JPH10241048A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

商品販売データ処理装置

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JPH10241048A
JPH10241048A JP4547097A JP4547097A JPH10241048A JP H10241048 A JPH10241048 A JP H10241048A JP 4547097 A JP4547097 A JP 4547097A JP 4547097 A JP4547097 A JP 4547097A JP H10241048 A JPH10241048 A JP H10241048A
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章彦 横地
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のキー入力順序に拘わらず当該商品販売デ
ータ処理を実行可能とする。 【解決手段】複数のメモリMと対応記憶制御手段(1
1,12)と宣言手段(20D)とキー入力内容読取制
御手段(11,12)と判別手段(11,12)と処理
実行手段(11,12)とを設け、予め決められた複数
のキー入力とその終了宣言を成せば、当該複数キー入力
の入力操作順序に拘わらずメモリMに対応記憶された複
数キー入力内容を用いて指定された商品販売データ処理
を実行可能に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め決められた複
数のキー入力が成されたことを条件に当該複数キー入力
に対応する商品販売データ処理を実行可能に形成された
商品販売データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子キャッシュレジスタ型の商
品販売データ処理装置が有する機能のうちの商品登録機
能は、次のようにして実行される。
【0003】第1の態様は、キャッシャーは、スキャナ
を用いて商品に付されたバーコードを読取り当該商品の
商品コードを読取り入力する。すると、制御部が商品フ
ァイルから当該商品コードに対応する商品データ(商品
名,単価等)を求める。複数個(例えば、10個)が購
入された場合は、キャッシャーが(“10”,“×”)
のキー入力を行う。すると、制御部が、単価(例えば、
500円)の商品Aを10個購入として商品登録する。
買入個数が1個の場合には、キー入力(例えば、
“1”,“×”)を必要としない。
【0004】また、第2の態様は、例えば外税扱いでか
つ値引サービスの場合には、スキャナで商品コードを読
取り入力した後に、(“外税”、“商品登録”、“1
0”,“値引”、“10”,“×”)の複数キー入力を
する。すると、外税商品Aを10円値引しかつ10個購
入したとして商品登録される。
【0005】さらに、第3の態様は、スキャナを具備し
ない装置やスキャナを具備していても例えば特売品のた
めにバーコードが付されていない商品の場合やバーコー
ドが汚れてしまっている場合には、商品コードもキー入
力しかつ第2の態様を実行しなければならない。
【0006】かくして、業務能率向上の点から、第1の
態様が有利であること明白であり、そのように構築かつ
運用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、第1の態様
を基本としかつ常用していても、第2の態様および第3
の態様を実行しなければならないことがある。かくし
て、第1の態様に依存していたキャッシャーは、第2お
よび第3の態様を実行せざるを得なくなった場合に大幅
な業務遅速化を招くという問題がある。
【0008】すなわち、上記第2の態様を例として説明
すると、装置構築上は、図7に示す如く、第1番目にキ
ー入力された“外税”はメモリM1に、第2番目にキー
入力された“商品登録”はメモリM2に、第3番目の
“10”と“値引”とからなる組キー入力はメモリM3
(M31,M32)に、かつ第4番目の“10”と
“×”との組キー入力はメモリM4(M41,M42)
にそれぞれセットされる〔図7(A),(B)参照〕。
すると、制御部は、同(C)に示すように所定の順序
(Xr)でメモリM1〜M4にセットされたキー入力内
容を読取って当該指定商品販売データ処理(商品登録)
を実行する。
【0009】さらに詳しくは、図8に示すように、n=
0として(ST20)、メモリMを検索(ST21)し
所定の各メモリMに所定のキー入力内容が成されている
か否かを判別(ST22)する。各番目のメモリMに適
合する当該各キー入力内容がセットされていれば(ST
22のYES,ST23,ST24のYES)、指定さ
れた商品販売データ処理が実行(ST25)される。し
かし、所定の各番目メモリMに所定のキー入力内容がセ
ットされていなければ(ST22のNO)、エラー処理
(ST26)となる。
【0010】したがって、例えば(“外税”)のキー入
力と(“10”,“値引”)の組キー入力とのキー入力
操作順序を間違えると、例え“10”と“値引”という
組キー入力が正しくても、エラー(ST26)となる。
つまり、予め決められた複数キー入力を所定の入力操作
順序で正しく行わなければならない。
【0011】つまり、キャッシャーは、ときどきに必要
とする第2および第3の態様に備え、各商品販売データ
処理に必要な各キー入力順序を覚えておかなければなら
ないので負担が大きく、1つでも失念すると大幅な業務
停滞を招くという問題である。
【0012】本発明の目的は、所定の複数キー入力を行
えばその入力操作順序に拘わらず当該各商品販売データ
処理を実行可能な商品販売データ処理装置を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】幾多の運用の実際を分析
すると、所定の複数キー入力に対し、どんなキー入力を
しなければならないことは指定した商品販売データ処理
の名称・内容からも概念的に覚え易い。しかし、それら
のキー入力操作順序は装置構築上の問題で一義的に決定
されたものであるから、当事者以外のキャッシャーにと
っては馴染み難い。
【0014】本発明は、この点に着目し、複数キー入力
のキー入力操作順序による制約を除去可能に形成したも
のである。
【0015】すなわち、請求項1の発明は、予め決めら
れた複数のキー入力が成されたことを条件に当該複数キ
ー入力に対応する商品販売データ処理を実行可能に形成
された商品販売データ処理装置において、前記各キー入
力が成された場合に各キー入力内容を予め決められた所
定の各メモリに記憶可能であるとともに複数のキー入力
を終了した旨の宣言が成されたことを条件に各メモリを
サーチしつつ当該複数キー入力内容が予め決められた複
数キー入力内容を満たしているか否かを判別可能かつ満
たされていると判別された場合に当該商品販売データ処
理を実行可能に形成した、ことを特徴とする。
【0016】かかる発明では、キー入力がされるとその
内容は予め決められたメモリに記憶される。つまり、各
キー入力内容と各メモリとが対応され、キー入力操作順
序は問題としない。複数のキー入力を終了した旨の宣言
がされると、メモリをサーチして当該複数キー入力の内
容がその順序を問われずに各商品販売データ処理ごとに
予め決められた複数キー入力内容を満たしているか否か
が判別される。満たされていると判別されると、指定さ
れた商品販売データ処理が実行される。
【0017】したがって、入力操作順序の制約を受けず
に複数キー入力を行いかつ終了の旨を宣言すれば当該商
品販売データ処理を実行させることができるから、キャ
ッシャーの負担を軽減しつつ業務能率を大幅に向上でき
るとともに、キャッシャーの習熟度的適格性を拡大でき
る。
【0018】また、請求項2の発明は、予め決められた
複数のキー入力が成されたことを条件に当該複数キー入
力に対応する商品販売データ処理を実行可能に形成され
た商品販売データ処理装置において、各キー入力内容に
対応する複数のメモリと,前記各キー入力が成された場
合に当該各キー入力内容を予め対応された各メモリに記
憶する対応記憶制御手段と,複数のキー入力を終了した
旨を宣言する宣言手段と,終了宣言が成されたことを条
件に複数の全部または一部のメモリをサーチしつつ当該
各メモリに記憶されている各キー入力内容を読取るキー
入力内容読取制御手段と,読取られた複数キー入力内容
が指定された商品販売データ処理に関して予め決められ
た複数キー入力内容を満たすか否かを判別する判別手段
と,満たされていると判別された場合に当該複数キー入
力内容を用いて当該商品販売データ処理を実行する処理
実行手段とを設け、予め決められた複数のキー入力とそ
の終了宣言を成せば当該複数キー入力の入力操作順序に
拘わらず指定された商品販売データ処理を実行可能に形
成した、ことを特徴とする。
【0019】かかる発明では、キー入力すると、対応記
憶制御手段が当該キー入力内容を当該内容に対応された
メモリに記憶する。複数キー入力を終了した場合に、宣
言手段を用いてその旨を宣言する。つまり、グループを
成す複数キー入力をした旨の確認をする。すると、キー
入力内容読取制御手段が働き、メモリのうちの全部また
は一部の複数メモリをサーチしつつ各キー入力内容を読
取る。引続き、判別手段が、読取られたキー入力内容が
指定された商品販売データ処理に関して予め決められた
複数キー入力内容を満たすか否かを判別する。満たされ
ていると判別された場合に、処理実行手段が当該複数キ
ー入力内容を用いて指定された商品販売データ処理を実
行する。
【0020】したがって、請求項1の発明の場合と同様
な作用効果を奏することはもとより、複数キー入力を行
った後に確認のための宣言をするだけでその入力順序を
問わずに業務遂行できるので、取扱いが一段と容易であ
る。
【0021】さらに、請求項3の発明は、指定商品販売
データ処理を実行するために必要とするキー入力内容名
目を表示器に表示する第1の表示制御手段と,各キー入
力が成された場合に当該各キー入力内容を対応するキー
入力内容名目表示位置に接近させて表示する第2の表示
制御手段が設けられている請求項2記載の商品販売デー
タ処理装置。
【0022】かかる発明では、第1の表示制御手段が指
定された商品販売データ処理を実行するために必要とす
る複数のキー入力内容の名目を表示器に表示する。ま
た、第2の表示制御手段は、キー入力が成される度に当
該キー入力内容を当該名目表示位置に接近させて表示す
る。したがって、必要とする複数キー入力内容に対して
実際の既入力および未入力を視覚確認することができ
る。よって、請求項1および請求項2の発明の場合と同
様な作用効果を奏し得る他、さらに取扱いがより簡単で
かつ業務能率をより大幅に向上できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本商品販売データ処理装置は、図1
に示す如く、基本的構成が電子キャッシュレジスタ10
とされかつ複数のメモリM(13M)と対応記憶制御手
段(11,12)と宣言手段(20D)とキー入力内容
読取制御手段(11,12)と判別手段(11,12)
と処理実行手段(11,12)とを設け、予め決められ
た複数のキー入力とその終了宣言を成せば当該複数キー
入力の入力操作順序に拘わらず指定された商品販売デー
タ処理を実行可能に形成されている。
【0024】また、第1および第2の表示制御手段(1
1,12)を設け、表示器21の画面上で実際にキー入
力された内容が指定した商品販売データ処理を実行する
ために必要とする複数キー入力内容を満たすか否か等を
目視確認可能に形成してある。
【0025】図1において、電子キャッシュレジスタ1
0は、CPU11,ROM12,RAM13,時計回路
14,スキャナ19(スキャナ回路15),キーボード
20(キーボード回路16),表示器21(表示制御回
路17),入出力ポート(I/O)18を介して接続さ
れたプリンタ22(プリンタ駆動回路24)およびドロ
ワ23(ドロワ開放装置25),通信回線1用のインタ
ーフェイス(I/F)29を含み、商品登録,会計処理
等を含む各種の商品販売データ処理を実行可能である。
【0026】RAM13には、図示省略した商品ファイ
ル,売上ファイルの他に、各単独キー入力内容および各
組キー入力内容のそれぞれに対応させた複数のメモリM
を有するメモリテーブル13Mと,各商品販売データ処
理を実行するために必要な複数キー入力内容が設定され
たシーケンステーブル13Sとが設けられている。
【0027】また、キーボード20には、複数のキー入
力を終了した旨を宣言するための宣言手段を形成する終
了宣言キー20Dが設けられている。
【0028】ここに、対応記憶制御手段は、各キー入力
が成された場合に当該各キー入力内容を予め対応された
各メモリMのそれぞれに記憶する手段で、対応記憶制御
プログラムを格納させたROM12とCPU11とから
形成され、図3のST12で実行される。
【0029】すなわち、従来例(図7)では図7(A)
に示す所定の入力操作順序でキー入力をした場合に所定
のメモリM1〜M4にセットされていたが、本発明では
図2(A1)に示す従来例〔図7(A)〕の場合はもと
より同(A2)に示すごとくその入力操作順序がどのよ
うなものであっても、例えば“外税”はメモリM11
に、“10”とその後の“値引”とはメモリM13のM
131とM132とに記憶(セット)することができ
る。
【0030】キー入力内容読取制御手段は、終了宣言が
成されたことを条件(図3のST14のYES)に、メ
モリテーブル13Mの全部または一部の複数のメモリM
をサーチしつつ当該各メモリMに記憶されている各キー
入力内容を読取る手段で、キー入力内容読取制御プログ
ラムを格納させたROM12とCPU11とから形成さ
れ、図3のST15で実行される。読取られた複数キー
入力内容は、この実施形態の場合は、RAM13のワー
クエリアに一時記憶される。なお、読取り方向は図2に
示すXfのみに限定されない。
【0031】各メモリMのメモリテーブル13M上での
割付けを各商品販売データ処理用ごとに区画しておけ
ば、メモリ〔例えば、図2(B)のM1〜M6,M10
〜M15,M20〜M25〕の全部をサーチしなくても
よくなる。つまり、例えば商品登録(商品販売データ処
理)用の一部のメモリ〔例えば、図2(B)のM10〜
M15)のみをサーチ(検索)するだけでよくなるから
高速化を図れる。
【0032】判別手段は、判別プログラムを格納させた
ROM12とCPU11とから形成され、読取られた複
数キー入力内容が指定された商品販売データ処理に関し
て予め決められた複数キー入力を満たすか否かを判別
(ST16)することができる。
【0033】この実施形態では、図1に示すシーケンス
テーブル13Sに設定(記憶)された各商品販売データ
処理ごとに対応する複数キー入力内容と、RAM13の
ワークエリアに一時記憶した読取り複数キー入力内容と
の比較において、判別(ST16)するものと形成され
ている。
【0034】処理実行手段は、判別手段(11,12)
によって満たされていると判別(ST16のYES)さ
れた場合に、入力操作順序に拘わらず入力された複数キ
ー入力内容を用いて当該商品販売データ処理を実行(S
T18)するもので、処理実行プログラムを格納させた
ROM12とCPU11とから形成されている。
【0035】第1の表示制御手段は、指定された商品販
売データ処理を実行するために必要とするキー入力内容
の名目(見出し)を表示器21に表示するもので、RO
M12とCPU11とから形成され図3のST10で実
行される。
【0036】すなわち、値引を伴う商品販売データ処理
(値引を伴う商品登録)が指定された場合には、図4に
示す如く、その名目(“外税”,“商品コード”,“値
引”,“×”)が表示される。
【0037】なお、運用の実際では、共通的,類似的な
商品販売データ処理については、その選択性拡大のため
に表示器21に同時的に表示するものと形成される場合
が多いので、この実施形態においても図4に示す如く
(“内税”,“非課税”)や(“割引”,“割増”)も
表示するものと形成してある。
【0038】第2の表示制御手段は、ROM12とCP
U11とから形成され、キー入力が成された場合(ST
11のYES)に当該各キー入力内容を対応するキー入
力内容名目表示値に接近させて表示器21に表示(ST
13)する。
【0039】図4との関係で示せば、図5に示すように
接近表示する。つまり、入力操作順序は問わず、例えば
組キー入力(“10”,“値引”)が成された場合に
は、「10」を当該名目「値引」の表示位置に接近させ
て表示する。したがって、終了宣言前に全てを入力した
か否かを簡単に確認することが可能となる。
【0040】次に、この実施形態の作用・動作を説明す
る。値引きを伴う商品登録(商品販売データ処理)が指
定(図3)された場合、第1の表示制御手段(11,1
2)は、当該処理を実行するに必要とする複数キー入力
内容の名目を図4に示す如く表示(ST10)する。
(“外税”),(“値引”),(“×”)である。
【0041】なお、これと類似的な割引や割増を伴う他
の商品販売データ処理に関する当該第1の表示制御手段
が、当該名目(“割引”等)を表示するとともに、共通
(必須的)な名目(“商品コード”,“商品名”等)も
表示される。
【0042】キャッシャーが、値引販売として前述した
“外税”および“商品登録”という2つの単独キー入力
と、“10”と“値引”および“10”と“×”という
2つの組キー入力をする場合、その入力操作順序の制約
を受けない。
【0043】例えば、最初に図2(A2)に示す組キー
入力(“10”と“×”)とをキー入力(ST11のY
ES)したとする。すると、対応記憶制御手段(11,
12)が、同(B)に示すメモリテーブル13M上の当
該キー入力内容に対応されたメモリM14(M141,
M142)に1点鎖線で示すように記憶(ST12)す
る。この際、第2の表示制御手段(11,12)は、図
5に示すように表示器21に第1の表示制御手段(1
1,12)によって表示されたキー入力内容名目(×)
の表示位置に接近させて当該キー入力内容「10」を表
示する(ST13)。したがって、「10個」を入力し
たことを確認することができる。
【0044】引続き、図2(A2)に示すように、“商
品登録”,“外税”,“10”および“値引”を、この
順序でキー入力したとする。これらの入力操作順序も問
われない。取消登録(商品販売データ処理)の場合と識
別化するためのキー入力内容「商品登録」は同(B)に
示す所定のメモリM12に、「外税」はメモリ11に、
「10」と「値引」とはメモリ13を形成するメモリ要
素M131とM132とに記憶(ST12)される。
【0045】かくして、表示器21には、図5で示すよ
うに表示される(ST13)。なお、商品コード「XX
…XX」と商品名「XX…XX」と単価「¥100」と
は、スキャナ19を用いたバーコードの読取り入力によ
る。
【0046】かくして、キャッシャーは、宣言手段(2
0D)を用いて終了宣言(ST14のYES)をする。
すると、キー入力内容読取制御手段(11,12)が、
少くとも図2に示すメモリテーブル13Mの一部のメモ
リM10〜M15を例えばXf方向にサーチしつつ各メ
モリに記憶されている各キー入力内容を読取り(ST1
5)、RAM13のワークエリアに一時記憶する。
【0047】引続き、判別手段(11,12)が、シー
ケンステーブル13Sを参照しつつ読取られた複数キー
入力内容が先に指定された商品販売データ処理(値引を
伴う商品登録)に関して予め決められた複数キー入力内
容を満たすか否かを判別(ST16)する。
【0048】満たすと判別(ST16のYES)される
と、処理実行手段(11,12)が当該商品販売データ
処理を実行する(ST18)。これより、表示器21の
表示は、図5に示す状態から図6に示す状態に切替えら
れる。なお、金額“900円”は、処理後に表示される
ものである。
【0049】なお、満たされないと判別(図3のST1
6のNO)には、この実施形態の場合は、催促表示制御
手段(CPU11,ROM12)が複数キー入力内容の
一部が不足している旨とその入力催促とのガイダンスを
表示器21に表示(ST19)するものと形成されてい
る。
【0050】しかして、この実施形態によれば、複数の
メモリM(13M)と対応記憶制御手段(11,12)
と宣言手段(20D)とキー入力内容読取制御手段(1
1,12)と判別手段(11,12)と処理実行手段
(11,12)とを設け、予め決められた複数のキー入
力とその終了宣言を成せば当該複数キー入力の入力操作
順序に拘わらず指定された商品販売データ処理を実行可
能に形成されているので、キャッシャーの負担を軽減し
つつ業務能率を大幅に向上できるとともに、キャッシャ
ーの習熟度的適格性を拡大できる。
【0051】また、第1の表示制御手段(11,12)
と第2の表示制御手段(11,12)とを設け、指定さ
れた商品販売データ処理を実行するために必要とする複
数のキー入力内容の名目を表示器21に表示可能かつキ
ー入力が成される度に当該キー入力内容を当該名目表示
位置に接近表示可能に形成されているので、必要とする
複数キー入力内容に対して実際の既入力および未入力を
視覚確認することができる。したがって、取扱いがより
簡単でかつ業務能率をより大幅に向上できる。
【0052】さらに、催促表示制御手段(11,12)
を設け、キャッシャーが実際にキー入力した内容が指定
した商品販売データ処理に対応する複数キー入力内容を
満たしていない場合にその旨と催促を表示するものと形
成されているので、取扱いが一段と容易になりより確実
なキー入力を行える。
【0053】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、各キー入力が
成された場合に各キー入力内容を予め決められた所定の
各メモリに記憶可能であるとともに複数のキー入力を終
了した旨の宣言が成されたことを条件に各メモリをサー
チしつつ当該複数キー入力内容が予め決められた複数キ
ー入力内容を満たしているか否かを判別可能かつ満たさ
れていると判別された場合に当該商品販売データ処理を
実行可能に形成されているので、入力操作順序の制約を
受けずに複数キー入力を行いかつ終了の旨を宣言すれば
当該商品販売データ処理を実行させることができるか
ら、キャッシャーの負担を軽減しつつ業務能率を大幅に
向上できるとともに、キャッシャーの習熟度的適格性を
拡大できる。
【0054】また、請求項2の発明によれば、複数のメ
モリと対応記憶制御手段と宣言手段とキー入力内容読取
制御手段と判別手段と処理実行手段とを設け、予め決め
られた複数のキー入力とその終了宣言を成せば当該複数
キー入力の入力操作順序に拘わらず指定された商品販売
データ処理を実行可能に形成されているので、請求項1
の発明の場合と同様な効果を奏することはもとより、複
数キー入力を行った後に確認のための宣言をするだけ
で、その入力順序を問わずに業務遂行できるので取扱い
が一段と容易である。
【0055】さらに、請求項3の発明によれば、指定商
品販売データ処理を実行するために必要とするキー入力
内容名目を表示器に表示する第1の表示制御手段と,各
キー入力が成された場合に当該各キー入力内容を対応す
るキー入力内容名目表示位置に接近させて表示する第2
の表示制御手段とが設けられているので、請求項1およ
び請求項2の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さ
らに取扱いがより簡単でかつ業務能率をより大幅に向上
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】同じく、メモリテーブルと対応記憶動作とを説
明するための図である。
【図3】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
【図4】同じく、第1の表示制御手段による表示態様を
説明するための図である。
【図5】同じく、第2の表示制御手段による表示態様を
説明するための図である。
【図6】同じく、処理後の表示態様を説明するための図
である。
【図7】従来例のキー入力動作を説明するための図であ
る。
【図8】同じく、動作と問題点とを説明するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10 電子キャッシュレジスタ(商品販売データ処理装
置) 11 CPU(対応記憶制御手段,キー入力内容読取制
御手段,判別手段,処理実行手段、第1の表示制御手
段,第2の表示制御手段) 12 ROM(対応記憶制御手段,キー入力内容読取制
御手段,判別手段,処理実行手段、第1の表示制御手
段,第2の表示制御手段) 13 RAM 13M メモリテーブル(メモリ) 13S シーケンステーブル 19 スキャナ 20 キーボード 20D 終了宣言キー(宣言手段) 21 表示器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め決められた複数のキー入力が成され
    たことを条件に当該複数キー入力に対応する商品販売デ
    ータ処理を実行可能に形成された商品販売データ処理装
    置において、 前記各キー入力が成された場合に各キー入力内容を予め
    決められた所定の各メモリに記憶可能であるとともに複
    数のキー入力を終了した旨の宣言が成されたことを条件
    に各メモリをサーチしつつ当該複数キー入力内容が予め
    決められた複数キー入力内容を満たしているか否かを判
    別可能かつ満たされていると判別された場合に当該商品
    販売データ処理を実行可能に形成した、ことを特徴とす
    る商品販売データ処理装置。
  2. 【請求項2】 予め決められた複数のキー入力が成され
    たことを条件に当該複数キー入力に対応する商品販売デ
    ータ処理を実行可能に形成された商品販売データ処理装
    置において、 各キー入力内容に対応する複数のメモリと,前記各キー
    入力が成された場合に当該各キー入力内容を予め対応さ
    れた各メモリに記憶する対応記憶制御手段と,複数のキ
    ー入力を終了した旨を宣言する宣言手段と,終了宣言が
    成されたことを条件に複数の全部または一部のメモリを
    サーチしつつ当該各メモリに記憶されている各キー入力
    内容を読取るキー入力内容読取制御手段と,読取られた
    複数キー入力内容が指定された商品販売データ処理に関
    して予め決められた複数キー入力内容を満たすか否かを
    判別する判別手段と,満たされていると判別された場合
    に当該複数キー入力内容を用いて当該商品販売データ処
    理を実行する処理実行手段とを設け、予め決められた複
    数のキー入力とその終了宣言を成せば当該複数キー入力
    の入力操作順序に拘わらず指定された商品販売データ処
    理を実行可能に形成した、ことを特徴とする商品販売デ
    ータ処理装置。
  3. 【請求項3】 指定商品販売データ処理を実行するため
    に必要とするキー入力内容名目を表示器に表示する第1
    の表示制御手段と,各キー入力が成された場合に当該各
    キー入力内容を対応するキー入力内容名目表示位置に接
    近させて表示する第2の表示制御手段が設けられている
    請求項2記載の商品販売データ処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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