JPH07201463A - 電磁調理器 - Google Patents
電磁調理器Info
- Publication number
- JPH07201463A JPH07201463A JP35058093A JP35058093A JPH07201463A JP H07201463 A JPH07201463 A JP H07201463A JP 35058093 A JP35058093 A JP 35058093A JP 35058093 A JP35058093 A JP 35058093A JP H07201463 A JPH07201463 A JP H07201463A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- top plate
- pan
- heating
- heating coil
- cooking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電磁調理器においても中華鍋を使用できるよ
うにする。 【構成】 中華鍋（８）等の底の形状に合わせて、加熱
コイル（９）及びその上部側のトッププレート（10）を
概略半球状に窪ませたものである。
うにする。 【構成】 中華鍋（８）等の底の形状に合わせて、加熱
コイル（９）及びその上部側のトッププレート（10）を
概略半球状に窪ませたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、特に中華鍋の使用に
適した電磁調理器に関するものである。
適した電磁調理器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の電磁調理器は、フラットで水平な
トッププレートの裏面に同じくフラットな加熱コイルを
配置したもので、そのトッププレートの表面に底がフラ
ットな調理鍋を設置するようになっている。
トッププレートの裏面に同じくフラットな加熱コイルを
配置したもので、そのトッププレートの表面に底がフラ
ットな調理鍋を設置するようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】電磁調理器（ＩＨコン
ロ）は、安全であるばかりでなく熱効率が高いという利
点があり、高い加熱温度で短時間にさっと仕上げる中華
料理に適していると言える。しかしながら、中華料理用
の鍋は、底が半球状になった椀形であって、フラットな
トッププレートを備えた従来の電磁調理器では、使用で
きないと言う欠点がある。
ロ）は、安全であるばかりでなく熱効率が高いという利
点があり、高い加熱温度で短時間にさっと仕上げる中華
料理に適していると言える。しかしながら、中華料理用
の鍋は、底が半球状になった椀形であって、フラットな
トッププレートを備えた従来の電磁調理器では、使用で
きないと言う欠点がある。
【０００４】この発明は、このような点に鑑みて、電磁
調理器においても中華鍋を使用できるようにすることを
目的とするものである。
調理器においても中華鍋を使用できるようにすることを
目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、調理鍋を設置するトッププレートを
概略半球状に窪ませるとするとともに、このトッププレ
ートの裏面に配置される加熱コイルをそのトッププレー
トに沿って湾曲させたことを特徴とするものである。
め、この発明では、調理鍋を設置するトッププレートを
概略半球状に窪ませるとするとともに、このトッププレ
ートの裏面に配置される加熱コイルをそのトッププレー
トに沿って湾曲させたことを特徴とするものである。
【０００６】同じく、この出願の別の発明は、上記トッ
ププレート及び加熱コイルをユニットとして調理器本体
側へ着脱可能としたことを特徴とする。
ププレート及び加熱コイルをユニットとして調理器本体
側へ着脱可能としたことを特徴とする。
【０００７】上記において、概略半球状とは、完全な半
球状のみならずそれよりも底の浅いものをも含む趣旨で
ある。
球状のみならずそれよりも底の浅いものをも含む趣旨で
ある。
【０００８】
【作用】上記のように、トッププレートが概略半球状に
凹入されているので、底の丸い中華鍋でも安定して設置
することができる。しかも、加熱コイルも同様に湾曲さ
れていることから、鍋の底の広い面積に亘って発熱させ
ることができる。
凹入されているので、底の丸い中華鍋でも安定して設置
することができる。しかも、加熱コイルも同様に湾曲さ
れていることから、鍋の底の広い面積に亘って発熱させ
ることができる。
【０００９】また、上記請求項２の発明では、中華鍋用
のトッププレートと加熱コイルをユニット化して着脱自
在としているので、普段中華鍋を使用しないときは、フ
ラットな別のユニットを装着しておくことで、通常の調
理に使用することができる。
のトッププレートと加熱コイルをユニット化して着脱自
在としているので、普段中華鍋を使用しないときは、フ
ラットな別のユニットを装着しておくことで、通常の調
理に使用することができる。
【００１０】
【実施例】図１において（１）は調理台であって、この
調理台（１）の１箇所にこの発明の電磁調理器（２）が
組み込まれている。電磁調理器（２）は、その平面部分
に３個の加熱部（３）（３）（４）を備え、前面側に操
作パネル（５）を設けている。
調理台（１）の１箇所にこの発明の電磁調理器（２）が
組み込まれている。電磁調理器（２）は、その平面部分
に３個の加熱部（３）（３）（４）を備え、前面側に操
作パネル（５）を設けている。
【００１１】上記３個の加熱部（３）（４）の内、その
２つ（３）（３）が、通常の鍋を設置するための通常調
理用であって、他の１つ（４）が、中華鍋等底が半球状
に丸くなった鍋を設置するためのものである。
２つ（３）（３）が、通常の鍋を設置するための通常調
理用であって、他の１つ（４）が、中華鍋等底が半球状
に丸くなった鍋を設置するためのものである。
【００１２】図２が、上記加熱部の要部の断面を示して
おり、通常調理用の加熱部（３）においては、フラット
なトッププレート（６）の下側に、同じくフラットな加
熱コイル（７）を設けている。他方、半球状に窪んだ加
熱部（４）においては、鍋（８）の底の形状に沿うよう
な半球状に湾曲形成された加熱ホイル（９）が設置され
るとともに、その上面を覆うトッププレート（10）も、
これに沿うような湾曲状とされて、その平面部が凹状に
窪ませられている。
おり、通常調理用の加熱部（３）においては、フラット
なトッププレート（６）の下側に、同じくフラットな加
熱コイル（７）を設けている。他方、半球状に窪んだ加
熱部（４）においては、鍋（８）の底の形状に沿うよう
な半球状に湾曲形成された加熱ホイル（９）が設置され
るとともに、その上面を覆うトッププレート（10）も、
これに沿うような湾曲状とされて、その平面部が凹状に
窪ませられている。
【００１３】したがって、上記半球状の加熱部（４）に
おいては、中華鍋（８）等の底が丸い鍋を設置すると、
この鍋（８）の底の面に沿うようにして加熱コイル
（７）による加熱が行われるので、鍋（８）の広い領域
に亘って加熱することが出来、効率の良い加熱調理を行
なうことが出来る。
おいては、中華鍋（８）等の底が丸い鍋を設置すると、
この鍋（８）の底の面に沿うようにして加熱コイル
（７）による加熱が行われるので、鍋（８）の広い領域
に亘って加熱することが出来、効率の良い加熱調理を行
なうことが出来る。
【００１４】図３は、上記のように凹状に窪んだトップ
プレート（10）とその下側の加熱コイル（９）とを、１
つのボックス（11）へ一体に組込み、このボックス（1
1）を、前記電磁調理器（２）の凹所（12）へ挿入して
着脱自在に設置するようにしたものである。そして、こ
の凹所（12）には、図４のようにフラットなトッププレ
ート（６）と同じく加熱コイル（７）とを備えた別のボ
ックス（13）をも着脱出来るようにし、必要により、こ
れらフラットな鍋用のユニット（14）と丸底鍋用のユニ
ット（15）とを適宜選択して設置出来るようにしたもの
である。すなわち、丸底の鍋を使う機会がそれ程多くな
い場合には、通常は、フラットな鍋用のユニット（14）
を設置しておき、必要に応じて、これを丸底用のユニッ
ト（15）と取り替えて使用することで、普段の調理を効
率良く行なうことが出来る。
プレート（10）とその下側の加熱コイル（９）とを、１
つのボックス（11）へ一体に組込み、このボックス（1
1）を、前記電磁調理器（２）の凹所（12）へ挿入して
着脱自在に設置するようにしたものである。そして、こ
の凹所（12）には、図４のようにフラットなトッププレ
ート（６）と同じく加熱コイル（７）とを備えた別のボ
ックス（13）をも着脱出来るようにし、必要により、こ
れらフラットな鍋用のユニット（14）と丸底鍋用のユニ
ット（15）とを適宜選択して設置出来るようにしたもの
である。すなわち、丸底の鍋を使う機会がそれ程多くな
い場合には、通常は、フラットな鍋用のユニット（14）
を設置しておき、必要に応じて、これを丸底用のユニッ
ト（15）と取り替えて使用することで、普段の調理を効
率良く行なうことが出来る。
【００１５】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、トッ
ププレート及びその下側の加熱コイルを概略半球状に窪
ませていることから、底の丸い中華鍋等であっても効率
良く加熱することが出来、従来底のフラットなものしか
使用出来なかった電磁調理器の用途を拡大出来るという
効果がある。また、この出願の請求項２の発明では、こ
のような半球状のトッププレートと加熱コイルを備えた
ユニットとフラットなトッププレートと加熱コイルを備
えたユニットとを相互に着脱することによって、頻繁に
使用する方のユニットは常時装備しておき、必要により
別のユニットを取り替えることによって、効率良く調理
作業を行なうことが出来るという効果が得られる。
ププレート及びその下側の加熱コイルを概略半球状に窪
ませていることから、底の丸い中華鍋等であっても効率
良く加熱することが出来、従来底のフラットなものしか
使用出来なかった電磁調理器の用途を拡大出来るという
効果がある。また、この出願の請求項２の発明では、こ
のような半球状のトッププレートと加熱コイルを備えた
ユニットとフラットなトッププレートと加熱コイルを備
えたユニットとを相互に着脱することによって、頻繁に
使用する方のユニットは常時装備しておき、必要により
別のユニットを取り替えることによって、効率良く調理
作業を行なうことが出来るという効果が得られる。
【図１】この発明の電磁調理器を備えた調理台の要部の
斜視図である。
斜視図である。
【図２】図１の要部の横断面図である。
【図３】この発明の別の実施例を示す加熱部分の横断面
図である。
図である。
【図４】同じくこの発明の別の実施例を示す加熱部分の
横断面図である。
横断面図である。
（２） 電磁調理器 （４） 加熱部 （８） 鍋 （９） 加熱コイル （10） トッププレート （14） 加熱ユニット （15） 加熱ユニット
Claims (2)
- 【請求項１】 調理鍋を設置するトッププレートを概略
半球状に窪ませるとするとともに、このトッププレート
の裏面に配置される加熱コイルをそのトッププレートに
沿って湾曲させたことを特徴とする電磁調理器。 - 【請求項２】 上記トッププレート及び加熱コイルをユ
ニットとして調理器本体側へ着脱可能としたことを特徴
とする電磁調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35058093A JPH07201463A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 電磁調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35058093A JPH07201463A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 電磁調理器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07201463A true JPH07201463A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18411447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35058093A Pending JPH07201463A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 電磁調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07201463A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0975210A (ja) * | 1995-09-13 | 1997-03-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 調理鍋およびこの調理鍋を使用する加熱調理器 |
| FR2827036A1 (fr) * | 2001-07-06 | 2003-01-10 | Schott Glas | Appareil de cuisson compotant un bac en vitroceramique, avec une zone de chauffe en creux, bombee |
| EP1366644A1 (de) * | 2001-03-06 | 2003-12-03 | Teka Küchentechnik Gmbh | Arbeitsplattenanordnung |
| JP2007200857A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-08-09 | Nippon Electric Glass Co Ltd | 電磁調理器用トッププレート |
| JP2009008387A (ja) * | 1998-01-20 | 2009-01-15 | Eurokera Snc | 加熱調理器具 |
| JP2010175100A (ja) * | 2009-01-28 | 2010-08-12 | Panasonic Corp | 加熱調理器 |
| KR101422638B1 (ko) * | 2012-07-27 | 2014-07-24 | 박기중 | 전자기 유도 기반의 방열부를 구비한 레인지 |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP35058093A patent/JPH07201463A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0975210A (ja) * | 1995-09-13 | 1997-03-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 調理鍋およびこの調理鍋を使用する加熱調理器 |
| JP2009008387A (ja) * | 1998-01-20 | 2009-01-15 | Eurokera Snc | 加熱調理器具 |
| EP1366644A1 (de) * | 2001-03-06 | 2003-12-03 | Teka Küchentechnik Gmbh | Arbeitsplattenanordnung |
| US6903314B2 (en) * | 2001-03-06 | 2005-06-07 | Teka Küchentechnik GmbH | Work surface arrangement with a cooking cell |
| FR2827036A1 (fr) * | 2001-07-06 | 2003-01-10 | Schott Glas | Appareil de cuisson compotant un bac en vitroceramique, avec une zone de chauffe en creux, bombee |
| JP2007200857A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-08-09 | Nippon Electric Glass Co Ltd | 電磁調理器用トッププレート |
| JP2010175100A (ja) * | 2009-01-28 | 2010-08-12 | Panasonic Corp | 加熱調理器 |
| KR101422638B1 (ko) * | 2012-07-27 | 2014-07-24 | 박기중 | 전자기 유도 기반의 방열부를 구비한 레인지 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040406 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040810 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |