JPH10236864A - 硬質木片セメント板とその製造方法 - Google Patents

硬質木片セメント板とその製造方法

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JPH10236864A
JPH10236864A JP1029297A JP1029297A JPH10236864A JP H10236864 A JPH10236864 A JP H10236864A JP 1029297 A JP1029297 A JP 1029297A JP 1029297 A JP1029297 A JP 1029297A JP H10236864 A JPH10236864 A JP H10236864A
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cement
surface layer
wood
wood chip
mixture
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JP1029297A
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Takaaki Kaneko
貴昭 金子
Seiichi Ota
成一 太田
Kenji Takahashi
賢司 高橋
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • C04B28/06Aluminous cements
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
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    • C04B2111/00482Coating or impregnation materials
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非塗装時又は塗装時の耐透水性能が向上さ
れ、反り発生のおそれがない硬質木片セメント板とその
製造方法を提供することを目的としてなされたものであ
る。 【解決手段】 本発明の硬質木片セメント板1は、セメ
ント組成物と、細分化された木片と、水とが混合された
基材形成用混合物11’からなる基材11の表面に、上
記セメント組成物と、微細木粉と、水とが混合された表
層形成用混合物12’からなる表層12が積層硬化され
ているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として建物の外
装材として用いられる硬質木片セメント板とその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、木質材料とセメント類との複合成
形物である木片セメント板は、建物の外装材や内装材と
して用いられている。このような木片セメント板の製造
方法としては、例えば、特公平5−13098号公報に
記載されているように、木材チップを解繊してなる木質
繊維であって、大きさがバウエルマックネット型篩分機
による篩分布において4mesh篩留分(目開き約6m
m)及び200mesh篩通過分(目開き約0.13m
m)がおのおの10重量%以下で且つ4〜28mesh
(目開き約6〜0.9mm)の範囲の分が55〜75重
量%の木質繊維と、セメント及び適宜の水とからなる混
合物を型枠上に散布落下せしめて成形し、次いで加圧養
生して硬化させる乾式法による木質繊維セメント板の製
造方法が知られている。
【0003】また、上記と別の木片セメント板が、特開
平4−325202号公報や特開平5−270873号
公報に記載されている。上記特開平4−325202号
公報記載の木片セメント板は、アルミナセメント並びに
無水石膏又は半水石膏を主成分とする熱硬化成分とポル
トランドセメントとを含むセメント組成物と、細片化さ
れた木片及び水とが混合された混合物が、所定の形状に
加圧成形されると共に加圧条件下に加熱硬化されてなる
ものである。
【0004】また、特開平5−270873号公報に記
載されている木片セメント板は、木片が混在するセメン
ト硬化物からなり、芯層部には8〜12mmの網目を通
過し、かつ3〜6mmの網目を通過しない粗大木片を使
用し、表層部と裏層部には3〜6mmの網目を通過する
細木片を使用することが好ましいとされ、これによって
表面平滑緻密性が良好な木片セメント板が得られると記
載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
公平5−13098号公報に記載されている方法により
得られた木質繊維セメント成形物は、その中に含まれる
木質繊維の大きさが4〜28mesh(目開き約6〜
0.9mm)の大きな範囲の分が大半を占めるために、
コンクリート中の空隙を埋めることができず、建物の外
装材の如く雨や雪等の水分が直接接触するような硬質木
片セメント板の用途に使用した場合には、その接触する
面からコンクリートの空隙内に水分がしみ込み、反りが
発生しやすいという問題がある。又、それを防止するた
めに、後加工工程において、表面に防水塗料を塗布する
と、工程が煩雑となり、生産性が上がらないのみなら
ず、その塗膜が他の部材との接触した際や長期間の使用
により剥げ易く耐久性が悪いという問題もあった。
【0006】また、上記特開平4−325202号公報
や特開平5−270873号公報に記載されている従来
の木片セメント板においても、いずれも表面平滑緻密性
が十分でなく、塗装を施した時に高い耐透水性能を持た
せることはできなかった。
【0007】本発明は上記の従来技術の問題を解決する
ためになされたものであって、本発明の目的は、表面平
滑緻密性が高く、非塗装時又は塗装時の耐透水性能が向
上され、反り発生のおそれがない硬質木片セメント板を
提供することを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであって、請求項1記載の発
明は、セメント組成物と、細分化された木片と、水とが
混合された基材形成用混合物からなる基材の表面に、上
記セメント組成物と、微細木粉と、水とが混合された表
層形成用混合物からなる表層が積層硬化されている硬質
木片セメント板である。
【0009】請求項2記載の発明は、上記表層が、基材
の両側面に積層硬化されている請求項1記載の硬質木片
セメント板である。上記発明において、サンドイッチ構
造、あるいは基材が表層により被覆された被覆構造のい
ずれであってもよい。
【0010】請求項3記載の発明は、上記表層の展開量
が、1.5〜5.0kg/m2 である請求項1又は2記
載の硬質木片セメント板である。
【0011】請求項4記載の発明は、上記微細木粉が、
目開き1.00mmの篩通過分である請求項1〜3記載
の硬質木片セメント板である。
【0012】請求項5記載の発明は、上記微細木粉の8
0重量%以上が、目開き0.6mmの篩通過分である請
求項1〜4記載の硬質木片セメント板である。
【0013】請求項6記載の発明は、上記微細木粉が、
目開き0.6mmの篩通過分で、目開き0.3mmの篩
を通過しない不通過分である請求項1〜5記載の硬質木
片セメント板である。
【0014】請求項7記載の発明は、上記セメント組成
物が、アルミナセメント、無水石膏又は半水石膏を主成
分とする熱硬化成分と、ポルトランドセメントとを含む
請求項1〜6記載の硬質木片セメント板である。
【0015】請求項8記載の発明は、上記表層が、表層
形成用混合物の混合後に篩を通して展開されたものであ
る請求項1〜7記載の硬質木片セメント板である。上記
篩としては、目開き2.0mm以下で、材質は耐腐食に
すぐれたステンレスが好ましい。表層の展開において、
篩の網目が目詰まりしたときは、定期的に交換、清掃、
軽い衝撃を与える等の措置を講じるものとする。
【0016】請求項9記載の発明は、セメント組成物と
微細木粉と水との混合物を、篩を通して成形型に展開す
ることを特徴とする請求項1〜8記載の硬質木片セメン
ト板の製造方法である。
【0017】本発明において、セメント組成物として、
ポルトランドセメント、アルミナセメント、無水石膏又
は半水石膏を主成分として含むものが使用されるが、本
発明請求項7の如き、アルミナセメント、無水石膏又は
半水石膏を主成分とする熱硬化成分と、ポルトランドセ
メントとを含むものが好適に使用される。
【0018】熱硬化成分としては、アルミナセメント、
無水石膏及び半水石膏から選ばれる成分が、単独又は2
種以上混合状態にて、主成分として使用される。
【0019】ポルトランドセメントとしては、普通ポル
トランドセメント、早強ポルトランドセメント、超早強
ポルトランドセメント、白色ポルトランドセメント等が
適用できる。
【0020】セメント組成物における、熱硬化成分に対
するポルトランドセメントの混合割合は、重量比で1:
4〜4:1が好適である。この範囲を外れ、セメント組
成物中の熱硬化成分の含有量が少なすぎ且つポルトラン
ドセメントの含有量が多すぎる場合には、木片に対する
セメント組成物の付着力が向上せず、得られる木片入り
セメント板の強度を上げにくくなり、逆に、熱硬化成分
の含有量が多すぎ且つ、ポルトランドセメントの含有量
が少なすぎる場合には、原料費が上がってしまう。
【0021】本発明において、セメント組成物として熱
硬化成分である消石灰、石灰等を添加してもよく、ま
た、防水剤、撥水剤、発泡剤、木片の腐食防止剤、燃焼
防止剤等を加えてもよく、補強増量の目的で、木片に加
えて各種骨材、繊維等を混合して適用してもよい。
【0022】本発明において、基材形成用混合物中の木
片としては、家屋解体時に発生する建築廃木材から作製
された木チップやその他木チップを細分化された木片が
使用される。そのような木片としては、例えば、杉、
檜、松、栂、さわら、樫、なら、かば、ブナ、オーク、
ラワン、ひば、栗、けやき、椎、柳、竹等の材料からな
るものが使用される。その形状は、用途や強度等の必要
に応じて適宜選択されるが、長さ60mm以下、幅20
mm以下、厚さ2mm以下のものが好ましく、目開き
1.68mm以下の篩で分級された通過分を70重量%
以上含有するものが特に好ましい。
【0023】木片を作製する方法としては、公知の方法
を使用することができ、例えば、プレスや回転ロール等
による圧搾、スリッターや切断機等による切断等の方法
が挙げられる。
【0024】本発明において、表層成形用混合物中の微
細木粉としては、例えば、上記の木片と同様の材料から
なり、本発明の請求項4記載の如く、目開き1.00m
mの篩通過分のみからなるおが屑状のものが好適に使用
される。また、本発明の請求項5記載の如く、上記微細
木粉の80重量%以上が、目開き0.6mmの篩通過分
であるもの、あるいはまた、本発明の請求項6記載の如
く、上記微細木粉が、目開き0.6mmの篩通過分で、
目開き0.3mmの篩を通過しない不通過分であるもの
は、一層好適に使用される。
【0025】微細木粉を作成する方法としては、公知の
方法を使用するができ、例えば、ボールミル、衝撃粉砕
機等の微粉砕機による方法が挙げられる。
【0026】基材形成用混合物としては、木片5〜30
重量部と、セメント組成物70〜95重量部と、適宜量
の水とを含有するものが好適に使用される。木片の含有
量が30重量部を越え且つセメント組成物の含有量が7
0重量部より少ないと、木片に付着するセメント組成物
の量が少なく、製品強度を上げることができず、木片の
含有量が5重量部より少なく且つセメント組成物の含有
量が95重量部を越えると、木片を混入する利点が薄
れ、原料費が上がってしまう。
【0027】表層形成用混合物としては、微細木粉5〜
30重量部と、セメント組成物70〜95重量部と、適
宜量の水とを含有するものが好適に使用される。微細木
粉の含有量が30重量部を越え且つセメント組成物の含
有量が70重量部より少ないと、木粉に付着するセメン
ト組成物の量が少なく、製品強度を挙げることができ
ず、木粉の含有量が5重量部より少なく且つセメント組
成物の含有量が95重量部を越えると、表層による耐透
水性能の向上を十分図ることができず、又、原料費が上
がってしまう。
【0028】本発明の請求項3において、表層の展開量
が、1.5〜5.0kg/m2 である必要がある。表層
の展開量が1.5kg/m2 より少ないと、水分が表層
を通過して基材へ到達するので吸水量が大きくなり、反
りが発生する危険性があり、逆に、5.0kg/m2
越えると、製品厚み中の表層の厚みが大きくなるので、
曲げ強度等のその他の物性が悪くなる危険性がある。
【0029】
【作用】請求項1記載の硬質木片セメント板は、セメン
ト組成物と、細分化された木片と、水とが混合された基
材形成用混合物からなる基材の表面に、上記セメント組
成物と、微細木粉と、水とが混合された表層形成用混合
物からなる表層が積層硬化されていることにより、表層
に於いて、微細木粉を混入しなければ空隙ができる部分
に微細木粉が充填され空隙が激減されているので、非塗
装時でも水分が直接接触するような用途に使用した場合
に、表層から水分がしみ込みにくく、反りを発生する恐
れが少ない。また、表層が平滑緻密となり、塗装したと
きに高い耐透水性能が得られる。
【0030】請求項2記載の硬質木片セメント板は、表
層が、基材の両側面に積層硬化されていることにより、
外側面と裏面側の両側面からも水分がしみ込みにくくな
るので、反りの発生を一層少なくできる。
【0031】請求項3記載の硬質木片セメント板は、表
層の展開量が、1.5〜5.0kg/m2 であることに
より、水分が直接接触するような用途に使用した場合、
水分が表層を通過して基材に到達しにくく、反りを発生
させるおそれがない。
【0032】請求項4記載の硬質木片セメント板は、微
細木粉が、目開き1.00mmの篩通過分であることに
より、特に、水分が表層を通過して基材に到達しにく
く、反りを発生させるおそれがない。また、木片セメン
ト板の表層が一層平滑緻密となり、塗装したときに高い
耐透水性能が得られる。
【0033】請求項5記載の硬質木片セメント板は、微
細木粉の80重量%以上が、目開き0.6mmの篩通過
分であることにより、一層、水分が表層を通過して基材
に到達しにくく、反りを発生させるおそれがない。ま
た、木片セメント板の表層が一層平滑緻密となり、塗装
したときに高い耐透水性能が得られる。
【0034】請求項6記載の硬質木片セメント板は、上
記微細木粉が、目開き0.6mmの篩通過分で、目開き
0.3mmの篩を通過しない不通過分であることによ
り、一層、水分が表層を通過して基材に到達しにくく、
反りを発生させるおそれがない。また、木片セメント板
の表層が一層平滑緻密となり、塗装したときに高い耐透
水性能が得られる。
【0035】請求項7記載の硬質木片セメント板は、セ
メント組成物が、アルミナセメント、無水石膏又は(及
び)半水石膏を主成分とする熱硬化成分と、ポルトラン
ドセメントとを含むことにより、特に、木片に対するセ
メント組成物の付着力が向上するので、強度に優れてお
り、且つ原料費が安い。
【0036】請求項8記載の硬質木片セメント板は、表
層が、表層形成用混合物の混合後に篩を通して展開され
たものであることにより、表層に用いる木粉とセメント
組成物と水とを混合するときに混合物が玉状になりやす
く、その玉の内部までセメント組成物が行き渡らずに微
細な空隙ができ、硬化しきらないという問題を解決でき
る。
【0037】請求項9記載の硬質木片セメント板の製造
方法は、セメント組成物と微細木粉と水との混合物を、
篩を通して成形型に展開することにより、混合物が玉状
になりやすく、その玉の内部までセメント組成物が行き
渡らずに微細な空隙ができ、硬化しきらないという問題
を解決できる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の硬質木片セメント
板の断面図である。図1(イ)図において、1は硬質木
片セメント板であって、基材11の表面に表層12が積
層硬化された2層構造のものである。図1(ロ)図にお
いて、3は硬質木片セメント板であって、基材31の両
側面に表層32と33(裏面層)が積層硬化された3層
構造のものである。
【0039】基材11、31は、セメント組成物と、細
分化された木片と、水とが混合された基材形成用混合物
11’から形成され、表層12、32、33(裏面層)
は、セメント組成物と、微細木粉と、水とが混合された
表層形成用混合物12’から形成されている。セメント
組成物は、アルミナセメント、無水石膏又は(及び)半
水石膏を主成分とする熱硬化成分と、ポルトランドセメ
ントとを含むものである。
【0040】図1(イ)図に示す、硬質木片セメント板
1の製造方法としては、例えば、図2に示すように、基
材形成用混合物11’を、型21上に堆積させ、その上
に表層形成用混合物12’を載置し、熱プレスにより、
所定時間加圧過熱して硬化させた後、脱型することによ
り得ることができる。上記製造方法において、上下を逆
にして、表層形成用混合物12’の上に基材形成用混合
物11’を載置してもよい。
【0041】
【実施例】実施例1〜3 建築廃木材を水洗し、異物の除去を行ったのち、リング
型フレーカーやハンマーミルで切削して木チップからな
る木片を得た。この木片は、目開き1.68mmの篩で
分級したとき、通過分を75%含有するものであった。
この木片をボールミルにて微粉砕し、これを目開き0.
50mmの篩で分級して、その通過分のみからなるおが
屑状の微細木粉を得た。
【0042】まず、木片200重量部に、水500重量
部を混合するとともに、セメント組成物277.5重量
部を混合して基材形成用混合物11’を得た。また、微
細木粉20重量部と、水50重量部とを混合するととも
に、セメント組成物30重量部を混合して表層形成用混
合物12’を得た。
【0043】尚、セメント組成物としては、ポルトラン
ドセメント71.2重量部、アルミナセメント14.4
重量部、石膏8.6重量部、石灰5.8重量部を含有す
る物を用いた。
【0044】図2に示すように、基材形成用混合物1
1’を、金属製の型21上に堆積させ、その上に表層展
開量が表1に示す如き量となるように表層形成用混合物
12’を載置し、熱プレスにより、圧力30kgf/c
2 (2.0Mpa)、温度93℃にて12分間成形す
ることにより加熱して硬化させた後、脱型して、図1に
示すような基材11の表面に表層12が積層硬化された
厚み14.1mmの硬質木片セメント板を得た。
【0045】比較例1 表層を積層しなかったこと以外は、実施例1〜3と同様
にして、厚み14.1mmの硬質木片セメント板を得
た。
【0046】比較例2(請求項1記載の発明の実施例) 表層展開量が表1に示す如き量となるようにしたこと以
外は、実施例1〜3と同様にして、基材の表面に表層が
設けられた厚み14.1mmの硬質木片セメント板を得
た。
【0047】実施例1〜3及び比較例1、2で得られた
硬質木片セメント板について、JIS A5403
6.5に準じて水位減少量を測定して、耐透水性能の評
価を行った。その結果を表1に示した。
【0048】
【表1】
【0049】表1から明らかなように、実施例1〜3の
場合には、いずれも、水位減少量が少なく、反り発生の
目安となる10mm未満であったのに対して、比較例の
場合には、いずれも、水位減少量が10mmを越えてい
た。
【0050】実施例4 本実施例の硬質木片セメント板1Aは、図1(イ)図に
示すように、前記実施例と同様の2層構造になされてい
る。図において、1Aは硬質木片セメント板であって、
基材11Aの上に表層12Aが積層硬化されたものであ
る。
【0051】本実施例において、表層12Aと基材11
Aのセメント組成物は、以下のようになっている。
【0052】(セメント組成物) 早強ポルトランドセメント:50重量部 アルミナセメント :15重量部 半水石膏 : 9重量部 消石灰 : 6重量部
【0053】上記セメント組成物に、木片または微細木
粉と、クエン酸ナトリウムと、水とを混合して混合物を
配合するが、表層形成用混合物12A’は、以下の重量
比率で混合したものである。 (表層形成用混合物12A’) セメント組成物:微細木粉:クエン酸ナトリウム:水=
100:15:0.63:27 上記微細木粉は、木材チップからフレーカーにより微細
化されたものであって、これを篩で分級し、0.3mm
の網目を通過するものを使用した。
【0054】また、基材形成用混合物11A’は、以下
の重量比率で混合したものである。 (基材形成用混合物11A’) セメント組成物:木片:再生木片:クエン酸ナトリウ
ム:水=100:29.9:21.6:0.72:60 上記基材形成用混合物に使用する木片と再生木片は、
1.7mmの網目を通過するものを使用した。ここで、
再生木片とは木片セメント板の製造途上において発生す
る端部の切屑や端材等の廃材をフレーカーにより細片化
したものである。
【0055】つぎに、上記混合物を金属製の型21内に
充填するが、この際、最初に前記基材形成用混合物11
A’を充填して平らにならし、その後この混合物の上
に、前記表層形成用混合物12A’を充填した。この
際、充填の順序を逆にしてもよい。そして、上記型の上
から80℃に加熱された幅1300mm、長さ3000
mmの熱盤を1000tonの条件(圧力約26kgf
/cm2 、または2.5Mpa)で加圧し、この状態で
3分間加熱加圧処理を施した後、圧力を開放して30秒
間放置して水分や空気を除去したのち、再度、80℃、
1000tonの条件で10分間加熱加圧し、図1に示
すような表層12Aと、基材11Aとで形成された硬質
木片セメント板1Aを得た。表層12Aの表面は、平滑
緻密であった。
【0056】得られた硬質木片セメント板1Aの表層1
2Aに塗装を施した。塗料としてアクリルエマルジョン
塗料を使用し、坪量330〜340g/m2 で下塗りし
た後、坪量200〜210g/m2 で上塗りを施し、十
分乾燥した。
【0057】上記塗装した硬質木片セメント板1Aにつ
いて耐透水性能試験を行った。なお、試験方法は、JI
S K5400ロート試験に準拠したものであって、2
4時間後の透水量を測定したところ、その値は0.81
mlであった。
【0058】(実施例5)本実施例5は、上記実施例4
に使用した表層形成用混合物12Aの微細木粉(0.3
mmの網目を通過するもの)に代えて、0.6mmの網
目を通過するが、0.3mmの網目は通過しないものを
使用した以外は、前記実施例4と同じである。
【0059】得られた硬質木片セメント板1Bは、表層
12Bと基材11Bとで形成され、表層12Bの表面
は、平滑緻密であった。上記木片セメント板1Bに、前
記実施例と同様、塗装を施した後、耐透水性能試験を行
い、24時間後の透水量を測定したところ、その値は
0.58mlであった。
【0060】(比較例3、4)本比較例において、前記
実施例4、5と異なるところは、表層の微細木粉だけで
あって、比較例3(請求項4記載の発明の実施例)では
表層の微細木粉を0.6mmの網目は通過しないが、
1.0mmの網目は通過する比較的粗い粒子のものを使
用し、比較例4では基材と同じく、1.7mmの網目は
通過するさらに粗い木片を使用した。上記以外は、実施
例4または5と同じくして、硬質木片セメント板を成形
したところ、得られた木片セメント板の表層は、前記実
施例に較べて平滑性に劣ったものであった。前記実施例
と同様、塗装を施した後、耐透水性能試験を行い、24
時間後の透水量を測定したところ、比較例3ではその値
は1.10mlであり、比較例4では1.11mlであ
った。
【0061】上記実施例4、5と比較例3、4の耐透水
性能試験の結果を表2に纏めて示す。
【0062】
【表2】
【0063】表2に示すように、実施例4、5の木片セ
メント板1A、1Bは、比較例3、4に較べて、いずれ
も透水量が低く、耐透水性能に優れていることを示して
いる。殊に、実施例5において、表層12Bの木片とし
て、0.6mmの網目は通過するが、0.3mmの網目
は通過しないものを使用しているので、木片が細密充填
されることにより、表層が一層平滑緻密となり、一層す
ぐれた耐透水性能を示すものと考えられる。
【0064】また、本実施例4、5の硬質木片セメント
板1A、1Bの表層12A、12Bは、表面平滑緻密に
なされているので、塗装面の外観はすぐれたものとな
る。
【0065】実施例6 つぎに、本発明の別の実施例を図1(ロ)図を参照して
説明する。本実施例の硬質木片セメント板3は、表層3
2、裏層33が基材31の両側面に積層硬化されて3層
構造にしたものである。基材31は、セメント組成物
と、細分化された木片と、水とが混合された基材形成用
混合物からなる。表層32と、裏層33は、いずれも、
上記セメント組成物と、微細木粉と、水とが混合された
表層形成用混合物からなる。
【0066】表層形成用混合物に使用する微細木粉は、
目開き1.7mm以下、好ましくは0.6mm以下の篩
通過分であって、セメント組成物に対して10〜20重
量部、好ましくは15重量部を混合使用する。上記の混
合物を型板上に表層−基材−裏層の順序(逆も可)に散
布し、20〜60kgf/cm2 (2.0Mpa〜5.
9Mpa)で加圧し、70℃以上95℃前後に加熱す
る。
【0067】上記の結果、表層32、裏層33ともに表
面平滑で、耐透水性能のよい硬質木片セメント板3を得
た。なお、表層32と裏層33の展開量は、同じとした
が、模様を付ける表層の展開量を1.5kg/m2 以上
とし、模様を付けない裏層の展開量を1.5kg/m2
以下としてもよい。
【0068】上記で得られた硬質木片セメント板3の透
水試験を行った。試験は、JISA 5403 6.5
に定める石綿スレートのガラス管面透水試験に準拠して
行ったところ、24時間経過後の水面降下は、3.8m
mであって、耐透水性能の優れたものであった。
【0069】(比較例5)比較例5は、上記実施例6と
対比するするものであって、裏層33を設けない2層構
造の硬質木片セメント板を、実施例6と同様の条件で作
成し、同様の透水試験を行った。その結果、24時間経
過後の水面降下は、22.3mmであって、実施例6よ
り遙に大きい透水量であった。また、当然のことなが
ら、裏面の外観は悪いものであった。
【0070】実施例7〜12 実施例7〜12の硬質木片セメント板は、いずれも、実
施例1〜6のものにおいて、表層部を展開する際に、表
層形成用混合物を目開き2.0mmのステンレス製の篩
に通しながら展開したものである。この際、篩網目の目
詰まりを避けるため、5〜10分毎に篩の交換、清掃を
するか、軽い衝撃を与えた。この結果、混合物の玉状に
なったものを容易に取り除くことができ、表層に傷や巣
穴のようなものは観察されなかった。これに対し、表層
部の展開する際、篩を通さない場合は、表層に玉状にな
った混合物を一緒に展開しているので、玉内部の木粉が
表面に露出し、黄色くなっている部分が存在していた。
この部分は、セメント分が不足しているため、塗装する
と吸い込みが大きいという欠点を有していた。
【0071】
【発明の効果】請求項1記載の硬質木片セメント板は、
表層に於いて、微細木粉を混入しなければ空隙ができる
部分に微細木粉が充填され、空隙が激減されているの
で、水分が直接接触するような用途に使用した場合に、
表層から水分がしみ込みにくく、反りを発生する恐れが
少ない。また、表層が平滑緻密となり、塗装したときに
高い耐透水性能と、平滑な外観が得られる。
【0072】請求項2記載の硬質木片セメント板は、表
層が、基材の両側面に積層硬化されていることにより、
外側面と裏面側の両側面から水分がしみ込みにくくなる
ので、反りの発生を一層少なくできると同時に、結露水
に対しても安心である。
【0073】請求項3記載の硬質木片セメント板は、表
層の展開量が、1.5〜5.0kg/m2 であることに
より、水分が直接接触するような用途に使用した場合、
水分が表層を通過して基材に到達しにくく、反りを発生
させるおそれがない。
【0074】請求項4記載の硬質木片セメント板は、微
細木粉が、目開き1.00mmの篩通過分であることに
より、特に、水分が表層を通過して基材に到達しにく
く、反りを発生させるおそれがない。また、木片セメン
ト板の表層が一層平滑緻密となり、塗装したときに高い
耐透水性能が得られる。
【0075】請求項5記載の硬質木片セメント板は、微
細木粉の80重量%以上が、目開き0.6mmの篩通過
分であることにより、一層、水分が表層を通過して基材
に到達しにくく、反りを発生させるおそれがない。ま
た、木片セメント板の表層が一層平滑緻密となり、塗装
したときに高い耐透水性能が得られる。
【0076】請求項6記載の硬質木片セメント板は、上
記微細木粉が、目開き0.6mmの篩通過分で、目開き
0.3mmの篩を通過しない不通過分であることによ
り、一層、水分が表層を通過して基材に到達しにくく、
反りを発生させるおそれがない。また、木片セメント板
の表層が一層平滑緻密となり、塗装したときに高い耐透
水性能が得られる。
【0077】請求項7記載の硬質木片セメント板は、セ
メント組成物が、アルミナセメント、無水石膏又は(及
び)半水石膏を主成分とする熱硬化成分と、ポルトラン
ドセメントとを含むことにより、特に、木片に対するセ
メント組成物の付着力が向上するので、強度に優れてお
り、且つ原料費が安い。
【0078】請求項8記載の硬質木片セメント板は、表
層が、表層形成用混合物の混合後に篩を通して展開され
たものであることにより、表層に用いる木粉とセメント
組成物と水とを混合するときに混合物が玉状になりやす
く、その玉の内部までセメント組成物が行き渡らずに微
細な空隙ができ、硬化しきらないという問題を解決でき
る。
【0079】請求項9記載の硬質木片セメント板の製造
方法は、セメント組成物と微細木粉と水との混合物を、
篩を通して成形型に展開することにより、混合物が玉状
になりやすく、その玉の内部までセメント組成物が行き
渡らずに微細な空隙ができ、硬化しきらないという問題
を解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であって、硬質木片セメント板
の断面図である。
【図2】図1に示す、硬質木片セメント板の製造工程を
説明する断面図である。
【符号の説明】
1、1A、1B 硬質木片セメント板 11、11A、11B 基材 12、12A、12B 表層 11’、11A’、11B’ 基材形成用混合物 12’、12A’、12B’ 表層形成用混合物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E04C 2/26 E04C 2/26 P E04F 13/14 102 E04F 13/14 102A //(C04B 28/02 18:26)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメント組成物と、細分化された木片
    と、水とが混合された基材形成用混合物からなる基材の
    表面に、上記セメント組成物と、微細木粉と、水とが混
    合された表層形成用混合物からなる表層が積層硬化され
    ていることを特徴とする硬質木片セメント板。
  2. 【請求項2】 上記表層が、基材の両側面に積層硬化さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の硬質木片セメ
    ント板。
  3. 【請求項3】 上記表層の展開量が、1.5〜5.0k
    g/m2 であることを特徴とする請求項1又は2記載の
    硬質木片セメント板。
  4. 【請求項4】 上記微細木粉が、目開き1.00mmの
    篩通過分であることを特徴とする請求項1〜3記載の硬
    質木片セメント板。
  5. 【請求項5】 上記微細木粉の80重量%以上が、目開
    き0.6mmの篩通過分であることを特徴とする請求項
    1〜4記載の硬質木片セメント板。
  6. 【請求項6】 上記微細木粉が、目開き0.6mmの篩
    通過分で、目開き0.3mmの篩を通過しない不通過分
    であることを特徴とする請求項1〜5記載の硬質木片セ
    メント板。
  7. 【請求項7】 上記セメント組成物が、アルミナセメン
    ト、無水石膏又は半水石膏を主成分とする熱硬化成分
    と、ポルトランドセメントとを含むことを特徴とする請
    求項1〜6記載の硬質木片セメント板。
  8. 【請求項8】 上記表層が、表層形成用混合物の混合後
    に篩を通して展開されたものであることを特徴とする請
    求項1〜7記載の硬質木片セメント板。
  9. 【請求項9】 セメント組成物と微細木粉と水との混合
    物を、篩を通して成形型に展開することを特徴とする請
    求項1〜8記載の硬質木片セメント板の製造方法。
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