JPH07106918A - 入出力装置 - Google Patents
入出力装置Info
- Publication number
- JPH07106918A JPH07106918A JP5250705A JP25070593A JPH07106918A JP H07106918 A JPH07106918 A JP H07106918A JP 5250705 A JP5250705 A JP 5250705A JP 25070593 A JP25070593 A JP 25070593A JP H07106918 A JPH07106918 A JP H07106918A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amplifiers
- voltage
- amplifier
- input
- power supply
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のアンプを備えた入出力装置において、
消費電力の減少とクロストークの軽減を図る。 【構成】 複数のアンプ2a、2b、・・・2nと、こ
れらアンプで増幅された信号の内、必要なものを選んで
出力するスイッチ3a、3b、・・・3nと、上記アン
プに電源電圧を供給する電源4と、この電源の電圧を所
定の値にして上記アンプに別々に印加する電源切換回路
5とを備え、電源切換回路から各アンプに印加される電
圧は、出力を取り出すアンプには正常電圧、出力を取り
出す必要のないアンプには、アンプの入力インピーダン
スを高い状態に保ったままアンプを非動作状態に保持す
るような電圧としたものである。
消費電力の減少とクロストークの軽減を図る。 【構成】 複数のアンプ2a、2b、・・・2nと、こ
れらアンプで増幅された信号の内、必要なものを選んで
出力するスイッチ3a、3b、・・・3nと、上記アン
プに電源電圧を供給する電源4と、この電源の電圧を所
定の値にして上記アンプに別々に印加する電源切換回路
5とを備え、電源切換回路から各アンプに印加される電
圧は、出力を取り出すアンプには正常電圧、出力を取り
出す必要のないアンプには、アンプの入力インピーダン
スを高い状態に保ったままアンプを非動作状態に保持す
るような電圧としたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のアンプを備
え、必要なアンプの出力をスイッチで切り換えて取り出
すことの出来る入出力装置に関するものである。
え、必要なアンプの出力をスイッチで切り換えて取り出
すことの出来る入出力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は例えば従来のAVアンプの入力信
号切換部のブロック図であり、図において、1a、1
b、・・・1nは入力端子、2a、2b、・・・2nは
入力端子1a、1b、・・・1nから入力された信号を
増幅するアンプ、3a、3b、・・・3nはアンプ2
a、2b、・・・2nで増幅された信号の内の一つを選
んで出力するスイッチ、4はアンプ2a、2b、・・・
2nに電力を供給する電源である。
号切換部のブロック図であり、図において、1a、1
b、・・・1nは入力端子、2a、2b、・・・2nは
入力端子1a、1b、・・・1nから入力された信号を
増幅するアンプ、3a、3b、・・・3nはアンプ2
a、2b、・・・2nで増幅された信号の内の一つを選
んで出力するスイッチ、4はアンプ2a、2b、・・・
2nに電力を供給する電源である。
【0003】次に動作について説明する。アンプ2a、
2b、・・・2nは入力端子1a、1b、・・・1nか
ら入力された電気信号を必要な電圧まで増幅したり、あ
るいはここから先の線路インピーダンスを下げるための
インピーダンス変換を行う。このアンプは複数個(n
個)設けられ、必要なアンプの出力をスイッチ3a、3
b、・・・3nで選択して出力する。電源4は複数ある
アンプ2a、2b、・・・2nの全てに同時に電圧を供
給している。
2b、・・・2nは入力端子1a、1b、・・・1nか
ら入力された電気信号を必要な電圧まで増幅したり、あ
るいはここから先の線路インピーダンスを下げるための
インピーダンス変換を行う。このアンプは複数個(n
個)設けられ、必要なアンプの出力をスイッチ3a、3
b、・・・3nで選択して出力する。電源4は複数ある
アンプ2a、2b、・・・2nの全てに同時に電圧を供
給している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の入出力装置は以
上のように構成されているので、出力を必要とするアン
プにも、必要としないアンプにも電源4より同電圧が供
給されているため、どのアンプも正常動作状態にあり、
必要としない入力信号が必要とする入力信号にクロスト
ークしたり、消費電力が多い等の問題点があった。
上のように構成されているので、出力を必要とするアン
プにも、必要としないアンプにも電源4より同電圧が供
給されているため、どのアンプも正常動作状態にあり、
必要としない入力信号が必要とする入力信号にクロスト
ークしたり、消費電力が多い等の問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、入力信号間のクロストークを軽
減するとともに、消費電力の少ない入出力装置を得るこ
とを目的とする。
ためになされたもので、入力信号間のクロストークを軽
減するとともに、消費電力の少ない入出力装置を得るこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る入出力装
置は、複数のアンプと、これらアンプで増幅された信号
の内、必要なものを選んで出力するスイッチと、上記ア
ンプに電源電圧を供給する電源と、この電源の電圧を所
定の値にして上記アンプに別々に印加する電源切換回路
とを備えたものである。また、電源切換回路から各アン
プに印加される電圧は、出力を取り出すアンプには正常
電圧、出力を取り出す必要のないアンプには、アンプの
入力インピーダンスを高い状態に保ったままアンプを非
動作状態に保持するような電圧としたものである。
置は、複数のアンプと、これらアンプで増幅された信号
の内、必要なものを選んで出力するスイッチと、上記ア
ンプに電源電圧を供給する電源と、この電源の電圧を所
定の値にして上記アンプに別々に印加する電源切換回路
とを備えたものである。また、電源切換回路から各アン
プに印加される電圧は、出力を取り出すアンプには正常
電圧、出力を取り出す必要のないアンプには、アンプの
入力インピーダンスを高い状態に保ったままアンプを非
動作状態に保持するような電圧としたものである。
【0007】
【作用】この発明における入出力装置は、必要以外のア
ンプに印加する電源電圧を電源切換回路で低電圧にして
いるため、消費電力を減少させ、入力信号間のクロスト
ークを軽減することが出来る。また、上記の電源電圧
を、入力信号の最大レベルより若干高い電圧まで下げる
ことにより、アンプが動作しない状態でも、アンプの入
力インピーダンスを高く保つことが出来、前段回路への
影響をなくすことが出来る。
ンプに印加する電源電圧を電源切換回路で低電圧にして
いるため、消費電力を減少させ、入力信号間のクロスト
ークを軽減することが出来る。また、上記の電源電圧
を、入力信号の最大レベルより若干高い電圧まで下げる
ことにより、アンプが動作しない状態でも、アンプの入
力インピーダンスを高く保つことが出来、前段回路への
影響をなくすことが出来る。
【0008】
【実施例】実施例1.以下この発明の一実施例を図につ
いて説明する。図1において、5は電源4の電圧を適当
な値に切り換えて各アンプ2a、2b、・・・2nに別
々に印加するようにした電源切換回路であり、その他の
構成は図3と同様なので、同一部分に同一符号を付して
説明を省略する。
いて説明する。図1において、5は電源4の電圧を適当
な値に切り換えて各アンプ2a、2b、・・・2nに別
々に印加するようにした電源切換回路であり、その他の
構成は図3と同様なので、同一部分に同一符号を付して
説明を省略する。
【0009】図2は図1のアンプを構成する一回路例で
あり、Q1、Q2、Q3はトランジスタ、R1〜R6は
抵抗、C1はコンデンサである。
あり、Q1、Q2、Q3はトランジスタ、R1〜R6は
抵抗、C1はコンデンサである。
【0010】次に動作について説明する。アンプ2a、
2b、・・・2nは入力端子1a、1b、・・・1nか
ら入力された電気信号を必要な電圧まで増幅したり、こ
こから先の線路インピーダンスを下げるためにインピー
ダンス変換を行う。このアンプは複数個(n個)設けら
れ、必要なアンプの出力をスイッチ3a、3b、・・・
3nで選択して出力する。電源4から供給される電圧
は、電源切換回路5によって適当な値になされ、各アン
プ2a、2b、・・・2nに別々に印加されるが、この
場合出力が取り出されるべきアンプには正常な電圧が、
出力を取り出さないアンプにはそれらのアンプの素子が
破壊されない範囲の低い電圧が印加される。
2b、・・・2nは入力端子1a、1b、・・・1nか
ら入力された電気信号を必要な電圧まで増幅したり、こ
こから先の線路インピーダンスを下げるためにインピー
ダンス変換を行う。このアンプは複数個(n個)設けら
れ、必要なアンプの出力をスイッチ3a、3b、・・・
3nで選択して出力する。電源4から供給される電圧
は、電源切換回路5によって適当な値になされ、各アン
プ2a、2b、・・・2nに別々に印加されるが、この
場合出力が取り出されるべきアンプには正常な電圧が、
出力を取り出さないアンプにはそれらのアンプの素子が
破壊されない範囲の低い電圧が印加される。
【0011】例えば図1のように、入力端子1aより入
力された信号のみを出力しようとする場合、スイッチ3
aを閉合し、他のスイッチ3b〜3nを開放とする。こ
の場合、アンプ2aには、必要とする信号を増幅または
インピーダンス変換するために、このアンプ2aが正常
動作をする電圧を電源切換回路5から与え、信号を出力
させる。一方、アンプ2b〜2nは正常動作を必要とし
ないので、これらアンプにはその素子が破壊されない範
囲内の低い電圧を電源切換回路5より与える。
力された信号のみを出力しようとする場合、スイッチ3
aを閉合し、他のスイッチ3b〜3nを開放とする。こ
の場合、アンプ2aには、必要とする信号を増幅または
インピーダンス変換するために、このアンプ2aが正常
動作をする電圧を電源切換回路5から与え、信号を出力
させる。一方、アンプ2b〜2nは正常動作を必要とし
ないので、これらアンプにはその素子が破壊されない範
囲内の低い電圧を電源切換回路5より与える。
【0012】アンプ2b〜2nに供給する電圧をOFF
にしないのは、例えばアンプが図2のような回路で構成
されている場合、必要としないアンプの電源を完全にO
FF(0V)にしてしまうと、入力信号の大きさによっ
てはトランジスタQ1のベース・コレクタ間に多大の電
流が流れ、トランジスタQ1を破壊してしまう。従っ
て、この場合入力信号によってトランジスタQ1が破壊
されず、かつ、トランジスタQ3が動作しない範囲の低
い電圧、つまり入力信号の最大レベルより若干高い電圧
を与えておくことにより、アンプの素子が破壊されず、
かつ、アンプとして動作しない状態にすることが出来
る。
にしないのは、例えばアンプが図2のような回路で構成
されている場合、必要としないアンプの電源を完全にO
FF(0V)にしてしまうと、入力信号の大きさによっ
てはトランジスタQ1のベース・コレクタ間に多大の電
流が流れ、トランジスタQ1を破壊してしまう。従っ
て、この場合入力信号によってトランジスタQ1が破壊
されず、かつ、トランジスタQ3が動作しない範囲の低
い電圧、つまり入力信号の最大レベルより若干高い電圧
を与えておくことにより、アンプの素子が破壊されず、
かつ、アンプとして動作しない状態にすることが出来
る。
【0013】具体的には、入力信号が1V(p−p)の
ビデオ信号である場合、電源電圧が0Vの時はトランジ
スタQ1が破壊される恐れがあるが、電源電圧を1V程
度とするとトランジスタQ1の破壊は防げ、しかもトラ
ンジスタQ3はカットオフしたままで信号は出力しな
い。
ビデオ信号である場合、電源電圧が0Vの時はトランジ
スタQ1が破壊される恐れがあるが、電源電圧を1V程
度とするとトランジスタQ1の破壊は防げ、しかもトラ
ンジスタQ3はカットオフしたままで信号は出力しな
い。
【0014】従って、このアンプの通常時の電源電圧を
12Vとすれば、上記のように電源電圧を1Vとした時
の消費電力は正常時の数十分の一となり、また電源や接
地部から他のアンプに回り込むクロストークも軽減でき
る。この場合、トランジスタQ1は不完全ながら動作し
ており、電源電圧を0Vにした時に比べてアンプは高い
入力インピーダンスを保つことが出来、前段の回路への
影響を少なくすることが出来る。
12Vとすれば、上記のように電源電圧を1Vとした時
の消費電力は正常時の数十分の一となり、また電源や接
地部から他のアンプに回り込むクロストークも軽減でき
る。この場合、トランジスタQ1は不完全ながら動作し
ており、電源電圧を0Vにした時に比べてアンプは高い
入力インピーダンスを保つことが出来、前段の回路への
影響を少なくすることが出来る。
【0015】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、複数の
アンプを有する入出力装置において、必要としないアン
プの電源電圧を、その構成素子が破壊されず、かつ、動
作しない範囲まで電圧を下げるように構成したので、消
費電力を減少させ、またクロストークを軽減させる効果
がある。
アンプを有する入出力装置において、必要としないアン
プの電源電圧を、その構成素子が破壊されず、かつ、動
作しない範囲まで電圧を下げるように構成したので、消
費電力を減少させ、またクロストークを軽減させる効果
がある。
【図1】この発明の一実施例による入出力装置を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】図1のアンプを構成する回路の一例を示す図で
ある。
ある。
【図3】従来の入出力装置を示すブロック図である。
1a 入力端子 1b 入力端子 1n 入力端子 2a アンプ 2b アンプ 2n アンプ 3a スイッチ 3b スイッチ 3n スイッチ 4 電源 5 電源切換回路
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のアンプと、これらのアンプで増幅
された信号の内、必要なものを選んで出力するスイッチ
と、上記アンプに電源電圧を供給する電源と、この電源
の電圧を所定の値にして上記アンプに別々に印加する電
源切換回路とを備えたことを特徴とする入出力装置。 - 【請求項2】 電源切換回路から各アンプに印加される
電圧は、出力を取り出すアンプには正常電圧、出力を取
り出す必要のないアンプには、アンプの入力インピーダ
ンスを高い状態に保ったままアンプを非動作状態に保持
するような電圧としたことを特徴とする請求項1記載の
入出力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25070593A JP3202438B2 (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 入出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25070593A JP3202438B2 (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 入出力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07106918A true JPH07106918A (ja) | 1995-04-21 |
JP3202438B2 JP3202438B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=17211824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25070593A Expired - Fee Related JP3202438B2 (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 入出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3202438B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020056740A (ko) * | 2000-12-29 | 2002-07-10 | 송재인 | 절전형 전력증폭장치 |
-
1993
- 1993-10-06 JP JP25070593A patent/JP3202438B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020056740A (ko) * | 2000-12-29 | 2002-07-10 | 송재인 | 절전형 전력증폭장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3202438B2 (ja) | 2001-08-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |