JPH10241243A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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Publication number
JPH10241243A
JPH10241243A JP9045373A JP4537397A JPH10241243A JP H10241243 A JPH10241243 A JP H10241243A JP 9045373 A JP9045373 A JP 9045373A JP 4537397 A JP4537397 A JP 4537397A JP H10241243 A JPH10241243 A JP H10241243A
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JP
Japan
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disk
clamp arm
end portion
mounting
distal end
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Application number
JP9045373A
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English (en)
Inventor
Minoru Fujita
稔 藤田
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクを載置する載置部と、シャーシの支
持軸に回動可能に支持されたクランプアームと、クラン
プアームの先端に回転可能に配置されたディスク押え部
とを含んたディスク再生装置において、ディスクを出し
入れする際、クランプアームを上下方向に回動させる必
要があり、そのための空間が必要となり、筐体の蓋部の
位置を低くすることができず、ディスク再生装置を薄型
化(低背位化)するのが難しかった。 【解決手段】 クランプアーム14の先端側部分14a
を下方に屈曲形成すると共に、ディスク保持時には、ク
ランプアーム14の先端側部分14aが載置部11のデ
ィスク載置面11aと平行になるように、シャーシ12
の支持軸13aの位置を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク再生装置に
関し、より詳細にはコンパクドディスク(CD)やビデ
オディスク等に記録されたデジタル情報を再生するディ
スク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のディスク再生装置を模式
的に示した側断面図であり、(a)はディスクがディス
ク再生装置にセットされていない状態(以下、ディスク
待機状態と記す)を、(b)はディスクがディスク再生
装置にセットされた状態(以下、ディスク保持状態と記
す)をそれぞれ示している。
【0003】このディスク再生装置50は、コンパクト
ディスク(CD)等のディスク17の裏面にピットとし
て記録された音楽や映像等のデジタル情報を再生する装
置であり、ディスク再生装置50を構成する筐体19内
にはシャーシ22が設置され、このシャーシ22上に、
ディスク17を載置して回転動作を行わせる載置部11
が配設されている。載置部11の回転軸はモータ110
の回転軸と連結されており、モータ110の回転に伴っ
て載置部11が回転するようになっている。シャーシ2
2後部の左右両端部には支持部23が形成され、支持部
23の支持軸23aには回動可能にクランプアーム54
が支持されている。クランプアーム54の先端側部分5
40には、クランパ15aとクランパホルダ15bとか
ら構成されるディスク押え部15が回転可能に配置され
ると共に、ディスク押え部15が筐体19の蓋部19a
と接触しないように保護する保護板16が配設されてい
る。また、シャーシ22の支持部23近傍、及びクラン
プアーム54の後側部分541には引っ掛け部22a、
54aがそれぞれ形成され、これらの引っ掛け部22
a、54aにコイルバネ55が引っ掛けられ、クランプ
アーム54が下方に付勢されている。筐体19内部の前
方にはディスク17の出し入れを行うディスク送り手段
18が配設されており、このディスク送り手段18は、
ローラ18a、18b、18cを含んで構成されてお
り、下側に配置されたローラ18aには、伝達手段を介
してモータ(図示せず)の回転が伝達されるようになっ
ている。また、ディスク送り手段18は、ディスク17
の出し入れの際に上下に移動するようになっている。な
お、待機時(図6(a))には、クランプアーム54は
図示しないカム機構が駆動することにより上方に持ち上
げられている。
【0004】このように構成されたディスク再生装置5
0において、図6(a)に示したように、ディスク17
が筐体19の内部に挿入されると、図示しない第1の検
知手段によりディスク17が検知され、該第1の検知手
段からの信号によりモータが駆動されてローラ18aが
回転し、ディスク17が筐体19内部に送り込まれる。
ディスク17が所定の位置まで送り込まれると、ディス
ク17の先端が第2の検知手段(図示せず)に触れ、該
第2の検知手段からの信号によりディスク送り手段18
のローラ18aを含む下部が降下し、ディスク17が載
置部11に載置され、それと共にカム機構によりクラン
プアーム54を上方に持ち上げていた部材が移動し、コ
イルバネ55の力が作用するようになってクランプアー
ム54が下方向に回動し、図6(b)に示したように、
ディスク17はしっかりと載置部11上に保持、固定さ
れる。このとき、クランプアーム54の先端部分540
は載置部11のディスク載置面11aと平行になってお
り、ディスク押え部15は先端部分540との結合関係
が解かれて接触しておらず、自由に回転できるようにな
っている。
【0005】ディスク17に記録された情報を再生する
際には、ディスク17が回転させられ、図示しない光ピ
ックアップがディスク17下面にピット(図示せず)と
して記録された情報を読み取り、再生する。
【0006】載置部11に保持されたディスク17を筐
体19より排出させる際には、カム機構によりクランプ
アーム54が上方に駆動されると共に、ディスク送り手
段18のローラ18aを含む下部が上昇し、ディスク1
7がローラ18a、18b、18cに挟持された後、ロ
ーラ18aが回転することによりディスク17が筐体1
9の外に排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図6に示したように、
従来のディスク再生装置50では、ディスク17を筐体
19内に挿入して載置部11に保持させる際や、ディス
ク17を筐体19より排出させる際、クランプアーム5
4が上下方向に回動する。
【0008】従って、クランプアーム54を上下方向に
回動させるための空間が必要となり、蓋部19aの位置
を低くすることができず、ディスク再生装置50を薄型
化(低背位化)するのが難しいという課題があった。
【0009】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、クランプアームを上下方向に回動させるための空間
を小さくすることにより、薄型化(低背位化)されたデ
ィスク再生装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係るディスク再生装置(1)
は、ディスクを載置する載置部と、シャーシの支持軸に
回動可能に支持されたクランプアームと、該クランプア
ームの先端に回転可能に配置されたディスク押え部とを
含んで構成されたディスク再生装置において、前記クラ
ンプアームの先端側部分が下方に屈曲形成されると共
に、ディスク保持時には、前記クランプアームの前記先
端側部分が前記載置部のディスク載置面と平行になるよ
うに、前記シャーシの前記支持軸の位置が設定されてい
ることを特徴としている。
【0011】上記ディスク再生装置(1)によれば、デ
ィスク保持時には、前記クランプアームの前記先端側部
分が前記載置部のディスク載置面と平行になるように、
前記シャーシの前記支持軸の位置が設定されているの
で、前記ディスク保持時には、前記ディスク押え部によ
りディスクが前記載置部にしっかりと保持、固定される
と共に、前記クランプアームの前記先端側部分が前記デ
ィスク押え部と接触し、該ディスク押え部の回転が阻害
されるといったこともなく、前記ディスク押え部の自由
な回転が可能である。
【0012】また、前記クランプアームの前記先端側部
分が下方に屈曲形成されているので、前記クランプアー
ムを上下方向に回動させるために必要とする空間が小さ
くなり、ディスク再生装置を薄型化(低背位化)するこ
とができる。
【0013】また、本発明に係るディスク再生装置
(2)は、ディスクを載置する載置部と、シャーシの支
持軸に回動可能に支持されたクランプアームと、該クラ
ンプアームの先端に回転可能に配置されたディスク押え
部とを含んで構成されたディスク再生装置において、前
記クランプアームの先端側部分が後側部分に回動可能に
軸支され、前記先端側部分と前記後側部分との連結部に
は前記先端側部分を上方に付勢する付勢手段が配置され
ると共に、ディスク保持時には、前記先端側部分を前記
載置部のディスク載置面と略平行位置で停止させる位置
決め手段が配設されていることを特徴としている。
【0014】上記ディスク再生装置(2)によれば、前
記先端側部分と前記後側部分との連結部には前記先端側
部分を上方に付勢する付勢手段が配置されると共に、デ
ィスク保持時には、前記先端側部分を前記載置部のディ
スク載置面と略平行位置で停止させる前記位置決め手段
が配設されているので、前記ディスク保持時には、前記
ディスク押え部によりディスクが前記載置部にしっかり
と保持、固定されると共に、前記クランプアームの前記
先端側部分が前記ディスク押え部と接触し、該ディスク
押え部の回転が阻害されるといったこともなく、前記デ
ィスク押え部の自由な回転が可能である。
【0015】また、前記クランプアームの先端側部分が
後側部分に回動可能に軸支されているので、ディスク待
機時には、前記先端側部分はディスク再生装置を構成す
る筐体の蓋部に接触して屈曲する。従って、前記蓋部の
位置が低く設定されていても、従来の場合と同様の範囲
で、クランプアームを上下方向に十分回動させることが
でき、その結果、前記クランプアームを上下方向に回動
させるために必要とする空間が小さくなり、ディスク再
生装置を薄型化(低背位化)することができる。
【0016】また、本発明に係るディスク再生装置
(3)は、ディスクを載置する載置部と、シャーシの支
持軸に回動可能に支持されたクランプアームと、該クラ
ンプアームの先端に回転可能に配置されたディスク押え
部とを含んで構成されたディスク再生装置において、前
記クランプアームの先端側部分が後側部分に回動可能に
軸支され、前記先端側部分と前記後側部分との連結部に
は前記先端側部分を下方に付勢する付勢手段が配置され
ると共に、ディスク待機時には、前記先端側部分を前記
後側部分に対して所定の傾斜角度で停止させる第1の位
置決め手段と、前記ディスク保持時には、前記先端側部
分を前記載置部のディスク載置面と略平行位置で停止さ
せる第2の位置決め手段とが配設されていることを特徴
としている。
【0017】上記ディスク再生装置(3)によれば、前
記クランプアームの先端側部分が後側部分に回動可能に
軸支され、ディスク保持時には、前記先端側部分を前記
載置部のディスク載置面と略平行位置で停止させる第2
の位置決め手段が配設されているので、前記ディスク保
持時には、前記ディスク押え部により前記ディスクが前
記載置部にしっかりと保持、固定されると共に、前記ク
ランプアームの前記先端側部分が前記ディスク押え部と
接触し、該ディスク押え部の回転が阻害されるといった
こともなく、前記ディスク押え部の自由な回転が可能で
ある。
【0018】また、前記先端側部分と前記後側部分との
連結部には前記先端側部分を下方に付勢する付勢手段が
配置されると共に、ディスク待機時には、前記先端側部
分を前記後側部分に対して所定の傾斜角度で停止させる
第1の位置決め手段が配設されているので、前記ディス
ク待機時には、前記付勢手段により前記先端側部分は前
記後側部分に対して所定の傾斜角度で屈曲する。従っ
て、前記蓋部の位置が低く設定されていても、従来の場
合と同様の範囲で、クランプアームを上下方向に十分回
動させることができ、その結果、前記クランプアームを
上下方向に回動させるために必要とする空間が小さくな
り、ディスク再生装置を薄型化(低背位化)することが
できる。
【0019】また、本発明に係るディスク再生装置
(4)は、ディスクを載置する載置部と、シャーシの支
持軸に回動可能に支持されたクランプアームと、該クラ
ンプアームの先端に回転可能に配置されたディスク押え
部とを含んで構成されたディスク再生装置において、前
記クランプアームの基体部分に先端側部分が弾性屈曲部
を介して連結され、かつディスク保持時には、前記先端
側部分が前記載置部のディスク載置面と平行になるよう
に前記クランプアーム全体の形状が設定されていること
を特徴としている。
【0020】また、本発明に係るディスク再生装置
(5)は、ディスクを載置する載置部と、シャーシの支
持軸に回動可能に支持されたクランプアームと、該クラ
ンプアームの先端に回転可能に配置されたディスク押え
部とを含んで構成されたディスク再生装置において、前
記クランプアームの基体部分に先端側部分が弾性体を介
して連結され、かつディスク保持時には、前記先端側部
分が前記載置部のディスク載置面と平行になるように前
記クランプアーム全体の形状が設定されていることを特
徴としている。
【0021】上記ディスク再生装置(4)又は(5)に
よれば、ディスク保持時には、前記先端側部分が前記載
置部のディスク載置面と平行になるように前記クランプ
アーム全体の形状が設定されているので、前記ディスク
保持時には、前記ディスク押え部によりディスクが前記
載置部にしっかりと保持、固定されると共に、前記クラ
ンプアームの前記先端側部分が前記ディスク押え部と接
触し、該ディスク押え部の回転が阻害されるといったこ
ともなく、前記ディスク押え部の自由な回転が可能であ
る。
【0022】また、前記クランプアームの基体部分に先
端側部分が前記弾性屈曲部又は前記弾性体を介して連結
されているので、ディスク待機時には、前記先端側部分
はディスク再生装置を構成する筐体の蓋部に接触して屈
曲する。従って、前記蓋部の位置が低く設定されていて
も、従来の場合と同様の範囲で、クランプアームを上下
方向に十分回動させることができ、その結果、前記クラ
ンプアームを上下方向に回動させるために必要とする空
間が小さくなり、ディスク再生装置を薄型化(低背位
化)することができる。
【0023】また、ディスク再生装置(4)は、クラン
プアームが一体的に形成されているので、製作が容易で
あり、ディスク再生装置(5)では、前記クランプアー
ムの基体部分に先端側部分が前記弾性体を介して連結さ
れているので、屈曲し易いという特徴を有する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るディスク再生
装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、
実施の形態(1)に係るディスク再生装置を模式的に示
した側断面図であり、(a)はディスク待機時の状態
を、(b)はディスク保持時の状態をそれぞれ示してい
る。
【0025】実施の形態(1)に係るディスク再生装置
10において、シャーシ12、クランプアーム14、及
び筐体19以外の部分は、図6に示した従来のディスク
再生装置50と同様に構成されているので、以下におい
てはシャーシ12、クランプアーム14及び筐体19に
関連する部分のみについて説明する。
【0026】このディスク再生装置10においては、ク
ランプアーム14の先端側部分14aが後側部分14b
に対して下方に屈曲形成されている。また、筐体19内
に配置されたシャーシ12は、後側の支持部13を含む
部分に屈曲部12aを有しており、従来の場合の支持部
23(図6)よりも低い位置に支持部13が形成されて
おり、クランプアーム14を回動可能に支持する支持軸
13aも同様に低い位置に配置されている。なお、クラ
ンプアーム14とシャーシ12には、従来のディスク再
生装置50の場合と同様に、引っ掛け部140a、12
0aが形成され、これら引っ掛け部140a、120a
にコイルバネ120が引っ掛けられている。
【0027】また、ディスク17が挿入された状態で
は、クランプアーム14はディスク17の上方に存在す
るので、このクランプアーム14がディスク17と接触
しないように、クランプアーム14の形状や支持部13
(支持軸13a)の高さが設定されている。また、設定
された支持軸13aの位置で、ディスク保持時に先端側
部分15aがディスク載置面11aと平行になるように
クランプアーム15の下方への屈曲の程度が設定されて
いる。
【0028】このように支持軸13aの位置が従来の場
合の支持軸23a(図6)よりも低い位置に配置されて
いるため、クランプアーム14の先端側部分14aが下
方に屈曲形成されていても、ディスク保持時には、クラ
ンプアーム14の先端側部分14aが載置部11のディ
スク載置面11aと平行になる(図1(b))。そのた
め、ディスク保持時には、ディスク押え部15によりデ
ィスク17が載置部11にしっかりと保持、固定され、
クランプアーム15の先端側部分15aがディスク押え
部15と接触し、ディスク押え部15の回転が阻害され
るといったこともなく、ディスク押え部15は自由に回
転することができる。
【0029】また、クランプアーム14の先端側部分1
4aが下方に屈曲形成されているので、クランプアーム
14を上下方向に回動させるために必要とする空間が小
さくなり、筐体19の蓋部19aの位置を低く設定する
ことができ、筐体19の薄型化が図られており、ディス
ク再生装置10を薄型化(低背位化)することができ
る。
【0030】通常、シャーシ12は金属板により形成さ
れているので、シャーシ12をプレス形成等する際に、
金型の形状を変更すれば、支持部13が低い位置に形成
されたシャーシ12を容易に作製することができる。ク
ランプアーム14も金属板のプレス成形等により形成さ
れているため、同様に金型の形状を変更することによ
り、先端側部分14aが屈曲形成されたクランプアーム
14を容易に作製することができる。
【0031】図2は、実施の形態(2)に係るディスク
再生装置におけるディスク待機時の内部を模式的に示し
た部分拡大側面図である。
【0032】実施の形態(2)に係るディスク再生装置
において、クランプアーム24以外の部分は、図6に示
した従来のディスク再生装置50と同様に構成されてい
るので、以下においてはクランプアーム24に関連する
部分のみについて説明する。
【0033】クランプアーム24の先端側部分240は
後側部分241に形成された支持軸241aにより回動
可能に軸支されており、先端側部分240と後側部分2
41との連結部242には先端側部分240を上方に付
勢する付勢手段(ネジリコイルバネ)21が配置されて
いる。また、ディスク保持時に、先端側部分240を載
置部11のディスク載置面11aと略平行位置で停止さ
せる位置決め手段(板状ストッパ)242aが先端側部
分240の連結部242に延設されている。
【0034】従って、クランプアーム24の先端側部分
240が待機状態の位置から下方向に回動してくると、
ネジリコイルバネ21により上方向に付勢された先端側
部分240は、板状ストッパ242aにより所定の位置
で停止し、ディスク保持時には、図6(b)に示した従
来のディスク再生装置50の場合と同様、先端側部分2
40がディスク載置面11aと略平行になる。従って、
ディスク保持時には、ディスク押え部15によりディス
ク17が載置部11にしっかりと保持、固定されると共
に、クランプアーム24の先端側部分240が傾斜して
ディスク押え部15と接触し、ディスク押え部15の回
転が阻害されるといったこともなく、ディスク押え部1
5は自由に回転することができる。
【0035】また、クランプアーム24の先端側部分2
40が後側部分241に回動可能に軸支されているの
で、ディスク待機状態では、クランプアーム24が上方
向に回動した際、先端側部分240は筐体19の蓋部1
9aに接触して屈曲する。従って、蓋部19aの位置が
低く設定されていても、従来の場合と同様の範囲で、ク
ランプアーム24を上下方向に回動させることができ、
そのため、クランプアーム24の回動に必要とする空間
が小さくなり、ディスク再生装置20を薄型化(低背位
化)することができる。
【0036】付勢手段21はネジリコイルバネに限定さ
れるものではなく、金属製の板バネ等であってもよい。
また、位置決め手段242aも図2に示した板状ストッ
パに限定されるものではなく、板状ストッパが後側部分
241に延設されていてもよい。
【0037】図3は、実施の形態(3)に係るディスク
再生装置におけるディスク待機時の内部を模式的に示し
た部分拡大側面図である。
【0038】実施の形態(3)に係るディスク再生装置
において、クランプアーム27以外の部分は、図6に示
した従来のディスク再生装置50と同様に構成されてい
るので、以下においてはクランプアーム27に関連する
部分のみについて説明する。
【0039】クランプアーム27の先端側部分270は
後側部分271に形成された支持軸271aにより回動
可能に軸支されており、連結部272に近い先端側部分
270と後側部分271とには、それぞれ引っ掛け部2
70a、271bが形成され、これら引っ掛け部270
a、271bに先端側部分270を下方に付勢する付勢
手段26としてのコイルバネが引っ掛けられている。ま
た、ディスク待機時には、先端側部分270を後側部分
271に対して所定の傾斜角度で停止させる第1の位置
決め手段(板状ストッパ)272aが連結部272に延
設されている。
【0040】このため、待機状態では、コイルバネ26
により下方向に付勢されたクランプアーム27の先端側
部分270は、板状ストッパ272aにより後側部分2
71に対して所定の傾斜角度で屈曲する。その結果、蓋
部19aの位置が低く設定されていても、従来の場合と
同様の範囲で、クランプアーム27を上下方向に回動さ
せることができ、クランプアーム27の回動に必要とす
る空間が小さくなり、ディスク再生装置25を薄型化
(低背位化)することができる。
【0041】クランプアーム27が待機状態の位置から
下方向に回動し、載置部11に載置されたディスク17
に当接した後、コイルバネ26により下方向に付勢され
ていた先端側部分270は、他のコイルバネ55(図
6)の作用により次第に傾斜角度が大きくなっていく
が、板状ストッパ272bの存在により先端側部分27
0がディスク載置面11aと略平行になった状態で停止
する。従って、ディスク保持時には、ディスク押え部1
5によりディスク17が載置部11にしっかりと保持、
固定されると共に、クランプアーム27の先端側部分2
70が傾斜してディスク押え部15と接触し、ディスク
押え部15の回転が阻害されるといったこともなく、デ
ィスク押え部15は自由に回転することができる。
【0042】図4は、実施の形態(4)に係るディスク
再生装置におけるディスク待機時の内部を模式的に示し
た部分拡大側面図である。
【0043】実施の形態(4)に係るディスク再生装置
においても、クランプアーム34以外の部分は、図6に
示した従来のディスク再生装置50と同様に構成されて
いるので、以下においてはクランプアーム34に関連す
る部分のみについて説明する。
【0044】クランプアーム34の基体部分341に先
端側部分340が弾性屈曲部340aを介して連結され
ており、また、弾性屈曲部340aに外力が作用してい
ない時は、クランプアーム34の弾性屈曲部340aを
含む先端側部分340は断面視略直線になるように設定
されているので、ディスク保持時には、図6(b)に示
した従来のディスク再生装置50の場合と同様、先端側
部分340が載置部11のディスク載置面11aと平行
になる。
【0045】従って、ディスク保持時には、ディスク押
え部15によりディスク17が載置部11にしっかりと
保持、固定されと共に、クランプアーム34の先端側部
分340が傾斜してディスク押え部15と接触し、ディ
スク押え部15の回転が阻害されるといったこともな
く、ディスク押え部15は自由に回転することができ
る。
【0046】また、クランプアーム34の基体部分34
1に先端側部分340が弾性屈曲部340aを介して連
結されているので、ディスク待機時には、クランプアー
ム3の先端側部分340はディスク再生装置30を構成
する筐体19の蓋部19aに接触して屈曲している。従
って、蓋部19aの位置が低く設定されていても、従来
の場合と同様の範囲で、クランプアーム34を上下方向
に十分回動させることができ、そのため、クランプアー
ム34の回動に必要とする空間が小さくなり、ディスク
再生装置30を薄型化(低背位化)することができる。
【0047】クランプアーム34の構成材料としては、
例えば金属性の板バネやフッ素樹脂等のゴム状弾性体が
挙げられる。
【0048】図5は、実施の形態(5)に係るディスク
再生装置におけるディスク待機時の内部を模式的に示し
た部分拡大側面図である。
【0049】実施の形態(5)に係るディスク再生装置
においても、クランプアーム44以外の部分は、図6に
示した従来のディスク再生装置50と同様に構成されて
いるので、以下においてはクランプアーム44に関連す
る部分のみについて説明する。
【0050】クランプアーム44の基体部分441に先
端側部分440が弾性体41を介して連結されており、
弾性体41は基体部分441及び先端側部分440に接
着剤で接着されると共に、固定ネジ42で固定されてい
る。弾性体41に外力が作用していない時は、弾性体4
1が断面視略直線になるように設定されているので、デ
ィスク保持時には、図6(b)に示した従来のディスク
再生装置50の場合と同様、先端側部分440が載置部
11のディスク載置面11aと平行になる。
【0051】従って、前記ディスク保持時には、ディス
ク押え部15によりディスク17が載置部11にしっか
りと保持、固定されと共に、クランプアーム44の先端
側部分440が傾斜してディスク押え部15と接触し、
ディスク押え部15の回転が阻害されるといったことも
なく、ディスク押え部15が自由に回転することができ
る。
【0052】また、クランプアーム44の基体部分44
1に先端側部分440が弾性体41を介して連結されて
いるので、ディスク待機時には、クランプアーム44の
先端側部分440はディスク再生装置40を構成する筐
体19の蓋部19aに接触し、弾性体41は屈曲してい
る。従って、蓋部19aの位置が低く設定されていて
も、従来の場合と同様の範囲で、クランプアーム44を
上下方向に回動させることができ、そのため、クランプ
アーム44の上下方向の回動に必要とする空間が小さく
なり、ディスク再生装置40を薄型化(低背位化)する
ことができる。
【0053】弾性体41の構成材料としては、例えばフ
ッ素ゴム、シリコーンゴム、オレフィン系合成ゴム、ブ
タジエン系合成ゴム等のゴム状弾性体が挙げられる。
【0054】以上、実施の形態(1)〜(4)に係るデ
ィスク装置10、20、25、30、40を説明してき
たが、本発明に係るディスク再生装置は上記ディスク装
置10、20、25、30、40に限定されるものでは
なく、ディスクを納めるケースが筐体に付設され、この
ケースの出し入れによりディスクの出し入れを行う方式
のディスク再生装置等であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係るディスク再生
装置を模式的に示した側断面図であり、(a)はディス
ク待機時の状態を、(b)はディスク保持時の状態をそ
れぞれ示している。
【図2】実施の形態(2)に係るディスク再生装置にお
けるディスク待機時の内部を模式的に示した部分拡大側
面図である。
【図3】実施の形態(3)に係るディスク再生装置にお
けるディスク待機時の内部を模式的に示した部分拡大側
面図である。
【図4】実施の形態(4)に係るディスク再生装置にお
けるディスク待機時の内部を模式的に示した部分拡大側
面図である。
【図5】実施の形態(5)に係るディスク再生装置にお
けるディスク待機時の内部を模式的に示した部分拡大側
面図である。
【図6】従来のディスク再生装置を模式的に示した側断
面図であり、(a)はディスク待機時の状態を、(b)
はディスク保持時の状態をそれぞれ示している。
【符号の説明】
10、20、25、30、40 ディスク再生装置 11 載置部 11a ディスク載置面 12、22 シャーシ 13a 支持軸 14、24、34、44 クランプアーム 14a、240、270、340、440 先端側部分 15 ディスク押え部 17 ディスク 21 付勢手段(ネジリコイルバネ) 241、271 後側部分 242、272 連結部 242a 位置決め手段(板状ストッパ) 26 付勢手段(コイルバネ) 272a 第1の位置決め手段 272b 第2の位置決め手段 340a 弾性屈曲部 341、441 基体部分 41 弾性体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを載置する載置部と、シャーシ
    の支持軸に回動可能に支持されたクランプアームと、該
    クランプアームの先端に回転可能に配置されたディスク
    押え部とを含んで構成されたディスク再生装置におい
    て、前記クランプアームの先端側部分が下方に屈曲形成
    されると共に、ディスク保持時には、前記クランプアー
    ムの前記先端側部分が前記載置部のディスク載置面と平
    行になるように、前記シャーシの前記支持軸の位置が設
    定されていることを特徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 ディスクを載置する載置部と、シャーシ
    の支持軸に回動可能に支持されたクランプアームと、該
    クランプアームの先端に回転可能に配置されたディスク
    押え部とを含んで構成されたディスク再生装置におい
    て、前記クランプアームの先端側部分が後側部分に回動
    可能に軸支され、前記先端側部分と前記後側部分との連
    結部には前記先端側部分を上方に付勢する付勢手段が配
    置されると共に、ディスク保持時には、前記先端側部分
    を前記載置部のディスク載置面と略平行位置で停止させ
    る位置決め手段が配設されていることを特徴とするディ
    スク再生装置。
  3. 【請求項3】 ディスクを載置する載置部と、シャーシ
    の支持軸に回動可能に支持されたクランプアームと、該
    クランプアームの先端に回転可能に配置されたディスク
    押え部とを含んで構成されたディスク再生装置におい
    て、前記クランプアームの先端側部分が後側部分に回動
    可能に軸支され、前記先端側部分と前記後側部分との連
    結部には前記先端側部分を下方に付勢する付勢手段が配
    置されると共に、ディスク待機時には、前記先端側部分
    を前記後側部分に対して所定の傾斜角度で停止させる第
    1の位置決め手段と、前記ディスク保持時には、前記先
    端側部分を前記載置部のディスク載置面と略平行位置で
    停止させる第2の位置決め手段とが配設されていること
    を特徴とするディスク再生装置。
  4. 【請求項4】 ディスクを載置する載置部と、シャーシ
    の支持軸に回動可能に支持されたクランプアームと、該
    クランプアームの先端に回転可能に配置されたディスク
    押え部とを含んで構成されたディスク再生装置におい
    て、前記クランプアームの基体部分に先端側部分が弾性
    屈曲部を介して連結され、かつディスク保持時には、前
    記先端側部分が前記載置部のディスク載置面と平行にな
    るように前記クランプアーム全体の形状が設定されてい
    ることを特徴とするディスク再生装置。
  5. 【請求項5】 ディスクを載置する載置部と、シャーシ
    の支持軸に回動可能に支持されたクランプアームと、該
    クランプアームの先端に回転可能に配置されたディスク
    押え部とを含んで構成されたディスク再生装置におい
    て、前記クランプアームの基体部分に先端側部分が弾性
    体を介して連結され、かつディスク保持時には、前記先
    端側部分が前記載置部のディスク載置面と平行になるよ
    うに前記クランプアーム全体の形状が設定されているこ
    とを特徴とするディスク再生装置。
JP9045373A 1997-02-28 1997-02-28 ディスク再生装置 Pending JPH10241243A (ja)

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