガイド本体部102の上フラ
ンジ部102bの上面が被加圧面102aになっている
ために、上記被加圧面102aをプレス装置のパンチピ
ン201で押圧したときに、図6に示したように、テー
プガイド本体部102のテープ走行面102dや上フラ
ンジ部102bに圧縮歪等が発生する。
【0006】(2)テープガイド本体部102は、鉄や
アルミニュウム合金等の金属により中実に形成されてい
るために重量が大になり輸送コストが高くなるととも
に、輸送中にテープガイドが互いに干渉(衝突)した場
合に、重量が大であるために傷がつきやすい。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決し、テ
ープ走行面に圧縮歪等が発生しにくく、しかも軽量化を
図ることのできるテープガイドを提供できるようにした
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、テープガイド
本体部と、該テープガイド本体部の下端に設けられた圧
入部とを備えていて、上記テープガイド本体部の被加圧
面をプレス装置のパンチピンで押圧して、上記圧入部を
ベースプレートに圧入することにより、ベースプレート
上に植立されるようになっているテープガイドにおい
て、上記テープガイド本体部に、上記パンチピンを挿入
するパンチピン挿入穴を設け、該パンチピン挿入穴の底
面を上記被加圧面にした。
【0009】従って、上記被加圧面と圧入部とは互いに
近付いた状態になり、上記被加圧面をプレス装置のプレ
スピンで加圧したときに、テープ走行面に圧縮歪が発生
するのを抑制することができるとともに、パンチピン挿
入穴によってテープガイドの軽量化を図ることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明のテープガイドについ
て説明する。図1〜図2は、テープガイド1の断面図で
ある。上記テープガイド1は、テープガイド本体部2
と、該テープガイド本体部2の下端の中央部に設けられ
た圧入部3を備えていて、上記テープガイド本体部2の
被加圧面4をプレス装置のパンチピン201で加圧し
て、上記圧入部3をテープカートリッジのベースプレー
ト301に圧入することにより、該ベースプレート30
1に植立されるようになっている。
【0011】上記テープガイド本体部2は、上,下端部
の外周部に、上,下フランジ部5,6を有しているとと
もに、軸心方向にパンチピン挿入穴7を有していて、該
パンチピン挿入穴7の底面が上記被加圧面4になってい
る。
【0012】上記パンチピン挿入穴7の深さD1は、上
記上フランジ部5の上面から下フランジ部6の上面まで
の間隔D2と等しい値か或は、これよりも小さい値にな
るように形成されている(D1≦D2)。
【0013】また、上記パンチピン挿入穴7は、上記圧
入部3と軸心を揃えた状態で、上記圧入部3の真上に位
置するように形成されている。
【0014】そして、上記テープガイド1は、上記パン
チピン挿入穴7に挿入されたプレス装置のパンチピン2
01により、上記パンチピン挿入穴7の底面の被加圧面
4を加圧されて、上記圧入部3がベースプレート301
内に圧入されてベースプレート301に植立されるので
ある。
【0015】図3は、本発明のテープガイド1を植立し
たベースプレート301を使用したテープカートリッ
ジ、一般にデータカートリッジと称されていて、コンピ
ュータ等の外部記録媒体として広く用いられているテー
プカートリッジ300の分解斜視図である。上記テープ
カートリッジ300は、上記アルミニュウム製の下ハー
フとしてのベースプレート301と、合成樹脂製の上ハ
ーフとしての上カバー302をねじ303…303等に
よって結合することにより形成される。
【0016】上記ベースプレート301には、一端側
(記録再生装置への挿入方向の前端側)に設けたヘッド
挿入用の切欠部304を挾んで両側部に一対のテープガ
イド1,1が植立されていて、これら一対のテープガイ
ド1,1によって磁気テープ305の走行をガイドする
ようになっている。上記磁気テープ305は、一端部と
他端部が第1のテープリール306と第2のテープリー
ル307に係止されていて、これら第1,第2のテープ
リール306,307をリール駆動機構308で回転さ
せることにより、上記磁気テープ305を走行させるよ
うになっている。上記リール駆動機構308は、上記一
対のテープガイド1,1間に配置されたドライブローラ
309と、ドライブローラ309の反対側に配置された
第1,第2のコーナーローラ310,311と、上記ド
ライブローラ309と第1,第2のコーナーローラ31
0,311に略三角形状に掛けられたドライブベルト3
12で構成されている。上記ドライブベルト312の上
記ドライブローラ309と第1のコーナーローラ310
の間は、上記第1のテープリール306に巻き付けられ
ている磁気テープ305の周面に圧着され、上記ドライ
ブローラ309と第2のコーナーローラ310の間は、
上記第2のテープリール306に巻き付けられている磁
気テープ305の周面に圧着されている。
【0017】また、上記ベースプレート301上には、
テープエンド検出用のミラー313と、上記ヘッド挿入
用の切欠部304の近傍に植立した軸314に回動可能
に取付けられていて、上記切欠部304および上記上カ
バー302に設けたヘッド挿入部315を開閉する蓋部
(ドア)316と、該蓋部316を上記切欠部304お
よびヘッド挿入部315を閉じる方向に付勢している捩
りコイルばね317が取付けられている。
【0018】そして、図4に示したように、上記テープ
カートリッジ300をドライブ装置400に挿入する
と、上記ドライブ装置400に設けた蓋部開放部材(図
示省略)で上記蓋部316が開放されて、上記上カバー
302に設けたヘッド挿入部315内に上記ドライブ装
置400の磁気ヘッド401が導入されて、該磁気ヘッ
ド401が上記ヘッド挿入部315内を走行する磁気テ
ープ305に接触するとともに、上記上カバー302の
前面に設けた切欠窓部318を通して上記ドライブ装置
400のキャプスタンローラ402が上記ドライブロー
ラ309に接触する。そして、上記ドライブ装置400
のキャプスタンローラ402を回転させると、該キャプ
スタンローラ402の回転によってドライブローラ30
9が回転し、該ドライブローラ309の回転によってド
ライブベルト312が走行し、該ドライブベルト312
の走行によって磁気テープ305が走行し、上記磁気ヘ
ッド401により磁気テープ305に対する記録再生が
行われるのである。
【0019】なお、上記実施の形態においては、コンピ
ュータの外部記憶媒体として使用されているテープカー
トリッジ300に本発明のテープガイド1を用いた場合
を示したが、本発明のテープガイドは、他のテープカー
トリッジにも使用される。
【0020】また、上記実施の形態のテープガイド1に
おいては、パンチピン挿入穴7の深さD1を、上フラン
ジ部5の上面から下フランジ部6の上面までの間隔D2
と等しい値か或はこれよりも小さい値になるように形成
した場合を示したが、テープガイド1の材質の機械的強
度が優れている場合には、D1≧D2であってもよい。な
お、この場合に、上フランジ部5の上面から下フランジ
部6の下面までの間隔D3(図1参照)よりもD1を大き
くする場合には、上記パンチピン挿入穴7の少なくと
も、圧入部3に形成される部分の直径は、上記圧入部3
の直径よりも小にしなければならないのは当然のことで
ある。また、実施の形態では、テープガイド本体部2よ
りも圧入部3を小径に形成した場合を示したがテープガ
イド本体部2と圧入部3とは同径であってもよい。
【0021】また、実施の形態では、ベースプレート3
01を打ち抜いて、テープガイド1の圧入部3をベース
プレート301に圧入する場合を示したがベースプレー
ト301に予め上記圧入部3よりも小径の圧入部挿入用
の孔を形成しておき、該孔内に上記圧入部3を圧入する
構成にしてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明のテープガイドには次に述べるよ
うな効果がある。
【0023】(1)請求項1のテープガイドは、テープ
ガイド本体部にパンチピン挿入穴を設け、該穴の底面を
被加圧面として、パンチピンで加圧する構成にしたの
で、加圧によりテープガイド本体部の外周面のテープ走
行面や上フランジ部に圧縮歪が発生するのを抑制するこ
とができる。従って、そのぶん、テープガイドの素材に
機械的強度の弱いものを使用することが可能になる。ま
た、パンチピン挿入穴によってガイドピンを軽量化して
輸送コストを低減するとともに、輸送中のテープガイド
相互の干渉(衝突)によるテープガイドの損傷を抑制す
ることができる。
【0024】(2)請求項2のテープガイドは、パンチ
ピン挿入穴の深さD1を、上フランジ部の上面から下フ
ランジ部の上面に至る深さに設定したので、テープガイ
ド植立時の加圧によりテープガイドの上,下フランジ部
間のテープ走行面に圧縮歪が発生するのを確実に防止す
ることができる。
【0025】(3)請求項3のテープガイドは、パンチ
ピン挿入穴およびその底面の被加圧面を、圧入部の軸心
に揃えて形成したので、パンチピンによる加圧力は、圧
入部の軸心に加えられて、圧入部を効果的にベースプレ
ートに圧入させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープガイドの断面図。
【図2】ベースプレートに植立した状態の断面図。
【図3】テープカートリッジの分解斜視図。
【図4】テープカートリッジをテープドライブ装置に挿
入した状態の平面図。
【図5】従来例の断面図。
【図6】従来例の問題点を示す断面図。
【符号の説明】
1…テープガイド、2…テープガイド本体部、3…圧入
部、4…被加圧面、5,6…上,下フランジ部、7…パ
ンチピン挿入穴、301…ベースプレート。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープガイド本体部と、該テープガイド
    本体部の下端に設けられた圧入部とを備えていて、上記
    テープガイド本体部の被加圧面をプレス装置のパンチピ
    ンで加圧して、上記圧入部をベースプレートに圧入する
    ことにより、ベースプレート上に植立されるようになっ
    ているテープガイドにおいて、 上記テープガイド本体部に、上記パンチピンを挿入する
    パンチピン挿入穴を設け、該パンチピン挿入穴の底面を
    上記被加圧面にしたことを特徴とするテープガイド。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 テープガイド本体部は、上,下端部にテープ上下動規制
    用の上,下フランジ部を有しているとともに、 パンチピン挿入穴は、上記下フランジ部の上面に至る深
    さに形成されていることを特徴とするテープガイド。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 パンチピン挿入穴およびその底面の被加圧面は、圧入部
    と軸心を揃えた状態に形成されていることを特徴とする
    テープガイド。
JP4564197A 1997-02-28 1997-02-28 テープガイド Pending JPH10241327A (ja)

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JP4564197A JPH10241327A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 テープガイド

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ID=12725007

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