JPH10239510A - カラーフィルタの製造装置及び該装置における泡抜き方法及びプリント装置及び該装置における泡抜き方法 - Google Patents

カラーフィルタの製造装置及び該装置における泡抜き方法及びプリント装置及び該装置における泡抜き方法

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JPH10239510A
JPH10239510A JP3923197A JP3923197A JPH10239510A JP H10239510 A JPH10239510 A JP H10239510A JP 3923197 A JP3923197 A JP 3923197A JP 3923197 A JP3923197 A JP 3923197A JP H10239510 A JPH10239510 A JP H10239510A
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JP
Japan
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ink
flow path
branch valve
color filter
jet head
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JP3923197A
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English (en)
Inventor
Masaji Sofue
正司 祖父江
Makoto Akahira
誠 赤平
Yoshihiro Shigemura
芳裕 茂村
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インク供給系内の泡を容易に取り除くことが可
能なカラーフィルタの製造装置を提供する。 【解決手段】インクジェットヘッド55からカラーフィ
ルタ基板53に向けてインクを吐出することにより、カ
ラーフィルタを製造する装置90であって、インクタン
ク551からインクジェットヘッド55へインクを供給
するためのインク流路553a,553bと、インク流
路中の気泡を除去するためにインク流路の途中に配設さ
れた分岐弁554とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば液晶表示装
置用のカラーフィルタの製造装置及び該装置における泡
抜き方法及びプリント装置及び該装置における泡抜き方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に液晶表示装置は、パーソナルコン
ピュータ、ワードプロセッサ、パチンコ遊技台、自動車
ナビゲーションシステム、小型テレビ等に搭載され、近
年需要が増大している。しかしながら、液晶表示装置は
価格が高く、液晶表示装置のコストダウンに対する要求
は年々強まっている。
【0003】液晶表示装置を構成するカラーフィルタ
は、透明基板上に赤(R)、緑(G)、青(B)などの
各画素を配列して構成され、さらにこれらの各画素の周
囲には表示コントラストを高めるために、光遮蔽するた
めのブラックマトリックスが設けられている。
【0004】カラーフィルタの各画素を着色する方法と
しては、顔料分散法、染色法、電着法等がある。
【0005】また、カラーフィルタのコストダウンに対
する要求から、印刷法またはインクジェット法で各画素
を着色する方法が提案されている。しかしながら、印刷
法においては、印刷版からの転写と乾燥の工程をR,
G,Bの各画素毎に3回繰返す必要があるため、歩留り
が低下するという問題があった。
【0006】一方、インクジェット法に関しては、例え
ば特開昭59−75205号公報では、R,G,Bの3
色の色素を含有するインクを、基板上にインクジェット
方式で噴射し、各インクを乾燥させて着色画像部を形成
することが提案されている。こうしたインクジェット法
では、R,G,Bの各画素の形成を一度にすることが可
能で大幅な製造工程の簡略化と、大幅なコストダウン効
果を得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
インクジェット法では、ヘッドに安定してインクを供給
するためのインク供給系を有した製造装置が用いられる
が、このような装置においては、例えば、不吐出等を起
こしたインクジェットヘッドを交換するために、ヘッド
をインク供給系から切り離す脱着部を有している。
【0008】この脱着部において、一度でも脱着動作を
行うと、インク供給系内に泡が進入することは避けられ
ず、進入した泡は、一旦インク供給系内に入るとその系
外に取り除くことが非常に困難である。また、インク供
給系内に滞った泡は、ヘッド内に入り込む可能性が高
く、ヘッドの不吐出や吐出の不安定を引き起こすことが
あり、問題である。また、カラーフィルタの製造におい
ては、こうした泡による不吐出などは、画素の白抜け等
の致命的欠陥を引き起こす。
【0009】これを防止するために、インク供給系内、
特に脱着部内に入った泡を、ヘッドノズルから大量のイ
ンクと共に系外に押し出す方法が種々提案されている。
【0010】しかしながら、単にヘッドノズルからイン
クを押し出すだけでは、インク供給系内の泡を容易に系
外に排出することは困難であり、また一度ヘッド内に泡
が入ると完全に泡を排出するのは困難であるため、良好
なカラーフィルタをインクジェット方式において製造す
ることが困難であった。
【0011】このように、供給系内の泡を取り除くこと
は、カラーフィルタを製造する上で非常に重要となる。
【0012】また、このような問題は、カラーフィルタ
の製造装置以外の通常のインクジェットプリンターなど
の装置においても同様に起こものである。
【0013】従って、本発明は上述した課題に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、インク供
給系内の泡を容易に取り除くことが可能なカラーフィル
タの製造装置及び及び該装置における泡抜き方法及びプ
リント装置及び該装置における泡抜き方法を提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明に係わるカラーフィルタ
の製造装置は、インクジェットヘッドからカラーフィル
タ基板に向けてインクを吐出することにより、カラーフ
ィルタを製造する装置であって、インクタンクから前記
インクジェットヘッドへインクを供給するためのインク
流路と、前記インク流路中の気泡を除去するために前記
インク流路の途中に配設された分岐弁とを具備すること
を特徴としている。
【0015】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記インクジェットヘッドは前記製
造装置に対して着脱自在に装着されており、前記インク
流路は、前記インクジェットヘッドの着脱にともなっ
て、その途中に位置する着脱部において着脱され、前記
分岐弁は、前記インク流路の着脱にともなって該インク
流路中に進入した気泡を該インク流路から抜き取ること
を特徴としている。
【0016】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記分岐弁は、前記着脱部の近傍に
配置されていることを特徴としている。
【0017】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記分岐弁は、前記インクジェット
ヘッドの吐出ノズルと前記着脱部との間に位置するイン
ク流路に配置されていることを特徴としている。
【0018】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記分岐弁は、前記インクタンクと
前記着脱部との間に位置するインク流路に配置されてい
ることを特徴としている。
【0019】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記インクタンクと前記着脱部との
間のインク流路に配置され、インクを前記インクジェッ
トヘッドに向けて押し出すためのポンプを更に具備する
ことを特徴としている。
【0020】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記分岐弁にはインク排出用インク
流路が接続されていることを特徴としている。
【0021】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記インクジェットヘッドは、熱エ
ネルギーを利用してインクを吐出するヘッドであって、
インクに与える熱エネルギーを発生するための熱エネル
ギー発生体を備えることを特徴としている。
【0022】また、本発明に係わるカラーフィルタの製
造装置における泡抜き方法は、インクジェットヘッドか
らカラーフィルタ基板に向けてインクを吐出することに
より、カラーフィルタを製造する装置における泡抜き方
法であって、インクタンクから前記インクジェットヘッ
ドへインクを供給するためのインク流路の途中に配設さ
れた分岐弁からインク流路内の気泡を抜き取ることを特
徴としている。
【0023】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置における泡抜き方法において、前記インクジェ
ットヘッドを前記製造装置に対して着脱する着脱工程を
更に具備し、前記インクジェットヘッドの着脱とともに
着脱されるインク流路の着脱にともなって該インク流路
中に進入した気泡を、前記分岐弁から抜き取ることを特
徴としている。
【0024】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置における泡抜き方法において、前記インク流路
の着脱部の近傍に配置された前記分岐弁から前記気泡を
抜き取ることを特徴としている。
【0025】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置における泡抜き方法において、前記インクジェ
ットヘッドの吐出ノズルと前記インク流路の着脱部との
間に配置された前記分岐弁から前記気泡を抜き取ること
を特徴としている。
【0026】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置における泡抜き方法において、前記インクタン
クと前記インク流路の着脱部との間に配置された前記分
岐弁から前記気泡を抜き取ることを特徴としている。
【0027】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置における泡抜き方法において、前記インクタン
クと前記インク流路の着脱部との間に配置されたポンプ
により、前記気泡を前記分岐弁から押し出すことを特徴
としている。
【0028】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置における泡抜き方法において、前記分岐弁に接
続されたインク排出用インク流路から前記気泡を抜き取
ることを特徴としている。
【0029】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置における泡抜き方法において、前記インクジェ
ットヘッドは、熱エネルギーを利用してインクを吐出す
るヘッドであって、インクに与える熱エネルギーを発生
するための熱エネルギー発生体を備えることを特徴とし
ている。
【0030】また、本発明に係わるプリント装置は、イ
ンクジェットヘッドから被記録媒体に向けてインクを吐
出することにより、記録を行なうプリント装置であっ
て、インクタンクから前記インクジェットヘッドへイン
クを供給するためのインク流路と、前記インク流路中の
気泡を除去するために前記インク流路の途中に配設され
た分岐弁とを具備することを特徴としている。
【0031】また、この発明に係わるプリント装置にお
いて、前記インクジェットヘッドは前記プリント装置に
対して着脱自在に装着されており、前記インク流路は、
前記インクジェットヘッドの着脱にともなって、その途
中に位置する着脱部において着脱され、前記分岐弁は、
前記インク流路の着脱にともなって該インク流路中に進
入した気泡を該インク流路から抜き取ることを特徴とし
ている。
【0032】また、この発明に係わるプリント装置にお
いて、前記分岐弁は、前記着脱部の近傍に配置されてい
ることを特徴としている。
【0033】また、この発明に係わるプリント装置にお
いて、前記分岐弁は、前記インクジェットヘッドの吐出
ノズルと前記着脱部との間に位置するインク流路に配置
されていることを特徴としている。
【0034】また、この発明に係わるプリント装置にお
いて、前記分岐弁は、前記インクタンクと前記着脱部と
の間に位置するインク流路に配置されていることを特徴
としている。
【0035】また、この発明に係わるプリント装置にお
いて、前記インクタンクと前記着脱部との間のインク流
路に配置され、インクを前記インクジェットヘッドに向
けて押し出すためのポンプを更に具備することを特徴と
している。
【0036】また、この発明に係わるプリント装置にお
いて、前記分岐弁にはインク排出用インク流路が接続さ
れていることを特徴としている。
【0037】また、この発明に係わるプリント装置にお
いて、前記インクジェットヘッドは、熱エネルギーを利
用してインクを吐出するヘッドであって、インクに与え
る熱エネルギーを発生するための熱エネルギー発生体を
備えることを特徴としている。
【0038】また、本発明に係わるプリント装置におけ
る泡抜き方法は、インクジェットヘッドから被記録媒体
に向けてインクを吐出することにより、記録を行なうプ
リント装置における泡抜き方法であって、インクタンク
から前記インクジェットヘッドへインクを供給するため
のインク流路の途中に配設された分岐弁からインク流路
内の気泡を抜き取ることを特徴としている。
【0039】また、この発明に係わるプリント装置にお
ける泡抜き方法において、前記インクジェットヘッドを
前記プリント装置に対して着脱する着脱工程を更に具備
し、前記インクジェットヘッドの着脱とともに着脱され
るインク流路の着脱にともなって該インク流路中に進入
した気泡を、前記分岐弁から抜き取ることを特徴として
いる。
【0040】また、この発明に係わるプリント装置にお
ける泡抜き方法において、前記インク流路の着脱部の近
傍に配置された前記分岐弁から前記気泡を抜き取ること
を特徴としている。
【0041】また、この発明に係わるプリント装置にお
ける泡抜き方法において、前記インクジェットヘッドの
吐出ノズルと前記インク流路の着脱部との間に配置され
た前記分岐弁から前記気泡を抜き取ることを特徴として
いる。
【0042】また、この発明に係わるプリント装置にお
ける泡抜き方法において、前記インクタンクと前記イン
ク流路の着脱部との間に配置された前記分岐弁から前記
気泡を抜き取ることを特徴としている。
【0043】また、この発明に係わるプリント装置にお
ける泡抜き方法において、前記インクタンクと前記イン
ク流路の着脱部との間に配置されたポンプにより、前記
気泡を前記分岐弁から押し出すことを特徴としている。
【0044】また、この発明に係わるプリント装置にお
ける泡抜き方法において、前記分岐弁に接続されたイン
ク排出用インク流路から前記気泡を抜き取ることを特徴
としている。
【0045】また、この発明に係わるプリント装置にお
ける泡抜き方法において、前記インクジェットヘッド
は、熱エネルギーを利用してインクを吐出するヘッドで
あって、インクに与える熱エネルギーを発生するための
熱エネルギー発生体を備えることを特徴としている。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0047】図1はカラーフィルタの製造装置の構成を
示す概略図である。
【0048】図1において、51は装置架台、52は架
台51上に配置されたXYθステージ、53はXYθス
テージ52上にセットされたカラーフィルタ基板、54
はカラーフィルタ基板53上に形成されるカラーフィル
タ、55はカラーフィルタ54の着色を行うR(赤),
G(緑),B(青)のインクジェットヘッド、58はカ
ラーフィルタ製造装置90の全体動作を制御するコント
ローラ、59はコントローラの表示部であるところのテ
ィーチングペンダント(パソコン)、60は59の操作
部であるところのキーボードを示している。
【0049】図2A乃至図2Eはインク供給路を示す図
である。
【0050】図1、図2A乃至図2Dにおいて、551
はインクジェットヘッド外に配置されたインクタンク、
552はインクチューブの脱着部、553a,553b
はインクをインクタンクからインクジェットヘッド55
に導くためのインクチューブ、554はインクチューブ
の途中に設けられた泡抜き用分岐弁、555は泡抜き用
分岐弁を介してインクチューブ内からインクとともに泡
を抜き出して排出するための排出チューブ、559はイ
ンクタンク551からインクジェットヘッド55にイン
クを供給するためのポンプを示している。
【0051】図2C乃至図2Eにおいて556はインク
チューブ内に進入した気泡を示し、557,558は気
泡の排出方向を示す矢印を示している。
【0052】図2Aは、インクジェットヘッド55とイ
ンクタンク551間をつなぐインクチューブ553a,
553b、脱着部552、及び泡抜き用分岐弁554内
がすべてインクで満たされ、インク供給路内に泡のない
状態を示す。泡抜き用分岐弁554は、ヘッド55と脱
着部552が連通するように切り替えられており、イン
クチューブ553a内のインクは排出チューブ555に
進入しないようになされている。。
【0053】図2Bはインクジェットヘッド55をイン
ク供給路から切り放した状態を示す図であり、図2Cは
インクジェットヘッド55をインク供給路に再び接続し
た状態を示す図である。
【0054】このようにインクジェットヘッド55をイ
ンク供給路から脱着すると、脱着部552から気泡55
6が脱着部552の内部または脱着部552の近傍のイ
ンクチューブ553a,553b内に入り込む。
【0055】図2Dは図2Cで示す気泡556をインク
供給路外に排出する工程を示した図である。
【0056】排出チューブ555と脱着部552が連通
するように、泡抜き用分岐弁554を切り替え、ポンプ
559を駆動し、インクタンク551のインクを脱着部
552に向かって押し出し、気泡556を矢印557で
示すようにインク供給路外に排出する。気泡の排出後
は、泡抜き用分岐弁554を切り替え、図2Aの状態に
戻す。
【0057】図2Eは本発明を用いない場合の、従来の
泡抜き方法を示した図である。ポンプ559を駆動さ
せ、インクジェットヘッド55内に大量のインクを送り
込むことで、気泡558をノズルから排出していた。こ
の方法では、気泡を完全にインク供給路及びインクジェ
ットヘッド55から排出することが難しかったが、本実
施形態の方法によれば、インク供給路内に進入した気泡
を容易にインク供給路から排出することができる。
【0058】なお、インクの送り方は本実施形態ではポ
ンプで行うようにしているが、その他の方法でも良く、
ポンプで送る方法に限定されるものではない。
【0059】また、インクジェットヘッド55とインク
タンク551は、本実施形態では、一本のインクチュー
ブ553で接続されているように説明したが、一本に限
定されるものではない。
【0060】また、気泡を排出するときにインクを送る
方向は、インクタンク551からヘッド55の方向に限
るものではなく、例えば、泡抜き用分岐弁554が着脱
部552とインクタンク551の間に配置されている場
合には、上記の説明とは逆方向にインクを送って気泡を
排出する。
【0061】図3はカラーフィルタ製造装置90の制御
コントローラの構成図である。59は制御コントローラ
58の入出力手段であるティーチングペンダント、62
は製造の進行状況及びヘッドの異常の有無等の情報を表
示する表示部、60はカラーフィルタ製造装置90の動
作等を指示する操作部(キーボード)である。
【0062】58はカラーフィルタ製造装置90の全体
動作を制御するところのコントローラ、65はティーチ
ングペンダント59とのデータの受け渡しを行うインタ
フェース、66はカラーフィルタ製造装置90の制御を
行うCPU、67はCPU66を動作させるための制御
プログラムを記憶しているROM、68は異常情報等を
記憶するRAM、70はカラーフィルタの各画素内への
インクの吐出を制御する吐出制御部、71はカラーフィ
ルタ製造装置90のXYθステージ52の動作を制御す
るステージ制御部、90はコントローラ58に接続さ
れ、その指示に従って動作するカラーフィルタ製造装置
を示している。
【0063】次に、図4は、上記のカラーフィルタ製造
装置90に使用されるインクジェットヘッド55の構造
を示す図である。図1においては、インクジェットヘッ
ドはR,G,Bの3色に対応して3個設けられているが、
これらの3個のヘッドは夫々同一の構造であるので、図
4にはこれらの3個のヘッドのうちの1つの構造を代表
して示している。
【0064】図4において、インクジェットヘッド55
は、インクを加熱するための複数のヒータ102が形成
された基板であるヒータボード104と、このヒータボ
ード104の上にかぶせられる天板106とから概略構
成されている。天板106には、複数の吐出口108が
形成されており、吐出口108の後方には、この吐出口
108に連通するトンネル状の液路110が形成されて
いる。各液路110は、隔壁112により隣の液路と隔
絶されている。各液路110は、その後方において1つ
のインク液室114に共通に接続されており、インク液
室114には、インク供給口116を介してインクが供
給され、このインクはインク液室114から夫々の液路
110に供給される。
【0065】ヒータボード104と、天板106とは、
各液路110に対応した位置に各ヒータ102が来る様
に位置合わせされて図4の様な状態に組み立てられる。
図4においては、2つのヒータ102しか示されていな
いが、ヒータ102は、夫々の液路110に対応して1
つずつ配置されている。そして、図4の様に組み立てら
れた状態で、ヒータ102に所定の駆動パルスを供給す
ると、ヒータ102上のインクが沸騰して気泡を形成
し、この気泡の体積膨張によりインクが吐出口108か
ら押し出されて吐出される。従って、ヒータ102に加
える駆動パルスを制御、例えば電力の大きさを制御する
ことにより気泡の大きさを調整することが可能であり、
吐出口から吐出されるインクの体積を自在にコントロー
ルすることができる。
【0066】次に、図5は、カラーフィルタの製造工程
を示した図である。
【0067】図5(a)は、光透過部7と遮光部である
ブラックマトリクス2を備えたガラス基板1を示す。ま
ず、ブラックマトリクス2の形成された基板1上に光又
は照射光照射と加熱の少なくとも一方により硬化可能で
あり且つインク受容性を有する樹脂組成物を塗布し、必
要に応じてプリベークを行って樹脂層3を形成する(図
5(b))。樹脂層3の形成には、スピンコート、ロー
ルコート、バーコート、スプレーコート、ディップコー
ト等の塗布方法を用いることができ、特に限定されるも
のではない。
【0068】次に、ブラックマトリクス2により遮光さ
れる部分の樹脂層をフォトマスク4を使用して予めパタ
ーン露光を行うことにより樹脂層の一部を硬化させてイ
ンクを吸収しない部位5(非着色部位)を形成し(図5
(c))、その後インクジェットヘッドを用いてR、
G、Bの各色を一度に着色し(図5(d))、必要に応
じてインクの乾燥を行う。
【0069】パターン露光の際に使用されるフォトマス
ク4としては、ブラックマトリクスによる遮光部分を硬
化させるための開口部を有するものを使用する。この
際、ブラックマトリクスに接する部分での着色剤の色抜
けを防止するために、比較的多くのインクを付与するこ
とが必要である。そのためにブラックマトリクスの(遮
光)幅よりも狭い開口部を有するマスクを用いることが
好ましい。
【0070】着色に用いるインクとしては、染料系、顔
料系共に用いることが可能であり、また液状インク、ソ
リッドインク共に使用可能である。
【0071】本発明で使用する硬化可能な樹脂組成物と
しては、インク受容性を有し、且つ光照射又は光照射と
加熱の少なくとも一方の処理により硬化し得るものであ
ればいずれでも使用可能であり、樹脂としては例えばア
クリル系樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、ヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースなどの
セルロース誘導体あるいはその変性物等が挙げられる。
【0072】これらの樹脂を光あるいは光と熱により架
橋反応を進行させるために光開始剤(架橋剤)を用いる
ことも可能である。光開始剤としては、重クロム酸塩、
ビスアジド化合物、ラジカル系開始剤、カチオン系開始
剤、アニオン系開始剤等が使用可能である。またこれら
の光開始剤を混合して、あるいは他の増感剤と組み合わ
せて使用することもできる。更にオニウム塩などの光酸
発生剤を架橋剤として併用することも可能である。な
お、架橋反応をより進行させるために光照射の後に熱処
理を施してもよい。
【0073】これらの組成物を含む樹脂層は、非常に耐
熱性、耐水性等に優れており、後工程における高温ある
いは洗浄工程に十分耐え得るものである。
【0074】本発明で使用するインクジェット方式とし
ては、エネルギー発生素子として電気熱変換体を用いた
バブルジェットタイプ、あるいは圧電素子を用いたピエ
ゾジェットタイプ等が使用可能であり、着色面積及び着
色パターンは任意に設定することができる。
【0075】また、本例では基板上にブラックマトリク
スが形成された例を示しているが、ブラックマトリクス
は、硬化可能な樹脂組成物層を形成後、あるいは着色後
に樹脂層上に形成されたものであっても特に問題はな
く、その形態は本例に限定されるものではない。また、
その形成方法としては、基板上にスパッタもしくは蒸着
により金属薄膜を形成し、フォトリソ工程によりパター
ニングすることが好ましいが、これに限定されるもので
はない。
【0076】次いで光照射のみ、熱処理のみ、又は光り
照射及び熱処理を行って硬化可能な樹脂組成物を硬化さ
せ(図5(e))、必要に応じて保護層8を形成(図5
(f)する。なお、図中hνは光の強度を示し、熱処理
の場合は、hνの光の代わりに熱を加える。保護層8と
しては、光硬化タイプ、熱硬化タイプあるいは光熱併用
タイプの第2の樹脂組成物を用いて形成するか、あるい
は無機材料を用いて蒸着またはスパッタによって形成す
ることができ、カラーフィルタとした場合の透明性を有
し、その後のITO形成プロセス、配向膜形成プロセス
等に十分耐えうるものであれば使用可能である。
【0077】図6は上記のカラーフィルタを組み込んだ
カラー液晶表示装置30の基本構成を示す断面図であ
る。
【0078】11は偏光板、1はガラスなどの透明基
板、2はブラックマトリックス、3は樹脂組成物層、8
は保護層、16は共通電極、17は配向膜、18は液晶
化合物、19は配向膜、20は画素電極、21はガラス
基板、22は偏光板、23はバックライト光である。5
3は上記のカラーフィルタ、24は対向基板である。
【0079】カラー液晶表示装置30は、カラーフィル
タ53と対向基板24をあわせ込み、液晶化合物18が
封入されていて、カラーフィルタ53に対向する基板2
1の内側に透明な画素電極20がマトリックス状に形成
されている。カラーフィルタ53は、画素電極20の位
置にR,G,Bの画素が配列するように配置されてい
る。
【0080】さらに、両基板の内側には配向膜17が形
成されており、これをラビング処理することによって液
晶分子を一定方向に配列させることができる。また、そ
れぞれの基板の外側には偏光板11,22が接着されて
おり、液晶化合物は、これらの基板の隙間に充填され
る。また、バックライトとしては、蛍光灯と散乱板の組
み合わせ(両者とも不図示)が一般的に用いられてお
り、液晶化合物18をバックライト光23の透過率を変
化させる光シャッタとして機能させることにより表示を
行う。
【0081】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネル
ギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱
変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーにより
インクの状態変化を生起させる方式のプリント装置につ
いて説明したが、かかる方式によれば記録の高密度化、
高精細化が達成できる。
【0082】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0083】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0084】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0085】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0086】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0087】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定にでき
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるい
はこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モ
ードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
【0088】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであっても、室温で軟化もしくは液化する
ものを用いても良く、使用記録信号付与時にインクが液
状をなすものであればよい。加えて、積極的に熱エネル
ギーによる昇温をインクの固形状態から液体状態への状
態変化のエネルギーとして使用せしめることで積極的に
防止するため、またはインクの蒸発を防止するため、放
置状態で固化し加熱によって液化するインクを用いても
良い。いずれにしても熱エネルギーの記録信号に応じた
付与によってインクが液化し、液状インクが吐出される
ものや、記録媒体に到達する時点では既に固化し始める
もの等のような、熱エネルギーの付与によって初めて液
化する性質のインクを使用する場合も本発明は適用可能
である。このような場合インクは、特開昭54−568
47号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記
載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状
または固形物として保持された状態で、電気熱変換体に
対して対向するような形態としてもよい。本発明におい
ては、上述した各インクに対して最も有効なものは、上
述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インク供給路内に入った泡を容易に取り除くことが可能
になったことで、安価で信頼性が高いカラーフィルタを
製造することができる。
【0090】また、ヘッド内に泡を送り込むこと無く、
良好なカラーフィルタをインクジェット方式において容
易に製造することが可能となった。
【0091】また、通常のプリント装置においても、不
吐出によるインク抜けなどのない高品位なプリントを行
なうことができる。
【0092】
【図面の簡単な説明】
【図1】カラーフィルタの製造装置の一実施形態の構成
を示す概略図である。
【図2A】カラーフィルタ製造装置のインク供給路の構
成図である。
【図2B】カラーフィルタ製造装置のインク供給路の構
成図である。
【図2C】カラーフィルタ製造装置のインク供給路の構
成図である。
【図2D】カラーフィルタ製造装置のインク供給路の構
成図である。
【図2E】カラーフィルタ製造装置のインク供給路の構
成図である。
【図3】カラーフィルタの製造装置の動作を制御する制
御部の構成を示す図である。
【図4】カラーフィルタの製造装置に使用されるインク
ジェットヘッドの構造を示す図である。
【図5】カラーフィルタの製造工程を示した図である。
【図6】カラーフィルタを組み込んだカラー液晶表示装
置の基本構成を示す断面図である。
【符号の説明】
52 XYθステージ 53 ガラス基板 54 カラーフィルタ 55 着色ヘッド 56 テレビカメラ 58 コントローラ 59 ティーチングペンダント 60 キーボード

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットヘッドからカラーフィル
    タ基板に向けてインクを吐出することにより、カラーフ
    ィルタを製造する装置であって、 インクタンクから前記インクジェットヘッドへインクを
    供給するためのインク流路と、 前記インク流路中の気泡を除去するために前記インク流
    路の途中に配設された分岐弁とを具備することを特徴と
    するカラーフィルタの製造装置。
  2. 【請求項2】 前記インクジェットヘッドは前記製造装
    置に対して着脱自在に装着されており、前記インク流路
    は、前記インクジェットヘッドの着脱にともなって、そ
    の途中に位置する着脱部において着脱され、前記分岐弁
    は、前記インク流路の着脱にともなって該インク流路中
    に進入した気泡を該インク流路から抜き取ることを特徴
    とする請求項1に記載のカラーフィルタの製造装置。
  3. 【請求項3】 前記分岐弁は、前記着脱部の近傍に配置
    されていることを特徴とする請求項2に記載のカラーフ
    ィルタの製造装置。
  4. 【請求項4】 前記分岐弁は、前記インクジェットヘッ
    ドの吐出ノズルと前記着脱部との間に位置するインク流
    路に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の
    カラーフィルタの製造装置。
  5. 【請求項5】 前記分岐弁は、前記インクタンクと前記
    着脱部との間に位置するインク流路に配置されているこ
    とを特徴とする請求項3に記載のカラーフィルタの製造
    装置。
  6. 【請求項6】 前記インクタンクと前記着脱部との間の
    インク流路に配置され、インクを前記インクジェットヘ
    ッドに向けて押し出すためのポンプを更に具備すること
    を特徴とする請求項2に記載のカラーフィルタの製造装
    置。
  7. 【請求項7】 前記分岐弁にはインク排出用インク流路
    が接続されていることを特徴とする請求項1に記載のカ
    ラーフィルタの製造装置。
  8. 【請求項8】 前記インクジェットヘッドは、熱エネル
    ギーを利用してインクを吐出するヘッドであって、イン
    クに与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー
    発生体を備えることを特徴とする請求項1に記載のカラ
    ーフィルタの製造装置。
  9. 【請求項9】 インクジェットヘッドからカラーフィル
    タ基板に向けてインクを吐出することにより、カラーフ
    ィルタを製造する装置における泡抜き方法であって、 インクタンクから前記インクジェットヘッドへインクを
    供給するためのインク流路の途中に配設された分岐弁か
    らインク流路内の気泡を抜き取ることを特徴とするカラ
    ーフィルタの製造装置における泡抜き方法。
  10. 【請求項10】 前記インクジェットヘッドを前記製造
    装置に対して着脱する着脱工程を更に具備し、 前記インクジェットヘッドの着脱とともに着脱されるイ
    ンク流路の着脱にともなって該インク流路中に進入した
    気泡を、前記分岐弁から抜き取ることを特徴とする請求
    項9に記載のカラーフィルタの製造装置における泡抜き
    方法。
  11. 【請求項11】 前記インク流路の着脱部の近傍に配置
    された前記分岐弁から前記気泡を抜き取ることを特徴と
    する請求項10に記載のカラーフィルタの製造装置にお
    ける泡抜き方法。
  12. 【請求項12】 前記インクジェットヘッドの吐出ノズ
    ルと前記インク流路の着脱部との間に配置された前記分
    岐弁から前記気泡を抜き取ることを特徴とする請求項1
    1に記載のカラーフィルタの製造装置における泡抜き方
    法。
  13. 【請求項13】 前記インクタンクと前記インク流路の
    着脱部との間に配置された前記分岐弁から前記気泡を抜
    き取ることを特徴とする請求項11に記載のカラーフィ
    ルタの製造装置における泡抜き方法。
  14. 【請求項14】 前記インクタンクと前記インク流路の
    着脱部との間に配置されたポンプにより、前記気泡を前
    記分岐弁から押し出すことを特徴とする請求項10に記
    載のカラーフィルタの製造装置における泡抜き方法。
  15. 【請求項15】 前記分岐弁に接続されたインク排出用
    インク流路から前記気泡を抜き取ることを特徴とする請
    求項9に記載のカラーフィルタの製造装置における泡抜
    き方法。
  16. 【請求項16】 前記インクジェットヘッドは、熱エネ
    ルギーを利用してインクを吐出するヘッドであって、イ
    ンクに与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギ
    ー発生体を備えることを特徴とする請求項9に記載のカ
    ラーフィルタの製造装置における泡抜き方法。
  17. 【請求項17】 インクジェットヘッドから被記録媒体
    に向けてインクを吐出することにより、記録を行なうプ
    リント装置であって、 インクタンクから前記インクジェットヘッドへインクを
    供給するためのインク流路と、 前記インク流路中の気泡を除去するために前記インク流
    路の途中に配設された分岐弁とを具備することを特徴と
    するプリント装置。
  18. 【請求項18】 前記インクジェットヘッドは前記プリ
    ント装置に対して着脱自在に装着されており、前記イン
    ク流路は、前記インクジェットヘッドの着脱にともなっ
    て、その途中に位置する着脱部において着脱され、前記
    分岐弁は、前記インク流路の着脱にともなって該インク
    流路中に進入した気泡を該インク流路から抜き取ること
    を特徴とする請求項17に記載のプリント装置。
  19. 【請求項19】 前記分岐弁は、前記着脱部の近傍に配
    置されていることを特徴とする請求項18に記載のプリ
    ント装置。
  20. 【請求項20】 前記分岐弁は、前記インクジェットヘ
    ッドの吐出ノズルと前記着脱部との間に位置するインク
    流路に配置されていることを特徴とする請求項19に記
    載のプリント装置。
  21. 【請求項21】 前記分岐弁は、前記インクタンクと前
    記着脱部との間に位置するインク流路に配置されている
    ことを特徴とする請求項19に記載のプリント装置。
  22. 【請求項22】 前記インクタンクと前記着脱部との間
    のインク流路に配置され、インクを前記インクジェット
    ヘッドに向けて押し出すためのポンプを更に具備するこ
    とを特徴とする請求項18に記載のプリント装置。
  23. 【請求項23】 前記分岐弁にはインク排出用インク流
    路が接続されていることを特徴とする請求項17に記載
    のプリント装置。
  24. 【請求項24】 前記インクジェットヘッドは、熱エネ
    ルギーを利用してインクを吐出するヘッドであって、イ
    ンクに与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギ
    ー発生体を備えることを特徴とする請求項17に記載の
    プリント装置。
  25. 【請求項25】 インクジェットヘッドから被記録媒体
    に向けてインクを吐出することにより、記録を行なうプ
    リント装置における泡抜き方法であって、 インクタンクから前記インクジェットヘッドへインクを
    供給するためのインク流路の途中に配設された分岐弁か
    らインク流路内の気泡を抜き取ることを特徴とするプリ
    ント装置における泡抜き方法。
  26. 【請求項26】 前記インクジェットヘッドを前記プリ
    ント装置に対して着脱する着脱工程を更に具備し、 前記インクジェットヘッドの着脱とともに着脱されるイ
    ンク流路の着脱にともなって該インク流路中に進入した
    気泡を、前記分岐弁から抜き取ることを特徴とする請求
    項25に記載のプリント装置における泡抜き方法。
  27. 【請求項27】 前記インク流路の着脱部の近傍に配置
    された前記分岐弁から前記気泡を抜き取ることを特徴と
    する請求項26に記載のプリント装置における泡抜き方
    法。
  28. 【請求項28】 前記インクジェットヘッドの吐出ノズ
    ルと前記インク流路の着脱部との間に配置された前記分
    岐弁から前記気泡を抜き取ることを特徴とする請求項2
    7に記載のプリント装置における泡抜き方法。
  29. 【請求項29】 前記インクタンクと前記インク流路の
    着脱部との間に配置された前記分岐弁から前記気泡を抜
    き取ることを特徴とする請求項27に記載のプリント装
    置における泡抜き方法。
  30. 【請求項30】 前記インクタンクと前記インク流路の
    着脱部との間に配置されたポンプにより、前記気泡を前
    記分岐弁から押し出すことを特徴とする請求項26に記
    載のプリント装置における泡抜き方法。
  31. 【請求項31】 前記分岐弁に接続されたインク排出用
    インク流路から前記気泡を抜き取ることを特徴とする請
    求項25に記載のプリント装置における泡抜き方法。
  32. 【請求項32】 前記インクジェットヘッドは、熱エネ
    ルギーを利用してインクを吐出するヘッドであって、イ
    ンクに与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギ
    ー発生体を備えることを特徴とする請求項25に記載の
    プリント装置における泡抜き方法。
JP3923197A 1997-02-24 1997-02-24 カラーフィルタの製造装置及び該装置における泡抜き方法及びプリント装置及び該装置における泡抜き方法 Withdrawn JPH10239510A (ja)

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