JPH10229148A - 放熱装置 - Google Patents

放熱装置

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Publication number
JPH10229148A
JPH10229148A JP9044786A JP4478697A JPH10229148A JP H10229148 A JPH10229148 A JP H10229148A JP 9044786 A JP9044786 A JP 9044786A JP 4478697 A JP4478697 A JP 4478697A JP H10229148 A JPH10229148 A JP H10229148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
radiating
heat transfer
pipe sets
metallic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9044786A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Katooka
正男 加藤岡
Shuji Yokoyama
修二 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sansha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP9044786A priority Critical patent/JPH10229148A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目詰まりを起こさない高効率放熱装置を提供
する。 【解決手段】 熱伝達部2、3と放熱部1で構成されて
いる放熱装置において、前記放熱部1は平行に並べた金
属パイプで構成されている。前記金属パイプは前記熱伝
達部2の長さに相当する長さに加工され、前記金属パイ
プ相互間は半田付けまたは炉付けで接合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電力半導体装置が発
熱する熱を放熱する放熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術の一実施例を図6に示す。従
来の技術では熱伝達部62,63と放熱部61を具備
し、前記放熱部61は複数の板状金属で構成されてい
る。前記放熱部61の複数の板状金属は一定のピッチで
並列に並べられ、前記熱伝達部62,63に垂直に位置
し、前記熱伝達部62,63に接合される。前記熱伝達
部62,63に電力半導体装置を搭載して、前記電力半
導体装置から発熱する熱を前記熱伝達部62,63に伝
達して、前記放熱部61に伝えて空気に放熱する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術の放熱装置
では放熱装置の熱抵抗を下げるためには前記放熱部61
を構成する複数の板状金属の並列のピッチを狭くし、前
記複数の板状金属の数を増やして合計板状金属の表面積
を増やして放熱装置の放熱効率を高める必要がある。し
かし、前記金属板状の並列のピッチを狭くすると空気が
通過する隙間が狭くなり、埃等で前記放熱の目詰まりが
起こりやすくなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】第一の発明では、電力半
導体装置の発熱部の熱を伝達する金属板状の熱伝達部と
前記発熱部の熱を空気に放熱する放熱部とで構成する放
熱装置において、前記放熱部は半田または炉付けで平行
に接合した複数の金属パイプで構成し、前記放熱部の金
属パイプは前記熱伝達部に半田または炉付けで接合して
いることを特徴とする放熱装置である。すなわち放熱装
置の放熱部を複数のパイプで構成することで放熱装置の
表面積を大きくとり、放熱効率を向上することができ
る。
【0005】第二の発明では、第一の発明に記載の放熱
装置において、前記熱伝達部及び放熱部を銅で構成する
ことを特徴とする放熱装置である。すなわち、熱伝達部
及び放熱部に熱伝導率の高い金属を使用することで前記
放熱装置の放熱効率を向上する。
【0006】第三の発明では、第一の発明に記載の放熱
装置において、前記放熱部を固定する熱伝達部に溝を有
することを特徴とする放熱装置である。すなわち、熱伝
達部に溝を付けることで前記金属パイプを接合するとき
と接合した後の安定性が確保される。
【0007】
【発明の実施の形態】第一の発明の実施の形態を図1〜
3を参照して説明する。熱伝達部2,3と放熱部1で構
成されている。前記放熱部1は図2に示すように平行に
並べた金属パイプで構成されている。前記金属パイプは
前記熱伝達部2の長さに相当する長さに加工され、図2
に示す接合部20で、前記金属パイプは並べられ、前記
金属パイプ同士は半田付けで接合され金属パイプセット
21を構成する。
【0008】図2に示す金属パイプセット21は図1に
示す熱伝達部2と3の間に数枚立てた状態で接合され
る。
【0009】前記金属パイプセット21を組み立てた
後、前記金属パイプセット21を前記熱伝達部2,3に
再び熱を加えて接合するので、このときに前記金属パイ
プセットの接合が外れないためには、前記金属パイプセ
ット21のパイプ同士の接合に使用する接合材の融点は
前記金属パイプセット21を前記熱伝達部2,3に接合
するための接合材の融点より高い接合材を使用する必要
がある。
【0010】金属パイプセット21を数個重ねて前記熱
伝達部2と3の間に接合することによって前記金属パイ
プセット21数枚で風の通路を構成し広い面積で前記金
属パイプと風との間で熱交換が行われ、前記金属パイプ
セット21を冷却し、前記熱伝達部1が冷却されて前記
電力半導体装置を冷却する。
【0011】第二の発明の実施の形態では、第一の発明
の放熱装置において前記熱伝達部及び放熱部を銅で製作
することを特徴とする。銅の熱伝導率はアルミの熱伝導
率に比べて1.7倍程度と高いので銅を使用することで
前記電力半導体装置が発生する熱は前記熱伝達部2,3
から放熱部1に伝達しやすくなり、さらに放熱部1の全
域にアルミ材を使用したときに比べて広がりやすくな
る。
【0012】第三の発明の実施の形態を図3,4,5を
参照して説明する。図3は熱伝達部33に数個の角形溝
34を設けて前記金属パイプセット21を前記角形溝3
4に合わせて半田が前記角形溝34に流れ込んで前記金
属パイプセット21を接合する。
【0013】第三の発明の溝は図4に示し円弧形溝44
の形でも実施できる。図4には熱伝達部に円弧形溝44
を設けて前記金属パイプセット21を前記円弧形溝44
に合わせて半田が前記円弧形溝44に流れ込んで前記金
属パイプセット21を接続する。
【0014】第三の発明の溝は図5に示す三角形溝54
の形でも実施できる。図5には熱伝達部に丸形溝54を
設けて前記金属パイプセット21を前記三角形溝54に
合わせて半田が前記三角形溝54に流れ込んで前記金属
パイプセット21を接続する。
【0015】上記放熱部1の金属パイプには冷却する風
を送り込んでいるが、前記金属パイプに水冷用配管を接
続しても良い。
【0016】
【発明の効果】第一の発明によると前記熱伝達部2,3
と放熱部1で構成する放熱装置において前記放熱部1を
金属パイプで構成することで冷却する風との接触面積が
広くなり、風の通過の隙間を狭くすることなく放熱効率
を高めることができる。さらに第二の発明で前記熱伝達
部と放熱部を構成する金属に銅を使用することで、放熱
装置の熱伝導率を高めて、放熱装置の放熱効率を高め
る。なお、第三の発明では前記放熱部1を構成する金属
パイプを前記熱伝達部に接合する際に、より強固に固定
することができる。なお放熱装置を風冷用に用いるだけ
でなく水冷とし使用することもできる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の図面である。
【図2】本発明の実施の形態の図面である。
【図3】本発明の実施の形態の図面である。
【図4】本発明の実施の形態の図面である。
【図5】本発明の実施の形態の図面である。
【図6】従来技術の一実施例の図面である。
【符号の説明】
1 放熱部 2、3 熱伝達部 20 接続部 21 金属パイプセット 33,43,53 熱伝達部 34 角形溝 44 円弧形溝 54 三角形溝 61 放熱部 62,63 熱伝達部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力半導体装置の発熱部の熱を伝達する
    金属板状の熱伝達と前記発熱部の熱を空気に放熱する放
    熱部とで構成する放熱装置において、前記放熱部は半田
    または炉付けで平行に接合した複数の金属パイプで構成
    した複数の金属パイプセットで構成し、前記放熱部の金
    属パイプは前記熱伝達部に半田または炉付けで接合して
    いることを特徴とする放熱装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の放熱装置において、前
    記熱伝達部または放熱部の少なくとも一つが銅で構成す
    ることを特徴とする放熱装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の放熱装置において、前
    記放熱部を固定する熱伝達部は溝を有することを特徴と
    する放熱装置。
JP9044786A 1997-02-13 1997-02-13 放熱装置 Pending JPH10229148A (ja)

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JP9044786A JPH10229148A (ja) 1997-02-13 1997-02-13 放熱装置

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JP9044786A JPH10229148A (ja) 1997-02-13 1997-02-13 放熱装置

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JPH10229148A true JPH10229148A (ja) 1998-08-25

Family

ID=12701101

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JP9044786A Pending JPH10229148A (ja) 1997-02-13 1997-02-13 放熱装置

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JP (1) JPH10229148A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013211318A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Panasonic Corp ヒートシンク、及び、空気調和装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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