JPH10231029A - シート供給装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート供給装置及び画像形成装置

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JPH10231029A
JPH10231029A JP9037611A JP3761197A JPH10231029A JP H10231029 A JPH10231029 A JP H10231029A JP 9037611 A JP9037611 A JP 9037611A JP 3761197 A JP3761197 A JP 3761197A JP H10231029 A JPH10231029 A JP H10231029A
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JP
Japan
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sheet
mounting table
pulse motor
driving
driving means
Prior art date
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Application number
JP9037611A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Uchida
康浩 内田
Takashi Kuwata
▲隆▼ 桑田
Makoto Izumi
誠 泉
Yuzo Isoda
雄三 磯田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、シート載置台の昇降メカニズムの
駆動源としてパルスモータを採用して該パルスモータの
駆動トルクの上限値を所定の値に設定することで簡単な
構成でシート載置台の昇降メカニズムの保護機構を実現
できるシート供給装置及びこれを備えた画像形成装置を
提供することを可能にすることを目的としている。 【解決手段】 シート載置台16を昇降する駆動手段の駆
動源としてパルスモータ28を採用し、該パルスモータ28
の脱調する駆動トルクの上限値をシート収容庫17、シー
ト載置台16及び該シート載置台16の昇降メカニズムの破
壊強度よりも小さくなるように設定したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、ファクシミリ等の画像形成装置に装備されるシート
供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画
像形成装置に装備されるシート供給装置においては、シ
ート載置台に多数枚積載された記録シートを、該シート
載置台の高さを所定の位置に調節し、給送ローラ等によ
り一枚ずつ次工程に向けて順次分離給送するものが一般
的である。
【0003】また、シート載置台を上昇する手段とし
て、その動力源にDC(直流)モータを採用し、且つ給
送ローラに対するシート載置台の位置を常に最適の高さ
に保つため、シート載置台或いは該シート載置台に積載
された最上位のシートの高さ位置を検知する高さ検知手
段を備えたものも広く実用化されている。
【0004】更に、従来のシート供給装置においては、
シート載置台の昇降メカニズムの駆動ギアにトルクリミ
ッタを内蔵することにより、万が一、上記高さ検知手段
が何らかの原因で誤動作、或いは暴走した際に、上記シ
ート載置台の昇降メカニズムの駆動を前記トルクリミッ
タにより解除して、シート載置台の昇降メカニズム或い
は分離給送手段等の破損を防止していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例においては、シート載置台の昇降メカニズムの駆
動ギアにトルクリミッタを配置するために、シート載置
台の昇降メカニズムの駆動ギアの設計に制約が生じると
いう問題があった。また、この昇降メカニズムの構成が
複雑になり、コストアップの原因となっていた。
【0006】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、シート載置台の昇降メカニズ
ムの駆動ギアに設けられるトルクリミッタの代わりにシ
ート載置台の昇降メカニズムの駆動源としてパルスモー
タを採用して該パルスモータの駆動トルクの上限値を所
定の値に設定することで簡単な構成でシート載置台の昇
降メカニズムの保護機構を実現でき、トルクリミッタを
省略してシート載置台の昇降メカニズムの駆動ギアの設
計の自由度を増大すると共に、該昇降メカニズムの構成
を簡単にしてコストダウンを図ることが出来るシート供
給装置及びこれを備えた画像形成装置を提供せんとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、シート収容手段に配置
され、シート載置量に応じて昇降するシート載置台と、
該シート載置台を昇降させる駆動手段とを有するシート
供給装置において、前記駆動手段の動力源としてパルス
モータを有し、該パルスモータの脱調する駆動トルクの
上限値を前記シート収容手段、前記シート載置台及び前
記駆動手段の破壊強度よりも小さく設定したことを特徴
とするシート供給装置である。
【0008】本発明は、上述の如く構成したので、シー
ト収容手段、前記シート載置台及び前記駆動手段が破壊
する前にパルスモータが脱調してシート載置台の上昇を
停止し、シート収容手段、前記シート載置台及び前記駆
動手段の保全を確保することが出来る。
【0009】また、シート載置台の高さ位置を検知する
高さ検知手段、シート載置台上に載置するシートのサイ
ズを検知するシートサイズ検知手段による検知信号を用
いて前記パルスモータの駆動を制御することで、信頼性
を向上することが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】図により本発明に係るシート供給
装置及びこれを備えた画像形成装置の一例として電子写
真方式のレーザビームプリンタに適用した場合の一実施
形態を具体的に説明する。図1は本発明に係るシート供
給装置を備えた画像形成装置の構成を示す断面説明図、
図2は本発明に係るシート供給装置の第1実施形態の構
成を示す斜視図である。
【0011】図1において、本発明に係るシート供給装
置を備えた画像形成装置は、シート供給装置として大容
量のシートデッキをオプションとして装着したレーザビ
ームプリンタとして構成されている。1は画像形成装置
本体であり、該画像形成装置本体1の下部には紙や合成
樹脂等で構成されるシートSを積載して収容するシート
カセット2a,2bが上下二段で画像形成装置本体1の
手前側(図1の紙面手前側)に着脱可能に装備されてい
る。
【0012】3a,3bはピックアップローラであり、
シートカセット2a,2bに積載されたシートSを適宜
選択的に最上位側から繰り出す。4a,4bはリタード
ローラ対であり、ピックアップローラ3a,3bにより
繰り出されたシートSを一枚ずつ分離,給送する。
【0013】5は送りローラ対であり、リタードローラ
対4a,4bにより分離,給送されたシートSをレジス
トローラ対6に向けて搬送する。レジストローラ対6は
一旦停止した状態で送りローラ対5により搬送されたシ
ートSの先端を該レジストローラ対6のニップ部に当接
させてループを形成して斜行を補正した後、所定のタイ
ミングでシートSをプロセスカートリッジ7に内蔵され
た画像形成手段となる電子写真感光体ドラム8と、これ
に対向する転写ローラ9とのニップ部に搬送する。
【0014】画像形成に関する公知のプロセス手段を内
蔵したプロセスカートリッジ7は、画像形成装置本体1
に対して着脱可能に設けられる。10はレーザ露光光学系
であり、一様に帯電された感光体ドラム8の表面にレー
ザ露光光学系10から出射された画像情報に応じたレーザ
光が照射されて静電潜像が形成され、プロセスカートリ
ッジ7に内蔵された現像ローラ11により前記静電潜像に
トナー画像が形成される。
【0015】そして、感光体ドラム8の回転と同期して
レジストローラ対6により該感光体ドラム8と転写ロー
ラ9とのニップ部に搬送されたシートSに転写ローラ9
の作用により感光体ドラム8の表面に形成されたトナー
画像が転写される。
【0016】12は定着装置であり、トナー画像が転写さ
れたシートSが定着装置12を通過する際に加熱,加圧処
理されてトナー画像がシートSに永久定着される。定着
装置12によりトナー画像が定着されたシートSは排出ロ
ーラ対13により搬送されて画像形成装置本体1の上面に
形成された排出トレイ14上に排出される。
【0017】次に本発明に係るシート供給装置の第1実
施形態の構成について説明する。シート供給装置となる
シートデッキ15は、画像形成装置本体1の下部に配置さ
れ、該画像形成装置本体1を支持する載置台を兼ねてい
る。シートデッキ15は前記シートカセット2a,2bよ
りも大量のシートSを収容して、前記画像形成部に一枚
ずつ給送可能に構成されている。
【0018】16はシートSを載置して昇降可能なシート
載置台であり、シートデッキ15に対して引き出し可能な
シート収容手段となるシート収容庫17内で昇降可能に装
備されている。前記シート収容庫17は、該シート収容庫
17の図1の左右に水平に設けられたガイドレール18がシ
ートデッキ15の本体内の図1の左右に水平に設けられた
レール状のガイド19により支持され、該ガイド19に沿っ
てシートデッキ15の手前側(図1の紙面手前側)に引き
出し可能に構成されている。
【0019】また、シートデッキ15の本体内でシート載
置台16の上方には、シート載置台16上に載置されたシー
トSを最上位側から繰り出すピックアップローラ20及び
該ピックアップローラ20により繰り出されたシートSを
一枚ずつ分離,給送するリタードローラ対21及び該リタ
ードローラ対21により分離,給送されたシートSを画像
形成装置本体1に送り込む搬送部22が設けられている。
【0020】次に図2を参照してシート載置台16の昇降
メカニズムの構成について説明する。シート載置台16の
4隅にはワイヤロープ23の一端が夫々固定されており、
該ワイヤロープ23はシート収容庫17の上部に回転自在に
配置されたプーリ24に係合され、前記ワイヤロープ23の
他端はシート収容庫17の下部の前後に設けられた巻き取
りドラム25に巻回されている。これにより、シート載置
台16が水平状態でシート収容庫17内に吊り下げられてい
る。
【0021】巻き取りドラム25はギア26が固定された巻
き取り軸27に固定されており、シート収容庫17がシート
デッキ15の本体に装着された状態でシートデッキ15の本
体に設けられた駆動手段の駆動源となるパルスモータ28
の出力ギア28aに前記ギア26が噛合するようになってい
る。
【0022】そして、前記パルスモータ28を回転駆動す
ることで、出力ギア28a、ギア26、巻き取り軸27を介し
て巻き取りドラム25が回転し、各ワイヤロープ23が巻き
取りドラム25に巻き取られたり該巻き取りドラム25から
繰り出されたりしてシート載置台16が昇降する。
【0023】また、シート収容庫17をシートデッキ15の
本体から引き出すことで、ギア26と出力ギア28aとの噛
合が外れて駆動力の伝達が解除され、シート載置台16及
び該シート載置台16上に載置されたシートSの自重によ
り巻き取りドラム25に巻回されていたワイヤロープ23が
繰り出されてシート載置台16は下降する。
【0024】この時、シート載置台16の下降時に受ける
衝撃を緩和するために、巻き取り軸27の奥側には図示し
ないブレーキダンパが設けられており、巻き取り軸27に
固定された図示しないギアに該ブレーキダンパに設けら
れたギアが噛合してシート載置台16の下降時に受ける衝
撃を緩和するようになっている。
【0025】また、前記シートデッキ15の本体には上昇
したシート載置台16上に載置されたシートSの最上面
(シート面)の高さを検知するためのシート面高さ検知
手段29が設けられており、上昇したシート載置台16上に
載置されたシートSの最上面を検知すると、パルスモー
タ28の回転駆動を停止させて巻き取りドラム25を固定
し、シート載置台16上に載置されたシートSの最上面の
高さ位置を常時一定になるように調節する。
【0026】また、シートデッキ15の本体に設置された
ピックアップローラ20及びリタードローラ対21によりシ
ート載置台16上のシートSが送り出されてシート載置台
16上に載置されたシートSの最上面(シート面)の高さ
が低くなると、シート面高さ検知手段29がシート載置台
16上に載置された最上位のシートSのシート面を検知す
るまでパルスモータ28を回転駆動してシート載置台16を
上昇させる。
【0027】これにより、シート載置台16上に載置され
ているシートSの最上面を略一定の位置に常時維持する
ことが出来る。
【0028】本実施形態において、パルスモータ28に発
生する回転トルクは、シート載置台16上に積載可能なシ
ートSの最大積載重量が架せられた状態(最大サイズの
シートSを最大積載量積載した状態)においても巻き取
り軸27を回転させてシート載置台16を上昇させることが
出来るような値に設定されており、これにより、シート
載置台16上に正常にシートSが積載された場合、前述の
ように、シート載置台16上に載置されたシートSの最上
面がシート面高さ検知手段29に検知されるまで上昇す
る。
【0029】更に、パルスモータ28が脱調することなく
発生し得る最大トルク値は、シート収容手段となるシー
ト収容庫17及びシート載置台16及び該シート載置台16を
昇降させる駆動手段となるワイヤロープ23、巻き取りド
ラム25及びギア26等のシート載置台16の昇降メカニズム
の破壊強度よりも小さく設定されている。
【0030】このため、万が一、前記シート面高さ検知
手段29が正常に作動しないか、或いはシート載置台16が
何らかの障害物により固定された等の不具合が生じた際
に、シート載置台16が昇降不可能状態であるにも関わら
ずパルスモータ28が駆動された場合には、該パルスモー
タ28はシート収容庫17やシート載置台16やシート載置台
16を昇降させるワイヤロープ23、巻き取りドラム25及び
ギア26等のシート載置台16の昇降メカニズムが破損する
前に、脱調を起こし、回転トルクを発生しなくなる。
【0031】従って、前述の従来例のようなトルクリミ
ッタ等の特別な保護手段を設けることなく、シート収容
庫17及びシート載置台16及びシート載置台16を昇降させ
る駆動手段となるワイヤロープ23、巻き取りドラム25及
びギア26等のシート載置台16の昇降メカニズムの破損を
防止することが出来る。
【0032】次に図3〜図6を用いて本発明に係るシー
ト供給装置の第2実施形態について説明する。図3は本
発明に係るシート供給装置の第2実施形態の高さ検知手
段の構成を示す斜視図、図4は第2実施形態の高さ検知
手段の構成を示す断面説明図、図5(a)〜(d)は第
2実施形態の高さ検知手段の検知状態を示す模式図、図
6は第2実施形態の制御系の構成を示すブロック図であ
る。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一
の符号を付して説明を省略する。
【0033】本実施形態では、図3〜図6に示すよう
に、シート載置台16の高さ位置を検知する高さ検知手段
31により該シート載置台16上に積載されているシートS
の残量(積載量)を検知するシート残量検知手段を構成
し、該高さ検知手段31による検知信号に基づいて図6に
示す制御手段となる制御部32がシート載置台16の上昇メ
カニズムの駆動源となるパルスモータ28の回転駆動を制
御するように構成したものである。
【0034】前記高さ検知手段31の構成について図3〜
図5を用いて説明する。図3及び図4に示すように、シ
ート収容庫17の内側面には下部に設けられた支軸33aを
中心に図3の矢印a,b方向に揺動するカムフォロワ33
が設けられており、該カムフォロワ33はシート載置台16
の側面に設けられたカム34と当接摺動してシート載置台
16の昇降量に対応して揺動するようになっている。
【0035】前記カムフォロワ33の自由端側には、図4
に示すように、シート収容庫17の側板に形成された穴を
介して該シート収容庫17の側板から外側に突出し、上下
に配置された2本のアーム部材33b,33cが設けてあ
り、該アーム部材33b,33cには夫々異なる形状のカム
が形成されている(図5参照)。
【0036】また、カムフォロワ33は一端がシート収容
庫17に係合されたコイルバネ35に係合されており、該コ
イルバネ35の引っ張り力によりカムフォロワ33はカム34
に当接する方向(図3の矢印b方向)に常時付勢されて
おり、更に図示しないストッパにより図3に示す位置に
起立させられている。
【0037】尚、カムフォロワ33はコイルバネ35を用い
ることなく自重によりカム34に当接摺動するように構成
しても良い。この場合、部品点数を低減でき、より安価
な構成とすることが出来る。
【0038】また、シートデッキ15の本体において、前
記アーム部材33b,33cの揺動軌跡上には、該アーム部
材33b,33cの移動位置を夫々検知する上下に配置され
た2つのタクトスイッチ36a,36bを有するスイッチユ
ニット36が設けられている。
【0039】このスイッチユニット36はホルダ37内にタ
クトスイッチ36a,36bを配置し、該タクトスイッチ36
a,36bの前面に板バネ38a,38bを配置して構成して
いる。また、スイッチユニット36は図4に示すように、
タクトスイッチ36a,36bがシート収容庫17側に対向し
た状態でシートデッキ15の本体の側板に対して摺動自在
に設けられている。
【0040】また、ホルダ37の外壁にはリブ37aが複数
設けられており、スイッチユニット36の摺動抵抗が小さ
くなるように構成されている。また、上記複数のタクト
スイッチ36a,36bをユニット化したことで、配線等が
し易く、組み付け性を向上させることが出来る。
【0041】スイッチユニット36はシートデッキ15の側
板に設けられた板バネ39によりシート収容庫17側に突出
する方向に付勢されており、突出側には位置決め手段と
なる図示しない突出部がシート収容庫17の側板に当接し
てスイッチユニット36の位置決めが行われるようになっ
ている。
【0042】これにより、シート収容庫17を前後の位置
合わせのために引き出し方向に移動して調節してもタク
トスイッチ36a,36bとシート収容庫17の側板との間隔
が常時一定に保たれ、アーム部材33b,33cによるタク
トスイッチ36a,36bのON/OFFが確実に行われ、
検知不良を防止することが出来る。
【0043】また、シート収容庫17を引き出した場合も
スイッチユニット36は図示しないストッパにより一定位
置で停止されるようになっている。
【0044】前述したように、カムフォロワ33には2本
のアーム部材33b,33cが一体的に設けられ、それ等の
先端側には図5に示すように形状の異なるカムが形成さ
れている。このカムフォロワ33の揺動量に応じてアーム
部材33b,33cがタクトスイッチ36a,36bを夫々ON
/OFFするように配置されている。
【0045】カムフォロワ33はシート載置台16の移動量
(昇降量)に略比例して揺動するように、カム34との当
接摺動面が図3に示すような所定の連続的な曲面で形成
されている。また、タクトスイッチ36a,36bは、カム
フォロワ33のアーム部材33b,33cに形成されたカムが
スイッチユニット36の板バネ38a,38bを押すことによ
り夫々ONする。
【0046】次に図5(a)〜(d)を用いてカムフォ
ロワ33に設けたアーム部材33b,33cのカム形状及びシ
ート載置台16の高さ検知動作(シート残量検知動作)に
ついて説明する。図5(a)〜(d)において、一方の
アーム部材33bのカム形状は、その中央部が板バネ38a
に対して突出した形状で構成されており、図5(a)に
示すように、シート載置台16上のシートSの積載量が1
00%の時の該シート載置台16の高さ位置では、アーム
部材33bのカムが板バネ38aに当接せず、タクトスイッ
チ36aはOFFの状態となっている。
【0047】そして、シート載置台16上のシートSの積
載量が少なくなるにつれて該シート載置台16に設けられ
たカム34に当接摺動するカムフォロワ33が図3の矢印a
方向に揺動し、アーム部材33bは図5(a)〜(c)の
矢印a方向に移動する。
【0048】このため、図5(b),(c)に示すよう
に、シート載置台16上のシートSの積載量が75%〜5
0%の時の該シート載置台16の高さ位置では、アーム部
材33bのカムが板バネ38aに当接して該板バネ38aが押
し上げられ、タクトスイッチ36aをONする。
【0049】シート載置台16上のシートSの積載量が更
に少なくなり、シートSの積載量が25%以下の時のシ
ート載置台16の高さ位置では、図5(d)に示すよう
に、アーム部材33bのカムが板バネ38aと当接せず、再
びタクトスイッチ36aはOFFの状態になる。
【0050】また、他方のアーム部材33cのカム形状は
図5の矢印aの移動方向後部が板バネ38b側に対向して
突出した形状で構成されている。このアーム部材33cも
前記アーム部材33bと同様にしてシート載置台16上のシ
ートSの積載量が少なくなるにつれて図5(a)〜
(c)の矢印a方向に移動し、シート載置台16上のシー
トSの積載量が100%〜75%の時の該シート載置台
16の高さ位置では図5(a),(b)に示すように、ア
ーム部材33cのカムが板バネ38bに当接せず、タクトス
イッチ36bはOFFの状態である。
【0051】そして、シート載置台16上のシートSの積
載量が50%〜25%の時のシート載置台16の高さ位置
では、図5(c),(d)に示すように、アーム部材33
cのカムが板バネ38bに当接し、タクトスイッチ36bを
ONにする。従って、タクトスイッチ36a,36bはシー
ト載置台16の高さ位置に対応して移動するアーム部材33
b,33cにより以下の表1に示すように、ON/OFF
される。
【0052】
【表1】
【0053】このように、2個のタクトスイッチ36a,
36bと2本のアーム部材33b,33cを備えたカムフォロ
ワ33とにより上記表1に示すように、4種類の組み合わ
せが設定でき、この組み合わせ毎に発生する検知信号に
基づいて4種類のシート残量を検知することが出来る。
尚、シート載置台16上にシートSが無くなった場合に
は、図示しないシート有無検知手段によりこれを検知す
るようになっている。
【0054】また、シートデッキ15が装備された画像形
成装置本体1は図示しないホストコンピュータに接続さ
れており、シートSの残量を検知した信号は該ホストコ
ンピュータに送信され、このホストコンピュータのディ
スプレイ上にシートSの残量情報を表示することにより
該シートSの残量をユーザが容易に確認することが出来
るようになっている。
【0055】次に前記高さ検知手段31(シート残量検知
手段)による検知信号をシート載置台16の昇降メカニズ
ムのパルスモータ28の駆動制御に利用する構成について
説明する。パルスモータ28はシート載置台16を昇降する
ために図6に示す制御部32により制御されて一定の回転
数で回転する。
【0056】従って、シート載置台16が正常に上昇して
いる場合、一定時間内に高さ検知手段31を構成するタク
トスイッチ36a,36bの検知信号が切り換わる。或い
は、それ以前にシート面高さ検知手段29がシート載置台
16或いは該シート載置台16上に積載されたシートSの最
上位面を検知して制御部32により制御されてパルスモー
タ28が停止する。
【0057】本実施形態では、所定時間内に前述したタ
クトスイッチ36a,36bの検知信号に変化がなく、且つ
シート面高さ検知手段29がシート載置台16或いは該シー
ト載置台16上に積載されたシートSの最上位面を検知し
ない場合、該シート面高さ検知手段29が正常に作動しな
いか、或いはシート載置台16が何らかの障害物により固
定された等、シート載置台16が上昇不可能な状態にあ
り、パルスモータ28が脱調していると判断し、制御部32
がパルスモータ28を停止させる。
【0058】上記のように構成したことにより、シート
収容庫17、シート載置台16及び該シート載置台16の上昇
メカニズムの破損防止システムの信頼性が向上される。
また、パルスモータ28が脱調する際の騒音の発生時間を
最小限に抑えることが出来る。他の構成は前記第1実施
形態と同様に構成し、同様な効果を得ることが出来る。
【0059】次に本発明に係るシート供給装置の第3実
施形態について図7(a),(b)を用いて説明する。
図7(a)はパルスモータ28の電流−トルク特性を示す
図、図7(b)はパルスモータ28のトルク−回転数特性
を示す図である。尚、前記第1、第2実施形態と同様に
構成したものは同一の符号を付して説明を省略する。
【0060】本実施形態では、高さ検知手段31(シート
残量検知手段)を構成するタクトスイッチ36a,36bの
検知信号をパルスモータ28の発生するトルク値の制御に
も利用するものである。即ち、本実施形態では、シート
載置台16上のシートSの積載量が多い場合にはパルスモ
ータ28に発生する駆動トルクを大きく設定し、シート載
置台16上のシートSの積載量が少ない場合にはパルスモ
ータ28に発生する駆動トルクを小さく設定している。
【0061】ここで、図7(a),(b)は典型的なパ
ルスモータ28のトルク曲線であり、図7(a)はパルス
モータ28に供給する電流値と該パルスモータ28に発生す
る駆動トルクとの関係を示す。図7(a)に示すよう
に、パルスモータ28に発生する駆動トルク値は該パルス
モータ28に供給する電流値が大きくなるにつれて大きく
なる。
【0062】そこで、本実施形態では、パルスモータ28
に供給する電流値を制御部32により大小2段階に切り換
え可能とし、高さ検知手段31(シート残量検知手段)を
構成するタクトスイッチ36a,36bの検知信号がシート
載置台16上のシートSの積載量が多い場合、即ち、シー
ト残量が100%乃至75%である時には、制御部32に
よりパルスモータ28に供給する電流値を大きく設定す
る。
【0063】また、タクトスイッチ36a,36bの検知信
号がシート載置台16上のシートSの積載量が少ない場
合、即ち、シート残量が50%乃至25%である時に
は、制御部32によりパルスモータ28に供給する電流値を
小さく設定する。
【0064】上記の構成により、シート載置台16上のシ
ートSの積載量が多い場合には、パルスモータ28に供給
する電流値を大きく設定して該パルスモータ28に発生す
る駆動トルクを大きく設定し、シート載置台16上のシー
トSの積載量が少ない場合には、パルスモータ28に供給
する電流値を小さく設定して該パルスモータ28に発生す
る駆動トルクを小さく設定することが可能であり、これ
により、シート収容庫17、シート載置台16及び該シート
載置台16の昇降メカニズムの破損防止システムの信頼性
を向上することが出来る。
【0065】また、本実施形態では、パルスモータ28に
供給する電流値を最小限に設定出来るのでパルスモータ
28の温度上昇を抑えることが出来、省エネルギーが実現
できる。他の構成は、前記第1、第2実施形態と同様に
構成し、同様な効果を得ることが出来る。
【0066】また、パルスモータ28に発生する駆動トル
ク値を制御する他の構成として、パルスモータ28の回転
数を変化させることでも良い。図7(b)はパルスモー
タ28の回転数とパルスモータ28に発生する駆動トルクと
の関係を示す。図7(b)に示すように、パルスモータ
28に発生する駆動トルク値はパルスモータ28の回転数が
大きくなるにつれて小さくなる。
【0067】従って、パルスモータ28の回転数を制御部
32により大小2段階に切り換え可能とし、高さ検知手段
31(シート残量検知手段)を構成するタクトスイッチ36
a,36bの検知信号がシート載置台16上のシートSの積
載量が多い場合、即ち、シート残量が100%乃至75
%である時には、制御部32によりパルスモータ28の回転
数を小さく設定する。
【0068】また、タクトスイッチ36a,36bの検知信
号がシート載置台16上のシートSの積載量が少ない場
合、即ち、シート残量が50%乃至25%である時に
は、制御部32によりパルスモータ28の回転数を大きく設
定する。
【0069】上記の構成により、シート載置台16上のシ
ートSの積載量が多い場合には、パルスモータ28の回転
数を小さく設定して、該パルスモータ28に発生する駆動
トルクを大きく設定し、シート載置台16上のシートSの
積載量が少ない場合には、パルスモータ28の回転数を大
きく設定して該パルスモータ28に発生する駆動トルクを
小さく設定することが可能であり、これにより、パルス
モータ28に発生する駆動トルク値を制御することで、シ
ート収容庫17、シート載置台16及び該シート載置台16の
昇降メカニズムの破損防止システムの信頼性を向上する
ことが出来る。
【0070】本実施形態では、シート載置台16上のシー
トSの積載量が少ない場合には、パルスモータ28の回転
数を大きく設定することから、シート載置台16の上昇に
要する時間を短縮出来るという利点がある。
【0071】次に本発明に係るシート供給装置の第4実
施形態について図8〜図10を用いて説明する。図8は本
発明に係るシート供給装置の第4実施形態の構成を示す
断面説明図、図9は第4実施形態の構成を示す斜視図、
図10は第4実施形態の制御系の構成を示すブロック図で
ある。尚、前記第1〜第3実施形態と同様に構成したも
のは同一の符号を付して説明を省略する。
【0072】本実施形態では、シート載置台16上に載置
されるシートSのサイズを検知するシートサイズ検知手
段41の検知信号をパルスモータ28に発生する駆動トルク
値の制御に利用したものである。
【0073】以下にシートサイズ検知手段41の構成につ
いて図8及び図9を用いて説明する。図8において、シ
ートサイズ検知手段41を構成するシートサイズ検知レバ
ー41a,41b,41cは、シート載置台16が最下位まで下
降した位置よりも下部に対応するシート収容庫17の下部
に、シート載置台16上に載置されたシートSのシート面
に水平に配置された回転軸42を中心に図8中Aで示す第
1の位置(下方位置)と、Bで示す第2の位置(上方位
置)との間で互いに独立して回動可能に構成されてお
り、該シートサイズ検知レバー41a,41b,41cは図示
しないバネにより、常時第1の位置(下方位置)Aの方
向に付勢されている。
【0074】図8はシートサイズ検知レバー41a,41b
が第1の位置(下方位置)Aに固定され、シートサイズ
検知レバー41cが第2の位置(上方位置)Bに固定され
た様子を示す。シートサイズ検知レバー41a,41b,41
cは回転軸42から図8の左方向のアーム部が夫々異なる
長さを有して構成され、該アーム部は後述する各スリッ
ト16aの位置に対応して所定の長さで形成される。
【0075】シートデッキ15で使用するシートSの幅
(シート搬送方向と直交する方向の長さ)の決定は、シ
ート収容庫17を該シート収容庫17に設けたガイドレール
18がシートデッキ15に設けたガイド19に沿って画像形成
装置本体1の手前側に引き出した状態で、シート載置台
16上に載置されるシートSの両側端に当接して該シート
Sの側端位置を規制するシート幅規制板43の下端部をシ
ート載置台16に形成したスリット16aに差し込み、該シ
ート幅規制板43の上端部をシート収容庫17の天片にビス
44等により固定することで行われる。
【0076】シートサイズ検知レバー41a,41b,41c
側に設けられたシート幅規制板43の下端部で構成される
レバー押圧部43aは、各スリット16aの奥まで差し込ま
れた状態で該スリット16aの位置に対応したシートサイ
ズ検知レバー41a,41b,41cの何れかのアーム部を押
し下げる(図8のシートサイズ検知レバー41c参照)。
【0077】そして、シート幅規制板43のレバー押圧部
43aによりアーム部を押し下げられた各シートサイズ検
知レバー41a,41b,41cは、図示しないバネの弾性力
に抗して回転軸42を中心にして図8の反時計回り方向に
回動し、第2の位置(上方位置)Bに固定される。
【0078】この状態で、シート収容庫17を該シート収
容庫17に設けたガイドレール18がシートデッキ15に設け
たガイド19に沿った状態で図8及び図9の矢印c方向に
スライドさせてシートデッキ15にセットすると、第2の
位置(上方位置)Bに固定された所定のシートサイズ検
知レバー41a,41b,41cの回転軸42から図8の右方向
のスイッチ作動部が該各スイッチ作動部に対応してシー
トデッキ15の側板に配置された各スイッチバネ45a,45
b,45cの何れかを押し込み、該スイッチバネ45a,45
b,45cの反力により各タクトスイッチ46a,46b,46
cが適宜ONされる。
【0079】そして、このタクトスイッチ46a,46b,
46cのON/OFFにより図10に示す制御手段となる制
御部32がシート載置台16上に載置されたシートSの幅サ
イズを認識する。
【0080】また、シート載置台16上に載置されるシー
トSの長さ(シート搬送方向の長さ)の決定は、図9に
示すように、シート載置台16上に載置されるシートSの
後端に当接して該シートSの後端位置を規制するシート
後端規制板47をシート載置台16に形成されたスリット16
b1,16b2に差し込むことにより行う。
【0081】短い長さサイズのシートSを使用する際の
スリット16b1の下方には図示しない後端検知レバーが配
置されており、比較的長い長さサイズのシートSを使用
する際のスリット16b2の下方には前記後端検知レバーは
配置されていない。従って、前述したシートサイズ検知
レバー41a,41b,41cと同様にシート後端規制板47が
スリット16b1に差し込まれた場合にのみ前記後端検知レ
バーに対応するタクトスイッチ46dをONする。これに
より、短い長さサイズのシートSを検知することが出来
る。
【0082】本実施形態では、上記タクトスイッチ46
a,46b,46c,46dの検知信号を利用して制御部32が
パルスモータ28の制御を行うようになっている。即ち、
タクトスイッチ46a,46b,46c,46dの検知信号によ
りシートSが比較的大きいサイズであると認識した場合
には、パルスモータ28に発生する駆動トルクを大きく設
定し、タクトスイッチ46a,46b,46c,46dの検知信
号によりシートSが比較的小さいサイズであると認識し
た場合には、パルスモータ28に発生する駆動トルクを小
さく設定する。
【0083】パルスモータ28に発生する駆動トルクの切
り換え方法としては、前記第3実施形態で説明した2つ
の方法を用いて同様に構成することが出来る。図10に示
すように、前記第3実施形態で示した高さ検知手段31
(シート残量検知手段)による検知信号と、本実施形態
で示したシートサイズ検知手段による検知信号とを併用
して制御部32がパルスモータ28の駆動トルク値を制御す
るように構成することで、パルスモータ28の駆動トルク
値の制御を更に精度良く行うことが出来、シート収容庫
17、シート載置台16及び該シート載置台16の昇降メカニ
ズムの破損防止システムの信頼性を更に向上することが
出来る。
【0084】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、シート供給装置において、シート載置台の昇
降メカニズムの駆動源にパルスモータを採用し、該パル
スモータの駆動トルクの上限値を規定することにより簡
単な構成でシート収容手段、シート載置台及び該シート
載置台を昇降する駆動手段の保護機構を構成し、更にシ
ート供給装置のシート載置台の高さ検知手段、シートサ
イズ検知手段による検知信号を用いて該パルスモータの
駆動制御を行うことにより、前記保護機構の信頼性を向
上し、且つ装置の消費電力を低減することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート供給装置を備えた画像形成
装置の構成を示す断面説明図である。
【図2】本発明に係るシート供給装置の第1実施形態の
構成を示す斜視図である。
【図3】本発明に係るシート供給装置の第2実施形態の
高さ検知手段の構成を示す斜視図である。
【図4】第2実施形態の高さ検知手段の構成を示す断面
説明図である。
【図5】(a)〜(d)は第2実施形態の高さ検知手段
の検知状態を示す模式図である。
【図6】図6は第2実施形態の制御系の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】(a)はパルスモータ28の電流−トルク特性を
示す図、(b)はパルスモータ28のトルク−回転数特性
を示す図である。
【図8】本発明に係るシート供給装置の第4実施形態の
構成を示す断面説明図である。
【図9】第4実施形態の構成を示す斜視図である。
【図10】第4実施形態の制御系の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】 1…画像形成装置本体、2a,2b…シートカセット、
3a,3b…ピックアップローラ、4a,4b…リター
ドローラ対、5…送りローラ対、6…レジストローラ
対、7…プロセスカートリッジ、8…感光体ドラム、9
…転写ローラ、10…レーザ露光光学系、11…現像ロー
ラ、12…定着装置、13…排出ローラ対、14…排出トレ
イ、15…シートデッキ、16…シート載置台、16a,16b
1,16b2…スリット、17…シート収容庫、18…ガイドレ
ール、19…ガイド、20…ピックアップローラ、21…リタ
ードローラ対、22…搬送部、23…ワイヤロープ、24…プ
ーリ、25…巻き取りドラム、26…ギア、27…巻き取り
軸、28…パルスモータ、28a…出力ギア、29…シート面
高さ検知手段、31…高さ検知手段、32…制御部、33…カ
ムフォロワ、33a…支軸、33b,33c…アーム部材、34
…カム、35…コイルバネ、36…スイッチユニット、36
a,36b…タクトスイッチ、37…ホルダ、37a…リブ、
38a,38b…板バネ、41…シートサイズ検知手段、41
a,41b,41c…シートサイズ検知レバー、42…回転
軸、43…シート幅規制板、43a…レバー押圧部、44…ビ
ス、45a,45b,45c…スイッチバネ、46a,46b,46
c,46d…タクトスイッチ、47…シート後端規制板、S
…シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯田 雄三 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート収容手段に配置され、シート載置
    量に応じて昇降するシート載置台と、該シート載置台を
    昇降させる駆動手段とを有するシート供給装置におい
    て、 前記駆動手段の動力源としてパルスモータを有し、該パ
    ルスモータの脱調する駆動トルクの上限値を前記シート
    収容手段、前記シート載置台及び前記駆動手段の破壊強
    度よりも小さく設定したことを特徴とするシート供給装
    置。
  2. 【請求項2】 シート収容手段に配置され、シート載置
    量に応じて昇降するシート載置台と、該シート載置台を
    昇降させる駆動手段と、該シート載置台の高さ位置を検
    知する高さ検知手段とを有するシート供給装置におい
    て、 前記高さ検知手段の検知信号を用いて前記駆動手段の動
    作を制御する制御手段を有することを特徴とするシート
    供給装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段による前記シート載置台の
    上昇動作中に所定時間内に前記高さ検知手段により該シ
    ート載置台の上昇が検知されない場合に前記制御手段が
    前記駆動手段を停止させるように構成したことを特徴と
    する請求項2に記載のシート供給装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動手段による前記シート載置台の
    上昇動作中に前記高さ検知手段により検知された該シー
    ト載置台の高さ位置に対応して前記制御手段が前記駆動
    手段に発生する駆動トルクを変化させるように制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載のシート供給装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動手段の動力源としてパルスモー
    タを有し、前記駆動手段に発生する駆動トルクの変化
    を、該パルスモータに供給する電流値を変化させること
    により行うことを特徴とする請求項4に記載のシート供
    給装置。
  6. 【請求項6】 前記シート載置台が上昇するに従って、
    前記パルスモータに供給する電流値を小さくすることを
    特徴とする請求項5に記載のシート供給装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動手段による前記シート載置台の
    上昇動作中に前記高さ高さ検知手段により検知された該
    シート載置台の高さ位置に対応して前記制御手段が前記
    駆動手段の駆動速度を変化させるように制御することを
    特徴とする請求項2に記載のシート供給装置。
  8. 【請求項8】 前記駆動手段の動力源としてパルスモー
    タを有し、前記駆動手段の駆動速度の変化を、該パルス
    モータの回転数を変化させることにより行うことを特徴
    とする請求項7に記載のシート供給装置。
  9. 【請求項9】 前記シート載置台が上昇するに従って、
    前記パルスモータの回転数を大きくすることを特徴とす
    る請求項8に記載のシート供給装置。
  10. 【請求項10】 シート収容手段に配置され、シート載
    置量に応じて昇降するシート載置台と、該シート載置台
    を昇降させる駆動手段と、該シート載置台上に載置する
    シートのサイズを検知するシートサイズ検知手段とを有
    するシート供給装置において、 前記シートサイズ検知手段の検知信号を用いて前記駆動
    手段の動作を制御する制御手段を有することを特徴とす
    るシート供給装置。
  11. 【請求項11】 前記シートサイズ検知手段により検知
    されたシートサイズに対応して前記制御手段が前記駆動
    手段に発生する駆動トルクを変化させるように制御する
    ことを特徴とする請求項10に記載のシート供給装置。
  12. 【請求項12】 前記駆動手段の動力源としてパルスモ
    ータを有し、前記駆動手段に発生する駆動トルクの変化
    を、該パルスモータに供給する電流値を変化させること
    により行うことを特徴とする請求項11に記載のシート
    供給装置。
  13. 【請求項13】 前記シートサイズ検知手段により検知
    されたシートサイズが大サイズの場合には前記パルスモ
    ータに供給する電流値を大きくし、前記シートサイズ検
    知手段により検知されたシートサイズが小サイズの場合
    には前記パルスモータに供給する電流値を小さくするこ
    とを特徴とする請求項12に記載のシート供給装置。
  14. 【請求項14】 前記シートサイズ検知手段により検知
    されたシートサイズに対応して前記制御手段が前記駆動
    手段の駆動速度を変化させるように制御することを特徴
    とする請求項10に記載のシート供給装置。
  15. 【請求項15】 前記駆動手段の動力源としてパルスモ
    ータを有し、前記駆動手段の駆動速度の変化を、該パル
    スモータの回転数を変化させることにより行うことを特
    徴とする請求項14に記載のシート供給装置。
  16. 【請求項16】 前記シートサイズ検知手段により検知
    されたシートサイズが大サイズの場合には前記パルスモ
    ータの回転数を小さくし、前記シートサイズ検知手段に
    より検知されたシートサイズが小サイズの場合には前記
    パルスモータの回転数を大きくすることを特徴とする請
    求項15に記載のシート供給装置。
  17. 【請求項17】 請求項2〜9のいずれか1項に記載の
    駆動手段の動作を制御する制御手段と、請求項10〜1
    6のいずれか1項に記載の駆動手段の動作を制御する制
    御手段とを併用したことを特徴とする請求項1に記載の
    シート供給装置。
  18. 【請求項18】 請求項1〜17のいずれか1項に記載
    のシート供給装置を備え、該シート供給装置により供給
    されたシートに画像情報に応じて画像を形成する画像形
    成手段を有することを特徴とする画像形成装置。
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