JPH11305028A - カラーフィルタの製造方法及び製造装置及びカラーフィルタ及び表示装置及びこの表示装置を備えた装置 - Google Patents

カラーフィルタの製造方法及び製造装置及びカラーフィルタ及び表示装置及びこの表示装置を備えた装置

Info

Publication number
JPH11305028A
JPH11305028A JP11102098A JP11102098A JPH11305028A JP H11305028 A JPH11305028 A JP H11305028A JP 11102098 A JP11102098 A JP 11102098A JP 11102098 A JP11102098 A JP 11102098A JP H11305028 A JPH11305028 A JP H11305028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
density
color filter
measuring
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11102098A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinori Shioda
昭教 塩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11102098A priority Critical patent/JPH11305028A/ja
Publication of JPH11305028A publication Critical patent/JPH11305028A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Optical Filters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】製品の良品率、歩留まりを上げ製造コストを下
げることができるカラーフィルタの製造方法を提供す
る。 【解決手段】インクジェットヘッドによりカラーフィル
タ基板に向けてインクを吐出して着色することによりカ
ラーフィルタを製造する方法であって、インクジェット
ヘッド55に供給するインクの濃度を計測する濃度計測
工程と、この濃度計測工程における計測結果に基づい
て、インクが所定の濃度となるように濃度調整を行なう
濃度調整工程と、この濃度調整工程において濃度を調整
されたインクをカラーフィルタ基板に吐出して着色する
着色工程とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主に液晶表示用とし
て使用するカラーフィルタの製造方法及び製造装置及び
カラーフィルタ及び表示装置及びこの表示装置を備えた
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示用あるいはカメラ用として使用
するカラーフィルタは異なる色要素をもつ着色材をモザ
イク状あるいはストライプ状に配置したフィルタであ
る。色要素としては、最も一般的には、赤(R)、緑
(G)、青(B)の三原色である。また各画素は、R、
G、Bそれぞれ少なくとも各色1色ずつから形成されて
おり、表示のコントラストを高めるため、所望の幅のブ
ラックマトリックスの遮光領域を持つものが一般的であ
る。
【0003】インクジェット法を用いたカラーフィルタ
の製造方法では、スループット等を考慮し、フィルタ用
基板に各色の境界部に混色を防止するための層(あるい
は壁)を設け、その境界部の間にインクを吐出するか、
あるいは、インク入りの樹脂を、3色同時に吐出(描
画)することにより作成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この製造方法におい
て、安定的にインクジェットヘッドでインクを射つ場合
には、インクが脱気されている方がより好ましい。しか
し、インクを脱気する際、インクに溶け込んでいる溶存
気体だけでなく溶媒も気化し、溶存気体といっしょに溶
媒もインクから抜け出る場合が有る。すなわちヘッドに
送られるインク濃度が変化して、カラーフィルタとした
場合に求められる色の特性をそこねてしまう。従って、
カラーフィルタ製造において、インクの濃度を常に計測
(モニター)し、濃度が違えばインクを交換するという
工程が必要である。つまり、歩留りが下がるという問題
が生じ、コストアップの要因となる。
【0005】この問題を回避するために今までは、作業
者が定期的にインクタンクからインクを採取し、染料濃
度を別の場所で測定し、濃度が違っていればインクをタ
ンクごと交換するという方法が取られていた。この方法
であると、人手を介するため時間がかかり、またインク
濃度測定用のサンプルが多く取れないため、正確でない
などの不都合が生じていた。
【0006】従って、本発明は上述した課題に鑑みてな
されたものであり、その目的は、製品の良品率、歩留ま
りを上げ製造コストを下げることができるカラーフィル
タの製造方法及び製造装置を提供することである。
【0007】また、本発明の他の目的は、上記の製造方
法及び製造装置により製造されたカラーフィルタ及び表
示装置及びこの表示装置を備えた装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明に係わるカラーフィルタ
の製造方法は、インクジェットヘッドによりカラーフィ
ルタ基板に向けてインクを吐出して着色することにより
カラーフィルタを製造する方法であって、前記インクジ
ェットヘッドに供給するインクの濃度を計測する濃度計
測工程と、該濃度計測工程における計測結果に基づい
て、インクが所定の濃度となるように濃度調整を行なう
濃度調整工程と、該濃度調整工程において濃度を調整さ
れたインクを前記カラーフィルタ基板に吐出して着色す
る着色工程とを具備することを特徴としている。
【0009】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記濃度計測工程においては、イン
クの吸光度を測定し、該吸光度の測定値からインクの濃
度を算出することを特徴としている。
【0010】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記吸光度の測定に、分光器を用い
ることを特徴としている。
【0011】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記吸光度の測定に、光電子増倍管
を用いることを特徴としている。
【0012】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記濃度測定工程においては、吸光
度測定用のインクを前記インクジェットヘッドにインク
を供給するインクタンクから採取することを特徴として
いる。
【0013】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記濃度調整工程では、インクの濃
度が薄いときに、前記インクジェットヘッドにインクを
供給するインクタンクに、高濃度インクを供給すること
を特徴としている。
【0014】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記供給された高濃度インクを撹拌
する撹拌工程を更に具備することを特徴としている。
【0015】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記濃度調整工程では、インクの濃
度が濃いときに、前記インクジェットヘッドにインクを
供給するインクタンクに、染料の入っていないインク溶
媒を供給することを特徴としている。
【0016】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記供給されたインク溶媒を撹拌す
る撹拌工程を更に具備することを特徴としている。
【0017】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記インクジェットヘッドは、熱エ
ネルギーを利用してインクを吐出するヘッドであって、
インクに与える熱エネルギー発生体を備えることを特徴
としている。
【0018】また、本発明に係わるカラーフィルタの製
造装置は、インクジェットヘッドによりカラーフィルタ
基板に向けてインクを吐出して着色することによりカラ
ーフィルタを製造する装置であって、前記インクジェッ
トヘッドに供給するインクの濃度を計測するための濃度
計測手段と、該濃度計測手段による計測結果に基づい
て、インクが所定の濃度となるように濃度調整を行なう
ための濃度調整手段とを具備することを特徴としてい
る。
【0019】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記濃度計測手段は、インクの吸光
度を測定し、該吸光度の測定値からインクの濃度を算出
することを特徴とする請求項11に記載のカラーフィル
タの製造装置。
【0020】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記濃度計測手段は、前記吸光度を
測定するための、分光器を備えることを特徴としてい
る。
【0021】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記濃度測定手段は、前記吸光度を
測定するための、光電子増倍管を備えることを特徴とし
ている。
【0022】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記濃度測定手段は、吸光度測定用
のインクを前記インクジェットヘッドにインクを供給す
るインクタンクから採取することを特徴としている。
【0023】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記濃度調整手段は、インクの濃度
が薄いときに、前記インクジェットヘッドにインクを供
給するインクタンクに、高濃度インクを供給することを
特徴としている。
【0024】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記供給された高濃度インクを撹拌
する撹拌手段を更に具備することを特徴としている。
【0025】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記濃度調整手段は、インクの濃度
が濃いときに、前記インクジェットヘッドにインクを供
給するインクタンクに、染料の入っていないインク溶媒
を供給することを特徴としている。
【0026】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記供給されたインク溶媒を撹拌す
る撹拌手段を更に具備することを特徴としている。
【0027】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記インクジェットヘッドは、熱エ
ネルギーを利用してインクを吐出するヘッドであって、
インクに与える熱エネルギー発生体を備えることを特徴
としている。
【0028】また、本発明に係わるカラーフィルタは、
インクジェットヘッドによりカラーフィルタ基板に向け
てインクを吐出して着色することにより製造されたカラ
ーフィルタであって、前記インクジェットヘッドに供給
するインクの濃度を計測する濃度計測工程と、該濃度計
測工程における計測結果に基づいて、インクが所定の濃
度となるように濃度調整を行なう濃度調整工程と、該濃
度調整工程において濃度を調整されたインクを前記カラ
ーフィルタ基板に吐出して着色する着色工程とを経て製
造されたことを特徴としている。
【0029】また、本発明に係わる表示装置は、インク
ジェットヘッドによりカラーフィルタ基板に向けてイン
クを吐出して着色することにより製造されたカラーフィ
ルタを備える表示装置であって、前記インクジェットヘ
ッドに供給するインクの濃度を計測する濃度計測工程
と、該濃度計測工程における計測結果に基づいて、イン
クが所定の濃度となるように濃度調整を行なう濃度調整
工程と、該濃度調整工程において濃度を調整されたイン
クを前記カラーフィルタ基板に吐出して着色する着色工
程とを経て製造されたカラーフィルタと、光量を可変と
する光量変更手段とを一体に備えることを特徴としてい
る。
【0030】また、本発明に係わる表示装置を備えた装
置は、インクジェットヘッドによりカラーフィルタ基板
に向けてインクを吐出して着色することにより製造され
たカラーフィルタを有する表示装置を備えた装置であっ
て、前記インクジェットヘッドに供給するインクの濃度
を計測する濃度計測工程と、該濃度計測工程における計
測結果に基づいて、インクが所定の濃度となるように濃
度調整を行なう濃度調整工程と、該濃度調整工程におい
て濃度を調整されたインクを前記カラーフィルタ基板に
吐出して着色する着色工程とを経て製造されたカラーフ
ィルタと、光量を可変とする光量変更手段とを一体に備
える表示装置と、該表示装置に画像信号を供給する画像
信号供給手段とを具備することを特徴としている。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
について説明する。
【0032】本発明はインクジェット法により基板上に
異なる色要素を持つ着色材を配列させるカラーフィルタ
の製造方法の描画工程において、描画に用いるインクの
濃度をモニターし、その濃度モニターの出力に従いイン
クの濃度調整を行ってカラーフィルタを製造するもので
ある。
【0033】なお、本発明において定義するカラーフィ
ルタとは、着色部と被着色体とを備えるものであり、入
力光に対し、特性を変えた出力光を得ることができるも
のである。
【0034】以下、図面を参照して本発明の一実施形態
について詳細に説明する。
【0035】図1はカラーフィルタの製造装置の一実施
形態の構成を示す概略図である。
【0036】図1において、51は装置架台、52は架
台51上に配置されたXYθステージ、53はXYθス
テージ52上にセットされたカラーフィルタ基板、54
はカラーフィルタ基板53上に形成されるカラーフィル
タ、55はカラーフィルタ54の着色を行うR(赤),
G(緑),B(青)のインクジェットヘッド、58はカ
ラーフィルタ製造装置90の全体動作を制御するコント
ローラ、59はコントローラの表示部であるところのテ
ィーチングペンダント(パソコン)、60は59の操作
部であるところのキーボード、50はインクジェットヘ
ッド55にインクを供給するためのインクタンクを示し
ている。
【0037】図2はカラーフィルタ製造装置90の制御
コントローラの構成図である。59は制御コントローラ
58の入出力手段であるティーチングペンダント、62
は製造の進行状況及びヘッドの異常の有無等の情報を表
示する表示部、60はカラーフィルタ製造装置90の動
作等を指示する操作部(キーボード)である。
【0038】58はカラーフィルタ製造装置90の全体
動作を制御するところのコントローラ、65はティーチ
ングペンダント59とのデータの受け渡しを行うインタ
フェース、66はカラーフィルタ製造装置90の制御を
行うCPU、67はCPU66を動作させるための制御
プログラムを記憶しているROM、68は異常情報等を
記憶するRAM、70はカラーフィルタの各画素内への
インクの吐出を制御する吐出制御部、71はカラーフィ
ルタ製造装置90のXYθステージ52の動作を制御す
るステージ制御部、90はコントローラ58に接続さ
れ、その指示に従って動作するカラーフィルタ製造装置
を示している。
【0039】次に、図3は、上記のカラーフィルタ製造
装置90に使用されるインクジェットヘッド55の構造
を示す部分断面図である。図1においては、インクジェ
ットヘッドはR,G,Bの3色に対応して3個設けられて
いるが、これらの3個のヘッドは夫々同一の構造である
ので、図3にはこれらの3個のヘッドのうちの1つの構
造を代表して示している。
【0040】図3において、インクジェットヘッド55
は、インクを加熱するための複数のヒータ102が形成
された基板であるヒータボード104と、このヒータボ
ード104の上にかぶせられる天板106とから概略構
成されている。天板106には、複数の吐出口108が
形成されており、吐出口108の後方には、この吐出口
108に連通するトンネル状の液路110が形成されて
いる。各液路110は、隔壁112により隣の液路と隔
絶されている。各液路110は、その後方において1つ
のインク液室114に共通に接続されており、インク液
室114には、インク供給口116を介してインクが供
給され、このインクはインク液室114から夫々の液路
110に供給される。
【0041】ヒータボード104と、天板106とは、
各液路110に対応した位置に各ヒータ102が来る様
に位置合わせされて図3の様な状態に組み立てられる。
図3においては、2つのヒータ102しか示されていな
いが、ヒータ102は、夫々の液路110に対応して1
つずつ配置されている。そして、図3の様に組み立てら
れた状態で、ヒータ102に所定の駆動パルスを供給す
ると、ヒータ102上のインクが沸騰して気泡を形成
し、この気泡の体積膨張によりインクが吐出口108か
ら押し出されて吐出される。従って、ヒータ102に加
える駆動パルスを制御、例えば電力の大きさを制御する
ことにより気泡の大きさを調整することが可能であり、
吐出口から吐出されるインクの体積を自在にコントロー
ルすることができる。
【0042】図4は、カラーフィルタの製造工程の例を
示した図である。
【0043】本発明のカラーフィルタにおいては、基板
として透光性の基板が好ましく、一般にガラス基板が用
いられるが、液晶用カラーフィルタとしての透明性、機
械的強度等の必要特性を有するものであればガラス基板
に限定されるものではない。
【0044】図4(a)は、光透過部7と遮光部である
ブラックマトリクス2を備えたガラス基板1を示す。ま
ず、ブラックマトリクス2の形成された基板1上に光照
射又は光照射と加熱により硬化可能であり且つインク受
容性を有する樹脂組成物を塗布し、必要に応じてプリベ
ークを行って樹脂層3を形成する(図4(b))。樹脂
層3の形成には、スピンコート、ロールコート、バーコ
ート、スプレーコート、ディップコート等の塗布方法を
用いることができ、特に限定されるものではない。
【0045】次に、ブラックマトリクス2により遮光さ
れる部分の樹脂層をフォトマスク4を使用して予めパタ
ーン露光を行うことにより樹脂層の一部を硬化させてイ
ンクを吸収しない部位5(非着色部位)を形成し(図4
(c))、その後インクジェットヘッドを用いてR、
G、Bの各色を一度に着色し(図4(d))、必要に応
じてインクの乾燥を行う。
【0046】パターン露光の際に使用されるフォトマス
ク4としては、ブラックマトリクスによる遮光部分を硬
化させるための開口部を有するものを使用する。この
際、ブラックマトリクスに接する部分での着色剤の色抜
けを防止するために、比較的多くのインクを付与するこ
とが必要である。そのためにブラックマトリクスの(遮
光)幅よりも狭い開口部を有するマスクを用いることが
好ましい。
【0047】着色に用いるインクとしては、染料系、顔
料系共に用いることが可能であり、また液状インク、ソ
リッドインク共に使用可能である。
【0048】本発明で使用する硬化可能な樹脂組成物と
しては、インク受容性を有し、且つ光照射又は光照射と
加熱の少なくとも一方の処理により硬化し得るものであ
ればいずれでも使用可能であり、樹脂としては例えばア
クリル系樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、ヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースなどの
セルロース誘導体あるいはその変性物等が挙げられる。
【0049】これらの樹脂を光あるいは光と熱により架
橋反応を進行させるために光開始剤(架橋剤)を用いる
ことも可能である。光開始剤としては、重クロム酸塩、
ビスアジド化合物、ラジカル系開始剤、カチオン系開始
剤、アニオン系開始剤等が使用可能である。またこれら
の光開始剤を混合して、あるいは他の増感剤と組み合わ
せて使用することもできる。更にオニウム塩などの光酸
発生剤を架橋剤として併用することも可能である。な
お、架橋反応をより進行させるために光照射の後に熱処
理を施してもよい。
【0050】これらの組成物を含む樹脂層は、非常に耐
熱性、耐水性等に優れており、後工程における高温ある
いは洗浄工程に十分耐え得るものである。
【0051】本発明で使用するインクジェット方式とし
ては、エネルギー発生素子として電気熱変換体を用いた
バブルジェットタイプ、あるいは圧電素子を用いたピエ
ゾジェットタイプ等が使用可能であり、着色面積及び着
色パターンは任意に設定することができる。
【0052】また、本例では基板上にブラックマトリク
スが形成された例を示しているが、ブラックマトリクス
は、硬化可能な樹脂組成物層を形成後、あるいは着色後
に樹脂層上に形成されたものであっても特に問題はな
く、その形態は本例に限定されるものではない。また、
その形成方法としては、基板上にスパッタもしくは蒸着
により金属薄膜を形成し、フォトリソ工程によりパター
ニングすることが好ましいが、これに限定されるもので
はない。
【0053】次いで光照射のみ、熱処理のみ、又は光り
照射及び熱処理を行って硬化可能な樹脂組成物を硬化さ
せ(図4(e))、必要に応じて保護層8を形成(図4
(f)する。なお、図中hνは光の強度を示し、熱処理
の場合は、hνの光の代わりに熱を加える。保護層8と
しては、光硬化タイプ、熱硬化タイプあるいは光熱併用
タイプの第2の樹脂組成物を用いて形成するか、あるい
は無機材料を用いて蒸着またはスパッタによって形成す
ることができ、カラーフィルタとした場合の透明性を有
し、その後のITO形成プロセス、配向膜形成プロセス
等に十分耐えうるものであれば使用可能である。
【0054】図5は、直射ちタイプの基板1’を示して
おり、インクに熱硬化性あるいは光硬化性、あるいは、
熱硬化性と光硬化性を併せ持つ樹脂性のものを使用し、
ブラックマトリクス2が形成された基板1’に直接イン
クを付与する構成となっている。
【0055】図6乃至図8は上記のカラーフィルタを組
み込んだカラー液晶表示装置30の基本構成を示す断面
図である。
【0056】カラー液晶表示装置は、一般的にカラーフ
ィルタ基板1と対向基板21を合わせこみ、液晶化合物
18を封入することにより形成される。液晶表示装置の
一方の基板21の内側に、TFT(Thin Film Transisto
r)(不図示)と透明な画素電極20がマトリクス状に形
成される。また、もう一方の基板1の内側には、画素電
極に対向する位置にRGBの色材が配列するようカラー
フィルタ54が設置され、その上に透明な対向電極(共
通電極)16が一面に形成される。ブラックマトリクス
2は、通常カラーフィルター基板1側に形成されるが
(図6参照)、BM(ブラックマトリクス)オンアレイ
タイプの液晶パネルにおいては対向するTFT基板側に
形成される(図7参照)。さらに、両基板の面内には配
向膜19が形成されており、これをラビング処理するこ
とにより液晶分子を一定方向に配列させることができ
る。また、それぞれのガラス基板の外側には偏光板1
1,22が接着されており、液晶化合物18は、これら
のガラス基板の間隙(2〜5μm程度)に充填される。
また、バックライトとしては蛍光灯(不図示)と散乱板
(不図示)の組み合わせが一般的に用いられており、液
晶化合物をバックライト光の透過率を変化させる光シャ
ッターとして機能させることにより表示を行う。
【0057】また、図8に示すように、画素電極20上
に着色部を形成し、カラーフィルタとして機能させるよ
うにしても良い。すなわち、カラーフィルタを構成する
着色部は、ガラス基板上に形成されることに限定される
ものではない。なお、図7に示す形式においては、画素
電極上にインク受容層を形成し、この受容層にインクを
付与する場合と、画素電極上に色材を混入した樹脂イン
クを直射ちする場合とがある。
【0058】このような液晶表示装置を情報処理装置に
適用した場合の例を図9乃至図11を参照して説明す
る。
【0059】図9は上記の液晶表示装置をワードプロセ
ッサ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ装置、複
写装置としての機能を有する情報処理装置に適用した場
合の概略構成を示すブロック図である。
【0060】図中、1801は装置全体の制御を行う制
御部で、マイクロプロセッサ等のCPUや各種I/Oポ
ートを備え、各部に制御信号やデータ信号等を出力した
り、各部よりの制御信号やデータ信号を入力して制御を
行っている。1802はディスプレイ部で、この表示画
面には各種メニューや文書情報及びイメージリーダ18
07で読み取ったイメージデータ等が表示される。18
03はディスプレイ部1802上に設けられた透明な感
圧式のタッチパネルで、指等によりその表面を押圧する
ことにより、ディスプレイ部1802上での項目入力や
座標位置入力等を行うことができる。
【0061】1804はFM(Frequency Modulation)音
源部で、音楽エディタ等で作成された音楽情報をメモリ
部1810や外部記憶装置1812にデジタルデータと
して記憶しておき、それらメモリ等から読み出してFM
変調を行うものである。FM音源部1804からの電気
信号はスピーカ部1805により可聴音に変換される。
プリンタ部1806はワードプロセッサ、パーソナルコ
ンピュータ、ファクシミリ装置、複写装置の出力端末と
して用いられる。
【0062】1807は原稿データを光電的に読取って
入力するイメージリーダ部で、原稿の搬送経路中に設け
られており、ファクシミリ原稿や複写原稿の他各種原稿
の読取りを行う。
【0063】1808はイメージリーダ部1807で読
取った原稿データのファクシミリ送信や、送られてきた
ファクシミリ信号を受信して復号するファクシミリ(F
AX)の送受信部であり、外部とのインタフェース機能
を有する。1809は通常の電話機能や留守番電話機能
等の各種電話機能を有する電話部である。
【0064】1810はシステムプログラムやマネージ
ャープログラム及びその他のアプリケーションプログラ
ム等や文字フォント及び辞書等を記憶するROMや、外
部記憶装置1812からロードされたアプリケーション
プログラムや文書情報、さらにはビデオRAM等を含む
メモリ部である。
【0065】1811は文書情報や各種コマンド等を入
力するキーボード部である。
【0066】1812はフロッピーディスクやハードデ
ィスク等を記憶媒体とする外部記憶装置で、この外部記
憶装置1812には文書情報や音楽あるいは音声情報、
ユーザのアプリケーションプログラム等が格納される。
【0067】図10は図9に示す情報処理装置の模式的
概観図である。
【0068】図中、1901は上記の液晶表示装置を利
用したフラットパネルディスプレイで、各種メニューや
図形情報及び文書情報等を表示する。このディスプレイ
1901上ではタッチパネル1803の表面は指等で押
圧することにより座標入力や項目指定入力を行うことが
できる。1902は装置が電話機として機能するときに
使用されているハンドセットである。キーボード190
3は本体と着脱可能にコードを介して接続されており、
各種文書機能や各種データ入力を行うことができる。ま
た、このキーボード1903には各種機能キー1904
等が設けられている。1905は外部記憶装置1812
へのフロッピーディスクの挿入口である。
【0069】1906はイメージリーダ部1807で読
取られる原稿を載置する用紙載置部で、読取られた原稿
は装置後部より排出される。またファクシミリ受信等に
おいては、インクジェットプリンタ1907よりプリン
トされる。
【0070】上記情報処理装置をパーソナルコンピュー
タやワードプロセッサとして機能する場合、キーボード
部1811から入力された各種情報が制御部1801に
より所定のプログラムに従って処理され、プリンタ部1
806に画像として出力される。
【0071】ファクシミリ装置の受信機として機能する
場合、通信回線を介してFAX送受信部1808から入
力したファクシミリ情報が制御部1801により所定の
プログラムに従って受信処理され、プリンタ部1806
に受信画像として出力される。
【0072】また、複写装置として機能する場合、イメ
ージリーダ部1807によって原稿を読取り、読取られ
た原稿データが制御部1801を介してプリンタ部18
06に複写画像として出力される。なお、ファクシミリ
装置の受信機として機能する場合、イメージリーダ部1
807によって読取られた原稿データは、制御部180
1により所定のプログラムに従って送信処理された後、
FAX送受信部1808を介して通信回線に送信され
る。
【0073】なお、上述した情報処理装置は図11に示
すようにインクジェットプリンタを本体に内蔵した一体
型としてもよく、この場合は、よりポータブル性を高め
ることが可能となる。同図において、図10と同一機能
を有する部分には、対応する符号を付す。
【0074】図12は、インクタンク50からインクジ
ェットヘッド55にインクを供給するためのインク供給
経路を示した図である。
【0075】図12において、インクタンク50には、
インクパイプ201を介してサブタンク203が接続さ
れている。インクタンク50からは、インクメインポン
プ205によりインクがくみ上げられ、そのインクはフ
ィルタ206を介してサブタンク203に供給される。
サブタンク203には、オーバーフローしたインクをメ
インタンク50に戻すための戻しパイプ207が接続さ
れており、このオーバーフローパイプ207からメイン
タンク50にインクが流れたことを不図示のセンサで検
出し、メインポンプ205を停止させてサブタンク20
3へのインクの供給を停止する。また、サブタンク20
3には、残りのインク量が所定量以下になったことを検
出する不図示のセンサが取り付けられており、このセン
サの検出結果に基づいてインクメインポンプ205が再
び起動され、サブタンク203へのインクの供給が行な
われる。この動作により、サブタンク203には常時適
当な量のインクが収容された状態となっている。
【0076】サブタンク203に供給されたインクは、
インク加圧モータ208の動作により、インク供給パイ
プ209を介して、脱気装置211に導かれ、この脱気
装置211によりインク中に溶け込んでいる気体が取り
除かれる。脱気装置211には真空ポンプ213が接続
されており、この真空ポンプ213によりインク中の気
体が吸引され、取り除かれる。
【0077】脱気装置211を通過して気体が取り除か
れたインクは、インクパイプ215を介して、2股に別
れたインクパイプ217,219に供給される。インク
パイプ217にはインクジェットヘッド55が接続され
ており、脱気されたインクがインクジェットヘッド55
に供給される。また、インクパイプ217には、ストッ
プバルブ225が配置されており、インクがインクジェ
ットヘッド55に供給されるのを停止させることができ
る。
【0078】一方、インクパイプ219にはインクの濃
度を計測するための濃度計測器221が接続されてお
り、インクがここを通過することにより、その濃度が測
定される。そして、濃度測定器22を通過したインクは
メインタンク50に戻される。また、インクパイプ21
9には流量調整バルブ227が配置されており、濃度計
測器221を通過するインクの流量を調整することが可
能であると共に、濃度計測器221へのインクの流れを
停止させることもできる。
【0079】通常、インクをインクジェットヘッド55
に供給して、カラーフィルタの着色動作を行なっている
ときには、ストップバルブ225を開くと共に流量調整
バルブ227を閉じておき、インクジェットヘッド55
のみにインクが供給されるようにしておく。そして、一
定時間経過毎、あるいは、一定枚数のカラーフィルタを
着色する毎に、ストップバルブ225を閉じてインクジ
ェットヘッド55へのインクの供給を停止すると共に、
流量調整バルブ227を所定量開いて濃度計測器221
によりインクの濃度を計測する。
【0080】ただし、必要に応じて、インクジェットヘ
ッド55によるカラーフィルタの着色動作と濃度計測器
221による濃度計測動作を並行して行なっても良い。
【0081】濃度計測器221によるインク濃度の計測
の結果、インクの濃度が薄い場合には、高濃度インクタ
ンク229から高濃度のインクをインクタンク50に供
給し、モータ231により撹拌器233を回転させて、
高濃度のインクをインクタンク50内のインクに良く混
合する。
【0082】一方、インク濃度の計測の結果、インクの
濃度が濃い場合には、クリアインクタンク235から、
染料あるいは顔料が混合されていない溶媒のみのクリア
インクをインクタンク50に供給し、同様に撹拌器23
3によりインクタンク50内のインクに混合する。
【0083】上記の一連のバルブ及びモータの動作は、
パソコン237により制御される。
【0084】なお、本実施形態のカラーフィルタの製造
装置には、インクジェットヘッド55のノズルが目詰ま
りを起こしたときに、その目詰まりを解消するための吐
出回復装置240が配置されている。インクジェットヘ
ッド55の吐出回復を行なうときには、カラーフィルタ
基板を載せたXYθステージ52をインクジェットヘッ
ド55の下方の位置から退避させ、吐出回復装置240
をインクジェットヘッド55の直下に移動させる。そし
て、吐出回復装置240のキャップ242をインクジェ
ットヘッド55のノズル面にかぶせ、インク加圧モータ
208を動作させて、インクジェットヘッド55のノズ
ルから強制的にインクを押し出させる。これによりイン
クジェットヘッド55のノズルの詰まりが解消される。
【0085】このときキャップ242内に押し出された
インクは、キャップ242を純水で洗浄するためのキャ
ップ洗浄装置246からの純水と共にパイプ244を介
してインクタンク50に戻される。
【0086】通常、インクがメインタンク50、サブタ
ンク203、脱気装置211、濃度計測器221の間を
循環しているだけのときは、脱気装置211により気体
と共にインクの溶媒も少しずつインクから取り除かれる
ため、インクの濃度は濃くなる一方である。しかし、上
記のようにパイプ244からインクと共に純水が一定周
期毎にインクタンク50に供給されるため、インクの濃
度は、薄くなったり濃くなったりする。そして、この濃
度の変化を、既に述べたように高濃度インクあるいはク
リアインクをインクタンク50に供給することで防止す
る。
【0087】以上のようにして、インクジェットヘッド
55から吐出されるインクの濃度が常に一定に保たれる
こととなる。
【0088】次に、図13は、濃度測定器221の構成
を示す図である。
【0089】インクは、チューブ256により濃度測定
器221に導入され、そのチューブが吸光度を測定する
ガラス管路260につながっている。ガラス管路260
は、2枚のガラス板255に挟まれた四角柱の形状をし
ており、ガラス板255の両表面が光学フラットになっ
ておりその部分に光を通す。
【0090】光は光源251より出射してレンズ252
により集光され、分光器253に入り分光される。その
分光された光が、アパーチャ254を介して四角柱ガラ
ス管260を透過するような配置になっており、このガ
ラス管の透過光を光電子増倍管257で測定することで
所望の色のインク濃度を知ることができるしくみとなっ
ている。
【0091】なお、インクの供給経路は、ヘッドにイン
クを濃度調整をして供給できる構成になっておれば、図
12の構成に限ったものではない。また、インクの濃度
(染料濃度)は吸光度から算出するような構成になって
いるが、電気伝導などで濃度を測定してもよく、インク
濃度を知る方法はこの一つの方法に限られたものではな
い。また、インク吸光度測定には、光電子像倍管を用い
た測定法、CCDカメラを用いた測定法などが有るが、
いずれの方法でもインクの吸光度を知ることができれば
これに限ったものではない。
【0092】インク濃度調整においては、純水、クリア
インクもしくは高濃度インクを供給する様に構成されて
いる。
【0093】次に実施例を挙げて本実施形態を更に具体
的に説明する。
【0094】(第1の実施例)コーニング社製7059
ガラス基板を常法により洗浄し、その上にブラックマト
リクスを形成した。その上にインク受容層(樹脂層)と
して、ヒドロキシプロピルセルロース(日本曹達製HP
C−H)5gおよびメチロール化メラミン誘導体(住友
化成製スミテックM−3)5gからなり、水性インク吸
収性を有する樹脂組成物を膜厚1μmとなるようにスピ
ンコートし、50℃10分のプリベーク、露光、120
℃90秒のポストベークを行った。
【0095】次に、図12に示した構成により、インク
濃度を測定し、濃度に応じてインク濃度を調節する。
【0096】インク濃度は、JIS規格のxy色度図
「JISZ8701」中で、R、G、B別に基準点を設
けた。今回のカラーフィルタに用いたインク濃度と用い
た染料は、 染料 重量比 R CI Acid Red35 4.0% G CI Acid Green9 4.0% B CI Acid Blue9 4.0% であった。
【0097】その基準点に対して、Rの染料濃度が±1
5%、Gが±15%、Bが±15%の範囲内に入るよう
にインク濃度を調節した。
【0098】図12に示すように、インク濃度をモニタ
ーする装置221にはデータをフィードバックするため
のインク濃度制御用パソコン237が繋がっており、こ
のパソコンに測定器で得られた吸光度データが入力され
る。入力されたデータより、インク濃度を演算し求め
た。
【0099】ところで、そのインク濃度制御用パソコン
237には、あらかじめ上限点のインク濃度と下限点の
インク濃度の値を取り込んであり、測定濃度がこれらの
値を越えた場合に濃度調整を行った。
【0100】つまり、カラーフィルタ作成時には、常
に、あるいは一定周期でインク濃度をモニターしてい
る。その際、インクを回収するシステム240からの純
水混入によってインクタンク50中のインク濃度が低く
なった場合は、高濃度インクタンク229より高濃度イ
ンクをインクタンク50に必要量滴下する。
【0101】また、インク溶媒の蒸発によってインク濃
度が高くなった場合は、インクタンク50の上部につけ
られたクリアインクタンク235の弁を開くことによ
り、クリアインクを必要量インクタンク50中に滴下す
るシステムになっている。また、インクタンク50に
は、攪拌器233がついており濃度調整用のインクまた
は、クリアインクが滴下されると回転し、タンク内のイ
ンク濃度を均一化する。
【0102】これらの操作により、常にインクタンク中
のインク濃度を規格値内の値となるようにした。本実施
例において、高濃度インクには通常の3倍の濃度のイン
クを用いた。しかし、インク濃度調整用高濃度インクの
濃度は、本実施例で使用した3倍濃度インクに限ったも
のではない。また、本実施例では、インク溶媒に水とジ
エチレングリコールの混合液を用いた。
【0103】本実施例による、濃度調整後の溶媒の混合
割合の変化は微小で、カラーフィルタの着色に対してな
んら影響を及ぼすものでは無かった。
【0104】これ等、上記の方法により、インクタンク
中のインク染料濃度の範囲を、Rの濃度が±15%、G
が±15%、Bが±15%の範囲内に抑えることが出来
た。
【0105】顕微分光観察によると、この方法で連続で
作成されたカラーフィルターの濃度変化は、既定値の範
囲内だった。その後インク乾燥、受容層乾燥を行いカラ
ーフィルタを作成した。
【0106】(第2の実施例)インクに、 染料 染料の重量比 R CI Acid Red35とCI Acid Yellow23の混合比11:5 4.0% G CI Acid Blue9とCI Acid Yellow23の混合比7:2 4.0% B CI Acid Blue9とCI Acid Red35の混合比9:1 4.0% を用い第1の実施例と同様の方法で、カラーフィルタを
作製した。顕微分光によるカラーフィルタ中の画素のイ
ンク濃度は、規格値内であった。
【0107】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネル
ギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱
変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーにより
インクの状態変化を生起させる方式のプリント装置につ
いて説明したが、かかる方式によれば記録の高密度化、
高精細化が達成できる。
【0108】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0109】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0110】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0111】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0112】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0113】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定にでき
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるい
はこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モ
ードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
【0114】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであっても、室温で軟化もしくは液化する
ものを用いても良く、使用記録信号付与時にインクが液
状をなすものであればよい。
【0115】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インク濃度を調節することが可能であり、これによって
濃度違いによるインク交換時間を短縮することができ、
装置稼働率を高めることができる。
【0117】また、インク濃度が常に安定しているの
で、インクの濃度変化による不良品を減らすことがで
き、製品の歩留まりをあげることができる。
【0118】これらにより安価なカラーフィルタを提供
することができる。
【0119】
【図面の簡単な説明】
【図1】カラーフィルタの製造装置の一実施形態の構成
を示す概略図である。
【図2】カラーフィルタの製造装置の動作を制御する制
御部の構成を示す図である。
【図3】カラーフィルタの製造装置に使用されるインク
ジェットヘッドの構造を示す図である。
【図4】カラーフィルタの製造工程を示した図である。
【図5】インクを直射ちする例を示した図である。
【図6】一実施形態のカラーフィルタを組み込んだカラ
ー液晶表示装置の基本構成の一例を示す断面図である。
【図7】一実施形態のカラーフィルタを組み込んだカラ
ー液晶表示装置の基本構成の他の例を示す断面図であ
る。
【図8】一実施形態のカラーフィルタを組み込んだカラ
ー液晶表示装置の基本構成のさらに他の例を示す断面図
である。
【図9】液晶表示装置が使用される情報処理装置を示し
た図である。
【図10】液晶表示装置が使用される情報処理装置を示
した図である。
【図11】液晶表示装置が使用される情報処理装置を示
した図である。
【図12】インクタンクからインクジェットヘッドにイ
ンクを供給するためのインク供給経路を示した図であ
る。
【図13】濃度測定器の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 カラーフィルタ基板 2 ブラックマトリクス 3 樹脂層

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットヘッドによりカラーフィ
    ルタ基板に向けてインクを吐出して着色することにより
    カラーフィルタを製造する方法であって、 前記インクジェットヘッドに供給するインクの濃度を計
    測する濃度計測工程と、 該濃度計測工程における計測結果に基づいて、インクが
    所定の濃度となるように濃度調整を行なう濃度調整工程
    と、 該濃度調整工程において濃度を調整されたインクを前記
    カラーフィルタ基板に吐出して着色する着色工程とを具
    備することを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記濃度計測工程においては、インクの
    吸光度を測定し、該吸光度の測定値からインクの濃度を
    算出することを特徴とする請求項1に記載のカラーフィ
    ルタの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記吸光度の測定に、分光器を用いるこ
    とを特徴とする請求項2に記載のカラーフィルタの製造
    方法。
  4. 【請求項4】 前記吸光度の測定に、光電子増倍管を用
    いることを特徴とする請求項2に記載のカラーフィルタ
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記濃度測定工程においては、吸光度測
    定用のインクを前記インクジェットヘッドにインクを供
    給するインクタンクから採取することを特徴とする請求
    項2に記載のカラーフィルタの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記濃度調整工程では、インクの濃度が
    薄いときに、前記インクジェットヘッドにインクを供給
    するインクタンクに、高濃度インクを供給することを特
    徴とする請求項1に記載のカラーフィルタの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記供給された高濃度インクを撹拌する
    撹拌工程を更に具備することを特徴とする請求項6に記
    載のカラーフィルタの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記濃度調整工程では、インクの濃度が
    濃いときに、前記インクジェットヘッドにインクを供給
    するインクタンクに、染料の入っていないインク溶媒を
    供給することを特徴とする請求項1に記載のカラーフィ
    ルタの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記供給されたインク溶媒を撹拌する撹
    拌工程を更に具備することを特徴とする請求項8に記載
    のカラーフィルタの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記インクジェットヘッドは、熱エネ
    ルギーを利用してインクを吐出するヘッドであって、イ
    ンクに与える熱エネルギー発生体を備えることを特徴と
    する請求項1に記載のカラーフィルタの製造方法。
  11. 【請求項11】 インクジェットヘッドによりカラーフ
    ィルタ基板に向けてインクを吐出して着色することによ
    りカラーフィルタを製造する装置であって、 前記インクジェットヘッドに供給するインクの濃度を計
    測するための濃度計測手段と、 該濃度計測手段による計測結果に基づいて、インクが所
    定の濃度となるように濃度調整を行なうための濃度調整
    手段とを具備することを特徴とするカラーフィルタの製
    造装置。
  12. 【請求項12】 前記濃度計測手段は、インクの吸光度
    を測定し、該吸光度の測定値からインクの濃度を算出す
    ることを特徴とする請求項11に記載のカラーフィルタ
    の製造装置。
  13. 【請求項13】 前記濃度計測手段は、前記吸光度を測
    定するための、分光器を備えることを特徴とする請求項
    12に記載のカラーフィルタの製造装置。
  14. 【請求項14】 前記濃度測定手段は、前記吸光度を測
    定するための、光電子増倍管を備えることを特徴とする
    請求項12に記載のカラーフィルタの製造装置。
  15. 【請求項15】 前記濃度測定手段は、吸光度測定用の
    インクを前記インクジェットヘッドにインクを供給する
    インクタンクから採取することを特徴とする請求項12
    に記載のカラーフィルタの製造装置。
  16. 【請求項16】 前記濃度調整手段は、インクの濃度が
    薄いときに、前記インクジェットヘッドにインクを供給
    するインクタンクに、高濃度インクを供給することを特
    徴とする請求項11に記載のカラーフィルタの製造装
    置。
  17. 【請求項17】 前記供給された高濃度インクを撹拌す
    る撹拌手段を更に具備することを特徴とする請求項16
    に記載のカラーフィルタの製造装置。
  18. 【請求項18】 前記濃度調整手段は、インクの濃度が
    濃いときに、前記インクジェットヘッドにインクを供給
    するインクタンクに、染料の入っていないインク溶媒を
    供給することを特徴とする請求項11に記載のカラーフ
    ィルタの製造装置。
  19. 【請求項19】 前記供給されたインク溶媒を撹拌する
    撹拌手段を更に具備することを特徴とする請求項18に
    記載のカラーフィルタの製造装置。
  20. 【請求項20】 前記インクジェットヘッドは、熱エネ
    ルギーを利用してインクを吐出するヘッドであって、イ
    ンクに与える熱エネルギー発生体を備えることを特徴と
    する請求項11に記載のカラーフィルタの製造装置。
  21. 【請求項21】 インクジェットヘッドによりカラーフ
    ィルタ基板に向けてインクを吐出して着色することによ
    り製造されたカラーフィルタであって、 前記インクジェットヘッドに供給するインクの濃度を計
    測する濃度計測工程と、該濃度計測工程における計測結
    果に基づいて、インクが所定の濃度となるように濃度調
    整を行なう濃度調整工程と、該濃度調整工程において濃
    度を調整されたインクを前記カラーフィルタ基板に吐出
    して着色する着色工程とを経て製造されたことを特徴と
    するカラーフィルタ。
  22. 【請求項22】 インクジェットヘッドによりカラーフ
    ィルタ基板に向けてインクを吐出して着色することによ
    り製造されたカラーフィルタを備える表示装置であっ
    て、 前記インクジェットヘッドに供給するインクの濃度を計
    測する濃度計測工程と、該濃度計測工程における計測結
    果に基づいて、インクが所定の濃度となるように濃度調
    整を行なう濃度調整工程と、該濃度調整工程において濃
    度を調整されたインクを前記カラーフィルタ基板に吐出
    して着色する着色工程とを経て製造されたカラーフィル
    タと、 光量を可変とする光量変更手段とを一体に備えることを
    特徴とする表示装置。
  23. 【請求項23】 インクジェットヘッドによりカラーフ
    ィルタ基板に向けてインクを吐出して着色することによ
    り製造されたカラーフィルタを有する表示装置を備えた
    装置であって、 前記インクジェットヘッドに供給するインクの濃度を計
    測する濃度計測工程と、該濃度計測工程における計測結
    果に基づいて、インクが所定の濃度となるように濃度調
    整を行なう濃度調整工程と、該濃度調整工程において濃
    度を調整されたインクを前記カラーフィルタ基板に吐出
    して着色する着色工程とを経て製造されたカラーフィル
    タと、光量を可変とする光量変更手段とを一体に備える
    表示装置と、 該表示装置に画像信号を供給する画像信号供給手段とを
    具備することを特徴とする表示装置を備えた装置。
JP11102098A 1998-04-21 1998-04-21 カラーフィルタの製造方法及び製造装置及びカラーフィルタ及び表示装置及びこの表示装置を備えた装置 Withdrawn JPH11305028A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11102098A JPH11305028A (ja) 1998-04-21 1998-04-21 カラーフィルタの製造方法及び製造装置及びカラーフィルタ及び表示装置及びこの表示装置を備えた装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11102098A JPH11305028A (ja) 1998-04-21 1998-04-21 カラーフィルタの製造方法及び製造装置及びカラーフィルタ及び表示装置及びこの表示装置を備えた装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11305028A true JPH11305028A (ja) 1999-11-05

Family

ID=14550367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11102098A Withdrawn JPH11305028A (ja) 1998-04-21 1998-04-21 カラーフィルタの製造方法及び製造装置及びカラーフィルタ及び表示装置及びこの表示装置を備えた装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11305028A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002207445A (ja) * 2001-01-10 2002-07-26 Hakueisha:Kk 透光式表示パネル
JP2005181384A (ja) * 2003-12-16 2005-07-07 Toyo Ink Mfg Co Ltd カラーフィルタ用赤色着色組成物およびカラーフィルタ
WO2015068722A1 (ja) * 2013-11-06 2015-05-14 積水化学工業株式会社 硬化物膜の製造方法、電子部品の製造方法及び電子部品
JP2015134433A (ja) * 2014-01-16 2015-07-27 株式会社キーエンス カートリッジ式インクジェット記録装置
US11220604B2 (en) 2013-11-06 2022-01-11 Sekisui Chemical Co., Ltd. Method for manufacturing cured film, method for manufacturing electronic component, and electronic component

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002207445A (ja) * 2001-01-10 2002-07-26 Hakueisha:Kk 透光式表示パネル
JP2005181384A (ja) * 2003-12-16 2005-07-07 Toyo Ink Mfg Co Ltd カラーフィルタ用赤色着色組成物およびカラーフィルタ
WO2015068722A1 (ja) * 2013-11-06 2015-05-14 積水化学工業株式会社 硬化物膜の製造方法、電子部品の製造方法及び電子部品
US11220604B2 (en) 2013-11-06 2022-01-11 Sekisui Chemical Co., Ltd. Method for manufacturing cured film, method for manufacturing electronic component, and electronic component
JP2015134433A (ja) * 2014-01-16 2015-07-27 株式会社キーエンス カートリッジ式インクジェット記録装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3059678B2 (ja) カラーフィルタの製造方法及び製造装置
JP3034438B2 (ja) カラーフィルタの製造装置
JP3159919B2 (ja) カラーフィルタの製造装置及び製造方法及び着色むらの低減方法
JP3106110B2 (ja) カラーフィルタの製造方法及び製造装置及び表示装置の製造方法
JP3747127B2 (ja) カラーフィルタの製造方法及び表示装置の製造方法及び表示装置を備えた情報処理装置の製造方法
JP2941247B2 (ja) インク吐出密度設定方法及びカラーフィルタの製造方法及び表示装置の製造方法及び表示装置を備えた装置の製造方法
JP2963072B2 (ja) インクジェット記録方法及び装置及びカラーフィルタ及び表示装置及びこの表示装置を備えた装置
JP2001228321A (ja) カラーフィルタの製造方法、製造装置、カラーフィルタを備えた表示装置の製造方法及び該表示装置を備えた装置の製造方法
JP2001228320A (ja) カラーフィルタの製造方法及び製造装置
JP3332854B2 (ja) カラーフィルタの製造方法
JP4065476B2 (ja) カラーフィルタの製造方法及び表示装置の製造方法
JPH11320925A (ja) インクジェット記録方法及び装置及びカラ―フィルタ及び表示装置及びこの表示装置を備えた装置及びインクジェットヘッドユニットの調整装置及び調整方法及びインクジェットヘッドユニット
JPH10100396A (ja) インクジェット記録システム及びインクジェット記録方法及びライン間の混色の防止方法
JP3332812B2 (ja) カラーフィルタの製造方法及び表示装置の製造方法及び表示装置を備えた装置の製造方法
JPH11305028A (ja) カラーフィルタの製造方法及び製造装置及びカラーフィルタ及び表示装置及びこの表示装置を備えた装置
JP2000284113A (ja) カラーフィルタの製造方法及びカラーフィルタ及び表示装置及びこの表示装置を備えた装置
JPH1164626A (ja) カラーフィルタの製造方法及び製造装置及びカラーフィルタ及び表示装置及びこの表示装置を備えた装置
JPH1177990A (ja) カラーフィルタの製造方法及び製造装置及びカラーフィルタ及び表示装置及びこの表示装置を備えた装置及びノズル穴面積の決定方法
JPH112711A (ja) カラーフィルタの製造方法及びカラーフィルタ及び表示装置及びこの表示装置を備えた装置
JP3100918B2 (ja) カラーフィルタの製造方法及び製造装置及び表示装置の製造方法及び表示装置を備えた装置の製造方法
JP3352335B2 (ja) カラーフィルタの製造方法及び製造装置及びカラーフィルタ及び表示装置及びこの表示装置を備えた装置
JP3106104B2 (ja) カラーフィルタの製造方法及び製造装置及びカラーフィルタ及び表示装置及びこの表示装置を備えた装置及び表示装置の製造方法
JPH1114820A (ja) カラーフィルタの製造方法及び製造装置及びカラーフィルタ及び表示装置及びこの表示装置を備えた装置
JPH10278314A (ja) カラーフィルタの製造方法及びカラーフィルタ及び表示装置及びこの表示装置を備えた装置
JP4282080B2 (ja) カラーフィルタの製造方法及び液晶表示パネルの製造方法及び情報処理装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050705