JPH10237506A - シンクロナイザリングの製造方法 - Google Patents

シンクロナイザリングの製造方法

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JPH10237506A
JPH10237506A JP4529597A JP4529597A JPH10237506A JP H10237506 A JPH10237506 A JP H10237506A JP 4529597 A JP4529597 A JP 4529597A JP 4529597 A JP4529597 A JP 4529597A JP H10237506 A JPH10237506 A JP H10237506A
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JP
Japan
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press
ring
die
key
mold
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Application number
JP4529597A
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English (en)
Inventor
Koji Harada
弘司 原田
Masaki Sugiyama
昌揮 杉山
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH10237506A publication Critical patent/JPH10237506A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F5/00Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the special shape of the product
    • B22F5/08Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the special shape of the product of toothed articles, e.g. gear wheels; of cam discs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D23/00Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
    • F16D23/02Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
    • F16D23/025Synchro rings

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、簡便な手段により、キー部以外の領
域の密度を高めることなく、キー部の密度を高めること
ができ、かつプレス型の耐久性を向上し、製造コストを
低減できるシンクロナイザリングの製造方法を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】本発明のシンクロナイザリングの製造方法
は、リング部7とリング部7のー端面71aから中心軸
Pと平行方向に突出するキー部8とをもつシンクロナイ
ザリング6を原料金属粉末6bからプレス成形により粉
末成形体6aを成形した後、粉末成形体6aを焼結する
ことにより製造する製造方法において、一方の型面40
にはキー部8を形成する凹部41をもつとともに、他方
の型面50には凹部41に向かって突出する凸部51を
もつプレス型1を用いてプレス成形することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の手動変
速機に組み込まれ使用される同期部品であるシンクロナ
イザリングの製造方法に係り、キー部以外の領域の密度
を高めることなく、キー部の密度のみを高めるのに好適
な製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シンクロナイザリングの製造方法
として、原料金属粉末からプレス成形により粉末成形体
(シンクロナイザリングと相似する形状)を成形した
後、この粉末成形体を焼結することにより製造すること
が知られている。例えば、図9に示されるように、リン
グ部7cとキー部8cとをもつシンクロナイザリング6
Cを製造する過程で、原料金属粉末6b(図12参照)
からプレス成形して粉末成形体6c(図10のB2ーB
2線断矢視位置に相当する断面での圧縮成型状態を示す
図13参照)を成形する場合、中心軸方向Pに沿って段
差を形成する外歯部711と、大径リング部分71c
と、小径リング部分72cとからなる段付き領域Cが形
成される。
【0003】この段付き領域C部分を含む粉末成形体6
cを効率良くプレス成形するため、プレス型1Cを構成
する下方内型3a、上方内型3bおよび下パンチ4c、
上パンチ5cとともに、生産性に優れる段付き外型(ダ
イス)2が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
(1)前記従来の段付き外型(ダイス)2を用いて原料
金属粉末6cからプレス成形して得た粉末成形体6c
は、前記段付き領域C部分の外歯部711、大径リング
部分71c、小径リング部分72cでの圧縮密度が均一
でなく、かつ圧縮密度分布を発生させる。
【0005】この理由としては、段付き領域C部分に相
当する位置で、プレス型1Cへの原料金属粉末6bの充
填時の長さ(前記中心軸方向絵Pに沿う長さ、以下同
じ)と、圧縮成形後の粉末成形体6bの長さとの比率が
関係する。例えば、図13に示されるように、粉末成形
体6cの長さをL1 、大径リング部分71cの長さをL
2 、外歯部711の長さをL3 と仮定すると、原料金属
粉末6bの圧縮比率をαとした場合のプレス型1Cへの
原料金属粉末6bの充填の長さαL1 、αL2 、αL3
(図12参照)となる。
【0006】ここにおいて、前記αL1 とαL3 とは、
それぞれ粉末充填量を調整したり、ダイス寸法を調整す
ることにより目的とする値に設定できるが、大径リング
部分71cの充填長さαL2 、すなわちαL3 +(L2
−L3 )は、粉末成形体6cの形状で定まる。従って、
大径リング部分71cの長さL2 を占める段部領域の圧
縮比は、他の段部領域に較べ低い。この理由としては、
2 >L3 により、〔αL3 +(L2−L3 )<αL2
となるためであり、かつこの結果、前記L2 の段部領域
の成形体密度が低くなる。
【0007】そこで、L2 の段部領域の圧縮密度を高め
るためには、大径リング部分71cを形成する型面とし
て図12、図13に示す前記段付き外型2を用いる代わ
りに、図14に示されるように、互いに分割された外型
2cと、2つの下パンチ400、401を備えた複雑な
構造のプレス型4Dを用いることで対策できるが、プレ
ス型4Dの費用の上昇、成形時間の増加等の生産性低下
などで製造コストが高くなる。 (2)さらに、粉末成形体6cの周方向S(図9参照)
には、段付き領域Cの他、前記段付き領域Cと断面形状
を異にするとともに軸方向Pに段差をもたないキー部8
cが形成されているため、周方向Sに圧縮密度分布を発
生させる。
【0008】しかも、キー部8を形成する領域の粉末の
圧縮密度は、粉末成形体6cの周方向Sの他の領域の粉
末の圧縮密度に較べ、相対的に低くなる(圧縮ストロー
クが同じであるため)という不具合を発生させる。とこ
ろがキー部8は、相手部品である図略のシンクロナイザ
ハブの内径溝に噛み合う歯として用いられるため、強度
および耐摩耗性の優れたものを必要とし、かつ粉末成形
体6cの圧縮密度を高める必要がある。
【0009】そこで、プレス型1Cによる粉末成形体6
c全体の圧縮率を高めることにより、キー部8を目的と
する圧縮密度に高めることが考えられるが、これに比例
してキー部8以外の領域の圧縮密度が過剰に高くなる。
この場合には、プレス型1Cの耐久強度をより優れたも
のとする必要があり、かつプレス型1Cの製造に要する
費用が増すとともに、シンクロナイザリング6Cの製造
コストが高くなる。
【0010】本発明は、前記問題点に鑑みなされたもの
で、簡便な手段により、キー部以外の領域の密度を高め
ることなく、キー部の密度のみを高めることができ、か
つプレス型の耐久性を向上し、製造コストを低減できる
シンクロナイザリングの製造方法を提供することを課題
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明、シンクロナイザ
リングの製造方法は、リング部と該リング部のー端面か
ら中心軸と平行方向に突出するキー部とをもつシンクロ
ナイザリングを原料金属粉末からプレス成形により粉末
成形体を成形した後、該粉末成形体を焼結することによ
り製造する製造方法において、一方の型面には該キー部
を形成する凹部をもつとともに、他方の型面には該凹部
に向かって突出する凸部をもつプレス型を用いてプレス
成形することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】プレス型における一方の型面およ
び他方の型面は、互いに相対移動により接近する方向お
よび遠ざかる方向に移動可能な下パンチおよび上パンチ
に形成することができる。前記プレス型に充填された原
料金属粉末を一方の型面に形成された凹部と、他方の型
面に形成された凸部とで、圧縮されるキー部の圧縮率
は、キー部以外の領域の圧縮率に対し、圧縮比率で1以
上とすることができる。
【0013】凸部は、凹部に対向する面の広さを必要と
するキー部の断面形状以上の面積とすることが好まし
い。この理由としては、原料金属粉末からプレス成形に
よるリング部およびキー部の成形時に、凸部と凹部とで
キー部となる領域を洩れなく占めることができ、キー部
を目的とする密度に、確実に圧縮できるからである。前
記凸部におけるシンクロナイザリングの中心軸方向に沿
う長さと、同凹部の深さとの関係は、加圧後で0.5:
5.5〜2:5.5の範囲とすることができる。好まし
い範囲は、加圧後で1.5:5.5である。
【0014】
【実施例】以下、本発明のシンクロナイザリングの製造
方法の実施例を図1〜図8に基づいて説明する。実施例
の製造方法は、図1〜図3に示す特徴あるプレス型1を
用い、原料金属粉末6b(図1参照)から粉末成形体6
a(図2、図3、図4参照)を成形した後、粉末成形体
6aを焼結することによりシンクロナイザリング6(図
4参照)を製造するために用いられる。
【0015】本実施例の製造方法で用いるプレス型1
は、原料金属粉末6bを充填する空間1b(図1参照)
を形成するとともに、粉末成形体6aと相似する形状の
空間1a(図2参照)を形成する固定方式の外型2およ
び可動方式の下方内型3a、上方内型3bと、図略の駆
動装置により外型2と下方内型3a、上方内型3bに沿
って互いに接近する方向および遠ざかる方向に往復移動
可能に保持され、かつ互いに対向する型面40および型
面50を備えた下パンチ4および上パンチ5と、からな
る。
【0016】外型2の側面には、シンクロナイザリング
6のキー部8に相当する部分を形成する凹部41が形成
されている。上パンチ5の型面50には、前記外型2の
凹部41に向かって突出するとともに、シンクロナイザ
リング6の凹部712に相当する部分を形成する凸部5
1が形成されている。
【0017】上パンチ5の凸部51の先端面510は、
外型2のの凹部41を充分に覆う広さに設定されてい
る。また、凸部51におけるシンクロナイザリング6の
中心軸Pに沿う長さh1と、同凹部41の深さh2との
関係は、加圧後で1.5:5.5と設定されている。シ
ンクロナイザリング6およびその相似形状の粉末成形体
6aは、図4〜図8に示されるように、リング部7とキ
ー部8とをもつ。
【0018】リング部7は、中心軸Pに沿う長さLが1
0mmで、テーパー状の孔70と、孔70の中心軸Pを
中心とする半径を異にする二段形状の外周面を形成する
外径D1が79.8mmの大径リング部分71と、外径
D1が75.5mmの小径リング部分72とからなる。
大径リング部分71は、その外周面710の周方向Sに
所定の間隔に配設された複数個の外歯711と、円周方
向Sに各120度の等間隔で形成された3個の凹部71
2とをもつ。凹部712は、開口巾b1 が11mm、大
径リング部分71の他端面71bより中心軸Pに沿って
平行に延びる方向(矢印Y1方向)の深さL4 (図7参
照)が1mm、外周面710より中心軸Pに近づく方向
(矢印R2で示す半径内方向)の奥行きa2 が3.4m
mに設定されている。
【0019】キー部8は、大径リング部分71に形成さ
れた3個の凹部712に対向する位置で、大径リング部
分71の一端面71aから中心軸Pに沿って平行に延び
る方向(矢印Y1方向)に突出し、かつ小径リング部分
72の外周面720から中心軸Pから遠ざかる方向(図
4の矢印R1で示す半径外方向)に突出し大径リング部
分71の外周面710に連続する同一面を形成してい
る。
【0020】キー部8は、大径リング部分71のー端面
71aからの長さ(図8に示すL1−L2 )が5.5m
m、巾b1 が4.7mm、小径外周リング部72の外周
面720からの突出高さZが2mmである。本実施例の
製造方法によれば、プレス型1を用いて粉末成形体6a
を成形する場合、まず、図1に示されるように、下パン
チ4と上パンチ5とを互いに遠ざかる位置に移動すると
ともに 外型2および下方内型3a、上方内型3bと下
パンチ4とで、原料金属粉末6bを充填する空間1bが
形成されるようにセットされる。
【0021】次いで、図1の空間1bに原料金属粉末6
bが充填される。この後、外型2に対し、下方内型3
a、上方内型3bを図2の矢印Y1方向に移動するとと
もに、下パンチ4と上パンチ5とを互いに接近する方向
に往移動(下パンチ4は矢印Y3方向、上パンチ5は矢
印Y1方向に移動)する。すると、前記プレス型1の空
間1bの原料金属粉末6bは、図2示されるように、外
型2および内型3a、3bと、下パンチ4および上パン
チ5とで圧縮され、大径リング部分71と小径リング部
分72とからなるリング部7および大径リング部分71
の一端面71aから中心軸Pと平行方向に突出するキー
部8をもつ粉末成形体6aとして成形される。
【0022】また、外型2の凹部41と上パンチ5の凸
部51とにより、前記キー部8と、キー部8に対向する
位置の大径リング部分71の他端面71bに凹部712
とが形成される。なお、原料金属粉末6bから粉末成形
体6aをプレス成形する場合の大径リング部分71の巾
1 と、大径リング部分71に形成される凹部712の
開口巾b 2 、深さL4 、奥行きa2 と、大径リング部分
71の一端面71aから中心軸Pと平行方向に突出する
とともに小径リング部分72の外周面720に形成され
るキー部8の巾b1 との寸法関係は、以下に示すように
設定される。
【0023】b2 ≧b1 およびa2 <a1 とするととも
に、L4 は従来技術の項(図12および図13参照)で
述べたように、〔αL3 +(L2 −L3 )〕/(L2
4)≧α、すなわちL4 ≧(L2 −L3 )(1−1/
α)とすることで、キー部8の密度のみを高めることが
できる。但し、上記寸法関係は、実際の成形体では成形
過程で粉末移動が起こり、計算値通りの密度分布となり
にくいことおよび製品の種類毎に要求される強度に応じ
てキー部8の必要密度が異なることから、現物に合わせ
て補正することが望ましい。
【0024】この後、外型2に対し、下方内型3a、上
方内型3bを図2の矢印Y2方向に移動するとともに、
下パンチ4と上パンチ5とを互いに遠ざかる方向に復移
動(下パンチ4は矢印Y4方向、上パンチ5は矢印Y2
方向に移動)するとともに、従来の場合と同じようにプ
レス型1の外部に取り出した粉末成形体6aを焼結した
後、図略のサイジング金型(図示せず)によって、所定
精度の仕上げ寸法を備えた最終形状に仕上げられたシン
クロナイザリング6を得ることができる。
【0025】(比較例)図4に示す実施例おけるシンク
ロナイザリングの製造方法によって得られた粉末成形体
6aと、図9に示す従来例におけるシンクロナイザリン
グの製造方法によって得られた粉末成形体6cとの各密
度をアルキメデス法により測定した結果を表1に比較し
て示す。
【0026】
【表1】 この表1から明らかなように、実施例の粉末成形体6a
は、外歯部711の密度を高めることなく、キー部8の
密度のみを高めることができ、さらにキー部8とリング
部7の外歯部711との密度差は、0.6g/cm3
あり、従来例の粉末成形体6cの場合の1.6g/cm
3 と較べ約1/2.6に低減できることが判明した。
【0027】従って、この分、プレス型1にかかる負担
を低減でき、かつその耐久寿命を延ばすことができ、製
品コストの低減に反映できる。
【0028】
【発明の効果】本発明、シンクロナイザリングの製造方
法によれば、リング部とリング部のー端面から中心軸と
平行方向に突出するキー部とをもつシンクロナイザリン
グを原料金属粉末からプレス成形により粉末成形体を成
形した後、粉末成形体を焼結することにより製造する製
造方法において、一方の型面にはキー部を形成する凹部
をもつとともに、他方の型面には該凹部に向かって突出
する凸部をもつプレス型を用いてプレス成形することを
特徴とする。
【0029】このため、原料金属粉末からプレス成形に
より粉末成形体を成形する場合、キー部の圧縮率を、プ
レス型による一方の型面の凹部と、他方の型面の凸部と
によって高くすることができる。しかも、この場合、キ
ー部以外のリング部の圧縮率を高めることなく、かつキ
ー部のみの圧縮率を目的とする値に高めることができ
る。
【0030】従って、本発明の製造方法によれば、プレ
ス型による粉末成形体の成形時に簡便な手段により、キ
ー部以外の領域の密度を高めることなく、キー部の密度
のみを高めることができ、かつプレス型の耐久性を向上
し、製造コストを低減できる。また、前記プレス型とし
てその外型(ダイス)に、段付き外型を用いることがで
きる。この場合には、生産性に優れるため、さらに製造
コストを低減できる。
【0031】そして、前記プレス型により成形された後
の粉末成形体を焼結することにより、密度の高いキー部
を備え、かつキー部とリング部との密度差が少ないシン
クロナイザリングを製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の製造方法で用いるプレス型の断面を示
し、かつ図5におけるA2ーA2線断面矢視位置に相当
する位置のプレス型に原料金属粉末を充填した状態を示
す断面図。
【図2】実施例の製造方法で用いるプレス型の断面を示
し、かつ図5におけるA2ーA2線断面矢視位置に相当
する位置のプレス型に充填された原料金属粉末を、一方
の型面と他方の型面とでプレス成形された粉末成形体を
示す断面図。
【図3】図2におけるAーA線断面矢視図。
【図4】実施例の製造方法によって得られたシンクロナ
イザリングに相似する粉末成形体を示す斜視図。
【図5】図4の粉末成形体におけるキー部およびリング
部を正面側より見た一部を拡大して示す拡大部分正面
図。
【図6】図5におけるA1ーA1線断面矢視位置を斜視
して示す斜視図。
【図7】図5におけるA2ーA2線断面矢視図。
【図8】図5におけるA3ーA3線断面矢視図。
【図9】従来の製造方法によって得られたシンクロナイ
ザリングを示す斜視図。
【図10】図9のシンクロナイザリングにおけるキー部
およびリング部を正面側より見た一部を拡大して示す拡
大部分正面図。
【図11】図10におけるB1ーB1線断面矢視位置を
斜視して示す斜視図。
【図12】図10におけるB2ーB2線断面矢視位置に
相当する位置のプレス型に原料金属粉末を充填した状態
を示す断面図。
【図13】図10におけるB2ーB2線断面矢視位置に
相当する位置のプレス型に充填された原料金属粉末を、
一方の型面と他方の型面とでプレス成形された粉末成形
体を示す断面図。
【図14】図13におけるプレス型の一方の型面を2つ
の下パンチを用いて形成する場合を示す断面図。
【符号の説明】
1…プレス型 2…外型 3a、3b…内型 4…下パンチ 40…一方の型面 41…キー部
を形成する凹部 5…上パンチ 50…他方の型面 51…凹部に
向かって突出する凸部 6…シンクロナイザリング 6a…粉末成形体 6
b…原料金属粉末 7…リング部 71…大径リング部分 71a…一端面 71b…他端
面 72…小径リング部分 8…キー部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リング部と該リング部のー端面から中心軸
    と平行方向に突出するキー部とをもつシンクロナイザリ
    ングを原料金属粉末からプレス成形により粉末成形体を
    成形した後、該粉末成形体を焼結することにより製造す
    る製造方法において、 一方の型面には該キー部を形成する凹部をもつととも
    に、他方の型面には該凹部に向かって突出する凸部をも
    つプレス型を用いてプレス成形することを特徴とするシ
    ンクロナイザリングの製造方法。
JP4529597A 1997-02-28 1997-02-28 シンクロナイザリングの製造方法 Pending JPH10237506A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100364267B1 (ko) * 1999-11-02 2002-12-11 현대자동차주식회사 싱크로나이저 링의 제조방법
JP2013507581A (ja) * 2009-10-07 2013-03-04 ミバ・ジンテル・オーストリア・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 焼結された連結環
CN105317871A (zh) * 2014-06-05 2016-02-10 贺尔碧格传动技术控股有限公司 换挡变速器的同步单元的同步环和制造这种同步环的方法

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