JP2002327923A - 電気調理器 - Google Patents
電気調理器Info
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- JP2002327923A JP2002327923A JP2001131064A JP2001131064A JP2002327923A JP 2002327923 A JP2002327923 A JP 2002327923A JP 2001131064 A JP2001131064 A JP 2001131064A JP 2001131064 A JP2001131064 A JP 2001131064A JP 2002327923 A JP2002327923 A JP 2002327923A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass plate
- heater
- nichrome wire
- electric cooker
- heaters
- Prior art date
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- Pending
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- Induction Heating Cooking Devices (AREA)
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 IHヒ−タ−とニクロム線ヒ−タ−を備えた
電気調理器の食品載置台を、各ヒ−タ−の使用温度に適
したガラス板の組合せで構成することにより、安価な食
品載置台とする。 【解決手段】 IHヒ−タ−1とニクロム線ヒ−タ−2
を備え、これらヒ−タ−上部に食品載置台3を設けた電
気調理器において、ニクロム線ヒ−タ−2の上部の加熱
部に結晶化ガラス板7を設け、IHヒ−タ−1上部の加
熱部にセラミックガラス板6を設け、また、ヒ−タ−加
熱部以外の部分に強化ガラス板5を設け、これらガラス
板間の接合部をシ−ル材8でガラス板上面より低い高さ
で固定し一体化した。
電気調理器の食品載置台を、各ヒ−タ−の使用温度に適
したガラス板の組合せで構成することにより、安価な食
品載置台とする。 【解決手段】 IHヒ−タ−1とニクロム線ヒ−タ−2
を備え、これらヒ−タ−上部に食品載置台3を設けた電
気調理器において、ニクロム線ヒ−タ−2の上部の加熱
部に結晶化ガラス板7を設け、IHヒ−タ−1上部の加
熱部にセラミックガラス板6を設け、また、ヒ−タ−加
熱部以外の部分に強化ガラス板5を設け、これらガラス
板間の接合部をシ−ル材8でガラス板上面より低い高さ
で固定し一体化した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導加熱コイル
(以下IHヒ−タ−という)とニクロム線ヒ−タ−を備
えた電気調理器の食品載置台の材料および構成に関する
ものである。
(以下IHヒ−タ−という)とニクロム線ヒ−タ−を備
えた電気調理器の食品載置台の材料および構成に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、IHヒ−タ−だけを備えた電気調
理器は、調理中の食品載置台の最高温度が300℃前後
なので、セラミック板の載置台を使用していた。
理器は、調理中の食品載置台の最高温度が300℃前後
なので、セラミック板の載置台を使用していた。
【0003】また、例えば特開昭62−113380号
公報に示すように、食品載置台のIHヒ−タ−部に対応
する部分にセラミック板、IHヒ−タ−部以外は強化ガ
ラス板を用い、セラミック板と強化ガラス板間は弾性体
を介して接合するものもあった。
公報に示すように、食品載置台のIHヒ−タ−部に対応
する部分にセラミック板、IHヒ−タ−部以外は強化ガ
ラス板を用い、セラミック板と強化ガラス板間は弾性体
を介して接合するものもあった。
【0004】近年では、高齢化に伴い、特に安全性の点
からガスコンロに代わって2口以上の電気調理器が大き
く伸びている。
からガスコンロに代わって2口以上の電気調理器が大き
く伸びている。
【0005】この電気調理器は、IHヒ−タ−とIHヒ
−タ−で加熱できないアルミ鍋や、土鍋などを加熱でき
るニクロム線ヒ−タ−を備えたものが多い。
−タ−で加熱できないアルミ鍋や、土鍋などを加熱でき
るニクロム線ヒ−タ−を備えたものが多い。
【0006】このニクロム線ヒ−タ−加熱時の食品載置
台の最高温度は、500℃前後の高温となるため、結晶
化ガラス板を使用しなくてはならず、この結晶化ガラス
板が高価なため、例えば特開平8−135984号公報
に示すように、食品載置台の加熱ゾ−ン域を結晶化ガラ
スで構成し、非加熱ゾ−ン域をそれとは異なった安価な
材料で構成していた。
台の最高温度は、500℃前後の高温となるため、結晶
化ガラス板を使用しなくてはならず、この結晶化ガラス
板が高価なため、例えば特開平8−135984号公報
に示すように、食品載置台の加熱ゾ−ン域を結晶化ガラ
スで構成し、非加熱ゾ−ン域をそれとは異なった安価な
材料で構成していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電気調理器
は、食品載置台の加熱ゾ−ン域は同一材料で構成されて
いるため、加熱時の温度が高いニクロム線ヒ−タ−上部
の加熱部も、IHヒ−タ−上部の加熱部も、高価な結晶
化ガラス板を用いるため安価とならず、また、ヒ−タ−
上部の加熱部にセラミックガラス板を使用すると、ニク
ロム線ヒ−タ−が使用できない問題があった。
は、食品載置台の加熱ゾ−ン域は同一材料で構成されて
いるため、加熱時の温度が高いニクロム線ヒ−タ−上部
の加熱部も、IHヒ−タ−上部の加熱部も、高価な結晶
化ガラス板を用いるため安価とならず、また、ヒ−タ−
上部の加熱部にセラミックガラス板を使用すると、ニク
ロム線ヒ−タ−が使用できない問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであり、IHヒ−タ−とニクロム線ヒ−タ−
を備え、これらヒ−タ−上部に食品載置台を設けた電気
調理器において、ニクロム線ヒ−タ−上部の加熱部に結
晶化ガラス板を設け、IHヒ−タ−上部の加熱部にセラ
ミックガラス板を設け、また、ヒ−タ−加熱部以外の部
分に強化ガラス板を設け、これらのガラス板間の接合部
をシ−ル材でガラス板上面より低い高さで固定し一体化
したものである。
決するものであり、IHヒ−タ−とニクロム線ヒ−タ−
を備え、これらヒ−タ−上部に食品載置台を設けた電気
調理器において、ニクロム線ヒ−タ−上部の加熱部に結
晶化ガラス板を設け、IHヒ−タ−上部の加熱部にセラ
ミックガラス板を設け、また、ヒ−タ−加熱部以外の部
分に強化ガラス板を設け、これらのガラス板間の接合部
をシ−ル材でガラス板上面より低い高さで固定し一体化
したものである。
【0009】上記の構成により、ニクロム線ヒ−タ−加
熱部には結晶化ガラス板、IHヒ−タ−加熱部にはセラ
ミックガラス板、ヒ−タ−加熱部以外は強化ガラス板を
用いて各々のガラス板を組み込んで一体化することによ
り、耐熱温度が高く高価な結晶化ガラス板をヒ−タ−上
部の加熱部全面に使用する従来品よりコスト低減を図る
ことができる。
熱部には結晶化ガラス板、IHヒ−タ−加熱部にはセラ
ミックガラス板、ヒ−タ−加熱部以外は強化ガラス板を
用いて各々のガラス板を組み込んで一体化することによ
り、耐熱温度が高く高価な結晶化ガラス板をヒ−タ−上
部の加熱部全面に使用する従来品よりコスト低減を図る
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
従って説明する。
従って説明する。
【0011】図1及び図2は本発明の一実施例の電気調
理器の要部概略図と縦断面図であり、1は2口のIHヒ
−タ−(誘導加熱コイル)、2は1口のニクロム線ヒ−
タ−で、食品載置台3の上部に置いた鍋4を加熱する。
理器の要部概略図と縦断面図であり、1は2口のIHヒ
−タ−(誘導加熱コイル)、2は1口のニクロム線ヒ−
タ−で、食品載置台3の上部に置いた鍋4を加熱する。
【0012】これら各々のヒ−タ−1及び2で鍋4を加
熱した場合、IHヒ−タ−1上部の加熱部の最高温度は
300℃前後であるが、ニクロム線ヒ−タ−2上部の加
熱部の最高温度は500℃前後となる。
熱した場合、IHヒ−タ−1上部の加熱部の最高温度は
300℃前後であるが、ニクロム線ヒ−タ−2上部の加
熱部の最高温度は500℃前後となる。
【0013】図3及び図4は本発明の一実施例の食品載
置台の平面図と縦断面図である。
置台の平面図と縦断面図である。
【0014】5は強化ガラス板で、食品載置台3のヒ−
タ−加熱部以外の部分を形成するものであり、下部にヒ
−タ−が無く、最高温度が200℃以下であり、各々の
ヒ−タ−上部にはヒ−タ−外形よりも大きな穴を設けて
いる。
タ−加熱部以外の部分を形成するものであり、下部にヒ
−タ−が無く、最高温度が200℃以下であり、各々の
ヒ−タ−上部にはヒ−タ−外形よりも大きな穴を設けて
いる。
【0015】IHヒ−タ−1部は、IHヒ−タ−1の直
径φCよりも大きく、接合部はシリコンのシ−ル材8の
耐熱温度よりも低い位置であるφDの穴9を強化ガラス
板5に設け、最高温度が300℃前後であるので、φD
の穴9にあった寸法のセラミックガラス板6(耐熱温
度:350℃)を用い、これらの接合部をシ−ル材8で
ガラス板上面より低い高さで固定する。
径φCよりも大きく、接合部はシリコンのシ−ル材8の
耐熱温度よりも低い位置であるφDの穴9を強化ガラス
板5に設け、最高温度が300℃前後であるので、φD
の穴9にあった寸法のセラミックガラス板6(耐熱温
度:350℃)を用い、これらの接合部をシ−ル材8で
ガラス板上面より低い高さで固定する。
【0016】また、ニクロム線ヒ−タ−2は、ヒ−タ−
中央部のガラス板の温度が500℃と高温であるため、
このヒ−タ−2の直径φAより大きく、かつ接合部はシ
−ル材8の耐熱温度よりも低い位置であるφBの穴10
を強化ガラス板5に設け、最高温度500℃前後である
のでφBの穴10にあった寸法の耐熱温度の高い結晶化
ガラス板7を用い、これらの接合部をシリコンのシ−ル
材8でガラス板上面より低い高さで固定する。
中央部のガラス板の温度が500℃と高温であるため、
このヒ−タ−2の直径φAより大きく、かつ接合部はシ
−ル材8の耐熱温度よりも低い位置であるφBの穴10
を強化ガラス板5に設け、最高温度500℃前後である
のでφBの穴10にあった寸法の耐熱温度の高い結晶化
ガラス板7を用い、これらの接合部をシリコンのシ−ル
材8でガラス板上面より低い高さで固定する。
【0017】上記の構成により、耐熱温度が高く、高価
な結晶化ガラス板をヒ−タ−上部の加熱部全面に使用す
る従来品よりコスト低減を図ることができる。
な結晶化ガラス板をヒ−タ−上部の加熱部全面に使用す
る従来品よりコスト低減を図ることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、IHヒ−タ−とニクロム線ヒ
−タ−を備え、これらヒ−タ−上部に食品載置台を設け
た電気調理器において、ニクロム線ヒ−タ−上部の加熱
部に結晶化ガラス板を設け、IHヒ−タ−上部の加熱部
にセラミックガラス板を設け、また、ヒ−タ−加熱部以
外の部分に強化ガラス板を設け、これらのガラス板間の
接合部をシ−ル材でガラス板上面より低い高さで固定し
一体化したものである。
−タ−を備え、これらヒ−タ−上部に食品載置台を設け
た電気調理器において、ニクロム線ヒ−タ−上部の加熱
部に結晶化ガラス板を設け、IHヒ−タ−上部の加熱部
にセラミックガラス板を設け、また、ヒ−タ−加熱部以
外の部分に強化ガラス板を設け、これらのガラス板間の
接合部をシ−ル材でガラス板上面より低い高さで固定し
一体化したものである。
【0019】上記の構成により、ニクロム線ヒ−タ−加
熱部には結晶化ガラス板、IHヒ−タ−加熱部にはセラ
ミックガラス板、ヒ−タ−加熱部以外は強化ガラス板を
用いて各々のガラス板を組み込んで一体化することによ
り、耐熱温度が高く高価な結晶化ガラス板をヒ−タ−上
部の加熱部全面に使用する従来品よりコスト低減を図る
ことができる。
熱部には結晶化ガラス板、IHヒ−タ−加熱部にはセラ
ミックガラス板、ヒ−タ−加熱部以外は強化ガラス板を
用いて各々のガラス板を組み込んで一体化することによ
り、耐熱温度が高く高価な結晶化ガラス板をヒ−タ−上
部の加熱部全面に使用する従来品よりコスト低減を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気調理器の要部概略
図。
図。
【図2】本発明の一実施例を示す電気調理器の縦断面
図。
図。
【図3】本発明の一実施例を示す電気調理器の食品載置
台の平面図。
台の平面図。
【図4】本発明の一実施例を示す電気調理器の食品載置
台の縦断面図。
台の縦断面図。
1 誘導加熱コイル(IHヒ−タ−) 2 ニクロム線ヒ−タ− 3 食品載置台 5 強化ガラス板 6 セラミックガラス板 7 結晶化ガラス板 8 シ−ル材
Claims (1)
- 【請求項1】 誘導加熱コイル(1)とニクロム線ヒ−
タ−(2)を備え、これらヒ−タ−上部に食品載置台
(3)を設けた電気調理器において、ニクロム線ヒ−タ
−(2)上部の加熱部に結晶化ガラス板(7)を設け、
誘導加熱コイル(1)上部の加熱部にセラミックガラス
板(6)を設け、また、ヒ−タ−加熱部以外の部分に強
化ガラス板(5)を設け、これらのガラス板間の接合部
をシ−ル材(8)でガラス板上面より低い高さで固定し
一体化したことを特徴とする電気調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001131064A JP2002327923A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 電気調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001131064A JP2002327923A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 電気調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002327923A true JP2002327923A (ja) | 2002-11-15 |
Family
ID=18979317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001131064A Pending JP2002327923A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 電気調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002327923A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010218725A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁誘導加熱調理器 |
KR20140065027A (ko) * | 2012-11-15 | 2014-05-29 | 코웨이 주식회사 | 절연부를 포함하는 하이브리드 전기레인지 |
JP2021141023A (ja) * | 2020-03-09 | 2021-09-16 | 三菱電機株式会社 | 加熱調理器 |
-
2001
- 2001-04-27 JP JP2001131064A patent/JP2002327923A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010218725A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁誘導加熱調理器 |
KR20140065027A (ko) * | 2012-11-15 | 2014-05-29 | 코웨이 주식회사 | 절연부를 포함하는 하이브리드 전기레인지 |
KR101949941B1 (ko) * | 2012-11-15 | 2019-02-19 | 코웨이 주식회사 | 절연부를 포함하는 하이브리드 전기레인지 |
JP2021141023A (ja) * | 2020-03-09 | 2021-09-16 | 三菱電機株式会社 | 加熱調理器 |
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