JPH10229807A - 可塑性食品生地による内材包み込み成形方法およびその装置 - Google Patents

可塑性食品生地による内材包み込み成形方法およびその装置

Info

Publication number
JPH10229807A
JPH10229807A JP3500297A JP3500297A JPH10229807A JP H10229807 A JPH10229807 A JP H10229807A JP 3500297 A JP3500297 A JP 3500297A JP 3500297 A JP3500297 A JP 3500297A JP H10229807 A JPH10229807 A JP H10229807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
female mold
plug
outer packaging
packaging material
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3500297A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuji Kajiwara
徳二 梶原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajiwara Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kajiwara Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajiwara Kogyo Co Ltd filed Critical Kajiwara Kogyo Co Ltd
Priority to JP3500297A priority Critical patent/JPH10229807A/ja
Publication of JPH10229807A publication Critical patent/JPH10229807A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可塑性食品生地の外包材45によって餡など
の内材46を確実に包み込み成形できる成形方法を提供
する。 【解決手段】 雌型9内に所定量に分割してある可塑性
食品生地の外包材45を供給し、雄型23を雌型9内に
進入させて外包材45を椀状に成形し、雄型23を雌型
9外に退出させ、雌型9内の椀状の外包材45内に所定
量の内材47を供給し、その後、雌型9の上部に設けた
シャッター10の絞り片15が開いている状態で、絞り
片15の上面位置までプラグ37の下面を下降させ、絞
り片15を閉じ、外包材45の上部を雌型9軸心側に絞
り、プラグ37によって、外包材45が絞り片15上方
にはみ出したり、はみ出した部分が千切れたりすること
を阻止し、外包材45の上部が確実に閉じた成形品47
とし、成形品47を雌型9から取り出して搬出する工程
を操り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、饅頭生地、パン
生地などの可塑性食品生地からなる外包材によって餡な
どの内材を包み込んで成形する方法およびその装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、前記のような可塑性食品生地を外
包材とし、また餡などを内材として、それぞれスクリュ
ーやプランジャーにより内材を丸棒状にして送り出し、
その外周面を覆う筒状にして前記外包材を送り出し、実
公昭63−29433号公報などに示すようなシャッタ
ーの6個などの絞り片を開状態から閉じることで、外包
材と内材とを絞り込みつつ成形切断し、外包材によって
内材を包み込んで成形することが機械的に行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のシャッターを用いる成形切断では、外包材によって内
材を確実に包み込んで成形することが困難であり、また
外包材がパン生地、酒種生地のような発酵性の食品生地
の場合には、生地に練り、剪断、加圧などの力を過剰に
加え、生地の損傷が大きく、成形後のパン生地のグルテ
ン組織の破壊が再生不能になるなど、十分にふくらんで
弾性があるパンに焼き上げたり、酒饅頭に蒸し上げたり
することができないという問題点があった。この発明
は、前述した問題点を解決して、6個など複数の絞り片
を有するシャッターを用いて成形しても、外包材によっ
て内材を確実に包み込むことができ、外包材の中央部が
絞り片の上方にはみ出して突出したり、突出した部分が
千切れたりすることを阻止できる可塑性食品生地による
内材包み込み成形方法およびその装置を提供することを
目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る可
塑性食品生地による内材包み込み成形方法は、上面が開
口した雌型内に所定量に分割してある可塑性食品生地の
外包材を供給する第1工程と、雄型を下降させて雌型内
に進入させ、前記外包材を椀状に成形し、雄型を上昇さ
せて雌型外に退出させる第2工程と、椀状に成形した外
包材内に所定量の内材を供給する第3工程と、雌型の上
部に介在させたシャッターの6個など複数の絞り片が開
いている状態で、プラグを、プラグ下面が前記絞り片の
上面と水平な位置まで下降させて雌型内の上端部に嵌
め、絞り片を閉じて外包材の内材から突出した上部を雌
型の軸心側に絞り、外包材によって内材を包み込み、所
要形状の成形品にする第4工程と、成形品を雌型外に取
り出して所要場所に搬出する第5工程とを、順次繰り返
し行うことを特徴としている。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載した可
塑性食品生地による内材包み込み成形方法において、多
孔質プラスチックなどの多数の通気小孔がある雌型およ
び雄型と、発酵性がある生地などの可塑性食品生地の外
包材と、内材とを用い、第2工程では、雄型を下降させ
て雌型内に進入させ、前記外包材を椀状に成形した後、
雌型の外周側を減圧し雌型内面から吸気しかつ雄型内部
を加圧し雄型外面から噴気しつつ雄型を上昇させて雌型
外に退出させ、第3工程では、雌型内面からの吸気を継
続しつつ椀状に成形した外包材内に内材を供給し、第4
工程では、プラグを下降するまで雌型内面から吸気し、
プラグの下降直後に吸気を停止して絞り片を閉じ、外包
材の内材から突出した上部を雌型の軸心側に絞り、外包
材によって内材を包み込み、所要形状の成形品とするこ
とを特徴としている。
【0006】請求項3の発明に係る可塑性食品生地によ
る内材包み込み成形装置は、多孔質プラスチックなどの
多数の通気小孔があり上面が開口した椀状雌型の上部
に、6個など複数の開閉可能な絞り片が枠体に支持して
あるシャッターを介在させ、雌型の外側を支持して囲む
下空気室を基板上に設けた複数の下部構造体と、下部構
造体の基板を一定間隔で上面に固定し、前記一定間隔を
間欠的に移動する旋回部材と、前記雌型内に予め所定量
に分割してある発酵性があるものなどの可塑性食品生地
の外包材を間欠的に供給する搬入機構と、前記雌型の上
方に配置した多孔性プラスチックなどの多数の通気性小
孔がある椀状の雄型内に上空気室を形成し、前記雄型を
雌型内に対し進入、退出させて外包材を椀状に成形させ
るための昇降用エアシリンダー機構を有する上部構造体
と、雌型内で椀状に成形した外包材内に所定量の内材を
供給する内材供給機構と、開いている複数の絞り片の上
面と水平な位置までプラグを下降させるプラグ昇降機構
および雌型内で椀状に成形した外包材の上部を絞る複数
の絞り片を閉じ、下降している前記プラグと共働して外
包材によって内材を包み込み成形品にするシャッター開
閉機構と、前記成形品を雌型内から取り出す取り出し機
構、および取り出し機構によって取り出した成形品を搬
出する搬出用機構とを備え、前記下空気室を減圧,加圧
の切り換え可能に加圧,減圧機構に接続し、さらに上空
気室を加圧機構に接続し、前記旋回部材の移動方向に沿
う下部構造体の間隔で、搬入機構、上部構造体と、プラ
グ昇降機構およびシャッター開閉機構と、取り出し機構
および搬出機構とを、この順序で下部構造体が停止する
位置にそれぞれ設置したものである。
【0007】請求項4の発明は、請求項3に記載した可
塑性食品生地による内材包み込み成形装置は、プラグの
中心部下面に一端が開口し、他端が大気に開口する通気
小孔を、プラグに設けたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
き図を参照して説明する。一実施形態の可塑性食品生地
による内材包み込み成形装置は、図1に示すようにイン
デックステーブル1の旋回板2上の円周方向6箇所に等
間隔で下部構造体3の基板4をそれぞれ固定してある。
【0009】下部構造体3は、図2に示すように、基板
4上に筒状のケーシング胴5を固定し、前記基板4、胴
5および環状の上抑え板6によって囲んだ内部に、シャ
ッター10で上下に仕切った下空気室7を形成してあ
る。前記胴5内には、半球状の下部9a上に中間筒9b
が連なる雌型9を設け、中間筒9b上にはシャッター1
0の枠体11と上蓋12を支持し、上蓋12に雌型9の
上端部筒9cを支持し、雌型9の下部9aを支持部材1
3によって基板4に支持し、雌型9の上部筒9c上を前
記上抑え板6の内周部で抑え、上抑え板6の外周部を複
数の連結ボルト14によって締め付けてある。
【0010】前記シャッター10は、図2,図3に示す
ように、枠体11の下部内周に支持部11aを突出さ
せ、支持部11a上に形成した正六角形孔11b内に6
個の等脚台形状の絞り片15を開閉可能に支持し、絞り
片15の全開時にはこれらの内側辺が雌型9の中間筒9
b、上端部筒9cの内周面に対し外接する位置にあり、
枠体11の上面に短筒50を介して前記上蓋12を支持
し、これらを複数のボルト14によって固定し、絞り片
15の1つに先端部を嵌合固定した操作棒16を枠体1
1の横長孔11cに挿入して枠体11外に突出させた従
来公知のものである。なお、雌型9の中間筒9b、上端
部筒9c、シャッター10の枠体11、上蓋12は孔部
を同心に形成し、また、下空気室7は、基板4、胴5、
および枠体11の支持部11aによって雌型9の下部9
a、中間筒9bを囲んだ下部7aと、枠体11の上蓋1
2、上抑え板6、およびこれらの外周部間に設けた筒体
50によって雌型9の上部9cを囲んだ上部7bとから
なり、下部7aと上部7bとを空気の加圧,減圧用のパ
イプ8aと8bにそれぞれ接続し、これらのパイプ8
a,8bを弁を介して加圧,減圧機構(図示省略)に接
続してある。
【0011】図1に示すように、旋回板2には第1〜第
6ステーションSt.1〜St.6を円周方向に等間隔
で設け、第1ステーションSt.1上方には外包材45
の搬入用コンベア17の前端部を配置し、第2ステーシ
ョンSt.2の上方に上部構造体18を設けてある。上
部構造体18は、図1,図4に示すように、旋回板2の
外周に近接させて固定した台部材上に1対の支持枠19
を固定させ、支持枠19の上端にシリンダー支持板20
を固定し、この支持板20上に昇降用エアシリンダー機
構21のシリンダー21aを固定し、シリンダー21a
の下方に延びるピストンロッド21bを前記支持板20
に昇降可能に貫通させてその下方に突出させ、ピストン
ロッド21bの下端部に筒状の上胴22の上端部を嵌合
固定してある。
【0012】前記上胴22の下端部には椀状の雄型23
の上部をねじ嵌合させて締め付け、雄型23は半球状の
下部上に筒状の上部が連なり、上胴22の上部には加圧
パイプ24を接続し、このパイプ24が弁を介して空気
の加圧機構(図示省略)に接続してある。前記上胴22
とこれにねじ嵌合させた雄型23とによって、これらの
内部に上空気室25を形成してある。また、雄型23は
雌型9上にこれらと軸心が一致する位置に配置してあ
る。
【0013】前記雌型9と雄型23とは、小気孔が40
〜200ミクロン程度、好ましくは50〜70ミクロン
程度の多数小気孔を有するポリプロピレン、弗素樹脂な
どの非粘着性の多孔質プラスチックの成形品で構成して
ある。そして、雄型23は下降時に第2ステーションS
t.2で停止した雌型9に適宜の隙間を設けて挿入可能
な形状と大きさに形成してある。旋回板2の第3ステー
ションSt.3上方には従来公知の内材供給機構26を
設けてあり、第4ステーションSt.4の上方にはシャ
ッター操作機構27とプラグ昇降機構28とを設けてあ
る。
【0014】シャッター操作機構27は図1,図3に示
すように、旋回板2の外周に近接させて固定した台部材
上に台板29を設け、台板29上にシャッター10開閉
用エアシリンダー機構30のシリンダー30aを水平に
固定し、シリンダー30aの内方に突出するピストンロ
ッド30bの先端に固定した連結台31を前記台板29
の下方に昇降可能に支持し、連結台31に係合用エアシ
リンダー機構32のシリンダー32aを固定し、シリン
ダー32aの一側に突出するピストンロッド32bの先
端に係合体33を固定し、係合体33に形成した係合孔
33aを、前記シャッター10の枠体11から突出した
操作棒16に対し水平に位置させかつ抜き差し可能に配
置してある。なお、連結台31、これに設けた係合用シ
リンダー機構32、係合体33は、外方への後退時に下
部構造体3と干渉しないようにしてある。
【0015】前記プラグ昇降機構28は、図1,図5に
示すように、旋回板2の外周に近接させて固定した台部
材上に1対の支持枠34を突出させ、これらの上端に固
定したシリンダー支持板35上に昇降用エアシリンダー
機構36のシリンダー36aを固定し、シリンダー36
aの下方に延びるピストンロッド36bをシリンダー支
持板35に昇降可能に貫通させてその下方に突出させ、
ピストンロッド36bの下端に円板状のプラグ37を固
定し、このプラグ37を雌型9の上部筒9cに隙間なく
嵌合する大きさと配置にしてある。
【0016】また、プラグ37には、中心部下面に一端
が開口する通気小孔37aを形成し、通気小孔37a
は、プラグ37の中心部を上方に延びてピストンロッド
36bの下部に接続させ、この下部の外周面に他端を開
口させるなど、他端を大気に開口させてある。旋回板2
の第5ステーションSt.5上方には成形品の取り出し
機構38を設け、取り出し機構38の旋回板2外周側に
は搬出用コンベア39の後端部を配置してある。
【0017】前記取り出し機構38は、旋回板2の外周
に近接させて固定した台部材上に、図示省略した電動機
などの適宜の手段によって往復回動するL字状の回動ア
ーム40の基部を装着し、回動アーム40の先端屈曲部
に吸気カップ41を固定し、吸気カップ41を吸気パイ
プ42によって弁を介し減圧装置(図示省略)に接続し
てある。また、旋回板2の外周に近接させて固定した台
板上に支え板43を固定し、支え板43の外端部に切欠
部43a形成し、支え板43上に押し出し用エアシリン
ダ機構44のシリンダ44aを固定し、このシリンダ4
4aから外側に突出したピストンロッド44bの先端に
押し板44cを固定し、支え板43の外端部を前記搬出
用コンベア39の上方に配置してある。
【0018】旋回板2の第6ステーションSt.6は、
雌型9の清掃部にしてある。前述のように構成した一実
施形態の可塑性食品生地のよる内材包み込み成形装置を
用いて一実施形態の包み込み方法を行うには、インデッ
クステーブル1の旋回板2の停止状態で、予め所定量に
分割したパンなどの発酵性の可塑性食品生地からなる外
包材45を、図6(a)に示すように、搬入用コンベア
17上に載せておき、このコンベア17の駆動によっ
て、外包材45を上方から第1ステーションSt.1に
位置し、シャッター10の絞り片15が開いている1番
目の雌型9内に供給し、搬入用コンベア17を停止させ
る第1工程を行う。
【0019】次に、インデックステーブル1を作動させ
て、旋回板2を時計方向に60°回動させ、第2ステー
ションSt.2に外包材45を入れた1番目の雌型9
を、第1ステーションSt.1に2番目の雌型9を、そ
れぞれ送って停止させる。この状態で、第2ステーショ
ンSt.2に配置した上部構造体18の昇降用エアシリ
ンダー機構21を動作させて、上昇していた雄型23を
下降させることで、雄型23を1番目の雌型9内に進入
させて、図6(b)に示すように、外包材45を椀状に
成形する。
【0020】続いて、1番目の雌型9の外周側に設けた
下部7aと上部7bとからなる下空気室7内を減圧させ
て、1番目の雌型9の内面から吸気し、成形した外包材
45を1番目の雌型9内面の下部9aから上部筒9cの
下部まで密着保持させると共に、雄型23の内部に設け
た上空気室25内を加圧して雄型23の下部外面から噴
気しつつ、昇降用エアシリンダー機構21を動作させて
雄型23を昇降復帰させ、昇降用エアシリンダー機構2
1を停止させ、第2工程を行う。この第2工程では、雄
型23が1番目の雌型9の上方に抜け出た時に雄型23
内からの噴気を停止し、1番目の雌型9の内面からの吸
気を継続させている。この間に、第1ステーションS
t.1にある2番目の雌型9に、搬入用コンベア17の
駆動によって外包材45を供給し、搬入用コンベア17
を停止させる第1工程を行う。
【0021】第2工程を行った後、旋回板2を時計方向
に60°回転させて1番目の雌型9を第3ステーション
St.3に送り、2番目,3番目の雌型9を第1,第2
ステーションSt.1,St.2にそれぞれ送って停止
させる。
【0022】第3ステーションSt.3では、内材供給
機構26を動作させ、図6(c)に示すように、所定量
の餡を球状に成形した1個の内材46を、1番目の雌型
9内の椀状に成形した外包材45内に上方から落下させ
て、内材供給機構26を停止させる第3工程を行う。こ
の第3工程中は、1番目の雌型9の内面からの吸気を継
続させている。
【0023】この間に、第1ステーションSt.1にあ
る3番目の雌型9には第1工程によって外包材を供給
し、第2ステーションSt.2にある2番目の雌型9で
は第2工程によって外包材を椀状に成形する。第3工程
後には、旋回板2を時計方向に60°回動させ、1〜4
番目の雌型9をそれぞれ第4〜第1ステーションSt.
4〜St.1に送って停止させる。
【0024】第4ステーションSt.4上方に配置した
プラグ昇降機構28の昇降用エアシリンダー機構36を
下降動作させ、図6(d)に示すように、上昇していた
円板状のプラグ37を下降させて、1番目の雌型9の上
部筒9cに嵌め、雌型9のシャッター10に絞り片15
が開いている状態で、これらの上面位置に対しプラグ3
7の下面位置を水平にしてプラグ37の下降を停止させ
る。この際、プラグ37が下降するまで、下空気室7内
を減圧して、1番目の雌型9内面から吸気し、プラグ3
7の下降直後に吸気を停止して、外包材45のシャッタ
ー10上に突出した部分をプラグ37で抑える。
【0025】この状態で、シャッター操作機構27の係
合用エアシリンダー機構32を前進動作させて、係合体
33の形成した係合孔33aを1番目の雌型9のシャッ
ター10に設けた操作棒16に係合させ、続いて、シャ
ッター操作機構27の開閉用エアシリンダー機構30を
閉動作させ、連結台31を介して操作棒16をこれの軸
方向と直交する閉方向に移動させ、プラグ37下面に絞
り片15の上面を摺動させつつ、絞り片15を閉じる。
【0026】絞り片15の閉動作は、図6(e)の状態
を経て、図6(f)の全閉状態にすることで、外包材4
5の上部を絞り片15によって雌型9の軸心側に絞り、
絞り片15が全閉するまでの間に、外包材45と内材4
6との間の空気を外包材45上端開口部からプラグ37
に設けた通気小孔37aを経て大気に排出し、外包材4
5と内材46とを密着させる。
【0027】また、絞り片15の閉動作によって、外包
材45の上部が絞られるが、外包材45の上端がプラグ
37に支えられているため、外包材45の上部が絞り片
15の上方にはみ出すことなく、外包材45の上部は厚
さを増し、その上端開口部が全閉した図6(f)の成形
品47では、外包材45の上部が内材46に食い込み、
ほぼ平坦になる。
【0028】その後、昇降用エアシリンダー機構36を
上昇動作させてプラグ37を上昇復帰させ、開閉用エア
シリンダー機構30を開動作させて操作棒16を開位置
に戻すと共に絞り片15を開く。続いて、係合用エアシ
リンダー機構32を後退動作させて、係合体33を操作
棒16から抜き出して後退復帰させ、第4工程を行う。
【0029】前述した1番目の雌型9に対し、第4工程
を行う間に、第1,第2,第3ステーションSt.1,
St.2,St.3にある4番目,3番目,2番目の雌
型9に対し、第1,第2,第3工程、すなわち外包材の
供給、外包材の成形、内材の供給をそれぞれ行う。第4
工程後には、旋回板2を時計方向に60°回動させて、
1〜5番目の雌型9をそれぞれ第5〜第1ステーション
St.5〜St.1に送って停止させる。
【0030】第5ステーションSt.5では、図6
(g)に示すように取り出し機構38の回動アーム40
を中立位置から適宜の手段で内側に回動させ、回動アー
ム40の先端部に固定した吸気カップ41を1番目の雌
型9内にある成形品47上に倒し、吸気カップ41内か
ら減圧装置によって吸気パイプ42を経て吸気すること
で成形品47を吸気カップ41に吸着させ、回動アーム
40を外側にほぼ180°回動させて、成形品47を上
下反転させ、吸気カップ41を支え板43の外端部に設
けた切欠部43aに入れ、吸気カップ42より大径の成
形品47を支え板43の外端部上に載せる。
【0031】その後、吸気カップ41からの吸気を止め
て成形品47を開放し、支え板43上に設けた押し出し
用エアリンダー機構44を前進動作させ、このエアシリ
ンダー機構44の押し板44cによって成形品47を搬
出用コンベア39上に押し出し、このコンベア39の駆
動によって成形品47を所要場所に搬出し、回動アーム
40を内側にほぼ90°回動させて、回動アーム40お
よび吸気カップ41を中立位置に戻して停止させる第5
工程を行う。なお、第5工程では、雌型9の内面からの
噴気を行う。
【0032】前述した第5工程を行う間に、第1〜第4
ステーションSt.1〜St.4にある5番目〜2番目
の雌型9に対し、第1〜第4工程、すなわち外包材の供
給、外包材の成形、内材の供給、外包材による内材の包
み込み成形をそれぞれ行う。第5工程後には、旋回板2
を時計方向に60°回動させて、1〜6番目の雌型9を
それぞれ第6〜第1ステーションSt.6〜St.1に
送って停止させる。
【0033】第5工程によって、1番目の雌型9が空に
なった後も、この雌型9は噴気を継続しつつ第6ステー
ションSt.6で停止し、1番目の雌型9は、下空気室
7内の加圧空気が前記雌型9を構成する多孔質プラスチ
ックの多数の通気小孔を経て前記雌型9の内面から噴気
することで、前記通気小孔に入っていた手粉や外包材の
一部などを雌型9内に吹き出すことで、この雌型9の内
面を短時間で清掃でき、その後、下空気室7内の加圧を
解除し、噴気を停止させる。
【0034】なお、前記清掃中に、1番目の雌型9内に
回転ブラシを挿入して、この雌型9の内面に付着した手
粉や外包材の一部を払い落して前記雌型9の開口から放
出させたり、吸気ダクトを前記開口に近接させること
で、吸気ダクトから手粉、外包材の細粒などを1番目の
雌型から吸い出したりしてもよい。前記清掃中に、第1
〜第5ステーションSt.1〜St.5にある6番目〜
2番目の雌型9に対し、第1〜第5工程、すなわち外包
材の供給、外包材の成形、内材の供給、外包材による内
材の包み込み成形、成形品の搬出をそれぞれ行う。
【0035】さらに、清掃を終わった1番目の雌型9
は、旋回板2を時計方向に60°回動させて第1ステー
ションSt.1に戻し、前述した各工程を繰り返し行う
ことで、各外包材の成形によってパン生地の場合に、生
地が加工損傷するのを抑え、パン生地の粘弾性をそのま
ま生かして、餡などの内材46を手作りに匹敵するよう
に包み込んだ成形品47が、機械的に能率よく製造で
き、成形品47を焼き上げることで、品質が揃った味の
よいパンができる。
【0036】他の実施形態に係る包み込み成形方法は、
小麦粉などの発酵性がない可塑性食品生地を用い、前述
した一実施形態と同様な第1〜第5工程を行い、饅頭用
などの成形品を機械的に製造でき、成形品を蒸し上げ、
または焼き上げることができる。なお、前述した他の実
施形態では、第2実施形態での雌型内面からの吸気、雄
型外面からの噴気、第3工程での雌型内面からの吸気、
第4工程での雌型内面からの吸気を省略してもよく、こ
の場合には、雌型と雄型は多孔質プラスチックなどの多
数の通気小孔があるものを用いなくてもよい。
【0037】この発明に用いる可塑性食品生地は、発酵
性があるパン生地,酒種生地を用いたり、弾力性の生麩
(なまぶ)餅などを外包材にしてもよく、内材は、餡に
限られることなく、ジャム、クリームや調理した肉と野
菜などを用いてもよい。また、発酵生地を外包材とする
場合には、従来公知の定量分割機によって発酵生地を予
め所定量に分割して用いることで、加工損傷を少なくし
て発酵生地のグルテン組織を回復させ、椀状の外包材に
成形し、その後、外包材内に内材を入れ、内材を外包材
によって包み込み成形することで、発酵生地の加工損傷
を抑えた機械的な包み込み成形ができる。
【0038】前記実施形態では、シャッターの絞り片を
6個にしたが、図8に示すように、シャッター10の絞
り片15を8個にして枠体11の8角形の孔に入れた
り、図示省略したが10個などにしたりしてもよく、ま
た、シャッター開閉機構は、前記実施形態に限られるこ
となく、適宜変更できる。この発明に係る包み込み成形
装置は、旋回板以外の旋回部材、搬入コンベア以外の搬
入機構、搬出コンベア以外の搬出機構をそれぞれ用いて
もよく、第5工程による雌型の清掃を噴気以外の手段で
行う場合や、第5工程を省略する場合には、下空気室を
減圧機構のみに接続すればよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
可塑性食品生地による内材包み込み成形方法は、予め所
定量に分割してある可塑性食品生地を外包材として用
い、この外包材を上面が開口した雌型内に供給する第1
工程を行う。次に、雄型を下降させて雌型内に進入させ
て前記外包材を腕状に成形し、雄型を上昇させて雌型外
に退出させる第2工程を行った後、椀状に成形した外包
材内に所定量の内材を供給する第3工程を行う。
【0040】その後、雌型の上部に設けたシャッターの
6個など複数の絞り片が開いた状態で、プラグを、これ
の下面が前記絞り片の上面と水平な位置まで下降させて
雌型内の上端部に嵌め、絞り片を閉じて外包材の内材か
ら突出した上部を雌型の軸心側に絞り、外包材によって
内材を包み込み、所要形状の成形品にする第4工程を行
う。
【0041】さらに、その後、成形品を、雌型外に取り
出して所要場所に搬出する第5工程を行い、第1〜第5
工程を順次繰り返し行うことで、次の効果がある。すな
わち、所定量の可塑性食品生地を外包材として雌型内に
供給し、雄型の進入によって雌型内の外包材を椀状に成
形して雄型を退出させた後、雌型の上部に設けたシャッ
ターの絞り片が開いた状態で、プラグを下降させ、これ
の下面が前記絞り片の上面と水平な位置まで下降させて
雌型内の上端部に嵌め、絞り片を閉動作させ、外包材の
上部によって内材を包み込んで成形する際に、プラグの
下面で、外包材の上部が絞り片の上方にはみ出したり、
はみ出した部分が千切れたりするのを抑え、外包材の上
部の軸部付近を厚くして内材に喰い込むようにして、外
包材の上部が確実に閉じた成形品を得ることができる。
【0042】請求項2の発明は、請求項1に記載した可
塑性食品生地による内材包み込み成形方法において、多
孔質プラスチックなどの多数の通気小孔がある雌型およ
び雄型と、発酵性がある生地などの可塑性食品生地の外
包材と、内材とを用い、第2工程では、雄型の下降によ
って雌型内に進入させ、前記外包材を椀状に成形した
後、雌型の外周側を減圧し雌型内面から吸気しかつ雄型
内部を加圧し雄型外面から噴気しつつ雄型を上昇させて
雌型外に退出させ、第3工程では、雌型内面からの吸気
を継続しつつ椀状に成形した外包材内に内材を供給し、
第4工程では、プラグを下降するまで雌型内面から吸気
し、プラグの下降直後に吸気を停止して絞り片を閉じ、
外包材の内材から突出した上部を雌型の軸心側に絞り、
外包材によって内材を包み込み、所要形状の成形品とし
ているので、次の効果がある。
【0043】すなわち、請求項1の発明による前記効果
に加え、適時に雌型の内面から吸気したり、雄型の外面
から噴気することで、椀状に成形した外包材を、雌型に
保持したり、雄型に付着したりすることを防止でき、手
作りの成形品と匹敵する成形品を能率よく機械的に製造
できる。そして、パン生地などの発酵性がある可塑性食
品生地からなる外包材によって内材を包み込み成形する
場合には、粘弾性がある前記生地の外包材の縮み度を抑
えた成形品を得ることができ、成形品を焼き上げるなど
によって品質のよいパンなどの製品にすることができ
る。
【0044】請求項3の発明の可塑性食品生地による内
材包み込み成形装置は、多孔質プラスチックなどの多数
の通気小孔があり上面が開口した椀状雌型の上部に、6
個など複数の開閉可能な絞り片が枠体に支持してあるシ
ャッターを介在させ、雌型の外側を支持して囲む下空気
室を基板上に設けた複数の下部構造体と、下部構造体の
基板を一定間隔で上面に固定し、前記一定間隔を間欠的
に移動する旋回部材と、前記雌型内に予め所定量に分割
してある発酵性があるものなどの可塑性食品生地の外包
材を間欠的に供給する搬入機構と、前記雌型の上方に配
置した多孔性プラスチックなどの多数の通気性小孔があ
る椀状の雄型内に上空気室を形成し、前記雄型を雌型内
に対し進入、退出させて外包材を椀状に成形させるため
の昇降用エアシリンダー機構を有する上部構造体と、雌
型内で椀状に成形した外包材内に所定量の内材を供給す
る内材供給機構と、開いている複数の絞り片の上面と水
平な位置までプラグを下降させるプラグ昇降機構および
雌型内で椀状に成形した外包材の上部を絞る複数の絞り
片を閉じ、下降している前記プラグと共働して外包材に
よって内材を包み込み成形品にするシャッター開閉機構
と、前記成形品を雌型内から取り出す取り出し機構、お
よび取り出し機構によって取り出した成形品を搬出する
搬出用機構とを備え、前記下空気室を減圧機構に接続し
あるいは減圧,加圧の切り換え可能に加圧,減圧機構に
接続し、さらに上空気室を加圧機構に接続し、前記旋回
部材の移動方向に沿う下部構造体の間隔で、搬入機構、
上部構造体と、プラグ昇降機構およびシャッター開閉機
構と、取り出し機構および搬出機構とを、この順序で下
部構造体が停止する位置にそれぞれ設置したので、請求
項2の発明に係る内材の包み込み成形方法を行うのに好
適し、可塑性食品生地または発酵性がある可塑性食品生
地からなる外包材によって内材を包み込み成形する方法
を行うのに好適し、発酵生地からなる外包材によって内
材を能率よく包み込んで成形でき、とくにパン生地、酒
種生地などの発酵性の可塑性食品生地を外包材として、
内材を包み込み成形する場合に好ましい。
【0045】請求項4の発明は、請求項3に記載した可
塑性食品生地による内材包み込み成形装置において、プ
ラグの中心部下面に一端が開口し、他端が大気に開口す
る通気小孔を、プラグに設けたので、外包材の上部を絞
り片によって絞り、これらが全閉するまでの間、外包材
と内材との間の空気を外包材の上端開口部から前記通気
小孔を経て大気に排出し、外包材の上部と内材とを密着
させることが確実にでき、これらが剥がれることを防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る可塑性食品生地に
よる内材包み込み成形装置を示した概略平面図。
【図2】図1に示した包み込み成形装置の下部構造体の
拡大縦断面図。
【図3】図2に示した下部構造体の平面図。
【図4】図1に示した包み込み成形装置の上部構造体の
拡大縦断面図。
【図5】図1に示した包み込み成形装置のプラグ昇降機
構の一部縦断拡大正面図。
【図6】この発明の一実施形態に係る可塑性食品生地に
よる内材包み込み成形方法を行う動作説明図。
【図7】シャッター変形例を示した平面図。
【符号の説明】
1 インデックステーブル 2 旋回板(旋回部材) 3 下部構造体 4 基板 5 ケーシング胴 6 上抑え板 7 下空気室 8 加圧,減圧パイプ 9 雌型 9a 下部 9b 中間部 9c 上端部筒 10 シャッター 11 枠体 12 上蓋 13 支持部材 14 連結ボルト 15 絞り片 16 操作棒 17 搬入用コンベア(搬入機構) 18 上部構造体 19 支持枠 20 シリンダー支持板 21 昇降用エアシリンダー機構 22 上胴 23 雄型 24 加圧パイプ 25 上空気室 26 内材供給機構 27 シャッター操作機構 28 プラグ昇降機構 29 台板 30 開閉用エアシリンダー機構 31 連結台 32 係合用エアシリンダー機構 33 係合体 34 支持枠 35 シリンダー支持板 36 昇降用エアシリンダー機構 37 プラグ 37a 通気小孔 38 取り出し機構 39 搬出用コンベア(搬出機構) 40 回動アーム 41 吸気カップ 42 吸気パイプ 43 支え板 44 押し出し用エアシリンダー機構 45 外包材 46 内材 47 成形品

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口した雌型内に所定量に分割し
    てある可塑性食品生地の外包材を供給する第1工程と、
    雄型を下降させて雌型内に進入させ、前記外包材を椀状
    に成形し、雄型を上昇させて雌型外に退出させる第2工
    程と、椀状に成形した外包材内に所定量の内材を供給す
    る第3工程と、雌型の上部に介在させたシャッターの6
    個など複数の絞り片が開いている状態で、プラグを、プ
    ラグ下面が前記絞り片の上面と水平な位置まで下降させ
    て雌型内の上端部に嵌め、絞り片を閉じて外包材の内材
    から突出した上部を雌型の軸心側に絞り、外包材によっ
    て内材を包み込み、所要形状の成形品にする第4工程
    と、成形品を雌型外に取り出して所要場所に搬出する第
    5工程とを、順次繰り返し行うことを特徴とする可塑性
    食品生地による内材包み込み成形方法。
  2. 【請求項2】 多孔質プラスチックなどの多数の通気小
    孔がある雌型および雄型と、発酵性がある生地などの可
    塑性食品生地の外包材と、内材とを用い、第2工程で
    は、雄型を下降させて雌型内に進入させ、前記外包材を
    椀状に成形した後、雌型の外周側を減圧し雌型内面から
    吸気しかつ雄型内部を加圧し雄型外面から噴気しつつ雄
    型を上昇させて雌型外に退出させ、第3工程では、雌型
    内面からの吸気を継続しつつ椀状に成形した外包材内に
    内材を供給し、第4工程では、プラグを下降するまで雌
    型内面から吸気し、プラグの下降直後に吸気を停止して
    絞り片を閉じ、外包材の内材から突出した上部を雌型の
    軸心側に絞り、外包材によって内材を包み込み、所要形
    状の成形品とすることを特徴とする請求項1に記載した
    可塑性食品生地による内材包み込み成形方法。
  3. 【請求項3】 多孔質プラスチックなどの多数の通気小
    孔があり上面が開口した椀状雌型の上部に、6個など複
    数の開閉可能な絞り片が枠体に支持してあるシャッター
    を介在させ、雌型の外側を支持して囲む下空気室を基板
    上に設けた複数の下部構造体と、下部構造体の基板を一
    定間隔で上面に固定し、前記一定間隔を間欠的に移動す
    る旋回部材と、前記雌型内に予め所定量に分割してある
    発酵性があるものなどの可塑性食品生地の外包材を間欠
    的に供給する搬入機構と、前記雌型の上方に配置した多
    孔性プラスチックなどの多数の通気性小孔がある椀状の
    雄型内に上空気室を形成し、前記雄型を雌型内に対し進
    入、退出させて外包材を椀状に成形させるための昇降用
    エアシリンダー機構を有する上部構造体と、雌型内で椀
    状に成形した外包材内に所定量の内材を供給する内材供
    給機構と、開いている複数の絞り片の上面と水平な位置
    までプラグを下降させるプラグ昇降機構および雌型内で
    椀状に成形した外包材の上部を絞る複数の絞り片を閉
    じ、下降している前記プラグと共働して外包材によって
    内材を包み込み成形品にするシャッター開閉機構と、前
    記成形品を雌型内から取り出す取り出し機構、および取
    り出し機構によって取り出した成形品を搬出する搬出用
    機構とを備え、前記下空気室を減圧機構に接続しあるい
    は減圧,加圧の切り換え可能に加圧,減圧機構に接続
    し、さらに上空気室を加圧機構に接続し、前記旋回部材
    の移動方向に沿う下部構造体の間隔で、搬入機構、上部
    構造体と、プラグ昇降機構およびシャッター開閉機構
    と、取り出し機構および搬出機構とを、この順序で下部
    構造体が停止する位置にそれぞれ設置したことを特徴と
    する可塑性食品生地による内材包み込み成形装置。
  4. 【請求項4】 プラグの中心部下面に一端が開口し、他
    端が大気に開口する通気小孔を、プラグに設けたことを
    特徴とする請求項3に記載した可塑性食品生地による内
    材包み込み成形装置。
JP3500297A 1997-02-19 1997-02-19 可塑性食品生地による内材包み込み成形方法およびその装置 Pending JPH10229807A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3500297A JPH10229807A (ja) 1997-02-19 1997-02-19 可塑性食品生地による内材包み込み成形方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3500297A JPH10229807A (ja) 1997-02-19 1997-02-19 可塑性食品生地による内材包み込み成形方法およびその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10229807A true JPH10229807A (ja) 1998-09-02

Family

ID=12429912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3500297A Pending JPH10229807A (ja) 1997-02-19 1997-02-19 可塑性食品生地による内材包み込み成形方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10229807A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005530514A (ja) * 2002-06-26 2005-10-13 ストルク タイタン ベスローテン フェンノートシャップ 三次元生産物を成型するための方法および成型用デバイス

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005530514A (ja) * 2002-06-26 2005-10-13 ストルク タイタン ベスローテン フェンノートシャップ 三次元生産物を成型するための方法および成型用デバイス
US7976303B2 (en) 2002-06-26 2011-07-12 Stork Titan B.V. Method and moulding devices for moulding three-dimensional products
US8770962B2 (en) 2002-06-26 2014-07-08 Stork Titan B.V. Method and moulding devices for moulding three-dimensional products
US9474286B2 (en) 2002-06-26 2016-10-25 Stork Titan B.V. Method and moulding devices for moulding three-dimensional products
US10905131B2 (en) 2002-06-26 2021-02-02 Stork Titan B.V. Method and moulding devices for moulding three-dimensional products

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3492371B2 (ja) 練粉製品を焼く多部品の型および焼いた練粉製品を作製する方法
KR20130012576A (ko) 중공체 모양의 구워진 제품을 제조하기 위한 방법 및 장치
JP4276800B2 (ja) 食品の包み込み成形方法とその装置
JP2013243977A (ja) 包被食品成形装置及び方法
JPH10229807A (ja) 可塑性食品生地による内材包み込み成形方法およびその装置
JP2000050854A (ja) 可塑性食品生地による内材包み込み成形方法およびその装置
CN220088418U (zh) 一种蜂蜜茴饼加工用按压装置
JPH10150905A (ja) 発酵生地による内材包み込み成形方法およびその装置
US3202114A (en) Method and apparatus for the production of crumb shells
CN114642220B (zh) 自动制备冠状挞皮的方法及装置
JPH11137231A (ja) 食品の生地成形方法および生地成形機
JP3400441B1 (ja) 食品成形方法、及びその装置
CN207665908U (zh) 一种糕点压缩成型机构
CN212589979U (zh) 蛋挞自动成型机
JP6041414B1 (ja) リング状食品成形装置及び方法
CN112998044A (zh) 一种蛋黄酥快速加工设备及方法
JP3439207B1 (ja) 食品の椀状成形方法とその機構
KR101963350B1 (ko) 빵제조시스템용 빵공급장치
CN219288588U (zh) 一种全自动蛋挞皮成型机设备
JP4045319B2 (ja) 食品包み込み成形装置
KR101893140B1 (ko) 타르트 쉘 성형장치 및 성형방법
JPH0686626A (ja) リングドーナツ成形装置及び方法
CN215873261U (zh) 一种成品面点加工用成型装置
CN111820257A (zh) 一种适用于自动化生产馄饨的传输设备
JP2004313072A (ja) 食品成形装置