JPH0625920Y2 - 誘導加熱調理器のトッププレート - Google Patents
誘導加熱調理器のトッププレートInfo
- Publication number
- JPH0625920Y2 JPH0625920Y2 JP1987021611U JP2161187U JPH0625920Y2 JP H0625920 Y2 JPH0625920 Y2 JP H0625920Y2 JP 1987021611 U JP1987021611 U JP 1987021611U JP 2161187 U JP2161187 U JP 2161187U JP H0625920 Y2 JPH0625920 Y2 JP H0625920Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- top plate
- induction heating
- heating cooker
- surface treatment
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、鍋などの被加熱体を載置する誘導加熱調理器
の載置用プレートに関する。
の載置用プレートに関する。
従来の技術 従来の誘導加熱器のプレートは、第5図に示すような平
板の結晶化ガラスが使われ、第4図のようにプレート1
が固定金具2とシリコン等の接着剤(図示せず)にて、
ケース3の上部に取付けられていた。
板の結晶化ガラスが使われ、第4図のようにプレート1
が固定金具2とシリコン等の接着剤(図示せず)にて、
ケース3の上部に取付けられていた。
考案が解決しようとする問題点 しかし、従来のプレートは結晶化ガラスで高価なもので
平板形状しかできないという問題があった。このため、
陶磁器等を利用し、低価格で成形可能な材料が検討され
たが、プレートの表面のみを汚れのつきにくい平滑な面
にするために釉薬などの表面処理材を使うと、表面処理
材と陶器等の熱膨張の違いにより異常な使い方(鍋の空
焼)等の熱衝撃で、破損しやすいという問題が生じてい
た。
平板形状しかできないという問題があった。このため、
陶磁器等を利用し、低価格で成形可能な材料が検討され
たが、プレートの表面のみを汚れのつきにくい平滑な面
にするために釉薬などの表面処理材を使うと、表面処理
材と陶器等の熱膨張の違いにより異常な使い方(鍋の空
焼)等の熱衝撃で、破損しやすいという問題が生じてい
た。
本考案は上記問題点に鑑み、陶磁器等の低価格な材料を
使用しても熱衝撃で破損しにくい誘導加熱調理器の載置
用プレートを提供することを目的とする。
使用しても熱衝撃で破損しにくい誘導加熱調理器の載置
用プレートを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題を解決する本考案の技術的手段は、調理器本体
の上部に設けられ、陶磁器製の基材と、釉薬を含有しか
つ前記基材の表面及び裏面に設けられる表面処理層とを
備えたものである。
の上部に設けられ、陶磁器製の基材と、釉薬を含有しか
つ前記基材の表面及び裏面に設けられる表面処理層とを
備えたものである。
作用 この技術的手段による作用は次のようになる。
陶磁器等のプレートの表面および裏面に釉薬等の表面処
理材を施しているため、このプレート上に鍋などを載置
して空だき等をして、鍋が載置されている部分が局部的
に高温になっても、表面と裏面の熱膨張がほぼ同一のた
め、熱応力によるゆがみが少なくなり、よって破損する
ようなことがなくなる。
理材を施しているため、このプレート上に鍋などを載置
して空だき等をして、鍋が載置されている部分が局部的
に高温になっても、表面と裏面の熱膨張がほぼ同一のた
め、熱応力によるゆがみが少なくなり、よって破損する
ようなことがなくなる。
実施例 以下、本考案の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第3図において、鍋等が載置されるトッププレート
4は、本体5の上部に接着等で取付けられている。本体
5内には、高周波電流を流すためのコイル6とこれを制
御する制御回路(図示せず)が内蔵されており、トップ
プレート4上の鍋等を誘導加熱する。
る。第3図において、鍋等が載置されるトッププレート
4は、本体5の上部に接着等で取付けられている。本体
5内には、高周波電流を流すためのコイル6とこれを制
御する制御回路(図示せず)が内蔵されており、トップ
プレート4上の鍋等を誘導加熱する。
トッププレート4は第1図に示すように磁器製の機材7
との外面全体を覆う表面処理層8からなる。表面処理層
8は釉薬等の表面処理材からなるものである。
との外面全体を覆う表面処理層8からなる。表面処理層
8は釉薬等の表面処理材からなるものである。
次に、この一実施例の構成における作用を説明する。
まずトッププレート4の上に鍋等を載置して、誘導加熱
調理器を加熱状態にすると、コイル6に高周波電流が流
れ、鍋等に交鎖し、鍋等にうず電流が流れジュール熱で
鍋等を加熱する。鍋等の熱はトッププレート4に伝導す
るが、鍋等内の調理物がない場合など空だき状態にな
り、鍋等が載置されている部分のトッププレート4が局
部的に高温になる。
調理器を加熱状態にすると、コイル6に高周波電流が流
れ、鍋等に交鎖し、鍋等にうず電流が流れジュール熱で
鍋等を加熱する。鍋等の熱はトッププレート4に伝導す
るが、鍋等内の調理物がない場合など空だき状態にな
り、鍋等が載置されている部分のトッププレート4が局
部的に高温になる。
しかし、トッププレート4は外面に均一に表面処理層8
が施されているため、表面と裏面の熱膨張がほぼ同一と
なり、熱応力によるゆがみが少なく、トッププレート4
を破損するようなことはない。
が施されているため、表面と裏面の熱膨張がほぼ同一と
なり、熱応力によるゆがみが少なく、トッププレート4
を破損するようなことはない。
本考案の他の実施例は第3図に示すように、基材7の端
面9には釉薬等からなる表面処理層8を形成しないもの
であり、熱応力的な効果は第1の実施例と同じである。
面9には釉薬等からなる表面処理層8を形成しないもの
であり、熱応力的な効果は第1の実施例と同じである。
考案の効果 以上の実施例から明らかなように、本考案によれば、ト
ッププレートの表裏面に釉薬を含む表面処理層を設けた
ので、この表裏面の熱膨脹を均一にすることができ、こ
れにより熱膨脹に起因するトッププレートの破損を防止
することができる。また、基材を陶磁器製としたので、
上記トッププレートを低価格で実現することができる。
ッププレートの表裏面に釉薬を含む表面処理層を設けた
ので、この表裏面の熱膨脹を均一にすることができ、こ
れにより熱膨脹に起因するトッププレートの破損を防止
することができる。また、基材を陶磁器製としたので、
上記トッププレートを低価格で実現することができる。
第1図は本考案の一実施例におけるトッププレートの要
部断面図、第2図は同誘導加熱調理器の断面図、第3図
は本考案の他の実施例におけるトッププレートの要部断
面図、第4図は従来の誘導加熱調理器の断面図、第5図
は同載置用プレートの要部断面図である。 4……トッププレート、8……表面処理層。
部断面図、第2図は同誘導加熱調理器の断面図、第3図
は本考案の他の実施例におけるトッププレートの要部断
面図、第4図は従来の誘導加熱調理器の断面図、第5図
は同載置用プレートの要部断面図である。 4……トッププレート、8……表面処理層。
Claims (1)
- 【請求項1】調理器本体の上部に設けられ、陶磁器製の
基材と、釉薬を含有しかつ前記基材の表面及び裏面に設
けられる表面処理層とからなる誘導加熱調理器のトップ
プレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987021611U JPH0625920Y2 (ja) | 1987-02-17 | 1987-02-17 | 誘導加熱調理器のトッププレート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987021611U JPH0625920Y2 (ja) | 1987-02-17 | 1987-02-17 | 誘導加熱調理器のトッププレート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63129992U JPS63129992U (ja) | 1988-08-25 |
JPH0625920Y2 true JPH0625920Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=30818210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987021611U Expired - Lifetime JPH0625920Y2 (ja) | 1987-02-17 | 1987-02-17 | 誘導加熱調理器のトッププレート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0625920Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3900939B2 (ja) * | 2002-01-22 | 2007-04-04 | 鳴海製陶株式会社 | 調理器用トッププレート |
JP4699870B2 (ja) * | 2005-02-08 | 2011-06-15 | 株式会社ミヤオカンパニ−リミテド | 電磁調理器用トッププレート |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6021189U (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-14 | 伊勢工業株式会社 | 電磁調理器用発熱具 |
-
1987
- 1987-02-17 JP JP1987021611U patent/JPH0625920Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63129992U (ja) | 1988-08-25 |
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