JPH10232540A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH10232540A
JPH10232540A JP9052436A JP5243697A JPH10232540A JP H10232540 A JPH10232540 A JP H10232540A JP 9052436 A JP9052436 A JP 9052436A JP 5243697 A JP5243697 A JP 5243697A JP H10232540 A JPH10232540 A JP H10232540A
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JP
Japan
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developer
toner
developing device
carrier
developing
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JP9052436A
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Takaaki Tawada
高明 多和田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10232540A publication Critical patent/JPH10232540A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤担持体上での現像剤搬送に伴う現像剤
の移動でトナー濃度に応じて現像剤中にトナーを取り込
むトナー濃度の自己制御可能な現像装置であって、現像
剤収容部の現像剤を十分に混合撹拌して現像剤担持体の
現像剤搬送方向と直交する方向での現像濃度のムラを抑
えることができる現像装置を提供する。 【解決手段】 現像スリーブ4による現像剤搬送方向
で、トナー補給口8aよりも下流側で、かつ、ドクタ6
よりも上流側の現像剤収容部Rに、上記現像剤担持体上
の現像剤をはがすための現像剤剥離部材としてのマイラ
101と現像剤を撹拌するための現像剤撹拌部材102
とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に用いる現像装置に
係り、詳しくは、トナー及び磁性粒子を含む二成分現像
剤(以下「現像剤」という)を用いて像担持体に形成さ
れた潜像を現像する現像装置に関するものである。更に
詳しくは、現像担持体上の現像剤の移動により、該現像
剤のトナー濃度に応じて該現像剤中に適宜トナーが取り
込まれ、かつ、現像剤中のトナーが摩擦帯電されるよう
にし、現像剤撹拌搬送部材やトナー濃度センサ等による
複雑なトナー濃度制御機構を設けずにトナー濃度及びト
ナー帯電量が安定した現像剤層を現像剤担持体上に形成
するようにした現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の現像装置として、例えば、特公
平5−67233号公報では、容器内で現像剤担持体上
に磁性粒子層を形成するとともに、容器内のトナー補給
部においてこの磁性粒子層に接触するようにトナーを収
容し、内部に固定配置された磁石を有する現像剤担持体
の回転に伴う磁性粒子層の磁性粒子の移動により、該ト
ナー補給部で磁性粒子層内にトナーを取り込み、トナー
と磁性粒子の混合された現像剤を、現像剤規制部材で層
厚規制して現像領域に搬送する現像装置において、該磁
石は、上記トナー補給部に対向する磁極を持たず、現像
剤担持体の回転方向に関して上記トナー補給部の下流
側、かつ該規制部材の上流側に磁極を持ち、上記トナー
補給部の下流側、かつ上記規制部材の上流側で、該磁極
の磁界が及ぶ範囲内の位置に現像剤担持体と対向して設
けられ、該現像剤担持体との間に磁性粒子層の充満した
領域(以下、現像剤収容部という)を形成する遮蔽部材
を有する現像装置が提案されている。
【0003】この現像装置においては、上記現像剤収容
部に滞留する現像剤は、トナー濃度が高く現像剤の嵩が
大きい状態になると、現像剤の充填率が高まって動きに
くくなり、規制部材を通過する現像剤を除き、現像剤収
容部内の現像剤の動きはほとんどなくなる。逆に、トナ
ーの消費によってトナー濃度が低下して現像剤の嵩が小
さい状態になると、現像剤収容部内の現像剤の充填率が
低くなって現像剤が動きやすくなり、トナーが現像剤内
に取り込まれる。そして、現像剤のトナー濃度が上昇し
て現像剤の嵩が大きくなると、前述同様に再び現像剤収
容部内の現像剤がほとんど動かなくなり、トナーの取り
込みが停止する。このように、現像剤収容部の現像剤の
動きによってトナーの取り込みを行うことでトナー補給
量を調節し、トナー濃度センサを特別に設けることなく
現像領域に供給されるトナー濃度を制御することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来提案さ
れていた現像装置においては、現像剤担持体による現像
剤搬送方向と直交する方向で、トナー補給用開口やトナ
ー補給の位置のばらつきあるいは現像剤担持体が内蔵す
る磁界発生手段としてのマグネットローラの磁力のばら
つきなどがあるために、現像剤がトナーを取り込む場合
に現像剤のトナー濃度やトナー帯電量にばらつきが生じ
る。そして、該トナーを取り込んだ現像剤は十分に撹拌
されないまま現像剤のトナー濃度、トナー帯電量にばら
つきが生じた状態で現像領域に運ばれることとなる。そ
して、該トナー濃度やトナー帯電量のばらつきが現像像
上の濃度むらを生じさせることとなっていた。図7は、
この現像濃度差の発生の様子の説明である。図7(a)
は画像形成を行う現像装置の現像剤担持体としての現像
スリーブ4、図7(b)は現像スリーブ4上現像剤のト
ナー濃度分布を示すグラフ、図7(c)は現像スリーブ
4上現像剤のトナー帯電量分布を示すグラフ、図7
(d)はこの現像スリーブ4を用いてベタのハーフトー
ン画像を形成した場合の現像像である。現像剤の撹拌が
不十分で図7(b)に示すように現像スリーブの現像剤
搬送方向と直交する方向でトナー濃度にばらつきが生じ
ると、図7(c)に示すようにトナー濃度が高い部分で
はトナーがキャリアと摩擦帯電されにくくトナー帯電量
が低くなり、逆にトナー濃度が低い部分ではトナーがキ
ャリアと摩擦帯電されやすくてトナー帯電量が高くな
る。そして、このような状態で現像スリーブ上の現像剤
が現像領域へ運ばれてしまうと、図7(d)に示すよう
に、トナーの帯電が不十分な部分では現像濃度が他の部
分に比して濃く、現像濃度差のある現像像が形成されて
しまう。
【0005】このような濃度ムラを解消するため、前記
トナー補給用開口を介して現像剤中に取り込まれるトナ
ー量を規制する規制部材を設けたりすることが検討され
ているが、この方法ではトナー濃度差、トナー帯電量差
を十分に解消するのは難しく、現像濃度差が現れるのを
防止しきれなかった。
【0006】なお、例えば特開平7−333912号公
報では、「供給部材を備え磁性トナーを貯溜するトナー
供給槽と、隔壁を介してトナー供給層に隣接した現像槽
と、トナー供給槽と現像槽とを連設するトナー供給口
と、現像槽内に備えた磁性トナーと磁性キャリアとを撹
拌する撹拌部材と、現像槽に内蔵し、磁性トナーと磁性
キャリアとを担持するスリーブとマグネットロールとか
らなる現像ローラとを備えたことを特徴とする現像装
置」が提案されている。このような構成は、上記現像剤
搬送方向に直交する方向でのトナー帯電量のムラに起因
する現像濃度差の解消に寄与する可能性があるが、現像
ローラの磁力により拘束されている現像剤を十分撹拌す
ることは難しく、現像濃度差の十分な解消は困難であ
る。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、現像剤担持体上での
現像剤搬送に伴う現像剤の移動でトナー濃度に応じて現
像剤中にトナーを取り込むトナー濃度の自己制御可能な
現像装置であって、現像剤担持体の現像剤搬送方向と直
交する方向での現像濃度のムラを抑えることができる現
像装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、トナーと磁性粒子とを含む二成
分現像剤を収容した現像剤収容部と、内部に磁界発生手
段を有し、該現像剤収容部の現像剤を担持して搬送する
現像剤担持体と、該現像剤担持体に担持されて搬送され
る前記現像剤の量を規制する現像剤規制部材と、該現像
剤収容部に現像剤搬送方向上流側から隣接し、かつ、該
現像剤担持体に対向する位置にトナー補給用開口を有す
るトナー収容部とを備え、該現像剤担持体上での現像剤
搬送に伴う現像剤の移動により、該トナー収容部内のト
ナーを該トナー補給用開口から該現像剤中に取り込む現
像装置において、上記現像剤収容部に、上記現像剤担持
体上の現像剤をはがすための現像剤剥離部材と現像剤を
撹拌するための現像剤撹拌部材とを設けたことを特徴と
するものである。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1の現像
装置において、上記現像剤規制部材よりも現像剤担持体
による現像剤搬送方向上流側で該現像剤担持体上の現像
剤を規制する第2現像剤規制部材を設け、該現像剤担持
体上のトナー濃度の変化に応じて、該現像剤担持体上の
現像剤の規制状態が変化するように、該第2現像剤規制
部材と現像剤担持体との間隙を設定したことを特徴とす
るものである。
【0010】請求項1及び2の現像装置においては、上
記現像剤収容部内で上記現像剤剥離部材により上記現像
剤担持体上の現像剤をはがし、上記現像剤撹拌部材によ
り、該はがされた現像剤及び現像剤収容部内の現像剤を
撹拌する。
【0011】なお、請求項1の現像装置において、請求
項2に記載のように、上記現像剤規制部材よりも現像剤
担持体による現像剤搬送方向上流側で該現像剤担持体上
の現像剤を規制する第2現像剤規制部材を設け、該現像
剤担持体上のトナー濃度の変化に応じて、該現像剤担持
体上の現像剤の規制状態が変化するように、該第2現像
剤規制部材と現像剤担持体との間隙を設定するのが望ま
しい。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は2の現像
装置において、上記現像剤剥離部材を上記現像剤撹拌部
材よりも上記現像剤担持体による現像剤搬送方向上流側
に設けたことを特徴とするものである。
【0013】この現像装置においては、上記現像剤剥離
部材が上記現像剤撹拌部材よりも上記現像剤担持体によ
る現像剤搬送方向上流側に位置するので、現像剤担持体
上の現像剤が、まず現像剤剥離部材によってはがされ、
該はがされた現像剤を、現像剤撹拌部材によって撹拌す
る。
【0014】請求項4の発明は、請求項1、2、又は、
3の現像装置において、前記磁界発生手段を、隣り合う
同極性の磁極によって、上記現像剤剥離部材による現像
剤剥離位置で反発磁界を形成するように構成したことを
特徴とするものである。
【0015】この現像装置においては、上記磁界発生手
段の隣り合う同極性の磁極によって、上記現像剤剥離部
材による現像剤剥離位置で反発磁界を形成するので、現
像剤が現像剤担持体からはがれやすくなる。
【0016】請求項5の発明は、請求項1、2、又は、
4の現像装置において、上記現像剤剥離部材と上記現像
剤撹拌部材とを一体化して形成したことを特徴とするも
のである。
【0017】この現像装置においては、上記現像剤剥離
部材と上記現像剤撹拌部材とを一体化して形成している
ので、該現像剤剥離部材により現像剤担持体表面からは
がした現像剤を上記現像剤撹拌部材に受け渡す際の現像
剤の漏れがなくなる。
【0018】請求項6の発明は、請求項1、2、3、
4、又は、5の現像装置において、該現像剤撹拌部材と
上記現像剤担持体との対向部での該現像剤撹拌部材によ
る現像剤撹拌に伴う現像剤移動方向を該現像剤担持体に
よる現像剤搬送方向と逆方向に設定したことを特徴とす
るものである。
【0019】この現像装置においては、上記現像剤撹拌
部材と上記現像剤担持体との対向部で該現像剤撹拌部材
による現像剤撹拌に伴う現像剤移動方向が該現像剤担持
体による現像剤搬送方向と逆方向であるので、該現像剤
剥離部材によって現像剤担持体表面からはがされた現像
剤が撹拌不十分なまま現像剤担持体によって搬送されに
くく、該現像剤担持体による搬送方向と逆に移動しなが
ら現像剤撹拌部材によって撹拌される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
る電子写真複写機(以下、複写機という)に用いる現像
装置に適用した一実施形態について説明する。図1は本
実施形態に係る現像装置の概略構成図である。この現像
装置は像担持体である円筒状の感光体ドラム1の側方に
配設され、感光体ドラム1に向けて開口部が形成された
現像器ケース2、該開口部から一部が露出した、トナー
及び磁性粒子を含む現像剤3を表面に担持する現像剤担
持体としての非磁性材質からなる現像スリーブ4、現像
スリーブ4の内部に図示の磁極N1、N2、N3、S
1、S2を有するように固定配置された磁界発生手段と
してのマグネットローラ5、現像スリーブ4上に担持さ
れて搬送されている現像剤の量を規制する現像剤規制部
材としてのドクタ6、該ドクタ6に現像剤搬送方向上流
側から隣接する現像剤収容部を形成するための現像剤収
納ケース7、トナー収容部としてのトナーホッパ8等を
備えている。
【0021】上記現像剤収容ケース7は、感光体ドラム
1側の端部にドクタ6が固定され、トナーホッパ8の一
部分に兼用されるように後述のトナー補給口8a側に延
びた自由端部(以下「ヒサシ」という。)7aを有して
いる。この現像剤収容ケース7等によって現像スリーブ
4との間に形成される現像剤収容部には、感光体ドラム
1と対向する現像領域側に搬送されずにドクタ6で進行
が妨げられた現像剤3が収容される。また、現像スリー
ブ4の右側方に位置する現像器ケース2の一部は、上記
ヒサシ7aとともに、トナー3aを収容するトナーホッ
パ8を形成している。該トナーホッパ8は、上記現像剤
収容部に現像剤搬送方向上流側から隣接し、上記現像器
ケース2の内壁面とヒサシ7aの下方先端とによって形
成されるトナー補給口8aを有している。
【0022】また、上記ヒサシ7aの先端部は、現像ス
リーブ上での現像剤搬送方向で該ドクタ6より上流側で
間隙をもって該現像スリーブ上の現像剤を規制する第2
現像剤規制部材としての機能を有するように形成されて
いる。本実施形態においては、この間隙は、後述のよう
に該現像スリーブ4上のトナー濃度の変化に応じて、該
現像スリーブ上の現像剤の規制状態が変化するように設
定されている。さらに、本実施形態の現像装置において
は、上記第2現像剤規制部材としての上記ヒサシ7aの
先端部が、上記現像スリーブ4上の現像剤の規制状態の
変化により、トナー補給口8aから補給されるトナーと
現像スリーブ4によって搬送される現像剤との接触状態
が変化する、具体的には、該規制状態の変化により上記
トナーと現像剤とが接触する状態と接触しない状態とを
取り得るように配設されている。
【0023】また、上記トナーホッパ8のトナー補給口
8aに隣合ったスペースには、トナー3aをトナー補給
口8aに向けて撹拌しながら送り出すトナー撹拌部材と
してのトナーアジテータ9が配設されている。このトナ
ーアジテータ9は現像スリーブ4に連動して回動させる
ことが望ましい。また、先端部にトナーホッパ8内壁面
に近接または接触しても負荷が過剰にならないように、
PETフィルム(100〜200μm)を取り付けたも
のを用いるのが望ましい。
【0024】次に、この現像装置における現像動作につ
いて説明する。図2乃至図4は現像動作時における現像
剤3の挙動の説明図である。まず、現像装置に初期剤、
例えばトナー濃度10wt%、キャリア35gの現像剤
をセットして、現像スリーブ4を回転駆動すると、図2
に示すように、現像剤は現像スリーブ4の表面に磁着さ
れるものと現像剤収容部R内に収容されるものとに分か
れる。現像剤収容部R内に収容された現像剤は、現像ス
リーブ4の矢印a方向への回転に伴い、現像スリーブ4
内からの磁力によって矢印b方向へ、1mm/s以上の
移動速度で循環移動する。そして、現像スリーブ4の表
面に磁着された現像剤の表面と現像剤収容部R内で移動
する現像剤の表面との境界部において界面Xが形成され
る。
【0025】次に、トナーホッパー8にトナー3aがセ
ットされると、トナー補給口8aより現像スリーブ4に
担持された現像剤にトナー3aが供給される。トナーが
供給された現像スリーブ4上の現像剤は、該トナーと共
に現像剤収容部Rへ搬送される。そして、搬送途中で、
上記現像剤に供給されたトナーは現像スリーブ4の軸中
心方向へ若干入り込み、現像剤の間の該トナーが入り込
んだ部分では、現像スリーブ4の軸中心側の現像剤から
外側の現像剤に与える摩擦力が低下する。そして、これ
により、現像スリーブ4の軸中心側の現像剤から外側の
現像剤に付与する搬送力が低下する。
【0026】現像剤収容部R内では、収容されている現
像剤3の重力及び磁力により、現像スリーブ4によって
搬送される現像剤3に対して、その搬送を停止させよう
とする力が働いている。そして、現像スリーブ4に担持
された現像剤3の表面に存在するトナー3aが界面Xへ
搬送されると、界面X近傍における現像剤3間の摩擦力
が低下して界面X近傍の現像剤3の搬送力が低下し、こ
れにより界面X近傍での現像剤3の搬送量が減少する。
【0027】一方、合流点Yより現像スリーブ4の回転
方向上流側の現像剤3には、上述の現像剤収容部R内と
は異なり重力が作用しないので、現像スリーブ4によっ
て搬送される現像剤3に対して作用する、その搬送を停
止させるような力が収容部R内に比して小さい。このた
め、合流点Yへ搬送されてきた現像剤3と界面Xを搬送
される現像剤3との搬送量のバランスが崩れて現像剤3
の玉突状態が発生し、該現像スリーブ4による搬送に追
従できない現像剤が現像スリーブ4表面の外側に逃げ
る。そして、このような現像剤3により、図3に示すよ
うに、合流点Yの位置が上昇して界面Xを含む現像剤3
の層厚が増加する。また、ドクタ6を通過した現像剤3
の層厚も徐々に増加し、図4に示すように、この層厚が
増加した現像剤3がヒサシ7aの先端部によって規制さ
れる状態となる。そして、該ヒサシ7aと現像スリーブ
4との間隙を通過しない現像剤3が掻き落とされる。
【0028】そして、ドクタ6を通過した現像剤3が所
定のトナー濃度に達すると、図4に示すように、ヒサシ
7aの先端部による規制により掻き落とされて層状とな
った増加分の現像剤3がトナー補給口8aを塞ぎ、現像
スリーブにより搬送される現像剤とトナーホッパ内から
のトナーとが接触しなくなる。そして、この状態でトナ
ー3aの取り込みが終了する。このとき、現像剤収容部
R内ではトナー濃度が高くなることにより現像剤3の嵩
が大きくなり、この結果、現像剤収容部R内の空間が狭
くなることにより、現像剤3が図の矢印b方向に循環移
動する移動速度も低下する。
【0029】上記状態の現像装置において、上記現像ス
リーブ4の矢印方向の回転により搬送される現像剤3の
うち、現像スリーブ4とドクタ6との間のギャップを通
過した現像剤3は、矢印方向に回転している感光体ドラ
ム1と対向する現像領域に搬送される。そして、現像領
域では、感光体ドラム1上に形成されている静電潜像に
トナーが供給され、該静電潜像の可視像化が行われる。 (以下、余白)
【0030】次に、トナーが消費されたときの動作につ
いて説明する。上記トナーの取り込みが終了してトナー
濃度が一定となった後に、現像によって現像スリーブ4
上のトナーが消費されると、上記トナー補給口8aを塞
ぐように形成された現像剤層中のトナーが消費されるこ
ととなる。そして、この部分のトナー濃度が減少し、現
像スリーブ4によって現像剤に作用する搬送力が増加す
る。また、現像剤収容部Rにおいてもトナーが消費され
ることとなり、トナー濃度が減少して現像スリーブ4に
よって現像剤に作用する搬送力が増加する。そして、上
記ヒサシ7aの先端部によって規制される層が減少し、
トナー補給口8a付近に溜まっていた現像剤3の層が減
少してくる。そして、トナー補給口8aにおいて、現像
スリーブにより搬送される現像剤とトナーホッパ内から
のトナーとが接触することとなり、再度トナーが取り込
まれて上述のように現像剤のトナー濃度が増加する。
【0031】以上のように、該現像スリーブ上のトナー
濃度の変化に応じて、該現像スリーブ4上の現像剤の上
記ヒサシ7aによる規制状態が変化し、トナー濃度が自
己制御される。そしてこれにより、現像剤3のトナー濃
度が常にほぼ一定濃度の範囲となるように保たれる。こ
のため、トナー濃度センサやトナー補給部材などの複雑
なトナー濃度制御機構が不要となる。
【0032】なお、このトナー補給口8aを塞ぐように
形成された現像剤3の層において、ヒサシ7a先端部に
掻き落とされた現像剤3は、図4に矢印cで示すよう
に、速度1mm/s以上の移動速度で移動して底壁部分
2aで受けられる。この底壁部分2aが現像スリーブ4
側が低くなるように所定角度αで傾斜し、かつ所定の長
さLを有しているため、現像剤3の層の移動による、ト
ナーホッパ8への現像剤3の落下を防止することができ
る。よって、現像剤3の量を常に一定に保つことがで
き、トナー補給を常時一定に自己制御することが可能と
なる。
【0033】そして、本実施形態の現像装置において
は、現像スリーブ4による現像剤搬送方向で、トナー補
給口8aよりも下流側で、かつ、ドクタ6よりも上流側
の現像剤収容部Rに、上記現像剤担持体上の現像剤をは
がすための現像剤剥離部材としてのマイラ101と現像
剤を撹拌するための現像剤撹拌部材(以下、撹拌部材と
いう)102とを設けている。該マイラ101は、図1
に示すように現像スリーブ4による現像剤搬送方向で撹
拌部材102よりも上流側に位置するように配設してい
る。
【0034】また、この現像装置においては、上記マグ
ネットローラ5を、隣り合う同極性の磁極によって、上
記マイラ101による現像剤剥離位置で反発磁界を形成
するように構成している。図5は、該剥離位置付近の拡
大図である。該マイラ101による現像剤剥離位置Eで
は、該マグネットローラ5のN1極、N2極によって反
発磁界が形成されており、現像スリーブ4表面の現像剤
はこの剥離位置Eにおいて盛り上がった状態となる。そ
して、磁力による拘束がなくなって現像剤が現像スリー
ブ4表面からはがれやすくなる。
【0035】また、この現像装置においては、該撹拌部
材102と上記現像スリーブ4との対向部で上記撹拌部
材102による現像剤撹拌に伴う現像剤移動方向が現像
スリーブ4による現像剤搬送方向と逆方向となるよう
に、該撹拌部材102の回転方向を、現像スリーブ4の
回転方向と同方向である矢印d方向に設定している。
【0036】この現像装置において、現像スリーブ4表
面の現像剤は、該スリーブ4の矢印方向の回転により、
現像剤収容部Rに到達すると、上記マイラ101によっ
て現像スリーブ4表面から一旦はがされる。そして、該
はがされた現像剤は、図5中矢印の方向に沿って移動し
ながら撹拌部材102によって撹拌された後、再度現像
スリーブ4表面に担持されて現像領域へと運ばれる。こ
こで、上記マイラ101が撹拌部材102よりも上流側
に配置されているので、現像スリーブ4表面の現像剤を
拘束しているマグネットローラ5による磁力を断ち切っ
た後に十分に撹拌することができる。このようにして現
像剤が十分に撹拌されてから現像領域に搬送されること
となるので、トナー補給口8aでトナーが補給されたと
きに生じた現像スリーブ4の現像剤搬送方向と直交する
方向でのトナー濃度やトナー帯電量のばらつきが解消さ
れる。これにより、トナー濃度やトナー帯電量が均一と
なるので、現像能力のばらつきがなく、画像上に濃度む
らがない画像を形成することができる。
【0037】また、上記マイラ101による現像剤剥離
位置Eにおいて、上記N1極、N2極によって形成され
ている反発磁界によって、現像剤が現像スリーブ4表面
からはがれやすくなっているので、効率的に現像剤3を
はがして撹拌を行うことができる。
【0038】また、該はがされた現像剤3は、撹拌部材
102に受け渡されて、現像スリーブ4による現像剤搬
送方向と逆方向に移動しながら該撹拌部材102によっ
て撹拌されるので、撹拌不十分なまま現像スリーブ4に
よって搬送されにくい。そして、該撹拌部材102と上
記現像スリーブ4との対向部で上記撹拌部材102によ
る現像剤撹拌に伴う現像剤移動方向が現像スリーブ4に
よる現像剤搬送方向と同方向になるように構成した場合
に比して撹拌時間が長くなる。よって、撹拌が十分行わ
れてより良好に画像濃度むらを防止することができる。
【0039】図6は、変形例に係る現像装置の概略構成
図である。この現像装置では、上記現像剤剥離部材と上
記現像剤撹拌部材とを一体化して構成している。その他
の構成は前述の図1の現像装置と同様であるので、説明
を省略する。この現像装置においては、上記現像剤剥離
部材と上記現像剤撹拌部材とを一体化して構成した剥離
撹拌部材103により、現像スリーブ4表面の現像剤を
一旦剥離して撹拌する。このとき、図1のマイラ101
と撹拌部材102のように、現像剤剥離部材と現像剤撹
拌部材とが別体で形成されていると、現像スリーブ4表
面から剥離された現像剤の撹拌部材102への受け渡し
が良好に行われず、該現像剤のうちの一部が十分に撹拌
されぬまま現像スリーブに再度担持されて現像領域に搬
送される可能性がある。この現像装置においては、上記
現像剤剥離部材と上記現像剤撹拌部材とを一体化して構
成したことにより、現像スリーブ4表面から剥離された
現像剤を確実に撹拌することができる。これにより、現
像スリーブ4の現像剤搬送方向と直交する方向でのトナ
ー濃度やトナー帯電量のムラを更に良好に抑えることが
できるので、現像濃度のムラを抑えることができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1乃至6の発明によれば、上記現
像剤担持体上から上記現像剤剥離部材によって現像剤を
はがし、該現像剤や現像剤収容部内の現像剤を、現像剤
撹拌部材により撹拌するので、トナー濃度やトナー帯電
量のばらつきを解消してから現像剤を現像に用いること
ができる。よって、現像剤担持体の現像剤搬送方向と直
交する方向でのトナー濃度やトナー帯電量のムラを抑え
ることができ、現像濃度のムラを抑えることができると
いう優れた効果がある。
【0041】また、請求項3、4、及び、6の発明によ
れば、上記現像剤撹拌部材よりも上記現像剤担持体によ
る現像剤搬送方向上流側に位置する現像剤剥離部材によ
り、上記現像剤担持体から現像剤をはがし、該現像剤を
拘束している上記内部磁界発生手段による磁力を断ち切
ってから、上記現像剤撹拌部材により該現像剤を撹拌す
るので、該現像剤を十分に撹拌してから現像に用いるこ
とができる。よって、現像剤担持体の現像剤搬送方向と
直交する方向でのトナー濃度やトナー帯電量のムラを更
に抑えることができ、現像濃度のムラを抑えることがで
きるという優れた効果がある。
【0042】また、請求項4乃至6の発明によれば、上
記現像剤剥離部材による現像剤剥離位置で反発磁界を形
成するので、現像剤が現像剤担持体からはがれやすくな
る。よって、効率的に現像剤を現像剤担持体からはが
し、撹拌することができるという優れた効果がある。
【0043】また、請求項5及び6の発明によれば、上
記現像剤剥離部材と上記現像剤撹拌部材とを一体化して
構成したことにより、現像剤担持体表面からはがした現
像剤を現像剤撹拌部材に受け渡す際の現像剤の漏れがな
くなる。これにより、現像剤担持体表面から剥離された
現像剤を確実に撹拌することができる。よって、現像剤
担持体の現像剤搬送方向と直交する方向でのトナー濃度
やトナー帯電量のムラを更に良好に抑えることができる
ので、現像濃度のムラを良好に抑えることができるとい
う優れた効果がある。
【0044】特に、請求項6の発明によれば、該現像剤
剥離部材によって現像剤担持体表面からはがされた現像
剤が該現像剤担持体による搬送方向と逆に移動しながら
現像剤撹拌部材によって撹拌されるので、撹拌不十分な
まま現像剤担持体によって搬送されにくい。そして、該
現像剤撹拌部材と上記現像剤担持体との対向部で該現像
剤撹拌部材による現像剤撹拌に伴う現像剤移動方向が現
像剤担持体による現像剤搬送方向と同方向になるように
構成した場合に比して撹拌時間が長くなるので、撹拌が
十分行われ、より良好に画像濃度むらを防止することが
できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る現像装置の概略構成を示す正面
図。
【図2】図1の現像装置の現像剤収容部内の現像剤の説
明図。
【図3】図1の現像装置の現像剤収容部内の現像剤の他
の説明図。
【図4】図1の現像装置の現像剤収容部内の現像剤の他
の説明図。
【図5】同現像装置のマイラ101による現像剤剥離位
置付近の拡大図。
【図6】変形例に係る現像装置の概略構成図。
【図7】(a)〜(d)は、従来の現像装置の不具合の
説明図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 現像器ケース 2a 底壁 3 現像剤 3a トナー 4 現像スリーブ 5 マグネットローラ 6 ドクタ 7 現像剤収容ケース 7a ヒサシ 101 マイラ 102 撹拌部材 103 剥離撹拌部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナーと磁性粒子とを含む二成分現像剤を
    収容した現像剤収容部と、内部に磁界発生手段を有し、
    該現像剤収容部の現像剤を担持して搬送する現像剤担持
    体と、該現像剤担持体に担持されて搬送される前記現像
    剤の量を規制する現像剤規制部材と、該現像剤収容部に
    現像剤搬送方向上流側から隣接し、かつ、該現像剤担持
    体に対向する位置にトナー補給用開口を有するトナー収
    容部とを備え、該現像剤担持体上での現像剤搬送に伴う
    現像剤の移動により、該トナー収容部内のトナーを該ト
    ナー補給用開口から該現像剤中に取り込む現像装置にお
    いて、 上記現像剤収容部に、上記現像剤担持体上の現像剤をは
    がすための現像剤剥離部材と現像剤を撹拌するための現
    像剤撹拌部材とを設けたことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】請求項1の現像装置において、 上記現像剤規制部材よりも現像剤担持体による現像剤搬
    送方向上流側で該現像剤担持体上の現像剤を規制する第
    2現像剤規制部材を設け、 該現像剤担持体上のトナー濃度の変化に応じて、該現像
    剤担持体上の現像剤の規制状態が変化するように、該第
    2現像剤規制部材と現像剤担持体との間隙を設定したこ
    とを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2の現像装置において、 上記現像剤剥離部材を上記現像剤撹拌部材よりも上記現
    像剤担持体による現像剤搬送方向上流側に設けたことを
    特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2、又は、3の現像装置におい
    て、 前記磁界発生手段を、隣り合う同極性の磁極によって、
    上記現像剤剥離部材による現像剤剥離位置で反発磁界を
    形成するように構成したことを特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、又は、4の現像装置におい
    て、 上記現像剤剥離部材と上記現像剤撹拌部材とを一体化し
    て形成したことを特徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4、又は、5の現像装
    置において、 該現像剤撹拌部材と上記現像剤担持体との対向部での該
    現像剤撹拌部材による現像剤撹拌に伴う現像剤移動方向
    を該現像剤担持体による現像剤搬送方向と逆方向に設定
    したことを特徴とする現像装置。
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