JPH10229207A - 光モジュール - Google Patents
光モジュールInfo
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- JPH10229207A JPH10229207A JP9030899A JP3089997A JPH10229207A JP H10229207 A JPH10229207 A JP H10229207A JP 9030899 A JP9030899 A JP 9030899A JP 3089997 A JP3089997 A JP 3089997A JP H10229207 A JPH10229207 A JP H10229207A
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- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/42—Coupling light guides with opto-electronic elements
- G02B6/4292—Coupling light guides with opto-electronic elements the light guide being disconnectable from the opto-electronic element, e.g. mutually self aligning arrangements
Abstract
で光コネクタの着脱が容易な光モジュールを提供する。 【解決手段】 ピン孔に嵌合させたガイドピンを光コネ
クタとの間に掛け渡して光コネクタ10と突合わせ接続さ
れる光モジュール1。光モジュール1は、光コネクタと
の突合わせ接続状態を保持する保持部材2が一体に取り
付けられ、あるいは、保持部材を着脱自在に取り付ける
取付部が一体に設けられている。
Description
る光モジュールに関し、更に詳しくは光コネクタと着脱
自在な光モジュールに関する。
する際には、光ファイバ相互を簡易、且つ、高精度に接
続できることから光コネクタが使用されている。このよ
うな、光コネクタとして、例えば、MT(mechanically
transferable)コネクタやMTコネクタに着脱機能を付
加したMPO(multi-path push-on)コネクタが知られて
いる。
のフェルールに一端が固定される光ファイバとを有して
いる。このMTコネクタは、前記フェルールの光ファイ
バを挟む両側に位置決め用のガイドピンを挿通する2本
のピン孔が形成され、前記各ピン孔にガイドピンを挿通
してフェルール相互を位置決めし、他のMTコネクタと
突合わせ接続される。このとき、突合わせ接続された両
MTコネクタは、フェルール間に跨らせて金属ばね製の
着脱自在なクリップが取り付けられ、クリップのばね力
により両コネクタ間に適度の押圧力が付与される。一
方、MPOコネクタは、ばねが内蔵され、ワンタッチで
アダプタに着脱することにより他のMPOコネクタと簡
易に突合わせ接続される。
いては、ダウンサイジングの要請から各種光部品を一体
化した光モジュールが使用されており、前記光コネクタ
との簡易な接続も検討されている。ここで、前記MTコ
ネクタは、接続状態を保持する目的で前記金属製のクリ
ップが取り付けられる。しかし、前記クリップは、金属
製の板ばねを曲げ加工して作られ、コネクタへの着脱時
に過剰な応力をかけると組成変形してコネクタに作用す
る押圧力が弱くなってしまう。このため、前記クリップ
をMTコネクタに着脱するときには、過剰な応力をかけ
ないように特別の治具を必要とした。
で他のMPOコネクタと簡易に突合わせ接続できるが、
アダプタをを含めたコネクタの構造が複雑で、MTコネ
クタと比べて大型化してしまうという問題があった。本
発明は上記の点に鑑みてなされたもので、特別の治具を
用いる必要がなく、構造が簡単で光コネクタの着脱が容
易な光モジュールを提供することを目的とする。
を達成するため、ピン孔に嵌合させたガイドピンを光コ
ネクタとの間に掛け渡して前記光コネクタと突合わせ接
続される光モジュールであって、前記光コネクタとの突
合わせ接続状態を保持する保持部材が一体に取り付けら
れ、あるいは、前記保持部材を着脱自在に取り付ける取
付部が一体に設けられている構成としたのである。
素材から成形する。超弾性金属素材としては、例えば、
ニオブチタン合金等がある。ここで、本明細書におい
て、光モジュールとは、光機器,装置あるいはシステム
を構成するために使われるある機能を持った光デバイ
ス,光回路あるいは光機器をいうものとする。
乃至図14に基づいて詳細に説明する。先ず、本発明の
光モジュールの第1の実施形態を図1乃至図3に基づい
て説明する。光モジュール1は、エポキシ樹脂等のプラ
スチックからなる本体1aの前部に突出部1bが形成さ
れ、本体1a及び突出部1bの幅方向両側には2本のピ
ン穴1cが設けられている。光モジュール1は、本体1
aの内部にレーザダイオード(LD)、フォトダイオー
ド(PD)等の光部品が収容され、本体1aの側面から
はリードフレーム1dが延出している。また、光モジュ
ール1は、突出部1bを挟む本体1aの両側に2本のク
リップ2が一体に取り付けられている。
クタ等の光コネクタとの簡単な着脱を実現するもので、
光モジュール1の本体1aをインサートモールド等によ
って成形するときに一体に固定したり、あるいは成形後
に本体1aに接着等によって取り付けられる。各クリッ
プ2は、1本の超弾性金属線を折り曲げて成形され、本
体1aから光コネクタ10の長さに相当する長さを有す
るアーム部2aと、内方へ折り曲げて成形した係止部2
bを有している。係止部2bは、光モジュール1に光コ
ネクタ10を突合わせ接続したときに、光コネクタ10
の後述する後端面10eに弾性的に当接し、光コネクタ
10を突出部1b側へと押圧する。クリップ2は、超弾
性金属、例えば、Ni50〜52at%のマルテンサイト
逆変態開始温度が−40℃以下のニオブチタン合金を用
いることで、−40℃〜85℃の間での超弾性が得られ
る。この素材を使用したクリップ2は、例えば、線経0.
5mmのワイヤーを使用すると、引っ張り強度が2Kgf
以上あり、MTコネクタに使用するクリップに要求され
る1Kgf以上の必要条件を満たしている。
0aとテープファイバ10bとを有する、例えば、MT
コネクタである。フェルール10aは、幅方向両側の光
モジュール1の各ピン穴1cと対応する位置にピン孔1
0cが設けられ、前部に突合せ端面10dが、後部に後
端面10eが形成されている。以上のように構成される
本実施形態の光モジュール1は、以下のようにして光コ
ネクタ10と着脱される。
と突合わせ接続するときは、各ピン穴1cにガイドピン
11(図2参照)を所定長さ突出させて挿着する。次
に、各クリップ2の係止部2bをアーム部2aと共に弾
性力に抗して幅方向外方へ押し広げながら、フェルール
10aを2本のクリップ2の間に配置すると共に、各ピ
ン孔10cにガイドピン11を挿通させながら突合せ端
面10dを突出部1bに当接させる。
と、各クリップ2は、係止部2bが光コネクタ10の後
端面10eに、アーム部2aがフェルール10aの側面
に、それぞれ当接する。これにより、光モジュール1と
光コネクタ10とは、図2に示すように、ガイドピン1
1によって位置決めされて簡単に突合わせ接続される。
そして、光モジュール1と突合わせ接続された光コネク
タ10は、クリップ2の係止部2bから作用する弾性力
によって光モジュール1との突合せ方向へと押圧され、
接続状態が良好に保持される。
の突合わせ接続を解除するときは、前記と逆の操作よ
る。即ち、先ず、クリップ2の係止部2bを後部外方へ
と押し広げ、係止部2bの光コネクタ10の後端面10
eへの当接を解除する。次に、この状態で光コネクタ1
0を長手方向に引っ張って光モジュール1から引き離せ
ば、光モジュール1と光コネクタ10との突合わせ接続
が簡単に解除される。
具を用いなくとも簡単に光コネクタ10を着脱すること
ができ、構造が簡単なことから安価に提供することがで
きる。次に、本発明の光モジュールの第2の実施形態を
図4乃至図7に基づいて説明する。
ュールの説明並びに説明で使用する図面においては、第
1の実施形態の光モジュール1と対応する符号を使用す
ると共に、光コネクタ10は構成が同一なので同一の符
号を使用することにより、それぞれの詳細な説明を省略
する。光モジュール3は、図4に示すように、本体3a
の前部にクリップ4が一体に取り付けられている。
曲げて成形され、図5乃至図7に示すように、突出部3
bを挟む本体3aの両側に配置されるアーム部4aと、
アーム部4aの先端に形成されたW形状の弾性部4bと
を有している。弾性部4bには、係止部4cがフェルー
ル10aのピン孔10cと対応する両側の2カ所に形成
されている。
を突合わせ接続するときは、各ピン穴3cにガイドピン
11(図5参照)を所定長さ突出させて挿着する。次
に、クリップ4の弾性部4bを弾性力に抗して上方へ引
き上げ、フェルール10aの各ピン孔10cにガイドピ
ン11を挿通させながら突合せ端面10dを突出部3b
に当接させる。
部4bを解放すると、弾性部4bが元の位置に復帰する
と共に、各係止部4cが、図6に示すように、フェルー
ル10aの後端面10eにおいてピン孔10cに弾性的
に係止する。これにより、光モジュール3と光コネクタ
10とは、図5に示すように、ガイドピン11によって
位置決めされて簡単に突合わせ接続される。そして、光
モジュール3と突合わせ接続された光コネクタ10は、
クリップ4の各係止部4cから作用する弾性力によって
光モジュール3との突合せ方向へと押圧され、接続状態
が良好に保持される。
の突合わせ接続を解除するときには、前記と逆の手順に
よって各係止部4cのピン孔10cへの係止を解放すれ
ば、光モジュール3から光コネクタ10を簡単に外すこ
とができる。また、図8乃至図10は、本発明の光モジ
ュールの第3の実施形態を示すもので、光モジュール5
は、図8に示すように、突出部5bを挟む本体5aの両
側に2つのクリップ板6が取り付けられている。
て成形され、図9及び図10に示すように、本体5aの
両側に取り付けられるL字状の板で、アーム部6aと、
アーム部6aの先端に形成された係止部6bとを有して
いる。アーム部6aは、係止部6bに隣接する部分に凹
部6cが設けられている。一方、係止部6bは、フェル
ール10aのピン孔10cと対応する位置に半球状の突
起6dが形成されている。
を突合わせ接続するときは、各ピン穴5cにガイドピン
11(図9参照)を所定長さ突出させて挿着し、各クリ
ップ板6の係止部6bをアーム部6aと共に弾性力に抗
して幅方向外方へ押し広げる。次に、フェルール10a
を2つのクリップ板6の間に配置すると共に、各ピン孔
10cにガイドピン11を挿通させながら突合せ端面1
0dを突出部5bに当接させる。
と、各クリップ板6は、係止部6bが光コネクタ10の
後端面10eに、アーム部6aがフェルール10aの側
面に、それぞれ当接する。このとき、係止部6bにおい
ては、半球状の突起6dがフェルール10aのピン孔1
0cと係合し、光コネクタ10はガイドピン11の他、
突起6dによっても光モジュール5に対して位置決めさ
れる。
10とは、図9に示すように、ガイドピン11によって
位置決めされて簡単に突合わせ接続される。そして、光
モジュール5と突合わせ接続された光コネクタ10は、
クリップ板6の係止部6bから作用する弾性力によって
光モジュール5との突合せ方向へと押圧され、接続状態
が良好に保持される。
の突合わせ接続を解除するときには、前記と逆の手順に
よって各係止部6bの後端面10eへの係止を解放すれ
ば、光モジュール5から光コネクタ10を簡単に外すこ
とができる。次に、本発明の光モジュールの第4の実施
形態を図11乃至図14に基づいて説明する。
本体7aの両側にクリップ8を着脱自在に取り付ける第
1取付部7bと第2取付部7cが設けられ、エポキシ樹
脂等のプラスチックから一体成形されている。本体7a
は、幅方向中央に2本の光ファイバ7dが取り付けら
れ、光ファイバ7dを挟む両側には2本のピン穴7eが
形成されている。第1取付部7bは、上部に挿着溝7f
が形成され、挿着溝7fの下部には挿通孔7gが形成さ
れている。第2取付部7cは、挿着溝7fと対応する位
置に挿着溝7hが形成されている。また、光モジュール
7は、第2取付部7cに形成した挿着溝7h後方の本体
7a後部にストッパ7jが形成されている。光モジュー
ル7は、本体7aの内部にレーザダイオード(LD)、
フォトダイオード(PD)等の光部品が収容され、本体
7aの側面からはリードフレーム7kが延出している。
を折り曲げて成形され、図11に示すように、ガイド部
8a、係止部8b、アーム部8c及びブリッジ部8dを
有し、全体形状がU字状に成形されている。ガイド部8
aは、第1取付部7bの挿通孔7gに挿通してクリップ
8の前後方向への移動を案内する。係止部8bは、光モ
ジュール7を光コネクタ10と突合わせ接続したときに
フェルール10aの後端面10eに係止される。アーム
部8cは、挿着溝7fと挿着溝7hに挿着され、図12
に示すように、第1取付部7bと第2取付部7cとの間
に掛け渡される。ブリッジ部8dは、クリップ8の前後
方向への移動に際し、光モジュール7の後部に当接して
クリップ8の引き抜きを規制する。
は、ガイド部8aを第1取付部7bの挿通孔7gの挿通
すると共に、アーム部8cを第1取付部7bの挿着溝7
fと第2取付部7cの挿着溝7hに挿着し、図12に示
すようにクリップ8を取り付けて使用される。このと
き、光モジュール7は、光コネクタを突合わせ接続する
ときは、各ピン穴7eにガイドピン11(図9参照)を
所定長さ突出させて挿着し、クリップ8の係止部8bを
アーム部8cと共に弾性力に抗して幅方向外方へ押し広
げる。
間に配置すると共に、フェルールの各ピン孔にガイドピ
ン11を挿通させながら突合せ端面を光モジュール7の
前面に当接させる。次いで、押し広げた係止部8bを解
放すると、クリップ8は、係止部8bが光コネクタの後
端面に、アーム部8cがフェルールの側面に、それぞれ
当接する。
が、ガイドピン11によって位置決めされて簡単に突合
わせ接続される。そして、光モジュール7と突合わせ接
続された光コネクタは、クリップ8の係止部8bから作
用する弾性力によって光モジュール7との突合せ方向へ
と押圧され、接続状態が良好に保持される。一方、光モ
ジュール7と光コネクタとの突合わせ接続を解除すると
きには、前記と逆の手順によって各係止部8bのフェル
ールの後端面への係止を解放すれば、光モジュール7か
ら光コネクタを簡単に外すことができる。
合わせ接続しないクリップ8の非使用時には、図13に
示すように、クリップ8を押し込んでおく。このとき、
光モジュール7は、クリップ7を押し込もうとすると、
ブリッジ部8dが後部のストッパ7jと干渉して一旦は
押し込みが規制されるが、更に押し込むと、ブリッジ部
8dが後部のストッパ7jを乗り越えるので、簡単に押
し込むことができる。
bと第2取付部7cとが本体7aと一体に成形されたも
のについて説明した。しかし、第1取付部7bと第2取
付部7cは、光モジュール7が2以上の部品から構成さ
れている場合には、2以上の部品を光モジュール7とし
て組み上げたときにクリップ8を取り付けることができ
れば、いずれの部品に形成されていてもよい。
に、ブリッジ部8d側の両側に湾曲部8eを設けると、
湾曲部8eがばね力を発揮し、クリップ8に更に弾性力
を付与することができる。尚、上記実施形態の光モジュ
ールには、光コネクタと突合わせる前部に突出部が形成
したものがあるが、ガイドピンによって光コネクタと突
合わせ接続することができれば、第4の実施形態の光モ
ジュール7に示したように突出部は必須ではない。
要がなく、構造が簡単で光コネクタの着脱が容易な光モ
ジュールを安価に提供することができる。このとき、前
記保持部材を超弾性金属素材から成形すると、光コネク
タの着脱に際して保持部材に過剰な応力が作用しても、
組成変形することが抑制される。
斜視図である。
続した状態を示す平面図である。
斜視図である。
続した状態を示す平面図である。
斜視図である。
続した状態を示す平面図である。
すもので、クリップが着脱自在な光モジュールとクリッ
プとを示す斜視図である。
の側面図である。
光モジュール側に押し込んだ非使用状態の側面図であ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 ピン孔に嵌合させたガイドピンを光コネ
クタとの間に掛け渡して前記光コネクタと突合わせ接続
される光モジュールであって、前記光コネクタとの突合
わせ接続状態を保持する保持部材が一体に取り付けら
れ、あるいは、前記保持部材を着脱自在に取り付ける取
付部が一体に設けられていることを特徴とする光モジュ
ール。 - 【請求項2】 前記保持部材が、超弾性金属素材から成
形されている、請求項1の光モジュール。
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