JPH1023022A - 交換装置およびその方法 - Google Patents
交換装置およびその方法Info
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- JPH1023022A JPH1023022A JP17359696A JP17359696A JPH1023022A JP H1023022 A JPH1023022 A JP H1023022A JP 17359696 A JP17359696 A JP 17359696A JP 17359696 A JP17359696 A JP 17359696A JP H1023022 A JPH1023022 A JP H1023022A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】通信ノードの伝送レート等に応じて入出力ポー
トの変更をしなくて済み、特に家庭用として好適なAT
M交換装置等を提供する。 【解決手段】入出力ポート部10の入出力ポート12a
〜12jに、例えば、全てUTPを介して、それぞれ伝
送レートが異なるATM端末および非ATM端末が接続
されると、伝送レート検出回路24a〜24jはそれぞ
れ、端末装置からのデータを受け、各端末装置の伝送レ
ートおよび通信方式を検出する。接続制御部36は、伝
送レート検出回路24a〜24jが検出した各端末装置
の伝送レートおよび通信方式に基づいて接続スイッチ2
6を制御し、各端末装置を伝送レートが適合するインタ
ーフェース回路30a〜30j等に接続する。
トの変更をしなくて済み、特に家庭用として好適なAT
M交換装置等を提供する。 【解決手段】入出力ポート部10の入出力ポート12a
〜12jに、例えば、全てUTPを介して、それぞれ伝
送レートが異なるATM端末および非ATM端末が接続
されると、伝送レート検出回路24a〜24jはそれぞ
れ、端末装置からのデータを受け、各端末装置の伝送レ
ートおよび通信方式を検出する。接続制御部36は、伝
送レート検出回路24a〜24jが検出した各端末装置
の伝送レートおよび通信方式に基づいて接続スイッチ2
6を制御し、各端末装置を伝送レートが適合するインタ
ーフェース回路30a〜30j等に接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、それぞれ
伝送レートが異なる複数のATM通信回線とともに、A
TM方式以外の通信回線を収容する交換装置およびその
方法に関する。
伝送レートが異なる複数のATM通信回線とともに、A
TM方式以外の通信回線を収容する交換装置およびその
方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】映像
データ、音声データおよび情報処理用データ等、複数の
種類のデータを所定のパケットに収容し、一括して交換
・伝送する通信方式として、非同期転送モード(ATM ; a
synchronous transfer mode)方式がある。ATM方式以
前の通信システムにおいては、一般に、伝送レートが異
なれば、信号伝送に用いられるケーブルの通信媒体、お
よび、通信媒体と端末装置とを接続するコネクタの形状
等も異なり、互いに伝送レートが一致しない端末装置
(通信ノード)と交換機とを物理的に接続することがで
きなかった。
データ、音声データおよび情報処理用データ等、複数の
種類のデータを所定のパケットに収容し、一括して交換
・伝送する通信方式として、非同期転送モード(ATM ; a
synchronous transfer mode)方式がある。ATM方式以
前の通信システムにおいては、一般に、伝送レートが異
なれば、信号伝送に用いられるケーブルの通信媒体、お
よび、通信媒体と端末装置とを接続するコネクタの形状
等も異なり、互いに伝送レートが一致しない端末装置
(通信ノード)と交換機とを物理的に接続することがで
きなかった。
【0003】しかしながら、ATM方式においては、同
一のATM交換機に、同一の通信媒体を介して複数の伝
送レートの通信ノードが接続可能であることが重要な特
徴の1つになっている。例えば、通信媒体としてシール
ドなしツイストペア線(UTP ; unshielded twisted pair
cable) を用いた場合、UTPを介してATM交換機に
接続され得る通信ノードとしては、伝送レート155.
52Mbps,51.84Mbps,25.6Mbps
(但し、通信媒体上では32Mbps)の3種類の装置
が実用化されている。
一のATM交換機に、同一の通信媒体を介して複数の伝
送レートの通信ノードが接続可能であることが重要な特
徴の1つになっている。例えば、通信媒体としてシール
ドなしツイストペア線(UTP ; unshielded twisted pair
cable) を用いた場合、UTPを介してATM交換機に
接続され得る通信ノードとしては、伝送レート155.
52Mbps,51.84Mbps,25.6Mbps
(但し、通信媒体上では32Mbps)の3種類の装置
が実用化されている。
【0004】特に、家庭内にATM方式を導入する際に
用いられる通信媒体は、一種類に統一されようとしてい
る。従って、家庭内に導入されるATM交換機には、同
一種類の通信媒体を介して、それぞれ伝送レートが異な
る多くの種類の通信ノードが接続されると考えられてい
る。家庭内に導入されるATM交換機には、伝送レート
が異なるだけでなく、ATM方式の他の通信方式のプロ
トコルで通信を行う通信ノードが、同一の通信媒体を介
して接続される可能性もある。しかしながら、ATM交
換機の取扱いに必ずしも習熟していない一般家庭の利用
者が、それぞれ異なる伝送レートおよび通信方式の複数
の通信ノードを、同一の種類の通信媒体を介して、AT
M交換機の適切な入力ポートおよび出力ポート(入出力
ポート)に接続することは非常に難しく、誤配線を行っ
てしまう可能性が高い。従って、家庭内に導入するAT
M交換機においては、通信ノードの伝送レート等に応じ
た入出力ポートの変更は、回避されるべきである。
用いられる通信媒体は、一種類に統一されようとしてい
る。従って、家庭内に導入されるATM交換機には、同
一種類の通信媒体を介して、それぞれ伝送レートが異な
る多くの種類の通信ノードが接続されると考えられてい
る。家庭内に導入されるATM交換機には、伝送レート
が異なるだけでなく、ATM方式の他の通信方式のプロ
トコルで通信を行う通信ノードが、同一の通信媒体を介
して接続される可能性もある。しかしながら、ATM交
換機の取扱いに必ずしも習熟していない一般家庭の利用
者が、それぞれ異なる伝送レートおよび通信方式の複数
の通信ノードを、同一の種類の通信媒体を介して、AT
M交換機の適切な入力ポートおよび出力ポート(入出力
ポート)に接続することは非常に難しく、誤配線を行っ
てしまう可能性が高い。従って、家庭内に導入するAT
M交換機においては、通信ノードの伝送レート等に応じ
た入出力ポートの変更は、回避されるべきである。
【0005】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
てなされたものであり、通信ノードを接続する際に、通
信ノードの伝送レート等に応じて入出力ポートの変更を
しなくて済み、特に家庭用として好適な交換装置および
その方法を提供することを目的とする。また、本発明
は、ATM通信システムに関する知識を有さず、交換機
の取り扱いに習熟してない一般家庭の利用者等が、物理
的に同一な通信媒体を介して、それぞれ伝送レートおよ
び通信方式が異なる通信ノードを交換機に接続する際
に、誤った接続を行うことがない交換装置およびその方
法を提供することを目的とする。
てなされたものであり、通信ノードを接続する際に、通
信ノードの伝送レート等に応じて入出力ポートの変更を
しなくて済み、特に家庭用として好適な交換装置および
その方法を提供することを目的とする。また、本発明
は、ATM通信システムに関する知識を有さず、交換機
の取り扱いに習熟してない一般家庭の利用者等が、物理
的に同一な通信媒体を介して、それぞれ伝送レートおよ
び通信方式が異なる通信ノードを交換機に接続する際
に、誤った接続を行うことがない交換装置およびその方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る交換装置は、複数の入力ポートから入
力される伝送信号に含まれる所定の交換方式のパケット
を交換処理し、複数の出力ポートから出力する交換装置
であって、前記複数の入力ポートおよび前記複数の出力
ポートはそれぞれ所定の伝送レートを有し、前記複数の
入力ポートそれぞれに入力される伝送信号の伝送レート
を検出する伝送レート検出手段と、それぞれ前記所定の
伝送レートで前記パケットを受け入れる複数のパケット
受け入れ手段と、検出した前記所定の伝送レートに基づ
いて、前記複数の入力ポートそれぞれから入力される前
記パケットを、伝送レートが一致する前記複数の前記パ
ケット受け入れ手段それぞれに供給する入力パケット供
給手段と、受け入れた前記パケットを交換処理し、受け
入れた前記パケットのヘッダデータが示す前記出力ポー
トから出力するパケット交換手段とを有する。
に、本発明に係る交換装置は、複数の入力ポートから入
力される伝送信号に含まれる所定の交換方式のパケット
を交換処理し、複数の出力ポートから出力する交換装置
であって、前記複数の入力ポートおよび前記複数の出力
ポートはそれぞれ所定の伝送レートを有し、前記複数の
入力ポートそれぞれに入力される伝送信号の伝送レート
を検出する伝送レート検出手段と、それぞれ前記所定の
伝送レートで前記パケットを受け入れる複数のパケット
受け入れ手段と、検出した前記所定の伝送レートに基づ
いて、前記複数の入力ポートそれぞれから入力される前
記パケットを、伝送レートが一致する前記複数の前記パ
ケット受け入れ手段それぞれに供給する入力パケット供
給手段と、受け入れた前記パケットを交換処理し、受け
入れた前記パケットのヘッダデータが示す前記出力ポー
トから出力するパケット交換手段とを有する。
【0007】好適には、前記交換方式は、非同期転送モ
ード(ATM)であって、前記パケットはATMセルで
ある。
ード(ATM)であって、前記パケットはATMセルで
ある。
【0008】好適には、伝送レート検出手段は、検出し
た伝送レートに基づいて、前記入出力ポートに入力され
る前記伝送信号の伝送方式をさらに検出し、ATM方式
以外の所定の伝送方式の信号を入出力する複数の入出力
ポートと、検出した前記所定の伝送方式に基づいて、前
記入出力ポートの一方を、伝送方式が一致する前記入出
力ポートの他方に接続する入出力ポート接続手段とをさ
らに有する。
た伝送レートに基づいて、前記入出力ポートに入力され
る前記伝送信号の伝送方式をさらに検出し、ATM方式
以外の所定の伝送方式の信号を入出力する複数の入出力
ポートと、検出した前記所定の伝送方式に基づいて、前
記入出力ポートの一方を、伝送方式が一致する前記入出
力ポートの他方に接続する入出力ポート接続手段とをさ
らに有する。
【0009】好適には、前記パケット交換手段は、受け
入れたATMセルそれぞれを、ヘッダデータが示す前記
複数の出力ポートに交換するATMセル交換手段と、交
換したATMセルを、それぞれ前記所定の伝送レートで
出力するATMセル出力手段と、出力したATMセル
を、伝送レートが一致する前記複数の出力ポートに供給
する出力ATMセル供給手段とを有する。
入れたATMセルそれぞれを、ヘッダデータが示す前記
複数の出力ポートに交換するATMセル交換手段と、交
換したATMセルを、それぞれ前記所定の伝送レートで
出力するATMセル出力手段と、出力したATMセル
を、伝送レートが一致する前記複数の出力ポートに供給
する出力ATMセル供給手段とを有する。
【0010】好適には、前記入力パケット供給手段は、
伝送レートが一致する前記ATMセル受け入れ手段およ
び前記ATMセル交換手段またはこれらのいずれかが使
用できない場合に、所定の警報を発する。
伝送レートが一致する前記ATMセル受け入れ手段およ
び前記ATMセル交換手段またはこれらのいずれかが使
用できない場合に、所定の警報を発する。
【0011】本発明に係る交換装置は、例えば、家庭用
のATM交換装置であって、それぞれ異なる伝送レート
あるいは通信方式でデータ伝送を行う複数の端末装置等
の通信ノードが同一の通信媒体を介して複数の入力ポー
トおよび複数の出力ポートに接続されている。本発明に
係るATM交換装置において、伝送レート検出手段は、
例えば、通信ノードから入力ポートに供給されるクロッ
ク信号の周波数等を判断することにより、複数の入力ポ
ートそれぞれに接続された通信ノードの伝送レートおよ
び通信方式を検出する。
のATM交換装置であって、それぞれ異なる伝送レート
あるいは通信方式でデータ伝送を行う複数の端末装置等
の通信ノードが同一の通信媒体を介して複数の入力ポー
トおよび複数の出力ポートに接続されている。本発明に
係るATM交換装置において、伝送レート検出手段は、
例えば、通信ノードから入力ポートに供給されるクロッ
ク信号の周波数等を判断することにより、複数の入力ポ
ートそれぞれに接続された通信ノードの伝送レートおよ
び通信方式を検出する。
【0012】複数のATMセル受け入れ手段は、それぞ
れ所定の伝送レート、例えば、伝送レート155.52
Mbps,51.84Mbps,25.6MbpsのA
TMセルを受け入れ、インターフェース処理を行う。入
力パケット供給手段は、伝送レート検出手段が検出した
所定の伝送レートに基づいて、複数の入力ポートそれぞ
れから入力されるATMセルを、伝送レートが一致する
複数のATMセル受け入れ手段それぞれに供給する。つ
まり、具体的には、伝送レート155.52Mbpsの
通信ノードから入力ポートに入力されたATMセルを、
伝送レート155.52Mbps用のATMセル受け入
れ手段に対して供給し、伝送レート51.84Mbps
の通信ノードから入力ポートに入力されたATMセル
を、伝送レート51.84Mbps用のATMセル受け
入れ手段に対して供給し、伝送レート25.6Mbps
の通信ノードから入力されたATMセルを、伝送レート
25.6Mbps用のATMセル受け入れ手段に対して
供給するセレクタとして動作し、入力ポートとATMセ
ル受け入れ手段との伝送レートが一致するように自動接
続する。
れ所定の伝送レート、例えば、伝送レート155.52
Mbps,51.84Mbps,25.6MbpsのA
TMセルを受け入れ、インターフェース処理を行う。入
力パケット供給手段は、伝送レート検出手段が検出した
所定の伝送レートに基づいて、複数の入力ポートそれぞ
れから入力されるATMセルを、伝送レートが一致する
複数のATMセル受け入れ手段それぞれに供給する。つ
まり、具体的には、伝送レート155.52Mbpsの
通信ノードから入力ポートに入力されたATMセルを、
伝送レート155.52Mbps用のATMセル受け入
れ手段に対して供給し、伝送レート51.84Mbps
の通信ノードから入力ポートに入力されたATMセル
を、伝送レート51.84Mbps用のATMセル受け
入れ手段に対して供給し、伝送レート25.6Mbps
の通信ノードから入力されたATMセルを、伝送レート
25.6Mbps用のATMセル受け入れ手段に対して
供給するセレクタとして動作し、入力ポートとATMセ
ル受け入れ手段との伝送レートが一致するように自動接
続する。
【0013】パケット交換手段において、ATMセル交
換手段は、ATMセル受け入れ手段がそれぞれ受け入れ
たATMセルそれぞれを、ヘッダデータが示す複数の出
力ポートに割り当てて交換処理を行う。さらに、ATM
セル交換手段のATMセル出力手段は、ATMセル交換
手段が交換処理したATMセルを、所定の伝送レートで
出力する。
換手段は、ATMセル受け入れ手段がそれぞれ受け入れ
たATMセルそれぞれを、ヘッダデータが示す複数の出
力ポートに割り当てて交換処理を行う。さらに、ATM
セル交換手段のATMセル出力手段は、ATMセル交換
手段が交換処理したATMセルを、所定の伝送レートで
出力する。
【0014】出力ATMセル供給手段は、ATMセル出
力手段が交換処理したATMセルを、伝送レートが一致
する複数の出力ポートに供給する。つまり、具体的に
は、ATMセル出力手段も、入力パケット供給手段と同
様に、出力ATMセル供給手段が伝送レート155.5
2Mbpsで出力したATMセルを、伝送レート15
5.52Mbps用の出力ポートに対して供給し、AT
Mセル出力手段が伝送レート51.84Mbpsで出力
したATMセルを、伝送レート51.84Mbps用の
出力ポートに対して供給し、ATMセル出力手段が伝送
レート26.4Mbpsで出力したATMセルを、伝送
レート26.4Mbps用の出力ポートに対して供給す
るセレクタとして動作し、出力ポートとATMセル出力
手段との伝送レートが一致するように自動接続する。
力手段が交換処理したATMセルを、伝送レートが一致
する複数の出力ポートに供給する。つまり、具体的に
は、ATMセル出力手段も、入力パケット供給手段と同
様に、出力ATMセル供給手段が伝送レート155.5
2Mbpsで出力したATMセルを、伝送レート15
5.52Mbps用の出力ポートに対して供給し、AT
Mセル出力手段が伝送レート51.84Mbpsで出力
したATMセルを、伝送レート51.84Mbps用の
出力ポートに対して供給し、ATMセル出力手段が伝送
レート26.4Mbpsで出力したATMセルを、伝送
レート26.4Mbps用の出力ポートに対して供給す
るセレクタとして動作し、出力ポートとATMセル出力
手段との伝送レートが一致するように自動接続する。
【0015】また、本発明に係る交換方法は、複数の入
出力ポートから同じ通信媒体を介して、複数の伝送レー
トで伝送されてくる所定の交換方式の伝送信号を入力お
よび出力する交換方法であって、入力した前記伝送信号
の伝送レートを検出し、入力した前記伝送信号を、伝送
レートが適合する伝送レートのインターフェース装置に
供給し、インターフェース装置が受け入れた伝送信号に
含まれるパケットを交換処理して前記出力ポートから出
力する。
出力ポートから同じ通信媒体を介して、複数の伝送レー
トで伝送されてくる所定の交換方式の伝送信号を入力お
よび出力する交換方法であって、入力した前記伝送信号
の伝送レートを検出し、入力した前記伝送信号を、伝送
レートが適合する伝送レートのインターフェース装置に
供給し、インターフェース装置が受け入れた伝送信号に
含まれるパケットを交換処理して前記出力ポートから出
力する。
【0016】好適には、前記交換方式は、非同期転送モ
ード(ATM)であって、前記パケットはATMセルで
ある。
ード(ATM)であって、前記パケットはATMセルで
ある。
【0017】好適には、複数の入出力ポートから同じ通
信媒体を介して伝送されてくるATM方式以外の所定の
通信方式の伝送信号をさらに入力および出力し、入力し
た前記伝送信号の伝送方式を検出し、入力した前記伝送
信号に含まれるパケットを、伝送方式が適合する通信ノ
ードが接続された前記出力ポートから出力する。
信媒体を介して伝送されてくるATM方式以外の所定の
通信方式の伝送信号をさらに入力および出力し、入力し
た前記伝送信号の伝送方式を検出し、入力した前記伝送
信号に含まれるパケットを、伝送方式が適合する通信ノ
ードが接続された前記出力ポートから出力する。
【0018】
【発明の実施の形態】第1実施形態 以下、本発明の第1の実施形態を説明する。図1は、第
1の実施形態における本発明に係るATM交換機1の構
成を示す図である。図1に示すように、ATM交換機1
は、入力ポート部14、交換部80および出力ポート部
46から構成され、入力ポート部14は、入力インター
フェース16a〜16d(入力IF−A〜IF−D)、
および、入力インターフェース16a〜16dそれぞれ
に対応して設けられた翻訳メモリ18a〜18dから構
成され、出力ポート部46は、出力インターフェース4
8a〜48d(出力IF−A〜IF−D)から構成され
る。ATM交換機1は、これらの構成部分により、入力
ポート部14の入力インターフェース16a〜16dに
入力されるATMセルをルーティングし、交換して出力
インターフェース48a〜48dから出力する。
1の実施形態における本発明に係るATM交換機1の構
成を示す図である。図1に示すように、ATM交換機1
は、入力ポート部14、交換部80および出力ポート部
46から構成され、入力ポート部14は、入力インター
フェース16a〜16d(入力IF−A〜IF−D)、
および、入力インターフェース16a〜16dそれぞれ
に対応して設けられた翻訳メモリ18a〜18dから構
成され、出力ポート部46は、出力インターフェース4
8a〜48d(出力IF−A〜IF−D)から構成され
る。ATM交換機1は、これらの構成部分により、入力
ポート部14の入力インターフェース16a〜16dに
入力されるATMセルをルーティングし、交換して出力
インターフェース48a〜48dから出力する。
【0019】ATM交換機1において、入力ポート部1
4の入力インターフェース16a〜16dはそれぞれ、
ATM方式の通信回線(図示せず)から入力されるAT
Mセルを受け入れて、翻訳メモリ18a〜18dに対し
て出力する。翻訳メモリ18a〜18dにはそれぞれ、
図2に示すように、呼設定によって設定されたコネクシ
ョンの仮想パス識別子/仮想チャネル識別子(VPI/
VCI)と、新たな仮想パス識別子/仮想チャネル識別
子(VPI’/VCI’)およびルーティング情報との
組が、テーブル形式に記憶(エントリ)される。
4の入力インターフェース16a〜16dはそれぞれ、
ATM方式の通信回線(図示せず)から入力されるAT
Mセルを受け入れて、翻訳メモリ18a〜18dに対し
て出力する。翻訳メモリ18a〜18dにはそれぞれ、
図2に示すように、呼設定によって設定されたコネクシ
ョンの仮想パス識別子/仮想チャネル識別子(VPI/
VCI)と、新たな仮想パス識別子/仮想チャネル識別
子(VPI’/VCI’)およびルーティング情報との
組が、テーブル形式に記憶(エントリ)される。
【0020】翻訳メモリ18a〜18dはそれぞれ、入
力インターフェース16a〜16dから入力されたAT
Mセルのヘッダに含まれるアドレス(VPI/VCI)
を参照して、翻訳処理を行う。つまり、翻訳メモリ18
a〜18dはそれぞれ、VPI/VCIに基づいてテー
ブルを検索し、図3に示すように、検索の結果として新
たに得られたVPI’/VCI’と、ATMセルの元の
VPI/VCIとを入れ替え、ルーティング情報をAT
Mセルに付加して交換部80に対して出力する。交換部
80は、翻訳メモリ18a〜18dから入力されるAT
Mセルそれぞれを、ルーティング情報が示す出力インタ
ーフェース48a〜48dを介して出力する。
力インターフェース16a〜16dから入力されたAT
Mセルのヘッダに含まれるアドレス(VPI/VCI)
を参照して、翻訳処理を行う。つまり、翻訳メモリ18
a〜18dはそれぞれ、VPI/VCIに基づいてテー
ブルを検索し、図3に示すように、検索の結果として新
たに得られたVPI’/VCI’と、ATMセルの元の
VPI/VCIとを入れ替え、ルーティング情報をAT
Mセルに付加して交換部80に対して出力する。交換部
80は、翻訳メモリ18a〜18dから入力されるAT
Mセルそれぞれを、ルーティング情報が示す出力インタ
ーフェース48a〜48dを介して出力する。
【0021】第2実施形態 以下、本発明の第2の実施形態を説明する。図4は、第
2の実施形態における本発明に係るATM交換機2の構
成を示す図である。なお、図4においては、ATM交換
機1(図1)と同じ構成部分に同一の符号を付してあ
る。第1の実施形態に示したATM交換機1(図1)の
翻訳メモリ18a〜18dは、VPI/VCIの比較機
能を有する特殊なメモリ素子を用いて構成されるため、
高価である。また、大規模なATM交換機においては、
翻訳メモリそれぞれの記憶容量は充分に大きい必要があ
る一方、例えば、家庭に導入される小容量・小型ATM
交換機においては、翻訳メモリそれぞれの記憶容量は必
要なく、むしろATM交換機全体としてのコネクション
数が交換処理上の問題になることが多い。
2の実施形態における本発明に係るATM交換機2の構
成を示す図である。なお、図4においては、ATM交換
機1(図1)と同じ構成部分に同一の符号を付してあ
る。第1の実施形態に示したATM交換機1(図1)の
翻訳メモリ18a〜18dは、VPI/VCIの比較機
能を有する特殊なメモリ素子を用いて構成されるため、
高価である。また、大規模なATM交換機においては、
翻訳メモリそれぞれの記憶容量は充分に大きい必要があ
る一方、例えば、家庭に導入される小容量・小型ATM
交換機においては、翻訳メモリそれぞれの記憶容量は必
要なく、むしろATM交換機全体としてのコネクション
数が交換処理上の問題になることが多い。
【0022】例えば、小容量・小型ATM交換機におい
て、全体で設定されるコネクションが最大256である
一方、入力ポートごとに最大128のコネクションが設
定される場合には、ATM交換機1では、翻訳メモリ1
8a〜18dそれぞれが128コネクション分の容量を
有する必要があることになり、ATM交換機1全体とし
て、256(=128×4−256)コネクションの分
の記憶容量が無駄になってしまう。
て、全体で設定されるコネクションが最大256である
一方、入力ポートごとに最大128のコネクションが設
定される場合には、ATM交換機1では、翻訳メモリ1
8a〜18dそれぞれが128コネクション分の容量を
有する必要があることになり、ATM交換機1全体とし
て、256(=128×4−256)コネクションの分
の記憶容量が無駄になってしまう。
【0023】かかる観点から、第2の実施形態において
説明するATM交換機2は、第1の実施形態に示したA
TM交換機1を改良し、翻訳メモリを各入力ポートに共
通に設け、その記憶容量および数量を減らして無駄を省
きながら効率的な交換処理が可能であり、しかも、小型
・安価に製造可能としたものである。図4に示すよう
に、ATM交換機2は、入力ポート部60、翻訳メモリ
64、交換部42および出力ポート部46から構成され
ており、入力ポート部60は、入力インターフェース6
2a〜62dから構成される。
説明するATM交換機2は、第1の実施形態に示したA
TM交換機1を改良し、翻訳メモリを各入力ポートに共
通に設け、その記憶容量および数量を減らして無駄を省
きながら効率的な交換処理が可能であり、しかも、小型
・安価に製造可能としたものである。図4に示すよう
に、ATM交換機2は、入力ポート部60、翻訳メモリ
64、交換部42および出力ポート部46から構成され
ており、入力ポート部60は、入力インターフェース6
2a〜62dから構成される。
【0024】入力ポート部60の入力インターフェース
62a〜62dはそれぞれ、ATM方式の通信回線(図
示せず)から入力されるATMセルを受け入れて、受け
入れたATMそれぞれに、入力ポートを示す入力ポート
識別子を、例えば、ATMセルのヘッダのヘッダ誤り制
御情報(HEC ; headder error control) の位置に付加す
る。
62a〜62dはそれぞれ、ATM方式の通信回線(図
示せず)から入力されるATMセルを受け入れて、受け
入れたATMそれぞれに、入力ポートを示す入力ポート
識別子を、例えば、ATMセルのヘッダのヘッダ誤り制
御情報(HEC ; headder error control) の位置に付加す
る。
【0025】翻訳メモリ64には、図5に示すように、
呼設定によって設定されたコネクションのVPI/VC
Iおよび入力ポート識別子と、VPI’/VCI’およ
びルーティング情報とを対応付けたテーブルがエントリ
される。翻訳メモリ64はそれぞれ、入力インターフェ
ース62a〜62dから入力されたATMセルのヘッダ
に含まれるVPI/VCIと入力ポート識別子とを参照
して、翻訳処理を行う。つまり、翻訳メモリ64は、V
PI/VCIおよび入力ポート識別子に基づいてテーブ
ルを検索し、検索の結果として新たに得られたVPI’
/VCI’と、元のVPI/VCIとを入れ替え、さら
に、ルーティング情報をユーザ情報としてATMセルに
付加し、交換部80に対して出力する。
呼設定によって設定されたコネクションのVPI/VC
Iおよび入力ポート識別子と、VPI’/VCI’およ
びルーティング情報とを対応付けたテーブルがエントリ
される。翻訳メモリ64はそれぞれ、入力インターフェ
ース62a〜62dから入力されたATMセルのヘッダ
に含まれるVPI/VCIと入力ポート識別子とを参照
して、翻訳処理を行う。つまり、翻訳メモリ64は、V
PI/VCIおよび入力ポート識別子に基づいてテーブ
ルを検索し、検索の結果として新たに得られたVPI’
/VCI’と、元のVPI/VCIとを入れ替え、さら
に、ルーティング情報をユーザ情報としてATMセルに
付加し、交換部80に対して出力する。
【0026】以上説明したようにATM交換機2を構成
することにより、翻訳メモリの容量・数量を削減するこ
とができる。上記例に基づいて、具体的に説明すると、
ATM交換機2全体で設定されるコネクションが最大2
56である場合、入力ポートそれぞれに最大128のコ
ネクションが設定される場合であっても、翻訳メモリ6
4は、256コネクション分の容量があればよい。従っ
て、ATM交換機1(図1)において生じていた256
コネクション分の記憶容量の無駄は解消されることにな
る。
することにより、翻訳メモリの容量・数量を削減するこ
とができる。上記例に基づいて、具体的に説明すると、
ATM交換機2全体で設定されるコネクションが最大2
56である場合、入力ポートそれぞれに最大128のコ
ネクションが設定される場合であっても、翻訳メモリ6
4は、256コネクション分の容量があればよい。従っ
て、ATM交換機1(図1)において生じていた256
コネクション分の記憶容量の無駄は解消されることにな
る。
【0027】なお、ATM交換機2において、入力ポー
トおよび出力ポートの数は4に限らず、また、入力ポー
トの数と出力ポートの数とは同じでなくもよい。また、
入力ポートおよび出力ポートが入出力するATMセルの
伝送レートは、それぞれ異なっていてもよい。また、本
発明は、翻訳メモリを参照してATMセルのルーティン
グを行う、図4に示した構成以外のATM交換機にも広
く応用することができる。
トおよび出力ポートの数は4に限らず、また、入力ポー
トの数と出力ポートの数とは同じでなくもよい。また、
入力ポートおよび出力ポートが入出力するATMセルの
伝送レートは、それぞれ異なっていてもよい。また、本
発明は、翻訳メモリを参照してATMセルのルーティン
グを行う、図4に示した構成以外のATM交換機にも広
く応用することができる。
【0028】第3実施形態 以下、本発明の第3の実施形態として、本発明に係るA
TM交換機の詳細な構成および動作を説明する。図6
は、第3の実施形態における本発明に係るATM交換機
3の構成を示す図である。なお、図6においては、AT
M交換機1,2(図1,4)と同じ構成部分に同一の符
号を付してある。
TM交換機の詳細な構成および動作を説明する。図6
は、第3の実施形態における本発明に係るATM交換機
3の構成を示す図である。なお、図6においては、AT
M交換機1,2(図1,4)と同じ構成部分に同一の符
号を付してある。
【0029】図6に示すように、ATM交換機3は、交
換部42、および、第2の実施形態に示したATM交換
機2(図4)の入力ポート部60と出力ポート部46と
を一体化した入出力ポート部44から構成される。入出
力ポート部44は、入出力インターフェース440a〜
440dから構成され、入出力インターフェース440
a〜440dはそれぞれ、物理メディアデバイス(PM
D)442および物理層デバイス444から構成され
る。なお、図6においては、入出力インターフェース4
40b〜440dの物理メディアデバイス442および
物理層デバイス444の符号は、図示の簡略化のために
省略してある。
換部42、および、第2の実施形態に示したATM交換
機2(図4)の入力ポート部60と出力ポート部46と
を一体化した入出力ポート部44から構成される。入出
力ポート部44は、入出力インターフェース440a〜
440dから構成され、入出力インターフェース440
a〜440dはそれぞれ、物理メディアデバイス(PM
D)442および物理層デバイス444から構成され
る。なお、図6においては、入出力インターフェース4
40b〜440dの物理メディアデバイス442および
物理層デバイス444の符号は、図示の簡略化のために
省略してある。
【0030】交換部42は、入力コントロール部42
0、ヘッダー抽出・アドレス変換メモリインターフェー
ス部422、アドレス翻訳メモリ部424、出力コント
ロール部426、輻輳処理・優先処理部428、シグナ
リングセルバッファ430,434、CPUインターフ
ェース432、マイクロプロセッサ(CPU)、メモリ
およびこれらの周辺回路から構成される制御部436お
よび出力バッファ438から構成される。ATM交換機
3は、これらの構成部分により、ATM交換機2(図
4)と同様に、入出力ポート部44に接続された端末装
置(通信ノード)相互間でATMセルの交換処理を行
う。
0、ヘッダー抽出・アドレス変換メモリインターフェー
ス部422、アドレス翻訳メモリ部424、出力コント
ロール部426、輻輳処理・優先処理部428、シグナ
リングセルバッファ430,434、CPUインターフ
ェース432、マイクロプロセッサ(CPU)、メモリ
およびこれらの周辺回路から構成される制御部436お
よび出力バッファ438から構成される。ATM交換機
3は、これらの構成部分により、ATM交換機2(図
4)と同様に、入出力ポート部44に接続された端末装
置(通信ノード)相互間でATMセルの交換処理を行
う。
【0031】以下、ATM交換機3の各構成部分を説明
する。入出力ポート部44の入出力インターフェース4
40a〜440dそれぞれにおいて、物理メディアデバ
イス442には、例えば、伝送レート25.6Mbp
s,52Mbps,155MbpsのATM方式の端末
装置(ATM端末)がシールドなしツイストペアケーブ
ル(UTP ; unshielded twisted pair cable) 等、所定の
通信媒体を介して接続されている。
する。入出力ポート部44の入出力インターフェース4
40a〜440dそれぞれにおいて、物理メディアデバ
イス442には、例えば、伝送レート25.6Mbp
s,52Mbps,155MbpsのATM方式の端末
装置(ATM端末)がシールドなしツイストペアケーブ
ル(UTP ; unshielded twisted pair cable) 等、所定の
通信媒体を介して接続されている。
【0032】物理メディアデバイス442は、接続され
ている端末装置から入力される伝送信号からATMセル
を再生し、物理層デバイス444に対して出力する。ま
た、物理メディアデバイス442は、物理層デバイス4
44から入力されるATMセルを、通信媒体に適合した
伝送信号に変換して送出する。
ている端末装置から入力される伝送信号からATMセル
を再生し、物理層デバイス444に対して出力する。ま
た、物理メディアデバイス442は、物理層デバイス4
44から入力されるATMセルを、通信媒体に適合した
伝送信号に変換して送出する。
【0033】物理層デバイス444は、交換部42と物
理メディアデバイス442との間で入出力されるATM
セルに対する入出力処理を行う。つまり、物理層デバイ
ス444は、物理メディアデバイス442から入力され
るビットストリームからATMセルを抽出し、パラレル
変換して、入出力ポート部44の入力コントロール部4
20に対して出力する。また、物理層デバイス444
は、出力バッファ438から入力される多重化されたA
TMセルを分離し、パラレル/シリアル変換して物理メ
ディアデバイス442に対して出力する。
理メディアデバイス442との間で入出力されるATM
セルに対する入出力処理を行う。つまり、物理層デバイ
ス444は、物理メディアデバイス442から入力され
るビットストリームからATMセルを抽出し、パラレル
変換して、入出力ポート部44の入力コントロール部4
20に対して出力する。また、物理層デバイス444
は、出力バッファ438から入力される多重化されたA
TMセルを分離し、パラレル/シリアル変換して物理メ
ディアデバイス442に対して出力する。
【0034】交換部42において、入力コントロール部
420は、入出力ポート部44の物理層デバイス444
から入力されたATMセルをバッファリングし、バッフ
ァリングしたATMセルが、いずれの入出力インターフ
ェース440a〜440d(入出力ポート)により受け
入れられたかを示す入力ポート識別子をATMセルのヘ
ッダのヘッダ誤り制御情報(HEC ; headder error contr
ol) の位置にユーザ情報として付加し、ヘッダー抽出・
アドレス変換メモリインターフェース部422に対して
出力する。
420は、入出力ポート部44の物理層デバイス444
から入力されたATMセルをバッファリングし、バッフ
ァリングしたATMセルが、いずれの入出力インターフ
ェース440a〜440d(入出力ポート)により受け
入れられたかを示す入力ポート識別子をATMセルのヘ
ッダのヘッダ誤り制御情報(HEC ; headder error contr
ol) の位置にユーザ情報として付加し、ヘッダー抽出・
アドレス変換メモリインターフェース部422に対して
出力する。
【0035】ヘッダー抽出・アドレス変換メモリインタ
ーフェース部422は、入力コントロール部420から
入力されたATMセルのヘッダ部分に含まれる仮想パス
識別子(VPI;virtual path identifier )、仮想チ
ャネル識別子(VCI;virtual channel identifier)
および入力ポート識別子を抽出し、アドレス翻訳メモリ
部424に対して出力する。また、ヘッダー抽出・アド
レス変換メモリインターフェース部422は、アドレス
翻訳メモリ部424から入力される新たな仮想パス識別
子および仮想チャネル識別子(VPI’/VCI’)を
元のVPI/VCIと入れ替え、さらに、ATMセルを
出力する入出力インターフェース440a〜440dを
示すルーティング情報(図5)、および、輻輳制御・優
先制御等の識別子をATMセルのヘッダの位置に付加
し、出力コントロール部426に対して出力する。
ーフェース部422は、入力コントロール部420から
入力されたATMセルのヘッダ部分に含まれる仮想パス
識別子(VPI;virtual path identifier )、仮想チ
ャネル識別子(VCI;virtual channel identifier)
および入力ポート識別子を抽出し、アドレス翻訳メモリ
部424に対して出力する。また、ヘッダー抽出・アド
レス変換メモリインターフェース部422は、アドレス
翻訳メモリ部424から入力される新たな仮想パス識別
子および仮想チャネル識別子(VPI’/VCI’)を
元のVPI/VCIと入れ替え、さらに、ATMセルを
出力する入出力インターフェース440a〜440dを
示すルーティング情報(図5)、および、輻輳制御・優
先制御等の識別子をATMセルのヘッダの位置に付加
し、出力コントロール部426に対して出力する。
【0036】アドレス翻訳メモリ部424は、ATM交
換機2(図4)の翻訳メモリ64に対応し、ATMセル
のルーティング処理を行う。つまり、アドレス翻訳メモ
リ部424は、ヘッダー抽出・アドレス変換メモリイン
ターフェース部422から入力されたVPI/VCIお
よび入力ポート識別子に基づいて、コネクションごとに
エントリされているVPI/VCIおよび入力ポート識
別子と、VPI’/VCI’およびルーティング情報と
を対応付けたテーブル(図5)を検索することによりV
PI/VCIを翻訳し、新たな仮想パス識別子、仮想チ
ャネル識別子(VPI’/VCI’)およびルーティン
グ情報を生成し、ヘッダー抽出・アドレス変換メモリイ
ンターフェース部422に対して出力する。
換機2(図4)の翻訳メモリ64に対応し、ATMセル
のルーティング処理を行う。つまり、アドレス翻訳メモ
リ部424は、ヘッダー抽出・アドレス変換メモリイン
ターフェース部422から入力されたVPI/VCIお
よび入力ポート識別子に基づいて、コネクションごとに
エントリされているVPI/VCIおよび入力ポート識
別子と、VPI’/VCI’およびルーティング情報と
を対応付けたテーブル(図5)を検索することによりV
PI/VCIを翻訳し、新たな仮想パス識別子、仮想チ
ャネル識別子(VPI’/VCI’)およびルーティン
グ情報を生成し、ヘッダー抽出・アドレス変換メモリイ
ンターフェース部422に対して出力する。
【0037】また、アドレス翻訳メモリ部424に対し
ては、呼設定に応じて、CPUインターフェース432
を介して制御部436により、新たな変換テーブルの追
加・削除および更新が行われる。なお、アドレス翻訳メ
モリ部424は、入出力制御部20から呼設定処理に用
いられるシグナリングセルが入力された場合には、シグ
ナリングセルがシグナリングセルバッファ430にルー
ティングされるようにVPI’/VCI’を生成する。
ては、呼設定に応じて、CPUインターフェース432
を介して制御部436により、新たな変換テーブルの追
加・削除および更新が行われる。なお、アドレス翻訳メ
モリ部424は、入出力制御部20から呼設定処理に用
いられるシグナリングセルが入力された場合には、シグ
ナリングセルがシグナリングセルバッファ430にルー
ティングされるようにVPI’/VCI’を生成する。
【0038】出力コントロール部426は、ヘッダー抽
出・アドレス変換メモリインターフェース部422から
入力されたATMセルを、HECの位置に含まれるルー
ティング情報に基づいて入出力インターフェース440
a〜440dに割り当てることにより交換処理を行う。
さらに、出力コントロール部426は、ATMセルに付
加された識別子に基づいて優先制御および輻輳制御を行
い、出力バッファ438を介して入出力制御部20の入
力制御部34に対して出力する。なお、ヘッダー抽出・
アドレス変換メモリインターフェース部422から呼設
定処理用のシグナリングセルが入力された場合には、出
力コントロール部426は、シグナリングセルをシグナ
リングセルバッファ430およびCPUインターフェー
ス432を介して制御部436に対して出力する。
出・アドレス変換メモリインターフェース部422から
入力されたATMセルを、HECの位置に含まれるルー
ティング情報に基づいて入出力インターフェース440
a〜440dに割り当てることにより交換処理を行う。
さらに、出力コントロール部426は、ATMセルに付
加された識別子に基づいて優先制御および輻輳制御を行
い、出力バッファ438を介して入出力制御部20の入
力制御部34に対して出力する。なお、ヘッダー抽出・
アドレス変換メモリインターフェース部422から呼設
定処理用のシグナリングセルが入力された場合には、出
力コントロール部426は、シグナリングセルをシグナ
リングセルバッファ430およびCPUインターフェー
ス432を介して制御部436に対して出力する。
【0039】制御部436は、シグナリングセルバッフ
ァ430およびCPUインターフェース432を介して
入力されたシグナリングセルに含まれる呼設定情報に基
づいて、アドレス翻訳メモリ部424の記憶内容(エン
トリー)の追加、削除および更新を行う。また、制御部
436は、必要に応じて、呼設定用のシグナリングセル
を生成し、CPUインターフェース432およびシグナ
リングセルバッファ434を介して出力コントロール部
426に対して出力する。
ァ430およびCPUインターフェース432を介して
入力されたシグナリングセルに含まれる呼設定情報に基
づいて、アドレス翻訳メモリ部424の記憶内容(エン
トリー)の追加、削除および更新を行う。また、制御部
436は、必要に応じて、呼設定用のシグナリングセル
を生成し、CPUインターフェース432およびシグナ
リングセルバッファ434を介して出力コントロール部
426に対して出力する。
【0040】以下、ATM交換機3の動作を説明する。
入出力ポート部44(図6)の入出力インターフェース
440a〜440dに接続されたATM端末から呼設定
要求および終了要求等があるたびに、交換部42の制御
部436は、呼設定処理を行い、アドレス翻訳メモリ部
424のエントリ(図5)の追加・更新を行う。入出力
インターフェース440a〜440dはそれぞれ、AT
M端末からATMセルを受け入れ、交換部42に対して
出力する。
入出力ポート部44(図6)の入出力インターフェース
440a〜440dに接続されたATM端末から呼設定
要求および終了要求等があるたびに、交換部42の制御
部436は、呼設定処理を行い、アドレス翻訳メモリ部
424のエントリ(図5)の追加・更新を行う。入出力
インターフェース440a〜440dはそれぞれ、AT
M端末からATMセルを受け入れ、交換部42に対して
出力する。
【0041】交換部42において、入力コントロール部
420は、入出力インターフェース440a〜440d
から入力されたATMセルをバッファリングし、さら
に、入力ポート識別子をATMセルのユーザ情報の位置
に付加する。ヘッダー抽出・アドレス変換メモリインタ
ーフェース部422は、ATMセルのVPI/VCIお
よび入力ポート識別子を抽出し、アドレス翻訳メモリ部
424に対して出力する。
420は、入出力インターフェース440a〜440d
から入力されたATMセルをバッファリングし、さら
に、入力ポート識別子をATMセルのユーザ情報の位置
に付加する。ヘッダー抽出・アドレス変換メモリインタ
ーフェース部422は、ATMセルのVPI/VCIお
よび入力ポート識別子を抽出し、アドレス翻訳メモリ部
424に対して出力する。
【0042】アドレス翻訳メモリ部424は、ヘッダー
抽出・アドレス変換メモリインターフェース部422か
ら入力されたVPI/VCIおよび入力ポート識別子に
基づいてテーブル(図5)を検索し、さらに、VPI’
/VCI’およびルーティング情報を生成する。出力コ
ントロール部426は、ATMセルを、HECに含まれ
るルーティング情報に基づいて入出力インターフェース
440a〜440dに割り当て、出力バッファ438を
介して入出力インターフェース440a〜440dに対
して出力する。入出力インターフェース440a〜44
0dは、出力コントロール部426から入力されたAT
Mセルを、ATM端末に対して出力する。
抽出・アドレス変換メモリインターフェース部422か
ら入力されたVPI/VCIおよび入力ポート識別子に
基づいてテーブル(図5)を検索し、さらに、VPI’
/VCI’およびルーティング情報を生成する。出力コ
ントロール部426は、ATMセルを、HECに含まれ
るルーティング情報に基づいて入出力インターフェース
440a〜440dに割り当て、出力バッファ438を
介して入出力インターフェース440a〜440dに対
して出力する。入出力インターフェース440a〜44
0dは、出力コントロール部426から入力されたAT
Mセルを、ATM端末に対して出力する。
【0043】以上説明したようにATM交換機3を構成
することにより、第2の実施形態に示したATM交換機
2(図4)と同様に、翻訳メモリの容量・数量を削減す
ることができる。従って、ATM交換機3は、安価に製
造することができ、小容量・家庭用のATM交換機とし
て好適である。また、ATM交換機3における交換方法
は、ATM方式と同様に、翻訳メモリを用いて交換処理
を行う他の交換方式、例えば、翻訳メモリを用いたパケ
ット交換方式にも応用することができる。また、ATM
交換機3は、ATM交換機2(図4)と同様に、入力ポ
ートと出力ポートを分離して構成可能であり、また、A
TM交換機2に対してと同様の変形が可能である。
することにより、第2の実施形態に示したATM交換機
2(図4)と同様に、翻訳メモリの容量・数量を削減す
ることができる。従って、ATM交換機3は、安価に製
造することができ、小容量・家庭用のATM交換機とし
て好適である。また、ATM交換機3における交換方法
は、ATM方式と同様に、翻訳メモリを用いて交換処理
を行う他の交換方式、例えば、翻訳メモリを用いたパケ
ット交換方式にも応用することができる。また、ATM
交換機3は、ATM交換機2(図4)と同様に、入力ポ
ートと出力ポートを分離して構成可能であり、また、A
TM交換機2に対してと同様の変形が可能である。
【0044】第4実施形態 以下、本発明の第4実施形態を説明する。図7は、AT
Mセルの構成を示す図である。図7に示すように、AT
Mセルは53バイトから構成され、先頭の5バイトはヘ
ッダとして、続く48バイトはペイロードとして用いら
れ、ヘッダの5バイト目は、ヘッダ誤り制御(HEC ; hea
der error control)用のデータとして用いられる。
Mセルの構成を示す図である。図7に示すように、AT
Mセルは53バイトから構成され、先頭の5バイトはヘ
ッダとして、続く48バイトはペイロードとして用いら
れ、ヘッダの5バイト目は、ヘッダ誤り制御(HEC ; hea
der error control)用のデータとして用いられる。
【0045】HECは、通常、1バイトのCRC(巡回
冗長符号)を収容し、他のヘッダデータの誤り制御、お
よび、データ列中のATMセルの位置の特定のために用
いられる。しかしながら、ATM交換機内部、特に、A
TM交換機に用いられるLSIの内部では、ヘッダデー
タに誤りが生じる確率は、事実上、無視することができ
る。また、データ列中のATMセルの位置も特定されて
いる。従って、実際には、ATM交換機内部において
は、HECは用いられないことが多い。
冗長符号)を収容し、他のヘッダデータの誤り制御、お
よび、データ列中のATMセルの位置の特定のために用
いられる。しかしながら、ATM交換機内部、特に、A
TM交換機に用いられるLSIの内部では、ヘッダデー
タに誤りが生じる確率は、事実上、無視することができ
る。また、データ列中のATMセルの位置も特定されて
いる。従って、実際には、ATM交換機内部において
は、HECは用いられないことが多い。
【0046】第2の実施形態および第3の実施形態に示
したATM交換機2,3(図4,図6)におけるよう
に、翻訳メモリを各入力ポートに対して共通に設けた場
合、コネクションごとにVPI/VCIおよび入力ポー
ト識別子と、VPI’/VCI’およびルーティング情
報とを対応付けたテーブルを検索するために、ATMセ
ルと入力ポート識別子とを対応付けて翻訳メモリに入力
する必要がある。
したATM交換機2,3(図4,図6)におけるよう
に、翻訳メモリを各入力ポートに対して共通に設けた場
合、コネクションごとにVPI/VCIおよび入力ポー
ト識別子と、VPI’/VCI’およびルーティング情
報とを対応付けたテーブルを検索するために、ATMセ
ルと入力ポート識別子とを対応付けて翻訳メモリに入力
する必要がある。
【0047】この場合、図8(A)に示す連続的なAT
Mセルの間に、図8(B)に符号aを付して示すよう
に、制御用のデータ(入力ポート識別子)を挿入する
と、データ長が長くなり、しかも、処理に余分な時間が
生じることになる。このような問題は、輻輳制御・優先
制御用の識別子をATMセルの列に挿入する場合も同様
に生じる。以下、第4の実施形態においては、入力ポー
ト識別子および輻輳制御・優先制御用の識別子等をHE
CとしてATMセルに付加することにより、これらの制
御用のデータを連続的なATMセルの列に挿入した場合
(図8(B))に生じる弊害を防止したATM交換機3
の動作の変形例を説明する。
Mセルの間に、図8(B)に符号aを付して示すよう
に、制御用のデータ(入力ポート識別子)を挿入する
と、データ長が長くなり、しかも、処理に余分な時間が
生じることになる。このような問題は、輻輳制御・優先
制御用の識別子をATMセルの列に挿入する場合も同様
に生じる。以下、第4の実施形態においては、入力ポー
ト識別子および輻輳制御・優先制御用の識別子等をHE
CとしてATMセルに付加することにより、これらの制
御用のデータを連続的なATMセルの列に挿入した場合
(図8(B))に生じる弊害を防止したATM交換機3
の動作の変形例を説明する。
【0048】入出力ポート部44(図6)の入出力イン
ターフェース440a〜440dに接続されたATM端
末から呼設定要求および終了要求等があるたびに、交換
部42の制御部436は、呼設定処理を行い、アドレス
翻訳メモリ部424のエントリ(図5)の追加・更新を
行う。入出力インターフェース440a〜440dはそ
れぞれ、ATM端末からATMセルを受け入れ、交換部
42に対して出力する。
ターフェース440a〜440dに接続されたATM端
末から呼設定要求および終了要求等があるたびに、交換
部42の制御部436は、呼設定処理を行い、アドレス
翻訳メモリ部424のエントリ(図5)の追加・更新を
行う。入出力インターフェース440a〜440dはそ
れぞれ、ATM端末からATMセルを受け入れ、交換部
42に対して出力する。
【0049】交換部42において、入力コントロール部
420は、図8(A)に示したように、入出力インター
フェース440a〜440dから連続的に入力されたA
TMセルをバッファリングし、さらに、図8(C)に符
号cを付して示すように、ATMセルに入力ポート識別
子をHECとして付加する。ヘッダー抽出・アドレス変
換メモリインターフェース部422は、ATMセルのヘ
ッダからVPI/VCI、および、ヘッダのHECから
入力ポート識別子を抽出し、アドレス翻訳メモリ部42
4に対して出力する。
420は、図8(A)に示したように、入出力インター
フェース440a〜440dから連続的に入力されたA
TMセルをバッファリングし、さらに、図8(C)に符
号cを付して示すように、ATMセルに入力ポート識別
子をHECとして付加する。ヘッダー抽出・アドレス変
換メモリインターフェース部422は、ATMセルのヘ
ッダからVPI/VCI、および、ヘッダのHECから
入力ポート識別子を抽出し、アドレス翻訳メモリ部42
4に対して出力する。
【0050】アドレス翻訳メモリ部424は、ヘッダー
抽出・アドレス変換メモリインターフェース部422か
ら入力されたVPI/VCIおよび入力ポート識別子に
基づいてテーブル(図5)を検索し、さらに、VPI’
/VCI’およびルーティング情報を生成する。ヘッダ
ー抽出・アドレス変換メモリインターフェース部422
は、アドレス翻訳メモリ部424が生成したVPI’/
VCI’と元のVPI/VCIとを入れ替え、さらに、
ルーティング情報をATMセルにHECとして付加す
る。
抽出・アドレス変換メモリインターフェース部422か
ら入力されたVPI/VCIおよび入力ポート識別子に
基づいてテーブル(図5)を検索し、さらに、VPI’
/VCI’およびルーティング情報を生成する。ヘッダ
ー抽出・アドレス変換メモリインターフェース部422
は、アドレス翻訳メモリ部424が生成したVPI’/
VCI’と元のVPI/VCIとを入れ替え、さらに、
ルーティング情報をATMセルにHECとして付加す
る。
【0051】出力コントロール部426は、ATMセル
にHECとして付加されたルーティング情報に基づい
て、ATMセルを入出力インターフェース440a〜4
40dに割り当て、出力バッファ438を介して入出力
インターフェース440a〜440dに対して出力す
る。なお、出力バッファ438は、出力コントロール部
426からのATMセルを、入出力ポートごとの優先順
位別にバッファリングするので、HECに特別な制御用
のデータを付加する必要はない。入出力インターフェー
ス440a〜440dは、図8(A)に示したような出
力コントロール部426から入力された連続的なATM
セルを、ATM端末に対して出力する。
にHECとして付加されたルーティング情報に基づい
て、ATMセルを入出力インターフェース440a〜4
40dに割り当て、出力バッファ438を介して入出力
インターフェース440a〜440dに対して出力す
る。なお、出力バッファ438は、出力コントロール部
426からのATMセルを、入出力ポートごとの優先順
位別にバッファリングするので、HECに特別な制御用
のデータを付加する必要はない。入出力インターフェー
ス440a〜440dは、図8(A)に示したような出
力コントロール部426から入力された連続的なATM
セルを、ATM端末に対して出力する。
【0052】以上説明したように、第4の実施形態にお
けるATM交換機3(図6)の動作の変形例によれば、
ATM交換機において、冗長な通信処理時間を除くこと
ができ、高速にATMセルの交換を行うことができる。
なお、第4の実施形態においては、ATM交換機3の動
作の変形例を示したが、ATM交換機2(図4)の動作
も、同様に変形することができる。また、入力ポート識
別子等の他、最大1バイトの任意のデータをHECに付
加することができる。
けるATM交換機3(図6)の動作の変形例によれば、
ATM交換機において、冗長な通信処理時間を除くこと
ができ、高速にATMセルの交換を行うことができる。
なお、第4の実施形態においては、ATM交換機3の動
作の変形例を示したが、ATM交換機2(図4)の動作
も、同様に変形することができる。また、入力ポート識
別子等の他、最大1バイトの任意のデータをHECに付
加することができる。
【0053】第5実施形態 第1の実施形態〜第4の実施形態において説明したAT
M交換機1〜3(図1,図4,図6)は、同一の通信媒
体を介して複数の伝送レートの通信ノードが接続可能で
あることを要する。しかしながら、ATM交換機1〜3
に、通信媒体としてシールドなしツイストペア線(UTP ;
unshielded twisted pair cable) を用いて接続されう
る通信ノードの伝送レートには、155.52Mbp
s,51.84Mbps,25.6Mbps(但し、通
信媒体上では32Mbps)の3種類がある。
M交換機1〜3(図1,図4,図6)は、同一の通信媒
体を介して複数の伝送レートの通信ノードが接続可能で
あることを要する。しかしながら、ATM交換機1〜3
に、通信媒体としてシールドなしツイストペア線(UTP ;
unshielded twisted pair cable) を用いて接続されう
る通信ノードの伝送レートには、155.52Mbp
s,51.84Mbps,25.6Mbps(但し、通
信媒体上では32Mbps)の3種類がある。
【0054】また、ATM交換機1〜3を家庭内に導入
する場合、ATM交換機1〜3に伝送レートが異なるだ
けでなく、ATM方式の他の通信方式のプロトコルで通
信を行う通信ノードが、同一の通信媒体を介して接続さ
れる可能性がある。しかしながら、ATM交換機1〜3
を家庭に導入した場合、ATM交換機の取り扱いに習熟
していない一般家庭の利用者が、通信ノードとATM交
換機とを接続する必要があり、誤配線が発生する可能性
が高い。第5の実施形態においては、かかる観点から、
ATM交換機1〜3を改良し、ATM交換機の取り扱い
に習熟していない利用者が通信ノードを接続しても、誤
配線が発生しないように構成したATM交換機4を説明
する。
する場合、ATM交換機1〜3に伝送レートが異なるだ
けでなく、ATM方式の他の通信方式のプロトコルで通
信を行う通信ノードが、同一の通信媒体を介して接続さ
れる可能性がある。しかしながら、ATM交換機1〜3
を家庭に導入した場合、ATM交換機の取り扱いに習熟
していない一般家庭の利用者が、通信ノードとATM交
換機とを接続する必要があり、誤配線が発生する可能性
が高い。第5の実施形態においては、かかる観点から、
ATM交換機1〜3を改良し、ATM交換機の取り扱い
に習熟していない利用者が通信ノードを接続しても、誤
配線が発生しないように構成したATM交換機4を説明
する。
【0055】図9は、本発明に係るATM交換機4の構
成を示す図である。なお、図9等においては、ATM交
換機1〜3(図1,図4,図6)と同じ構成部分に同一
の符号を付してある。ATM交換機4は、例えば、AT
M交換機1〜3と同様に、家庭内に備えつけられること
を予定した小規模な装置であって、図9に示すように、
入出力ポート部(IOP)10、入出力制御部20、交
換部43および非ATM入出力ポート(P)38から構
成され、非ATM端末(IEEE1349)40が接続
される。
成を示す図である。なお、図9等においては、ATM交
換機1〜3(図1,図4,図6)と同じ構成部分に同一
の符号を付してある。ATM交換機4は、例えば、AT
M交換機1〜3と同様に、家庭内に備えつけられること
を予定した小規模な装置であって、図9に示すように、
入出力ポート部(IOP)10、入出力制御部20、交
換部43および非ATM入出力ポート(P)38から構
成され、非ATM端末(IEEE1349)40が接続
される。
【0056】ATM交換機4は、これらの構成部分によ
り、入出力ポート部10に、同じケーブル〔例えばUT
PおよびPOF(plastic optical fiber) 〕および同じ
コネクタで物理的に接続された伝送レート155.52
(155)Mbps,51.84(52)Mbps,2
5.6Mbpsの端末装置(通信ノード)相互間でAT
Mセルの交換処理を行い、さらに、ATM方式以外の通
信方式、例えば、IEEE1394によりデータ伝送を
行う非ATM通信ノード相互間を接続する。
り、入出力ポート部10に、同じケーブル〔例えばUT
PおよびPOF(plastic optical fiber) 〕および同じ
コネクタで物理的に接続された伝送レート155.52
(155)Mbps,51.84(52)Mbps,2
5.6Mbpsの端末装置(通信ノード)相互間でAT
Mセルの交換処理を行い、さらに、ATM方式以外の通
信方式、例えば、IEEE1394によりデータ伝送を
行う非ATM通信ノード相互間を接続する。
【0057】図10は、図9に示したATM交換機4の
入出力ポート部10および入出力制御部20の構成を例
示する図である。図10に示すように、入出力ポート部
10は、入出力ポート(P)12a〜12jから構成さ
れ、入出力制御部20は、伝送レート検出部22、接続
スイッチ26、インターフェース部28、出力制御部3
2、入力制御部34および接続制御部36から構成さ
れ、伝送レート検出部22は、伝送レート検出回路24
a〜24jから構成され、インターフェース部28は、
インターフェース(IF)回路30a〜30jから構成
される。
入出力ポート部10および入出力制御部20の構成を例
示する図である。図10に示すように、入出力ポート部
10は、入出力ポート(P)12a〜12jから構成さ
れ、入出力制御部20は、伝送レート検出部22、接続
スイッチ26、インターフェース部28、出力制御部3
2、入力制御部34および接続制御部36から構成さ
れ、伝送レート検出部22は、伝送レート検出回路24
a〜24jから構成され、インターフェース部28は、
インターフェース(IF)回路30a〜30jから構成
される。
【0058】図11は、図10に示した伝送レート検出
回路24a〜24jの内、伝送レートを検出する部分の
構成を示す図である。図11に示すように、伝送レート
検出回路24a〜24jはそれぞれ、PLL回路24
0、分周器242、基準発振器244、カウンタ回路2
46および比較器248から構成される。
回路24a〜24jの内、伝送レートを検出する部分の
構成を示す図である。図11に示すように、伝送レート
検出回路24a〜24jはそれぞれ、PLL回路24
0、分周器242、基準発振器244、カウンタ回路2
46および比較器248から構成される。
【0059】図12は、図9に示したATM交換機4の
交換部43の構成を示す図である。なお、図12におい
ては、ATM交換機1〜3(図1,図4,図6)と同じ
構成部分に同一の符号を付してある。図12に示すよう
に、交換部43は、第3の実施形態において説明した交
換部42(図6)に変更を加えたものであって、入力コ
ントロール部420、ヘッダー抽出・アドレス変換メモ
リインターフェース部422、アドレス翻訳メモリ部4
24、出力コントロール部426、輻輳処理・優先処理
部428、シグナリングセルバッファ430,434、
CPUインターフェース432、マイクロプロセッサ
(CPU)、メモリおよびこれらの周辺回路等を含む制
御部436および出力バッファ438から構成される。
交換部43の構成を示す図である。なお、図12におい
ては、ATM交換機1〜3(図1,図4,図6)と同じ
構成部分に同一の符号を付してある。図12に示すよう
に、交換部43は、第3の実施形態において説明した交
換部42(図6)に変更を加えたものであって、入力コ
ントロール部420、ヘッダー抽出・アドレス変換メモ
リインターフェース部422、アドレス翻訳メモリ部4
24、出力コントロール部426、輻輳処理・優先処理
部428、シグナリングセルバッファ430,434、
CPUインターフェース432、マイクロプロセッサ
(CPU)、メモリおよびこれらの周辺回路等を含む制
御部436および出力バッファ438から構成される。
【0060】以下、ATM交換機4の各構成部分を説明
する。入出力ポート部10(図9,図10)において、
入出力ポート12a〜12j(図10)には、同じ通信
媒体およびコネクタにより、例えば、伝送レート25.
6Mbps,25.6Mbps,155Mbps,2
5.6Mbps,25.6MbpsのATM方式の端末
装置(ATM端末)、IEEE1394方式の非ATM
方式の端末装置(非ATM端末)、および、伝送レート
155Mbps,155Mbps,25.6Mbps,
52MbpsのATM端末がそれぞれ接続されている。
する。入出力ポート部10(図9,図10)において、
入出力ポート12a〜12j(図10)には、同じ通信
媒体およびコネクタにより、例えば、伝送レート25.
6Mbps,25.6Mbps,155Mbps,2
5.6Mbps,25.6MbpsのATM方式の端末
装置(ATM端末)、IEEE1394方式の非ATM
方式の端末装置(非ATM端末)、および、伝送レート
155Mbps,155Mbps,25.6Mbps,
52MbpsのATM端末がそれぞれ接続されている。
【0061】入出力ポート12a〜12jは、接続され
ている端末装置から入力される伝送信号からATMセル
および非ATM方式の伝送データを再生し、伝送レート
検出部22および接続スイッチ26の入力端子a〜jに
対して出力する。また、入出力ポート12a〜12j
は、接続スイッチ26の入力端子a〜jから入力される
ATMセルおよび非ATM方式の伝送データを、通信媒
体に適合した伝送信号に変換して送出する。
ている端末装置から入力される伝送信号からATMセル
および非ATM方式の伝送データを再生し、伝送レート
検出部22および接続スイッチ26の入力端子a〜jに
対して出力する。また、入出力ポート12a〜12j
は、接続スイッチ26の入力端子a〜jから入力される
ATMセルおよび非ATM方式の伝送データを、通信媒
体に適合した伝送信号に変換して送出する。
【0062】入出力制御部20の伝送レート検出部22
において、伝送レート検出回路24a〜24jはそれぞ
れ、入出力ポート12a〜12jから入力されるデータ
の伝送レートを識別することにより、入出力ポート12
a〜12jから入力されるデータの通信方式を検出して
接続制御部36に通知する。つまり、IEEE1394
方式の伝送レートは125Mbpsであるのに対し、A
TM方式の伝送レートは、25.6Mbps,52Mb
ps,155Mbpsであるので、伝送レート検出回路
24a〜24jは、伝送レートを検出することにより、
入力されるデータがATM方式のデータであるかIEE
E1394方式であるかを識別することができる。な
お、伝送レート検出回路24a〜24jは、以下に説明
するように、入出力ポート12a〜12jから入力され
るデータの伝送レートを検出して接続制御部36に通知
する。
において、伝送レート検出回路24a〜24jはそれぞ
れ、入出力ポート12a〜12jから入力されるデータ
の伝送レートを識別することにより、入出力ポート12
a〜12jから入力されるデータの通信方式を検出して
接続制御部36に通知する。つまり、IEEE1394
方式の伝送レートは125Mbpsであるのに対し、A
TM方式の伝送レートは、25.6Mbps,52Mb
ps,155Mbpsであるので、伝送レート検出回路
24a〜24jは、伝送レートを検出することにより、
入力されるデータがATM方式のデータであるかIEE
E1394方式であるかを識別することができる。な
お、伝送レート検出回路24a〜24jは、以下に説明
するように、入出力ポート12a〜12jから入力され
るデータの伝送レートを検出して接続制御部36に通知
する。
【0063】PLL回路240(図11)は、入出力ポ
ート12a〜12jから入力されたデータに同期したク
ロック信号を生成し、分周器242に対して出力する。
分周器242は、PLL回路240が生成したクロック
信号をm分周(mは整数)して分周信号を生成し、カウ
ンタ回路246に対して出力する。
ート12a〜12jから入力されたデータに同期したク
ロック信号を生成し、分周器242に対して出力する。
分周器242は、PLL回路240が生成したクロック
信号をm分周(mは整数)して分周信号を生成し、カウ
ンタ回路246に対して出力する。
【0064】基準発振器244は、一定周期の基準クロ
ック信号を生成し、カウンタ回路246に対して出力す
る。カウンタ回路246は、基準発振器244から入力
される基準クロック信号、1周期ごとに、分周器242
から入力される分周信号を計数して計数値を比較器24
8に対して出力する。
ック信号を生成し、カウンタ回路246に対して出力す
る。カウンタ回路246は、基準発振器244から入力
される基準クロック信号、1周期ごとに、分周器242
から入力される分周信号を計数して計数値を比較器24
8に対して出力する。
【0065】比較器248は、カウンタ回路246の計
数値を所定の基準値S1 ,S2 ,S 3 と比較し、カウン
タ回路246の計数値が基準値S1 ,S2 ,S3 それぞ
れと所定の誤差範囲内にある場合、入出力ポート12a
〜12jから入力されるデータがそれぞれ伝送レート1
55Mbps,52Mbps,25.6Mbpsである
と判断し、判断結果を接続制御部36に対して通知し、
カウンタ回路246の計数値が基準値S1 ,S2 ,S3
それぞれと所定の誤差範囲外にある場合、その旨を接続
制御部36に通知する。
数値を所定の基準値S1 ,S2 ,S 3 と比較し、カウン
タ回路246の計数値が基準値S1 ,S2 ,S3 それぞ
れと所定の誤差範囲内にある場合、入出力ポート12a
〜12jから入力されるデータがそれぞれ伝送レート1
55Mbps,52Mbps,25.6Mbpsである
と判断し、判断結果を接続制御部36に対して通知し、
カウンタ回路246の計数値が基準値S1 ,S2 ,S3
それぞれと所定の誤差範囲外にある場合、その旨を接続
制御部36に通知する。
【0066】インターフェース部28において、インタ
ーフェース回路30a〜30jはそれぞれ、伝送レート
25.6Mbps,25.6Mbps,25.6Mbp
s,25.6Mbps,25.6Mbps,52Mbp
s,25.6Mbps,25.6Mbps,155Mb
ps,155MbpsのATM方式の、いわゆる伝送コ
ンバージェンスサブレイヤを処理するデバイスである。
インターフェース回路30a〜30jは、例えば、接続
スイッチ26の入出力端子b’〜k’と出力制御部32
および入力制御部34との間で入出力されるATMセル
に対する入出力処理を行い、シリアルビットストリーム
からATMセル単位のデータへの変換処理を行う。
ーフェース回路30a〜30jはそれぞれ、伝送レート
25.6Mbps,25.6Mbps,25.6Mbp
s,25.6Mbps,25.6Mbps,52Mbp
s,25.6Mbps,25.6Mbps,155Mb
ps,155MbpsのATM方式の、いわゆる伝送コ
ンバージェンスサブレイヤを処理するデバイスである。
インターフェース回路30a〜30jは、例えば、接続
スイッチ26の入出力端子b’〜k’と出力制御部32
および入力制御部34との間で入出力されるATMセル
に対する入出力処理を行い、シリアルビットストリーム
からATMセル単位のデータへの変換処理を行う。
【0067】つまり、インターフェース回路30a〜3
0jはそれぞれ、入力制御部34を介して交換部42か
ら入力されるセル単位のATMセルを、伝送レート2
5.6Mbps,25.6Mbps,25.6Mbp
s,25.6Mbps,25.6Mbps,52Mbp
s,25.6Mbps,25.6Mbps,155Mb
ps,155Mbpsのシリアル形式のATMデータに
変換して、接続スイッチ26の入出力端子b’〜k’に
対して出力する。
0jはそれぞれ、入力制御部34を介して交換部42か
ら入力されるセル単位のATMセルを、伝送レート2
5.6Mbps,25.6Mbps,25.6Mbp
s,25.6Mbps,25.6Mbps,52Mbp
s,25.6Mbps,25.6Mbps,155Mb
ps,155Mbpsのシリアル形式のATMデータに
変換して、接続スイッチ26の入出力端子b’〜k’に
対して出力する。
【0068】また、インターフェース回路30a〜30
jはそれぞれ、接続スイッチ26の入出力端子b’〜
k’から、それぞれ伝送レート25.6Mbps,2
5.6Mbps,25.6Mbps,25.6Mbp
s,25.6Mbps,52Mbps,25.6Mbp
s,25.6Mbps,155Mbps,155Mbp
sで入力されるシリアル形式のATMセルを、セル単位
のATMセルに変換し、出力制御部32を介して交換部
43に対して出力する。
jはそれぞれ、接続スイッチ26の入出力端子b’〜
k’から、それぞれ伝送レート25.6Mbps,2
5.6Mbps,25.6Mbps,25.6Mbp
s,25.6Mbps,52Mbps,25.6Mbp
s,25.6Mbps,155Mbps,155Mbp
sで入力されるシリアル形式のATMセルを、セル単位
のATMセルに変換し、出力制御部32を介して交換部
43に対して出力する。
【0069】非ATM端末40は、例えは、IEE13
94方式の端末装置であって、ATM以外の通信方式で
データ伝送を行う。非ATM入出力ポート38は、入出
力ポート12a〜12jと同様に、非ATM端末40と
接続スイッチ26の入出力端子a’との間でインターフ
ェース処理を行い、非ATMの伝送データを入出力す
る。
94方式の端末装置であって、ATM以外の通信方式で
データ伝送を行う。非ATM入出力ポート38は、入出
力ポート12a〜12jと同様に、非ATM端末40と
接続スイッチ26の入出力端子a’との間でインターフ
ェース処理を行い、非ATMの伝送データを入出力す
る。
【0070】接続スイッチ26は、接続制御部36の制
御に従って、入出力端子a〜jと入出力端子a’〜j’
との間を接続し、入出力端子a〜jと入出力端子a’〜
j’ATMセルおよび非ATM方式の伝送データを双方
向に伝送する。接続制御部36は、伝送レート検出回路
24a〜24jからそれぞれ通知された、入出力ポート
12a〜12jから入力されるデータの伝送レートおよ
び通信方式に基づいて、接続スイッチ26を制御して入
出力ポート12a〜12jとインターフェース回路30
a〜30jとを接続させる。
御に従って、入出力端子a〜jと入出力端子a’〜j’
との間を接続し、入出力端子a〜jと入出力端子a’〜
j’ATMセルおよび非ATM方式の伝送データを双方
向に伝送する。接続制御部36は、伝送レート検出回路
24a〜24jからそれぞれ通知された、入出力ポート
12a〜12jから入力されるデータの伝送レートおよ
び通信方式に基づいて、接続スイッチ26を制御して入
出力ポート12a〜12jとインターフェース回路30
a〜30jとを接続させる。
【0071】なお、図10に示した例においては、入出
力ポート12a〜12jにはそれぞれ、伝送レート2
5.6Mbps,25.6Mbps,155Mbps,
25.6Mbps,25.6MbpsのATM端末、I
EEE1394方式の非ATM端末、および、伝送レー
ト155Mbps,155Mbps,25.6Mbp
s,52MbpsのATM端末が接続されているので、
接続制御部36は接続スイッチ26を制御し、入出力端
子a〜jと入出力端子b’,c’,j’,d’,e’,
a’,k’,NC,f’,g’とを接続させる〔但し、
NC(no contact)は、どこにも接続されていないことを
示す〕。
力ポート12a〜12jにはそれぞれ、伝送レート2
5.6Mbps,25.6Mbps,155Mbps,
25.6Mbps,25.6MbpsのATM端末、I
EEE1394方式の非ATM端末、および、伝送レー
ト155Mbps,155Mbps,25.6Mbp
s,52MbpsのATM端末が接続されているので、
接続制御部36は接続スイッチ26を制御し、入出力端
子a〜jと入出力端子b’,c’,j’,d’,e’,
a’,k’,NC,f’,g’とを接続させる〔但し、
NC(no contact)は、どこにも接続されていないことを
示す〕。
【0072】入出力ポート12a〜12jに接続される
端末装置と適合するインターフェース回路30a〜30
jが存在しない(入出力ポート12hを参照)あるいは
故障して使用できない場合には、接続制御部36は、そ
の旨を交換部43の制御部436に通知し、さらに、例
えば、ATM交換機4に接続された操作用端末(図示せ
ず)に表示する、あるいは、ATM交換機4の筐体に設
けられた警告ランプ(図示せず)を点灯する等により、
ATM交換機4の利用者に通知する。
端末装置と適合するインターフェース回路30a〜30
jが存在しない(入出力ポート12hを参照)あるいは
故障して使用できない場合には、接続制御部36は、そ
の旨を交換部43の制御部436に通知し、さらに、例
えば、ATM交換機4に接続された操作用端末(図示せ
ず)に表示する、あるいは、ATM交換機4の筐体に設
けられた警告ランプ(図示せず)を点灯する等により、
ATM交換機4の利用者に通知する。
【0073】出力制御部32は、インターフェース回路
30a〜30jから入力されたATMセルを多重化して
交換部43に対して出力し、さらに、インターフェース
回路30a〜30jからのATMセルを出力する旨を交
換部43の入力コントロール部420(図12)に対し
て通知する。入力制御部34は、交換部43の出力コン
トロール部426からATMセルを出力する旨の通知が
あった場合に、出力コントロール部426により多重化
され、出力バッファ438を介して入力されたATMセ
ルを分離して、インターフェース回路30a〜30jに
対して出力する。
30a〜30jから入力されたATMセルを多重化して
交換部43に対して出力し、さらに、インターフェース
回路30a〜30jからのATMセルを出力する旨を交
換部43の入力コントロール部420(図12)に対し
て通知する。入力制御部34は、交換部43の出力コン
トロール部426からATMセルを出力する旨の通知が
あった場合に、出力コントロール部426により多重化
され、出力バッファ438を介して入力されたATMセ
ルを分離して、インターフェース回路30a〜30jに
対して出力する。
【0074】交換部43(図12)において、入力コン
トロール部420は、入出力制御部20の出力制御部3
2(図10)からATMセルを出力する旨の通知があっ
た場合に、出力制御部32により多重化されたATMセ
ルを分離してバッファリングし、分離したATMセルを
受け入れた入出力ポート12a〜12jを示す識別子
(IF識別子)とともに、ヘッダー抽出・アドレス変換
メモリインターフェース部422に対して出力する。な
お、ATM交換機4におけるIF識別子は、第2の実施
形態および第3の実施形態に示したATM交換機2,3
(図4,図6)における入力ポート識別子に対応する。
トロール部420は、入出力制御部20の出力制御部3
2(図10)からATMセルを出力する旨の通知があっ
た場合に、出力制御部32により多重化されたATMセ
ルを分離してバッファリングし、分離したATMセルを
受け入れた入出力ポート12a〜12jを示す識別子
(IF識別子)とともに、ヘッダー抽出・アドレス変換
メモリインターフェース部422に対して出力する。な
お、ATM交換機4におけるIF識別子は、第2の実施
形態および第3の実施形態に示したATM交換機2,3
(図4,図6)における入力ポート識別子に対応する。
【0075】ヘッダー抽出・アドレス変換メモリインタ
ーフェース部422は、入力コントロール部420から
入力されたATMセルのヘッダ部分に含まれる仮想パス
識別子(VPI;virtual path identifier )、仮想チ
ャネル識別子(VCI;virtual channel identifier)
およびIF識別子を抽出し、アドレス翻訳メモリ部42
4に対して出力する。また、ヘッダー抽出・アドレス変
換メモリインターフェース部422は、アドレス翻訳メ
モリ部424から入力される新たな仮想パス識別子およ
び仮想チャネル識別子(VPI’/VCI’)を元のV
PI/VCIと入れ替え、さらに、ルーティング情報お
よび優先制御の識別子等を例えば、ATMセルのヘッダ
のヘッダ誤り制御情報(HEC ; headder error control)
として付加して、出力コントロール部426に対して出
力する。
ーフェース部422は、入力コントロール部420から
入力されたATMセルのヘッダ部分に含まれる仮想パス
識別子(VPI;virtual path identifier )、仮想チ
ャネル識別子(VCI;virtual channel identifier)
およびIF識別子を抽出し、アドレス翻訳メモリ部42
4に対して出力する。また、ヘッダー抽出・アドレス変
換メモリインターフェース部422は、アドレス翻訳メ
モリ部424から入力される新たな仮想パス識別子およ
び仮想チャネル識別子(VPI’/VCI’)を元のV
PI/VCIと入れ替え、さらに、ルーティング情報お
よび優先制御の識別子等を例えば、ATMセルのヘッダ
のヘッダ誤り制御情報(HEC ; headder error control)
として付加して、出力コントロール部426に対して出
力する。
【0076】アドレス翻訳メモリ部424は、ATM交
換機3(図6)においてと同様に、ヘッダー抽出・アド
レス変換メモリインターフェース部422から入力され
たVPI/VCIとIF識別子とを翻訳し、新たなVP
I’/VCI’およびルーティング情報を生成し、ヘッ
ダー抽出・アドレス変換メモリインターフェース部42
2に対して出力する。
換機3(図6)においてと同様に、ヘッダー抽出・アド
レス変換メモリインターフェース部422から入力され
たVPI/VCIとIF識別子とを翻訳し、新たなVP
I’/VCI’およびルーティング情報を生成し、ヘッ
ダー抽出・アドレス変換メモリインターフェース部42
2に対して出力する。
【0077】また、アドレス翻訳メモリ部424は、必
要に応じて、CPUインターフェース432を介して制
御部436から入力され、ATMセルに対する優先制御
および輻輳制御に用いられる識別子、および、ATMセ
ルを受け入れた入出力ポート12a〜12jを示す識別
子等を生成し、ヘッダー抽出・アドレス変換メモリイン
ターフェース部422に対して出力する。なお、アドレ
ス翻訳メモリ部424は、入出力制御部20から呼設定
処理に用いられるシグナリングセルが入力された場合に
は、シグナリングセルがシグナリングセルバッファ43
0にルーティングされるようにVPI’/VCI’を生
成する。
要に応じて、CPUインターフェース432を介して制
御部436から入力され、ATMセルに対する優先制御
および輻輳制御に用いられる識別子、および、ATMセ
ルを受け入れた入出力ポート12a〜12jを示す識別
子等を生成し、ヘッダー抽出・アドレス変換メモリイン
ターフェース部422に対して出力する。なお、アドレ
ス翻訳メモリ部424は、入出力制御部20から呼設定
処理に用いられるシグナリングセルが入力された場合に
は、シグナリングセルがシグナリングセルバッファ43
0にルーティングされるようにVPI’/VCI’を生
成する。
【0078】出力コントロール部426は、ヘッダー抽
出・アドレス変換メモリインターフェース部422から
入力されたATMセルを、ルーティング情報に基づいて
入出力ポート12a〜12jに割り当て、さらに、AT
Mセルに付加された識別子に基づいて優先制御および輻
輳制御を行い、多重化して、出力バッファ438を介し
て入出力制御部20の入力制御部34に対して出力す
る。なお、ヘッダー抽出・アドレス変換メモリインター
フェース部422から呼設定処理用のシグナリングセル
が入力された場合には、出力コントロール部426は、
シグナリングセルをシグナリングセルバッファ430お
よびCPUインターフェース432を介して制御部43
6に対して出力する。
出・アドレス変換メモリインターフェース部422から
入力されたATMセルを、ルーティング情報に基づいて
入出力ポート12a〜12jに割り当て、さらに、AT
Mセルに付加された識別子に基づいて優先制御および輻
輳制御を行い、多重化して、出力バッファ438を介し
て入出力制御部20の入力制御部34に対して出力す
る。なお、ヘッダー抽出・アドレス変換メモリインター
フェース部422から呼設定処理用のシグナリングセル
が入力された場合には、出力コントロール部426は、
シグナリングセルをシグナリングセルバッファ430お
よびCPUインターフェース432を介して制御部43
6に対して出力する。
【0079】制御部436は、シグナリングセルバッフ
ァ430およびCPUインターフェース432を介して
入力されたシグナリングセルに含まれる呼設定情報に基
づいて、アドレス翻訳メモリ部424の記憶内容(エン
トリー)の追加、削除および更新を行う。また、制御部
436は、必要に応じて、呼設定用のシグナリングセル
を生成し、CPUインターフェース432およびシグナ
リングセルバッファ434を介して出力コントロール部
426に対して出力する。
ァ430およびCPUインターフェース432を介して
入力されたシグナリングセルに含まれる呼設定情報に基
づいて、アドレス翻訳メモリ部424の記憶内容(エン
トリー)の追加、削除および更新を行う。また、制御部
436は、必要に応じて、呼設定用のシグナリングセル
を生成し、CPUインターフェース432およびシグナ
リングセルバッファ434を介して出力コントロール部
426に対して出力する。
【0080】以下、ATM交換機4の動作を説明する。
入出力ポート部10(図10)の入出力ポート12a〜
12jに、UTPあるいはPOFを介して、例えば、伝
送レート25.6Mbps,25.6Mbps,155
Mbps,25.6Mbps,25.6MbpsのAT
M端末、IEEE1394方式の非ATM端末、およ
び、伝送レート155Mbps,155Mbps,2
5.6Mbps,52MbpsのATM端末がそれぞれ
接続されると、入出力制御部20の伝送レート検出回路
24a〜24jはそれぞれ、入出力ポート12a〜12
jを介して端末装置からのデータを受け、各端末装置の
伝送レートを検出する。
入出力ポート部10(図10)の入出力ポート12a〜
12jに、UTPあるいはPOFを介して、例えば、伝
送レート25.6Mbps,25.6Mbps,155
Mbps,25.6Mbps,25.6MbpsのAT
M端末、IEEE1394方式の非ATM端末、およ
び、伝送レート155Mbps,155Mbps,2
5.6Mbps,52MbpsのATM端末がそれぞれ
接続されると、入出力制御部20の伝送レート検出回路
24a〜24jはそれぞれ、入出力ポート12a〜12
jを介して端末装置からのデータを受け、各端末装置の
伝送レートを検出する。
【0081】接続制御部36は、伝送レート検出回路2
4a〜24jが検出した各端末装置の伝送レートに基づ
いて接続スイッチ26を制御し、図10中に示したよう
に、各端末装置を伝送レートが適合するインターフェー
ス回路30a〜30jおよび非ATM入出力ポート38
に接続する。インターフェース回路30a〜30jはそ
れぞれ、入出力ポート12a〜12jから入力されるA
TMセルを受け入れ、出力制御部32を介して交換部4
3(図12)に対して出力する。交換部43は、ATM
セルのヘッダのVPI/VCIとIF識別子とに基づい
てルーティング情報を生成し、ATMセルをインターフ
ェース回路30a〜30jに割り当てて交換処理を行
い、入出力制御部20の入力制御部34に対して出力す
る。
4a〜24jが検出した各端末装置の伝送レートに基づ
いて接続スイッチ26を制御し、図10中に示したよう
に、各端末装置を伝送レートが適合するインターフェー
ス回路30a〜30jおよび非ATM入出力ポート38
に接続する。インターフェース回路30a〜30jはそ
れぞれ、入出力ポート12a〜12jから入力されるA
TMセルを受け入れ、出力制御部32を介して交換部4
3(図12)に対して出力する。交換部43は、ATM
セルのヘッダのVPI/VCIとIF識別子とに基づい
てルーティング情報を生成し、ATMセルをインターフ
ェース回路30a〜30jに割り当てて交換処理を行
い、入出力制御部20の入力制御部34に対して出力す
る。
【0082】入力制御部34(図10)は、交換部43
から入力されたATMセルを分離して、インターフェー
ス回路30a〜30jに対して出力する。インターフェ
ース回路30a〜30jは、入力制御部34から入力さ
れたATMセルを接続スイッチ26および入出力ポート
12a〜12jを介して各ATM端末に対して送出す
る。一方、入出力ポート12fに接続された非ATM端
末は、入出力ポート12h、接続スイッチ26および非
ATM入出力ポート38を介して非ATM端末40との
間で伝送データを送受信する。
から入力されたATMセルを分離して、インターフェー
ス回路30a〜30jに対して出力する。インターフェ
ース回路30a〜30jは、入力制御部34から入力さ
れたATMセルを接続スイッチ26および入出力ポート
12a〜12jを介して各ATM端末に対して送出す
る。一方、入出力ポート12fに接続された非ATM端
末は、入出力ポート12h、接続スイッチ26および非
ATM入出力ポート38を介して非ATM端末40との
間で伝送データを送受信する。
【0083】以上説明したように、本発明に係るATM
交換装置1は、伝送レートが異なる複数の端末を接続し
ても、交換機側の配線を変える必要がない。また、本発
明に係るATM交換機4は、接続される端末装置に適合
したインターフェース回路30a〜30jが使用できな
い場合には、使用者にその旨を通知し、速やかな対応を
促すことができる。また、本発明に係るATM交換機4
に、通信方式が異なる端末装置を接続しても、ATM交
換機4内部の配線を変更する必要がない。
交換装置1は、伝送レートが異なる複数の端末を接続し
ても、交換機側の配線を変える必要がない。また、本発
明に係るATM交換機4は、接続される端末装置に適合
したインターフェース回路30a〜30jが使用できな
い場合には、使用者にその旨を通知し、速やかな対応を
促すことができる。また、本発明に係るATM交換機4
に、通信方式が異なる端末装置を接続しても、ATM交
換機4内部の配線を変更する必要がない。
【0084】なお、伝送レート検出回路24a〜24j
においては、各端末装置の伝送レートの差が充分にある
場合、伝送レートの検出処理に高い精度は要らないの
で、PLL回路240に代えて、より簡便なf−V変換
回路等の他の回路を用いることができる。また、ATM
交換機4においては、通信端末を入出力ポートに接続し
たが、例えば、図13に示すATM交換機5のように、
入出力ポート部50の入力ポート52a〜52jを出力
ポートと別に設け、さらに、インターフェース回路30
a〜30jを入力用と出力用とに別々に設けて構成して
もよい。また、この場合、入力ポートの数と出力ポート
の数とが異なっていてもよい。
においては、各端末装置の伝送レートの差が充分にある
場合、伝送レートの検出処理に高い精度は要らないの
で、PLL回路240に代えて、より簡便なf−V変換
回路等の他の回路を用いることができる。また、ATM
交換機4においては、通信端末を入出力ポートに接続し
たが、例えば、図13に示すATM交換機5のように、
入出力ポート部50の入力ポート52a〜52jを出力
ポートと別に設け、さらに、インターフェース回路30
a〜30jを入力用と出力用とに別々に設けて構成して
もよい。また、この場合、入力ポートの数と出力ポート
の数とが異なっていてもよい。
【0085】また、入出力ポート12a〜12jの数
(n)とインターフェース回路30a〜30jの数
(m)は必ずしも同じでなくともよく、入出力ポート数
を増やすために、同時にはすべてのポートが動作しない
という前提の下、n>mとすることができる。反対に、
全ての入出力ポートがいろいろな伝送レートに対応可能
とするため、n<mとすることもできる。また、公衆網
に接続されるインターフェース回路等、予め定まった目
的に用いられるインターフェース回路は、接続スイッチ
26を経由しない専用のパスを設け、直接接続可能に構
成してもよい。
(n)とインターフェース回路30a〜30jの数
(m)は必ずしも同じでなくともよく、入出力ポート数
を増やすために、同時にはすべてのポートが動作しない
という前提の下、n>mとすることができる。反対に、
全ての入出力ポートがいろいろな伝送レートに対応可能
とするため、n<mとすることもできる。また、公衆網
に接続されるインターフェース回路等、予め定まった目
的に用いられるインターフェース回路は、接続スイッチ
26を経由しない専用のパスを設け、直接接続可能に構
成してもよい。
【0086】また、ATM交換機1(図1)と同様に、
入出力ポート12a〜12jそれぞれに対応する翻訳メ
モリを設けてルーティングを行うようにATM交換機4
を構成してもよい。また、第4の実施形態に示したよう
に、入力ポート識別子等をHECとしてATMセルのヘ
ッダに付加するようにATM交換機4を構成してもよ
い。
入出力ポート12a〜12jそれぞれに対応する翻訳メ
モリを設けてルーティングを行うようにATM交換機4
を構成してもよい。また、第4の実施形態に示したよう
に、入力ポート識別子等をHECとしてATMセルのヘ
ッダに付加するようにATM交換機4を構成してもよ
い。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る交換
装置およびその方法は、通信ノードを接続する際に、通
信ノードの伝送レート等に応じて入出力ポートの変更を
しなくて済み、特に家庭用として好適である。また、本
発明に係る交換装置およびその方法によれば、ATM通
信システムに関する知識を有さず、交換機の取り扱いに
習熟してない一般家庭の利用者等が、物理的に同一な通
信媒体を介して、それぞれ伝送レートおよび通信方式が
異なる通信ノードを交換機に接続する際の接続誤りを防
止することができる。
装置およびその方法は、通信ノードを接続する際に、通
信ノードの伝送レート等に応じて入出力ポートの変更を
しなくて済み、特に家庭用として好適である。また、本
発明に係る交換装置およびその方法によれば、ATM通
信システムに関する知識を有さず、交換機の取り扱いに
習熟してない一般家庭の利用者等が、物理的に同一な通
信媒体を介して、それぞれ伝送レートおよび通信方式が
異なる通信ノードを交換機に接続する際の接続誤りを防
止することができる。
【図1】第1の実施形態における本発明に係るATM交
換機の構成を示す図である。
換機の構成を示す図である。
【図2】翻訳メモリ(図1)にエントリされるVPI/
VCIとVPI’/VCI’とを対応付けたテーブルを
示す図である。
VCIとVPI’/VCI’とを対応付けたテーブルを
示す図である。
【図3】翻訳メモリ(図1)によるVPI’/VCI’
とVPI/VCIとの入れ替え処理を示す図である。
とVPI/VCIとの入れ替え処理を示す図である。
【図4】第2の実施形態における本発明に係るATM交
換機の構成を示す図である。
換機の構成を示す図である。
【図5】翻訳メモリ(図4)にエントリされるVPI/
VCIおよび入力ポート識別子と、VPI’/VCI’
およびルーティング情報とを対応付けたテーブルを示す
図である。
VCIおよび入力ポート識別子と、VPI’/VCI’
およびルーティング情報とを対応付けたテーブルを示す
図である。
【図6】第3の実施形態における本発明に係るATM交
換機の構成を示す図である。
換機の構成を示す図である。
【図7】ATMセルの構成を示す図である。
【図8】(A)〜(C)は、連続的なATMセル、およ
び、ATMセルに制御用のデータを付加する方法を示す
図である。
び、ATMセルに制御用のデータを付加する方法を示す
図である。
【図9】本発明に係るATM交換装置の構成を示す図で
ある。
ある。
【図10】図9に示したATM交換機の入出力ポート部
および入出力制御部の構成を例示する図である。
および入出力制御部の構成を例示する図である。
【図11】図10に示した伝送レート検出回路の内、伝
送レートを検出する部分の構成を示す図である。
送レートを検出する部分の構成を示す図である。
【図12】図9に示したATM交換機の交換部の構成を
示す図である。
示す図である。
【図13】本発明に係るATM交換機の変形例を示す図
である。
である。
1,2,3,4,5…ATM交換機、14,60…入力
ポート部、16a〜16d,62a〜62d…入力イン
ターフェース、18a〜18d,64…翻訳メモリ、8
0…交換部、46…出力ポート部、48a〜48d…出
力インターフェース、44…入出力ポート部44、44
0a〜440d…入出力インターフェース、442…物
理メディアデバイス、444…物理層デバイス、42,
43…交換部、420…入力コントロール部、422…
ヘッダー抽出・アドレス変換メモリインターフェース
部、424…アドレス翻訳メモリ部、426…出力コン
トロール部、428…輻輳処理・優先処理部、430,
434…シグナリングセルバッファ、432…CPUイ
ンターフェース、436…制御部、438…出力バッフ
ァ、10…入出力ポート部、12a〜12j…入出力ポ
ート、20…入出力制御部、22…伝送レート検出部、
24a〜24j…伝送レート検出回路、240…PLL
回路、242…分周器、244…基準発振器、246…
カウンタ回路、248…比較器、26…接続スイッチ、
28…インターフェース部、30a〜30j…インター
フェース回路、32…出力制御部、34…入力制御部、
36…接続制御部、38…非ATM入出力ポート、40
…非ATM端末。
ポート部、16a〜16d,62a〜62d…入力イン
ターフェース、18a〜18d,64…翻訳メモリ、8
0…交換部、46…出力ポート部、48a〜48d…出
力インターフェース、44…入出力ポート部44、44
0a〜440d…入出力インターフェース、442…物
理メディアデバイス、444…物理層デバイス、42,
43…交換部、420…入力コントロール部、422…
ヘッダー抽出・アドレス変換メモリインターフェース
部、424…アドレス翻訳メモリ部、426…出力コン
トロール部、428…輻輳処理・優先処理部、430,
434…シグナリングセルバッファ、432…CPUイ
ンターフェース、436…制御部、438…出力バッフ
ァ、10…入出力ポート部、12a〜12j…入出力ポ
ート、20…入出力制御部、22…伝送レート検出部、
24a〜24j…伝送レート検出回路、240…PLL
回路、242…分周器、244…基準発振器、246…
カウンタ回路、248…比較器、26…接続スイッチ、
28…インターフェース部、30a〜30j…インター
フェース回路、32…出力制御部、34…入力制御部、
36…接続制御部、38…非ATM入出力ポート、40
…非ATM端末。
Claims (8)
- 【請求項1】複数の入力ポートから入力される伝送信号
に含まれる所定の交換方式のパケットを交換処理し、複
数の出力ポートから出力する交換装置であって、前記複
数の入力ポートおよび前記複数の出力ポートはそれぞれ
所定の伝送レートを有し、 前記複数の入力ポートそれぞれに入力される伝送信号の
伝送レートを検出する伝送レート検出手段と、 それぞれ前記所定の伝送レートで前記パケットを受け入
れる複数のパケット受け入れ手段と、 検出した前記所定の伝送レートに基づいて、前記複数の
入力ポートそれぞれから入力される前記パケットを、伝
送レートが一致する前記複数の前記パケット受け入れ手
段それぞれに供給する入力パケット供給手段と、 受け入れた前記パケットを交換処理し、受け入れた前記
パケットのヘッダデータが示す前記出力ポートから出力
するパケット交換手段とを有する交換装置。 - 【請求項2】前記交換方式は、非同期転送モード(AT
M)であって、前記パケットはATMセルである請求項
1に記載の交換装置。 - 【請求項3】伝送レート検出手段は、検出した伝送レー
トに基づいて、前記入出力ポートに入力される前記伝送
信号の伝送方式をさらに検出し、 ATM方式以外の所定の伝送方式の信号を入出力する複
数の入出力ポートと、 検出した前記所定の伝送方式に基づいて、前記入出力ポ
ートの一方を、伝送方式が一致する前記入出力ポートの
他方に接続する入出力ポート接続手段とをさらに有する
請求項2に記載の交換装置。 - 【請求項4】前記パケット交換手段は、 受け入れたATMセルそれぞれを、ヘッダデータが示す
前記複数の出力ポートに交換するATMセル交換手段
と、 交換したATMセルを、それぞれ前記所定の伝送レート
で出力するATMセル出力手段と、 出力したATMセルを、伝送レートが一致する前記複数
の出力ポートに供給する出力ATMセル供給手段とを有
する請求項2に記載の交換装置。 - 【請求項5】前記入力パケット供給手段は、伝送レート
が一致する前記ATMセル受け入れ手段および前記AT
Mセル交換手段またはこれらのいずれかが使用できない
場合に、所定の警報を発する請求項4に記載の交換装
置。 - 【請求項6】複数の入出力ポートから同じ通信媒体を介
して、複数の伝送レートで伝送されてくる所定の交換方
式の伝送信号を入力および出力する交換方法であって、 入力した前記伝送信号の伝送レートを検出し、 入力した前記伝送信号を、伝送レートが適合する伝送レ
ートのインターフェース装置に供給し、 インターフェース装置が受け入れた伝送信号に含まれる
パケットを交換処理して前記出力ポートから出力する交
換方法。 - 【請求項7】前記交換方式は、非同期転送モード(AT
M)であって、前記パケットはATMセルである請求項
6に記載の交換方法。 - 【請求項8】複数の入出力ポートから同じ通信媒体を介
して伝送されてくるATM方式以外の所定の通信方式の
伝送信号をさらに入力および出力し、 入力した前記伝送信号の伝送方式を検出し、 入力した前記伝送信号に含まれるパケットを、伝送方式
が適合する通信ノードが接続された前記出力ポートから
出力する請求項7に記載の交換方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17359696A JPH1023022A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 交換装置およびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17359696A JPH1023022A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 交換装置およびその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1023022A true JPH1023022A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=15963537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17359696A Pending JPH1023022A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 交換装置およびその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1023022A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100904650B1 (ko) | 2006-09-06 | 2009-06-25 | 브로드콤 코포레이션 | 확장된 범위 이더넷 랜에서 비대칭 물리적 계층(phy)을위한 방법 및 시스템 |
-
1996
- 1996-07-03 JP JP17359696A patent/JPH1023022A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100904650B1 (ko) | 2006-09-06 | 2009-06-25 | 브로드콤 코포레이션 | 확장된 범위 이더넷 랜에서 비대칭 물리적 계층(phy)을위한 방법 및 시스템 |
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