JPH10239393A - 集積回路試験装置の測定端子切替装置 - Google Patents

集積回路試験装置の測定端子切替装置

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JPH10239393A
JPH10239393A JP9046516A JP4651697A JPH10239393A JP H10239393 A JPH10239393 A JP H10239393A JP 9046516 A JP9046516 A JP 9046516A JP 4651697 A JP4651697 A JP 4651697A JP H10239393 A JPH10239393 A JP H10239393A
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JP
Japan
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test
circuit
connection
measurement
terminal
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JP9046516A
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Teizo Kitagawa
禎三 北川
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Ando Electric Co Ltd
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Ando Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集積回路試験装置により被測定装置に電源を
印加中に測定端子の接続切替を可能とし、被測定装置を
保護し、試験の信頼性を向上し、複数回行われる試験の
試験時間を短縮する。 【解決手段】 一連の連続している直流特性測定テスト
において、電源の出力保持の指定があるとき、前回のテ
ストの端子接続情報と今回のテストの端子接続とを比較
し、測定端子の接続切替がある時は、まず前回のテスト
の測定端子接続を開放した後、遅延タイマの設定による
所定時間経過後、今回のテストのための測定端子接続を
行う試験端子切替装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被測定装置(Devi
ce Under Test 、以下DUTと略称する)に電圧(電
流)を印加中に、DUTの状態を変化させることなく、
直流特性測定回路の測定端子接続を切り替える測定端子
切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の集積回路試験装置に使用している
リレーの接続は、リレー接点に試料用電源電圧を印加し
ない状態で行うように規定されており、前記試料用電源
電圧を印加している状態で接続することを禁止してい
る。このため、試料用電源を複数のテストに対して消勢
することなく保持したときの測定シーケンス内では、測
定端子は同一端子に限られ、測定端子のみ変更して測定
する場合は、試料用電源を一旦消勢し、測定端子を所定
の端子に接続した後、電圧を印加する測定シーケンスを
繰り返さなければならない。
【0003】図6は、試料用電源4の出力が一連の連続
した複数の試験で保持され、試験を実行中にDUT12
に接続した端子の切替を禁止している従来の集積回路試
験装置の構成を示すブロック図である。この図6におい
て試験制御回路11はレジスタ6〜9に接続され、タイ
ミング発生回路5はリレー制御回路2にリレー動作信号
を送出し、試料用電源4および直流特性測定回路3をマ
トリクス/マルチプレクサ1のリレー接点を通してDU
T12に接続し、また前記リレー動作信号送出から遅延
タイマAの設定時間だけ遅れた試料用電源印加用信号を
タイミング発生回路5から試料用電源4および直流特性
測定回路3に送出し、試料用電源4の出力をDUT12
に印加するとともに直流特性測定回路3を測定できる状
態にする。
【0004】この従来の集積回路試験装置によるDUT
の直流特性測定の動作を図7の動作フロー図の各ステッ
プに基づいて説明する。 ステップ21:試験制御回路11からの試験情報を各レ
ジスタへ読み込ませる。 ステップ22:タイミング発生回路5からのリレー動作
信号でマトリクス/マルチプレクサ1の指定されたリレ
ー接点をDUT12に接続する。 ステップ23:リレー接続信号から遅延タイマAで設定
した時間経過後、試料用電源4の出力をDUT12に印
加し、直流特性測定回路3を能動にする。 ステップ24:設定したテスト時間後、直流特性測定回
路で測定した測定データを読み込む。
【0005】ステップ25:直流特性測定データの採用
/不採用等の処理を行う。 ステップ26:試料用電源5の出力保持指定の有無を判
断する。 ステップ27:保持指定ありの場合、指定電源以外の電
源を消勢し、直流特性測定回路をオフにする。 ステップ28:保持指定なしの場合は全ての電源を消勢
し、直流測定回路をオフにする。
【0006】以上説明したように、従来の集積回路試験
装置は試料用電源出力保持指定時、直流特性測定端子切
替の禁止は約束事であり、ハード/ソフト上で禁止して
いないため、切り替えることは可能である。リレー接点
が切り替えられる時のタイミング図を図4に示す。この
図において、リレー用レジスタ駆動信号bが与えられる
と、l端子リレー接点動作cはT2〜T3時間後にオフ
し、k端子リレー接点動作dはT4〜T5時間後にオン
することを表している。
【0007】図4は、試料用電源5が消勢時であるが、
出力が保持されている時は、l端子リレー接点がオフと
なるための最大時間T3に対して、k端子リレーの接続
する時間T4〜T5が短い場合、l端子とk端子が短絡
して接点の信号形態によりDUTの状態を変化させる
か、破壊してしまうおそれがあり、またリレーの寿命を
縮めてしまうという問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の試
験装置は、試料用電源が複数の一連の連続する試験にお
いてその出力が保持されているとき、直流特性測定回路
等のリレーの接続端子を変更した場合、DUTの状態が
変化したり、DUTそのものの破壊を起こすことがある
ため、リレーの接続の変更を禁止している。このため、
この一連の試験に対し測定する端子が複数個ある時は、
同一試験を測定端子を変えて行っているため測定時間が
長くなってしまうと言う問題点があり、その解決策が課
題となっていた。
【0009】この発明は、これらの課題を解決し、DU
Tの状態を変えないで一連の試験が行われている中で測
定端子の接続変更を可能にし、測定時間の短縮を図るこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、被測定装置の複数の接続端子に接続される複数の試
料用電源と、前記被測定装置の直流特性測定回路と、リ
レーの接点がマトリクス状に接続された複数のリレーか
らなるリレーマトリクス回路と、前記リレーマトリクス
回路の選択接続を制御するリレー制御回路とから構成さ
れ、前記被測定装置に対し連続する複数回の試験を行う
とき、前回行われた試験における直流測定回路の端子接
続情報を記憶して今回行う試験の端子接続と比較し、端
子接続の変更が必要なとき前記被測定装置に接続された
試料用電源の出力が消勢されることなく保持されて、前
記被測定装置の状態を変化させることなく直流特性測定
回路の接続端子を切り替えることを特徴とする集積回路
試験装置の測定端子切替装置を提供する。
【0011】請求項2に記載の発明は、前記直流特性測
定回路の接続端子の切替が、前回の試験の測定端子接続
を開放し、遅延タイマによる所定の遅れ時間経過後に今
回の試験のための測定端子接続を行うことを特徴とする
請求項1に記載の集積回路試験装置の測定端子切替装置
を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の集積回路試験装置の測定
端子切替装置の実施の形態について図面に基づき説明す
る。図1は本発明の一実施形態の構成を示すブロック図
である。図1において集積回路試験装置は符号1〜符号
11の要素により構成され、1はマトリクス/マルチプ
レクサ、2はリレー制御回路、3は直流特性測定回路、
4は試料用電源、5はタイミング発生回路、6〜9はレ
ジスタ、10は測定端子接続制御回路、11は試験制御
回路であり、DUT12に接続されてこのDUTの試験
が行われる。
【0013】このような構成の集積回路試験装置におい
て、試験制御回路11はレジスタ6〜9に接続され、タ
イミング発生回路5はリレー制御回路2にリレー動作信
号を送出し、試料用電源4および直流特性測定回路3を
マトリクス/マルチプレクサ1のリレー接点を通してD
UT12に接続し、またリレー動作信号から遅延タイマ
Aの設定時間だけ遅れた試料用電源印加用信号を試料用
電源4および直流特性測定回路3に送出し、試料用電源
4の出力をDUT12に印加するとともに直流特性測定
回路3を測定できる状態にする。本発明の集積回路試験
装置の測定端子切替装置は、従来の集積回路試験装置と
の比較において、電圧保持時に能動になる測定端子接続
制御回路10を付加している点が相違している。
【0014】本発明の集積回路試験装置の測定端子切替
装置の動作、特に試験制御回路11と測定端子接続制御
回路10に関連する動作を中心として図1および図2の
動作フロー図を参照して説明する。なお、図2のステッ
プ31において保持指定の電源がない場合は、ステップ
21〜ステップ28の動作は、図7に示す従来装置のス
テップ21〜ステップ28の動作と同じ動作であるが再
掲する。
【0015】ステップ21:保持指定の電源がない場合
の動作ルーチンの最初のステップであり、試験制御回路
11からの試験情報をレジスタ6〜レジスタ9へ読み込
ませる。 ステップ22:タイミング発生回路5を経由した測定端
子接続回路10からのリレー動作信号により、マトリク
ス/マルチプレクサ1の指定されたリレー接点をDUT
12に接続する。 ステップ23:リレー接続が行われてから遅延タイマA
で設定した時間経過後、試料用電源4の出力をDUT1
2に印加し、直流特性測定回路3を能動にする。 ステップ24:設定したテスト時間経過後、直流特性測
定回路3で測定した測定データを試験制御回路11に読
み込む。
【0016】ステップ25:試験制御回路11において
直流特性測定データの採用/不採用等の処理を行う。 ステップ26:試験制御回路11において試料用電源5
の出力保持指定の有無を判断する。 ステップ27:電源の保持指定ありの場合、タイミング
発生回路5を経由した測定端子接続制御回路10からの
指示により、保持指定電源以外の電源を消勢し、直流特
性測定回路をオフにする。 ステップ28:電源の保持指定なしの場合はタイミング
発生回路5を経由した測定端子接続制御回路10からの
指示により、全ての電源を消勢し、電圧/電流計をオフ
にする。
【0017】ステップ31:試験制御回路11において
出力保持を指定されている試料用電源の有無を確認し、
出力保持の指定があればステップ32以降に移行し、出
力保持の指定がなければ、ステップ21に移行し、上述
の従来と同じステップ21〜ステップ28の動作を行
う。 ステップ32:出力保持指定がある場合の動作ルーチン
の最初のステップであり、試験制御回路11において現
n回目のテストと前(n−1)回目のテストとのリレー
接続情報の比較を行う。 ステップ33:試験制御回路11において直流特性測定
回路3を接続する測定端子の切替の有無を判断し、測定
端子の切替がある場合はステップ34に移行し、測定端
子の切替がなければ、上述のステップ21〜ステップ2
8の動作ルーチンに移行する。
【0018】ステップ34:測定端子の切替がある場合
は、前(n−1)回目のテストの測定端子を開放するた
めのリレー情報を試験制御回路11が送出し、測定端子
接続制御回路10からタイミング発生回路5へリレー駆
動信号の送出を要求し、切替指定がされている測定端子
のみを開放する。 ステップ35:遅延タイマBの設定時間経過後、マトリ
クス/マルチプレクサ1においてDUT12に対して現
n回目のテストのリレー情報による測定端子の接続を行
う。 ステップ36:リレー接続信号から遅延タイマAで設定
した時間経過後、試料用電源4の出力をDUT12に印
加し、直流特性測定回路3を能動状態にする。
【0019】ステップ37:設定したテスト時間経過
後、直流特性測定回路で測定した測定データを試験制御
回路11に読み込む。 ステップ38:試験制御回路11において測定データの
採用/不採用等の処理を行う。 ステップ39:測定端子接続制御回路11からの信号に
より、保持指定のある試料用電源4以外を消勢するとと
もに、直流特性測定回路3をオフする。
【0020】次に、図3に一連のテストのタイミング図
を示し、図4および図5に、図3のA部分およびB部分
を拡大した図を示す。本発明に関わる部分はB部分であ
り、その拡大図、図5中の時間T1は遅延タイマBによ
り与えられ、T1の時間設定は(T3−T4)以上に設
定する。
【0021】以上の説明から明らかなように、試料用電
源4の出力保持が指定されている時、前回のテストの測
定端子接続と今回のテストで行う接続との比較を行い、
測定端子の切替がある場合、切替を行う前回のテストの
接続を開放し、遅延タイマによる所定の遅れ時間経過後
に今回のテストのための測定端子接続を行うため、DU
Tおよびリレー接点に影響を与えないで測定端子の切替
を行うことができる。以上、本発明の一実施形態の動作
を図面を参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形
態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により、次
の様な効果が得られる。 (1) 電源を保持している一連の試験において測定端
子を切り替えたとき、前回のテストの測定端子接続と今
回のテストで行う接続との比較を行い、測定端子の切替
がある場合、切替を行う前回のテストの接続を開放し、
遅延タイマによる所定の遅れ時間経過後に今回のテスト
のための測定端子接続を行うようにしたので、DUTの
入出力形態を変化させたり、破壊にいたるダメージを与
えたりすることがない。
【0023】(2) DUTが能動状態での測定端子の
切替が可能になったため、試験の効率化が図れる。 この結果、試験の信頼性が向上し、試験時間の短縮が出
来るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の集積回路試験装置の測定端子切替装
置の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の集積回路試験装置の測定端子切替装
置の動作を説明するフロー図である。
【図3】 本発明の集積回路試験装置の測定端子切替装
置の測定端子切替のタイミングを表す図である。
【図4】 図3のA部分の拡大図である。
【図5】 図3のB部分の拡大図である。
【図6】 従来の集積回路試験装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】 従来の集積回路試験装置の動作を説明するフ
ロー図である。
【符号の説明】
1 マトリクス/マルチプレクサ 2 リレー制御回路 3 直流特性測定回路 4 試料用電源 5 タイミング発生回路 6〜9 レジスタ 10 測定端子接続制御回路 11 試験制御回路 12 被測定装置(DUT)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定装置の複数の接続端子に接続され
    る複数の試料用電源と、 前記被測定装置の直流特性測定回路と、 リレーの接点がマトリクス状に接続された複数のリレー
    からなるリレーマトリクス回路と、 前記リレーマトリクス回路の選択接続を制御するリレー
    制御回路とから構成され、 前記被測定装置に対し連続する複数回の試験を行うと
    き、前回行われた試験における直流測定回路の端子接続
    情報を記憶して今回行う試験の端子接続と比較し、端子
    接続の変更が必要なとき前記被測定装置に接続された試
    料用電源の出力が消勢されることなく保持されて、前記
    被測定装置の状態を変化させることなく直流特性測定回
    路の接続端子を切り替えることを特徴とする集積回路試
    験装置の測定端子切替装置。
  2. 【請求項2】 前記直流特性測定回路の接続端子の切替
    は、 前回の試験の測定端子接続を開放し、遅延タイマによる
    所定の遅れ時間経過後に今回の試験のための測定端子接
    続を行うことを特徴とする請求項1に記載の集積回路試
    験装置の測定端子切替装置。
JP9046516A 1997-02-28 1997-02-28 集積回路試験装置の測定端子切替装置 Withdrawn JPH10239393A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106932700A (zh) * 2017-03-31 2017-07-07 深圳市芯思杰智能物联网技术有限公司 晶体管外形封装的光电子器件直流性能测试系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106932700A (zh) * 2017-03-31 2017-07-07 深圳市芯思杰智能物联网技术有限公司 晶体管外形封装的光电子器件直流性能测试系统

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