JPH10239850A - 荷電粒子ビーム装置および可変成形型荷電粒子ビーム描画装置 - Google Patents
荷電粒子ビーム装置および可変成形型荷電粒子ビーム描画装置Info
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- JPH10239850A JPH10239850A JP4612497A JP4612497A JPH10239850A JP H10239850 A JPH10239850 A JP H10239850A JP 4612497 A JP4612497 A JP 4612497A JP 4612497 A JP4612497 A JP 4612497A JP H10239850 A JPH10239850 A JP H10239850A
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- particle beam
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 荷電粒子ビームの遮断制御によっても、荷電
粒子ビーム光路上に配置された部材の温度を一定に維持
し、この部材の変位を防止した荷電粒子ビーム装置およ
び可変成形型荷電粒子ビーム描画装置を実現する。 【解決手段】 電子源1より放射された電子ビームEB
は、第1のレンズである照明レンズ2で開孔口3を有す
る第1の開孔板4を照明する。照明レンズ2は第1の開
孔板4の下側に電子源1のクロスオーバ5を結ぶ。ブラ
ンカー20,21は成形ビーム遮断制御を行うための偏
向器である。成形ビーム遮断時には、照明ビームの中心
軸17は太い実線で示すように進み、第1の開孔板4と
第2の開孔板7上の電子ビーム位置は遮断されない時の
位置と同じ位置K,K´を維持しているので、温度発生
源の移動は生じない。
粒子ビーム光路上に配置された部材の温度を一定に維持
し、この部材の変位を防止した荷電粒子ビーム装置およ
び可変成形型荷電粒子ビーム描画装置を実現する。 【解決手段】 電子源1より放射された電子ビームEB
は、第1のレンズである照明レンズ2で開孔口3を有す
る第1の開孔板4を照明する。照明レンズ2は第1の開
孔板4の下側に電子源1のクロスオーバ5を結ぶ。ブラ
ンカー20,21は成形ビーム遮断制御を行うための偏
向器である。成形ビーム遮断時には、照明ビームの中心
軸17は太い実線で示すように進み、第1の開孔板4と
第2の開孔板7上の電子ビーム位置は遮断されない時の
位置と同じ位置K,K´を維持しているので、温度発生
源の移動は生じない。
Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、荷電粒子ビームをブラ
ンキングすることができる荷電粒子ビーム装置、およ
び、被描画材料に照射される電子ビームやイオンビーム
の断面の面積を可変して描画を行うようにした可変成形
型荷電粒子ビーム描画装置に関する。
ンキングすることができる荷電粒子ビーム装置、およ
び、被描画材料に照射される電子ビームやイオンビーム
の断面の面積を可変して描画を行うようにした可変成形
型荷電粒子ビーム描画装置に関する。
【0002】
【従来の技術】可変成形型電子ビーム描画装置では、2
枚の矩形開孔口と、2枚の矩形開孔口の間に設けられた
偏向器によって電子ビームの断面を矩形に成形してい
る。すなわち、第1の矩形開孔口の像を第2の矩形開孔
口上に投影すると共に、第1の矩形開孔口を透過した電
子ビームを偏向して第2の矩形開孔口上の投射位置を変
え、異なった断面積の電子ビームを成形し、成形された
電子ビームを被描画材料にショットする。
枚の矩形開孔口と、2枚の矩形開孔口の間に設けられた
偏向器によって電子ビームの断面を矩形に成形してい
る。すなわち、第1の矩形開孔口の像を第2の矩形開孔
口上に投影すると共に、第1の矩形開孔口を透過した電
子ビームを偏向して第2の矩形開孔口上の投射位置を変
え、異なった断面積の電子ビームを成形し、成形された
電子ビームを被描画材料にショットする。
【0003】図1にこのような可変成形型電子ビーム描
画装置の電子光学系を示す。図中電子を発生する電子放
射源(以下電子源という)1より放射された電子ビーム
EBは、第1のレンズである照明レンズ2により、矩形
状の開孔口3を有する第1の開孔板4を照明する。
画装置の電子光学系を示す。図中電子を発生する電子放
射源(以下電子源という)1より放射された電子ビーム
EBは、第1のレンズである照明レンズ2により、矩形
状の開孔口3を有する第1の開孔板4を照明する。
【0004】照明レンズ2は、開孔板4の下側に電子源
1の像(以下クロスオーバという)5を結ぶ。クロスオ
ーバ5の光軸上の位置は、成形偏向器6の偏向中心に一
致している。成形偏向器6の下部には、開孔口3を第2
の開孔板7上に投影するための第2のレンズである成形
レンズ8が設けてある。なお、第2の開孔板7には、矩
形状の開孔口9が穿たれている。
1の像(以下クロスオーバという)5を結ぶ。クロスオ
ーバ5の光軸上の位置は、成形偏向器6の偏向中心に一
致している。成形偏向器6の下部には、開孔口3を第2
の開孔板7上に投影するための第2のレンズである成形
レンズ8が設けてある。なお、第2の開孔板7には、矩
形状の開孔口9が穿たれている。
【0005】開孔口9と、開孔口9上に投影されている
開孔口3の像との相互の位置関係を図2に示す。開孔口
3の像3iは、成形偏向器6により開孔口9上を2方向
(X,Y方向)に偏向され、その結果、開孔口9を通過
する電子ビームの大きさは変わり、成形ビームの大きさ
が制御される。
開孔口3の像との相互の位置関係を図2に示す。開孔口
3の像3iは、成形偏向器6により開孔口9上を2方向
(X,Y方向)に偏向され、その結果、開孔口9を通過
する電子ビームの大きさは変わり、成形ビームの大きさ
が制御される。
【0006】成形ビームは、ビーム受け絞り10を通
り、2回目のクロスオーバ11を第3のレンズである縮
小レンズ12の前に結ぶ。縮小レンズ12は第4のレン
ズである投影レンズ13の主面に、3回目のクロスオー
バ14を結ぶ。発生した成形ビームは、縮小レンズ12
と投影レンズ13により、被描画材料15上に縮小投影
される。
り、2回目のクロスオーバ11を第3のレンズである縮
小レンズ12の前に結ぶ。縮小レンズ12は第4のレン
ズである投影レンズ13の主面に、3回目のクロスオー
バ14を結ぶ。発生した成形ビームは、縮小レンズ12
と投影レンズ13により、被描画材料15上に縮小投影
される。
【0007】上記した可変成形型電子ビーム描画装置で
は、被描画材料15上に、ある大きさの成形ビームを照
射(以下ショットという)し、ついで、別の大きさの成
形ビームをショットし、これを繰り返して、膨大な回数
の可変成形ビームのショットを行う。
は、被描画材料15上に、ある大きさの成形ビームを照
射(以下ショットという)し、ついで、別の大きさの成
形ビームをショットし、これを繰り返して、膨大な回数
の可変成形ビームのショットを行う。
【0008】この成形ビームをショットする間に、成形
ビームのショット位置を変えなければならない。この位
置を変える間は、成形ビームが材料15上をショットし
ないように、成形ビームを遮断する必要がある。偏向器
(以下ブランカーという)16は、この成形ビームを遮
断制御するために設けられている。
ビームのショット位置を変えなければならない。この位
置を変える間は、成形ビームが材料15上をショットし
ないように、成形ビームを遮断する必要がある。偏向器
(以下ブランカーという)16は、この成形ビームを遮
断制御するために設けられている。
【0009】成形ビームの遮断には、高速制御が要求さ
れ、その応答も極めて短時間に高速に行う必要がある。
この応答時間は、発生制御電圧に依存し、30〜40ボ
ルトで数10nsであるため、電圧を高くしてブランカ
ー16のすぐ下にビーム受け絞りを配置することは、応
答時間が長くなるために困難となる。
れ、その応答も極めて短時間に高速に行う必要がある。
この応答時間は、発生制御電圧に依存し、30〜40ボ
ルトで数10nsであるため、電圧を高くしてブランカ
ー16のすぐ下にビーム受け絞りを配置することは、応
答時間が長くなるために困難となる。
【0010】また、ビーム受け絞りをブランカーから離
して配置すると、電子光学長が長くなり、空間電荷効果
による成形ビームの解像度の低下に繋がる。このため
に、ビーム受け絞り10は、第2の開孔板7と縮小レン
ズ12との間に配置されている。
して配置すると、電子光学長が長くなり、空間電荷効果
による成形ビームの解像度の低下に繋がる。このため
に、ビーム受け絞り10は、第2の開孔板7と縮小レン
ズ12との間に配置されている。
【0011】なお、成形ビーム遮断制御(ブランキング
制御)は、ショット間のみならず、描画フィールドの移
動、被描画材料の長距離移動、被描画材料の交換時等で
も動作させることになるので、比較的長い時間の遮断が
行われる場合も生じる。
制御)は、ショット間のみならず、描画フィールドの移
動、被描画材料の長距離移動、被描画材料の交換時等で
も動作させることになるので、比較的長い時間の遮断が
行われる場合も生じる。
【0012】また、成形ビーム遮断時には、照明ビーム
の中心軸17は、図中太い実線で示すように進み、第1
の開孔板4と第2の開孔板7上の電子ビーム位置は、遮
断されないときの位置Kから、遮断されるときの位置K
´に移動する。
の中心軸17は、図中太い実線で示すように進み、第1
の開孔板4と第2の開孔板7上の電子ビーム位置は、遮
断されないときの位置Kから、遮断されるときの位置K
´に移動する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子ビーム
が物体に衝突すると、発熱が生じて物体の温度を上昇さ
せる。上記した可変成形型電子ビーム描画装置内の開孔
板4,7のように、薄くて小さい物体の温度上昇は、僅
かな投入電力(数ワット)でも顕著に発生する。投入電
力で生じる温度発生源が一定の位置を維持していれば、
物体位置は安定状態を維持しているが、温度発生源が移
動すると、物体を保持している部分との熱の伝導状況が
変わり、物体の位置変動が生じる。
が物体に衝突すると、発熱が生じて物体の温度を上昇さ
せる。上記した可変成形型電子ビーム描画装置内の開孔
板4,7のように、薄くて小さい物体の温度上昇は、僅
かな投入電力(数ワット)でも顕著に発生する。投入電
力で生じる温度発生源が一定の位置を維持していれば、
物体位置は安定状態を維持しているが、温度発生源が移
動すると、物体を保持している部分との熱の伝導状況が
変わり、物体の位置変動が生じる。
【0014】第1の開孔板4は、第2の開孔板7よりも
投入される電力ははるかに大きい。これは、図3に示す
ように、第1の開孔板4上には、開孔口3の大きさ以上
の電子ビームEBaが衝突するのに対して、第2の開孔
板7上には、図2に示すように、開孔口3を通過した電
子ビーム3iが衝突するからである。この温度発生源の
移動は、開孔板4を変位させ、成形ビームの大きさが所
定の大きさからずれてしまう問題を生じる。
投入される電力ははるかに大きい。これは、図3に示す
ように、第1の開孔板4上には、開孔口3の大きさ以上
の電子ビームEBaが衝突するのに対して、第2の開孔
板7上には、図2に示すように、開孔口3を通過した電
子ビーム3iが衝突するからである。この温度発生源の
移動は、開孔板4を変位させ、成形ビームの大きさが所
定の大きさからずれてしまう問題を生じる。
【0015】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、その目的は、荷電粒子ビームの遮断制御によっ
ても、荷電粒子ビーム光路上に配置された部材の温度を
一定に維持し、この部材の変位を防止した荷電粒子ビー
ム装置および可変成形型荷電粒子ビーム描画装置を実現
するにある。
もので、その目的は、荷電粒子ビームの遮断制御によっ
ても、荷電粒子ビーム光路上に配置された部材の温度を
一定に維持し、この部材の変位を防止した荷電粒子ビー
ム装置および可変成形型荷電粒子ビーム描画装置を実現
するにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に基づく
荷電粒子ビーム装置は、荷電粒子ビームの光軸上に配置
され、荷電粒子ビームが照射される部材と、この部材の
前に荷電粒子ビームを偏向するブランカーを配置し、ブ
ランカーによって荷電粒子ビームを部材位置を偏向支点
として偏向するようにしたことを特徴としている。
荷電粒子ビーム装置は、荷電粒子ビームの光軸上に配置
され、荷電粒子ビームが照射される部材と、この部材の
前に荷電粒子ビームを偏向するブランカーを配置し、ブ
ランカーによって荷電粒子ビームを部材位置を偏向支点
として偏向するようにしたことを特徴としている。
【0017】請求項1の発明では、荷電粒子ビームが照
射される部材の前に荷電粒子ビームを偏向するブランカ
ーを配置し、ブランカーによって荷電粒子ビームを部材
位置を偏向支点として偏向する。
射される部材の前に荷電粒子ビームを偏向するブランカ
ーを配置し、ブランカーによって荷電粒子ビームを部材
位置を偏向支点として偏向する。
【0018】請求項2の発明に基づく可変成形型荷電粒
子ビーム描画装置は、荷電粒子ビームの光軸に沿って第
1と第2の矩形開孔口を配置し、第1の矩形開孔口の像
を第2の矩形開孔口上に投影すると共に、第1の矩形開
孔口を透過した荷電粒子ビームを偏向して第2の矩形開
孔口上の投射位置を変え、異なった断面積の荷電粒子ビ
ームを成形し、成形された荷電粒子ビームを被描画材料
にショットすると共に、荷電粒子ビームをブランカーに
よって偏向して被描画材料への荷電粒子ビームのショッ
トを遮断するようにした可変成形型荷電粒子ビーム描画
装置において、第1の開孔口上が偏向支点となるように
ブランカーによって荷電粒子ビームを偏向するように構
成したことを特徴としている。
子ビーム描画装置は、荷電粒子ビームの光軸に沿って第
1と第2の矩形開孔口を配置し、第1の矩形開孔口の像
を第2の矩形開孔口上に投影すると共に、第1の矩形開
孔口を透過した荷電粒子ビームを偏向して第2の矩形開
孔口上の投射位置を変え、異なった断面積の荷電粒子ビ
ームを成形し、成形された荷電粒子ビームを被描画材料
にショットすると共に、荷電粒子ビームをブランカーに
よって偏向して被描画材料への荷電粒子ビームのショッ
トを遮断するようにした可変成形型荷電粒子ビーム描画
装置において、第1の開孔口上が偏向支点となるように
ブランカーによって荷電粒子ビームを偏向するように構
成したことを特徴としている。
【0019】請求項2の発明では、可変成形型荷電粒子
ビーム描画装置において、第1の開孔口上が偏向支点と
なるようにブランカーによって荷電粒子ビームを偏向す
る。請求項3の発明では、請求項2の発明において、荷
電粒子ビームの中心軸の第1の開孔口と第2の開孔口上
の位置を、荷電粒子ビームの遮断されない時と遮断時と
で同じ位置となるように、ブランカーにより荷電粒子ビ
ームを偏向するように構成した。
ビーム描画装置において、第1の開孔口上が偏向支点と
なるようにブランカーによって荷電粒子ビームを偏向す
る。請求項3の発明では、請求項2の発明において、荷
電粒子ビームの中心軸の第1の開孔口と第2の開孔口上
の位置を、荷電粒子ビームの遮断されない時と遮断時と
で同じ位置となるように、ブランカーにより荷電粒子ビ
ームを偏向するように構成した。
【0020】請求項4の発明では、請求項2の発明にお
いて、ブランカーを第1の開孔口の前に2段設けた。請
求項5の発明では、請求項4の発明において、ブランカ
ーを第1の開孔口の前の照明レンズの前に2段設けた。
いて、ブランカーを第1の開孔口の前に2段設けた。請
求項5の発明では、請求項4の発明において、ブランカ
ーを第1の開孔口の前の照明レンズの前に2段設けた。
【0021】請求項6の発明では、請求項5の発明にお
いて、第1と第2のブランカーの偏向中心間隔をL、第
1のブランカーと照明レンズの主面との間隔をD、照明
レンズに対する第1の開孔口3の仮想位置と照明レンズ
の主面との距離をP、第1のブランカーの偏向角をθ
a、第2のブランカーの偏向角をθbとすると、関係
式、 θa/θb=(D+P)/(D+P+L) を保って荷電粒子ビームを偏向するようにした。
いて、第1と第2のブランカーの偏向中心間隔をL、第
1のブランカーと照明レンズの主面との間隔をD、照明
レンズに対する第1の開孔口3の仮想位置と照明レンズ
の主面との距離をP、第1のブランカーの偏向角をθ
a、第2のブランカーの偏向角をθbとすると、関係
式、 θa/θb=(D+P)/(D+P+L) を保って荷電粒子ビームを偏向するようにした。
【0022】請求項7の発明では、請求項4の発明にお
いて、ブランカーを第1の開孔口の前の照明レンズを挟
んで2段設けた。請求項8の発明では、請求項7の発明
において、第1のブランカーの偏向中心と照明レンズの
主面との間隔をQ、照明レンズの主面と第2のブランカ
ーの偏向中心との間隔をR、第2のブランカーの偏向中
心と第1の開孔口との間隔をS、照明レンズに対する第
1のブランカーの偏向中心の仮想位置と照明レンズの主
面との距離をQ´、第1のブランカーの偏向角をθa、
第2のブランカーの偏向角をθbとすると、関係式、 θa/θb=Q´÷Q×S÷(Q´+R+S) を保って荷電粒子ビームを偏向するようにした。
いて、ブランカーを第1の開孔口の前の照明レンズを挟
んで2段設けた。請求項8の発明では、請求項7の発明
において、第1のブランカーの偏向中心と照明レンズの
主面との間隔をQ、照明レンズの主面と第2のブランカ
ーの偏向中心との間隔をR、第2のブランカーの偏向中
心と第1の開孔口との間隔をS、照明レンズに対する第
1のブランカーの偏向中心の仮想位置と照明レンズの主
面との距離をQ´、第1のブランカーの偏向角をθa、
第2のブランカーの偏向角をθbとすると、関係式、 θa/θb=Q´÷Q×S÷(Q´+R+S) を保って荷電粒子ビームを偏向するようにした。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図4は本発明に基づく可変
成形型電子ビーム描画装置の電子光学系の一例を示して
いる。この図2において、図1の従来装置と同一ないし
は類似の構成要素には同一番号を付し、その詳細な説明
は省略する。
施の形態を詳細に説明する。図4は本発明に基づく可変
成形型電子ビーム描画装置の電子光学系の一例を示して
いる。この図2において、図1の従来装置と同一ないし
は類似の構成要素には同一番号を付し、その詳細な説明
は省略する。
【0024】図4において、電子源1より放射された電
子ビームEBは、第1のレンズである照明レンズ2で開
孔口3を有する第1の開孔板4を照明する。照明レンズ
2は第1の開孔板4の下側に電子源1のクロスオーバ5
を結ぶ。ブランカー20,21は成形ビーム遮断制御を
行うための偏向器である。
子ビームEBは、第1のレンズである照明レンズ2で開
孔口3を有する第1の開孔板4を照明する。照明レンズ
2は第1の開孔板4の下側に電子源1のクロスオーバ5
を結ぶ。ブランカー20,21は成形ビーム遮断制御を
行うための偏向器である。
【0025】成形ビーム遮断時には、照明ビームの中心
軸17は太い実線で示すように進み、第1の開孔板4と
第2の開孔板7上の電子ビーム位置は遮断されない時の
位置と同じ位置K,K´を維持しているので、温度発生
源の移動は生じない。
軸17は太い実線で示すように進み、第1の開孔板4と
第2の開孔板7上の電子ビーム位置は遮断されない時の
位置と同じ位置K,K´を維持しているので、温度発生
源の移動は生じない。
【0026】照明ビームの中心軸17の第1の開孔板4
と第2の開孔板7上の位置を、遮断されない時と遮断時
とで同じ位置として、温度移動源の移動をなくすために
は、ブランカー20,21の偏向角をある比率で偏向す
ることにより達成される。この比率は、各構成要素の配
置関係で決まる。
と第2の開孔板7上の位置を、遮断されない時と遮断時
とで同じ位置として、温度移動源の移動をなくすために
は、ブランカー20,21の偏向角をある比率で偏向す
ることにより達成される。この比率は、各構成要素の配
置関係で決まる。
【0027】ブランカー20とブランカー21の偏向中
心間隔をL、ブランカー21と照明レンズ2の主面との
間隔をD、照明レンズ2に対する第1の開孔口3の仮想
位置(図示せず、照明レンズ2の焦点距離により決ま
る)と照明レンズ2の主面との距離をPとすると、次の
関係式を保って偏向すれば、温度発生源の移動は生じな
い。
心間隔をL、ブランカー21と照明レンズ2の主面との
間隔をD、照明レンズ2に対する第1の開孔口3の仮想
位置(図示せず、照明レンズ2の焦点距離により決ま
る)と照明レンズ2の主面との距離をPとすると、次の
関係式を保って偏向すれば、温度発生源の移動は生じな
い。
【0028】θa/θb=(D+P)/(D+P+L) 上式で、θaはブランカー20の偏向角、θbはブラン
カー21の偏向角である。なお、偏向方向はこの式では
表現していないが、お互いに逆向きであることは明らか
である。θaとθbは、ブランカー20とブランカー2
1(ブランカー20とブランカー21は同一構造のもの
とする)へ与える偏向電圧に比例するので、上式で決ま
る比率の電圧をブランカー20とブランカー21へ供給
する。あるいは同一偏向電圧でブランカーの電極長や電
極間隔をブランカー20とブランカー21で別々の寸法
を適切に決めてもこの比率は得られる。
カー21の偏向角である。なお、偏向方向はこの式では
表現していないが、お互いに逆向きであることは明らか
である。θaとθbは、ブランカー20とブランカー2
1(ブランカー20とブランカー21は同一構造のもの
とする)へ与える偏向電圧に比例するので、上式で決ま
る比率の電圧をブランカー20とブランカー21へ供給
する。あるいは同一偏向電圧でブランカーの電極長や電
極間隔をブランカー20とブランカー21で別々の寸法
を適切に決めてもこの比率は得られる。
【0029】特殊な具体例としては、第1の開孔口3の
位置を照明レンズ2の焦点位置と一致させれば、開孔口
3の仮想位置は無限遠位置(P=∞)となり、θa=θ
bとなる。すなわち、供給する電圧は、極性を逆にした
同一電圧となり、電子ビームの遮断制御が容易となる。
位置を照明レンズ2の焦点位置と一致させれば、開孔口
3の仮想位置は無限遠位置(P=∞)となり、θa=θ
bとなる。すなわち、供給する電圧は、極性を逆にした
同一電圧となり、電子ビームの遮断制御が容易となる。
【0030】図5は本発明の他の実施の形態を示してい
るが、図4の装置と同一ないしは類似の構成要素には同
一番号を付し、その詳細な説明は省略する。図5におい
て、ブランカー20と21は、照明レンズ2を挟んで配
置されている。
るが、図4の装置と同一ないしは類似の構成要素には同
一番号を付し、その詳細な説明は省略する。図5におい
て、ブランカー20と21は、照明レンズ2を挟んで配
置されている。
【0031】図5において、電子源1より放射された電
子ビームEBは、第1のレンズである照明レンズ2で開
孔口3を有する第1の開孔板4を照明する。照明レンズ
2は第1の開孔板4の下側に電子源1のクロスオーバ5
を結ぶ。ブランカー20,21は成形ビーム遮断制御を
行うための偏向器である。
子ビームEBは、第1のレンズである照明レンズ2で開
孔口3を有する第1の開孔板4を照明する。照明レンズ
2は第1の開孔板4の下側に電子源1のクロスオーバ5
を結ぶ。ブランカー20,21は成形ビーム遮断制御を
行うための偏向器である。
【0032】成形ビーム遮断時には、照明ビームの中心
軸17は太い実線で示すように進み、第1の開孔板4と
第2の開孔板7上の電子ビーム位置は遮断されない時の
位置と同じ位置K,K´を維持しているので、温度発生
源の移動は生じない。
軸17は太い実線で示すように進み、第1の開孔板4と
第2の開孔板7上の電子ビーム位置は遮断されない時の
位置と同じ位置K,K´を維持しているので、温度発生
源の移動は生じない。
【0033】照明ビームの中心軸17の第1の開孔板4
と第2の開孔板7上の位置を、遮断されない時と遮断時
とで同じ位置として、温度移動源の移動をなくすために
は、ブランカー20,21の偏向角をある比率で偏向す
ることにより達成される。この比率は、各構成要素の配
置関係で決まる。
と第2の開孔板7上の位置を、遮断されない時と遮断時
とで同じ位置として、温度移動源の移動をなくすために
は、ブランカー20,21の偏向角をある比率で偏向す
ることにより達成される。この比率は、各構成要素の配
置関係で決まる。
【0034】ブランカー20の偏向中心と照明レンズ2
の主面との間隔をQ、照明レンズ2の主面とブランカー
21の偏向中心との間隔をR、ブランカー21の偏向中
心と開孔口3との間隔をS、照明レンズ2に対するブラ
ンカー20の偏向中心の仮想位置(図示せず、照明レン
ズ2の焦点距離により決まる)と照明レンズ2の主面と
の距離をQ´とすると、次の関係式を保って偏向すれ
ば、温度発生源の移動は生じない。
の主面との間隔をQ、照明レンズ2の主面とブランカー
21の偏向中心との間隔をR、ブランカー21の偏向中
心と開孔口3との間隔をS、照明レンズ2に対するブラ
ンカー20の偏向中心の仮想位置(図示せず、照明レン
ズ2の焦点距離により決まる)と照明レンズ2の主面と
の距離をQ´とすると、次の関係式を保って偏向すれ
ば、温度発生源の移動は生じない。
【0035】 θa/θb=Q´÷Q×S÷(Q´+R+S) 上式で、θaはブランカー20の偏向角、θbはブラン
カー21の偏向角である。なお、偏向方向はこの式では
表現していないが、お互いに逆向きであることは明らか
である。θaとθbは、ブランカー20とブランカー2
1(ブランカー20とブランカー21は同一構造のもの
とする)へ与える偏向電圧に比例するので、上式で決ま
る比率の電圧をブランカー20とブランカー21へ供給
する。あるいは同一偏向電圧でブランカーの電極長や電
極間隔をブランカー20とブランカー21で別々の寸法
を適切に決めてもこの比率は得られる。
カー21の偏向角である。なお、偏向方向はこの式では
表現していないが、お互いに逆向きであることは明らか
である。θaとθbは、ブランカー20とブランカー2
1(ブランカー20とブランカー21は同一構造のもの
とする)へ与える偏向電圧に比例するので、上式で決ま
る比率の電圧をブランカー20とブランカー21へ供給
する。あるいは同一偏向電圧でブランカーの電極長や電
極間隔をブランカー20とブランカー21で別々の寸法
を適切に決めてもこの比率は得られる。
【0036】特殊な具体例としては、ブランカー21の
偏向中心の位置を照明レンズ2の焦点位置と一致させれ
ば、照明レンズ2に対するブランカー20の偏向中心の
仮想位置は無限遠位置(P=∞)となり、θa=θbと
なる。すなわち、供給する電圧は、極性を逆にした同一
電圧となり、電子ビームの遮断制御が容易となる。
偏向中心の位置を照明レンズ2の焦点位置と一致させれ
ば、照明レンズ2に対するブランカー20の偏向中心の
仮想位置は無限遠位置(P=∞)となり、θa=θbと
なる。すなわち、供給する電圧は、極性を逆にした同一
電圧となり、電子ビームの遮断制御が容易となる。
【0037】図4,図5に示した実施の形態以外にも、
複数の偏向器を組み合わせて同様な動作を行うことかで
きる。例えば、照明レンズ2と第1の開孔板4との間
に、ブランカー20,21を配置したり、ブランカー2
0と21のいずれか、または、両方を更に複数に分けて
配置する等の組み合わせも可能である。更にブランカー
として静電偏向器を例に説明したが電極偏向器でも可能
であることは言うまでもない。
複数の偏向器を組み合わせて同様な動作を行うことかで
きる。例えば、照明レンズ2と第1の開孔板4との間
に、ブランカー20,21を配置したり、ブランカー2
0と21のいずれか、または、両方を更に複数に分けて
配置する等の組み合わせも可能である。更にブランカー
として静電偏向器を例に説明したが電極偏向器でも可能
であることは言うまでもない。
【0038】また、本発明の基本アイデアを他の目的に
使用することもできる。例えば、電子ビームの通路上の
特定の部材に電子ビームが衝突すると汚染が生じ、電子
がその汚染部分に滞留する。電子ビームの遮断制御によ
り、電子ビーム光軸が変化すると、特定の部材における
電子の滞留量が変化し、滞留した電子による電位変化が
生じ、電子ビーム光軸が変動する。電子ビームの遮断制
御の際の電子ビームの偏向支点を電子が滞留する部分に
選ぶと、汚染部分での電位変化がなくなり、電子ビーム
の光軸の変化を防ぐことができる。
使用することもできる。例えば、電子ビームの通路上の
特定の部材に電子ビームが衝突すると汚染が生じ、電子
がその汚染部分に滞留する。電子ビームの遮断制御によ
り、電子ビーム光軸が変化すると、特定の部材における
電子の滞留量が変化し、滞留した電子による電位変化が
生じ、電子ビーム光軸が変動する。電子ビームの遮断制
御の際の電子ビームの偏向支点を電子が滞留する部分に
選ぶと、汚染部分での電位変化がなくなり、電子ビーム
の光軸の変化を防ぐことができる。
【0039】以上本発明の実施形態を説明したが、本発
明はこの実施の形態に限定されない。例えば、電子ビー
ムを例に説明したが、イオンビームの遮断制御やイオン
ビーム描画装置にも本発明を適用することができる。
明はこの実施の形態に限定されない。例えば、電子ビー
ムを例に説明したが、イオンビームの遮断制御やイオン
ビーム描画装置にも本発明を適用することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明で
は、荷電粒子ビームが照射される部材の前に荷電粒子ビ
ームを偏向するブランカーを配置し、ブランカーによっ
て荷電粒子ビームを部材位置を偏向支点として偏向する
ように構成した。その結果、荷電粒子ビームが照射され
る部材での電子の滞留量が、ブランカーによる荷電粒子
ビームの偏向制御によっても変化せず、滞留した電子に
よる電位変化が生じることがなくなるため、荷電粒子ビ
ームの光軸の変化を防止することができる。
は、荷電粒子ビームが照射される部材の前に荷電粒子ビ
ームを偏向するブランカーを配置し、ブランカーによっ
て荷電粒子ビームを部材位置を偏向支点として偏向する
ように構成した。その結果、荷電粒子ビームが照射され
る部材での電子の滞留量が、ブランカーによる荷電粒子
ビームの偏向制御によっても変化せず、滞留した電子に
よる電位変化が生じることがなくなるため、荷電粒子ビ
ームの光軸の変化を防止することができる。
【0041】請求項2〜8の発明では、可変成形型荷電
粒子ビーム描画装置において、第1の開孔口上が偏向支
点となるようにブランカーによって荷電粒子ビームを偏
向するように構成した。その結果、第1の開孔口上の荷
電粒子ビームの位置は、ブランカーによる荷電粒子ビー
ムの偏向によっても変化しないため、第1の開孔口が設
けられた第1の開孔板に照射される荷電粒子ビームの量
の変化は生じない。したがって、第1の開孔板上の熱発
生源は一定位置にあり、開孔板は安定した位置を保つこ
とができ、成形ビームの大きさを高い精度で所定の大き
さに維持することができる。
粒子ビーム描画装置において、第1の開孔口上が偏向支
点となるようにブランカーによって荷電粒子ビームを偏
向するように構成した。その結果、第1の開孔口上の荷
電粒子ビームの位置は、ブランカーによる荷電粒子ビー
ムの偏向によっても変化しないため、第1の開孔口が設
けられた第1の開孔板に照射される荷電粒子ビームの量
の変化は生じない。したがって、第1の開孔板上の熱発
生源は一定位置にあり、開孔板は安定した位置を保つこ
とができ、成形ビームの大きさを高い精度で所定の大き
さに維持することができる。
【図1】従来の可変成形型電子ビーム描画装置の一例を
示す図である。
示す図である。
【図2】図1の装置の第2の開孔板と照射される電子ビ
ームを示す図である。
ームを示す図である。
【図3】図1の装置の第1の開孔板と照射される電子ビ
ームを示す図である。
ームを示す図である。
【図4】本発明に基づく可変成形型電子ビーム描画装置
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図5】本発明に基づく可変成形型電子ビーム描画装置
の他の例を示す図である。
の他の例を示す図である。
1 電子源 2 照明レンズ 3,9 開孔口 4,7 開孔板 6 成形偏向器 8 成形レンズ 10 絞り 12 縮小レンズ 13 投影レンズ 15 被描画材料 20,21 ブランカー
Claims (8)
- 【請求項1】 荷電粒子ビームの光軸上に配置され、荷
電粒子ビームが照射される部材と、この部材の前に荷電
粒子ビームを偏向するブランカーを配置し、ブランカー
によって荷電粒子ビームを部材位置を偏向支点として偏
向するようにした荷電粒子ビーム装置。 - 【請求項2】 荷電粒子ビームの光軸に沿って第1と第
2の矩形開孔口を配置し、第1の矩形開孔口の像を第2
の矩形開孔口上に投影すると共に、第1の矩形開孔口を
透過した荷電粒子ビームを偏向して第2の矩形開孔口上
の投射位置を変え、異なった断面積の荷電粒子ビームを
成形し、成形された荷電粒子ビームを被描画材料にショ
ットすると共に、荷電粒子ビームをブランカーによって
偏向して被描画材料への荷電粒子ビームのショットを遮
断するようにした可変成形型荷電粒子ビーム描画装置に
おいて、第1の開孔口上が偏向支点となるようにブラン
カーによって荷電粒子ビームを偏向するように構成した
可変成形型荷電粒子ビーム描画装置。 - 【請求項3】 荷電粒子ビームの中心軸の第1の開孔口
と第2の開孔口上の位置が、荷電粒子ビームの遮断され
ない時と遮断時とで同じ位置となるように、ブランカー
により荷電粒子ビームを偏向するように構成した請求項
2記載の可変成形型荷電粒子ビーム描画装置。 - 【請求項4】 ブランカーは第1の開孔口の前に2段設
けられている請求項2記載の可変成形型荷電粒子ビーム
描画装置。 - 【請求項5】 ブランカーは第1の開孔口の前の照明レ
ンズの前に2段設けられている請求項4記載の可変成形
型荷電粒子ビーム描画装置。 - 【請求項6】 第1と第2のブランカーの偏向中心間隔
をL、第1のブランカーと照明レンズの主面との間隔を
D、照明レンズに対する第1の開孔口3の仮想位置と照
明レンズの主面との距離をP、第1のブランカーの偏向
角をθa、第2のブランカーの偏向角をθbとすると、
関係式、 θa/θb=(D+P)/(D+P+L) を保って荷電粒子ビームを偏向するようにした請求項5
記載の可変成形型荷電粒子ビーム描画装置。 - 【請求項7】 ブランカーは第1の開孔口の前の照明レ
ンズを挟んで2段設けられている請求項4記載の可変成
形型荷電粒子ビーム描画装置。 - 【請求項8】 第1のブランカーの偏向中心と照明レン
ズの主面との間隔をQ、照明レンズの主面と第2のブラ
ンカーの偏向中心との間隔をR、第2のブランカーの偏
向中心と第1の開孔口との間隔をS、照明レンズに対す
る第1のブランカーの偏向中心の仮想位置と照明レンズ
の主面との距離をQ´、第1のブランカーの偏向角をθ
a、第2のブランカーの偏向角をθbとすると、関係
式、 θa/θb=Q´÷Q×S÷(Q´+R+S) を保って荷電粒子ビームを偏向するようにした請求項7
記載の可変成形型荷電粒子ビーム描画装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4612497A JPH10239850A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 荷電粒子ビーム装置および可変成形型荷電粒子ビーム描画装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4612497A JPH10239850A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 荷電粒子ビーム装置および可変成形型荷電粒子ビーム描画装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10239850A true JPH10239850A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=12738245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4612497A Pending JPH10239850A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 荷電粒子ビーム装置および可変成形型荷電粒子ビーム描画装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10239850A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007027017A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Jeol Ltd | 電子線装置 |
JP2007067192A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Jeol Ltd | 荷電粒子ビーム露光装置の調整方法及び荷電粒子ビーム露光装置 |
CN109698103A (zh) * | 2017-10-24 | 2019-04-30 | 中国科学院上海应用物理研究所 | 带电粒子束的流强调节装置 |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP4612497A patent/JPH10239850A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007027017A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Jeol Ltd | 電子線装置 |
JP2007067192A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Jeol Ltd | 荷電粒子ビーム露光装置の調整方法及び荷電粒子ビーム露光装置 |
CN109698103A (zh) * | 2017-10-24 | 2019-04-30 | 中国科学院上海应用物理研究所 | 带电粒子束的流强调节装置 |
CN109698103B (zh) * | 2017-10-24 | 2021-03-26 | 中国科学院上海应用物理研究所 | 带电粒子束的流强调节装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020611 |