JPH1023116A - 電話機 - Google Patents

電話機

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Publication number
JPH1023116A
JPH1023116A JP18704296A JP18704296A JPH1023116A JP H1023116 A JPH1023116 A JP H1023116A JP 18704296 A JP18704296 A JP 18704296A JP 18704296 A JP18704296 A JP 18704296A JP H1023116 A JPH1023116 A JP H1023116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
handset
voice
unit
warning
Prior art date
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Pending
Application number
JP18704296A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Kato
一彦 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP18704296A priority Critical patent/JPH1023116A/ja
Publication of JPH1023116A publication Critical patent/JPH1023116A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】送受器の外れの警告を報知するのに時間が掛り
周囲に人がいなくなってから無効な警告を報知してしま
う恐れが有った。 【解決手段】フックスイッチ3は送受器2が所定の場所
から外されたときに回線を閉じて直流ループを形成す
る。オフフック確認部4はフックスイッチ3のオフフッ
クを検出する。通話回路部5は回線から送られてきた音
声信号を送受器2に送る。音声確認部6はオフフック確
認部4でオフフックを検出したときに送受器2から出力
される音声信号に話者の音声が含まれるか否かを確認す
る。制御部7は音声確認部6で話者の音声無しを確認し
たときに警告信号を発生し、警告部8は発生した警告信
号で送受器2のオフフックを周囲の人に報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電話回線に接続
して相手側の端末機器と通信をおこなう電話機、特に送
受器のオフフックの報知による通信品質の向上に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】送受器の不要なオフフックを検知し周囲
の人に報知する電話機が、例えば特開平2-100446号公報
や特開平3-106248号公報等に示されている。特開平2-10
0446号公報に示された装置では送受器外れが所定時間続
いて回線電流が来なくなったときに警告を発生すること
により、送受器外れを確実に検知できるようにしてい
る。
【0003】また、特開平3-106248号公報に示された装
置では送受器がフックスイッチから外れており、かつ直
流ループが形成されない状態が一定時間連続した場合
に、送受器が設けられた公衆電話機本体より警報を報知
出力することにより、自己の送受器の外れを検知できる
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記電話機において、
交換装置でフックスイッチのオフフックを確認してから
接続している電話機の回線の電源供給をストップするま
での時間が数分後のため、周囲に人がいなくなってから
無効な警告を報知してしまう恐れが有った。
【0005】また、送受器外れを周囲の人に報知する条
件がフックスイッチがオフフック状態で回線電流が流れ
ていないことを確認したときのため、電話機が回線に接
続されていない状態で送受器が外れたときに警告を発生
してしまい非常に煩わしかった。
【0006】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、周囲の人に確実に送受器外れを報知
することで送受器を掛け直させて回線の無効利用を回避
し通信品質の向上を図る電話機を得ることを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電話機は
送受器とオフフック確認部と音声確認部と制御部及び警
告部とを有し、送受器は送話器と受話器を有し、オフフ
ック確認部は送受器がオフフックか否かを確認し、音声
確認部は送受器のオフフックを確認したときに送受器か
ら出力される音声信号に話者の音声が含まれるか否かを
確認し、制御部は音声確認部で話者の音声無しを確認し
たときに警告信号を発生し、警告部は発生した警告信号
で送受器のオフフックを報知することを特徴とする。
【0008】また、上記制御部は話者の音声無しを確認
したときに回線電流が検出されなかった場合には警告信
号の発生を停止することが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明においては、送受器とフ
ックスイッチとオフフック確認部と通話回路と音声確認
部と制御部及び警告部とを有する。送受器は送話器と受
話器を有し、送話器は音声を入力し、受話器は回線から
送られてくる音声信号を出力する。フックスイッチは送
受器が所定の場所に掛けられたオンフックのときは連動
したスイッチにより回線を開き、送受器が所定の場所か
ら外されたオフフックのときは連動したスイッチにより
回線を閉じて交換装置との直流ループを形成する。オフ
フック確認部はフックスイッチのオフフックまたはオン
フックを検出する。通話回路部は直流ループが形成され
たときに回線を介して送られてきた音声信号を受信して
受話器に送り、送話器から入力された音声を相手先の端
末機器に回線を介して送出する。音声確認部はオフフッ
ク確認部でオフフックを検出したときに送受器から出力
される音声信号に相手先の端末機器から送られてきた話
者の音声が含まれるか否かを確認する。そして、制御部
は音声確認部で話者の音声無しを確認したときに警告信
号を発生し、警告部は発生した警告信号で送受器のオフ
フックを周囲の人に報知する。このように、送受器のオ
フフックを確認したときに送受器から出力される音声信
号に話者の音声が含まれるか否かを確認し、話者の音声
無しを確認したときに送受器が外れていることを周囲の
人に報知するようにしたため、通常の通話時に誤って警
告を報知すること無く、確実に送受器の無効なオフフッ
クを周囲の人に報知することができる。
【0010】また、上記通話回路の前段に直流ループの
形成による回線電流を検出する回線電流検出部を設け、
制御部は音声確認部で話者の音声無しを確認し回線電流
検出部で回線電流を検出できなかった場合は警告信号の
発生を停止するようにしたため、電話機が回線に接続さ
れていない状態で送受器が外れたときに不要な警告を発
生しないようにすることができる。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図に示すように電話機は、ブリッジ整流
器1と送受器2とフックスイッチ3とオフフック確認部
4と通話回路5と音声確認部6と制御部7及び警告部8
を有する。ブリッジ整流器1は回線電圧が極性反転して
も回路に逆電圧を印加しないようブリッジ整流する。送
受器2は送話器21と受話器22を有し、送話器21は
音声を入力し、受話器22は回線から送られてくる音声
信号を出力する。フックスイッチ3は送受器2が所定の
場所に掛けられたオンフックのときは連動したスイッチ
SWがオフして回線を開き、送受器2が所定の場所から
外されたオフフックのときは連動したスイッチSWがオ
ンして回線を閉じ交換装置10からブリッジ整流器1を
介して回線電圧が供給され直流ループを形成する。オフ
フック確認部4はフックスイッチ3のオフフックまたは
オンフックを検出する。通話回路部5は防側音回路であ
るブリッジ回路または位相キャンセル回路等からなり、
フックスイッチ3のスイッチSWがオンして直流ループ
が形成され回線から音声信号が送られてきたときに、回
線には送話器21から入力された送話の音声と、交換装
置10または相手先の端末機器から送られてきた受話の
音声信号が混在しているため、受話器22側へ廻り込む
送話の音声をキャンセルするよう側音処理をし、受話器
22には回線から送られてきた受話の音声信号のみ送
り、送話器21から入力された送話の音声を相手先の端
末機器に回線を介して送出する。音声確認部6は交換装
置10から送られてきた発信音等の周波数はカットして
相手先の端末機器から送られてくる話者の音声のみ通過
させるフィルタと通過した話者の音声を検出するレシー
バ回路等からなり、オフフック確認部4でオフフックを
検出したときに送受器2から出力される側音処理された
音声信号に話者の音声が含まれているか否かを確認す
る。制御部7は音声確認部6で話者の音声無しを確認し
たときに警告信号を発生し、警告部8は発生した警告信
号で送受器2のオフフックを周囲の人に報知する。回線
電流検出部9は交換装置10から電源供給されている状
態で送受器2が所定の場所から外されフックスイッチ3
のスイッチSWがオンして直流ループが形成されたとき
に回線電流を検出する。
【0012】上記のように構成した電話機の送受器2が
所定の場所から外れフックスイッチ3がオフフックして
いる状態において送受器2外れを報知するときの動作を
図2のフローチャートを参照して説明する。
【0013】オフフック確認部4はフックスイッチ3が
オンフックまたはオフフックかを検出する(ステップS
1)。音声確認部6はオフフック確認部4でオフフック
を検出したときに送受器2から出力される音声信号に相
手先の端末機器から送られてきた話者の音声が含まれる
か否かを確認する(ステップS2)。そして、制御部7
は音声確認部6で話者の音声無しを確認したときに送受
器2の無効オフフックとして警告信号を発生し、警告部
8は発生した警告信号により例えばスピーカ等から警告
音を発生しまたは発光素子等からの光により送受器2の
オフフックを人に報知する(ステップS3,S4)。そ
して、警告を受けた人が送受器2を所定の場所に掛け直
したときにフックスイッチ3はオンフックし、オフフッ
ク確認部4はフックスイッチ3のオンフックを検出し、
制御部7はオフフック確認部4でオフフックを検出した
ときに警告信号の発生を停止し、警告部8は送受器2の
オフフックの報知を停止する(ステップS5,S6)。
また、制御部7は音声確認部6で話者の音声有りを確認
したときに通常の通信による送受器2のオフフックとし
て警告信号の発生をキャンセルする(ステップS3)。
このようにして、送受器2のオフフックの確認をしたと
きに送受器2から出力される音声信号に話者の音声が含
まれるか否かを確認し、話者の音声が無い場合に送受器
2が外れていることを周囲の人に報知するため、通常の
通話時に誤って警告を報知すること無く、周囲の人に送
受器2の無効なオフフックを瞬時に報知することができ
る。
【0014】また、上記実施例は送受器2がオフフック
しているときに送受器2から出力される音声信号に話者
の音声が含まれるか否かを確認し、話者の音声が無い場
合に送受器2のオフフックを報知するときについて説明
したが、交換装置10と直流ループが形成されていると
きに回線電流を検出する回線電流検出部9を通話回路部
5の前段に設けると、電話機が回線に接続されていない
状態で送受器2が外れたときに不要な警告を報知しない
ようにすることができる。
【0015】この場合は、制御部7は音声確認部6で送
受器2から出力される音声信号に話者の音声無しを確認
したときに回線電流検出部9で回線電流が検出されなか
った場合には電話機が回線に接続されていない状態であ
るとして警告信号の発生を停止する。このようにして送
受器2のオフフックの確認をしたときに送受器2から出
力される音声信号に話者の音声が無く回線電流を検出で
きなかった場合は警告信号の発生を停止するため、電話
機が回線に接続されていない状態で送受器2が外れたと
きに不要な警告を発生しないようにすることができる。
【0016】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、送受器
のオフフックの確認をしたときに送受器から出力される
音声信号に話者の音声が含まれるか否かを確認し、話者
の音声無しを確認した場合に送受器のオフフックを示す
警告を瞬時に報知するようにしたから、周囲の人が立ち
去る前に警告を報知することができる。そのため警告を
受けた人により送受器を所定の場所に掛け直してもらう
ことができ、送受器の無効なオフフックによる回線の無
効利用を防ぎ、通信品質の向上を図ることができる。
【0017】また、送受器から出力される音声信号に話
者の音声が無く回線電流を検出できなかった場合は警告
の報知を停止するようにしたから、電話機が回線に接続
されていない状態で送受器が外れたときの不要な警告の
報知を防止し、ユーザの混乱を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成を示す構成図である。
【図2】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
2 送受器 21 送話器 22 受話器 3 フックスイッチ 4 オフフック確認部 5 通話回路部 6 音声確認部 7 制御部 8 警告部 9 回線電流検出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受器とオフフック確認部と音声確認部
    と制御部及び警告部とを有し、送受器は送話器と受話器
    を有し、オフフック確認部は送受器がオフフックか否か
    を確認し、音声確認部は送受器のオフフックを確認した
    ときに送受器から出力される音声信号に話者の音声が含
    まれるか否かを確認し、制御部は音声確認部で話者の音
    声無しを確認したときに警告信号を発生し、警告部は発
    生した警告信号で送受器のオフフックを報知することを
    特徴とする電話機。
  2. 【請求項2】 上記制御部は話者の音声無しを確認した
    ときに回線電流が検出されなかった場合には警告信号の
    発生を停止する請求項1記載の電話機。
JP18704296A 1996-06-28 1996-06-28 電話機 Pending JPH1023116A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18704296A JPH1023116A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 電話機

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Family

ID=16199164

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JP18704296A Pending JPH1023116A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 電話機

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JP (1) JPH1023116A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100420943B1 (ko) * 2001-07-28 2004-03-02 에스케이 텔레콤주식회사 이동 단말기에서의 통화 자동 리마인더 방법
KR100706927B1 (ko) 2004-07-15 2007-04-11 에스케이 텔레콤주식회사 콜 리마인드 서비스 방법

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