JPH10238787A - 急速調理環を持つガラスセラミック台を備えた調理器 - Google Patents
急速調理環を持つガラスセラミック台を備えた調理器Info
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- JPH10238787A JPH10238787A JP10026277A JP2627798A JPH10238787A JP H10238787 A JPH10238787 A JP H10238787A JP 10026277 A JP10026277 A JP 10026277A JP 2627798 A JP2627798 A JP 2627798A JP H10238787 A JPH10238787 A JP H10238787A
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- JP
- Japan
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- ceramic
- glass
- glass ceramic
- cooking
- cooker
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B3/00—Ohmic-resistance heating
- H05B3/68—Heating arrangements specially adapted for cooking plates or analogous hot-plates
- H05B3/74—Non-metallic plates, e.g. vitroceramic, ceramic or glassceramic hobs, also including power or control circuits
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
- Cookers (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ガラスセラミック台を持つ電気式調理器を、連
続的な平坦ガラスセラミック台を持つ調理器の諸利点を
備えると共に、被加熱物品を急速且つ直接に加熱できる
だけでなく、ガラスセラミック台では一般的でなかった
熱供給の急速で且つ慣性の無いの調節性を可能なように
構成する。 【構成】その少なくとも一つが急速調理環として設計さ
れた複数の調理環を持つガラスセラミック台を備えた調
理器において、調理環が概して電気式加熱装置により加
熱され得るようにすると共に、急速調理環をガラスセラ
ミック台と一体になったセラミック熱板により形成す
る。
続的な平坦ガラスセラミック台を持つ調理器の諸利点を
備えると共に、被加熱物品を急速且つ直接に加熱できる
だけでなく、ガラスセラミック台では一般的でなかった
熱供給の急速で且つ慣性の無いの調節性を可能なように
構成する。 【構成】その少なくとも一つが急速調理環として設計さ
れた複数の調理環を持つガラスセラミック台を備えた調
理器において、調理環が概して電気式加熱装置により加
熱され得るようにすると共に、急速調理環をガラスセラ
ミック台と一体になったセラミック熱板により形成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、その少なくとも一つ
が急速調理環として設計された複数の調理環を持つガラ
スセラミック台を備えた調理器に関する。
が急速調理環として設計された複数の調理環を持つガラ
スセラミック台を備えた調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラスセラミック台を備えた調理器は周
知であり、例えば特許文献に充分詳しく記載されてい
る。かかる調理器においては、調理環は概して、それ等
が存在する領域のガラスセラミック台の下に配置された
電気式(作動)又はガス式(作動)加熱装置により加熱
される。これ等の加熱装置は、例えば、電気的作動接触
又は放射加熱素子で良く、また放射ガスバーナーでも良
い。
知であり、例えば特許文献に充分詳しく記載されてい
る。かかる調理器においては、調理環は概して、それ等
が存在する領域のガラスセラミック台の下に配置された
電気式(作動)又はガス式(作動)加熱装置により加熱
される。これ等の加熱装置は、例えば、電気的作動接触
又は放射加熱素子で良く、また放射ガスバーナーでも良
い。
【0003】ガラスセラミックから成る板で台の全面を
覆う平坦なカバーを備えた調理器は便利な特徴をもつこ
とが知られている。これ等の特徴には、特に、それ等の
調理器が好ましい外観を持つと共に、多様な設計を可能
にし、極めて多様な様式と採色の台所設計に理想的に適
合することが挙げられる。また、平坦板を容易に困難無
く清浄にすることもできるし、その板をもう一つの作業
面として又はものを下ろす確実な場所としても使うこと
もできる。しかしながら、板を通しての被加熱物品への
熱伝達が遅いことは、加熱媒体の熱利用がそれに伴って
低くなること及び沸騰迄の期間が結果として長くなる点
と共に勘案すると、しばしば不利と考えられている。
覆う平坦なカバーを備えた調理器は便利な特徴をもつこ
とが知られている。これ等の特徴には、特に、それ等の
調理器が好ましい外観を持つと共に、多様な設計を可能
にし、極めて多様な様式と採色の台所設計に理想的に適
合することが挙げられる。また、平坦板を容易に困難無
く清浄にすることもできるし、その板をもう一つの作業
面として又はものを下ろす確実な場所としても使うこと
もできる。しかしながら、板を通しての被加熱物品への
熱伝達が遅いことは、加熱媒体の熱利用がそれに伴って
低くなること及び沸騰迄の期間が結果として長くなる点
と共に勘案すると、しばしば不利と考えられている。
【0004】ガス式(作動)加熱装置を具備する調理器
の場合に、ドイツ特許文献4227672C2は、台の
下に配置された通常の放射ガス加熱素子に加えて少なく
とも一つの開大気ガスバーナー(open atmos
pheric gas burner)を用いることに
より、上記の問題を克服することを提案している。開大
気バーナーは熱を直接且つ急速に被加熱物品に伝達し、
その結果、沸騰迄の時間を短くする。更に、開大気ガス
バーナーの迅速な調節性も知られており、消費者団体に
より評価されている。即ち、上記の様式の少なくとも一
つの「急速調理環」を備えた調理器は、上記のようなガ
ラスセラミック台を持つ調理器の諸利点を開大気バーナ
ーを持つ調理器の諸利点を一体に組み合わせている。同
様な解決法は、電気式(作動)加熱装置を持つ調理器の
場合にも望ましい。
の場合に、ドイツ特許文献4227672C2は、台の
下に配置された通常の放射ガス加熱素子に加えて少なく
とも一つの開大気ガスバーナー(open atmos
pheric gas burner)を用いることに
より、上記の問題を克服することを提案している。開大
気バーナーは熱を直接且つ急速に被加熱物品に伝達し、
その結果、沸騰迄の時間を短くする。更に、開大気ガス
バーナーの迅速な調節性も知られており、消費者団体に
より評価されている。即ち、上記の様式の少なくとも一
つの「急速調理環」を備えた調理器は、上記のようなガ
ラスセラミック台を持つ調理器の諸利点を開大気バーナ
ーを持つ調理器の諸利点を一体に組み合わせている。同
様な解決法は、電気式(作動)加熱装置を持つ調理器の
場合にも望ましい。
【0005】
【発明により解決されるべき課題】従って、本発明の目
的は、ガラスセラミック台を持つ電気式(作動)調理器
を、連続的な平坦ガラスセラミック台を持つ調理器の諸
利点を備えると共に、被加熱物品を急速且つ直接に加熱
できるだけでなく、ガラスセラミック台では一般的でな
かった熱供給が急速で且つ慣性の無い調節性を可能なよ
うにして開発することである。
的は、ガラスセラミック台を持つ電気式(作動)調理器
を、連続的な平坦ガラスセラミック台を持つ調理器の諸
利点を備えると共に、被加熱物品を急速且つ直接に加熱
できるだけでなく、ガラスセラミック台では一般的でな
かった熱供給が急速で且つ慣性の無い調節性を可能なよ
うにして開発することである。
【0006】
【課題を解決する手段及びその作用・効果】以上の課題
は、本記載の導入部で記載した方式の調理器において、
調理環が電気式(作動)加熱装置により加熱され得るよ
うにすると共に、急速調理環をガラスセラミック台と一
体になったセラミック熱板により形成することにより、
達成される。
は、本記載の導入部で記載した方式の調理器において、
調理環が電気式(作動)加熱装置により加熱され得るよ
うにすると共に、急速調理環をガラスセラミック台と一
体になったセラミック熱板により形成することにより、
達成される。
【0007】電気調理器において熱板としてセラミック
を用いること自体は、例えば、欧州特許文献EP006
9298B1から知られている。この刊行物において
は、就中、窒化珪素が熱板材料としてその高い熱伝導性
と低い熱膨張並びに温度変化に対する高抵抗性の理由で
好適であることが言及されている。同欧州特許によれ
ば、この材料は高い機械的強度を持ち、従って薄板とし
て構成できる。これにより、板の熱容量は低くなり、熱
供給の迅速で慣性の無い調節性が確保される。
を用いること自体は、例えば、欧州特許文献EP006
9298B1から知られている。この刊行物において
は、就中、窒化珪素が熱板材料としてその高い熱伝導性
と低い熱膨張並びに温度変化に対する高抵抗性の理由で
好適であることが言及されている。同欧州特許によれ
ば、この材料は高い機械的強度を持ち、従って薄板とし
て構成できる。これにより、板の熱容量は低くなり、熱
供給の迅速で慣性の無い調節性が確保される。
【0008】このセラミックは熱伝導性が高いので、熱
板を通して被加熱物品に特に大きな熱流が生ずる。即
ち、加熱速度、反応速度及びエネルギー利用は特に有利
である。
板を通して被加熱物品に特に大きな熱流が生ずる。即
ち、加熱速度、反応速度及びエネルギー利用は特に有利
である。
【0009】他方、このセラミックの高熱伝導性の理由
で、ガラスセラミック台を備えた調理器の場合のように
一体台を用いることはできない。その場合、熱が高温領
域から逃げてしまうからである。かかる場合、エネルギ
ー利用効率は良好ではなく、また温度は調理器枠許容温
度を越えてしまう。従って、かかるセラミック熱板を熱
絶縁仕様で基板内に挿入することが必要となる。
で、ガラスセラミック台を備えた調理器の場合のように
一体台を用いることはできない。その場合、熱が高温領
域から逃げてしまうからである。かかる場合、エネルギ
ー利用効率は良好ではなく、また温度は調理器枠許容温
度を越えてしまう。従って、かかるセラミック熱板を熱
絶縁仕様で基板内に挿入することが必要となる。
【0010】更に、このセラミック材料は高い熱伝導性
を持つので、ガラスセラミック台において多年に亘って
周知かつ慣用されてきた、接続されることができ、かつ
互いに無関係に制御されうるサブゾーンを備えた、調理
鍋に適した直径又はフライパンゾーンを持つ多数円調理
環を構成することができない。隣接する領域は互いに加
熱し合うからである。
を持つので、ガラスセラミック台において多年に亘って
周知かつ慣用されてきた、接続されることができ、かつ
互いに無関係に制御されうるサブゾーンを備えた、調理
鍋に適した直径又はフライパンゾーンを持つ多数円調理
環を構成することができない。隣接する領域は互いに加
熱し合うからである。
【0011】上記欧州特許文献に記載されたような調理
環がセラミック熱板のみで形成される調理器は、前述の
諸利点を持つにも拘らず、ガラスセラミック台と調理環
を持つ調理器と比較して、このような多数の欠点があ
る。
環がセラミック熱板のみで形成される調理器は、前述の
諸利点を持つにも拘らず、ガラスセラミック台と調理環
を持つ調理器と比較して、このような多数の欠点があ
る。
【0012】セラミック熱板のみで形成される調理環を
持つ調理器の他の欠点には、例えば、上述のEP文献に
記載されているようにセラミック熱板が示す無視できな
い熱膨張がある。セラミックから成る熱板は使用中に膨
張するので、例えば脆性材料(ガラス、セラミック)に
接合されると、使用に必要な高温は生じ得ない。また、
永久弾性材料に接合できるにしても、かかる永久弾性材
料が耐えられるのは高々300℃までである。更に、焼
き戻し(tempering)に対するセラミック板の
最大耐性は、一般に約300゜Kである。
持つ調理器の他の欠点には、例えば、上述のEP文献に
記載されているようにセラミック熱板が示す無視できな
い熱膨張がある。セラミックから成る熱板は使用中に膨
張するので、例えば脆性材料(ガラス、セラミック)に
接合されると、使用に必要な高温は生じ得ない。また、
永久弾性材料に接合できるにしても、かかる永久弾性材
料が耐えられるのは高々300℃までである。更に、焼
き戻し(tempering)に対するセラミック板の
最大耐性は、一般に約300゜Kである。
【0013】このように、セラミック熱板の使用(作
動)温度は約300℃に制限される。しかしながら、こ
れ等の低温でセラミック熱板を使用できる為には、極平
坦底面を持つ高価な特殊鍋を用いる必要がある。反対
に、商業的入手可能な鍋の場合、底面の平坦度が不足す
る為、被加熱物品を急速に煮沸するには600℃迄の調
理環温度が必要となる。
動)温度は約300℃に制限される。しかしながら、こ
れ等の低温でセラミック熱板を使用できる為には、極平
坦底面を持つ高価な特殊鍋を用いる必要がある。反対
に、商業的入手可能な鍋の場合、底面の平坦度が不足す
る為、被加熱物品を急速に煮沸するには600℃迄の調
理環温度が必要となる。
【0014】上述のように本発明に従って、セラミック
から成る少なくとも一つの熱板をガラスセラミックから
成る台と一体にすると、単一且つ同一調理器において上
記二つの異なるシステムの利点が有利に組み合わされる
と共に、夫々の欠点が、用途に応じて、両システム間の
選択の可能性により大幅に除去される。
から成る少なくとも一つの熱板をガラスセラミックから
成る台と一体にすると、単一且つ同一調理器において上
記二つの異なるシステムの利点が有利に組み合わされる
と共に、夫々の欠点が、用途に応じて、両システム間の
選択の可能性により大幅に除去される。
【0015】本発明による調理器の利点を、以下、簡単
に纏める。ガラスセラミック台に関して、 ○複数の調理鍋に適合した複数の径を持つ複数円調理環
が得られる、 ○複数のフライパン領域が得られる、そして ○ガラスセラミック台で600℃以上迄の使用温度が可
能となるので、商業的に入手可能な鍋を用いることがで
きる。 セラミック熱板に関して、 ○エネルギーを良好に利用できる、 ○短時間で煮沸できる、そして ○調整能力が良い。
に纏める。ガラスセラミック台に関して、 ○複数の調理鍋に適合した複数の径を持つ複数円調理環
が得られる、 ○複数のフライパン領域が得られる、そして ○ガラスセラミック台で600℃以上迄の使用温度が可
能となるので、商業的に入手可能な鍋を用いることがで
きる。 セラミック熱板に関して、 ○エネルギーを良好に利用できる、 ○短時間で煮沸できる、そして ○調整能力が良い。
【0016】更に、台の下に配置する放射ガスバーナー
と、台面上又は台面に配置する開大気バーナー(ope
n atmospheric burner)の従来の
使用の場合とは異なって、連続的ガラスセラミック台の
諸利点、即ち台を作業面として用いることができるこ
と、装飾ができ且つ設計を多様にできる等の利点は、本
発明による調理器では変わらない。本発明では熱板は台
に挿入されるからである。
と、台面上又は台面に配置する開大気バーナー(ope
n atmospheric burner)の従来の
使用の場合とは異なって、連続的ガラスセラミック台の
諸利点、即ち台を作業面として用いることができるこ
と、装飾ができ且つ設計を多様にできる等の利点は、本
発明による調理器では変わらない。本発明では熱板は台
に挿入されるからである。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をより詳細に説
明する。図1は本発明によるガラスセラミック台付き調
理器の一実施例を示す。
明する。図1は本発明によるガラスセラミック台付き調
理器の一実施例を示す。
【0018】図1はガラスセラミック台2内に挿入され
た熱板1を示している。この熱板1が所謂急速調理環を
形成する一方、他の調理環3は一般にガラスセラミック
台でなされているように、これ等の調理環があるガラス
セラミック台2の下に配置された電気式加熱装置により
それぞれ加熱される。かかる複数の加熱装置は各々、例
えば、始めに述べたように、接触又は放射素子であって
も良い。
た熱板1を示している。この熱板1が所謂急速調理環を
形成する一方、他の調理環3は一般にガラスセラミック
台でなされているように、これ等の調理環があるガラス
セラミック台2の下に配置された電気式加熱装置により
それぞれ加熱される。かかる複数の加熱装置は各々、例
えば、始めに述べたように、接触又は放射素子であって
も良い。
【0019】セラミック1とガラスセラミック2間の接
合は、種々の方法を用いて行うことができる。例えば、
セラミック板1は、シリコーン接着剤によりガラスセラ
ミック台2内の対応するカットアウト内に接着する。ま
た、熱絶縁材料(セラミック、金属、ガラス)を使って
板1を挿入することもできる。かかる熱絶縁材料はま
た、温度を板材料との接着点まで低下させ、そのため応
力を低くするか接合の為にシリコーンが安全に使えるよ
うにする。また、この温度を低下す為に冷却材料を用い
ることもできる。また、セラミック接着剤を、ガラスセ
ラミック2自体又は絶縁性中間材料への転移物質として
用いることもできる。接合材料として負の膨張係数を持
つ材料は応力を吸収でき、或いは間隙による空間をセラ
ミック膨張の為に残して置くこともできる。この間隙
は、水等が貫通して加熱領域に到らないように構成しな
ければならない(例えば、シリコーン接着剤を用いる局
部接着により)。
合は、種々の方法を用いて行うことができる。例えば、
セラミック板1は、シリコーン接着剤によりガラスセラ
ミック台2内の対応するカットアウト内に接着する。ま
た、熱絶縁材料(セラミック、金属、ガラス)を使って
板1を挿入することもできる。かかる熱絶縁材料はま
た、温度を板材料との接着点まで低下させ、そのため応
力を低くするか接合の為にシリコーンが安全に使えるよ
うにする。また、この温度を低下す為に冷却材料を用い
ることもできる。また、セラミック接着剤を、ガラスセ
ラミック2自体又は絶縁性中間材料への転移物質として
用いることもできる。接合材料として負の膨張係数を持
つ材料は応力を吸収でき、或いは間隙による空間をセラ
ミック膨張の為に残して置くこともできる。この間隙
は、水等が貫通して加熱領域に到らないように構成しな
ければならない(例えば、シリコーン接着剤を用いる局
部接着により)。
【0020】図2の実施例においては、セラミック熱板
1を接着性の高い材料から成る板に挿入し、後者次いで
ガラスセラミック台2内の対応するカットアウトに挿入
する。
1を接着性の高い材料から成る板に挿入し、後者次いで
ガラスセラミック台2内の対応するカットアウトに挿入
する。
【0021】図2の実施例はまた、板の隅部6又は半部
をガラスセラミック板2から除去し、次いで後者をそれ
より良好な接着特性を持つ異なる他の材料に接着(5)
させうることも可能なことを示している。次いでセラミ
ック熱板1は他の材料(例えば、強化ガラス、ガラスセ
ラミック又はプラスチック材料)に嵌合される。
をガラスセラミック板2から除去し、次いで後者をそれ
より良好な接着特性を持つ異なる他の材料に接着(5)
させうることも可能なことを示している。次いでセラミ
ック熱板1は他の材料(例えば、強化ガラス、ガラスセ
ラミック又はプラスチック材料)に嵌合される。
【0022】既に述べたように、上記セラミック材料
は、高い熱伝導性を持たなければならない。この材料が
また電気絶縁性であれば、即ち例えばSi3N4又はS
iCの場合のように、加熱装置をプリント配線抵抗形式
のように簡単に熱板1の下側に装着することができる。
こうして、エネルギー利用効率と加熱速度を特に高める
ことができる。
は、高い熱伝導性を持たなければならない。この材料が
また電気絶縁性であれば、即ち例えばSi3N4又はS
iCの場合のように、加熱装置をプリント配線抵抗形式
のように簡単に熱板1の下側に装着することができる。
こうして、エネルギー利用効率と加熱速度を特に高める
ことができる。
【0023】セラミックが絶縁性を持たなければ、加熱
は従来のガラスセラミック台で用いられているような商
業的入手可能な放射加熱素子により行うことができる。
は従来のガラスセラミック台で用いられているような商
業的入手可能な放射加熱素子により行うことができる。
【図1】 調理環が、台板に一体化されたセラミック熱
板によって形成された、本発明によるガラスセラミック
台付き調理器の一実施例の平面図である。
板によって形成された、本発明によるガラスセラミック
台付き調理器の一実施例の平面図である。
【図2】 セラミック熱板が、より良い接合特性を備え
た物質からなる板へ挿入され、それらがガラスセラミッ
ク台のカットアウト部へ挿入されている、本発明による
ガラスセラミック台付き調理器の他の一実施例の平面図
である。
た物質からなる板へ挿入され、それらがガラスセラミッ
ク台のカットアウト部へ挿入されている、本発明による
ガラスセラミック台付き調理器の他の一実施例の平面図
である。
1…熱板(急速調理環)、2…ガラスセラミック台、3
…他の調理環、4,5…セラミックとガラスセラミック
間接合部、6…隅部。
…他の調理環、4,5…セラミックとガラスセラミック
間接合部、6…隅部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パトリック ホイヤー ドイツ連邦共和国、デェー 55291 ソル ハイム、リッター−フント−シュトラーセ 36 (72)発明者 クルト シャオパート ドイツ連邦共和国、デェー 65719 ホフ ハイム−ヴァロー, ルーデスハイマー シュトラーセ 46
Claims (5)
- 【請求項1】その少なくとも一つが急速調理環として設
計された複数の調理環を持つガラスセラミック台を備え
た調理器において、これ等の調理環(1,3)は概して
電気式過熱装置により加熱でき、且つ上記急速調理環は
上記ガラスセラミック台(2)と一体になったセラミッ
ク熱板(1)により形成されることを特徴とする調理
器。 - 【請求項2】前記セラミック熱板(1)を前記ガラスセ
ラミック台(2)に直接挿して構成したことを特徴とす
る請求項1に記載の調理器。 - 【請求項3】前記セラミック熱板をシリコーン接着剤に
より前記ガラスセラミック台への対応するカットアウト
に接着して構成したことを特徴とする請求項2に記載の
調理器。 - 【請求項4】前記セラミック熱板(1)を熱絶縁セラミ
ック、金属又は強化ガラス(6)から成る板に挿入し、
該板を次いで前記ガラスセラミック台(2)に挿入して
構成したことを特徴とする請求項1に記載の調理器。 - 【請求項5】前記セラミック熱板(1)がSi3N4又
はSiCから成ることを特徴とする請求項1から4の何
れか一つに記載の調理器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE29702418U DE29702418U1 (de) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | Kochgerät mit Glaskeramikkochfläche mit Schnellkochzone |
DE29702418.3 | 1997-02-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10238787A true JPH10238787A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=8035833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10026277A Pending JPH10238787A (ja) | 1997-02-13 | 1998-02-09 | 急速調理環を持つガラスセラミック台を備えた調理器 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6002112A (ja) |
EP (1) | EP0859538B1 (ja) |
JP (1) | JPH10238787A (ja) |
AT (1) | ATE278310T1 (ja) |
BR (1) | BR9800607A (ja) |
CA (1) | CA2229581A1 (ja) |
DE (2) | DE29702418U1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100727160B1 (ko) | 2005-08-08 | 2007-06-13 | 엘지전자 주식회사 | 쿡탑 구조 |
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DE19746844C1 (de) * | 1997-10-23 | 1998-12-03 | Schott Glas | Anordnung eines keramischen Heizelementes als Kochzone in einer Aussparung einer Kochfläche |
DE19746845C1 (de) * | 1997-10-23 | 1998-12-03 | Schott Glas | Anordnung eines keramischen Heizelementes als Kochzone in einer Aussparung einer Fläche |
DE19820108C2 (de) * | 1998-05-06 | 2001-03-15 | Schott Glas | Anordnung eines wärmeleitenden keramischen Trägers mit einem Heizkörper als Kochzone in einer Aussparung einer Kochfläche |
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DE19910467C1 (de) | 1999-03-10 | 2000-10-19 | Schott Glas | Halterung und Verfahren zur Herstellung einer Halterung für im wesentlichen flache Formkörper aus sprödbrüchigem Werkstoff |
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US6410892B1 (en) | 2001-06-19 | 2002-06-25 | Bsh Home Appliances Corporation | Cooktop having a flat glass ceramic cooking surface |
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DE102009035758A1 (de) * | 2009-07-27 | 2011-02-03 | E.G.O. Elektro-Gerätebau GmbH | Bedieneinheit |
GB2477355B (en) * | 2010-02-02 | 2013-02-13 | Paul Ivor Harper | Energy sharing device |
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