JPH10240233A - ピアノのシーケンサ用補助台 - Google Patents

ピアノのシーケンサ用補助台

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Publication number
JPH10240233A
JPH10240233A JP9040948A JP4094897A JPH10240233A JP H10240233 A JPH10240233 A JP H10240233A JP 9040948 A JP9040948 A JP 9040948A JP 4094897 A JP4094897 A JP 4094897A JP H10240233 A JPH10240233 A JP H10240233A
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JP
Japan
Prior art keywords
sequencer
piano
plate
bridging
plates
Prior art date
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Pending
Application number
JP9040948A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisamitsu Honda
久光 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority to JP9040948A priority Critical patent/JPH10240233A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、アップライトピアノに対して、シ
ーケンサを操作し易い位置に配置することのできるシー
ケンサ用補助台を提供することを目的とする。 【解決手段】シーケンサ1の補助台10は、2枚の係合プ
レート11,12と2枚の橋渡しプレート13,14からなる。
係合プレート11,12は上端部をピアノの上前板5の上端
縁に係合するための係合部11a,12aを有すると共に、
上前板5に垂直に当接させる当接部11b,12bとシーケ
ンサ1を保持するための保持部11c,12cを有してい
る。又、橋渡しプレート13,14はネジ15が貫通できるだ
けの幅を持もつ孔を有している。橋渡しプレート13,14
を係合プレート11,12に橋渡しするように横向きに配置
し、ネジ15でネジ止めして組み立てる。こうすると、ピ
アノの上前板5の前面に補助台10が設置され、その上
にシーケンサ1が載置されるから、演奏者が椅子に座っ
たままの姿勢でシーケンサ1の操作が容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピアノに対して所
定の信号処理を行うシーケンサを演奏者が操作し易い位
置に配置するのに好適なピアノのシーケンサ用補助台に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、アップライトピアノには、団
地内等でもピアノの音を気兼ねしないで弾けるように消
音機能を設けたものや、予め記憶した楽曲に合わせて演
奏者に押鍵を指示する押鍵指示機能を有するもの、或い
は、予め記憶した楽曲に合わせてピアノを自動演奏する
自動演奏機能を有するもの等、種々の機能を付与したも
のがある。
【0003】そして、これらのピアノでは、各種機能を
実現するために、鍵やハンマーの動きを検知してMid
i信号を出力したり、Midi信号に従ってハンマ駆動
用或いはインジケータ表示用の信号を出力する、信号処
理用のシーケンサが別途設けられる。そして、アップラ
イトピアノには、こうしたシーケンサを載置するための
専用の載置台がないことから、従来では、例えば図6に
示すように、ピアノ100の屋根101の上面にシーケ
ンサ103を載置するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シーケンサに
は、通常、その上面に操作部が設けられているため、従
来のように、ピアノの屋根の上にシーケンサを置くよう
にしていると、演奏者が椅子に座ったままの姿勢でシー
ケンサを操作することはできず、演奏者がシーケンサを
操作する際には、その都度立ち上がる必要があった。ま
た、演奏者が小さい子供である場合には、立ち上がって
も操作部に手が届かず、シーケンサを操作することはで
きなかった。
【0005】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
ので、アップライトピアノに対して、シーケンサを操作
し易い位置に配置することのできるシーケンサ用補助台
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段、発明の実施の形態及び発
明の効果】本発明は上記目的を達成するためになされた
ものであって請求項1に記載の発明は、ピアノに対して
所定の信号処理を行うシーケンサを載置するための載置
部と、該載置部をピアノ前面の所定位置に固定するため
の固定部と、を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項1の発明によると、演奏者が椅子に
座ったままの姿勢で操作できる位置にシーケンサを載置
できる。請求項2に記載の発明は、請求項1記載のピア
ノのシーケンサ用補助台において、前記固定部をピアノ
の上前板の上端縁に係合可能に構成してなることを特徴
とする。請求項2に記載の発明によると、さらに、操作
し易い位置にシーケンサを置くことができる。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
ピアノのシーケンサ用補助台において、一端に前記上前
板の上端縁に係合可能な固定部が形成された長尺状の2
枚の係合プレートと、該2枚の係合プレートを所定間隔
で並列に配置するための橋渡しプレートとからなり、前
記係合プレートと前記橋渡しプレートとをネジ止めする
ことにより、前記シーケンサを載置可能な載置部を形成
してなることを特徴とする。請求項3に記載の発明によ
ると、補助台を取り付ける際にその場で組み立てられた
り、分解させた形でコンパクトな状態で持ち込める。
又、新規のピアノにも取り付けられるし、既存のピアノ
にも補助台を買って取り付けることができる。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項3記載の
ピアノのシーケンサ用補助台において、前記橋渡しプレ
ート及び係合プレートの内の一方は、前記ネジ止め用の
ネジを螺合可能なネジ孔を備え、他方は該ネジを挿通可
能な挿通孔を備え、しかも該挿通孔は、前記係合プレー
トの配列方向に長い長孔であることを特徴とする。請求
項4に記載の発明によると、長孔があるからシーケンサ
の幅に合わせて係合プレートの間隔を調整することがで
きる。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項3又は4
に記載のピアノのシーケンサ用補助台において、前記各
係合プレートは、前記固定部から前記上前板に沿って真
っ直ぐ延びる垂直部から前記上前板の前方に屈曲した屈
曲部を有し、前記載置部は、該各係合プレートの屈曲部
と前記ネジ止めにより各屈曲部間を接続する橋渡しプレ
ートとにより形成されることを特徴とする。請求項5に
記載の発明によると、シーケンサを演奏者の近くに置け
るから操作がし易い。又、載置部を単に垂直に設けた場
合、シーケンサが倒れないように固定する必要があるが
載置部が傾斜しているので落ち難い。
【0011】
【実施例】アップライトピアノに対して所定の信号処理
を行なうシーケンサ用の補助台の実施例を図に基づいて
説明する。第1実施例は、図1,図2に示すようにシー
ケンサ1を補助台10に載置してピアノの上前板5の前
面に備えることにある。
【0012】シーケンサ1は図1(a)示すような形状
をしており上面に操作面3を有している。補助台10は
図1(b)に示すように2枚の係合プレート11,12
と2枚の橋渡しプレート13,14とこれ等のプレート
をネジ止めするためのネジ15から成っている。
【0013】係合プレート11,12は、上端部をピア
ノの上前板5を挟み込むようにして引っ掛けられるだけ
の幅を持つL型に屈曲した係合部11a,12aを有し
ていると共に、上前板5の上端縁から前面に垂直に当接
する当接部11b,12bとシーケンサ1の下面を保持
するために手前に屈曲させて伸びる載置部11c,12
cからなっている。尚、載置部11c,12cはシーケ
ンサ1が横や下にずれ出したりしないように支えるため
の囲い板11d,12dを外側に迫り出すように設けて
有る。又、垂直部11b,12bと載置部11c,12
cに当接させる橋渡しプレート13,14をネジ止めす
るための図示していないネジ孔が係合プレート11,1
2に夫々に設けて有る。
【0014】又、橋渡しプレート13には、ネジ15が
貫通できるだけの大きさの孔を持たせると共に長手方向
に伸びる遊びを持たせた長孔13a,13bを有してい
る。橋渡しプレート14にも橋渡しプレート13と同様
の長孔14a,14bを有している。この長孔13a,
13b,14a,14bによってシーケンサの大きさに
合わせて係合プレート11,12の設置幅を調節でき
る。
【0015】このような補助台10は、図1(b)に示
すように、2枚の係合プレート11,12に対して橋渡
しするように2枚の橋渡しプレート13,14を夫々に
当接させてネジ15でネジ止めすると補助台10が組み
立てられる。組み立てられた補助台10は、図2(a)
に示すように上前板5の上端縁に係合部11a,12a
を引っ掛け裏側に設けてあるちょうネジ17で締め付け
て固定する。
【0016】こうすると、ピアノの上前板5の前面にシ
ーケンサ1が備えられるから、演奏者はもとより小さい
子供でも椅子に腰掛けたままの姿勢でシーケンサ1の操
作面3に手が届くようになる。第2実施例は、図2
(b)に示すようにシーケンサの載置部も垂直部を延長
させて垂直にしてあり補助台20にシーケンサ1を垂直
に支持する。
【0017】こうすると、シーケンサが前方に突き出さ
ないで済む。以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明の趣旨の範囲を越えない限り種々の実施がで
きる。例えば、上記実施例では補助台を上前板の上端縁
に係合させて備えるように説明したが、図3に示す第3
実施例のように、上前板5の一部をくり抜き、くり抜い
た上端縁に係合部31を係合させて補助台30を固定し
てもよいし、図4に示す第4実施例のように、棚板7の
底面に補助台40を矢印で示すように回動自在に設け、
ピアノのを演奏する際には点線で示す位置まで補助台4
0を持ち上げて図示していない停止部材で補助台40の
下面部又は側面部を支えて停止させるようにしてもよ
い。尚、補助台40を下前板の前面に回動自在に備える
こともできる。
【0018】又、図5に示す第5実施例のように、下前
板8の前方に設けられた引き出しに補助台50を載せ
て、ピアノ演奏の際は点線で示す位置まで補助台を引き
出して使用するようにしてもよい。尚、補助台50の引
出しを棚板の下面に吊下げるように備えることもでき
る。
【0019】そしてこのように補助台50を棚板7の下
方に回動自在又は引き出し可能に設けた場合には、図
4,図5に実線で示すようにシーケンサを使用しない時
に、補助台50(延いてはシーケンサ)を棚板の下方に
収納して置くことができる。尚このように演奏者の脇に
補助台を出し入れする場合は、シーケンサの操作面を演
奏者側に向けてセットするとシーケンサの操作が容易に
なる。
【0020】又、第1,第2実施例では、橋渡しプレー
トに長孔を形成させて説明したが、係合プレートに配列
方向に伸びる長孔を形成させ、橋渡しプレートにネジ止
めさせてもよい。しかし、係合プレートのプレート幅を
広く設ける必要があるので実施例の方が優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例のピアノのシーケンサ用補助台の
要部を表し、(a)はシーケンサの斜視図、(b)は補
助台の斜視図。
【図2】 第1,第2実施例のピアノのシーケンサ用補
助台の取り付け要部を表す断面図。
【図3】 第3実施例のピアノのシーケンサ用補助台の
取り付け要部を表し、(a)は側面から見た部分断面
図、(b)は正面図。
【図4】 第4実施例のピアノのシーケンサ用補助台の
取り付け要部を表す側面図。
【図5】 第5実施例のピアノのシーケンサ用補助台の
取り付け要部を表す側面図。
【図6】 従来例のピアノのシーケンサの載置状況を表
す側面図。
【符号の説明】
1…シーケンサ、5…上前板、10,20,30,4
0,50…補助台、11,12…係合プレート、13,
14…橋渡しプレート、13a,13b,14a,14
b…長孔、15…ネジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G10H 1/32 G10H 1/32 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピアノに対して所定の信号処理を行うシ
    ーケンサを載置するための載置部と、該載置部をピアノ
    前面の所定位置に固定するための固定部と、を備えたこ
    とを特徴とするピアノのシーケンサ用補助台。
  2. 【請求項2】 前記固定部をピアノの上前板の上端縁に
    係合可能に構成してなることを特徴とする請求項1記載
    のピアノのシーケンサ用補助台。
  3. 【請求項3】 一端に前記上前板の上端縁に係合可能な
    固定部が形成された長尺状の2枚の係合プレートと、該
    2枚の係合プレートを所定間隔で並列に配置するための
    橋渡しプレートとからなり、前記係合プレートと前記橋
    渡しプレートとをネジ止めすることにより、前記シーケ
    ンサを載置可能な載置部を形成してなることを特徴とす
    る請求項2記載のピアノのシーケンサ用補助台。
  4. 【請求項4】 前記橋渡しプレート及び係合プレートの
    内の一方は、前記ネジ止め用のネジを螺合可能なネジ孔
    を備え、他方は該ネジを挿通可能な挿通孔を備え、しか
    も該挿通孔は、前記係合プレートの配列方向に長い長孔
    であることを特徴とする請求項3記載のピアノのシーケ
    ンサ用補助台。
  5. 【請求項5】 前記各係合プレートは、前記固定部から
    前記上前板に沿って真っ直ぐ延びる垂直部から前記上前
    板の前方に屈曲した屈曲部を有し、前記載置部は、該各
    係合プレートの屈曲部と前記ネジ止めにより各屈曲部間
    を接続する橋渡しプレートとにより形成されることを特
    徴とする請求項3又は4に記載のピアノのシーケンサ用
    補助台。
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