JPH10234027A - 撮像システム,方法および記憶媒体 - Google Patents
撮像システム,方法および記憶媒体Info
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Abstract
ーンセーバ画面に切り換わり表示が中断するということ
のない撮像システム,方法および記憶媒体を提供する。 【解決手段】 例えばTV会議のアプリケーションを起
動した際、タイマを作成する(S101)。このタイマ
の設定時間は、スクリーンセーバの設定時間例えば10
分より短い、例えば30秒とする。タイマは30秒を経
過する毎に、擬似的にマウス移動のユーザ入力イベント
を発生する(S111,S112)。このため、スクリ
ーンセーバの設定時間内にそのカウンタがクリアされ
(S123,S124)、スクリーンセーバ画面が表示
されることがない。
Description
機能を持つ撮像システム,撮像方法および記憶媒体に関
する。
システムは、汎用的なワークステーションやパーソナル
コンピュータをプラットフォームとして使用し、その上
でOSやウィンドウシステムを動作させ、さらにそのO
Sやウィンドウシステム上で動作するアプリケーション
として、TV会議アプリケーションをインストールし
て、構築されることが多い。このようなシステムにおい
て、OSやウィンドウシステムに付随して、もしくは後
からソフトウェアをインストールすることにより、スク
リーンセーバ機能が実現されていることが多い。
テムのハードウェア構成を示すブロック図である。
用部分、101はシステムバス、102はプログラムを
実行するCPU、103はクロック、104は一時的に
情報を保持しておくメモリ、105はROM、106は
タイマ、107はユーザi/f、108はユーザ入力を
行うキーボード、109はユーザ入力を行うマウス、1
10はTV会議アプリケーションプログラム記憶装置、
111は映像出力i/f、112は画面を表示するモニ
タである。
り、201は映像入力i/f、202は映像を圧縮/伸
長を行うコーデック部、203は音声i/f、204は
音声の圧縮/伸長を行うコーデック部、205は音声デ
ータと映像データの多重/分離を行う多重化/分離部、
206は通信回線を介して相手端末と通信を行う通信
部、207は映像の入力ソースであるビデオカメラ、2
08はマイク、209はスピーカである。
来のデスクトップTV会議システムによる会議の進行を
説明する。
動し、相手端末に接続する(S301)。接続が成功
し、会議が開始される(S302)。
明をわかりやすくするために、一般的なスクリーンセー
バの動作を擬似的に説明したものである。スクリーンセ
ーバアプリケーションは最初にスクリーンセーバ画面が
表示されるまでの時間が設定され(S321)、内部の
カウンタが0クリアされて(S322)、初期化処理が
終了する。会議中にユーザ入力イベントが発生しない
と、ステップ323の比較が偽となってステップ325
へ進み、カウンタを進める(S325)。カウンタ値と
設定時間が比較される(S326)。設定時間以上にカ
ウンタが進んでいると、スクリーンセーバ画面を表示す
る(S327)。
9やキーボード108などの入力操作を行わないでい
る。この間、モニタ112のスクリーン上には相手側の
画面や、場合によっては次画面が表示されており、その
画面は動画で常に書き換えられている。自分側の音声は
マイク208から入力され、相手側の音声はスピーカ2
09やヘッドセットから聞こえている(S303)。
イベントでないために、スクリーンセーバでは、ステッ
プ323からステップ325へ進み、カウンタが進めら
れる(S326)。スクリーンセーバに設定された時間
画経過すると、ステップ326の比較が真になり、画面
にはあらかじめ設定された、スクリーンセーバの画面が
表示される(S327)。
断して(S305)アプリケーションを終了する。
スクリーンセーバ機能を無効化しないままTV会議を開
始すると、マウスやキーボードなどのユーザ入力機器の
操作をしばらく行わないでいると、設定されていた時間
が経過するとスクリーンセーバ画面が起動されてしま
い、TV会議の画面が隠されてしまい、会議が中断され
てしまうという問題があった。このようにときには、ユ
ーザがマウスやキーボードなどの入力機器を操作し、画
面をもとに戻すことを行っていた。このように会議が中
断されることを防ぐためには、ユーザが手動で会議開始
前にスクリーンセーバ機能を無効にしてから会議を開始
し、会議終了後に再びスクリーンセーバ機能を有効にす
るという手間が必要であった。
たもので、TV会議等の撮像中に表示画面がスクリーン
セーバ画面に切り換わり表示が中断するということのな
い撮像システム,方法および記憶媒体を提供する。
本発明では、撮像システムを次の(1),(2),
(3)のとおりに、撮像方法を次の(4)のとおりに、
また記憶媒体を次の(5)のとおりに構成する。
ベント発生がないときスクリーンセーバ画面を表示する
機能を有する撮像システムであって、撮像中のスクリー
ンセーバ機能を自動的に無効にする無効化手段を備えた
撮像システム。
を擬似的に発生させるものである前記(1)記載の撮像
システム。
能を無効化するAPIである前記(1)記載の撮像シス
テム。
ベント発生がないときスクリーンセーバ画面を表示する
機能を有する撮像システムにおける、撮像方法であっ
て、撮像中のスクリーンセーバ機能を自動的に無効化す
るステップと、撮像終了後にスクリーンセーバ機能を自
動的に有効化するステップとを備えた撮像方法。
るためのプログラムを格納した記憶媒体。
会議システム”の実施例により詳しく説明する。なお本
発明はこれに限らず、スタンドアローンの撮像システム
や撮像方法、この方法を実現するためのプログラムを格
納した記憶媒体の形で実施することができる。
ム”の動作を示すフローチャートである。以下このフロ
ーチャートを参照し、説明する。なお本実施例における
ハードウェア構成は図5の従来例と基本的には同じであ
るが、アプリケーションプログラム記憶装置110´に
記憶されたプログラムが異なる。このプログラムのフロ
ーチャートの処理はCPU102により行われる。
起動されると、スクリーンセーバ無効化用のソフトウェ
アタイマを作成する(S101)。タイマをスクリーン
セーバの設定時間よりも短い時間に設定する。通常はス
クリーンセーバの設定時間は分単位なので、1分よりも
短い時間である30秒をタイマ時間として設定し、タイ
マをスタートさせる(S102)。ここまでで、スクリ
ーンセーバの無効化の準備はできたので、相手端末に接
続する(S103)。接続が行われたら、会議を開始す
る(S104)。会議中にしばらくのあいだユーザがマ
ウスやキーボードなどの入力操作を行わないでいる。こ
の間、スクリーン上には相手側の画面や、場合によって
は次画面が表示されており、その画面は動画で常に書き
換えられている。自分側の音声はマイクから入力され、
相手側の音声はスピーカやヘッドセットから聞こえてい
る。
ーザ入力イベントでないために、スクリーンセーバのカ
ウンタはクリアされずに時間のカウントが続けられる。
ここで、タイマにセットされた時間である30秒が経過
すると、タイマイベントが発生し、アプリケーションの
タイマイベント処理ルーチンがコールされる。タイマイ
ベント処理ルーチンは、現在のマウスポインタの位置を
ウィンドウシステムのAPI(application program int
erface) をコールすることにより取得する(S11
1)。取得した位置に対して、ウィンドウシステムのマ
ウス移動APIをコールして、マウス移動イベントを発
生させる(S112)。マウスの位置には変化が無いた
めに、画面上では、マウスポインタは移動せずに、単に
一瞬点滅するように表示される。スクリーンセーバの動
作では、マウス移動イベントが発生したことにより、ス
テップ123の比較が真となり、カウンタはクリアさ
れ、再び0からカウントが開始される(S124)。カ
ウンタが0クリアされたために、ステップ126の比較
が偽となり、ステップ123へと進み、スクリーンセー
バ画面は表示されない。
終了する(S105)。回線が切断される(S10
6)。ステップ101で作成したスクリーンセーバ無効
化用のタイマを削除して、クリーンアップ処理を終了し
(S107)、アプリケーションを終了する。
TV会議中にユーザ入力イベントが発生しなくても、ス
クリーンセーバが働いてスクリーンセーバ画面に表示が
切り替わることがなくなる。
フローチャートである。この実施例は、スクリーンセー
バがその機能をアプリケーションから有効化/無効化す
るAPIを持つ場合である。本実施例のハードウエア構
成も図2の従来例と同じである。
ーンセーバ機能をOFFさせるAPIをコールする(S
401)。相手端末に接続する(S402)。接続が行
われたら、会議を開始する(S403)。スクリーンセ
ーバ機能はOFFされているため、会議中にユーザがマ
ウスやキーボードなどの入力操作を行わないでいても、
スクリーンセーバは動作しない。
終了する(S404)。回線が切断される(S40
5)。スクリーンセーバ機能をONするAPIをコール
してクリーンアップ処理を終了する(S406)。アプ
リケーションを終了する。
TV会議中にユーザ入力イベントが発生しなくても、ス
クリーンセーバにより画面が乱れることがなくなる。
フローチャートであり、図1のタイマイベント処理の内
容が異なる。即ち、タイマイベント処理ルーチンにおい
てS113で、30秒前にカメラからキャプチャした動
画像と今回の表示画像が同じか否かを動きベクトル量に
基づき判別し、変化がなければタイマイベントを終了す
る。また、S114でマイク208の音声入力レベルが
所定の設定値より大きくなければやはりタイマイベント
を終了する。大きければS115で現在のキーボード入
力状態を取得する。そしてS116において取得したキ
ーボード入力状態に対してキーボード入力状態変化AP
Iをコールする。このように構成することによって表示
画像に変化があり、かつ音声レベルが設定レベルより大
きい場合にはスクリーンセーバが無効化される。尚、S
113とS114の一方を削っても良い。このように構
成することで画像や音声入力の状態をイベントとして扱
うことができるようになる。
ーバ機能を有する撮像システム全てに適用でき、例えば
スクリーンセーバ機能を有するカムコーダやデジタルス
チルカメラ等にも有効であることは言うまでもない。
撮像中にユーザ入力イベントが発生しなくても、表示画
面がスクリーンセーバ画面に切り換わり表示が中断する
ことがなくなり、快適に撮像動作を行うことができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 予め設定した時間内にユーザ入力イベン
ト発生がないときスクリーンセーバ画面を表示する機能
を有する撮像システムであって、撮像中のスクリーンセ
ーバ機能を自動的に無効にする無効化手段を備えたこと
を特徴とする撮像システム。 - 【請求項2】 無効化手段は、ユーザ入力イベントを擬
似的に発生させるものであることを特徴とする請求項1
記載の撮像システム。 - 【請求項3】 無効化手段は、スクリーンセーバ機能を
無効化するAPIであることを特徴とする請求項1記載
の撮像システム。 - 【請求項4】 予め設定した時間内にユーザ入力イベン
ト発生がないときスクリーンセーバ画面を表示する機能
を有する撮像システムにおける、撮像方法であって、撮
像中のスクリーンセーバ機能を自動的に無効化するステ
ップと、撮像終了後にスクリーンセーバ機能を自動的に
有効化するステップとを備えたことを特徴とする撮像方
法。 - 【請求項5】 請求項4記載の撮像方法を実現するため
のプログラムを格納した記憶媒体。
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