JPH10320956A - テープカートリッジ - Google Patents

テープカートリッジ

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JPH10320956A
JPH10320956A JP9125176A JP12517697A JPH10320956A JP H10320956 A JPH10320956 A JP H10320956A JP 9125176 A JP9125176 A JP 9125176A JP 12517697 A JP12517697 A JP 12517697A JP H10320956 A JPH10320956 A JP H10320956A
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Japan
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tape
magnetic tape
hubs
cartridge
roller
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JP9125176A
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English (en)
Inventor
Yuji Iwaki
裕次 岩城
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/087Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
    • G11B23/08707Details
    • G11B23/08778Driving features, e.g. belt

Landscapes

  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルト駆動式のミニテープカートリッジにお
いて、外形寸法を変えずに磁気テープの最巻付量を増や
して記憶容量を増加させる。 【解決手段】 テープカートリッジ1は、ベースプレー
ト2とカバー3を備えている。上記ベースプレート2上
には、磁気テープ4の供給と巻取を行う第1,第2のハ
ブ5,6と、上記磁気テープ4の走行をガイドする第
1,第2のテープガイド7,8と、これら第1,第2の
テープガイド7,8の間に配置されたドライブローラ9
と、該ドライブローラ9によって駆動走行されるループ
状のドライブベルト10と、該ドライブベルト10を上
記第1,第2のハブ5,6の周面に圧接触させている小
径化された第1,第2のコーナーローラ11,12とが
設けられている。上記第1,第2のハブ5,6の回転中
心から上記ドライブローラ9のテープ巻取面までの間隔
と、上記第1,第2のコーナーローラ11,12のテー
プ巻取面までの間隔を同一に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータの外
部記録媒体などに用いられている一般にデータカートリ
ッジと称されているベルト駆動式のテープカートリッジ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータのバックアップ等の外部記
録媒体に使用されるテープカートリッジとして、図6に
示したものが知られている。
【0003】上記テープカートリッジ101は、ベース
プレート102上にカバー103を取り付けることによ
り形成されている。
【0004】上記ベースプレート102上には、磁気テ
ープ104の供給と巻取を行う第1,第2のハブ10
5,106と、上記磁気テープ4の走行をガイドする第
1,第2のテープガイド107,108と、これら第
1,第2のテープガイド107,108の間に配置され
たドライブローラ109と、該ドライブローラ109に
よって駆動走行されるループ状のドライブベルト110
と、該ドライブベルト110を上記第1,第2のハブ1
05,106の周面に圧接触させている第1,第2のコ
ーナーローラ111,112とが設けられている。
【0005】上記カバー103のドライブ装置への挿入
方向の前端面の略中央部には、上記ドライブローラ10
9を露出させるためのローラ切欠部113が設けられて
いるとともに、該切欠部113の一側部にはヘッド導入
部114が設けられていて、該ヘッド導入部114は、
回動ドア115で開閉されるようになっている。上記回
動ドア115は、捩りコイルスプリング116によって
上記ヘッド導入部114を閉じる方向に付勢されてい
る。
【0006】上記カバー103は、幅広部103aと、
幅狭部103bとを備えている。上記カバー103の幅
狭部103bの両側部は、溝部117になっていて、該
溝部117の下端の開口に臨むベースプレート102の
両側部102aおよび切欠部102bが外部に露出する
ようになっている。
【0007】図7に示したように、上記テープカートリ
ッジ101は、記録再生装置(以下、ドライブ装置)2
01に挿入されて使用される。
【0008】上記ドライブ装置201は、カートリッジ
挿入部202と、該カートリッジ挿入部202の両側部
の下端側に設けられたベースプレート押え部203と、
上記カートリッジ挿入部202の奥端部に設けられてい
て、テープカートリッジ101が装填されたことやテー
プ位置等を検出する検出部204と、ドライブキャプス
タンローラ205と、磁気ヘッド206とを備えてい
る。
【0009】上記テープカートリッジ101を上記ドラ
イブ装置201のカートリッジ挿入部202に挿入する
と、該挿入部202の一側部に設けられたドア開放部材
(図示省略)で上記回動ドア115の被押圧部115a
が押圧されて回動し、上記カバー103の前面に設けた
ヘッド導入部114が開放される。そして、図8に示し
たように、上記ベースプレート102の両側部102a
は、上記カートリッジ挿入部202の両側部の下端側に
設けられたベースプレート押え部203で上面側を押え
られるとともに、上記露出部102aに設けた切欠部1
02bに、上記ドライブ装置201に設けられた位置決
め部材(図示省略)が嵌合して、上記テープカートリッ
ジ101は位置決め固定されるようになっている。
【0010】上述したように、テープカートリッジ10
1がドライブ装置201のカートリッジ挿入部202内
に挿入されて位置決め固定されると、つまりテープカー
トリッジ101が装填された状態になると、該装填は、
上記検出部204で検出されるとともに、ドライブロー
ラ109がドライブキャプスタンローラ205に接触
し、磁気テープ104が磁気ヘッド206に接触するよ
うになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のベルト駆動
式のテープカートリッジには標準サイズのものと、これ
よりも小サイズのものが知られている。上記小サイズの
テープカートリッジは、一般にミニテープカートリッジ
と称されている。表1は、標準データカートリッジとミ
ニデータカートリッジの仕様比較表である。
【0012】
【表1】
【0013】上記ミニテープカートリッジは、小型、軽
量で手軽に使用できるものとして利用されているが、さ
らなる高記憶容量化が要望されている。
【0014】ミニテープカートリッジの高記憶容量化
は、磁気テープの記録フォーマット方式等を変えること
により行うことが可能であるが、フォーマット方式等を
変えると従来のドライブ装置では記録再生が出来なくな
る虞れがある。また、磁気テープの長尺化を図ることに
より行うことも可能であるが、ミニテープカートリッジ
は、コンパクト化されていて、ハブやテープガイド、コ
ーナーローラ等の配置に無駄なスペースが少ないため
に、ベースプレートの大きさを変えないで磁気テープの
長尺化を図ることは困難であるとされていた。そこで、
本願の発明者は、従来のミニテープカートリッジを悉に
観察、検討してみたところ、従来のミニテープカートリ
ッジには次に述べるような問題点があることを見つけ出
した。
【0015】(1)図9に示したように、第1,第2の
ハブ105,106の回転中心軸105a,106aか
らドライブローラ109のテープ巻取面までの間隔D1
と、上記第1,第2のハブ105,106回転中心軸1
05a,106aから第1,第2のコーナーローラ11
1,112のテープ巻取面までの間隔D2とは、同一で
はなく、間隔D1よりも間隔D2が小になっていた(D
1>D2)。このため、上記第1,第2のハブ105,
106への磁気テープ104の最大巻径は、上記間隔D
2を基準にして決定される。従って、図9に2点鎖線で
示したように、上記第1,第2のハブ105,106へ
磁気テープ104を最大量巻き付けたときに、該磁気テ
ープ104と上記ドライブラローラ109の間には隙間
δ1が発生し、該隙間δ1は、上記磁気テープ104と
上記第1,第2のコーナーローラ111,112の間の
隙間δ2よりも大になり、上記隙間δ1とδ2のアンバ
ランスが第1,第2のハブ105,106への磁気テー
プ104の最大巻径を小さくする原因になっている。
【0016】(2)上記カバー103の幅広部103a
は、第1,第2のコーナーローラ111,112側に僅
かな幅W1しかなく、幅狭部103b側に第1,第2の
ハブ105,106が配置されているので、これによっ
ても、上記第1,第2のハブ105,106への磁気テ
ープ104の最大巻径が抑制される原因になっている。
【0017】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たものであり、従来のミニテープカートリッジのベース
プレート等の外形寸法は変えずに、第1,第2のハブと
第1,第2のコーナーローラの位置関係(配置)等を変
えること等によって、上記第1,第2のハブへの最大巻
径を増大させることができるようにしたものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベースプレー
トと、該ベースプレート上を覆うカバーとを備えてい
て、上記ベースプレート上に、磁気テープの巻取を行う
第1のハブ及び第2のハブと、上記第1のハブへの磁気
テープの巻取をガイドする第1のテープガイドと、上記
第2のハブへの磁気テープの巻取をガイドする第2のテ
ープガイドと、上記第1のテープガイドと第2のテープ
ガイドの間に配置されたドライブローラと、上記ドライ
ブローラによって駆動されるドライブベルトと、上記ド
ライブベルトを上記第1のハブの周面に接触させる第1
のコーナーローラと、上記ドライブベルトを上記第2の
ハブの周面に接触させる第2のコーナーローラとを備え
たテープカートリッジにおいて、上記第1のハブの回転
中心から上記ドライブローラのテープ巻取面までの間隔
と、上記第1のコーナーローラのテープ巻取面までの間
隔を同一に設定するとともに、上記第2のハブの回転中
心から上記ドライブローラのテープ巻取面までの間隔
と、上記第2のコーナーローラのテープ巻取面までの間
隔を同一に設定した。
【0019】従って、上記第1,第2のハブに磁気テー
プを巻き付けたときに、上記第1,第2のハブに巻き付
けられている磁気テープと上記ドライブローラとの隙間
と、上記第1,第2のコーナーローラとの隙間は、均等
になり、従来のように上記隙間の間に差が発生していた
場合に較べて、より多く磁気テープを第1,第2のハブ
に巻き付けることが可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のテープカートリ
ッジ1の斜視図である。上記テープカートリッジ1は、
ベースプレート2上にカバー3を取り付けることにより
形成されている。上記ベースプレート2は、上記従来の
テープカートリッジ101のベースプレート102と同
じ形状、大きさに形成されている。上記カバー3は、幅
広部3aと幅狭部3bの比率が変わっている(上記従来
のテープカートリッジ101のカバー103において
は、幅広部103aが第1,第2のコーナーローラ11
1,112側に僅かの幅にしか形成されていなかったの
に対して、本発明では、幅広部3aの幅W1を広げて、
第1,第2のテープガイド7,8側の幅狭部3bの幅を
少なくしている)以外は、上記従来のカバー103と略
同じ形状、大きさに形成されている。
【0021】図2の分解斜視図に示したように、上記ベ
ースプレート2上には、磁気テープ4の供給と巻取を行
う第1,第2のハブ5,6と、上記磁気テープ4の走行
をガイドする第1,第2のテープガイド7,8と、これ
ら第1,第2のテープガイド7,8の間に配置されたド
ライブローラ9と、該ドライブローラ9によって駆動走
行されるループ状のドライブベルト10と、該ドライブ
ベルト10を上記第1,第2のハブ5,6の周面に圧接
触させている第1,第2のコーナーローラ11,12と
が設けられている。
【0022】上記第1,第2のハブ5,6、第1,第2
のテープガイド7,8、ドライブローラ9は、上記従来
のテープカートリッジ101の第1,第2のハブ10
5,106、第1,第2のテープガイド107,10
8、ドライブローラ109と同じ形状、大きさに形成さ
れているとともに、上記第1,第2のコーナーローラ1
1,12は、上記従来のテープカートリッジ101の第
1,第2のコーナーローラ111,112よりも小径の
直径8mmに形成されている。
【0023】上記第1,第2のテープガイド7,8およ
びドライブローラ9は、上記従来のテープカートリッジ
101の第1,第2のテープガイド107,108およ
びドライブローラ109と同様の位置に配置されてい
る。
【0024】上記第1,第2のコーナーローラ11,1
2は、上記従来のテープカートリッジ101の第1,第
2のコーナーローラ111,112よりも小径に形成し
たぶん、ベースプレート2の角部2c側により近づけた
位置に配置されていて、これら第1,第2のコーナーロ
ーラ11,12とドライブローラ9の間隔は、上記従来
のテープカートリッジ101の第1,第2のコーナーロ
ーラ111,112とドライブローラ109の間隔より
も広げられた状態になっている。
【0025】上記第1,第2のハブ5,6は、上記第
1,第2のコーナーローラ11,12とドライブローラ
9の中間位置に、回転中心軸5a,6aが位置するよう
にベースプレート2上に配置されていて、上記第1,第
2のハブ5,6の回転中心軸5a,6aから第1,第2
のコーナーローラ11,12のテープ巻付面までの間隔
D1と、上記第1,第2のハブ5,6の回転中心軸5
a,6aからドライブローラ9のテープ巻付面までの間
隔D2とが同一になるように設定されている。
【0026】上記カバー3は、幅広部3aと幅狭部3b
からなっている。上記幅広部3aの外寸は、ベースプレ
ート2の外寸と同じ値に形成されている。上記幅狭部3
bの外寸は、ベースプレート2の外寸よりも小幅に形成
されていて、上記ベースプレート2の前端部(ドライブ
装置への挿入方向の先端側)の両側部2aを露出させる
とともに、上記両側部2aに設けた切欠部2bを露出さ
せるようになっている。
【0027】上記カバー3の幅広部3aと幅狭部3bの
境界の段差部3cは、上記第1,第2のハブ5,6と第
1,第2のテープガイド7,8の間に位置している。
【0028】図3の2点鎖線に示したように、上記幅狭
部3bの内側面3dは、上記第1,第2のハブ5,6に
磁気テープ4を所定量以上に巻き付けたときに上記磁気
テープ4に接触する位置に配置されている。
【0029】磁気テープ4が上記幅狭部3bの内側面3
dに接触した状態で走行すると磁気テープ4の摩耗等が
促進されて、磁気テープ4がダメージを受ける。
【0030】上記磁気テープ4のダメージを防ぐため
に、ベースプレート2上の第1,第2のハブ5,6と第
1,第2のテープガイド7,8の間には、磁気テープ4
が上記幅狭部3bの内側面3dに接触するのを防止する
第3,第4のテープガイド21,22が設けられてい
る。
【0031】上記第3,第4のテープガイド21,22
は、上記幅狭部3bの内側面3dの近傍に配置されてい
て、上記第1,第2のハブ5,6に磁気テープ4が所定
量以上巻き付けられて、該磁気テープ4が上記幅狭部3
bの内側面3dに接触する危険性が発生したときに、上
記磁気テープ4の外周面に接触して、その位置規制を行
って、磁気テープ4が上記幅狭部3bの内側面3dに接
触するのを未然に防止する構成になっている。
【0032】なお、図2に示したように、上記カバー3
のドライブ装置への挿入方向の前端面の略中央部には、
上記ドライブローラ9を露出させるための切欠部13が
設けられているとともに、該切欠部13の一側部にはヘ
ッド導入部14が設けられていて、該ヘッド導入部14
は、回動ドア15で開閉されるようになっている。上記
回動ドア15は、捩りコイルスプリング16によって上
記ヘッド導入部14を閉じる方向に付勢されている。
【0033】上記テープカートリッジ1は、図4に示し
たようなドライブ装置201に挿入されて使用される。
上記ドライブ装置201は、カートリッジ挿入部202
内に設けたベースプレート押え部203が図7に示した
従来のドライブ装置201のベースプレート押え部20
3に較べて短くなっているほかは、略同じ構成であるの
で同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省
略する。
【0034】次に、上記テープカートリッジ1の使用法
および作用について説明する。
【0035】上記テープカートリッジ1を上記ドライブ
装置201のカートリッジ挿入部202に挿入すると、
該挿入部202の一側部に設けられたドア開放部材(図
示省略)で上記回動ドア15の被押圧部15aが押圧さ
れて回動し、上記カバー3の前面に設けたヘッド導入部
14が開放される。そして、図5に示したように、上記
ベースプレート2の両側部2aは、上記カートリッジ挿
入部202の両側部の下端側に設けられたベースプレー
ト押え部203で上面側を押えられるとともに、上記露
出した両側部2aに設けた切欠部2bに、上記ドライブ
装置201に設けた位置決め部材(図示省略)が嵌合し
て、上記テープカートリッジ1は位置決め固定されるよ
うになっている。
【0036】上述したように、テープカートリッジ1が
ドライブ装置201のカートリッジ挿入部202内に挿
入されて位置決め固定されると、つまりテープカートリ
ッジ1が装填された状態になると、該装填は、上記検出
部204で検出されるとともに、ドライブローラ9がド
アキャプスタンローラ205に接触し、磁気テープ4が
磁気ヘッド206に接触するようになっている。
【0037】記録再生指令が出されると、上記ドライブ
キャプスタンローラローラ205が回転し、該ドライブ
キャプスタンローラローラ205の回転がドライブロー
ラ9に伝達され、上記ループ状のドライブベルト10が
回転し、上記磁気テープ4を走行させる。
【0038】上記ドライブベルト10が掛けられている
第1,第2のコーナーローラ11,12は、直径8mm
で、従来のテープカートリッジ101のコーナーローラ
(直径約11mm)111,112よりも小径に形成さ
れていて曲率半径が小さくなっているので、上記ドライ
ブベルト10に掛かるベルトテンション(ドライブフォ
ース)は大きくなり、これによって磁気テープ4に掛か
るテープテンションを従来よりも高目にシフトすること
ができる。
【0039】上記磁気テープ4は、第1のハブ5側から
第2のハブ6側に巻き付けられる。上記第1のハブ5側
に磁気テープ4が所定量以上巻き付けられている状態に
おいては、上記第1のハブ5から送り出されてきた磁気
テープ4は、上記第3のテープガイド21に接触し、位
置規制されて、上記カバー3の幅狭部3bの内側面3d
に接触するのを阻止される。
【0040】そして、上記磁気テープ4の送りにより、
上記第1のハブに巻き付けられている磁気テープ4が所
定量以下になると、上記磁気テープ4と第3のテープガ
イド21は、非接触状態になる一方、上記第2のハブ6
に巻き付けられている磁気テープ4が所定量以上になっ
て、磁気テープ4は、上記第4のテープガイド22に接
触して、位置規制されて、上記カバー3の段差部3cの
幅狭部3bの内側面3dに接触するのを阻止されるので
ある。
【0041】なお、上記実施の形態においては、第1,
第2のコーナーローラ11,12を直径8mmに形成し
た場合を示したが、ドライブベルトの材質(伸び率の違
い等)、ローラ材質(ポリアセタール等)の摺動性によ
っては、それ以下に設定することも可能である。
【0042】
【発明の効果】本発明のテープカートリッジには次に述
べるような効果がある。
【0043】(1)請求項1のテープカートリッジは、
第1,第2のハブの回転中心からドライブローラのテー
プ巻取面までの間隔D1と、上記第1,第2のコーナー
ローラのテープ巻取面までの間隔D2を同一にしたの
で、上記間隔D1とD2が異なるテープカートリッジよ
りも、磁気テープの最大巻径を増大させて、テープカー
トリッジの磁気テープの長尺化を図ることができる。
【0044】(2)請求項2のテープカートリッジは、
カバーの幅広部を第1,第2のハブと第1,第2のテー
プガイドの間まで伸ばしたので、上記第1,第2のハブ
から上記カバーの内側面は、従来より離れた状態になっ
て、そのぶん上記第1,第2のハブへの磁気テープの最
大巻付量を増やすことができる。
【0045】(3)請求項3のテープカートリッジは、
第3,第4のテープガイドによって磁気テープがカバー
の段差部の内側面に接触するのを防止することができ
る。
【0046】(4)請求項4のテープカートリッジは、
第1,第2のハブへの磁気テープが所定量以上になった
ときに、上記第3,第4のテープガイドが磁気テープに
接触して、それ以外のときは磁気テープと非接触状態に
保つので、上記第3,第4のテープガイドによる磁気テ
ープの摩耗を抑制することができる。
【0047】(5)請求項5のテープカートリッジは、
第1,第2のコーナーローラの直径を8mm以下にした
ので、従来の大径のコーナーローラ(直径11mm)を
使用する場合に較べてドライブベルトに掛かるテンショ
ンが大きくなり、これによってテープテンションも高目
にシフトすることができる。図10に、その結果表(特
性比較図)を示す。ドライブ装置のドライブキャプスタ
ンローラ205の付与駆動力を一定にして、大径コーナ
ーローラ11mmと小径コーナーローラ8mmの比較を
してみると、ベルトテンション(ドライブフォース)お
よびテープテンションは、該ベルト駆動型データカート
リッジシステムに於けるテンションの許容範囲の中で5
℃から45℃の環境下での該テンションは高目にシフト
されかつ安定していることが分かる。また、大径のコー
ナーローラを使用する場合に較べて第1,第2のハブと
の間隔を大きくとることができ、磁気テープの最大巻量
を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図。
【図2】分解斜視図。
【図3】要部の平面図。
【図4】テープカートリッジとドライブ装置の斜視図。
【図5】テープカートリッジをドライブ装置に装填した
状態の平面図。
【図6】従来例の斜視図。
【図7】テープカートリッジとドライブ装置の斜視図。
【図8】テープカートリッジをドライブ装置に装填した
状態の平面図。
【図9】要部の拡大平面図。
【図10】大径コーナーローラと小径コーナーローラの
特性比較図。
【符号の説明】
1…テープカートリッジ、2…ベースプレート、3…カ
バー、3a…幅広部、3b…幅狭部、3c…段差部、4
…磁気テープ、5,6…第1,第2のハブ、7,8…第
1,第2のテープガイド、9…ドライブローラ、10…
ドライブベルト、11,12…第1,第2のコーナーロ
ーラ、21,22…第3,第4のテープガイド。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースプレートと、該ベースプレート上
    を覆うカバーとを備えていて、 上記ベースプレート上に、磁気テープの巻取を行う第1
    のハブ及び第2のハブと、 上記第1のハブへの磁気テープの巻取をガイドする第1
    のテープガイドと、 上記第2のハブへの磁気テープの巻取をガイドする第2
    のテープガイドと、 上記第1のテープガイドと第2のテープガイドの間に配
    置されたドライブローラと、 上記ドライブローラによって駆動されるドライブベルト
    と、 上記ドライブベルトを上記第1のハブの周面に接触させ
    る第1のコーナーローラと、 上記ドライブベルトを上記第2のハブの周面に接触させ
    る第2のコーナーローラと、 を備えたテープカートリッジにおいて、 上記第1のハブの回転中心から上記ドライブローラのテ
    ープ巻取面までの間隔と、上記第1のコーナーローラの
    テープ巻取面までの間隔を同一に設定するとともに、 上記第2のハブの回転中心から上記ドライブローラのテ
    ープ巻取面までの間隔と、上記第2のコーナーローラの
    テープ巻取面までの間隔を同一に設定したことを特徴と
    するテープカートリッジ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 カバーは、ベースプレートの幅と略同じ幅に形成された
    幅広部と、ベースプレートの幅よりも幅狭に形成された
    幅狭部とを有していて、 上記幅広部と幅狭部との境界の段差部は、第1,第2の
    ハブと第1,第2のテープガイドの間に位置していると
    ともに、 上記幅狭部の内側面は、第1,第2のハブに磁気テープ
    を所定量以上巻き付けたときに、上記磁気テープに接触
    する位置に配置されていることを特徴とするテープカー
    トリッジ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 第1,第2のハブと第1,第2のテープガイドの間に
    は、磁気テープがカバーの幅狭部の内側面に接触するの
    を阻止する第3,第4のテープガイドが設けられている
    ことを特徴とするテープカートリッジ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 第3,第4のテープガイドは、第1,第2のハブに磁気
    テープが所定量以上巻き付けられたときに、磁気テープ
    の外周面に接触する位置に配置されていることを特徴と
    するテープカートリッジ。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 第1,第2のコーナーローラは、標準直径値8mm以下
    に形成されていることを特徴とするテープカートリッ
    ジ。
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