JPH10232266A - 半導体試験装置 - Google Patents
半導体試験装置Info
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- JPH10232266A JPH10232266A JP9036573A JP3657397A JPH10232266A JP H10232266 A JPH10232266 A JP H10232266A JP 9036573 A JP9036573 A JP 9036573A JP 3657397 A JP3657397 A JP 3657397A JP H10232266 A JPH10232266 A JP H10232266A
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- switch
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- voltage
- pin
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、従来のI/Oピンのチャンネルを
利用して高電圧のI/Oピンの試験ができるようにした
付加回路を使用した半導体試験装置を提供する。 【解決手段】 ドライバ出力を第1のスイッチと第2の
スイッチとを介して受けて、増幅して第1のバッファと
第3のスイッチとを介して被試験デバイスのI/Oピン
に出力する信号加工手段と、該被試験デバイスのI/O
ピンの出力信号を第2のバッファを介して受けて、減衰
させて第4のスイッチと前記第1のスイッチを介してコ
ンパレータへ出力する信号復元手段とを設けた解決手
段。
利用して高電圧のI/Oピンの試験ができるようにした
付加回路を使用した半導体試験装置を提供する。 【解決手段】 ドライバ出力を第1のスイッチと第2の
スイッチとを介して受けて、増幅して第1のバッファと
第3のスイッチとを介して被試験デバイスのI/Oピン
に出力する信号加工手段と、該被試験デバイスのI/O
ピンの出力信号を第2のバッファを介して受けて、減衰
させて第4のスイッチと前記第1のスイッチを介してコ
ンパレータへ出力する信号復元手段とを設けた解決手
段。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被試験デバイスの
デジタルI/Oの試験範囲を拡大する付加回路を有する
半導体試験装置に関する。
デジタルI/Oの試験範囲を拡大する付加回路を有する
半導体試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の例について、図2と、図3と
を参照して説明する。図2に示すように、半導体試験装
置の構成は、オペレーションのインタフェースとなるワ
ークステーション1と、試験信号の発生と試験をおこな
う各ユニットおよび装置の電源部とで構成する半導体試
験装置本体2と、被試験デバイスとのインタフェースと
なるテストヘッド3とで構成される。
を参照して説明する。図2に示すように、半導体試験装
置の構成は、オペレーションのインタフェースとなるワ
ークステーション1と、試験信号の発生と試験をおこな
う各ユニットおよび装置の電源部とで構成する半導体試
験装置本体2と、被試験デバイスとのインタフェースと
なるテストヘッド3とで構成される。
【0003】そして、テストヘッド3において、パフォ
ーマンスボード90に搭載されたデバイスソケット91
と被試験デバイス92のピンとをコンタクトし、試験信
号を印加または出力信号を受けて被試験デバイス92を
試験している。
ーマンスボード90に搭載されたデバイスソケット91
と被試験デバイス92のピンとをコンタクトし、試験信
号を印加または出力信号を受けて被試験デバイス92を
試験している。
【0004】次に、被試験デバイス92のI/Oピンを
試験する場合の、試験信号に関する要部回路図について
以下説明する。例えば、図3に示すように、スイッチS
aに接続されたチャンネルの電子回路の構成は、ボルテ
ージ・インプットのVI21と、フォーマット・コント
ロールのFC11と、I/OコントロールのI/O81
と、ボルテージ・アウトプットのVO31と、デジタル
・コンペアのDC41と、ドライバ51と、コンパレー
タ61とで構成している。
試験する場合の、試験信号に関する要部回路図について
以下説明する。例えば、図3に示すように、スイッチS
aに接続されたチャンネルの電子回路の構成は、ボルテ
ージ・インプットのVI21と、フォーマット・コント
ロールのFC11と、I/OコントロールのI/O81
と、ボルテージ・アウトプットのVO31と、デジタル
・コンペアのDC41と、ドライバ51と、コンパレー
タ61とで構成している。
【0005】そして、被試験デバイス92のI/Oピン
に対して試験する場合の試験パターンはスイッチのSa
がオンの状態で、フォーマット・コントロールのFC1
1で波形整形したデジタル信号をドライバ51に印加し
ている。また、ドライバ51でボルテージ・インプット
のVI21に設定した振幅の電圧を出力して試験信号と
して被試験デバイス92に印加している。ここで、フォ
ーマット・コントロール(Format Control)とは、試験
パターンの論理データとクロック信号とからパルス幅と
位相遅れを決めて整形した試験波形を出力する回路であ
る。また、ボルテージ・インプット(Voltage Input )
とは、ドライバ51で出力するデジタル信号のハイレベ
ル電圧(H)とローレベル電圧(L)とを設定する回路
である。
に対して試験する場合の試験パターンはスイッチのSa
がオンの状態で、フォーマット・コントロールのFC1
1で波形整形したデジタル信号をドライバ51に印加し
ている。また、ドライバ51でボルテージ・インプット
のVI21に設定した振幅の電圧を出力して試験信号と
して被試験デバイス92に印加している。ここで、フォ
ーマット・コントロール(Format Control)とは、試験
パターンの論理データとクロック信号とからパルス幅と
位相遅れを決めて整形した試験波形を出力する回路であ
る。また、ボルテージ・インプット(Voltage Input )
とは、ドライバ51で出力するデジタル信号のハイレベ
ル電圧(H)とローレベル電圧(L)とを設定する回路
である。
【0006】そして、被試験デバイス92のI/Oピン
からの出力信号は、コンパレータ61において、ボルテ
ージ・アウトプットのVO31に設定した電圧と比較し
てデジタル信号に変換して、その信号をデジタル・コン
ペアのDC41で期待値と論理比較して試験している。
ここで、ボルテージ・アウトプット(Voltage Output)
とは、コンパレータ61で比較する入力信号のハイレベ
ル電圧(H)とローレベル電圧(L)とを設定する回路
である。また、デジタル・コンペア(Digital Compare
)とは、コンパレータ61での比較結果と期待値のデ
ータとを比較し、合否の判定をする回路である。
からの出力信号は、コンパレータ61において、ボルテ
ージ・アウトプットのVO31に設定した電圧と比較し
てデジタル信号に変換して、その信号をデジタル・コン
ペアのDC41で期待値と論理比較して試験している。
ここで、ボルテージ・アウトプット(Voltage Output)
とは、コンパレータ61で比較する入力信号のハイレベ
ル電圧(H)とローレベル電圧(L)とを設定する回路
である。また、デジタル・コンペア(Digital Compare
)とは、コンパレータ61での比較結果と期待値のデ
ータとを比較し、合否の判定をする回路である。
【0007】一方、コンパレータ61で比較するモード
において、ドライバ51の出力と被試験デバイス92の
出力とがぶつかりあうので、比較モードのときはI/O
81からI/Oコントロール信号で制御してドライバ5
1の出力を止めている。
において、ドライバ51の出力と被試験デバイス92の
出力とがぶつかりあうので、比較モードのときはI/O
81からI/Oコントロール信号で制御してドライバ5
1の出力を止めている。
【0008】一般に、ドライバ51の出力電圧範囲は、
例えば−2V〜8Vが標準であるときに、さらにLCD
ドライバなどの試験に−4.5V〜18Vの高電圧のI
/Oピンの試験ができるようにする必要がある。その場
合、ドライバとコンパレータとが共通に接続されている
ので、高電圧対応のI/Oチャンネルの電子回路を独立
して構成していた。
例えば−2V〜8Vが標準であるときに、さらにLCD
ドライバなどの試験に−4.5V〜18Vの高電圧のI
/Oピンの試験ができるようにする必要がある。その場
合、ドライバとコンパレータとが共通に接続されている
ので、高電圧対応のI/Oチャンネルの電子回路を独立
して構成していた。
【0009】例えば、図3に示すように、スイッチSb
に接続されたチャンネルに高電圧のI/Oの電子回路を
構成する場合は、ボルテージ・インプットのVI22
と、フォーマット・コントロールのFC12と、I/O
コントロールのI/O82と、ボルテージ・アウトプッ
トのVO32と、デジタル・コンペアのDC42と、ド
ライバ52と、コンパレータ62とを、それぞれ高電圧
対応として構成している。
に接続されたチャンネルに高電圧のI/Oの電子回路を
構成する場合は、ボルテージ・インプットのVI22
と、フォーマット・コントロールのFC12と、I/O
コントロールのI/O82と、ボルテージ・アウトプッ
トのVO32と、デジタル・コンペアのDC42と、ド
ライバ52と、コンパレータ62とを、それぞれ高電圧
対応として構成している。
【0010】従って、被試験デバイスのピン数が多くま
た高電圧が必要なピンが多い場合、例えば全256チャ
ンネルの内128チャンネルの電子回路に高電圧のI/
Oが必要なとき、半導体試験装置全体の規模が大きくな
ってしまう。
た高電圧が必要なピンが多い場合、例えば全256チャ
ンネルの内128チャンネルの電子回路に高電圧のI/
Oが必要なとき、半導体試験装置全体の規模が大きくな
ってしまう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記説明のように、標
準の電圧範囲のチャンネルの他に高電圧のI/Oピンの
試験をする場合、半導体試験装置の規模が大きくなり実
用上の不便があった。そこで、本発明は、こうした問題
に鑑みなされたもので、その目的は、従来のI/Oピン
の試験チャンネルの電子回路を利用し、試験範囲を拡大
する付加回路を使用した半導体試験装置を提供すること
にある。
準の電圧範囲のチャンネルの他に高電圧のI/Oピンの
試験をする場合、半導体試験装置の規模が大きくなり実
用上の不便があった。そこで、本発明は、こうした問題
に鑑みなされたもので、その目的は、従来のI/Oピン
の試験チャンネルの電子回路を利用し、試験範囲を拡大
する付加回路を使用した半導体試験装置を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決する為の手段】即ち、上記目的を達成する
ためになされた本発明の第1は、ドライバ出力とコンパ
レータ入力とが共通に接続されて、該ドライバ出力をI
/Oコントロール信号で制御して、被試験デバイスのI
/Oピンを試験する半導体試験装置において、前記ドラ
イバ出力を増幅する信号加工手段と、前記被試験デバイ
スのI/Oピンの出力信号を減衰する信号復元手段とを
具備して、前記I/Oコントロール信号で前記信号加工
手段と前記信号復元手段とに与える信号を切り換えてい
ることを特徴とした半導体試験装置を要旨としている。
ためになされた本発明の第1は、ドライバ出力とコンパ
レータ入力とが共通に接続されて、該ドライバ出力をI
/Oコントロール信号で制御して、被試験デバイスのI
/Oピンを試験する半導体試験装置において、前記ドラ
イバ出力を増幅する信号加工手段と、前記被試験デバイ
スのI/Oピンの出力信号を減衰する信号復元手段とを
具備して、前記I/Oコントロール信号で前記信号加工
手段と前記信号復元手段とに与える信号を切り換えてい
ることを特徴とした半導体試験装置を要旨としている。
【0013】また、上記目的を達成するためになされた
本発明の第2は、ドライバ出力を第1のスイッチと第2
のスイッチとを介して受けて、増幅して第1のバッファ
と第3のスイッチとを介して被試験デバイスのI/Oピ
ンに出力する信号加工手段と、該被試験デバイスのI/
Oピンの出力信号を第2のバッファを介して受けて、減
衰させて第4のスイッチと前記第1のスイッチを介して
前記コンパレータへ出力する信号復元手段と、を具備し
て、前記第2のスイッチと、第3のスイッチと、第4の
スイッチとは、前記I/Oコントロール信号で制御して
いる本発明の第1記載の半導体試験装置を要旨としてい
る。
本発明の第2は、ドライバ出力を第1のスイッチと第2
のスイッチとを介して受けて、増幅して第1のバッファ
と第3のスイッチとを介して被試験デバイスのI/Oピ
ンに出力する信号加工手段と、該被試験デバイスのI/
Oピンの出力信号を第2のバッファを介して受けて、減
衰させて第4のスイッチと前記第1のスイッチを介して
前記コンパレータへ出力する信号復元手段と、を具備し
て、前記第2のスイッチと、第3のスイッチと、第4の
スイッチとは、前記I/Oコントロール信号で制御して
いる本発明の第1記載の半導体試験装置を要旨としてい
る。
【0014】さらに、上記目的を達成するためになされ
た本発明の第3は、信号加工手段と、信号復元手段とが
電圧レベルを変化できるレベルシフタである本発明の第
1または2記載の半導体試験装置。
た本発明の第3は、信号加工手段と、信号復元手段とが
電圧レベルを変化できるレベルシフタである本発明の第
1または2記載の半導体試験装置。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、下記の実
施例において説明する。
施例において説明する。
【0016】
【実施例】本発明の実施例について、図1を参照して説
明する。構成は、図1に示すように、スイッチSbに接
続されたチャンネルに対して、付加回路により試験範囲
を拡大した構成となっている。図1の回路において、ス
イッチSaをONとし、スイッチS1をOFFとした場
合、スイッチSaに接続されたチャンネルは従来と同じ
となる。以下、スイッチSbに接続され高電圧I/Oの
付加回路について説明する。
明する。構成は、図1に示すように、スイッチSbに接
続されたチャンネルに対して、付加回路により試験範囲
を拡大した構成となっている。図1の回路において、ス
イッチSaをONとし、スイッチS1をOFFとした場
合、スイッチSaに接続されたチャンネルは従来と同じ
となる。以下、スイッチSbに接続され高電圧I/Oの
付加回路について説明する。
【0017】付加回路の構成は、スイッチS1、S2、
S3、S4と、インバータB3と、高電圧のバッファB
1、B2と、信号加工手段71と、信号復元手段72と
で構成している。ここで、スイッチS1、S2、S3、
S4は高電圧の半導体スイッチ、または他のリードリレ
ー等のスイッチ手段でもよい。
S3、S4と、インバータB3と、高電圧のバッファB
1、B2と、信号加工手段71と、信号復元手段72と
で構成している。ここで、スイッチS1、S2、S3、
S4は高電圧の半導体スイッチ、または他のリードリレ
ー等のスイッチ手段でもよい。
【0018】次に、本付加回路を使用する場合は、スイ
ッチSaをOFFとして、スイッチS1とスイッチSb
とはONとする。第1に、スイッチSbに接続された高
電圧I/Oピンに信号を印加するときは、I/O81の
I/Oコントロール信号がイネーブル(HIGH)となるの
で、スイッチS2、S3はONとなり、スイッチS4は
OFFとなる。
ッチSaをOFFとして、スイッチS1とスイッチSb
とはONとする。第1に、スイッチSbに接続された高
電圧I/Oピンに信号を印加するときは、I/O81の
I/Oコントロール信号がイネーブル(HIGH)となるの
で、スイッチS2、S3はONとなり、スイッチS4は
OFFとなる。
【0019】従って、ドライバ51の出力信号はスイッ
チS1、S2を介して、信号加工手段71に入力され
る。尚、スイッチS2は、信号加工手段71の入力イン
ピーダンスが充分高ければ省略してもよい。その信号加
工手段71において、所望の倍率の電圧に増幅して出力
するか、または所望の電圧レベルにレベルシフトをおこ
なって出力してもよい。そして、その信号加工手段71
の出力信号はバッファB1でバッファしたあとスイッチ
S3、Sbを介して被試験デバイス92の高電圧I/O
ピンに印加される。尚、バッファB1は、信号加工手段
71のドライブ能力があれば省略してもよい。例えば、
ドライバ51の出力レベル範囲が−2V〜8Vとして、
信号加工手段71の増幅度を2.25倍とすると、信号
加工手段71によりその出力電圧範囲は−4.5V〜1
8Vの範囲に拡大される。
チS1、S2を介して、信号加工手段71に入力され
る。尚、スイッチS2は、信号加工手段71の入力イン
ピーダンスが充分高ければ省略してもよい。その信号加
工手段71において、所望の倍率の電圧に増幅して出力
するか、または所望の電圧レベルにレベルシフトをおこ
なって出力してもよい。そして、その信号加工手段71
の出力信号はバッファB1でバッファしたあとスイッチ
S3、Sbを介して被試験デバイス92の高電圧I/O
ピンに印加される。尚、バッファB1は、信号加工手段
71のドライブ能力があれば省略してもよい。例えば、
ドライバ51の出力レベル範囲が−2V〜8Vとして、
信号加工手段71の増幅度を2.25倍とすると、信号
加工手段71によりその出力電圧範囲は−4.5V〜1
8Vの範囲に拡大される。
【0020】第2に、被試験デバイス92の高電圧I/
Oピンの出力を比較するときは、I/O81のI/Oコ
ントロール信号がディスエーブル(LOW )となるので、
スイッチS2、S3はOFFとなり、インバータB3で
I/Oコントロール信号が反転するのでスイッチS4は
ONとなる。
Oピンの出力を比較するときは、I/O81のI/Oコ
ントロール信号がディスエーブル(LOW )となるので、
スイッチS2、S3はOFFとなり、インバータB3で
I/Oコントロール信号が反転するのでスイッチS4は
ONとなる。
【0021】従って、被試験デバイス92の高電圧I/
Oピンの高電圧出力信号はスイッチSbと、バッファB
2を介して信号復元手段72に入力される。そして、信
号復元手段72において、例えば抵抗分割により所望の
電圧に減衰して出力し、または所望の電圧レベルにレベ
ルシフトをおこなう。また、その信号復元手段72の出
力信号はスイッチS4、S1を介してコンパレータ61
に入力され比較電圧と比較をおこなう。例えば、コンパ
レータ61の比較範囲のレベル範囲が−2V〜8Vとし
て、被試験デバイス92の高電圧I/Oピンの出力信号
の比較レベル範囲が−4.5V〜18Vとした場合、信
号復元手段72の減衰度を1/2.25とすると、付加
回路によりその比較電圧範囲は−2V〜8Vの範囲に減
衰され従来のコンパレータ61の比較範囲のレベルと同
じになる。
Oピンの高電圧出力信号はスイッチSbと、バッファB
2を介して信号復元手段72に入力される。そして、信
号復元手段72において、例えば抵抗分割により所望の
電圧に減衰して出力し、または所望の電圧レベルにレベ
ルシフトをおこなう。また、その信号復元手段72の出
力信号はスイッチS4、S1を介してコンパレータ61
に入力され比較電圧と比較をおこなう。例えば、コンパ
レータ61の比較範囲のレベル範囲が−2V〜8Vとし
て、被試験デバイス92の高電圧I/Oピンの出力信号
の比較レベル範囲が−4.5V〜18Vとした場合、信
号復元手段72の減衰度を1/2.25とすると、付加
回路によりその比較電圧範囲は−2V〜8Vの範囲に減
衰され従来のコンパレータ61の比較範囲のレベルと同
じになる。
【0022】ところで、本実施例では、スイッチSbに
接続された1つのチャンネルの回路について実施した例
で説明したが、必要なチャンネル数に応じて付加回路を
設けることにより、従来のチャンネルを切り換えて所望
のチャンネルで高電圧I/Oピンのチャンネルとして実
現できる。また、本実施例ではスイッチSaをONに
し、スイッチS1をOFFとすることで従来の高電圧で
ない被試験デバイスのI/Oピンの高速な試験もでき
る。
接続された1つのチャンネルの回路について実施した例
で説明したが、必要なチャンネル数に応じて付加回路を
設けることにより、従来のチャンネルを切り換えて所望
のチャンネルで高電圧I/Oピンのチャンネルとして実
現できる。また、本実施例ではスイッチSaをONに
し、スイッチS1をOFFとすることで従来の高電圧で
ない被試験デバイスのI/Oピンの高速な試験もでき
る。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。即ち、
従来のドライバとコンパレータとが接続された信号を利
用して、部品の少ない付加回路のみで所望の信号に増幅
または減衰して被試験デバイス高電圧のI/Oピンの試
験ができるので、小スペース、小消費電力の半導体試験
装置を実現できる効果がある。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。即ち、
従来のドライバとコンパレータとが接続された信号を利
用して、部品の少ない付加回路のみで所望の信号に増幅
または減衰して被試験デバイス高電圧のI/Oピンの試
験ができるので、小スペース、小消費電力の半導体試験
装置を実現できる効果がある。
【図1】本発明の付加回路を使用した半導体試験装置の
回路図である。
回路図である。
【図2】半導体試験装置の構成図である。
【図3】従来の高電圧用のI/Oピン試験用のブロック
図である。
図である。
1 ワークステーション 2 半導体試験装置本体 3 テストヘッド 11、12 FC 21、22 VI 31、32 VO 41、42 DC 51、52 ドライバ 61、62 コンパレータ 71 信号加工手段 72 信号復元手段 81、82 I/O 90 パフォーマンスボード 91 デバイスソケット 92 被試験デバイス B1、B2 バッファ B3 インバータ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】半導体試験装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被試験デバイスの
デジタルI/Oの試験範囲を拡大する付加回路を有する
半導体試験装置に関する。
デジタルI/Oの試験範囲を拡大する付加回路を有する
半導体試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の例について、図2と、図3と
を参照して説明する。図2に示すように、半導体試験装
置の構成は、オペレーションのインタフェースとなるワ
ークステーション1と、試験信号の発生と試験をおこな
う各ユニットおよび装置の電源部とで構成する半導体試
験装置本体2と、被試験デバイスとのインタフェースと
なるテストヘッド3とで構成される。
を参照して説明する。図2に示すように、半導体試験装
置の構成は、オペレーションのインタフェースとなるワ
ークステーション1と、試験信号の発生と試験をおこな
う各ユニットおよび装置の電源部とで構成する半導体試
験装置本体2と、被試験デバイスとのインタフェースと
なるテストヘッド3とで構成される。
【0003】そして、テストヘッド3において、パフォ
ーマンスボード90に搭載されたデバイスソケット91
と被試験デバイス92のピンとをコンタクトし、試験信
号を印加または出力信号を受けて被試験デバイス92を
試験している。
ーマンスボード90に搭載されたデバイスソケット91
と被試験デバイス92のピンとをコンタクトし、試験信
号を印加または出力信号を受けて被試験デバイス92を
試験している。
【0004】次に、被試験デバイス92のI/Oピンの
特性を試験する場合の、試験信号に関する要部回路図に
ついて以下説明する。例えば、図3に示すように、スイ
ッチSaに接続されたチャンネルの電子回路の構成は、
ボルテージ・インプットのVI21と、フォーマット・
コントロールのFC11と、I/OコントロールのI/
O81と、ボルテージ・アウトプットのVO31と、デ
ジタル・コンペアのDC41と、ドライバ51と、コン
パレータ61とで構成している。
特性を試験する場合の、試験信号に関する要部回路図に
ついて以下説明する。例えば、図3に示すように、スイ
ッチSaに接続されたチャンネルの電子回路の構成は、
ボルテージ・インプットのVI21と、フォーマット・
コントロールのFC11と、I/OコントロールのI/
O81と、ボルテージ・アウトプットのVO31と、デ
ジタル・コンペアのDC41と、ドライバ51と、コン
パレータ61とで構成している。
【0005】そして、被試験デバイス92のI/Oピン
に信号を印加して試験する場合の試験パターンはスイッ
チのSaがオンの状態で、フォーマット・コントロール
のFC11で波形整形したデジタル信号をドライバ51
に印加している。また、ドライバ51でボルテージ・イ
ンプットのVI21に設定した振幅の電圧を出力して試
験信号として被試験デバイス92に印加している。ここ
で、フォーマット・コントロール(Format Control)と
は、試験パターンの論理データとクロック信号とからパ
ルス幅と位相遅れを決めて整形した試験波形を出力する
回路である。また、ボルテージ・インプット(Voltage
Input )とは、ドライバ51で出力するデジタル信号の
ハイレベル電圧(H)とローレベル電圧(L)とを設定
する回路である。
に信号を印加して試験する場合の試験パターンはスイッ
チのSaがオンの状態で、フォーマット・コントロール
のFC11で波形整形したデジタル信号をドライバ51
に印加している。また、ドライバ51でボルテージ・イ
ンプットのVI21に設定した振幅の電圧を出力して試
験信号として被試験デバイス92に印加している。ここ
で、フォーマット・コントロール(Format Control)と
は、試験パターンの論理データとクロック信号とからパ
ルス幅と位相遅れを決めて整形した試験波形を出力する
回路である。また、ボルテージ・インプット(Voltage
Input )とは、ドライバ51で出力するデジタル信号の
ハイレベル電圧(H)とローレベル電圧(L)とを設定
する回路である。
【0006】そして、被試験デバイス92のI/Oピン
からの出力信号は、コンパレータ61において、ボルテ
ージ・アウトプットのVO31に設定した電圧と比較し
てデジタル信号に変換して、その信号をデジタル・コン
ペアのDC41で期待値と論理比較して試験している。
ここで、ボルテージ・アウトプット(Voltage Output)
とは、コンパレータ61で比較する入力信号のハイレベ
ル電圧(H)とローレベル電圧(L)とを設定する回路
である。また、デジタル・コンペア(Digital Compare
)とは、コンパレータ61での比較結果と期待値のデ
ータとを比較し、合否の判定をする回路である。
からの出力信号は、コンパレータ61において、ボルテ
ージ・アウトプットのVO31に設定した電圧と比較し
てデジタル信号に変換して、その信号をデジタル・コン
ペアのDC41で期待値と論理比較して試験している。
ここで、ボルテージ・アウトプット(Voltage Output)
とは、コンパレータ61で比較する入力信号のハイレベ
ル電圧(H)とローレベル電圧(L)とを設定する回路
である。また、デジタル・コンペア(Digital Compare
)とは、コンパレータ61での比較結果と期待値のデ
ータとを比較し、合否の判定をする回路である。
【0007】一方、コンパレータ61で比較するモード
において、ドライバ51の出力と被試験デバイス92の
出力とがぶつかりあうので、比較モードのときはI/O
81からI/Oコントロール信号で制御してドライバ5
1の出力を止めている。
において、ドライバ51の出力と被試験デバイス92の
出力とがぶつかりあうので、比較モードのときはI/O
81からI/Oコントロール信号で制御してドライバ5
1の出力を止めている。
【0008】一般に、ドライバ51の出力電圧範囲は、
例えば−2V〜8Vが標準であるときに、さらにLCD
ドライバなどの試験に−4.5V〜18Vの高電圧であ
るときにおいてもI/Oピンの特性が試験できるように
する必要がある。その場合、ドライバとコンパレータと
が共通に接続されているので、高電圧対応のI/Oチャ
ンネルの電子回路を独立して構成していた。
例えば−2V〜8Vが標準であるときに、さらにLCD
ドライバなどの試験に−4.5V〜18Vの高電圧であ
るときにおいてもI/Oピンの特性が試験できるように
する必要がある。その場合、ドライバとコンパレータと
が共通に接続されているので、高電圧対応のI/Oチャ
ンネルの電子回路を独立して構成していた。
【0009】例えば、図3に示すように、スイッチSb
に接続されたチャンネルに高電圧のI/Oの電子回路を
構成する場合は、ボルテージ・インプットのVI22
と、フォーマット・コントロールのFC12と、I/O
コントロールのI/O82と、ボルテージ・アウトプッ
トのVO32と、デジタル・コンペアのDC42と、ド
ライバ52と、コンパレータ62とを、それぞれ高電圧
対応として構成している。
に接続されたチャンネルに高電圧のI/Oの電子回路を
構成する場合は、ボルテージ・インプットのVI22
と、フォーマット・コントロールのFC12と、I/O
コントロールのI/O82と、ボルテージ・アウトプッ
トのVO32と、デジタル・コンペアのDC42と、ド
ライバ52と、コンパレータ62とを、それぞれ高電圧
対応として構成している。
【0010】従って、被試験デバイスのピン数が多くま
た高電圧が必要なピンが多い場合、例えば全256チャ
ンネルの内128チャンネルの電子回路に高電圧のI/
Oが必要なとき、半導体試験装置全体の規模が大きくな
ってしまう。
た高電圧が必要なピンが多い場合、例えば全256チャ
ンネルの内128チャンネルの電子回路に高電圧のI/
Oが必要なとき、半導体試験装置全体の規模が大きくな
ってしまう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記説明のように、標
準の電圧範囲のチャンネルの他に高電圧のI/Oピンの
特性を試験する場合、半導体試験装置の規模が大きくな
り実用上の不便があった。そこで、本発明は、こうした
問題に鑑みなされたもので、その目的は、従来のI/O
ピンの特性を試験するチャンネルの電子回路を利用し、
試験範囲を拡大する付加回路を使用した半導体試験装置
を提供することにある。
準の電圧範囲のチャンネルの他に高電圧のI/Oピンの
特性を試験する場合、半導体試験装置の規模が大きくな
り実用上の不便があった。そこで、本発明は、こうした
問題に鑑みなされたもので、その目的は、従来のI/O
ピンの特性を試験するチャンネルの電子回路を利用し、
試験範囲を拡大する付加回路を使用した半導体試験装置
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的を達成す
るためになされた本発明の第1は、ドライバ出力とコン
パレータ入力とが共通に接続されて、該ドライバ出力を
I/Oコントロール信号で制御して、I/Oピンを有す
る被試験デバイスを試験する半導体試験装置において、
前記ドライバ出力を増幅する信号加工手段と、前記被試
験デバイスのI/Oピンからの出力信号を減衰する信号
復元手段とを具備して、前記I/Oコントロール信号で
前記信号加工手段と前記信号復元手段とを切り換えてい
ることを特徴とした半導体試験装置を要旨としている。
るためになされた本発明の第1は、ドライバ出力とコン
パレータ入力とが共通に接続されて、該ドライバ出力を
I/Oコントロール信号で制御して、I/Oピンを有す
る被試験デバイスを試験する半導体試験装置において、
前記ドライバ出力を増幅する信号加工手段と、前記被試
験デバイスのI/Oピンからの出力信号を減衰する信号
復元手段とを具備して、前記I/Oコントロール信号で
前記信号加工手段と前記信号復元手段とを切り換えてい
ることを特徴とした半導体試験装置を要旨としている。
【0013】また、上記目的を達成するためになされた
本発明の第2は、ドライバ出力を第1のスイッチと第2
のスイッチとを介して受けて、増幅して第1のバッファ
と第3のスイッチとを介して被試験デバイスのI/Oピ
ンに印加する信号加工手段と、該被試験デバイスのI/
Oピンからの出力信号を第2のバッファを介して受け
て、減衰させて第4のスイッチと前記第1のスイッチを
介して前記コンパレータへ出力する信号復元手段と、を
具備して、前記第2のスイッチと、第3のスイッチと、
第4のスイッチとは、前記I/Oコントロール信号で制
御している本発明の第1記載の半導体試験装置を要旨と
している。
本発明の第2は、ドライバ出力を第1のスイッチと第2
のスイッチとを介して受けて、増幅して第1のバッファ
と第3のスイッチとを介して被試験デバイスのI/Oピ
ンに印加する信号加工手段と、該被試験デバイスのI/
Oピンからの出力信号を第2のバッファを介して受け
て、減衰させて第4のスイッチと前記第1のスイッチを
介して前記コンパレータへ出力する信号復元手段と、を
具備して、前記第2のスイッチと、第3のスイッチと、
第4のスイッチとは、前記I/Oコントロール信号で制
御している本発明の第1記載の半導体試験装置を要旨と
している。
【0014】さらに、上記目的を達成するためになされ
た本発明の第3は、信号加工手段と、信号復元手段とが
電圧レベルを変化できるレベルシフタである本発明の第
1または2記載の半導体試験装置。
た本発明の第3は、信号加工手段と、信号復元手段とが
電圧レベルを変化できるレベルシフタである本発明の第
1または2記載の半導体試験装置。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、下記の実
施例において説明する。
施例において説明する。
【0016】
【実施例】本発明の実施例について、図1を参照して説
明する。構成は、図1に示すように、スイッチSbに接
続されたチャンネルに対して、付加回路により試験範囲
を拡大した構成となっている。図1の回路において、ス
イッチSaをONとし、スイッチS1をOFFとした場
合、スイッチSaに接続されたチャンネルは従来と同じ
となる。以下、スイッチSbに接続され高電圧I/Oの
付加回路について説明する。
明する。構成は、図1に示すように、スイッチSbに接
続されたチャンネルに対して、付加回路により試験範囲
を拡大した構成となっている。図1の回路において、ス
イッチSaをONとし、スイッチS1をOFFとした場
合、スイッチSaに接続されたチャンネルは従来と同じ
となる。以下、スイッチSbに接続され高電圧I/Oの
付加回路について説明する。
【0017】付加回路の構成は、スイッチS1、S2、
S3、S4と、インバータB3と、高電圧のバッファB
1、B2と、信号加工手段71と、信号復元手段72と
で構成している。ここで、スイッチS1、S2、S3、
S4は高電圧の半導体スイッチ、または他のリードリレ
ー等のスイッチ手段でもよい。
S3、S4と、インバータB3と、高電圧のバッファB
1、B2と、信号加工手段71と、信号復元手段72と
で構成している。ここで、スイッチS1、S2、S3、
S4は高電圧の半導体スイッチ、または他のリードリレ
ー等のスイッチ手段でもよい。
【0018】次に、本付加回路を使用する場合は、スイ
ッチSaをOFFとして、スイッチS1とスイッチSb
とはONとする。第1に、スイッチSbに接続された高
電圧I/Oピンに信号を印加するときは、I/O81の
I/Oコントロール信号がイネーブル(HIGH)となるの
で、スイッチS2、S3はONとなり、スイッチS4は
OFFとなる。
ッチSaをOFFとして、スイッチS1とスイッチSb
とはONとする。第1に、スイッチSbに接続された高
電圧I/Oピンに信号を印加するときは、I/O81の
I/Oコントロール信号がイネーブル(HIGH)となるの
で、スイッチS2、S3はONとなり、スイッチS4は
OFFとなる。
【0019】従って、ドライバ51の出力信号はスイッ
チS1、S2を介して、信号加工手段71に入力され
る。尚、スイッチS2は、信号加工手段71の入力イン
ピーダンスが充分高ければ省略してもよい。その信号加
工手段71において、所望の倍率の電圧に増幅して出力
するか、または所望の電圧レベルにレベルシフトをおこ
なって出力してもよい。そして、その信号加工手段71
の出力信号はバッファB1でバッファしたあとスイッチ
S3、Sbを介して被試験デバイス92の高電圧I/O
ピンに印加される。尚、バッファB1は、信号加工手段
71のドライブ能力があれば省略してもよい。例えば、
ドライバ51の出力レベル範囲が−2V〜8Vとして、
信号加工手段71の増幅度を2.25倍とすると、信号
加工手段71によりその出力電圧範囲は−4.5V〜1
8Vの範囲に拡大される。
チS1、S2を介して、信号加工手段71に入力され
る。尚、スイッチS2は、信号加工手段71の入力イン
ピーダンスが充分高ければ省略してもよい。その信号加
工手段71において、所望の倍率の電圧に増幅して出力
するか、または所望の電圧レベルにレベルシフトをおこ
なって出力してもよい。そして、その信号加工手段71
の出力信号はバッファB1でバッファしたあとスイッチ
S3、Sbを介して被試験デバイス92の高電圧I/O
ピンに印加される。尚、バッファB1は、信号加工手段
71のドライブ能力があれば省略してもよい。例えば、
ドライバ51の出力レベル範囲が−2V〜8Vとして、
信号加工手段71の増幅度を2.25倍とすると、信号
加工手段71によりその出力電圧範囲は−4.5V〜1
8Vの範囲に拡大される。
【0020】第2に、被試験デバイス92の高電圧I/
Oピンの出力を比較するときは、I/O81のI/Oコ
ントロール信号がディセーブル(LOW )となるので、ス
イッチS2、S3はOFFとなり、インバータB3でI
/Oコントロール信号が反転するのでスイッチS4はO
Nとなる。
Oピンの出力を比較するときは、I/O81のI/Oコ
ントロール信号がディセーブル(LOW )となるので、ス
イッチS2、S3はOFFとなり、インバータB3でI
/Oコントロール信号が反転するのでスイッチS4はO
Nとなる。
【0021】従って、被試験デバイス92の高電圧I/
Oピンの高電圧出力信号はスイッチSbと、バッファB
2を介して信号復元手段72に入力される。そして、信
号復元手段72において、例えば抵抗分割により所望の
電圧に減衰して出力し、または所望の電圧レベルにレベ
ルシフトをおこなう。また、その信号復元手段72の出
力信号はスイッチS4、S1を介してコンパレータ61
に入力され比較電圧と比較をおこなう。例えば、コンパ
レータ61の比較範囲のレベル範囲が−2V〜8Vとし
て、被試験デバイス92の高電圧I/Oピンの出力信号
の比較レベル範囲が−4.5V〜18Vとした場合、信
号復元手段72の減衰度を1/2.25とすると、付加
回路によりその比較電圧範囲は−2V〜8Vの範囲に減
衰され従来のコンパレータ61の比較範囲のレベルと同
じになる。
Oピンの高電圧出力信号はスイッチSbと、バッファB
2を介して信号復元手段72に入力される。そして、信
号復元手段72において、例えば抵抗分割により所望の
電圧に減衰して出力し、または所望の電圧レベルにレベ
ルシフトをおこなう。また、その信号復元手段72の出
力信号はスイッチS4、S1を介してコンパレータ61
に入力され比較電圧と比較をおこなう。例えば、コンパ
レータ61の比較範囲のレベル範囲が−2V〜8Vとし
て、被試験デバイス92の高電圧I/Oピンの出力信号
の比較レベル範囲が−4.5V〜18Vとした場合、信
号復元手段72の減衰度を1/2.25とすると、付加
回路によりその比較電圧範囲は−2V〜8Vの範囲に減
衰され従来のコンパレータ61の比較範囲のレベルと同
じになる。
【0022】ところで、本実施例では、スイッチSbに
接続された1つのチャンネルの回路について実施した例
で説明したが、必要なチャンネル数に応じて付加回路を
設けることにより、従来のチャンネルを切り換えて所望
のチャンネルで高電圧I/Oピンのチャンネルとして実
現できる。また、本実施例ではスイッチSaをONに
し、スイッチS1をOFFとすることで従来の高電圧で
ないI/Oピンを有する被試験デバイスの高速な試験も
できる。
接続された1つのチャンネルの回路について実施した例
で説明したが、必要なチャンネル数に応じて付加回路を
設けることにより、従来のチャンネルを切り換えて所望
のチャンネルで高電圧I/Oピンのチャンネルとして実
現できる。また、本実施例ではスイッチSaをONに
し、スイッチS1をOFFとすることで従来の高電圧で
ないI/Oピンを有する被試験デバイスの高速な試験も
できる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。即ち、
従来のドライバとコンパレータとが接続された信号を利
用して、部品の少ない付加回路のみで所望の信号に増幅
または減衰して被試験デバイスの高電圧I/Oピンの特
性が試験できるので、省スペース、低消費電力の半導体
試験装置を実現できる効果がある。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。即ち、
従来のドライバとコンパレータとが接続された信号を利
用して、部品の少ない付加回路のみで所望の信号に増幅
または減衰して被試験デバイスの高電圧I/Oピンの特
性が試験できるので、省スペース、低消費電力の半導体
試験装置を実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の付加回路を使用した半導体試験装置の
回路図である。
回路図である。
【図2】半導体試験装置の構成図である。
【図3】従来の高電圧用のI/Oピン試験用のブロック
図である。
図である。
【符号の説明】 1 ワークステーション 2 半導体試験装置本体 3 テストヘッド 11、12 FC 21、22 VI 31、32 VO 41、42 DC 51、52 ドライバ 61、62 コンパレータ 71 信号加工手段 72 信号復元手段 81、82 I/O 90 パフォーマンスボード 91 デバイスソケット 92 被試験デバイス B1、B2 バッファ B3 インバータ
Claims (3)
- 【請求項1】 ドライバ出力とコンパレータ入力とが共
通に接続されて、該ドライバ出力をI/Oコントロール
信号で制御して、被試験デバイスのI/Oピンを試験す
る半導体試験装置において、 前記ドライバ出力を増幅する信号加工手段と、 前記被試験デバイスのI/Oピンの出力信号を減衰する
信号復元手段とを具備して、前記I/Oコントロール信
号で前記信号加工手段と前記信号復元手段とに与える信
号を切り換えていることを特徴とした半導体試験装置。 - 【請求項2】 ドライバ出力を第1のスイッチと第2の
スイッチとを介して受けて、増幅して第1のバッファと
第3のスイッチとを介して被試験デバイスのI/Oピン
に出力する信号加工手段と、 該被試験デバイスのI/Oピンの出力信号を第2のバッ
ファを介して受けて、減衰させて第4のスイッチと前記
第1のスイッチを介して前記コンパレータへ出力する信
号復元手段と、 を具備して、前記第2のスイッチと、第3のスイッチ
と、第4のスイッチとは、前記I/Oコントロール信号
で制御している請求項1記載の半導体試験装置。 - 【請求項3】 信号加工手段と、信号復元手段とが電圧
レベルを変化できるレベルシフタである請求項1または
2記載の半導体試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9036573A JPH10232266A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 半導体試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9036573A JPH10232266A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 半導体試験装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10232266A true JPH10232266A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12473520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9036573A Withdrawn JPH10232266A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 半導体試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10232266A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007205793A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Advantest Corp | 測定装置、試験装置、及び測定方法 |
US7450453B2 (en) | 2005-09-29 | 2008-11-11 | Hynix Semiconductor Inc. | Semiconductor memory device and method for driving bit line sense amplifier thereof |
US8704527B2 (en) | 2009-06-02 | 2014-04-22 | Advantest Corporation | Comparison judgment circuit |
-
1997
- 1997-02-20 JP JP9036573A patent/JPH10232266A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7450453B2 (en) | 2005-09-29 | 2008-11-11 | Hynix Semiconductor Inc. | Semiconductor memory device and method for driving bit line sense amplifier thereof |
JP2007205793A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Advantest Corp | 測定装置、試験装置、及び測定方法 |
JP4644132B2 (ja) * | 2006-01-31 | 2011-03-02 | 株式会社アドバンテスト | 測定装置、試験装置、及び測定方法 |
US8704527B2 (en) | 2009-06-02 | 2014-04-22 | Advantest Corporation | Comparison judgment circuit |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |