JPH10237376A - 金属光沢色インキ - Google Patents
金属光沢色インキInfo
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- JPH10237376A JPH10237376A JP4404997A JP4404997A JPH10237376A JP H10237376 A JPH10237376 A JP H10237376A JP 4404997 A JP4404997 A JP 4404997A JP 4404997 A JP4404997 A JP 4404997A JP H10237376 A JPH10237376 A JP H10237376A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 マーキングペン用インキタンクとして、従来
主流であったアルミ缶等と比較して、コストが小さく、
加工性にも優れたポリプロピレンまたはポリプロピレン
とポリエチレンとの混合材から構成されるインキタンク
に金属光沢色インキを充填する場合に、インキの揮発減
量が少なく、インキ粘度の上昇も少ない等、経時的に性
能の劣化の少ない、しかも水性インキと比較して乾燥性
に優れた金属光沢色インキを提供することである。 【解決手段】 炭素数4以下の脂肪族アルコール及び炭
素数2または3のグリコールと炭素数1〜4の脂肪族ア
ルコールとのモノエーテルとよりなる群から選ばれた少
なくとも一種の溶剤と樹脂とアルミニウム顔料とからな
るインキ組成物であって、該アルミニウム顔料がペース
ト状であり、ペースト状とする湿潤剤として、直鎖脂肪
族炭化水素、芳香族炭化水素及び脂環式炭化水素よりな
る群より選ばれた少なくとも一種の炭化水素を、水との
エマルジョン以外の形では含んでいない金属光沢色イン
キである。
主流であったアルミ缶等と比較して、コストが小さく、
加工性にも優れたポリプロピレンまたはポリプロピレン
とポリエチレンとの混合材から構成されるインキタンク
に金属光沢色インキを充填する場合に、インキの揮発減
量が少なく、インキ粘度の上昇も少ない等、経時的に性
能の劣化の少ない、しかも水性インキと比較して乾燥性
に優れた金属光沢色インキを提供することである。 【解決手段】 炭素数4以下の脂肪族アルコール及び炭
素数2または3のグリコールと炭素数1〜4の脂肪族ア
ルコールとのモノエーテルとよりなる群から選ばれた少
なくとも一種の溶剤と樹脂とアルミニウム顔料とからな
るインキ組成物であって、該アルミニウム顔料がペース
ト状であり、ペースト状とする湿潤剤として、直鎖脂肪
族炭化水素、芳香族炭化水素及び脂環式炭化水素よりな
る群より選ばれた少なくとも一種の炭化水素を、水との
エマルジョン以外の形では含んでいない金属光沢色イン
キである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリプロピレン製、
またはポリプロピレンとポリエチレンとの混合樹脂製の
筆記具のインキタンク用の金属光沢色インキに関する。
またはポリプロピレンとポリエチレンとの混合樹脂製の
筆記具のインキタンク用の金属光沢色インキに関する。
【0002】
【従来の技術】金属光沢色インキに通常よく使用される
アルミニウム粉は、乾燥粉末状のものとしては、市販品
として、例えば福田金属箔粉工業(株)製のNo.180
00、大和金属粉工業(株)製のスーパーファインNo.
18000、同No.22000等があるが、急激な酸化
による発火の危険性があることが知られている。有機溶
剤が溶剤として使用される一般塗料等ではミネラルスピ
リット等の直鎖脂肪族系油、ソルベントナフサ等の芳香
族系の炭化水素からなる石油系溶剤が使用されるので、
これらの溶剤中にペースト状にしたものや、大和金属粉
工業(株)製のスーパーファインNo.22000MHの
様に、No.22000の表面に界面活性剤をコーティン
グして表面を親水性に変性したもの等が市販されてい
る。
アルミニウム粉は、乾燥粉末状のものとしては、市販品
として、例えば福田金属箔粉工業(株)製のNo.180
00、大和金属粉工業(株)製のスーパーファインNo.
18000、同No.22000等があるが、急激な酸化
による発火の危険性があることが知られている。有機溶
剤が溶剤として使用される一般塗料等ではミネラルスピ
リット等の直鎖脂肪族系油、ソルベントナフサ等の芳香
族系の炭化水素からなる石油系溶剤が使用されるので、
これらの溶剤中にペースト状にしたものや、大和金属粉
工業(株)製のスーパーファインNo.22000MHの
様に、No.22000の表面に界面活性剤をコーティン
グして表面を親水性に変性したもの等が市販されてい
る。
【0003】グリコールまたはグリコールエーテル溶剤
で湿潤されたペースト状のものにおいては、市販品とし
て例えば、エカルト社製の湿潤溶剤として、プロピレン
グリコールモノメチルエーテル約25%含有するSTAPAH
ydrolac-CHROMALX、溶剤としてプロピレングリコールモ
ノメチルエーテル約30%含有したもの(同一PM)
や、溶剤としてブチルグリコール約35%含有したもの
(同一BG)等が挙げられる。
で湿潤されたペースト状のものにおいては、市販品とし
て例えば、エカルト社製の湿潤溶剤として、プロピレン
グリコールモノメチルエーテル約25%含有するSTAPAH
ydrolac-CHROMALX、溶剤としてプロピレングリコールモ
ノメチルエーテル約30%含有したもの(同一PM)
や、溶剤としてブチルグリコール約35%含有したもの
(同一BG)等が挙げられる。
【0004】湿潤剤として、ミネラルスピリット等の直
鎖脂肪族やソルベントナフサ等の芳香族系炭化水素から
なる石油系溶剤や、トルエン、キシレン等が界面活性剤
により水に分散した形で含まれているペースト状のもの
においては、市販品として例えば旭化成メタルズ(株)
製のAW−7000R(溶剤としてミネラルスピリット
約18%、水約20%含有)や、AW−808C(溶剤
としてミネラルスピリット約20%、水約10%含有)
等が挙げられる。
鎖脂肪族やソルベントナフサ等の芳香族系炭化水素から
なる石油系溶剤や、トルエン、キシレン等が界面活性剤
により水に分散した形で含まれているペースト状のもの
においては、市販品として例えば旭化成メタルズ(株)
製のAW−7000R(溶剤としてミネラルスピリット
約18%、水約20%含有)や、AW−808C(溶剤
としてミネラルスピリット約20%、水約10%含有)
等が挙げられる。
【0005】ここで言う、ミネラルスピリット、ソルベ
ントナフサ等の直鎖脂肪族系、芳香族系の炭化水素から
なる石油系溶剤やトルエン、キシレン等が界面活性剤に
より水に分散した形で含まれている湿潤剤は、実質上、
前記溶剤のミネラルスピリット、ソルベントナフサ等の
直鎖脂肪族系、芳香族系の炭化水素からなる石油系溶剤
やトルエン、キシレン等が、O/Wエマルジョンを形成
するように処理されているものと推察され、この事はア
ルミペーストを水に分散させた際、上澄み液が分離せず
に安定な溶存状態を形成している事より推察される。
ントナフサ等の直鎖脂肪族系、芳香族系の炭化水素から
なる石油系溶剤やトルエン、キシレン等が界面活性剤に
より水に分散した形で含まれている湿潤剤は、実質上、
前記溶剤のミネラルスピリット、ソルベントナフサ等の
直鎖脂肪族系、芳香族系の炭化水素からなる石油系溶剤
やトルエン、キシレン等が、O/Wエマルジョンを形成
するように処理されているものと推察され、この事はア
ルミペーストを水に分散させた際、上澄み液が分離せず
に安定な溶存状態を形成している事より推察される。
【0006】一方、従来より、金属光沢色インキを有す
るマーキングペンとしては、主溶剤としてキシレン等の
芳香族系炭化水素やメチルシクロヘキサン等の脂環式炭
化水素を用いた所謂油性タイプが主流であったが、近年
臭気や毒性が高いなどといった安全性の問題から、グリ
コール系やアルコール系に置き換えられたり、水を主溶
剤とする所謂水性タイプのものが提案されている。
るマーキングペンとしては、主溶剤としてキシレン等の
芳香族系炭化水素やメチルシクロヘキサン等の脂環式炭
化水素を用いた所謂油性タイプが主流であったが、近年
臭気や毒性が高いなどといった安全性の問題から、グリ
コール系やアルコール系に置き換えられたり、水を主溶
剤とする所謂水性タイプのものが提案されている。
【0007】一方、これらの金属粉顔料を用いた筆記具
用インキは、金属粉の大きい比重によって、金属粉顔料
が沈降し易い為、撹拌による再分散が可能な所謂生イン
キ方式と呼ばれる形態をとっており、そのインキタンク
としてはアルミ缶が多く用いられている。しかしなが
ら、グリコール系やアルコール系インキにおいて、アル
ミ缶を使用する場合、グリコール、アルコールのもつ吸
湿性、反応性により、タンク内面が腐食される心配があ
るため、内面を腐食防止の為、樹脂コーティングしたも
のを使用するのが一般的である。
用インキは、金属粉の大きい比重によって、金属粉顔料
が沈降し易い為、撹拌による再分散が可能な所謂生イン
キ方式と呼ばれる形態をとっており、そのインキタンク
としてはアルミ缶が多く用いられている。しかしなが
ら、グリコール系やアルコール系インキにおいて、アル
ミ缶を使用する場合、グリコール、アルコールのもつ吸
湿性、反応性により、タンク内面が腐食される心配があ
るため、内面を腐食防止の為、樹脂コーティングしたも
のを使用するのが一般的である。
【0008】グリコール系やアルコール系のインキに、
水性インキ用として多く用いられているポリプロピレン
及び/又はポリエチレン等の樹脂容器を用いた場合、特
に従来よりの着色顔料にアルミニウムを用いた金属光沢
を有するインキは、通常の他色のインキに比べて、イン
キの揮発減量が大きく、内部のインキ粘度が上昇し、筆
記不能になるなどの問題点がある。
水性インキ用として多く用いられているポリプロピレン
及び/又はポリエチレン等の樹脂容器を用いた場合、特
に従来よりの着色顔料にアルミニウムを用いた金属光沢
を有するインキは、通常の他色のインキに比べて、イン
キの揮発減量が大きく、内部のインキ粘度が上昇し、筆
記不能になるなどの問題点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
主流であったアルミ缶等と比較して、コストが小さく、
加工性にも優れたポリプロピレンまたはポリプロピレン
とポリエチレンとの混合材から構成されるインキタンク
に金属光沢色インキを充填する場合に、インキの揮発減
量が少なく、インキ粘度の上昇も少ない等経時的に性能
の劣化が少なく、しかも水性インキと比較して乾燥性に
優れた金属光沢色インキを提供することである。
主流であったアルミ缶等と比較して、コストが小さく、
加工性にも優れたポリプロピレンまたはポリプロピレン
とポリエチレンとの混合材から構成されるインキタンク
に金属光沢色インキを充填する場合に、インキの揮発減
量が少なく、インキ粘度の上昇も少ない等経時的に性能
の劣化が少なく、しかも水性インキと比較して乾燥性に
優れた金属光沢色インキを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決するため鋭意研究を行った結果、ポリプロピレン製
またはポリプロピレンとポリエチレンの混合樹脂製の筆
記具に組み込むインキタンク用の金属光沢色インキであ
って、脂肪族アルコール及び/又はグリコールと脂肪族
アルコールとのモノエーテルから選ばれた少なくとも一
種の溶剤と樹脂とアルミニウム顔料とを少なくとも含む
インキ組成物であって、そのアルミニウム顔料ペースト
の湿潤剤として直鎖脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、
脂環式炭化水素を水とのエマルジョン以外の形では含ん
でいない金属光沢色インキとすることによって解決し得
ることを見出し、本発明を完成した。
解決するため鋭意研究を行った結果、ポリプロピレン製
またはポリプロピレンとポリエチレンの混合樹脂製の筆
記具に組み込むインキタンク用の金属光沢色インキであ
って、脂肪族アルコール及び/又はグリコールと脂肪族
アルコールとのモノエーテルから選ばれた少なくとも一
種の溶剤と樹脂とアルミニウム顔料とを少なくとも含む
インキ組成物であって、そのアルミニウム顔料ペースト
の湿潤剤として直鎖脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、
脂環式炭化水素を水とのエマルジョン以外の形では含ん
でいない金属光沢色インキとすることによって解決し得
ることを見出し、本発明を完成した。
【0011】すなわち本発明はポリプロピレン製、また
はポリプロピレンとポリエチレンの混合樹脂製の筆記具
のインキタンク用の金属光沢色インキであって、炭素数
4以下の脂肪族アルコール及び炭素数2または3のグリ
コールと炭素数1〜4の脂肪族アルコールとのモノエー
テルとよりなる群より選ばれた少なくとも一種の溶剤
と、樹脂とアルミニウム顔料とを少なくとも含むインキ
組成物であって、該アルミニウム顔料がペースト状であ
り、ペースト状とする湿潤剤として、直鎖脂肪族炭化水
素、芳香族炭化水素及び脂環式炭化水素よりなる群より
選ばれた少なくとも一種の炭化水素を水とのエマルジョ
ン以外の形では含んでいない金属光沢色インキである。
はポリプロピレンとポリエチレンの混合樹脂製の筆記具
のインキタンク用の金属光沢色インキであって、炭素数
4以下の脂肪族アルコール及び炭素数2または3のグリ
コールと炭素数1〜4の脂肪族アルコールとのモノエー
テルとよりなる群より選ばれた少なくとも一種の溶剤
と、樹脂とアルミニウム顔料とを少なくとも含むインキ
組成物であって、該アルミニウム顔料がペースト状であ
り、ペースト状とする湿潤剤として、直鎖脂肪族炭化水
素、芳香族炭化水素及び脂環式炭化水素よりなる群より
選ばれた少なくとも一種の炭化水素を水とのエマルジョ
ン以外の形では含んでいない金属光沢色インキである。
【0012】前記アルミニウム顔料がアルミニウム顔料
ペーストであり、ペースト状とする湿潤剤がグリコール
又はグリコールエーテルである前記の金属光沢色インキ
である。
ペーストであり、ペースト状とする湿潤剤がグリコール
又はグリコールエーテルである前記の金属光沢色インキ
である。
【0013】前記アルミニウム顔料がアルミニウム顔料
ペースト状であり、該ペースト状とする湿潤剤が、直鎖
脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、脂環式炭化水素より
なる群より選ばれた少なくとも一種の炭化水素を界面活
性剤により水に分散し、O/Wエマルジョンを形成する
ように処理されてなる前記の金属光沢色インキである。
ペースト状であり、該ペースト状とする湿潤剤が、直鎖
脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、脂環式炭化水素より
なる群より選ばれた少なくとも一種の炭化水素を界面活
性剤により水に分散し、O/Wエマルジョンを形成する
ように処理されてなる前記の金属光沢色インキである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いる金属光沢色インキは、少なくともアルミ
ニウム顔料ペースト、溶剤として炭素数4以下の脂肪族
アルコールおよび炭素数2または3のグリコールと炭素
数1〜4の脂肪族アルコールとのモノエーテルよりなる
群より選ばれた少なくとも一種を使用し、樹脂として、
該溶剤に可溶な樹脂を含む所謂油性インキである。
本発明に用いる金属光沢色インキは、少なくともアルミ
ニウム顔料ペースト、溶剤として炭素数4以下の脂肪族
アルコールおよび炭素数2または3のグリコールと炭素
数1〜4の脂肪族アルコールとのモノエーテルよりなる
群より選ばれた少なくとも一種を使用し、樹脂として、
該溶剤に可溶な樹脂を含む所謂油性インキである。
【0015】用いるアルミニウム顔料ペーストとして
は、グリコールまたはグリコールエーテル溶剤で湿潤さ
れたペースト状のものとして、市販品では、エカルト社
製のSTAPAHydrolac-CHROMALX、(湿潤溶剤として、プロ
ピレングリコールモノメチルエーテル約25%含有)、
同一PM(溶剤として、プロピレングリコールモノメチ
ルエーテル約30%含有)、同一BG(溶剤として、ブ
チルグリコール約35%含有)等が挙げられる。
は、グリコールまたはグリコールエーテル溶剤で湿潤さ
れたペースト状のものとして、市販品では、エカルト社
製のSTAPAHydrolac-CHROMALX、(湿潤溶剤として、プロ
ピレングリコールモノメチルエーテル約25%含有)、
同一PM(溶剤として、プロピレングリコールモノメチ
ルエーテル約30%含有)、同一BG(溶剤として、ブ
チルグリコール約35%含有)等が挙げられる。
【0016】湿潤剤としてミネラルスピリット等の直鎖
脂肪族系、ソルベントナフサ等の芳香族系の炭化水素か
らなる石油系溶剤や、トルエン、キシレン等が界面活性
剤により水に分散した形で含まれているペースト状のも
のとして、市販品には例えば旭化成メタルズ(株)製の
AW−7000R(溶剤としてミネラルスピリット約1
8%、水約20%含有)、AW−808C(溶剤として
ミネラルスピリット約20%、水約10%含有)等が挙
げられる。これらの湿潤剤がO/Wエマルジョンを形成
するように処理されているものと推察される事は従来の
技術に記載した通りである。
脂肪族系、ソルベントナフサ等の芳香族系の炭化水素か
らなる石油系溶剤や、トルエン、キシレン等が界面活性
剤により水に分散した形で含まれているペースト状のも
のとして、市販品には例えば旭化成メタルズ(株)製の
AW−7000R(溶剤としてミネラルスピリット約1
8%、水約20%含有)、AW−808C(溶剤として
ミネラルスピリット約20%、水約10%含有)等が挙
げられる。これらの湿潤剤がO/Wエマルジョンを形成
するように処理されているものと推察される事は従来の
技術に記載した通りである。
【0017】溶剤としては、炭素数4以下の脂肪族アル
コールおよび炭素数2または3のグリコールと炭素数1
〜4の脂肪族アルコールとのモノエーテルよりなる群よ
り選ばれた少なくとも一種が用いられる。炭素数4以下
の脂肪族アルコールとしては、具体的にはメチルアルコ
ール、エチルアルコール、ノルマルプロピルアルコー
ル、イソプロピルアルコール、イソブチルアルコール、
ノルマルブチルアルコール、ターシャリブチルアルコー
ルが挙げられる。炭素数2または3のグリコールと炭素
数1〜4の脂肪族アルコールとのモノエーテルよりなる
溶剤として、具体的には、エチレングリコールモノエチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル等が挙
げられる。これらは単独あるいは複数混合して使用でき
る。
コールおよび炭素数2または3のグリコールと炭素数1
〜4の脂肪族アルコールとのモノエーテルよりなる群よ
り選ばれた少なくとも一種が用いられる。炭素数4以下
の脂肪族アルコールとしては、具体的にはメチルアルコ
ール、エチルアルコール、ノルマルプロピルアルコー
ル、イソプロピルアルコール、イソブチルアルコール、
ノルマルブチルアルコール、ターシャリブチルアルコー
ルが挙げられる。炭素数2または3のグリコールと炭素
数1〜4の脂肪族アルコールとのモノエーテルよりなる
溶剤として、具体的には、エチレングリコールモノエチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル等が挙
げられる。これらは単独あるいは複数混合して使用でき
る。
【0018】本発明で使用できる樹脂は、前記の溶剤に
溶解する樹脂が使用できる。具体的にはケトン樹脂とし
て、ケトンレジンK−90{荒川化学工業(株)製}、
ハロン110H{本州化学(株)製}、ラロパールK8
0{BASFジャパン(株)製}などが、またアルデヒ
ド樹脂として、ラロパールA80、同A101など、ポ
リエステル樹脂として、フタロパールPP、同NP{B
ASFジャパン(株)製}などが、スチレン系樹脂とし
てスプラパールAP−20、同AP−30{BASFジ
ャパン(株)製}などが、スチレンアクリル樹脂とし
て、ジョンクリル67、同678、同680、同68
2、同550、同586{ジョンソン(株)製}など
が、ロジン変性マレイン酸樹脂として、マルキード3
1、同32、同33、同34{荒川化学(株)}など、
テルペンフェノール樹脂として、マイティーエースG1
25、同G150{ヤスハラケミカル(株)製}、テル
ペンジフェノール樹脂として、YP−90、YP−90
L{ヤスハラケミカル(株)製}などが挙げられる。
溶解する樹脂が使用できる。具体的にはケトン樹脂とし
て、ケトンレジンK−90{荒川化学工業(株)製}、
ハロン110H{本州化学(株)製}、ラロパールK8
0{BASFジャパン(株)製}などが、またアルデヒ
ド樹脂として、ラロパールA80、同A101など、ポ
リエステル樹脂として、フタロパールPP、同NP{B
ASFジャパン(株)製}などが、スチレン系樹脂とし
てスプラパールAP−20、同AP−30{BASFジ
ャパン(株)製}などが、スチレンアクリル樹脂とし
て、ジョンクリル67、同678、同680、同68
2、同550、同586{ジョンソン(株)製}など
が、ロジン変性マレイン酸樹脂として、マルキード3
1、同32、同33、同34{荒川化学(株)}など、
テルペンフェノール樹脂として、マイティーエースG1
25、同G150{ヤスハラケミカル(株)製}、テル
ペンジフェノール樹脂として、YP−90、YP−90
L{ヤスハラケミカル(株)製}などが挙げられる。
【0019】上記以外に、湿潤剤、可溶化剤、粘度調節
剤、界面活性剤など、種々の添加剤を適宜選択して使用
することもできる。また着色顔料としてアルミペースト
の他に、従来よりアルコール系、グリコール系インキで
用いられる公知の顔料や、上記溶剤に溶解する染料を組
み合わせて使用する事により、金色やその他、種々の有
色のメタリックカラーを発現させる事も可能となる。
剤、界面活性剤など、種々の添加剤を適宜選択して使用
することもできる。また着色顔料としてアルミペースト
の他に、従来よりアルコール系、グリコール系インキで
用いられる公知の顔料や、上記溶剤に溶解する染料を組
み合わせて使用する事により、金色やその他、種々の有
色のメタリックカラーを発現させる事も可能となる。
【0020】
【実施例】以下、実施例によって、本発明を更に具体的
に説明するが、本発明はこの実施例によって何等限定さ
れるものではない。 (実施例1) ・アルミニウムペースト 10重量部 STAPA HYDROLAC PM Chromal VIII {ECKART社製、アルミニウム粉末含有量約70%、溶剤として プロピレングリコールモノメチルエーテルを含む。} ・ロジン変性マレイン酸樹脂 25重量部 {マルキード31 荒川化学(株)製} ・プロピレングリコールモノメチルエーテル 65重量部 上記成分を密閉容器中で3時間撹拌し、銀色インキを得
た。
に説明するが、本発明はこの実施例によって何等限定さ
れるものではない。 (実施例1) ・アルミニウムペースト 10重量部 STAPA HYDROLAC PM Chromal VIII {ECKART社製、アルミニウム粉末含有量約70%、溶剤として プロピレングリコールモノメチルエーテルを含む。} ・ロジン変性マレイン酸樹脂 25重量部 {マルキード31 荒川化学(株)製} ・プロピレングリコールモノメチルエーテル 65重量部 上記成分を密閉容器中で3時間撹拌し、銀色インキを得
た。
【0021】 (実施例2) ・アルミニウムペースト 5重量部 STAPA HYDROLAC PM Chromal VIII {ECKART社製、アルミニウム粉末含有量約70%、溶剤として プロピレングリコールモノメチルエーテルを含む。} ・ロジン変性マレイン酸樹脂 25重量部 {マルキード31 荒川化学(株)製} ・加工顔料(黄色) 2重量部 {MICROLITH Yellow 4G-A チバガイギー(株)製} ・加工顔料(赤色) 0.1重量部 {MICROLITH Red 2C-A チバガイギー(株)製} ・プロピレングリコールモノメチルエーテル 37.9重量部 ・イソプロピルアルコール 30重量部 上記成分中、加工顔料(黄色)2重量部、加工顔料(赤
色)0.1重量部、イソプロピルアルコール30重量部
を予め、密閉容器中で5時間高速撹拌し、加工顔料の分
散トナーを作成し、作成後、残りの成分を添加し、密閉
容器中で3時間撹拌し、金色インキを得た。
色)0.1重量部、イソプロピルアルコール30重量部
を予め、密閉容器中で5時間高速撹拌し、加工顔料の分
散トナーを作成し、作成後、残りの成分を添加し、密閉
容器中で3時間撹拌し、金色インキを得た。
【0022】 (実施例3) ・アルミニウムペースト 10重量部 AW−7000R {旭化成メタルズ(株)製、アルミニウム粉末含有量約55%、 溶剤としてミネラルスピリット約18%、水約20%づつ 含有する水分散型アルミペースト} ・ケトン樹脂 30重量部 {ラロパールK80:BASF(株)製} ・エチルアルコール 60重量部 上記成分を、密閉容器中で3時間撹拌し、銀色インキを
得た。
得た。
【0023】 (実施例4) ・アルミニウムペースト 5重量部 AW−7000R {旭化成メタルズ(株)製、アルミニウム粉末含有量約55%、 溶剤としてミネラルスピリット約18%、水約20%づつ 含有する水分散型アルミペースト} ・ケトン樹脂 30重量部 {ラロパールK80:BASF(株)製} ・加工顔料(黄色) 2重量部 {MICROLITH Yellow 4G-A チバガイギー(株)製} ・加工顔料(赤色) 0.1重量部 {MICROLITH Red 2C-A チバガイギー(株)製} ・エチルアルコール 32.9重量部 ・イソプロピルアルコール 30重量部 上記成分中、黄色顔料2重量部、赤色顔料0.1重量
部、エチルアルコール32.9重量部を予め、密閉容器
中で5時間高速撹拌し、加工顔料の分散トナーを作成し
た。作成後、残りの成分を添加し、密閉容器中で3時間
撹拌し、金色インキを得た。
部、エチルアルコール32.9重量部を予め、密閉容器
中で5時間高速撹拌し、加工顔料の分散トナーを作成し
た。作成後、残りの成分を添加し、密閉容器中で3時間
撹拌し、金色インキを得た。
【0024】(比較例1)アルミニウムペーストを旭化
成メタルズ(株)製の13H(アルミニウム粉末含有量
約80%、溶剤としてミネラルスピリットを20%含有
する。)に置き換えた以外は、実施例1と同じ配合、製
法で作成し銀色インキを得た。
成メタルズ(株)製の13H(アルミニウム粉末含有量
約80%、溶剤としてミネラルスピリットを20%含有
する。)に置き換えた以外は、実施例1と同じ配合、製
法で作成し銀色インキを得た。
【0025】(比較例2)アルミニウムペーストを、ハ
イプリント60T(東洋アルミ(株)製:アルミニウム
粉末約70%、溶剤としてトルエン約25%以上と若干
のミネラルスピリットを含有する}に置き換えた以外は
実施例2と同じ配合、製法で作成し、金色インキを得
た。
イプリント60T(東洋アルミ(株)製:アルミニウム
粉末約70%、溶剤としてトルエン約25%以上と若干
のミネラルスピリットを含有する}に置き換えた以外は
実施例2と同じ配合、製法で作成し、金色インキを得
た。
【0026】前記、実施例1〜4、比較例1,2で得た
金属光沢色を有するインキを、繊維芯のペン先、ポリプ
ロピレンからなるインキタンク(肉厚約1mm)を有する
生インキ式本体を使用した筆記具{ポスカPC−3M:
三菱鉛筆(株)製}に約4gと、直径3mmの撹拌球を1
個充填した。50℃、Dryの条件にてペン先を上向き
の状態で3ケ月放置した。放置後のサンプルの筆記試験
及びサンプル内部インクの評価を行った。
金属光沢色を有するインキを、繊維芯のペン先、ポリプ
ロピレンからなるインキタンク(肉厚約1mm)を有する
生インキ式本体を使用した筆記具{ポスカPC−3M:
三菱鉛筆(株)製}に約4gと、直径3mmの撹拌球を1
個充填した。50℃、Dryの条件にてペン先を上向き
の状態で3ケ月放置した。放置後のサンプルの筆記試験
及びサンプル内部インクの評価を行った。
【0027】試験項目と評価基準は次の通りである。 撹拌球動き試験 放置後のサンプルを手で振盪し、撹拌球が動き出すまで
の振盪回数を測定した。
の振盪回数を測定した。
【0028】筆記試験 放置後のサンプルを良く撹拌した後、ペン先をノック
し、インキを浸透させた後、ポリプロピレンフィルムに
手書きで螺旋筆記した。 評価 ○:カスレのない良好な筆跡が得られた。 △:一部カスレあり。 ▲:一部トギレあり。 ×:筆記不能。
し、インキを浸透させた後、ポリプロピレンフィルムに
手書きで螺旋筆記した。 評価 ○:カスレのない良好な筆跡が得られた。 △:一部カスレあり。 ▲:一部トギレあり。 ×:筆記不能。
【0029】インキ揮発減量 放置後のサンプルの初期よりの揮発による減量を測定し
た。
た。
【0030】インキ粘度変化 放置後のサンプルよりインキを抜き取り、初期からの粘
度の上昇度合いを測定した。 評価 ○:増粘度合い 20%以内 △:増粘度合い 40%以内 ×:増粘度合い 40%以上
度の上昇度合いを測定した。 評価 ○:増粘度合い 20%以内 △:増粘度合い 40%以内 ×:増粘度合い 40%以上
【0031】評価結果を表1に示す。
【表1】
【0032】実施例1〜4、比較例1,2より、本発明
の金属光沢色インキを用いる事により、揮発減量が少な
く、この為インキ粘度変化も少なく、高温時の長期保存
後においても筆記性能が損なわれる事のないインキが得
られた。
の金属光沢色インキを用いる事により、揮発減量が少な
く、この為インキ粘度変化も少なく、高温時の長期保存
後においても筆記性能が損なわれる事のないインキが得
られた。
【0033】実施例1〜4、比較例1,2のインキの揮
発減量及びインキ4g中の炭化水素系溶剤含有量を表2
に示す。なおここで言う炭化水素系溶剤とは、ミネラル
スピリット等の直鎖脂肪族系、ソルベントナフサ等の芳
香族系の炭化水素からなる石油系溶剤や、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素の事である。
発減量及びインキ4g中の炭化水素系溶剤含有量を表2
に示す。なおここで言う炭化水素系溶剤とは、ミネラル
スピリット等の直鎖脂肪族系、ソルベントナフサ等の芳
香族系の炭化水素からなる石油系溶剤や、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素の事である。
【0034】
【表2】
【0035】ポリプロピレンまたはポリプロピレンとポ
リエチレンとの混合物から構成されているインキタンク
が、ミネラルスピリット、ソルベントナフサ、トルエン
等の炭化水素系溶剤を浸透し易いのは公知であり、化学
構造上からも容易に推察される。しかしながら、表2に
示される様に、比較例1,2においては、実施例と比較
し、少なくとも0.4g以上の揮発減量の差があり、含
まれる炭化水素系溶剤の量と対比して、かなり大きな値
となっている。即ち、グリコール系、アルコール系イン
キを、ポリプロピレンまたはポリプロピレンとポリエチ
レンとの混合物から少なくとも構成されるインキタンク
を有するマーキングペンに使用した場合、比較例1,2
に示される様なアルミニウム顔料を用いるのが適さず、
実施例1〜4に示される様なアルミニウム顔料を用いる
事が好適である事を示している。
リエチレンとの混合物から構成されているインキタンク
が、ミネラルスピリット、ソルベントナフサ、トルエン
等の炭化水素系溶剤を浸透し易いのは公知であり、化学
構造上からも容易に推察される。しかしながら、表2に
示される様に、比較例1,2においては、実施例と比較
し、少なくとも0.4g以上の揮発減量の差があり、含
まれる炭化水素系溶剤の量と対比して、かなり大きな値
となっている。即ち、グリコール系、アルコール系イン
キを、ポリプロピレンまたはポリプロピレンとポリエチ
レンとの混合物から少なくとも構成されるインキタンク
を有するマーキングペンに使用した場合、比較例1,2
に示される様なアルミニウム顔料を用いるのが適さず、
実施例1〜4に示される様なアルミニウム顔料を用いる
事が好適である事を示している。
【0036】実施例3,4に示されるインキに使用して
いるアルミニウムペーストには、比較例1,2に示され
るインキに使用されているアルミペーストと同様に、炭
化水素系溶剤が含まれているが、揮発減量は実施例1,
2に示される値とほぼ同様であり、これは請求項3に記
載した様に用いるアルミペーストの湿潤剤としての炭化
水素系溶剤が界面活性剤により水に分散した形で含まれ
ており、実質上、前記炭化水素系溶剤がO/Wエマルジ
ョンを形成するように処理されていることが、詳細な作
用は定かでないが、奏効しているものと考えられる。
いるアルミニウムペーストには、比較例1,2に示され
るインキに使用されているアルミペーストと同様に、炭
化水素系溶剤が含まれているが、揮発減量は実施例1,
2に示される値とほぼ同様であり、これは請求項3に記
載した様に用いるアルミペーストの湿潤剤としての炭化
水素系溶剤が界面活性剤により水に分散した形で含まれ
ており、実質上、前記炭化水素系溶剤がO/Wエマルジ
ョンを形成するように処理されていることが、詳細な作
用は定かでないが、奏効しているものと考えられる。
【0037】
【発明の効果】本発明の金属光沢色インキは、ポリプロ
ピレンまたはポリプロピレンとポリエチレンとの混合物
とから少なくとも構成されるインキタンクを有する直液
式タイプのマーキングペンに用いた場合、経時的な揮発
減量やインキ粘度の変化が少なく、経時的な性能劣化が
実質上問題とならない程度となる。逆に云えばコスト的
にも小さく、加工性に優れたこれらポリプロピレン製等
のインキタンクの使用を可能にするものである。
ピレンまたはポリプロピレンとポリエチレンとの混合物
とから少なくとも構成されるインキタンクを有する直液
式タイプのマーキングペンに用いた場合、経時的な揮発
減量やインキ粘度の変化が少なく、経時的な性能劣化が
実質上問題とならない程度となる。逆に云えばコスト的
にも小さく、加工性に優れたこれらポリプロピレン製等
のインキタンクの使用を可能にするものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリプロピレン製、またはポリプロピレ
ンとポリエチレンの混合樹脂製の筆記具のインキタンク
用の金属光沢色インキであって、炭素数4以下の脂肪族
アルコール及び炭素数2または3のグリコールと炭素数
1〜4の脂肪族アルコールとのモノエーテルとよりなる
群より選ばれた少なくとも一種の溶剤と、樹脂とアルミ
ニウム顔料とを少なくとも含むインキ組成物であって、
該アルミニウム顔料がペースト状であり、ペースト状と
する湿潤剤として、直鎖脂肪族炭化水素、芳香族炭化水
素、及び脂環式炭化水素よりなる群より選ばれた少なく
とも一種の炭化水素を水とのエマルジョン以外の形では
含んでいない金属光沢色インキ。 - 【請求項2】 アルミニウム顔料ペーストの、ペースト
状とする湿潤剤がグリコール、またはグリコールエーテ
ルである請求項1記載の金属光沢色インキ。 - 【請求項3】 アルミニウム顔料がペースト状であり、
該ペースト状とする湿潤剤が、直鎖脂肪族炭化水素、芳
香族炭化水素、脂環式炭化水素よりなる群より選ばれた
少なくとも一種の炭化水素を界面活性剤により水に分散
しO/Wエマルジョンを形成するように処理されてなる
請求項1記載の金属光沢色インキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4404997A JP3717262B2 (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 金属光沢色インキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4404997A JP3717262B2 (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 金属光沢色インキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10237376A true JPH10237376A (ja) | 1998-09-08 |
JP3717262B2 JP3717262B2 (ja) | 2005-11-16 |
Family
ID=12680766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4404997A Expired - Fee Related JP3717262B2 (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 金属光沢色インキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3717262B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110204964A (zh) * | 2019-05-07 | 2019-09-06 | 深圳市小为新材料有限公司 | 一种乳胶专用银色色浆及其制备方法 |
-
1997
- 1997-02-27 JP JP4404997A patent/JP3717262B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110204964A (zh) * | 2019-05-07 | 2019-09-06 | 深圳市小为新材料有限公司 | 一种乳胶专用银色色浆及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3717262B2 (ja) | 2005-11-16 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050628 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050805 |
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