JPH10236184A - インストルメントパネルにおけるメータークラスタの取付構造 - Google Patents
インストルメントパネルにおけるメータークラスタの取付構造Info
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- JPH10236184A JPH10236184A JP9045142A JP4514297A JPH10236184A JP H10236184 A JPH10236184 A JP H10236184A JP 9045142 A JP9045142 A JP 9045142A JP 4514297 A JP4514297 A JP 4514297A JP H10236184 A JPH10236184 A JP H10236184A
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims abstract description 21
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 7
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004380 ashing Methods 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
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- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
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- Instrument Panels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 メータークラスタの変形を防止して、外観の
向上を図ることができるインストルメントパネルにおけ
るメータークラスタの取付構造を提供すること。 【解決手段】 インストルメントパネルに形成したメー
ター取付用開口穴に装着されたメーター等の取付部を覆
うメータークラスタの取付構造において、メータークラ
スタ12の上部張り出し部17に補強用リブ18を設
け、少なくとも一個所の補強用リブ18の車体前方側端
部にインストルメントパネル1に形成された係合穴21
に係合する係合部20を設けた構造。
向上を図ることができるインストルメントパネルにおけ
るメータークラスタの取付構造を提供すること。 【解決手段】 インストルメントパネルに形成したメー
ター取付用開口穴に装着されたメーター等の取付部を覆
うメータークラスタの取付構造において、メータークラ
スタ12の上部張り出し部17に補強用リブ18を設
け、少なくとも一個所の補強用リブ18の車体前方側端
部にインストルメントパネル1に形成された係合穴21
に係合する係合部20を設けた構造。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メータークラスタ
の変形を防止して、外観の向上を図ることができるイン
ストルメントパネルにおけるメータークラスタの取付構
造に関する。
の変形を防止して、外観の向上を図ることができるイン
ストルメントパネルにおけるメータークラスタの取付構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、自動車のイン
ストルメントパネル100には、スピードメーター等の
メーター101を装備する開口穴102が形成されてお
り、この開口穴102の縁部周囲をメータークラスタ1
03によって覆うようにしている。
ストルメントパネル100には、スピードメーター等の
メーター101を装備する開口穴102が形成されてお
り、この開口穴102の縁部周囲をメータークラスタ1
03によって覆うようにしている。
【0003】メーター101の取付は図6ないし図8に
示すように、インストルメントパネル100の開口穴1
02に形成された縁部折り返し部の先端を延長して取付
座面104を形成し、この取付座面104にネジ105
およびスピードナット106を介してメーター101の
締め付け部107を固定している。次ぎに、インストル
メントパネル100の開口穴102の上部側縁部に形成
された取付穴にネジ108とスピードナット109を介
してメータークラスタ103の上部側を固定し、インス
トルメントパネル100の開口穴102の下部側縁部に
形成された取付穴110にクリップ111を介してメー
タークラスタ103の下部側を留めている。
示すように、インストルメントパネル100の開口穴1
02に形成された縁部折り返し部の先端を延長して取付
座面104を形成し、この取付座面104にネジ105
およびスピードナット106を介してメーター101の
締め付け部107を固定している。次ぎに、インストル
メントパネル100の開口穴102の上部側縁部に形成
された取付穴にネジ108とスピードナット109を介
してメータークラスタ103の上部側を固定し、インス
トルメントパネル100の開口穴102の下部側縁部に
形成された取付穴110にクリップ111を介してメー
タークラスタ103の下部側を留めている。
【0004】ところで、メータークラスタの外観の向上
を図るために上部側を袋状にして車体後方側に大きく張
り出すようにしたものが知られている。図9はこのよう
な、メータークラスタの上部側を袋状にした先行技術で
ある(実開昭60−195231号公報)。この先行技
術によると、インストルメントパネル112に取り付け
られた蓋体113にメータークラスタ114の上端部を
取り付けてメータークラスタ114を支持している。こ
のメータークラスタ114の締め付け部は、スピードメ
ーター115への写り込みあるいは締め付け作業性のた
め、スピードメーター115の近くに設けることは適さ
なかった。
を図るために上部側を袋状にして車体後方側に大きく張
り出すようにしたものが知られている。図9はこのよう
な、メータークラスタの上部側を袋状にした先行技術で
ある(実開昭60−195231号公報)。この先行技
術によると、インストルメントパネル112に取り付け
られた蓋体113にメータークラスタ114の上端部を
取り付けてメータークラスタ114を支持している。こ
のメータークラスタ114の締め付け部は、スピードメ
ーター115への写り込みあるいは締め付け作業性のた
め、スピードメーター115の近くに設けることは適さ
なかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、メーター
クラスタ114の張り出し部116の下面側116aが
図示破線のように変形したり、メータークラスタ114
におけるスピードメーター115のガラス面との合わせ
部の剛性が低いため、メータークラスタ114の張り出
し部116の端部116bの合わせが安定しないことか
ら、見栄えが悪くなっていた。なお、その他の関連する
先行技術として、特公昭63−1212号公報、特開平
8−268117号公報がある。
クラスタ114の張り出し部116の下面側116aが
図示破線のように変形したり、メータークラスタ114
におけるスピードメーター115のガラス面との合わせ
部の剛性が低いため、メータークラスタ114の張り出
し部116の端部116bの合わせが安定しないことか
ら、見栄えが悪くなっていた。なお、その他の関連する
先行技術として、特公昭63−1212号公報、特開平
8−268117号公報がある。
【0006】本発明は上記課題を解決し、メータークラ
スタの変形を防止して、外観の向上を図ることができる
インストルメントパネルにおけるメータークラスタの取
付構造を提供することを目的とする。
スタの変形を防止して、外観の向上を図ることができる
インストルメントパネルにおけるメータークラスタの取
付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、インストルメントパネルに形成したメーター
取付用開口穴に装着されたメーター等の取付部を覆うメ
ータークラスタの取付構造において、メータークラスタ
の上部張り出し部に補強用リブを設け、少なくとも一個
所の補強用リブの車体前方側端部にインストルメントパ
ネルに形成された係合穴に係合する係合部を設けたこと
にある。また本発明は、係合部として補強用リブの先端
部に車体前方側に向けて上向きの斜面を形成したことに
ある。
するため、インストルメントパネルに形成したメーター
取付用開口穴に装着されたメーター等の取付部を覆うメ
ータークラスタの取付構造において、メータークラスタ
の上部張り出し部に補強用リブを設け、少なくとも一個
所の補強用リブの車体前方側端部にインストルメントパ
ネルに形成された係合穴に係合する係合部を設けたこと
にある。また本発明は、係合部として補強用リブの先端
部に車体前方側に向けて上向きの斜面を形成したことに
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
を参照しながら詳細に説明する。
【0009】図1はインストルメントパネルおよびメー
タークラスタを示す斜視図、図2は図1のA−A線断面
図、図3は図1のB−B線断面図である。
タークラスタを示す斜視図、図2は図1のA−A線断面
図、図3は図1のB−B線断面図である。
【0010】図1ないし図3において、1は自動車の運
転席に設けられたインストルメントパネルである。この
インストルメントパネル1は、左右の両端部を車体のピ
ラー部に支持されるとともにステアリングサポートメン
バ2にブラケット31 ,32等を介して支持されてい
る。このインストルメントパネル1には、運転席側にス
ピードメーター等のメーター4を取り付けるメーター取
付用開口穴5が設けられ、助手席側に、エアバック装着
用開口穴(エアバック無仕様車では物入れとして用いら
れる)6と、グローボックス用開口穴7が形成されてい
る。中央部分には、空調用ベンチレータルーバ(図示せ
ず)を取り付ける吹き出し口8(81 )、空調用コント
ローラ(図示せず)を取り付ける空調用コントローラ取
付穴9、ラジオ等のオーデイオ組み付け用開口穴10灰
皿等の装着用開口穴11が形成されている。空調用吹き
出し口8は、インストルメントパネル1の両側にも形成
されている。上記メーター取付用開口穴5はメーター4
等に光が当たって見づらくなる不具合を防ぐために、通
常、インストルメントパネル1の奥の方に設けている。
転席に設けられたインストルメントパネルである。この
インストルメントパネル1は、左右の両端部を車体のピ
ラー部に支持されるとともにステアリングサポートメン
バ2にブラケット31 ,32等を介して支持されてい
る。このインストルメントパネル1には、運転席側にス
ピードメーター等のメーター4を取り付けるメーター取
付用開口穴5が設けられ、助手席側に、エアバック装着
用開口穴(エアバック無仕様車では物入れとして用いら
れる)6と、グローボックス用開口穴7が形成されてい
る。中央部分には、空調用ベンチレータルーバ(図示せ
ず)を取り付ける吹き出し口8(81 )、空調用コント
ローラ(図示せず)を取り付ける空調用コントローラ取
付穴9、ラジオ等のオーデイオ組み付け用開口穴10灰
皿等の装着用開口穴11が形成されている。空調用吹き
出し口8は、インストルメントパネル1の両側にも形成
されている。上記メーター取付用開口穴5はメーター4
等に光が当たって見づらくなる不具合を防ぐために、通
常、インストルメントパネル1の奥の方に設けている。
【0011】12は、インストルメントパネル1の表面
に装着されて、主としてメーター4取付座面等の取付部
分を覆うメータークラスタであり、この場合、メーター
クラスタ12は、インストルメントパネル1に形成され
たメーター取付用開口穴5の他、中央部分および運転席
側の空調用吹き出し口81 ,82 、空調用コントローラ
取付穴9等に装着される各部品の取付部分を一体に覆っ
て外観の向上を図っている。
に装着されて、主としてメーター4取付座面等の取付部
分を覆うメータークラスタであり、この場合、メーター
クラスタ12は、インストルメントパネル1に形成され
たメーター取付用開口穴5の他、中央部分および運転席
側の空調用吹き出し口81 ,82 、空調用コントローラ
取付穴9等に装着される各部品の取付部分を一体に覆っ
て外観の向上を図っている。
【0012】上記メータークラスタ12は、車体前方側
の上端部12aをインストルメントパネル1の上面側に
設けられた段差部1aの表面に形成された溝13に係合
させて配設されており、上端部12aに設けられた突起
部14を溝13の途中に形成された係合穴15に係合さ
せてメータークラスタ12の上端部12aが組み付けら
れている。一方、メータークラスタ12の車体前方側の
下端部12bには、図2および図4に示すように、車体
前方側に延出した爪部16が設けられており、この爪部
16をメーター4の下面に係合させて組み付けられてい
る。
の上端部12aをインストルメントパネル1の上面側に
設けられた段差部1aの表面に形成された溝13に係合
させて配設されており、上端部12aに設けられた突起
部14を溝13の途中に形成された係合穴15に係合さ
せてメータークラスタ12の上端部12aが組み付けら
れている。一方、メータークラスタ12の車体前方側の
下端部12bには、図2および図4に示すように、車体
前方側に延出した爪部16が設けられており、この爪部
16をメーター4の下面に係合させて組み付けられてい
る。
【0013】メーター4自体に直射日光等が当たること
によりメーター4の視認性が損なわれることを防ぐ為
に、メーター4がインストルメントパネル1の奥の方に
取り付けられているため、上記メータークラスタ12に
は、メーター4の取付部周囲に湾曲部が設けられてお
り、メーター4上部側の湾曲部は車体後方に袋状に大き
く張り出して光がメーター4に当たる不具合の防止とデ
サインの向上を図っている。メータークラスタ12に
は、この張り出し部17の下部側背面に車体前後方向に
沿って補強用リブ18が設けられている。この補強用リ
ブ18はメータークラスタ12に形成されたメーター用
開口穴19の天井面の裏側に車体前後方向に沿って形成
されたもので、車幅方向に一定間隔で複数個所に形成さ
れている。この補強用リブ18の車体前方側の先端部に
は、図4に示すように係合突起部(係合部)20が設け
られており、この係合突起部20は、少なくとも一個所
の補強用リブ18の先端を車体前方側に向けて徐々に高
くなる斜面に形成して設けられている。
によりメーター4の視認性が損なわれることを防ぐ為
に、メーター4がインストルメントパネル1の奥の方に
取り付けられているため、上記メータークラスタ12に
は、メーター4の取付部周囲に湾曲部が設けられてお
り、メーター4上部側の湾曲部は車体後方に袋状に大き
く張り出して光がメーター4に当たる不具合の防止とデ
サインの向上を図っている。メータークラスタ12に
は、この張り出し部17の下部側背面に車体前後方向に
沿って補強用リブ18が設けられている。この補強用リ
ブ18はメータークラスタ12に形成されたメーター用
開口穴19の天井面の裏側に車体前後方向に沿って形成
されたもので、車幅方向に一定間隔で複数個所に形成さ
れている。この補強用リブ18の車体前方側の先端部に
は、図4に示すように係合突起部(係合部)20が設け
られており、この係合突起部20は、少なくとも一個所
の補強用リブ18の先端を車体前方側に向けて徐々に高
くなる斜面に形成して設けられている。
【0014】上記補強用リブ18の係合突起部20は、
インストルメントパネル1の表面に形成された係合穴2
1に係合させることによって、張り出し部17の下がり
を防止する。上記メータークラスタ12のインストルメ
ントパネル1に対する固定は、張り出し部17の後端部
に設けられた取付穴22にネジ23を通してインストル
メントパネル1のメーター取付用開口穴5の上部側縁部
24にスピードナット等を介して螺着する。また、図示
しない複数のクリップを用いてインストルメントパネル
1に組み付ける。
インストルメントパネル1の表面に形成された係合穴2
1に係合させることによって、張り出し部17の下がり
を防止する。上記メータークラスタ12のインストルメ
ントパネル1に対する固定は、張り出し部17の後端部
に設けられた取付穴22にネジ23を通してインストル
メントパネル1のメーター取付用開口穴5の上部側縁部
24にスピードナット等を介して螺着する。また、図示
しない複数のクリップを用いてインストルメントパネル
1に組み付ける。
【0015】上記構成によると、メータークラスタ12
の組み付けに際して、補強用リブ18の係合突起部20
をインストルメントパネル1の表面に形成された係合穴
21に係合させて、メータークラスタ12をインストル
メントパネル1に組み付ける。こうして、メータークラ
スタ12に設けられた張り出し部17の下面が次第に下
方に下がるのを防止することができる。これによって、
メータークラスタ12の張り出し部17が下がることに
よって、外観が悪くなる不具合を防止することができ
る。補強用リブ18によってメータークラスタ12の変
形を防止できるので、外観の向上を図ることができる。
メータークラスタ12の成形に際してスライド型を用い
る必要がないので、成形が容易で、型構造の簡易化を図
ることができる。メータークラスタ12の張り出し部1
7の剛性を向上できるので、樹脂製品特有の、いわゆる
ベカツキを防止することができる。メータークラスタ1
2の張り出し部17の肉厚を薄くできるので、成形に伴
う、いわゆるヒケを防止することができる。
の組み付けに際して、補強用リブ18の係合突起部20
をインストルメントパネル1の表面に形成された係合穴
21に係合させて、メータークラスタ12をインストル
メントパネル1に組み付ける。こうして、メータークラ
スタ12に設けられた張り出し部17の下面が次第に下
方に下がるのを防止することができる。これによって、
メータークラスタ12の張り出し部17が下がることに
よって、外観が悪くなる不具合を防止することができ
る。補強用リブ18によってメータークラスタ12の変
形を防止できるので、外観の向上を図ることができる。
メータークラスタ12の成形に際してスライド型を用い
る必要がないので、成形が容易で、型構造の簡易化を図
ることができる。メータークラスタ12の張り出し部1
7の剛性を向上できるので、樹脂製品特有の、いわゆる
ベカツキを防止することができる。メータークラスタ1
2の張り出し部17の肉厚を薄くできるので、成形に伴
う、いわゆるヒケを防止することができる。
【0016】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れることはなく、たとえば、補強用リブ18はメーター
クラスタの上部張り出し部の背面側に車体前後方向に沿
って設けているが、車体前後方向に平行である必要はな
く、車体前後方向に斜めに設けても良く、また、補強用
リブ18の数は、必要に応じて増減すればよい。さら
に、上記実施の形態では、メーター4の上部側に、車体
後方側に向けて袋状に大きく張り出した張り出し部17
を設けているが、他の部分に張り出し部17を設けた場
合には、同様に適用することができる。
れることはなく、たとえば、補強用リブ18はメーター
クラスタの上部張り出し部の背面側に車体前後方向に沿
って設けているが、車体前後方向に平行である必要はな
く、車体前後方向に斜めに設けても良く、また、補強用
リブ18の数は、必要に応じて増減すればよい。さら
に、上記実施の形態では、メーター4の上部側に、車体
後方側に向けて袋状に大きく張り出した張り出し部17
を設けているが、他の部分に張り出し部17を設けた場
合には、同様に適用することができる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるインス
トルメントパネルにおけるメータークラスタの取付構造
によれば、以下のような効果を奏する。請求項1におい
て、インストルメントパネルに形成したメーター取付用
開口穴に装着されたメーター等の取付部を覆うメーター
クラスタの取付構造において、メータークラスタの上部
張り出し部に補強用リブを設け、少なくとも一個所の補
強用リブの車体前方側端部にインストルメントパネルに
形成された係合穴に係合する係合部を設けたので、メー
タークラスタに設けられた張り出し部の下面が下方に下
がる不具合を防止することができることから、外観の向
上を図ることができる。また、補強用リブによってメー
タークラスタの張り出し部の変形を防止できるので、外
観の向上を図ることができる。さらに、メータークラス
タの成形に際してスライド型を用いる必要がないので、
成形が容易で、型構造の簡易化を図ることができる。ま
たさらに、メータークラスタの張り出し部の剛性を向上
できるので、樹脂製品特有の、いわゆるベカツキを防止
することができる。また、メータークラスタの張り出し
部の肉厚を薄くできるので、成形に伴う、いわゆるヒケ
を防止することができる。請求項2において、係合部と
して補強用リブの先端部に車体前方側に向けて上向きの
斜面を形成したので、インストルメントパネルに形成さ
れた係合穴に容易に挿入して組み付けることができる。
トルメントパネルにおけるメータークラスタの取付構造
によれば、以下のような効果を奏する。請求項1におい
て、インストルメントパネルに形成したメーター取付用
開口穴に装着されたメーター等の取付部を覆うメーター
クラスタの取付構造において、メータークラスタの上部
張り出し部に補強用リブを設け、少なくとも一個所の補
強用リブの車体前方側端部にインストルメントパネルに
形成された係合穴に係合する係合部を設けたので、メー
タークラスタに設けられた張り出し部の下面が下方に下
がる不具合を防止することができることから、外観の向
上を図ることができる。また、補強用リブによってメー
タークラスタの張り出し部の変形を防止できるので、外
観の向上を図ることができる。さらに、メータークラス
タの成形に際してスライド型を用いる必要がないので、
成形が容易で、型構造の簡易化を図ることができる。ま
たさらに、メータークラスタの張り出し部の剛性を向上
できるので、樹脂製品特有の、いわゆるベカツキを防止
することができる。また、メータークラスタの張り出し
部の肉厚を薄くできるので、成形に伴う、いわゆるヒケ
を防止することができる。請求項2において、係合部と
して補強用リブの先端部に車体前方側に向けて上向きの
斜面を形成したので、インストルメントパネルに形成さ
れた係合穴に容易に挿入して組み付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるインストルメントパ
ネルにおけるメータークラスタの取付構造を示す概念斜
視図である。
ネルにおけるメータークラスタの取付構造を示す概念斜
視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図1のC−C線断面図である。
【図5】従来のメータークラスタの取付構造を示す概念
図である。
図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】従来のメータークラスタの取付構造を示す図5
の部分拡大図である。
の部分拡大図である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【図9】従来のメータークラスタの取付構造を示す概念
断面図である。
断面図である。
1 インストルメントパネル 4 メーター 5 メーター取付用開口穴 6 エアバック装着用開口穴 7 グローボックス用開口穴 8 吹き出し口 9 空調用コントローラ取付穴 10 オーデイオ組み付け用開口穴 11 灰皿等の装着用開口穴 12 メータークラスタ 17 張り出し部 18 補強用リブ(リブ) 19 メーター用開口穴 20 係合突起部(係合部) 21 係合穴 22 取付穴 23 ネジ
Claims (2)
- 【請求項1】 インストルメントパネルに形成したメー
ター取付用開口穴に装着されたメーター等の取付部を覆
うメータークラスタの取付構造において、メータークラ
スタの上部張り出し部に補強用リブを設け、少なくとも
一個所の補強用リブの車体前方側端部にインストルメン
トパネルに形成された係合穴に係合する係合部を設けた
ことを特徴とするインストルメントパネルにおけるメー
タークラスタの取付構造。 - 【請求項2】 上記係合部として補強用リブの先端部に
車体前方側に向けて上向きの斜面を形成したことを特徴
とする請求項1に記載のインストルメントパネルにおけ
るメータークラスタの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9045142A JPH10236184A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | インストルメントパネルにおけるメータークラスタの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9045142A JPH10236184A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | インストルメントパネルにおけるメータークラスタの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10236184A true JPH10236184A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12711038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9045142A Pending JPH10236184A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | インストルメントパネルにおけるメータークラスタの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10236184A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013252800A (ja) * | 2012-06-07 | 2013-12-19 | Toyota Auto Body Co Ltd | インストルメントパネルの取り付け構造 |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP9045142A patent/JPH10236184A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013252800A (ja) * | 2012-06-07 | 2013-12-19 | Toyota Auto Body Co Ltd | インストルメントパネルの取り付け構造 |
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